JP2684516B2 - お供え餅用充填容器とその製造法 - Google Patents
お供え餅用充填容器とその製造法Info
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Description
の製造法に関する。
芯円形として、且つ内部の連通状態に一体成形された透
視可能な合成樹脂製充填容器内へ、搗きたての餅を流し
込み充填し、その後加熱殺菌・冷却固化させて、その容
器による密封包装状態の鏡餅やその他のお供え餅として
販売することが行なわれており、そのような充填容器の
ブロー成形法としては、本出願人から提出した特開平5
−178368号が公知である。
1)の境界をなす凹周溝部(13)での口径(s1)よ
りも径小な円形の餅流し込み口(17)を、その下段大
容器(12)の底面中央部に開口させていると共に、そ
の餅流し込み口(17)を密封するシールカバー(3
4)の肉厚を、容器自身の最も薄肉な部分よりも更に一
層薄肉に寸法化している。
カバー(34)を容器自身に比し、仮令薄肉化したとし
ても、これによる餅流し込み口(17)の密封後、殺菌
のための熱湯に浸漬(ボイル作用)されて、その容器自
身やシールカバー(34)との一体的に一旦膨張した餅
が、引続き冷却(自然乾燥)されることにより、その収
縮固化する過程において、上記容器自身やシールカバー
(34)を内側から吸引作用する時には、その餅の収縮
量をシールカバー(34)の凹み変形だけで完全に吸収
・補償することが困難であり、そのシールカバー(3
4)のみならず、容器自身の所謂ウイークポイントに相
当する最も薄肉な頂面中央部(北極点)(a)までも凹
み変形してしまい、商品価値を低下させるおそれなしと
しない。
身の最も薄肉な部分に比し、更に一層薄肉化したとして
も、これによって密封される餅流し込み口(17)の口
径(s2)は小寸法であるから、そのシールカバー(3
4)自身の変形許容範囲が狭小に限定されることとな
る。
器(11)の直径(d2)は、その餅流し込み口(1
7)の口径(s2)よりもかなり大寸法であり、しかも
その頂面の曲率半径が非常に大きく、水平面に近い形状
をなしている。
に充満されていなかったり、或いは餅の収縮作用に不測
なバラツキ変化が生じたりして、その餅の収縮量を上記
シールカバー(34)の凹み変形だけで、僅かでも吸収
・補償できないと、その不足分だけ直ちに上記容器の頂
面中央部(北極点)(a)が、あたかもダイヤフラムの
ように凹むこととなる。餅の収縮に伴なう上記吸引力
が、その容器のウイークポイントに集中作用するからで
ある。
容器(11)と下段大容器(12)との境界をなす凹周
溝部(13)が、大きな段差として極立つように造形さ
れているにも拘らず、その凹周溝部(13)での口径
(s1)よりも、餅流し込み口(17)の口径(s2)
がかなり小さく寸法化されているため、その容器内の隅
々に至るまで餅をすばやく、且つ完全に充満させ難い。
この種合成樹脂製の充填容器を特開 平5−178368
号の図24、25に記載の形状として、真空形成すると
すれば、その真空成形金型(1)からの離型を可能とす
る必要上、鏡餅本来のリアルな造形美を得ることができ
ず、商品価値の低下を余儀なくされる。
餅流し込み口(6)の口径が下段大容器(4)の直径と
等しく、その底面の全開状態にあるため、これを密封す
るためのシールカバー(8)として、かなり厚肉なもの
を用いる必要がある。
れを解体することが困難となり、逆に容器が薄肉である
と、餅の収縮量を上記厚肉なシールカバー(8)により
吸収・補償できないため、容器自身の頂面中央部が凹み
変形する結果となる。
の相克を企図しており、そのためにお供え餅用充填容器
としての構成上、内部の連通する上段小容器と下段大容
器とを、透視可能な熱可塑性合成樹脂から平面視の同芯
円形で、且つ側面視の積み重なるほぼ楕円形にブロー成
形したお供え餅用充填容器において、
器の直径よりも径小な円形の餅流し込み口を開口させ
て、その開口縁部からシールカバー溶着用のベースフラ
ンジを連続一体に張り出すと共に、そのベースフランジ
に上記容器自身の最も薄肉な部分よりも薄肉で、且つ容
器自身との親和性に富むシールカバーを溶着一体化する
ことにより、上記餅流し込み口から流し込み充填した餅
を密封することを特徴とし、
容器と下段大容器並びにその下段大容器の底面に付属す
る最も径大な捨て袋を備えた中空半成品を、透視可能な
熱可塑性合成樹脂パイプ材料のパリソンから全体的な平
面視の同芯円形にブロー成形した後、上記捨て袋のフラ
ツトな上面をシールカバーの溶着用張り出しベースフ ラ
ンジとして活かし、その捨て袋の残余部分を切り離し除
去することにより、上記下段大容器の底面をその大容器
の直径よりも径小な餅流し込み口として開口露呈させる
ことを特徴とするものである。
ば、その底面からシールカバー溶着用のベースフランジ
を連続一体に張り出すも、これによって大小容器の積み
重なる美麗な楕円形態が少しも阻害されず、この種容器
の真空成形品では得られない鏡餅本来のリアルな造形容
器として、その商品価値を大いに昂めることができる。
ルカバーは容器自身の最も薄肉な部分よりも薄く、その
容器との親和性を有するため、餅の冷却時における収縮
量を不足なく、完全に吸収・補償することができ、容器
自身のウイークポイントが凹み変形するおそれはない。
捨て袋も含む中空半成品のブロー成形により、上記造形
美に優れた容器を得られるほか、その捨て袋のフラツト
な上面を完成容器の上記シールカバー溶着用ベースフラ
ンジとして活用でき、その余の捨て袋を切り離し除去し
さえすれば、容器の底面に所定の餅流し込み口が自づと
開口露呈することになるため、著しく合理的であり、量
産効果を最大限に発揮させることができる。
と、図1〜3はそのお供え餅用充填容器(A)の完成状
態を、又図4〜8は同じく中空半成品(B)としてのブ
ロー成形状態を各々示しているが、その完成状態の充填
容器(A)は内部において連通する上段小容器(11)
と下段大容器(12)との積み重ね状態にあり、その大
小容器(12)(11)が平面視の同芯円形をなしてい
る。
(12)(11)の各個が緯線方向(横方向)に沿って
細長く延在するほぼ楕円形を呈していると共に、その上
段小容器(11)の頂面が中央部(北極点)(a)での
最も高い凸曲面として、透明又は半透明(乳白色)のポ
リエチレンやポリプロピレン、その他の熱可塑性合成樹
脂から一体にブロー成形されたものである。
の境界位置に陥没する凹周溝部であり、僅小な円弧面を
描きつつ、大小容器(12)(11)と滑らかに連続し
ている。この点、図示の実施例では凹周溝部(13)を
容器(A)の赤道線(O−O)よりも、若干の一定距離
(L1)だけ上方位置へ偏心させている。
して、大小容器(12)(11)における高さ(h1)
(h2)の比率を、好ましくは52:48から55:4
5の数値範囲内で相違させることにより、容器(A)を
鏡餅本来のリアルな美しい輪郭形状に造形している。
(12)(11)の直径差についても、その下段大容器
(12)の直径(d1)を100と仮定した時、これに
対する上段小容器(11)の直径(d2)を約82〜8
5の比率として、各々寸法化することが望ましい。
南極点を結ぶ仮想中央経線であり、後述するブロー成形
用割り金型のパーテイングラインに対応位置するが、そ
の中央経線(Y−Y)上には容器(A)を縦割り解体す
る時の回避基準となる指標筋目(14)が表出されてい
る。
時には、そのパーテイングラインと対応位置する中央経
線(Y−Y)上に、図9〜11のような耳状の所謂バリ
(1 5)が残ることとなり、そのバリ(15)を折り取
れば、容器(A)の表面に稜線状の痕跡が露出するの
で、これを上記指標筋目(14)として活用できるよう
になっているわけである。
中央部に、その大容器(12)の直径(d1)よりも小
さな口径(s1)として開口された円形の餅流し込み口
であり、その口径(s1)が小さくとも上記凹周溝部
(13)での口径(s2)とほぼ同等に寸法化されてい
る。
口(16)から、容器(A)内の隅々に至るまで空洞
(空気溜まり)を生成することなく、且つすばやく円滑
に流し込み充満させ得るようになっているのである。
6)の開口縁部から横外方へ連続一体に張り出すフラツ
トなベースフランジであり、後述するシールカバーの溶
着ベースとして機能する。その直径(d3)は下段大容
器(12)の上記直径(d1)よりも大きく寸法化され
ている。
完成した容器(A)との対比から明白なように、上記下
段大容器(12)の底面に連通する同芯円形の径大な捨
て袋(18)として、一旦大小容器(12)(11)と
の連続一体にブロー成形された後、上記捨て袋(18)
がそのフラツトな上面(18a)のみを残して、切り離
し除去されることにより、その残存するフラツトな上面
(18a)から上記直径(d3)を備えたシールカバー
溶着用ベースフランジ(17)として、仕上げ活用され
ることになる。
すると、そのブロー成形工程を示し た図12〜16にお
いて、(19)は向かい合う2個一対の割り金型であ
り、上記捨て袋(18)も含む上中下の3段に連通する
キヤビテイを備えていると共に、容器(A)の仮想中央
経線(Y−Y)をパーテイングライン(20)として、
相反方向へ開閉されるようになっている。
て袋(18)の各円周面や、その上段小容器(11)の
頂面は、両割り金型(19)の賦形面によって賦形され
るようになっているが、捨て袋(18)の底面だけは各
割り金型(19)へボルト(21)などを介して、別個
に組立固定された付属金型(20)により、賦形される
ようになっている。その付属金型(20)が上記割り金
型(19)の一部として、そのキヤビテイを区画してい
るわけである。
か一方に、やはりボルトなどを介して結合一体化された
気体圧送用シリンダーであり、そのピストンロツドが先
端部の鋭利な針状をなす気体噴出ノズル(24)とし
て、両割り金型(19)のパーテイングライン(20)
上に位置しつつ、捨て袋(18)の底面中央部に向かっ
て進退作動されるようになっている。
先づ両割り金型(19)を図12、13のように型開き
した上、上記した容器(A)の赤道線(O−O)よりも
一定距離(L2)だけ下方位置(捨て袋の存在側)に偏
倚する仮想緯線(X−X)と、上記中央経線(Y−Y)
との交叉点(P)を目指して、ポリエチレンやポリプロ
ピレンなどの熱可塑性合成樹脂から成るパイプ材料(パ
リソン)(M)を、その押出し成形機のダイス(図示省
略)から図12、13のように、容器(A)の直径方向
に沿って、両割り金型(19)の向かい合う相互間を貫
通横断する如くに送り込み、その両割り金型(19)を
型締めする。
される容器(A)との対応上、側面視のほぼ楕円形をな
す下段大容器(12)の高さ(h1)よりも、大きな直
径( d4)のものを用い、その円周面の上部が上段小容
器(11)の内部へ、同じく円周面の下部が捨て袋(1
8)の内部へ、各々入り込む関係状態に保つ。
によって、その送り込み長さ方向の両端部が図15のよ
うに閉塞され、完全な密封状態の中空体として挟持固定
されることになる。
(23)を捨て袋(18)の底面方向から進出作動さ
せ、そのノズル(24)を針として図14のように、上
記パリソン(M)の円周面を突き刺すことにより、気体
吹き込み孔(25)を開口させ、その吹き込み孔(2
5)からパリソン(M)の中空内部へ、圧縮エヤー又は
これに代る液体チツソなどのガスを吹き込むのである。
図16のように、上記割り金型(19)の賦形面に向か
って膨張し、やがてその賦形面に悉く密着すると共に、
その金型(19)に配給された冷却水による冷却作用も
受け、上記捨て袋(18)が底面に付属する上下2段の
中空半成品(B)として成形固化されることになる。
交叉点(P)を目指して、容器(A)の直径方向に沿う
貫通横断状態に送り込まれるようになっているため、そ
の膨張度が図14、15の矢印によって示唆する如く、
上記交叉点(P)から両割り金型(19)の賦形面に至
る間隔距離の長短差に基いて、これとの比例的に相違変
化することとなる。
込まれたパリソン(M)の両端部は、両割り金型(1
9)の型締めにより、図15のような閉塞状態に挟持固
定されるため、その圧縮気体の吹き込みを受けるも、そ
の膨張度の零として、バリソン(M)自身の材料厚みを
保ったままに残存する。
肉な腰骨(26)を形作る。パリソン(M)の向かい合
う両端部が、その直径(d4)に相当する長さ分だけ、
最も厚肉な一対の腰骨(26)として、容器自身の経線
方向(縦方向)に沿い延在することになるわけである。
尚、上記型締めにより挟持固定されたパリソン(M)の
両端部には、上記バリ(15)が付属的に生成すること
となる。
向の両端部を除く大部分は、割り金型(19)の拘束を
直接受けていないため、図8から明白なように、その両
腰骨(26)から容器(A)の経線方向と緯線方向へ遠
ざかるに連れて、その肉厚が徐々に薄く変化することと
なる。
(19)のパーテイングライン(20)と対応する容器
(A)の中央経線(Y−Y)上にある。又、その容器
(A)の赤道線(O−O)に比して、一定距離(L2)
だけ下方位置に偏倚した仮想緯線(X−X)上にある。
しかも、パリソン(M)の円周面は上段小容器(11)
と捨て袋(18)の内部へ、部分的に入り込む関係状態
にある。
向)に沿うパリソン(M)の膨張度については、その捨
て袋(18)の底面よりも上段小容器(11)の頂面の
方が大きく、その頂面が薄肉に造形されることとなる。
向)に沿うパリソン(M)の膨張度については、大小容
器(12)(11)の円周面よりも捨て袋(18)の円
周面の方が大きく、その後者が薄肉に造形されることと
なる。更に言えば、上記中央経線(Y−Y)を中心とす
る東西何れの円周方向へ遠ざかるも、徐々に且つ等しく
薄肉に変化し、その中央経線(Y−Y)と正しく直交す
る仮想経線(Z−Z)上において、最も薄肉に造形され
る結果となる。
から明白なように、その捨て袋(1 8)の付属する未だ
中空体としての半成品(B)であるため、その後型開き
することにより、両割り金型(19)から取り出した
上、上記捨て袋(18)のフラツトな上面(18a)を
一定な直径(d3)のシールカバー溶着用ベースフラン
ジ(17)として残すように、その捨て袋(18)を適
当な機械器具により、同図の矢印(x)(y)で示す如
く、縦方向又は横方向からカツト加工するのであり、そ
うすれば図1〜3のような容器(A)として完成するこ
とになる。
気体吹き込み孔(25)の開口する捨て袋(18)が、
一挙に切り離し除去されること勿論であり、下段大容器
(12)の底面に造形された餅流し込み口(16)が、
外界に開口露呈する結果となる。
(17)となるフラツトな上面(18a)を備えてお
り、その直径(d3)が下段大容器(12)の直径(d
1)よりも大寸法であるため、その捨て袋(18)の円
周面が薄肉に成形されることとなり、その周縁部からの
切り離し加工を極めて軽快に能率良く行なうことができ
る。
へ、搗きたての餅を流し込み充填するに当っては、その
容器(A)を餅流し込み口(16)が上向く倒立姿勢状
態として、図18のような回転受け筒(27)へ嵌め込
みセツトした上、その回転受け筒(27)を竪型回転軸
(28)の廻りに回転させつつ、図外の餅投入ホツパー
から押出スクリユー並びに餅注入ノズル(29)を経
て、容器(A)内へ餅を流し込むことが望ましい。
容器(A)の内周面へ、空洞(空気溜まり)を生成する
ことなく密着し、その空洞が透視されてしまう商品価値
の低下を防止できるからである。又、容器(A)の餅流
し込み口(16)は上記した通り、その小さくとも凹周
溝部(13)での口径(s2)とほぼ同等に寸法化さ れ
ているため、容器(A)内の隅々に至るまですばやく、
且つ確実に餅を充満させることができる。
み充填し終えたならば、その容器(A)を依然餅流し込
み口(16)が上向く倒立姿勢状態として、図19のよ
うなヒートシーラー(溶着機)の受け枠(30)へ載置
セツトする。
フランジ(17)にシールカバー(31)を、ヒートシ
ーラーの発熱体(32)によって溶着一体化し、その餅
流し込み口(16)を密封状態に保つのである。
7)を下段大容器(12)の直径(d1)よりも径大寸
法として、餅流し込み口(16)の開口縁部から張り出
し形成するならば、この部分を上記受け枠(30)と、
ヒートシーラーの発熱体(32)とによって安定良く挟
持する如く、その溶着作用を確固にすばやく遂行するこ
とができる利点がある。その意味から、上記受け枠(3
0)を自動間歇的に搬送し、その過程においてヒートシ
ーラーの発熱体(32)により、上記溶着作用を行なわ
せることも可能であると言える。
0、21から示唆されるように、容器(A)自身と同じ
ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性合成樹脂
から成る厚肉な裏シート(33)と、これによりも高い
耐熱性を有するナイロンなどの合成樹脂から成る薄肉な
表シート(34)との合紙体を用い、しかもその合紙体
としての全体的な肉厚を、容器(A)の最も薄肉な部分
よりも更に薄肉な寸法(例えば約85ミクロン)とし
て、その裏シート(33)を容器(A)の上記ベースフ
ランジ(17)に接触させた上、その裏シート(33)
のみを溶着一体化するのである。
度では、未だ表シート(34)が軟化変形しないので、
その表シート(34)によって化粧効果を昂めることが
できるほか、その表シート(34)には容器(A)の解
体方法などを案内する文字や図形、その他から成る表示
(図示省略)を、望ましくは着色カラーにより予じめ印
刷することもできる。
ンジ(17)には、そのブロー成形用金型(19)から
離型できる程度の突出高さ又は陥没深さを有する凹凸群
(35)を、図22、23のように賦形しておくことが
好ましい。
記シールカバー(31)とを、その凹凸群(35)によ
り一層確実な接触状態に保つことができ、上記ヒートシ
ールの発熱体(32)を、その接触界面にのみ1点集中
的に発熱作用させ得るからである。尚、その発熱体(3
2)としては電気により発熱する熱盤に限らず、高周波
又は超音波により発熱する型式などを広く採用できるこ
と、言うまでもない。
(A)のブロー成形法では、その容器(A)の赤道線
(O−O)よりも一定距離(L2)だけ下方位置に偏心
する仮想緯線(X−X)と、中央経線(Y−Y)との交
差点(P)を目指しつつ、パリソン(M)を容器(A)
の直径方向に沿って送り込み、両割り金型(19)の向
かい合う相互間へ貫通横断させ、その型締めにより上記
パリソン(M)を密封状態に挟持固定するようになって
いる。
腰骨(26)の向かい合う一対として造形され、これか
ら容器(A)の経線方向と緯線方向へ遠ざかるに連れ
て、その肉厚が徐々に薄く変化し、その結果図24、2
5のように上記中央経線(Y−Y)上に表出する指標筋
目(14)を回避基準として、その最も薄肉な上記中央
経線(Y−Y)と直交する仮想経線(Z−Z)に沿い、
ありふれた刃物(36)で切り目(37)を刻入するこ
とにより、その容器(A)を容易に縦割り解体でき、即
座に餅を取り出せる利点がある。
れるように、上記パリソン(M)を容器(A)の上下方
向に沿って、その両割り金型(19)の向かい合う相互
間へ貫通横断状態に送り込み、その型締めによりパリソ
ン(M)を密封状態に挟持固定すると共に、そのパリソ
ン(M)の長さ方向における一端部から、気体噴出ノズ
ル(24)の突き刺しによって、圧縮気体を吹き込むよ
うに定めても良い。
の捨て袋(18)の底面に開口することとなる気体吹き
込み孔(25)は、その後捨て袋(18)のカツト加工
により除去され、容器(A)として支障なく完成される
ことに変りがないからである。
金型(19)を示しており、上記捨て袋(18)を介し
て連続する対称形状の中空半成品(B)を、一挙にブロ
ー成形できるようになっている。同図から明白なよう
に、パリソン(M)を容器(A)の上下方向に沿って、
その両割り金型(19)の向かい合う相互間へ送り込む
と共に、そのパリソン(M)の円周面から気体噴出ノズ
ル(24)の突き刺しによって、圧縮気体を吹き込むよ
うに定めても良い。
(18)の円周面に開口することとなる気体吹き込み孔
(25)が、その後捨て袋(18)のカツト加工により
除去され、2個一対の容器(A)として一挙に、且つや
はり支障なく完成されることになるからである。
合、図28から示唆される通り、直径(d4)の大きな
パリソン(M)を容器(A)の直径方向に沿って、その
両割り金型(19)の向かい合う相互間へ送り込むと共
に、その密封状態に保ったパリ ソン(M)の長手方向に
沿う一端部から、気体噴出ノズル(24)によって圧縮
気体を吹き込むことも可能である。
る上段小容器(11)と下段大容器(12)とを、透視
可能な熱可塑性合成樹脂から平面視の同芯円形で、且つ
側面視の積み重なるほぼ楕円形にブロー成形したお供え
餅用充填容器(A)において、上記下段大容器(12)
の底面中央部に、その大容器(12)の直径(d1)よ
りも径小な円形の餅流し込み口(16)を開口させて、
その開口縁部からシールカバー溶着用のベースフランジ
(17)を連続一体に張り出すと共に、そのベースフラ
ンジ(17)に上記容器(A)の最も薄肉な部分よりも
薄肉で、且つ容器(A)との親和性に富むシールカバー
(31)を溶着一体化することにより、上記餅流し込み
口(16)から流し込み充填した餅を密封するようにな
っているため、冒頭に述べた従来技術の課題を悉く改良
できる効果がある。
はあくまでもブロー成形品であり、その上段小容器(1
1)と下段大容器(12)とが極立った凹周溝部(1
3)を備えた側面視の積み重なるほぼ楕円形に造形され
ている。しかも、その下段大容器(12)の底面中央部
に開口する餅流し込み口(16)は、上記大容器(1
2)の直径(d1)よりも小さく、その大容器(12)
の楕円形が美しく維持された状態にある。
容器と異なり、鏡餅本来のリアルな造形美を得られ、こ
の種容器としての商品価値を大いに昂めることができ
る。
する餅流し込み口(16)の開口縁部からは、シールカ
バー溶着用のベースフランジ(17)が連続一体に張り
出されており、これに溶着一体化されるシールカバー
(31)が、容器(A)自身の最も薄肉な部分よりも薄
肉で、且つ容器(A)との親和性に富むものであるた
め 、これによって餅の冷却時における収縮量を完全に吸
収・補償することができ、その不足によって容器(A)
のウイークポイントが凹み変形するおそれもない。
上記鏡餅本来の造形美を確保しつつも、その比較的大き
な餅流し込み口(16)から容器(A)内の隅々に至る
まで、空洞(空気溜まり)を生じるおそれなく、餅を円
滑・確実に流し込み充填することができるほか、上記餅
の冷却時における収縮量を、その大きな餅流し込み口
(16)により広範囲に吸収作用し得る効果もある。
器(A)のベースフランジ(17)に溶着一体化される
裏シート(33)が、これよりも耐熱性の高い表シート
(34)によって被覆された合紙状態にあるため、上記
溶着時に表シート(34)が軟化変化しないこととも相
俟ち、やはり商品価値の高い美麗な容器(A)として提
供できるのである。
の方法を採用することにより、極めて容易に量産するこ
とができる。
(12)並びにその下段大容器(12)の底面に付属す
る最も径大な捨て袋(18)を備えた中空半成品(B)
を、透視可能な熱可塑性合成樹脂パイプ材料のパリソン
(M)から全体的な平面視の同芯円形にブロー成形した
後、上記捨て袋(18)のフラツトな上面(18a)を
シールカバー(31)の溶着用張り出しベースフランジ
(17)として活かし、その捨て袋(18)の残余部分
を切り離し除去することにより、上記下段大容器(1
2)の底面をその大容器(12)の直径(d1)よりも
径小な餅流し込み口(16)として開口露呈させる製造
法によれば、中空半成品(B)としてブロー成形された
捨て袋(18)のフラツトな上面(18a)を、完成容
器(A)のシールカバー溶着用張り出しベースフランジ
(17)として活用でき、その余の捨て袋(18)を切
り離し除去しさえすれば、容器(A)の底面に自づと所
定の 餅流し込み口(16)が開口露呈することとなり、
著しく合理的であると言える。
示す全体概略斜面図である。
図である。
態を示す平面図である。
示す概略斜面図である。
パリソンとの位置関係を示す断面図である。
る。
形状態を示す図14に対応する断面図である。
面図である。
程を示す断面図である。
図である。
である。
形状態を示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
である。
断面図である。
ある。
断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】内部の連通する上段小容器(11)と下段
大容器(12)とを、透視可能な熱可塑性合成樹脂から
平面視の同芯円形で、且つ側面視の積み重なるほぼ楕円
形にブロー成形したお供え餅用充填容器(A)におい
て、 上記下段大容器(12)の底面中央部に、その大容器
(12)の直径(d1)よりも径小な円形の餅流し込み
口(16)を開口させて、その開口縁部からシールカバ
ー溶着用のベースフランジ(17)を連続一体に張り出
すと共に、 そのベースフランジ(17)に上記容器(A)の最も薄
肉な部分よりも薄肉で、且つ容器(A)との親和性に富
むシールカバー(31)を溶着一体化することにより、
上記餅流し込み口(16)から流し込み充填した餅を密
封することを特徴とするお供え餅用充填容器。 - 【請求項2】餅流し込み口(16)の口径(s1)を、
小さくとも大小容器(12)(11)の境界部に陥没す
る凹周溝部(13)での口径(s2)とほぼ同等に寸法
化したことを特徴とする請求項1記載のお供え餅用充填
容器。 - 【請求項3】シールカバー(31)を、容器(A)と同
じ熱可塑性合成樹脂の裏シート(33)と、これよりも
耐熱性の高い合成樹脂の表シート(34)とから成る合
紙体として、 その裏シート(33)のみをベースフランジ(17)に
溶着一体化したことを特徴とする請求項1記載のお供え
餅用充填容器。 - 【請求項4】上段小容器(11)と下段大容器(12)
並びにその下段大容器(12)の底面に付属する最も径
大な捨て袋(18)を備えた中空半成品(B)を、透視
可能な熱可塑性合成樹脂パイプ材料のパリソン(M)か
ら全体的な平面視の同芯円形にブロー成形した後、 上記捨て袋(18)のフラツトな上面(18a)をシー
ルカバー(31)の溶着用張り出しベースフランジ(1
7)として活かし、その捨て袋(18)の残余部分を切
り離し除去することにより、上記下段大容器(12)の
底面をその大容器(12)の直径(d1)よりも径小な
餅流し込み口(16)として開口露呈させることを特徴
とするお供え餅用充填容器の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6574294A JP2684516B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | お供え餅用充填容器とその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6574294A JP2684516B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | お供え餅用充填容器とその製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7021130A Division JP2577328B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | お供え餅用充填容器の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251890A JPH07251890A (ja) | 1995-10-03 |
| JP2684516B2 true JP2684516B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=13295781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6574294A Expired - Lifetime JP2684516B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | お供え餅用充填容器とその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2684516B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4946910B2 (ja) | 2008-02-22 | 2012-06-06 | 株式会社ニコン | レンズキャップ |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6574294A patent/JP2684516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4946910B2 (ja) | 2008-02-22 | 2012-06-06 | 株式会社ニコン | レンズキャップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07251890A (ja) | 1995-10-03 |
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