JPH0736668B2 - デイジタル形保護継電器 - Google Patents
デイジタル形保護継電器Info
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- JPH0736668B2 JPH0736668B2 JP60060255A JP6025585A JPH0736668B2 JP H0736668 B2 JPH0736668 B2 JP H0736668B2 JP 60060255 A JP60060255 A JP 60060255A JP 6025585 A JP6025585 A JP 6025585A JP H0736668 B2 JPH0736668 B2 JP H0736668B2
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- digital
- frequency
- amplitude value
- protective relay
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ディジタル形保護継電器、特に広い周波数範
囲にわたって誤差が少なく、周波数特性が改善されたデ
ィジタル形保護継電器に関するものである。
囲にわたって誤差が少なく、周波数特性が改善されたデ
ィジタル形保護継電器に関するものである。
電力系統を保護するために保護継電器が設けられるが、
この場合、保護されるべき電力系統の入力交流量の振幅
値を算出する必要のある場合がある。この場合、ディジ
タル形保護継電器では、その電力系統の正弦波電流又は
電圧あるいは、それらの両者を所定の時間間隔でサンプ
リングし、そのサンプリング値をディジタルデータに変
換して符号化をして伝送し、このディジタルデータのま
ま演算を行なって入力交流量の振幅値を計算する。この
ディジタルデータ入力から振幅値を算出する場合、一般
に第9図に示すように、ディジタルデータ入力処理1
と、直流成分及び2倍調波成分を減衰させるためのディ
ジタルフィルタ処理2とを実施した後に、振幅値算出演
算3を行なっている。ここで、サンプリング周波数が入
力交流周波数の12倍、即ち、60Hz入力に対しサンプリン
グ周波数が720Hzの場合を例にとると、サンプリングデ
ータはim,im-1,im-2…(mは時系列)となり、前記デ
ィジタルフィルタ処理としては、Z変換で なる関数で表わされるフィルタを用い、その結果、ディ
ジタルフィルタ処理後のデータImが得られる。そして振
幅値Ieを求める振幅値算出演算としては、例えば特公昭
54−41513号に示されるような、 Ie=K1{|Im|+|Im-3||+K2||Im|−|Im|}なる関
数で表わされる整流加算法、 や特開昭55−88514号に示されるような なる関数で表わされる2乗法などが従来から用いられて
いる。
この場合、保護されるべき電力系統の入力交流量の振幅
値を算出する必要のある場合がある。この場合、ディジ
タル形保護継電器では、その電力系統の正弦波電流又は
電圧あるいは、それらの両者を所定の時間間隔でサンプ
リングし、そのサンプリング値をディジタルデータに変
換して符号化をして伝送し、このディジタルデータのま
ま演算を行なって入力交流量の振幅値を計算する。この
ディジタルデータ入力から振幅値を算出する場合、一般
に第9図に示すように、ディジタルデータ入力処理1
と、直流成分及び2倍調波成分を減衰させるためのディ
ジタルフィルタ処理2とを実施した後に、振幅値算出演
算3を行なっている。ここで、サンプリング周波数が入
力交流周波数の12倍、即ち、60Hz入力に対しサンプリン
グ周波数が720Hzの場合を例にとると、サンプリングデ
ータはim,im-1,im-2…(mは時系列)となり、前記デ
ィジタルフィルタ処理としては、Z変換で なる関数で表わされるフィルタを用い、その結果、ディ
ジタルフィルタ処理後のデータImが得られる。そして振
幅値Ieを求める振幅値算出演算としては、例えば特公昭
54−41513号に示されるような、 Ie=K1{|Im|+|Im-3||+K2||Im|−|Im|}なる関
数で表わされる整流加算法、 や特開昭55−88514号に示されるような なる関数で表わされる2乗法などが従来から用いられて
いる。
〔背景技術の問題点〕 上記従来方式のものは、入力交流が商用周波数近傍にあ
ることを前提として考えられているため、入力交流が商
用周波数近傍、例えば60Hz近傍では性能上十分な精度が
得られるが、商用周波数から離れた入力に対しては、誤
差が大きくなる。
ることを前提として考えられているため、入力交流が商
用周波数近傍、例えば60Hz近傍では性能上十分な精度が
得られるが、商用周波数から離れた入力に対しては、誤
差が大きくなる。
したがって発電機保護継電器のように、20Hz〜100Hz
(商用周波数が60Hzの場合)の入力に対して十分誤差が
小さいことが要求される用途の場合は、使用することが
できなかった。
(商用周波数が60Hzの場合)の入力に対して十分誤差が
小さいことが要求される用途の場合は、使用することが
できなかった。
このことを以下に説明する。ここで商用周波数における
角周波数をω0,入力交流の角周波数をω,振幅をI,時
間をtで表わし、サンプリング周期が商用周期の1/12で
ある時、入力交流im,im-6は次の第(1)式で表わされ
る。
角周波数をω0,入力交流の角周波数をω,振幅をI,時
間をtで表わし、サンプリング周期が商用周期の1/12で
ある時、入力交流im,im-6は次の第(1)式で表わされ
る。
但しRe{ }は実部をとり出す演算 次に なる関数のディジタルフィルタ処理を行なうと、その出
力Imは以下のようになる。
力Imは以下のようになる。
即ち、振幅が の正弦波となる。したがって、この なる関数のゲイン−周波数特性は第10図のようになる。
ここで、 とすると、Im,Im-3,Im-6は、次の第(3)式のように
なる。
なる。
次に、振幅値算出演算として、 なる2乗法を用いた場合を一例として考えると、次の第
(4)式のようになる。
(4)式のようになる。
よって、前記した2乗法のゲイン、即ち、入力交流の振
幅I′と、得られた振幅値Ieとの比は、 となり、ゲイン−周波数特性は第11のようになる。
幅I′と、得られた振幅値Ieとの比は、 となり、ゲイン−周波数特性は第11のようになる。
以上により、 なる関数の前記したディジタル処理と、 なる2乗法とを組合せた総合的なゲインAは、次の第
(5)式で表わされ、そのゲイン−周波数特性は第12図
のようになる。
(5)式で表わされ、そのゲイン−周波数特性は第12図
のようになる。
上記方法により求めた振幅値は、入力交流の周波数が商
用周波数近傍では、入力交流の振幅を表わすが、周波数
が商用周波数から離れるにしたがって、商用周波数の時
に比べて各周波数における変動幅は小さいが、振幅を小
さく見積ることになる。
用周波数近傍では、入力交流の振幅を表わすが、周波数
が商用周波数から離れるにしたがって、商用周波数の時
に比べて各周波数における変動幅は小さいが、振幅を小
さく見積ることになる。
次に、他の例として振幅値が と表わされる2乗法で求めた場合を考えると、次のよう
になる。
になる。
Ie 2はt′,即ち、サンプリングのサイミングによって
変化するが、次の2値間の値となる。
変化するが、次の2値間の値となる。
よってIeは次の第(6)で示される2つの値の間の値と
なり、時間と共に変化することになる。
なり、時間と共に変化することになる。
したがってゲイン−周波数特性は第13図のようになり、
サンプリングのタイミングにより、斜線内のいずれかの
値となる。
サンプリングのタイミングにより、斜線内のいずれかの
値となる。
以上により、 なる関数の前記ディジタルフィルタ処理と、 なる前記2乗法とを組合せた総合的なゲインAは、次の
第(7)式で表わされるゲインA1と、第(8)式で表わ
されるゲインA2の間の値となり、そのゲイン周波数特性
は第14図のようになる。
第(7)式で表わされるゲインA1と、第(8)式で表わ
されるゲインA2の間の値となり、そのゲイン周波数特性
は第14図のようになる。
即ち、上述の方法によって求めた振幅値は、入力交流の
周波数が商用周波数近傍では、入力交流の2倍を表わす
が、周波数が商用周波数から離れるにしたがって、商用
周波数の時に比べて変動範囲が大きくなる。また、振幅
値演算として、前記整流加算法を用いた場合でも、振幅
値は入力交流の周波数が商用周波数から離れるにしたが
い、商用周波数の時に比べて変動範囲が大きくなる。
周波数が商用周波数近傍では、入力交流の2倍を表わす
が、周波数が商用周波数から離れるにしたがって、商用
周波数の時に比べて変動範囲が大きくなる。また、振幅
値演算として、前記整流加算法を用いた場合でも、振幅
値は入力交流の周波数が商用周波数から離れるにしたが
い、商用周波数の時に比べて変動範囲が大きくなる。
以上のようなディジタルフィルタ処理及び振幅値算出演
算を用いたディジタル形保護継電器を、送電線あるいは
変圧器保護などに用いた場合は、常時、商用周波数の交
流が入力されるため、商用周波数から離れることによる
誤差の増大を考える必要がなく問題とはならない。しか
し発電機保護においては、その出力交流の周波数が回転
数に応じて変化するため、例えば60Hz系では20Hz〜100H
zのように、広い周波数帯域で出来るだけ誤差の小さい
リレー判定方法、ひいては振幅値演算の方法が必要であ
り、前述のようなディジタルフィルタ処理と振幅値算出
演算の組合せは、商用周波数から離れた入力に対して誤
差が大きいために問題となる。
算を用いたディジタル形保護継電器を、送電線あるいは
変圧器保護などに用いた場合は、常時、商用周波数の交
流が入力されるため、商用周波数から離れることによる
誤差の増大を考える必要がなく問題とはならない。しか
し発電機保護においては、その出力交流の周波数が回転
数に応じて変化するため、例えば60Hz系では20Hz〜100H
zのように、広い周波数帯域で出来るだけ誤差の小さい
リレー判定方法、ひいては振幅値演算の方法が必要であ
り、前述のようなディジタルフィルタ処理と振幅値算出
演算の組合せは、商用周波数から離れた入力に対して誤
差が大きいために問題となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、商用周波数を含む広い周波数帯域に対し、誤差の小
さなディジタル形保護継電器を提供することを目的とし
ている。
り、商用周波数を含む広い周波数帯域に対し、誤差の小
さなディジタル形保護継電器を提供することを目的とし
ている。
本発明けは、サンプリング周期が商用周期の1/4n(但し
nは自然数)のとき、入力交流信号が商用周期から離れ
るとゲインが増加する周波数特性を有し、かつZ変換に
より (但しK,kは定数で|k|<1)又は近似式で表わされる関
数のディジタルフィルタと、ディジタルフィルタ処理後
のデータをIm(mはサンプリング時系列)としたとき、
振幅値が で表わされ、入力信号が商用周期から離れるとゲインが
減少する周波数特性を有する振幅値演算を用いることに
より、振幅値を相補して誤差を小さくするようにしたも
のである。
nは自然数)のとき、入力交流信号が商用周期から離れ
るとゲインが増加する周波数特性を有し、かつZ変換に
より (但しK,kは定数で|k|<1)又は近似式で表わされる関
数のディジタルフィルタと、ディジタルフィルタ処理後
のデータをIm(mはサンプリング時系列)としたとき、
振幅値が で表わされ、入力信号が商用周期から離れるとゲインが
減少する周波数特性を有する振幅値演算を用いることに
より、振幅値を相補して誤差を小さくするようにしたも
のである。
以下図面を参照して実施例を説明する。第1図は本発明
によるディジタル形保護継電器に適用されるディジタル
フィルタ処理及び振幅値算出演算の手順を示す一実施例
の流れ図である。なお、ディジタル形保護継電器の他の
構成部分は周知の回路及び手順であるため、これらの説
明は省略する。
によるディジタル形保護継電器に適用されるディジタル
フィルタ処理及び振幅値算出演算の手順を示す一実施例
の流れ図である。なお、ディジタル形保護継電器の他の
構成部分は周知の回路及び手順であるため、これらの説
明は省略する。
第1図において、ディジタルデータ入力処理1Aは、入力
された交流信号からサンプリングすることにより得たサ
ンプル値を、ディジタル信号に変換し、これによるディ
ジタルデータim,im-1,im-2……(mは時系列)を読込
み処理する。そいてサンプル周期は商用周期(周波数の
逆数)の1/4n(nは自然数)の周期とする。次のディジ
タルフィルタ処理2Aでは、Z変換で (但し|k|<1)と表わされる次の第(9)式により、
フィルタ処理後のデータIm(mは時系列)を求め、次の
振幅値算出演算3Aへ渡す。
された交流信号からサンプリングすることにより得たサ
ンプル値を、ディジタル信号に変換し、これによるディ
ジタルデータim,im-1,im-2……(mは時系列)を読込
み処理する。そいてサンプル周期は商用周期(周波数の
逆数)の1/4n(nは自然数)の周期とする。次のディジ
タルフィルタ処理2Aでは、Z変換で (但し|k|<1)と表わされる次の第(9)式により、
フィルタ処理後のデータIm(mは時系列)を求め、次の
振幅値算出演算3Aへ渡す。
前記した振幅値算出演算3Aでは、次の(10)式で表わさ
れる2乗法により、振幅値Ieを算出する。
れる2乗法により、振幅値Ieを算出する。
次に作用について説明する。ここで入力された交流信号
の振幅をI、角周波数をω、時間をt、商用角周波数を
ω0とし、サンプリング周期(周波数の逆数)を商用周
期のの1/4nとすると、前記したディジタルデータim,i
m-2nは、次の第(11)式で表わされる。
の振幅をI、角周波数をω、時間をt、商用角周波数を
ω0とし、サンプリング周期(周波数の逆数)を商用周
期のの1/4nとすると、前記したディジタルデータim,i
m-2nは、次の第(11)式で表わされる。
この第(11)式を第(9)式に代入する。
ここで、 とすると、前記フィルタ処理後のデータIm,Im-n,I
m-2nは、次の第(12)式のように表わせる。
m-2nは、次の第(12)式のように表わせる。
これらのフィルタ処理後のデータIm,Im-n,Im-2nは、
振幅値算出演算3Aに入力され、前記した第(10)式によ
り振幅値Ieが求められる。
振幅値算出演算3Aに入力され、前記した第(10)式によ
り振幅値Ieが求められる。
第(10)式及び第(12)式より となる。したがって入力された交流信号の振幅Iに対す
る振幅値Ieの比、即ち、ゲインAは、次の第(14)式で
表わされ、そのゲイン−周波数特性は、kの値に応じ
て、例えば第2図〜第4図のようになる。
る振幅値Ieの比、即ち、ゲインAは、次の第(14)式で
表わされ、そのゲイン−周波数特性は、kの値に応じ
て、例えば第2図〜第4図のようになる。
以上の説明のように、本実施例ではZ変換を用いて なる関数で表わされるディジタルフィルタ処理後に、2
乗法による振幅値算出演算 にて振幅値を求めているため、例えばk=0.2の場合に
は、第2図に示したように0.41ω0≦ω≦1.59ω0の範
囲、即ち、商用周波数が50Hzでは20.5Hz〜79.5Hz,60Hz
では24.6Hz〜95.4Hzの範囲で、0.8≦A≦1.0、即ち、ゲ
イン誤差が+0%,−20%以内に収まる。また、例えば
k=0.25の場合には第3図に示したように、0.5ω0≦ω
≦1.5ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは、25Hz〜
75Hz,60Hzでは30Hz〜90Hzの範囲で、0.97≦A≦1.04,即
ち、ゲインの誤差が±4%以内に収まる。更にk=0.3
の場合には、第4図に示したように、0.37ω0≦ω≦1.6
3ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは18.5Hz〜81.5
Hz、60Hzでは22.2Hz〜97.8Hzの範囲で、0.9≦A≦1.1、
即ち、ゲインの誤差が±10%以内に収まる。
乗法による振幅値算出演算 にて振幅値を求めているため、例えばk=0.2の場合に
は、第2図に示したように0.41ω0≦ω≦1.59ω0の範
囲、即ち、商用周波数が50Hzでは20.5Hz〜79.5Hz,60Hz
では24.6Hz〜95.4Hzの範囲で、0.8≦A≦1.0、即ち、ゲ
イン誤差が+0%,−20%以内に収まる。また、例えば
k=0.25の場合には第3図に示したように、0.5ω0≦ω
≦1.5ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは、25Hz〜
75Hz,60Hzでは30Hz〜90Hzの範囲で、0.97≦A≦1.04,即
ち、ゲインの誤差が±4%以内に収まる。更にk=0.3
の場合には、第4図に示したように、0.37ω0≦ω≦1.6
3ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは18.5Hz〜81.5
Hz、60Hzでは22.2Hz〜97.8Hzの範囲で、0.9≦A≦1.1、
即ち、ゲインの誤差が±10%以内に収まる。
したがって、第9図〜第14図に示した従来方式によるも
のよりも、商用周波数を含む、より広い周波数帯域に対
して誤差が小さくなる。
のよりも、商用周波数を含む、より広い周波数帯域に対
して誤差が小さくなる。
第5図は本発明の他の実施例のディジタルフィルタ処理
及び振幅値算出演算の手順を示す流れ図である。なお、
第1図と同様にディジタル形保護継電器の他の構成部分
は周知の回路及び手順であるため、説明は省略する。
及び振幅値算出演算の手順を示す流れ図である。なお、
第1図と同様にディジタル形保護継電器の他の構成部分
は周知の回路及び手順であるため、説明は省略する。
本実施例ではディジタルフィルタ処理2Bにおいて、Z変
換で と表わされる、次の第(15)式により、フィルタ処理後
のデータIm(Imは時系列)を求め、振幅値算出処理3Aへ
渡そうとするものである。その他の処理は第1図と同様
である。
換で と表わされる、次の第(15)式により、フィルタ処理後
のデータIm(Imは時系列)を求め、振幅値算出処理3Aへ
渡そうとするものである。その他の処理は第1図と同様
である。
次に作用について説明する。前記した実施例と同様に、
ディジタルデータim,im-2n,im-4nは第(16)式で表わ
される。
ディジタルデータim,im-2n,im-4nは第(16)式で表わ
される。
この第(16)式を第(15)式に代入する。
ここで、ωt′=ωt+β−π/2とすると、フイルタ処
理後のデータImは、次の第(17)式のように表わせる。
理後のデータImは、次の第(17)式のように表わせる。
あるいは第(16)式で表わされるデイジタルフイルタの
ゲインは、次の(18)式で表わされる。
ゲインは、次の(18)式で表わされる。
で表わされる振幅値算出演算3Aのゲインは、第(4)式
からわかるように、 であるから、本実施例にて得られる振幅値Ieの、入力さ
れた交流信号の振幅Iに対するゲインAは、次の第(1
9)式で表わされる。
からわかるように、 であるから、本実施例にて得られる振幅値Ieの、入力さ
れた交流信号の振幅Iに対するゲインAは、次の第(1
9)式で表わされる。
このゲイン−周波数特性はkの値に応じて例えば第6図
〜第8図のようになる。
〜第8図のようになる。
上記したように、本実施例ではZ変換を用いて なる関数で表わされるデイジタルフイルタの処理後に、
2乗法による にて振幅値算出演算し、振幅値Ieを求めているため、例
えばk=0.37の場合には、第6図に示すように0.425ω0
≦ω≦1.575ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは2
1.25Hz〜78.85Hz、60Hzでは25.5Hz〜94.5Hzの範囲で、
0.85≦A≦1、即ち、ゲインの誤差が+0%,−15%以
内に収まる。またk=0.4の場合には第7図に示すよう
に、0.395ω0≦ω≦1.605ω0の範囲、即ち、商用周波数
が50Hzでは、19.75Hz〜80.25Hz、60Hzでは23.7Hz〜96.3
Hzの範囲で、0.85≦A≦1、即ち、ゲイン誤差が+0
%,−15%以内に収まる。
2乗法による にて振幅値算出演算し、振幅値Ieを求めているため、例
えばk=0.37の場合には、第6図に示すように0.425ω0
≦ω≦1.575ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzでは2
1.25Hz〜78.85Hz、60Hzでは25.5Hz〜94.5Hzの範囲で、
0.85≦A≦1、即ち、ゲインの誤差が+0%,−15%以
内に収まる。またk=0.4の場合には第7図に示すよう
に、0.395ω0≦ω≦1.605ω0の範囲、即ち、商用周波数
が50Hzでは、19.75Hz〜80.25Hz、60Hzでは23.7Hz〜96.3
Hzの範囲で、0.85≦A≦1、即ち、ゲイン誤差が+0
%,−15%以内に収まる。
更に、k=0.46の場合には第8図に示すように、0.295
ω0≦ω≦1.705ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzで
は、14.75Hz〜85.25Hz、60Hzでは17.7Hz〜102.3Hzの範
囲で、0.8≦A≦1、即ち、ゲインの誤差が+0%,−2
0%以内に収まる。
ω0≦ω≦1.705ω0の範囲、即ち、商用周波数が50Hzで
は、14.75Hz〜85.25Hz、60Hzでは17.7Hz〜102.3Hzの範
囲で、0.8≦A≦1、即ち、ゲインの誤差が+0%,−2
0%以内に収まる。
したがって前記した第1の実施例よりも、更に広い周波
数帯域で誤差が小さくなる。
数帯域で誤差が小さくなる。
上記した各実施例では、サンプリング周期を入力される
交流信号の商用周期の1/4n(nは自然数)としている
が、これは商用周期の1/4間隔が得られるサンプリング
周期であれば、例えば商用周期の1/4,1/8,1/12,1/16な
ど、いずれでも良いことを示している。また商用周波数
も50Hzあるいは60Hzに限らず、何Hzであっても適用可能
である。
交流信号の商用周期の1/4n(nは自然数)としている
が、これは商用周期の1/4間隔が得られるサンプリング
周期であれば、例えば商用周期の1/4,1/8,1/12,1/16な
ど、いずれでも良いことを示している。また商用周波数
も50Hzあるいは60Hzに限らず、何Hzであっても適用可能
である。
更にディジタルフイルタ処理の関数として、Z変換を用
いて の各場合について説明したが、これに限るものではな
く、Z変換で なる関数か、またはこの近似式、例えば などでも良く、この近似を正確にするにしたがって、よ
り広い周波数帯域において、ゲインの誤差が小さくなる
ことも明らかである。更には、これらのディジタルフイ
ルタ処理の各関数として定数Kを乗じたものとして、ゲ
インがK倍となるだけであり、またkの値も上記各実施
例で示した値に限るものではなく、他の値としても、ゲ
イン−周波数特性が異なるものとなるだけであることは
明らかである。
いて の各場合について説明したが、これに限るものではな
く、Z変換で なる関数か、またはこの近似式、例えば などでも良く、この近似を正確にするにしたがって、よ
り広い周波数帯域において、ゲインの誤差が小さくなる
ことも明らかである。更には、これらのディジタルフイ
ルタ処理の各関数として定数Kを乗じたものとして、ゲ
インがK倍となるだけであり、またkの値も上記各実施
例で示した値に限るものではなく、他の値としても、ゲ
イン−周波数特性が異なるものとなるだけであることは
明らかである。
また、以上の各実施例において、振幅値Ieを、 の如く平方根の形で求めているが、これに限るものでは
なく、少なくともIe 2=▲I2 m-n▼−Im・Im-2nの演算を
用いていれば良いことも当然である。
なく、少なくともIe 2=▲I2 m-n▼−Im・Im-2nの演算を
用いていれば良いことも当然である。
以上説明した如く、本発明によれば入力交流のサンプリ
ング周期を1/4n(nは自然数)とし、かつディジタルフ
イルタ処理の伝達関数がZ変換にて (但しK,kは定数で|k|<1)と表わされる関数か又は近
似積とし、デイジタルデータをImとしたとき、振幅値Ie
2=▲I2 m-n▼−Im・Im-2nとなる演算をするよう構成し
たので、商用周波数を含む広い周波数帯域で誤差が小さ
く、交流信号の振幅値を求めることの可能なデイジタル
形保護継電器を提供できる。
ング周期を1/4n(nは自然数)とし、かつディジタルフ
イルタ処理の伝達関数がZ変換にて (但しK,kは定数で|k|<1)と表わされる関数か又は近
似積とし、デイジタルデータをImとしたとき、振幅値Ie
2=▲I2 m-n▼−Im・Im-2nとなる演算をするよう構成し
たので、商用周波数を含む広い周波数帯域で誤差が小さ
く、交流信号の振幅値を求めることの可能なデイジタル
形保護継電器を提供できる。
第1図は本発明によるデイジタル形保護継電器に適用さ
れるデイジタルフイルタ処理及び振幅値算出演算の手順
を示す一実施例の流れ図、第2図ないし第4図はゲイン
−周波数特性図、第5図は本発明の他の実施例のデイジ
タルフイルタ処理及び振幅値算出演算の手順を示す流れ
図、第6図ないし第8図はゲイン−周波数特性図、第9
図は従来方式のデイジタルフイルタ処理及び振幅値算出
演算の手順を示す流れ図、第10図ないし第14図はゲイン
−周波数特性図である。 1,1A…デイジタルデータ入力処理 2,2A,2B…デイジタルフイルタ処理 3,3A…振幅値算出演算
れるデイジタルフイルタ処理及び振幅値算出演算の手順
を示す一実施例の流れ図、第2図ないし第4図はゲイン
−周波数特性図、第5図は本発明の他の実施例のデイジ
タルフイルタ処理及び振幅値算出演算の手順を示す流れ
図、第6図ないし第8図はゲイン−周波数特性図、第9
図は従来方式のデイジタルフイルタ処理及び振幅値算出
演算の手順を示す流れ図、第10図ないし第14図はゲイン
−周波数特性図である。 1,1A…デイジタルデータ入力処理 2,2A,2B…デイジタルフイルタ処理 3,3A…振幅値算出演算
Claims (3)
- 【請求項1】電流もしくは電圧等の交流信号を入力し、
前記交流信号を一定周期でサンプリングしアナログ/デ
ィジタル変換して得たディジタルデータに対し、ディジ
タルフィルタ処理及び振幅値算出演算を行なうことによ
り、前記交流信号の振幅を算出して保護動作を行なうデ
ィジタル形保護継電器において、前記サンプリング周期
は前記交流信号の商用周期(周波数の逆数)の1/4nと
し、前記ディジタルフィルタ処理の伝達関数がZ変換に
て (但しK,kは定数で|k|<1)と表わされる関数か、また
はこの近似関数であり、前記振幅値算出演算はディジタ
ル処理後のデータをIm(mはサンプリング時系列)、振
幅値をIeとしたとき、少なくとも▲Ie 2▼=▲I2 m-n▼
−Im・Im-2nなる演算を用いることを特徴とするディジ
タル形保護継電器。 - 【請求項2】ディジタルフィルタ処理の伝達関数が、Z
変換にて (但しK,kは定数で|k|<1) と表わされる関数であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のディジタル形保護継電器。 - 【請求項3】ディジタルフィルタ処理の伝達関数が、Z
変換にて (但しK,kは定数で|k|<1)と表わされる関数であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジタル
保護継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60060255A JPH0736668B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | デイジタル形保護継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60060255A JPH0736668B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | デイジタル形保護継電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61221515A JPS61221515A (ja) | 1986-10-01 |
| JPH0736668B2 true JPH0736668B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13136876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60060255A Expired - Lifetime JPH0736668B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | デイジタル形保護継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736668B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2648325B2 (ja) * | 1988-03-08 | 1997-08-27 | 三菱電機株式会社 | 演算形ディジタル継電器 |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP60060255A patent/JPH0736668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61221515A (ja) | 1986-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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