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JP2697326B2 - オフィスプランニング装置 - Google Patents
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JP2697326B2 - オフィスプランニング装置 - Google Patents

オフィスプランニング装置

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JP2697326B2
JP2697326B2 JP3036445A JP3644591A JP2697326B2 JP 2697326 B2 JP2697326 B2 JP 2697326B2 JP 3036445 A JP3036445 A JP 3036445A JP 3644591 A JP3644591 A JP 3644591A JP 2697326 B2 JP2697326 B2 JP 2697326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスプランニング
を行う際に利用されるオフィスプランニング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】企業など、比較的大きな組織がオフィス
ビルの複数の階に亘って入居するケ−スがよく見受けら
れる。このような場合に、組織は総務、人事、営業部門
を始め各種製造部門など多くの部門を有しているのが通
例であり、部門間ごとの近接関係、疎遠関係には多様化
したものがある。このため、オフィスビルの階層に沿っ
て各部門を割り当てるというバ−チカルゾ−ニング作業
を何の配慮もなく行うと、近接な関係を望む部門同士が
ビルの上と下に大きく隔てられてコミュニケ−ションが
取りづらくなったり、逆に疎遠な関係を望む部門同士が
同じフロア−に割り当てられるなど、不都合極まりない
事態を生じる。
【0003】そこで、近時のオフィスプランニングは、
部門間ごとに関係強さを調査してある種の値としてまと
め、その値に基づいて各部門間の関係を定量的に把握し
ながら配置作業を進めていこうとする傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各部門間は
近接、疎遠の複雑な因果関係で縛られており、ある2つ
の部門のみに着目してそれを望ましい配置に変更するだ
けでは他の部門との関係が無視されることになる。この
ため、望ましい配置に辿りつくためには疎遠と近接を繰
り返すパズルのような修正作業を繰り返さなければなら
ない。一方、各部門にはそれぞれフロア−使用面積に対
する要求があり、単に近接、疎遠の関係にのみ着目して
作業を進めた場合には、各階の使用可能床面積と実際に
割り当てられた各部門の部門要求面積の総和とが大きく
食い違う事態を生じ、それまでの作業が全く意味をなさ
なくなってしまう可能性もある。しかして、これらを考
慮しつつ作業を紙と鉛筆を使った手作業だけで行おうと
すれば、全体把握がいきおい困難になり、修正の糸口を
見つけるのが容易でなくなる上に、部門が多くなるほど
配置替えの度に膨大な量の書き直しが必要になり、さら
に書き直しが終わるまではその配置替えの是非を知るこ
ともできない等、全ての作業を終えるまでに費やされる
労力と時間は計り知れないものになる。
【0005】本発明は、このようなバ−チカルゾ−ニン
グ作業に合理性を与えることのできるオフィスプランニ
ング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0007】すなわち、本発明に係るオフィスプランニ
ング装置は、図1に示すように、ディスプレイ上に表示
されるバックグランド画面aの前面に、部門情報記憶手
段b、相関関係記憶手段c、配列記憶手段dおよび表示
手段eによって構成されるフロント画面fを重畳表示
し、そのフロント画面fの内容を配列変更操作手段gに
よって変更可能にしたものである。バックグランド画面
aは、X軸方向に複数の部門表示位置iを設定し、Y軸
方向の中央に面積表示区域jを、その両側に近接度表示
区域kまたは疎遠度表示区域lをそれぞれ設けたもので
あって、面積表示区域jにはオフィスビルの階ごとの使
用可能床面積に対応した量mがY軸方向に表示してあ
る。部門情報記憶手段bには、各部門nごとの部門要求
面積oが当該部門nと関連づけて記憶させてあり、相関
関係記憶手段cには、部門n間に設定される近接度また
は疎遠度に対応した相関値p、qが部門nと関連づけて
記憶させてあり、配列記憶手段dには、部門情報記憶手
段bに記憶されている部門nを序列させるための配列r
と、その配列rをオフィスビルの階層に対応させるため
の階層区成位置sとが記憶させてある。表示手段eは、
配列記憶手段dに記憶されている部門配列rをバックグ
ランド画面aにおけるX軸方向の部門表示位置iに対応
させてフロント画面fを構成する。すなわち、所定の部
門表示位置i間に階層区成位置sに係る表示tを付した
うえで、面積表示区域j上に、各部門表示位置iごとに
部門情報記憶手段bから取り出した部門面積に対応する
量uをY軸方向に表示するとともに、同一階に分配され
る各部門nの部門要求面積の総和に対応する量vをY軸
方向に表示し、近接度表示区域k上または疎遠度表示区
域l上に、相関関係記憶手段cから取り出した相関値
p、qに対応する相関線w、zをX軸方向に沿って当該
部門表示位置i間に橋絡表示するものである。配列変更
操作手段gは、前記配列記憶手段d内の部門配列rを階
層区成位置sとの関係において書き替え得るものであ
る。そして、配列変更操作手段gによって配列記憶手段
dの内容が書き替えられた場合に、表示手段eが新たな
配列rに基づいてフロント画面fを更新するようにして
いることを特徴とする。
【0008】配列変更操作手段の具体的な態様として
は、任意の1部門を選択して目標とする他の部門間まで
現部門間を段階的に移動させ得るようにしているものが
挙げられる。この場合、より好適には、配列変更操作手
段が移動操作途中において逐次配列記憶手段の内容を書
き替え得るものであり、表示手段がこれに連動して近接
度表示区域上の相関線および疎遠度表示区域上の相関線
を各段階ごとに逐次部分更新し得るように構成されてい
ることが望ましく、また、配列変更操作手段が移動操作
途中において逐次配列記憶手段の内容を書き替え得るも
のであり、表示手段がこれに連動して面積表示区域上の
表示を各段階ごとに逐次部分更新し得るように構成され
ていることが望ましい。
【0009】視認容易な画面を構成するための好ましい
態様としては、部門要求面積に対応する量が棒グラフで
表示されているものや、各階ごとの使用可能床面積に対
応する量および部門面積の総和に対応する量がY座標上
においてX軸に平行な面積線で表示されているものや、
面積表示区域の中心にX軸に平行な中性線を設定し、そ
の中性線から、部門要求面積に対応する量、各階ごとの
使用可能床面積に対応する量、および各階ごとの部門面
積の総和に対応する量が近接度表示区域側および疎遠度
表示区域側に対をなして表示されているものや、前記棒
グラフが、各部門ごとに識別可能な着色、パタ−ン、グ
ラデ−ションまたはこれらの結合によって表されている
ものや、部門表示位置がグリッドまたはマ−クによって
明示されているものなどが挙げられる。
【0010】近接度が片近接または相近接の2種別から
なる場合には、これに対応して近接度表示区域内の相関
線を識別可能な異なる線種で表していることが好まし
く、疎遠度が片疎遠または相疎遠の2種別からなる場合
には、これに対応して疎遠度表示区域内の相関線を識別
可能な異なる線種で表していることが好ましい。
【0011】フロント画面の表示内容をより具体的に把
握できるようにするためには、表示手段が、部門名を部
門配列に沿って階層区成位置とともにフロント画面に並
列表示することができ、あるいは、各階に分配される部
門の部門要求面積の総和をその階の使用可能床面積に対
応させて数値によってフロント画面に並列表示すること
ができるようにされていることが有効となる。
【0012】準備作業を前もって行うためには、部門情
報記憶手段、相関関係記憶手段および配列記憶手段に初
期デ−タを入力するための入力手段を備えていることが
好ましい。
【0013】各階層に対する部門の割り付けを弾力的に
行うためには、入力手段が、少なくとも部門情報記憶手
段の部門要求面積を修正できるようにしていることが望
ましい。
【0014】この入力手段は、同時に、バックグランド
画面を構成するために必要なデ−タをも入力できるもの
であることが一層好ましい。
【0015】
【作用】表示手段eによって構成され表示されるフロン
ト画面fにおいては、X軸方向の部門表示位置iに現在
の配列記憶手段c内の部門配列rに沿った各部門nが対
応させられ、部門n間の所要箇所には階層区成位置表示
tが付されるので、部門nのどこからどこまでがオフィ
スビルの何階に割り当てられているかを知ることができ
る。また、このフロント画面fにおいては、面積表示区
域j上に各階に分配された各部門nの部門要求面積の総
和に対応した量vがY軸方向に表示されるが、バックグ
ランド画面aにはその階の使用可能床面積に対応した量
mがY軸方向に表示されているので、それらの量m、v
を比較することで現在の配列rおよび階層区成表示tの
位置が面積配分上、適切かどうかを把握することができ
る。しかも、部門表示位置iごとに各部門nの部門要求
面積oに対応する量uがY軸方向に表示されているの
で、どの部門nをどの階に移動させたら面積配分を改善
し得るかを判断する目安にできる。一方、近接度表示区
域k上のフロント画面fには、互いに近接な関係を望む
部門n同士の間に近接度を示す相関線wがX軸方向に伸
びて橋絡されている。この相関線wが部門区成表示tを
より多く越えて伸びるほど、当該部門n同士がオフィス
ビルの上と下の階に大きく隔てられることを意味する。
このため、その部門nをどの位置に移動させたら近接関
係を改善し得るかを判断する目安にできる。逆に、疎遠
度表示区域l上のフロント画面fには、疎遠度を示す相
関線zがX軸方向に伸びて当該部門n間に橋絡されるの
で、その相関線zが階層区成表示tをより多く越えて伸
びるほど、当該部門n間の疎遠関係をより充足している
と見なすことができる。以上により、このフロント画面
fからは、現在の部門配列rが実際のオフィスビルの面
積条件を充足するか否か、そして、現在の部門配列rが
部門o間に存在する近接関係や疎遠関係を充足するか否
かを一目瞭然に知ることができる。
【0016】次に、このような状態から配列変更操作手
段gを操作して配列記憶手段dの内容を書き替えると、
表示手段eは新たな部門配列rに従って上述したフロン
ト画面fを更新する。このとき、バックグランド画面a
における各階ごとの使用可能床面積に対応した量mの表
示は固定である。そして、新たなフロント画面fにおい
ては、操作によって変更された新たな配列rに係る部門
nが部門表示位置iに順次対応させられ、階層区成表示
tも新たなものとなるので、面積表示量u、vの表示位
置や相関線w、zの表示位置も連動して変化する。しか
して、これらの面積表示量u、vや相関線w、zを操作
前のフロント画面fにおけるそれと比較すれば、面積条
件および相関関係が改善されたか否かを知ることができ
る。
【0017】以上のようにして、このオフィスプランニ
ング装置は、現在の部門配列の是非を適確に判断し、次
に修正すべき箇所の見当をつけ、その修正が妥当であっ
たか否かを明瞭にかつ即刻判断することができるので、
簡単かつ合理的な操作が可能になり、バ−チカルゾ−ニ
ング作業を着実に収束させていくことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜図4を参照
して説明する。
【0019】図2は、このオフィスプランニング装置を
構成するマイクロコンピュ−タシステムHを示してお
り、部門情報記憶手段、相関関係記憶手段および配列記
憶手段としての役割を担うメモリh1 と、表示手段とし
ての役割を担うCRTディスプレイh6 およびプロセッ
サh2 と、配列変更操作手段およびデ−タ入力手段とし
ての役割を担うキ−ボ−ドh4 、マウスh5 並びに前記
プロセッサh2 と、それらの入出力を司どるインタ−フ
ェ−スh3 とを具備してなる。メモリh1 には、オフィ
スプランニングに係る手順に従ってプロセッサh2 を動
作させるためのプログラムが格納されており、このプロ
グラムに従ってプロセッサh2 がメモリh1 との間でデ
−タの授受を行いつつ、CRTディスプレイh6 上にバ
ックグランド画面を表示し、その前面にフロント画面を
重畳表示するようにしている。
【0020】このマイクロコンピュ−タシステムHに
は、バ−チカルゾ−ニング作業を行う前に初期デ−タが
入力されるが、これに先立って、図3に示すような調査
シ−トSをバ−チカルゾ−ニングの対象となる各部門に
配布し、自己の部門が他の部門に対してどのような位置
関係を望むかの記入を求める。ここでは、近い位置を望
む場合には「+」、遠い位置を望む場合には「−」をそ
れぞれ記入させ、特に問題としない場合には無記入とい
う形で調査を行う。そして、当該部門がお互いに近い位
置を望む場合は相近接の関係(++)、当該部門の一方
が近い位置を望む場合には片近接の関係(+ )、一方
が近い関係を望み他方が遠い関係を望む場合には相反の
関係(+−)、当該部門の一方が遠い位置を望む場合に
は片疎遠の関係(− )、当該部門がお互いに遠い位置
を望む場合には相疎遠の関係(−−)の各相関値を与え
る。また、このような調査を行うときに、各部門の部門
要求面積を提出させる。
【0021】このような調査が終わると、キ−ボ−ドh
4 等を用いてメモリh1 へのデ−タ入力作業を行う。先
ず、部門情報として、上述した調査に関わった総務部、
経理部、人事部などの部門名を登録し、次に特定の部門
間に存在する相関値(++)〜(−−)と、各部門が必
要とする部門要求面積を入力する。また、これらに前後
して、当該組織が入居しようとするオフィスビルの1F
〜6Fまでの各階の使用可能床面積も入力しておく。こ
の際、部門は適当な配列によって入力し、その配列には
暫定的なオフィスビルの階を対応させておく。以上のよ
うな入力作業の結果、メモリh1 内には、物件情報に対
応する領域にオフィスの1F〜6Fまでの階層とそれら
の使用可能床面積が格納され、部門情報に対応する領域
に各部門の部門要求面積が部門と関連づけて格納され、
相関関係に対応する領域に相関値が部門と関連づけて格
納され、配列に対応する領域に初期配列およびその配列
とオフィスビル1の各階層1〜6fとの関係が格納され
る。
【0022】以上のような入力が終わると、プロセッサ
h2 は先ず図4に示される全画面表示中のうちのバック
グランド画面1を表示する。このバックグランド画面1
においては、X軸方向に等間隔で複数の部門表示位置1
1がグリッド11aに区画されることによって形成さ
れ、またY軸方向の中央に面積表示区域12が、そして
その上方および下方にそれぞれ近接度表示区域13、疎
遠度表示区域14が設けられる。面積表示区域12の中
央にはX軸に平行な中性線12aが引かれる。そして、
この面積表示区域12に、オフィスビルの各階1F〜6
Fごとの使用可能床面積が、所定のY座標上においてX
軸に平行な上下一対の面積線14a、14b、14c、
14d、14e、14fで表示される。
【0023】次に、プロセッサh2 はこのバックグラン
ド画面1の前面にフロント画面2を重畳表示する。この
フロント画面2は、先ず、メモリh1 内に記憶されてい
る各部門がその配列でX軸方向の各部門表示位置11に
対応させられ、現に設定されている階層区成位置に対応
した部門表示位置11間に階層区成線21a、21b、
21c、21d、21eが表示される。そして、面積表
示区域12に対して、各部門表示位置11ごとにメモリ
h1 から部門ごとの要求面積が取り出され、対応した長
さの各種棒グラフ22に変換されて前記中性線12aの
上下に向かって表示される。この棒グラフ22は各部門
ごとに着色、パタ−ンなどが付されて互いに識別可能に
される。また、同一階に分配される各部門の棒グラフ2
2の長さの総和に対応して中性線12aの上下に一対の
面積線23a、23b,23c、23d、23eが表示
されている。一方、近接度表示区域13上には、メモリ
h1 から取り出した相近接(++)、片近接(+ )な
る相関値に対応する相関線24a、24bがX軸方向に
沿って当該部門表示位置11間に橋絡表示され、疎遠度
表示区域14上には、メモリh1 から取り出した相疎遠
(−−)、片疎遠(− )なる相関値に対応する相関線
25a、25bがX軸方向に沿って当該部門表示位置1
1間に橋絡表示される。なお、相反(+−)なる相関値
に対応する相関線24cは近接度表示区域13上に併記
されるが、ここでは該当する対応関係が存在しないため
表示されていない。
【0024】以上によってフロント画面2が完成され
る。そして、このフロント画面2において、マウスh5
を操作して特定の部門の部門要求面積を表す棒グラフ2
2を選択し、その棒グラフ22を階層区成線21a〜2
1eを越えて(勿論越えなくてもよい)他の階の部門間
に移動させ得るようにしている。このとき、メモリh1
内の配列に対応した領域ではその操作が各グリッド11
aを横切る度に配列の内容が書き替えられるようにして
あり、これに連動してフロント画面2のうち近接度表示
区域13上の相関線24a、24b、24cおよび疎遠
度表示区域14上の相関線25a、25bのみが他のフ
ロント画面表示を留保した状態で逐次段階的に部分更新
されるようしてある。このため、操作途中の棒グラフ2
2から他の部門表示位置11に向かって放射状に出る相
関線24a、24b、24c、24d、24eはその棒
グラフ22の移動操作に連動して刻々変化していくこと
になる。そして、その操作が完了し、当該部門の移動先
がマウスh5 によって確定されたときに、改めてフロン
ト画面2全体が上述したと同様の過程を経て更新される
ようになっている。
【0025】なお、面積表示区域12において各階の左
端の棒グラフ26は食堂、役員室など部門以外の部署に
対する割り当て面積に対応している。これらは原則とし
て固定であるが、各部門の部門要求面積に対する調整が
困難なときに適宜増減させ得るようになっている。ま
た、このバックグランド画面1の下方には、配列に対応
した部門名を階層との関係で表示する部門欄15が付帯
して設けられており、その上のフロント画面2に階層1
F〜6Fおよび部門名が重畳表示されている。さらに、
このバックグランド画面1の右方には、各階の部門要求
面積の総和をその階の使用可能床面積との関係で数値表
示するための面積表示欄16が付帯して設けられてお
り、その上のフロント画面2に階層1F〜6Fおよび必
要な数値が重畳表示されている。
【0026】しかして、このフロント画面2において
は、X軸方向の部門表示位置11に現在の部門配列に沿
って各部門が対応させられ、部門間の所要箇所に階層区
成線21a〜21eが表示されるので、どこからどこま
での部門がオフィスビルの何階に割り当てられたかを知
ることができる。また、このフロント画面2の面積表示
区域12上には、各階に分配された各部門の部門要求面
積の総和を示す面積線23a〜23fがY軸方向に表示
されるが、バックグランド画面1にはその階の使用可能
床面積を示す面積線14a〜14fがY軸方向に表示さ
れているので、それらの面積線23a〜23f、14a
〜14fを対応させることで現在の階層区成線21aの
位置が面積配分上、適切かどうかを把握することができ
る。しかも、各部門表示位置11ごとに部門要求面積を
示す棒グラフ22が上下方向に伸びて明確に表示されて
いるので、どの部門をどの階層に移動させたら面積配分
を改善し得るかを判断する目安にできる。一方、このフ
ロント画面2の近接度表示区域12においては、近接状
態を示す相関線24a、24bがX軸方向に伸びて当該
部門表示位置11間に橋絡される。このとき、これらの
相関線24a、24bが部門区成線21aをより多く越
えて伸びるほど、当該部門同士がオフィスビルの上と下
の階に大きく隔てられることを意味する。このため、部
門をどのように移動させたら相関関係を改善できるかを
判断する目安にできる。逆に、疎遠度表示区域14にお
いては、相疎状態を示す相関線25a、25bがX軸方
向に伸びて当該部門表示位置11間に橋絡されるので、
それらの相関線25a、25bが部門区成線21aをよ
り多く越えて伸びるほど、部門間の相関関係をより満足
している配置と見なすことができる。このようにして、
このフロント画面2においては、現在の部門配列に沿っ
てオフィスの各階1〜6Fに各部門を実際に割り当てる
ことが面積条件を充足するか否か、そして、部門間に存
在する近接関係や疎遠関係を充足するか否かを一目瞭然
に知ることができる。
【0027】次に、このような状態からマウスh5 を操
作して特定の部門の要求面積に対応した棒グラフ22を
選択し、それを例えば他の階に移動させると、移動操作
途中にグリッド11aを越えるたびにその棒グラフ22
から他の部門表示位置11に向かって放射状に伸びる相
関線24a、24b、24c、25a、25bが連動し
て刻々変化することになる。このため、操作を確定する
までにマウスh5 を随意に移動させて好ましい配置を模
索することが可能になる。そして、その移動がマウスh
5 によって確定されると、プロセッサh2 はその部門配
列に従って全フロント画面を更新することになる。この
とき、バックグランド画面1における各階ごとの面積線
14a〜14fは固定である。そして、新たなフロント
画面2においては、新たな配列に従って部門が各部門表
示位置11に割り当てられ、階層区成線21a〜21e
の表示も新たなものとなるので、面積表示区域12や近
接度表示区域13、疎遠度表示区域14上の各表示も連
動して変化する。しかして、これらの表示区域に表示さ
れた内容を前のフロント画面2におけるそれと比較すれ
ば、操作途中に視認することのできる相関関係の他に面
積条件が改善されたか否かを知ることができる。
【0028】以上のようにして、このオフィスプランニ
ング装置は、現在の部門配列の是非を適確に判断し、次
に修正すべき箇所の見当をつけ、その修正が妥当であっ
たか否かを明瞭かつ即刻に判断することができるので、
簡単かつ合理的な操作によってバ−チカルゾ−ニング作
業を着実に収束させていくことが可能になる。
【0029】なお、中性線12aは必ずしも設ける必要
はなく、棒グラフ22、面積線14a〜24f、面積線
23a〜23fを単一のラインから上方または下方にの
み立ち上げるようにしてもよい。しかしながら、中性線
12aを設けておくと、当該面積表示区域12とその上
方方向に表示される相関線24a、24b、24c、2
5a、25bとの間に常に十分なスペ−スが確保される
ので、画面を見やすくできる点で優れる。その他の構成
も上述した実施例のみに限定されるものではなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るオフィスプランニング装置
は、以上説明したような構成であるから、現在の部門配
列の是非を適確に判断し、次に修正すべき箇所の見当を
つけ、その修正が妥当であったか否かを明瞭にかつ即刻
判断することができる。このため、簡単かつ合理的な操
作を通じてバ−チカルゾ−ニング作業を着実に収束させ
ていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成説明図。
【図2】本発明の一実施例を示し、ディスプレイにおい
てバックグランド画面にフロント画面が重畳表示された
状態を示す図。
【図3】同実施例で用いたマイクロコンピュ−タシステ
ムを示す図。
【図4】同実施例で用いた調査シ−トを示す図。
【符号の説明】
a、1…バックグランド画面 b…部門情報記憶手段 c…相関関係記憶手段 d…配列記憶手段 e…表示手段 f、2…フロント画面 g…配列変更操作手段 i、11…部門表示位置 j、12…面積表示区域 k、13…近接度表示区域 l、14…疎遠度表示区域 m…使用可能床面積に対応する量 n…部門 o…部門要求面積 p、q…相関値 r…部門配列 s…階層区成位置 t…階層区成位置表示 u…部門面積に対応する量 v…部門要求面積の総和に対応する量 w、z、24a、24b、24c、25a、25b…相
関線

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ上に表示されるバックグラン
    ド画面の前面に、部門情報記憶手段、相関関係記憶手
    段、配列記憶手段および表示手段によって構成されるフ
    ロント画面を重畳表示し、そのフロント画面の表示内容
    を配列変更操作手段によって変更可能にしたものであっ
    て、バックグランド画面は、X軸方向に複数の部門表示
    位置を設定し、Y軸方向の中央に面積表示区域を、その
    両側に近接度表示区域または疎遠度表示区域を設けたも
    のであって、面積表示区域にはオフィスビルの各階ごと
    の使用可能床面積に対応した量がY軸方向に表示されて
    おり、部門情報記憶手段には、各部門ごとの部門要求面
    積が当該部門と関連づけて記憶させてあり、相関関係記
    憶手段には、部門間に設定される近接度または疎遠度に
    対応した相関値が部門と関連づけて記憶させてあり、配
    列記憶手段には、部門情報記憶手段に記憶されている部
    門を序列させるための配列と、その配列をオフィスビル
    の階層に対応させるための階層区成位置とが記憶させて
    あり、表示手段は、配列記憶手段に記憶されている部門
    配列をバックグランド画面におけるX軸方向の部門表示
    位置に対応させてフロント画面を構成するものであっ
    て、所定の部門表示位置間に階層区成位置を表示したう
    えで、面積表示区域上に、各部門表示位置ごとに部門情
    報記憶手段から取り出した部門面積に対応する量をY軸
    方向に表示するとともに、同一階に分配される各部門の
    部門要求面積の総和に対応する量をY軸方向に表示し、
    近接度表示区域上または疎遠度表示区域上に、相関関係
    記憶手段から取り出した相関値に対応する相関線をX軸
    方向に沿って当該部門表示位置間に橋絡表示するもので
    あり、配列変更操作手段は、前記配列記憶手段内の部門
    配列を階層区成位置との関係において書き替え得るもの
    であり、配列変更操作手段によって配列記憶手段の内容
    が書き替えられた場合に、表示手段が新たな配列に基づ
    いてフロント画面を更新するようにしていることを特徴
    とするオフィスプランニング装置。
  2. 【請求項2】配列変更操作手段が、任意の1部門を選択
    して目標とする他の部門間まで現部門配列間を段階的に
    移動させ得るようにしていることを特徴とする請求項1
    記載のオフィスプランニング装置。
  3. 【請求項3】配列変更操作手段が、移動操作途中におい
    て各段階ごとに逐次配列記憶手段の内容を書き替え得る
    ものであり、表示手段が、これに連動して近接度表示区
    域上の相関線および疎遠度表示区域上の相関線を逐次部
    分更新し得るように構成されていることを特徴とする請
    求項2記載のオフィスプランニング装置。
  4. 【請求項4】配列変更操作手段が、移動操作途中におい
    て各段階ごとに逐次配列記憶手段の内容を書き替え得る
    ものであり、表示手段が、これに連動して面積表示区域
    上の表示を逐次部分更新し得るように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載のオフィスプランニング装
    置。
  5. 【請求項5】部門要求面積に対応する量が棒グラフで表
    示されていることを特徴とする請求項1記載のオフィス
    プランニング装置。
  6. 【請求項6】各階ごとの使用可能床面積に対応する量お
    よび部門面積の総和に対応する量がY座標上においてX
    軸に平行な面積線で表示されていることを特徴とする請
    求項1記載のオフィスプランニング装置。
  7. 【請求項7】面積表示区域の中心にX軸に平行な中性線
    を設定し、その中性線から、部門要求面積に対応する
    量、各階ごとの使用可能床面積に対応する量、および各
    階ごとの部門要求面積の総和に対応する量が近接度表示
    区域側および疎遠度表示区域側に対をなして表示されて
    いることを特徴とする請求項1、5又は6記載のオフィ
    スプランニング装置。
  8. 【請求項8】棒グラフが、各部門ごとに識別可能な着
    色、パタ−ン、グラデ−ションまたはこれらの結合によ
    って表されていることを特徴とする請求項5記載のオフ
    ィスプランニング装置。
  9. 【請求項9】部門表示位置がグリッド又はマ−クによっ
    て明示されていることを特徴とする請求項1記載のオフ
    ィスプランニング装置。
  10. 【請求項10】近接度が片近接または相近接の2種別か
    らなり、これに対応して近接度表示区域内の相関線を識
    別可能な異なる線種で表していることを特徴とする請求
    項1記載のオフィスプランニング装置。
  11. 【請求項11】疎遠度が片疎遠または相疎遠の2種別か
    らなり、これに対応して疎遠度表示区域内の相関線を識
    別可能な異なる線種で表していることを特徴とする請求
    項1記載のオフィスプランニング装置。
  12. 【請求項12】表示手段が、部門名を配列に沿って階層
    区成位置とともにフロント画面に並列表示し得るように
    していることを特徴とする請求項1記載のオフィスプラ
    ンニング装置。
  13. 【請求項13】表示手段が、各階に分配される部門の部
    門要求面積の総和をその階の使用可能床面積と対応させ
    て数値によってフロント画面に並列表示し得るようにし
    ていることを特徴とする請求項1記載のオフィスプラン
    ニング装置。
  14. 【請求項14】部門情報記憶手段、相関関係記憶手段お
    よび配列記憶手段に初期デ−タを入力するための入力手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載のオフィ
    スプランニング装置。
  15. 【請求項15】入力手段が、初期デ−タを修正できるも
    のであることを特徴とする請求項14記載のオフィスプ
    ランニング装置。
  16. 【請求項16】入力手段が、バックグランド画面を構成
    するために必要なデ−タをも入力できるものであること
    を特徴とする請求項14記載のオフィスプランニング装
    置。
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