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JP2648325B2 - 演算形ディジタル継電器 - Google Patents
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JP2648325B2 - 演算形ディジタル継電器 - Google Patents

演算形ディジタル継電器

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JP2648325B2 JP63052671A JP5267188A JP2648325B2 JP 2648325 B2 JP2648325 B2 JP 2648325B2 JP 63052671 A JP63052671 A JP 63052671A JP 5267188 A JP5267188 A JP 5267188A JP 2648325 B2 JP2648325 B2 JP 2648325B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力量を周期的にサンプリングして得ら
れた時刻データの演算処理結果に基づいて接点の開閉を
制御する演算形ディジタル継電器に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば電気共同研究第41巻第4号(昭和61年
1月電気共同研究会発行)に示された従来の演算形ディ
ジタル継電器を示すブロック図であり、図において、1
はこの演算形ディジタル継電器へ入力される電力系統の
電流または電圧等の入力量を、適当な電圧に変換する入
力変換器、2はこの入力変換器1の出力に含まれる高調
波成分を除去して電力系統の基本周波数(50Hzまたは60
Hz)を抽出するフィルタ回路、3はサンプリング時刻に
おけるフィルタ回路2の出力の値を保持するサンプルホ
ールド回路、4は各サンプルホールド回路3からの出力
を多重化するマルチプレクサ回路、5はマルチプレクサ
回路4の出力を量子化してディジタル量による時刻デー
タに変換するアナログ・ディジタル変換器(以下A/D変
換器という)、6はマイクロプロセッサ(以下CPUとい
う)、ランダムアクセスメモリ(以下RAMという)、リ
ードオンメモリ(以下ROMという)等で形成され、A/D変
換器5からの時刻データを演算処理して制御信号を生成
する演算処理部、7はこの演算処理部6の出力する論理
レベルの制御信号をリレーを駆動可能なレベルの制御信
号に変換する出力インタフェース回路、8は出力インタ
フェース回路7からの制御信号によって駆動される励磁
コイル、9はこの励磁コイル8によって開閉される接点
である。また、10は前記演算処理部6内にあって、例え
ば前記A/D変換器5から送られてくる入力量がその基本
周波数の電気角30゜間隔でサンプリングして得られた時
刻データの場合、ある所定時刻の時刻データvmからその
3サンプリング前の時刻データvm-3まで蓄積する蓄積機
能、11は蓄積機能10に蓄積された時刻データvmの二乗と
時刻データvm-3の二乗との和に基づいて前記入力量の振
幅値Vを演算する演算機能、12は演算機能11で演算され
た振幅値Vを基準値VSETと比較して前記励磁コイル8を
駆動する制御信号を生成する比較機能であり、これらは
演算処理部6を構成しているCPU,RAM,ROM等の作用によ
って実現される。
次に動作について説明する。当該演算形ディジタル継
電器への複数の入力量が、入力変換器1にてそれぞれ適
当な電圧に変換され、フィルタ回路2にて余分な高調波
成分が除去されてサンプルホールド回路3に送られる。
各サンプルホールド回路3は所定のサンプリング周期毎
にそのサンプリング時刻における前記フィルタ回路2の
出力の値を保持する。マルチプレクサ回路4は各サンプ
ルホールド回路3が保持している値を多重化してA/D変
換器5へ順次入力し、A/D変換器5はこのマルチプレク
サ回路4からの信号を量子化してディジタル量による時
刻データに変換し、演算処理部6へ送る。演算処理部6
はこのA/D変換器5からの時刻データを演算処理(リレ
ー演算)して制御信号を生成し、この制御信号を出力イ
ンタフェース回路7を介して励磁コイル8へ送り、接点
9の開閉を制御する。このようにして、例えば入力の電
流量が定められた基準値より大きくなった場合に接点9
を閉じるように制御すれば過電流継電器が実現できる。
ここで、このリレー演算としては、例えば次のような
ものがある。即ち、A/D変換器5より送られてくる、入
力量をその基本周波数の電気角30゜間隔でサンプリング
して得られた時刻データを蓄積機能10に蓄積して、この
蓄積機能10に蓄積されたある所定時刻の時刻データv
mと、それにより3サンプリング前の時刻データvm-3
に基づいて、入力量の振幅Vを、演算機能11にて V2=vm 2+vm-3 2 によって求めるものである。この場合、時刻データvmを vm=Vsin(ωt+θ) (ただし、θは任意の位相角、ωは角周波数を示す) で表せば、サンプリング間隔を基本周波数の電気角30゜
としているので、時刻データvmの3サンプリング前の時
刻データvm-3は電気角90゜前に相当する時刻の時刻デー
タ、即ち、 vm-3=Vsin(ωt+θ−90゜)=Vcos(ωt+θ) となる。従って、この両者を平方として和をとれば vm 2+v2 m-3=V2sin2(ωt+θ)+V2cos2(ωt+θ)
=V2 と表すことができ、入力量の振幅値Vはサンプリング時
刻の移送角θとは無関係に、ある所定時刻の時刻データ
vmと、それにより3サンプリング前の時刻データvm-3
に基づいて算出することが可能となる。
このようにして演算機能11にて算出された入力量の振
幅値Vは、比較機能12へ送られて基準値VSETと比較さ
れ、その結果、基準値VSETより大きな場合には出力イン
タフェース回路7に制御信号が送出されて励磁コイル8
に電流が流され、接点9が閉成する。
ここで、これまでの説明は、入力量の基本周波数に変
動がなく、電気角で90゜だけずれたサンプリング時刻の
時刻データを用いて演算するものであるため、入力量の
振幅値をサンプリング時刻における位相角θに依存する
ことなく求めることができたが、入力量の周波数が基本
周波数より変動した場合、サンプリング間隔は入力量の
基本周波数の電気角30゜のように時間的に固定されてい
るため、時刻データvm-3は電気角90゜から偏位してくる
ことになり、基本周波数以外の周波数では、振幅値の演
算値がサンプリング時刻の位相角θに依存するようにな
る。第4図はその周波数特性を示す特性図であり、横軸
に周波数を基本周波数の倍数で示し、縦軸にゲインを示
したものである。同図における影の部分がサンプリング
時刻の位相角θにより変動する変動幅であり、基本周波
数の奇数倍以外の周波数では大きな変動幅を持っている
ことがわかる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の演算形ディジタル継電器は以上のように構成さ
れているので、入力量の基本周波数以外の周波数では、
演算結果がサンプリング時刻の位相角θによって大きく
影響され、演算によって得られる振幅値がある幅をもっ
て変動することになるため、誤差範囲が大きくなるなど
の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、入力量の周波数が変動しても、その振幅値
の演算結果の誤差が小さく、精度の高い演算形ディジタ
ル継電器を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る演算形ディジタル継電器は、演算処理
部に、所定サンプリング分の時刻データを蓄積する蓄積
機能と、xおよびyを前記演算処理部の前段の回路の周
波数−ゲイン特性等に応じて適宜選択された数として、
ある所定時刻のxサンプリング前とyサンプリング前の
時刻データの積と、前記所定時刻の時刻データと所定時
刻のx+yサンプリング前の時刻データの積との差に基
づいて、入力量の振幅値を演算する演算機能を持たせた
ものである。
〔作 用〕
この発明における演算機能は、ある所定時刻の時刻デ
ータvm、そのXサンプリング前の時刻データvm-x、yサ
ンプリング前の時刻データvm-y、及びzサンプリング前
の時刻データvm-zを用い、時刻データvm-xとvm-yの積
と、時刻データvmとの積とvm-zの積との差に基づいて入
力量の振幅値の演算を行い、当該演算にz=x+yの条
件を付加することにより、演算結果がサンプリング時刻
の位相角の影響を受けないようにし、周波数の変動に対
する入力量の振幅値の演算結果の誤差を圧縮する。ま
た、前記xおよびyの選択を、演算処理部の前段の回路
の周波数−ゲイン特性に応じて行うことにより、前段の
回路の周波数−ゲイン特性の不足分を演算処理部により
最適に補うことができるなど、必要に応じてxおよびy
の適切な選択を行うことが可能である。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、1は入力変換器、2はフィルタ回路、3
はサンプルホールド回路、4はマルチプレクサ回路、5
はA/D変換器、6は演算処理部、7は出力インタフェー
ス回路、8は励磁コイル、9は接点、12は比較機能であ
り、第3図に同一符号を付した従来のそれらと同一、あ
るいは相当部分であるため詳細な説明は省略する。ま
た、13は前記演算処理部6内の蓄積機能で、前記A/D変
換器5から送られてくる時刻データを、ある所定時刻の
時刻データvmからそのzサンプリング前の時刻データv
m-zまで蓄積する点で、第3図の蓄積機能10とは異なる
ものであり、14は同じく前記演算処理部6内の演算機能
で、蓄積機能13に蓄積された時刻データvm-xとvm-yの積
と、時刻データvmとvm-zの積との差に基づいて前記入力
量の振幅値Vを演算する点で、第3図に示す演算機能11
とは異なっている。ここで、これら蓄積機能13及び演算
機能14は前記比較機能12とともに、演算処理部6を構成
しているCPU,RAM,ROM等の作用によって実現される。
次に動作について説明する。従来の場合と同様にし
て、当該演算形ディジタル継電器への複数の入力量が、
入力変換器1にてそれぞれ適当な電圧に変換され、フィ
ルタ回路2にて余分な高調波成分が除去されてサンプル
ホールド回路3に送られ、所定のサンプリング周期毎に
その値が保持され、マルチプレクサ回路4にて多重化さ
れてA/D変換器5へ送られ、そこで量子化されてディジ
タル量による時刻データに変換され、演算処理部6へ入
力される。演算処理部6はこの時刻データを後述する演
算処理(リレー演算)にて処理し、制御信号を生成して
出力インタフェース回路7を介して励磁コイル8へ送
り、接点9の開閉を制御する。このようにして、例えば
入力の電流量が定められた基準値より大きくなった場合
に接点9を閉じるように制御すれば、過電流継電器が実
現できる。
以下、演算処理部6における前記リレー演算について
説明する。即ち、入力量を例えばその基本周波数の電気
角30゜間隔でサンプリングし、A/D変換器5にてディジ
タル量に変換された時刻データを、z+1サンプリング
分以上、蓄積機能13に蓄積し、この蓄積機能13に蓄積さ
れたある所定時刻の時刻データvmと、それよりxサンプ
リング前の時刻データvm-x、yサンプリング前の時刻デ
ータvm-y、及びz(=x+y)サンプリング前の時刻デ
ータvm-zとに基づいて、入力量の振幅Vの演算を行う。
その場合、時刻データvmを vm=Vsin(nωt+θ) (ただし、ωは基本角周波数で、nωでn倍の任意の周
波数を示す) で示せば、他の時刻データvm-x,vm-y,vm-zはそれぞれ vm-x=Vsin(nωt+θ−nT1) vm-y=Vsin(nωt+θ−nT2) vm-z=Vsin(nωt+θ−nT3) (ただし、T1はxサンプリング前の基本周波数の電気
角、T2は同じくyサンプリング前、T3はzサンプリング
前の基本周波数の電気角を示す) となる。これらより、時刻データvm-xとvm-yの積とvm
vm-zの積との差をとれば vm-x・vm-y−vm・vm-z =V2〔sin(nωt+θ−nT1)・sin(nωt+θ−nT2) −sin(nωt+θ)・sin(nωt+θ−nT3)〕 =V2〔{sin(nωt+θ)cos nT1−cos(nωt+θ)sin
nT1} ×{sin(nωt+θ)cos nT2−cos(nωt+θ)sin n
T2} −sin(nωt+θ)・{sin(nωt+θ)cos nT3 −cos(nωt+θ)sin nT3}〕 =V2〔sin2(nωt+θ)・(cos nT1cos nT2−cos nT3) +cos2(nωt+θ)・(sin nT1sin nT2) +sin(nωt+θ)cos n(ωt+θ) ×{sin nT3−(sin nT1cos nT2+cos nT1sin nT2)}〕
…… となる。ここで、前記式が(nωt+θ)に依存しな
い関数にする為には、 cos nT1cos nT2−cos nT3=sin nT1sin nT2 sin nT3=sin nT1cos nT2+cos nT1sin nT2 即ち cos(nT1+nT2)=cos nT3 sin(nT1+nT2)=sin nT3 より、 nT1+nT2=nT3 であり、従って、 T1+T2=T3 であればよい。このような条件のとき前記式はvm-x
vm-y−vm・vm-z=V2sin nT1sin nT2 で表される。これより、 となり、これより入力量の振幅値Vを算出することがで
きる。このようにして演算機能14にて算出された入力量
の振幅値Vは、比較機能12へ送られて基準値VSETと比較
され、その結果、基準値VSETより大きな場合には出力イ
ンタフェース回路7に制御信号が送出されて励磁コイル
8に電流が流され、接点9が閉成する。
この前記式の係数1/(sin nT1 sin nT2)はサンプ
リング時刻の位相角θを含んでいない為周波数が一定で
あればどの位相において演算を実行しても解が一意的に
決定できる。
ここで、このような演算方式において、前記x,y,zの
各種組合せにおける周波特性の例を第2図(A)〜
(I)に示す。この図はサンプリング間隔が基本周波数
の電気角30゜の場合で横軸に基本周波数の倍数、縦軸に
ゲイン(即ち、前式でsin nT1 sin nT2に相当)を示し
ている。ここで、この第2図(A)はx,yが1、zが2
の場合を示し、(B)はxが1、yが2、zが3、
(C)はxが1、Yが3、zが4、(D)はxが1、y
が4、zが5、(E)はx,yが2、zが4、(F)はx
が2、yが3、zが5、(G)はxが2、yが4、zが
6、(H)はx,yが3、zが6、(I)はxが3、yが
4、zが7の場合をそれそぞれ示している。
ここで、具体的に、サンプリング間隔が入力量の基本
周波数の電気角30゜であって、ある所定時刻の時刻デー
タvmと、その3サンプリング前の時刻データvm-3、及び
6サンプリング前の時刻データvm-6とを用いて、入力量
の振幅値Vの演算を行う場合、即ち、第2図(H)に相
当する場合に、入力量の周波数が基本周波数より5%変
動した場合のゲインは、 sin2(1.05×3×30゜)=0.9926 となり、誤差は 1−0.9926=0.0079 と1%以下になる。
ちなみに、第3図に示す従来の例 (vm+vm-3 2) で考える。式を簡単にする為 x=nωt+θとおくと (ただし、ψは となる。従ってこの場合、周波数が基本周波数より変動
すると最大誤差は|cos nT|に相当するので、5%変動で
は7.8%(cos(0.95×90゜)=0.078)に相当する。
このように、この発明によれば、従来のものに比べて
大幅に誤差が改善されていることわかる。
また、前記xおよびyの選択を、演算処理部6の前段
のフィルタ回路2の周波数−ゲイン特性に応じて行うこ
とにより、フィルタ回路2の周波数−ゲーイン特性の不
足分を演算処理部6により補うようにすることができ
る。例えば、アナログフィルタ,ディジタルフィルタ等
よりなるフィルタ回路2が、周波数が高くなるにつれて
ゲインが小さくなる特性の場合には、第2図に示した
(A),(B),(C),または(E)等をこれに組み
合わせることにより、基本周波数付近におけるフラット
な特性を得ることが可能となり、フィルタ回路2が周波
数が高くなるにつれてゲインが大きくなる特性の場合に
は、第2図に示した(G)等をこれに組み合わせること
により、基本周波数付近におけるフラットな特性を得る
ことが可能となる。基本周波数付近における周波数特性
は、xおよびyによりそれぞれ異なるため、フィルタ回
路2の周波数特性に対して最適なxおよびyの選択を行
うことが可能である。
さらに、振幅値の演算および比較判定の速さが要求さ
れる演算形ディジタル継電器の場合には、第2図の
(A)を用いることができる。この場合、現在値から60
゜前までのデータのみにより振幅値を演算することがで
き、リアルタイムで振幅値の演算および比較判定を行う
ことができる。
さらに、振幅値の演算値が負の部分を0と処理して正
の部分のみを使用することにより、不要な周波数領域を
カットすることが可能となる。例えばこのようにするこ
とで、第2図の(B)においては高調波次数3〜6の領
域の、第2図の(C)においては高調波次数2〜4の領
域のゲインを0とするフィルタのついた振幅値演算結果
を得ることができ、トランスのインラッシュや電流変成
器の飽和の際に含まれる高調波次数2や3の成分を大幅
にカッオすることが可能となり、精度のよいリレー演算
を行うことが可能となる。
なお、上記実施例では、本発明の過電流継電器につい
て実施した場合について述べたが、振幅値を演算するも
のであれば、例えば、不足電圧、過電圧、不足電流等の
演算形ディジタル継電器であってもよく、上記実施例と
同様の効果を奏する。
また、上記実施例では振幅値の演算を、サンプリング
時刻の位相角に無関係に一定の値を得られるようにして
いるので、別にディジタルフィルター処理をした後にこ
の演算処理を実行することにより、任意の周波数特性を
もつ振幅値の演算が可能な演算形ディジタル継電器異を
実現できる。
また、第2図の各種周波数特性は、電気角30゜のサン
プリング間隔の場合の周波数特性であったが、他のサン
プリング間隔であっても、x+y=zの条件さえ満足す
れば同様にサンプリング時刻の位相角に無関係に一定の
値をとる周波数特性を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ある所定時刻の時
刻データvm、そのxサンプリング前の時刻データvm-x
yサンプリング前の時刻データvm-y、及びzサンプリン
グ前の時刻データvm-zを用い、時刻データvm-xとvm-y
積と、時刻データvmとvm-zの積との差に基づいて入力量
の振幅値の演算を行い、当該演算にz=x+yの条件を
付加するように構成したので、演算結果がサンプリング
時刻の位相角の影響を受けることがなくなり、周波数の
変動に対する入力量の振幅値の演算結果の誤差が圧縮さ
れて、精度の高い演算形ディジタル継電器が得られる効
果がある。また、前記xおよびyの選択を、演算処理部
の前段の回路の周波数−ゲイン特性に応じて行うことに
より、前段の回路の周波数−ゲイン特性の不足分を演算
処理部により最適に補うことができる効果があり、さら
に、振幅値の演算および比較判定の速さの要求程度等を
考慮してxおよびyの選択を行うなどのことができる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による演算形ディジタル継
電器を示すブロック図、第2図はその周波数特性を示す
特性図、第3図は従来の演算形ディジタル継電器を示す
ブロック図、第4図はその周波数特性を示す特性図であ
る。 6は演算処理部、8は励磁コイル、9は接点、12は比較
機能、13は蓄積機能、14は演算機能。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力量を周期的にサンプリングして量子化
    し、得られたディジタル量による時刻データを演算処理
    部にて処理し、その処理結果に基づいて励磁コイルの通
    電を制御して接点を開閉させる演算形ディジタル継電器
    において、xおよびyを前記演算処理部の前段の回路の
    周波数−ゲイン特性等に応じて適宜選択された数とし
    て、ある所定時刻の時刻データVm、前記所定時刻のxサ
    ンプリング前の時刻データVm-x、前記所定時刻のyサン
    プリング前の時刻データVm-y、及び前記所定時刻のx+
    yサンプリング前の時刻データVm-zを蓄積する蓄積機能
    と、前記蓄積機能に蓄積された前記時刻データVm-xとV
    m-yの積と前記時刻データVmとVm-zの積との差に基づい
    て前記入力量の振幅値を演算する演算機能と、前記演算
    機能で演算された前記振幅値を基準値と比較して、前記
    励磁コイルの通電を制御する制御信号を生成する比較機
    能とを、前記演算処理部に持たせたことを特徴とする演
    算形ディジタル継電器。
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