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JP2900911B2 - 3dグラフィック処理メモリシステム - Google Patents
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JP2900911B2 - 3dグラフィック処理メモリシステム - Google Patents

3dグラフィック処理メモリシステム

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JP2900911B2
JP2900911B2 JP9088815A JP8881597A JP2900911B2 JP 2900911 B2 JP2900911 B2 JP 2900911B2 JP 9088815 A JP9088815 A JP 9088815A JP 8881597 A JP8881597 A JP 8881597A JP 2900911 B2 JP2900911 B2 JP 2900911B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、3Dグラフィック
処理メモリシステムに関し、特にソフトウェア的に3D
画像生成処理を行なう3Dグラフィックス処理メモリシ
ステムに関する。
【0002】
【0003】
【従来の技術】従来、Zバッファ法と呼ばれる画像生成
方法が、例えば特開平04−362794号公報の画像
処理方法に開示されている。この特開平04−3627
94号公報の画像処理方法においては、フレームバッフ
ァとは独立した専用のZバッファを持ち、専用の画像処
理装置上で処理対象の表面のZ値の計算値と比較し、処
理対象の表面のZ値の計算値がZバッファの値よりも小
さいならば新たな当該Z値の計算値でZバッファを更新
するという処理を行なうことで、画像データの生成を行
なうものである。
【0004】このような専用のZバッファを備えるシス
テムにおいては、3D画像処理を行なわない場合にはZ
バッファ専用メモリはまったく使用されないため、メモ
リの利用効率及び経済性の点で問題がある。
【0005】また、メインメモリ上に仮想的なZバッフ
ァを備えることで専用のZバッファをなくし、メモリの
利用効率と経済性を向上させようとする方式が考えられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、以下に述べるような問題点を有していた。
【0007】第1に、従来の技術においてグラフィック
コントローラがZバッファ専用のメモリを持つ構成とな
っているため、3D処理を行なわない場合にはZバッフ
ァ専用メモリはまったく使用されずメモリの利用効率及
び経済性が悪いという問題点があった。また、画面解像
度に応じてZバッファの必要容量は変化するが、専用の
Zバッファでは容量が固定されているためこの点に関し
ても効率が悪い。
【0008】第2に、上記の問題点を解決するためにメ
インメモリ上に仮想的なZバッファを備えることで専用
のZバッファをなくし、経済効率を向上させる方式とし
た場合、画像表示時に定期的に表示リフレッンュが行な
われる度毎にメインメモリバスが占有されることによ
り、CPU側からのアクセス効率が落ち、結果としてシ
ステム性能の低下を招くことになるという問題点が生じ
る。
【0009】第3に、メインメモリ上に仮想的なZバッ
ファを備えて専用のZバッファをなくす構成とした場
合、CPUが最も取り扱いやすいのは画素毎に色情報と
Z値情報をパックし連続してメモリ上に配置するデータ
形式であるが、表示に関しては各画素の色情報のみが必
要でありZ値情報は不要であるため、表示時にCPUで
Z値情報を取り除く処理を行なわなければならない。こ
のような処理をCPUが行なうことはシステム全体の性
能を低下させることにつながる。
【0010】本発明の目的は、専用のZバッファメモリ
を持つことなくメインメモリ上にZバッファを用意する
ことで深さ方向の処理を伴う3Dグラフィック処理を可
能にし、さらにメインメモリバスとは独立したバスを持
つ表示フレームバッファを用意することで表示リフレッ
ンュの影響による速度低下を防ぐことのできる3Dグラ
フィック処理メモリシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の3Dグラフィック処理メモリシステムは、
CPUによりソフトウェア的に3D画像生成を行なう3
Dグラフィックシステムにおいて、仮想的なZバッファ
を持ち、かつ3D画像データの色情報とZ値情報を画素
単位毎に連続して配置して格納するメインメモリと、前
記メインメモリと独立して備えられた前記3D画像デー
タの色情報を格納する表示用フレームバッファと、前記
表示用フレームバッファに格納された色情報を読み込ん
で3D表示処理の制御を行なうグラフィックコントロー
ラと、前記メインメモリと前記表示用フレームバッファ
間の画素データの転送を制御するスイッチ手段とを備
え、前記表示用フレームバッファは、前記メインメモリ
のバスと独立した専用バスによって前記スイッチ手段及
びグラフィックコントローラに接続されることを特徴と
する。
【0012】請求項2の本発明の3Dグラフィック処理
メモリシステムは、前記スイッチ手段は、前記グラフィ
ックコントローラからの信号により前記メインメモリの
バスと表示用フレームバッファの専用バス間を選択的に
切り替える構成としたことを特徴とする。
【0013】請求項3の本発明の3Dグラフィック処理
メモリシステムは、前記スイッチ手段により、前記メイ
ンメモリから表示用フレームバッファへ画像データを転
送する際に、Z値情報を除き画素毎の色情報のみを転送
することを特徴とする。
【0014】請求項4の本発明の3Dグラフィック処理
メモリシステムは、前記スイッチ手段は、前記3D画像
データの色情報とZ値情報のビット幅を有する複数の半
導体スイッチを備えてなり、前記半導体スイッチを選択
的に断続させることにより、前記メインメモリ上の画素
毎の色情報を前記表示用フレームバッファへ転送するこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】本発明の実施の形態による3Dグラフィッ
ク処理メモリシステムの構成を図1のブロック図に示
す。図1を参照すると、本実施の形態による3Dグラフ
ィック処理メモリシステムは、CPU10と、データバ
スバッファを備えるメモリコントローラ15と、プログ
ラムを格納しまた画像データとそれに対応したZ値デー
タを保持するメインメモリ20と、生成された画像デー
タを保持する表示用フレームバッファ30と、実際に表
示を司るグラフィックコントローラ40と、メインメモ
リ20と表示用フレームバッファ30間のデータの転送
を行なうスイッチ回路50を備えて構成される。
【0017】すなわち、本実施の形態においては、メイ
ンメモリ20上に仮想的なZバッファを備え、専用のZ
バッファメモリをなくした構成としている。
【0018】CPU10と画像データとそれに対応した
Z値データを保持するメインメモリ20とはメインメモ
リバス21により接続されている。また、生成された画
像データを保持する表示用フレームバッファ30はグラ
フィックコントローラ40と専用バス31により接続さ
れている。
【0019】また、専用バス31はメインメモリ20と
表示用フレームバッファ30間のデータの転送を行なう
スイッチ回路50を介してメインメモリバス21と接続
されている。スイッチ回路50のスイッチ動作はグラフ
ィックコントローラ40からの制御信号41により制御
される。
【0020】次に、上記のように構成される本実施の形
態による3Dグラフィック処理メモリシステムの動作に
ついて説明する。
【0021】まず、CPU10はメインメモリ20に格
納されているプログラムを実行する。そのプログラムが
本発明に対応している3Dグラフィックアプリケーショ
ンプログラムである場合、CPU10が物体の座標計算
等を行なうことにより、3D画像を生成し、その画像デ
ータをメインメモリ20に保持する。その際、深さ方向
のZ値もまたメインメモリ20に保持する。
【0022】画像データの各画素ごとの色情報とZ値は
パックされ、連続してメインメモリ20上に配置され
て、CPU10が取り扱いやすいデータ形式となってい
る。
【0023】生成された画像データは、グラフィックコ
ントローラ40により、あるタイミングでメインメモリ
バス21からスイッチ回路50を介して表示用フレーム
バッファ30に転送され保持される。
【0024】メインメモリ20から表示用フレームバッ
ファ30へ画像データが転送される際、スイッチ回路5
0により画像データの各画素ごとの色情報のみが選択さ
れ、表示用フレームバッファ30には色情報のみが転送
される。すなわち、スイッチ回路50は、メインメモリ
20から表示用フレームバッファ30に対して画像デー
タを転送する際に、表示に関係ないZ値データを取り除
き色情報のみを転送する。
【0025】また、3D画像を生成しない場合はスイッ
チ回路50を切り替えることでメインメモリ20からの
画像データを加工することなしに表示用フレームバッフ
ァ30へそのまま転送する。
【0026】画像データ転送時以外の通常状態において
は、スイッチ回路50はメインメモリバス21とフレー
ムバッファバス31の間を完全に切り離すように動作
し、メインメモリバス21のデータの流れを阻害しな
い。
【0027】一方、表示用フレームバッファ30に保持
された画像データは定期的にフレームバッファバス31
を通しグラフィックコントローラ40に読み込まれ、表
示装置で表示される。このように、生成された画像デー
タを表示用フレームバッファ30に一旦保持すること
で、メインメモリ20のデータの流れを阻害することな
く、画像データの表示が可能となる。
【0028】スイッチ回路50は、制御信号41を介し
たグラフィックコントローラ40の制御によりメインメ
モリバス21とフレームバッファバス31を一対一で接
続するように切り替えることができる。この状態のと
き、メインメモリバス21には表示用フレームバッファ
30のデータが直接流れるため、CPU10が表示用フ
レームバッファ30の内容を参照することや直接データ
を書込むことが可能であり、またメインメモリ20と表
示用フレームバッファ30間の相互データ転送も可能で
ある。
【0029】以上のように、メインメモリ20とは独立
した表示用フレームバッファ30を持ち、表示用データ
はメインメモリバス21とは独立したフレームバッファ
バス31を用いて転送する構成としたので、画像表示リ
フレッシュの度にメインメモリバス21が占有されるこ
とがなくなり、表示リフレッシュによるアクセス効率の
低下によるシステム性能の低下を少なくすることができ
る。
【0030】また、メインメモリ20から表示用フレー
ムバッファ30へ画像データを転送する際に、Zバッフ
ァのZ値情報を捨て画素の色情報のみを転送するように
制御することにより、CPU10において表示時に画像
データから表示に不要なZ値情報を取り除く処理を行な
う必要がなくなり、このZ値情報を取り除く処理による
性能の低下を防止することができる。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。メインメモリ20に格納される画像データ
とZ値が各々16ビットの幅を持つとすると、例えばメ
インメモリバス21の幅が64ビットである場合2画素
分の画像データを保持することになる。
【0032】具体的には、図2に示すように、各画素ご
とに色情報「C」とZ値「Z」とが、C0・Z0、C1
・Z1、…というようにパックされたデータ形式でメイ
ンメモリ20に格納されることになる。
【0033】図3に、スイッチ回路50の具体的な構成
例を示す。図3を参照すると、スイッチ回路50は、各
々16ビット幅を持つ7つの半導体スイッチ51〜57
で構成されている。この半導体スイッチ51〜57は、
グラフィックコントローラ40により制御信号41を通
して個別に制御される。
【0034】3D画像生成時、CPU10は、Z値を元
にZバッファ法を用い深さ方向を反映させた新たな画像
を作成し、結果的にメインメモリ20の内容を更新す
る。このとき、メインメモリ20上の画像データは、図
2に示すようなデータ形式によって各画素毎に連続して
格納される。同様の処理をくり返し行なうことで、1画
面分の画像データがメインメモリ20上に作成される。
【0035】図3を参照すると、通常状態ではスイッチ
回路50の各々の半導体スイッチ51〜57は切断され
ており、メインメモリバス21上のデータとフレームバ
ッファバス31上のデータが互いに転送されることはな
い。
【0036】ここで、メインメモリ20上に図2の形式
で1画面分の画像データが生成され、かつメインメモリ
バス21およびフレームバッファバス31が他の用途に
使用されていない場合、半導体スイッチ51、53のみ
を導通させ、他の半導体スイッチを開放することによ
り、メインメモリバス21の「Word0」とフレーム
バッファバス31の「Word0」が、メインメモリバ
ス21の「Word2」とフレームバッファバス31の
「Wordl」がそれぞれ導通する。このとき、メイン
メモリ20に対してリードサイクルを起動し、かつフレ
ームバッファ31のWord0とWordlに対してラ
イトサイクルを起動すると図2で示されるところの色情
報C0とC1が表示用フレームバッファ30に書込まれ
る。
【0037】次のタイミングで、今度は半導体スイッチ
54及び半導体スイッチ56のみを導通させることで、
図2で示されるところの色情報C2とC3が表示用フレ
ームバッファ30に書込まれることになる。
【0038】以上のように、スイッチ回路50の各半導
体スイッチ51〜57を制御して画像データ転送を行な
うことにより、接続されているスイッチ回路50を通し
色情報のみが表示用フレームバッファ30に転送されて
保持されることとなる。
【0039】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるも
のではない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の3Dグラフ
ィック処理メモリシステムによれば、第1に、比較的経
済的に3Dグラフィック処理を行なうことができるとい
う効果が得られる。その理由は、Zバッファ専用のメモ
リを持つことなくメインメモリ上に仮想的なZバッファ
を持つためである。
【0041】第2に、30画像生成時、画像表示リフレ
ッシュの影響によるCPUからのアクセス効率の低下に
基づくシステム性能の低下を少なくすることができると
いう効果が得られる。その理由は、メインメモリとは独
立した表示用フレームバッファを持ち、表示用データは
メインメモリのバスとは独立したバスを用い転送するた
めである。
【0042】第3に、CPUにおいて表示時に画像デー
タから表示に不要なZ値情報を取り除く処理を行なう必
要がなくなり、このZ値情報を取り除く処理による性能
の低下を防止することができるという効果が得られる。
その理由は、メインメモリバスと表示用フレームバッフ
ァバスとの間にコントローラからの信号により両バス間
を電気的に切り離すことが可能でかつデータを双方向に
転送することが可能なスイッチ手段を設け、メインメモ
リから表示用フレームバッファへ画像データを転送する
際に、ZバッファのZ値情報を捨て画素の色情報のみを
転送するように制御するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による3Dグラフィック
処理メモリシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態による3Dグラフィック
処理メモリシステムにおけるメインメモリ上の画像デー
タ形式を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施例によるスイッチ回路の具体的
な構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 CPU 15 メモリコントローラ 20 メインメモリ 21 メインメモリバス 30 表示用フレームバッファ 31 フレームバツフアバス 40 グラフイックコントローラ 41 制御信号 50 スイッチ回路 51〜57 半導体スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUによりソフトウェア的に3D画像
    生成を行なう3Dグラフィックシステムにおいて、 仮想的なZバッファを持ち、かつ3D画像データの色情
    報とZ値情報を画素単位毎に連続して配置して格納する
    メインメモリと、 前記メインメモリと独立して備えられた前記3D画像デ
    ータの色情報を格納する表示用フレームバッファと、 前記表示用フレームバッファに格納された色情報を読み
    込んで3D表示処理の制御を行なうグラフィックコント
    ローラと、 前記メインメモリと前記表示用フレームバッファ間の画
    素データの転送を制御するスイッチ手段とを備え、 前記表示用フレームバッファは、前記メインメモリのバ
    スと独立した専用バスによって前記スイッチ手段及び前
    記グラフィックコントローラに接続され 前記スイッチ手段により、前記メインメモリから表示用
    フレームバッファへ画像データを転送する際に、Z値情
    報を除き画素毎の色情報のみを転送する ことを特徴とす
    る3Dグラフィック処理メモリシステム。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、前記グラフィック
    コントローラからの信号により前記メインメモリのバス
    と表示用フレームバッファの専用バス間を選択的に切り
    替える構成としたことを特徴とする請求項1に記載の3
    Dグラフィック処理メモリシステム。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、前記3D画像デー
    タの色情報とZ値情報と同じビット幅を有する複数の半
    導体スイッチを備えてなり、前記半導体スイッチを選択
    的に断続させることにより、前記メインメモリ上の画素
    毎の色情報を前記表示用フレームバッファへ転送するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の3Dグラフィック処理
    メモリシステム。
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