この記事のサマリー
・「一喜一憂」とは、状況の変化に応じて喜んだり心配したりする心の動きを表す四字熟語です。
・一喜一憂しやすい人は感受性が高く、期待や不安が感情の振れ幅が大きくなる傾向があります。
・自信の積み重ねや気持ちの切り替えを習慣化することで、一喜一憂は減らしていくことが可能です。
恋愛や仕事、人間関係など、私たちの日常は変化の連続です。分かっていても、小さな出来事に心が揺れ、一喜一憂してしまうことは少なくありません。
この記事では「一喜一憂」という言葉の正しい意味を整理した上で、感情が揺れやすい理由や、一喜一憂しにくくなる考え方を紹介します。気持ちを無理に抑えるのではなく、上手に整えるヒントを見つけていきましょう。
「一喜一憂」の意味は?
まずは、一喜一憂という言葉の意味を正しく確認しておきましょう。読み方は「いっきいちゆう」です。
意味
意味は、状況の変化に応じて、喜んだり心配したりすること。会話や文章では「必要以上に一喜一憂しない方がいい」「速報で一喜一憂し疲れた」など、気持ちが揺れやすい状態を指して使われることもあります。
辞書では次のように説明されていますよ。
いっき‐いちゆう〔‐イチイウ〕【一喜一憂】
[名](スル)状況の変化に応じて、喜んだり心配したりすること。「試合の途中経過の報に―する」
引用:『デジタル大辞泉』(小学館)
一喜一憂する人の特徴は?
できればしたくない「一喜一憂」。しかし、そうとは分かっていても、ついつい一喜一憂してしまう人もいるはず。そんな人たちには、どんな特徴があるのでしょうか?

感受性が豊か
一喜一憂しがちな人には、感受性が豊かな人が多いのではないでしょうか? 些細なことでも喜べることはとてもいいことですが、反対に、小さなことで深く落ち込んでしまうこともあるでしょう。感情の波が激しいと、自分も周りも疲れてしまいます。
期待が大きすぎる
相手や物事に対して期待が大きすぎると、結果が出るまでの途中経過が必要以上に気になることも。言葉を変えれば、「依存度が高い」ともいえるかもしれませんね。
途中経過を見て気持ちが大きく揺れても、結果そのものが変わるとは限りません。気持ちが消耗してしまうと、かえって判断や行動に影響が出ることもあるので、意識的に距離を取るのも一つの方法です。
相手や物事を信じて期待できることは素晴らしいことですが、度を越すと必要以上のエネルギーを消耗します。
感情を引きずりがち
一喜一憂しやすい人は、一時的な感情を引きずってしまう傾向があるようです。
フラットな気持ちでいるときに感じる喜びや悲しみよりも、嬉しいときに感じる悲しみや、悲しいときに感じる喜びの方が、感情のアップダウンは大きかったりしますよね。より敏感に、喜びや悲しみを感じ取ってしまうこともあるでしょう。
一喜一憂しない人のメンタル
一喜一憂しやすい人もいれば、一喜一憂しない人もいます。一喜一憂しない人は、どのようなメンタルを持っているのでしょうか?
感情的ではない
一喜一憂しやすい人とは反対に、一喜一憂しない人はあまり感情に左右されない傾向があります。小さなことで喜怒哀楽を表さないため、周囲に「冷静」「落ち着いている」という印象を与えることも。
周りに流されない
一喜一憂しない人は、そもそも結果が出るまでの途中経過を過度に気にしません。自分の考えや思いをしっかりと持ち、それを信じることができているからでしょう。自分に自信があるともいえますね。
気持ちの切り替えが早い
一つの物事にとらわれず、すぐに気持ちを切り替えることができるのも特徴です。物事を客観的に捉え、状況を冷静に捉えて「待つ」ことができることが、一喜一憂しないポイントではないでしょうか。

一喜一憂しない方法
一喜一憂しない人のメンタルを元に、一喜一憂しない方法も考えてみましょう! 一喜一憂しやすい自分を変えたいと思っている人は、具体的な方法が分かれば取り組みやすいかもしれません。
自分に自信を持つ
言うのは簡単ですが、とても難しいことです。しかし、自分の判断に一定の自信を持って、「今できることはやった!」と思える状態を作れると、途中経過に振り回されにくくなります。
自分に自信を持つためには、何か大きなことを成し遂げなくてはならない、ということではありません。小さくても構わないので、何か目標を設定し、それを達成することを繰り返します。そうすれば、自然と自分に自信がついていきますよ。
自分のやってきたことに納得する
自分が一喜一憂したところで、結果は変わるものではありません。そう考えると、気持ちの揺れで時間やエネルギーを消耗しすぎるのは、もったいないですよね。もし、結果が気になって仕方ないときは、自分がこれまでしてきたことを振り返り、改善すべき点や、評価できる点があったかどうかを考えてみては?
「これだけやった!」と自信を持てることもあれば、「こうすればよかった…」と反省することもあるでしょう。しかし、どちらにせよ、自分を客観的に分析することで「これ以上何もできることはない」という現状に納得すれば、気持ちが落ち着くはず。
気持ちの切り替えを癖づける
一時的な感情に支配されず、常にフラットな心の状態をキープすることは、一喜一憂しないメンタルを作るためのポイントの一つです。自然と気持ちの切り替えができる人もいれば、意識しないとうまくできない人もいますよね。
気持ちの切り替えが苦手な人は、普段から「自分は何をすれば、気持ちを切り替えることができるのか?」を理解しておくといいでしょう。例えば、ストレッチをする、本を読む、カラオケに行く、おいしいものを食べる… など。意識して気持ちを切り替えることを繰り返せば、いつしか癖になり、自然と切り替えられるようになりますよ。

「一喜一憂」に関するFAQ
ここでは、「一喜一憂」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。
Q1. 「一喜一憂」とは、どのような意味の言葉ですか?
A. 状況の変化に応じて、喜んだり心配したりと感情が揺れ動くことを表す四字熟語です。
Q2. 一喜一憂しやすい人には、どんな特徴がありますか?
A. 感受性が高く、期待や不安を強く感じやすいため、感情の振れ幅が大きくなりがちです。
Q3. 一喜一憂しない人は、感情が薄いのでしょうか?
A. そうではありません。感情を上手に整えたり切り替えたりしています。
最後に
一喜一憂する人の特徴やしない人のメンタル、そこから学ぶ一喜一憂しない方法まで紹介しました。一喜一憂しにくい人は、「落ち着いている」「冷静だ」と見られることもあります。とはいえ、感じ方の違いがあるだけで、感情がないわけでも、強い弱いで単純に決まるわけでもありません。メンタルの強さは、生まれ持った性格だけでなく、日々の心がけで育てることも可能。
心と体は繋がっているので、体の調子を整えれば、心の調子も整います。規則正しい生活をして、適度なトレーニングで健康な心身を心がけましょう! また、日記や信頼できる人との会話など、自分の気持ちを外に「出す」ことも大切です。
TOP・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock