JP3024843B2 - 脱水機 - Google Patents
脱水機Info
- Publication number
- JP3024843B2 JP3024843B2 JP03320196A JP32019691A JP3024843B2 JP 3024843 B2 JP3024843 B2 JP 3024843B2 JP 03320196 A JP03320196 A JP 03320196A JP 32019691 A JP32019691 A JP 32019691A JP 3024843 B2 JP3024843 B2 JP 3024843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- filter cloth
- reversing plate
- chamber
- reversing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱水機に関する。
【0002】
【従来技術】従来、あん汁を絞って半固形状のあんを製
造したり、その他の原液を絞るために用いる脱水機とし
て、一般に、一対のろ布を鉛直に並設してこのろ布間に
縦型の脱水室を形成すると共に、このろ布の外面にゴム
板を配置し、脱水室内に原液を、その原液の圧力によっ
てゴム板を膨らませながら圧入し、その後、外面からゴ
ム板を加圧して原液を圧搾し脱水するようにしたものが
ある。
造したり、その他の原液を絞るために用いる脱水機とし
て、一般に、一対のろ布を鉛直に並設してこのろ布間に
縦型の脱水室を形成すると共に、このろ布の外面にゴム
板を配置し、脱水室内に原液を、その原液の圧力によっ
てゴム板を膨らませながら圧入し、その後、外面からゴ
ム板を加圧して原液を圧搾し脱水するようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の脱水機にお
いては、脱水室内に原液を加圧充てんする際に、ゴム板
を膨らませる圧力を必要とするため、原液の注入圧力を
高める必要があり、しかも充てん時間も長くなる問題が
あった。更に、脱水室内に残留した半固形状のあん等の
ケーキが縦型に配置したろ布に付着するため、そのケー
キを剥離用ヘラ等によってかき落とさなければならず、
その脱離作業が困難な問題がある。
いては、脱水室内に原液を加圧充てんする際に、ゴム板
を膨らませる圧力を必要とするため、原液の注入圧力を
高める必要があり、しかも充てん時間も長くなる問題が
あった。更に、脱水室内に残留した半固形状のあん等の
ケーキが縦型に配置したろ布に付着するため、そのケー
キを剥離用ヘラ等によってかき落とさなければならず、
その脱離作業が困難な問題がある。
【0004】そこで本出願人は先に、反転板を利用して
前記の問題を解決する脱水機を提案した(特願平3−2
8232号)。しかし、本出願に係る発明においても、
脱水後において、ケーキが反転板側に付着する場合があ
ることが分かった。
前記の問題を解決する脱水機を提案した(特願平3−2
8232号)。しかし、本出願に係る発明においても、
脱水後において、ケーキが反転板側に付着する場合があ
ることが分かった。
【0005】そこで、本発明はケーキが前記反転板側に
付着した場合にもそのケーキを確実に剥離、脱型させる
ことができる手段を付加した脱水機を提案することを目
的とするものである。
付着した場合にもそのケーキを確実に剥離、脱型させる
ことができる手段を付加した脱水機を提案することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、上下面が開口する脱水室(27)を形成
して水平に配置した脱水室形成板(5)と、脱水室(2
7)の上下面に配置した上下部側ろ布(4)(9)と、
上部側ろ布(9)の上面側に水平に配置した反転板
(8)と、該反転板(8)の上面側に形成した加圧室
(32)と、反転板(8)と上部側ろ布(9)間に圧縮
空気を導入して反転板(8)から上部側ろ布(9)を剥
離する剥離手段と、前記脱水室形成板(5)を前記下部
側ろ布(4)に圧着、脱型する昇降手段とからなり、し
かも、前記反転板(8)が、その周縁(8a)が固定さ
れ、その周縁(8a)の内側に折曲部(8b)を形成
し、該折曲部(8b)の内側に中央に向かって上方へ傾
斜するテーパ部(8c)を形成してなる逆皿状に形成さ
れていることを特徴とするものである。
決するために、上下面が開口する脱水室(27)を形成
して水平に配置した脱水室形成板(5)と、脱水室(2
7)の上下面に配置した上下部側ろ布(4)(9)と、
上部側ろ布(9)の上面側に水平に配置した反転板
(8)と、該反転板(8)の上面側に形成した加圧室
(32)と、反転板(8)と上部側ろ布(9)間に圧縮
空気を導入して反転板(8)から上部側ろ布(9)を剥
離する剥離手段と、前記脱水室形成板(5)を前記下部
側ろ布(4)に圧着、脱型する昇降手段とからなり、し
かも、前記反転板(8)が、その周縁(8a)が固定さ
れ、その周縁(8a)の内側に折曲部(8b)を形成
し、該折曲部(8b)の内側に中央に向かって上方へ傾
斜するテーパ部(8c)を形成してなる逆皿状に形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】脱水操作時には、反転板(8)が上方へ隆起し
た状態にある。この状態で原液を脱水室(27)内に圧
入する。
た状態にある。この状態で原液を脱水室(27)内に圧
入する。
【0008】脱水室(27)内に原液が充てんされた後
に、加圧室(32)内を加圧して反転板(8)を、その
周縁(8a)と略同一水平位置まで押し下げて、原液を
圧搾する。
に、加圧室(32)内を加圧して反転板(8)を、その
周縁(8a)と略同一水平位置まで押し下げて、原液を
圧搾する。
【0009】この圧搾により原液内の水分は、上下部側
のろ布(4)(9)を通じて脱水される。脱水後、前記
加圧室(32)内の圧力を抜くと共に圧縮空気導入路
(100)から圧縮空気を反転板(8)と上部側ろ布
(9)間に圧入する。すると、反転板(8)は、その折
曲部(8b)の復元力及び圧縮空気の圧力によって上方
へ復帰すると共に上部側ろ布(9)が反転板(8)から
強制的に剥離され、かつ圧縮空気が上部側ろ布(9)の
布目からケーキ面に作用し、上部側ろ布(9)とケーキ
との剥離が行なわれる。
のろ布(4)(9)を通じて脱水される。脱水後、前記
加圧室(32)内の圧力を抜くと共に圧縮空気導入路
(100)から圧縮空気を反転板(8)と上部側ろ布
(9)間に圧入する。すると、反転板(8)は、その折
曲部(8b)の復元力及び圧縮空気の圧力によって上方
へ復帰すると共に上部側ろ布(9)が反転板(8)から
強制的に剥離され、かつ圧縮空気が上部側ろ布(9)の
布目からケーキ面に作用し、上部側ろ布(9)とケーキ
との剥離が行なわれる。
【0010】更に、この反転板(8)の反転の衝撃と、
圧縮空気の導入の衝撃とにより、ケーキの剥離作用が助
長される。次いで、上部側ろ布(9)と共に反転板
(8)を上方へ脱型し、下部側ろ布(4)上に残留した
ケーキを取り出す。
圧縮空気の導入の衝撃とにより、ケーキの剥離作用が助
長される。次いで、上部側ろ布(9)と共に反転板
(8)を上方へ脱型し、下部側ろ布(4)上に残留した
ケーキを取り出す。
【0011】
【実施例】図1において、1は基台、2は基台1上に固
定した固定ブロック、3は固定ブロック2上に固定した
排水板、4は排水板3の上面に載置した下部側ろ布、5
は下部側ろ布4上において、該ろ布4及び排水板3と分
離して昇降するように備えた脱水室形成板、6は加圧室
形成板、7は該板6の下面に固着した当板で、加圧室形
成板6内に具備された反転板8の周縁を両板6,7で介
在保持している。該両板6,7は前記脱水室形成板5と
分離して昇降するように備えられており、当板7と脱水
室形成板5との間には上部側ろ布9が介在されている。
これら各部材は水平に設置されている。
定した固定ブロック、3は固定ブロック2上に固定した
排水板、4は排水板3の上面に載置した下部側ろ布、5
は下部側ろ布4上において、該ろ布4及び排水板3と分
離して昇降するように備えた脱水室形成板、6は加圧室
形成板、7は該板6の下面に固着した当板で、加圧室形
成板6内に具備された反転板8の周縁を両板6,7で介
在保持している。該両板6,7は前記脱水室形成板5と
分離して昇降するように備えられており、当板7と脱水
室形成板5との間には上部側ろ布9が介在されている。
これら各部材は水平に設置されている。
【0012】10は可動ブロックで、昇降手段である第
1油圧シリンダ機構11によって昇降可能に備えられて
おり、その下面に前記加圧室形成板6が固着されてい
る。12は前記固定ブロック2と可動ブロック10とを
連結するロック機構で、左右一対設けられている。
1油圧シリンダ機構11によって昇降可能に備えられて
おり、その下面に前記加圧室形成板6が固着されてい
る。12は前記固定ブロック2と可動ブロック10とを
連結するロック機構で、左右一対設けられている。
【0013】13は前記ロック機構12に備えた第2油
圧シリンダ機構で、その作動によりロック機構12をロ
ックしたり解除するものである。14は油圧ポンプで、
前記第1及び第2の油圧シリンダ機構11及び13に油
圧を供給するようになっている。15はその油圧配管で
ある。
圧シリンダ機構で、その作動によりロック機構12をロ
ックしたり解除するものである。14は油圧ポンプで、
前記第1及び第2の油圧シリンダ機構11及び13に油
圧を供給するようになっている。15はその油圧配管で
ある。
【0014】16は水圧ポンプで、配管17を通じて前
記加圧室形成板6内に水圧を供給するようになってい
る。18は脱水すべき原液をタンク19から前記脱水室
形成板5内に圧入供給するためのポンプである。20は
その配管である。
記加圧室形成板6内に水圧を供給するようになってい
る。18は脱水すべき原液をタンク19から前記脱水室
形成板5内に圧入供給するためのポンプである。20は
その配管である。
【0015】次に図2乃至図4により、脱水部の詳細を
説明する。固定ブロック2上に固定した排水板3は上方
から見て略正方形の板で形成され、その上面に正方形の
凹部21が形成されている。
説明する。固定ブロック2上に固定した排水板3は上方
から見て略正方形の板で形成され、その上面に正方形の
凹部21が形成されている。
【0016】該凹部21内には水切プレート22が嵌合
されており、その上面に溝状の排水路23が形成されて
いる。該排水路23は1本の溝を蛇行状に配して形成さ
れ、その一端が空気圧入口24に連通され、他端が排水
口25に連通されている。
されており、その上面に溝状の排水路23が形成されて
いる。該排水路23は1本の溝を蛇行状に配して形成さ
れ、その一端が空気圧入口24に連通され、他端が排水
口25に連通されている。
【0017】水切プレート22の上面にはパンチングメ
タル26が載置固定されている。排水板3の周縁上面と
パンチングメタル26の上面とは同一面に形成され、こ
れらの面上に下部側ろ布4が載置されている。
タル26が載置固定されている。排水板3の周縁上面と
パンチングメタル26の上面とは同一面に形成され、こ
れらの面上に下部側ろ布4が載置されている。
【0018】脱水室形成板5の中央部には上方から見て
正方形でかつ上下に貫通する脱水室27が形成されてい
る。該脱水室27の周壁面28は、その下方に向かって
拡開するテーパ面に形成されている。
正方形でかつ上下に貫通する脱水室27が形成されてい
る。該脱水室27の周壁面28は、その下方に向かって
拡開するテーパ面に形成されている。
【0019】脱水室形成板5の周壁には原液圧入口29
が形成され、該原液圧入口29は前記ポンプ18からの
配管20に接続されている。30,31は脱水室形成板
5に固設したシール用のOリングである。
が形成され、該原液圧入口29は前記ポンプ18からの
配管20に接続されている。30,31は脱水室形成板
5に固設したシール用のOリングである。
【0020】加圧室形成板6の中央部には、前記脱水室
27対向する加圧室32が形成されている。該加圧室3
2は、その下面が開口する室に形成されていると共にそ
の下面開口幅は前記脱水室27の上面開口幅に合致して
いる。該加圧室32には前記の配管17が連通している。
27対向する加圧室32が形成されている。該加圧室3
2は、その下面が開口する室に形成されていると共にそ
の下面開口幅は前記脱水室27の上面開口幅に合致して
いる。該加圧室32には前記の配管17が連通している。
【0021】反転板8は、その周縁8aを加圧室形成板
6の下面に対して当板7により固着して加圧室32内に
具備されている。反転板8の側断面形状は図2及び図3
に示すような形状であり、平面形状は図4に示すような
形状である。すなわち、四方に形成した水平な周縁8a
の内側に下方への折曲部8bを形成し、該四方の折曲部
8bの内側に中央部に向かって夫々上昇するテーパ部8
cを形成し、中央部8dを水平に形成した逆皿型に形成
されている。 反転板8には、そのテーパ部8c及び中
央部8dの前面に亘って、脱水室27側に突出する円形
の凸部8eが多数個所定の間隔をおいて形成されてお
り、該凸部8e間に流通部8fが形成されている。
6の下面に対して当板7により固着して加圧室32内に
具備されている。反転板8の側断面形状は図2及び図3
に示すような形状であり、平面形状は図4に示すような
形状である。すなわち、四方に形成した水平な周縁8a
の内側に下方への折曲部8bを形成し、該四方の折曲部
8bの内側に中央部に向かって夫々上昇するテーパ部8
cを形成し、中央部8dを水平に形成した逆皿型に形成
されている。 反転板8には、そのテーパ部8c及び中
央部8dの前面に亘って、脱水室27側に突出する円形
の凸部8eが多数個所定の間隔をおいて形成されてお
り、該凸部8e間に流通部8fが形成されている。
【0022】更に反転板8は硬質の合成樹脂板で成形さ
れており、常時は前記のような中央が隆起した状態を保
持し、該反転板8を上方から押すと、その周辺部に形成
した折曲部8bが外方へ逃げて中央部8dが周縁8aと略
同一の水平面上に達し、この状態から反転板8に対する
上方からの力を解除すると、折曲部8bの復元力によっ
て反転板8が図示実線の状態に自動的に復帰するように
なっている。
れており、常時は前記のような中央が隆起した状態を保
持し、該反転板8を上方から押すと、その周辺部に形成
した折曲部8bが外方へ逃げて中央部8dが周縁8aと略
同一の水平面上に達し、この状態から反転板8に対する
上方からの力を解除すると、折曲部8bの復元力によっ
て反転板8が図示実線の状態に自動的に復帰するように
なっている。
【0023】脱水室形成板5と当板7間に介在された上
部側ろ布9は当板7側に保持されていると共に、その脱
水室27部に位置する部分は、図示のように上方へ反転し
た反転板8の内面に沿うことができるように若干たるん
でいる。
部側ろ布9は当板7側に保持されていると共に、その脱
水室27部に位置する部分は、図示のように上方へ反転し
た反転板8の内面に沿うことができるように若干たるん
でいる。
【0024】当板7には、反転板8と上部側ろ布9との
間に開口連通する排水口33が形成されている。更に該当
板7には剥離手段を構成するための空気導入路100が
形成されている。該空気導入路100の内端は前記反転
板8と上部側ろ布9との間に開口され、外端はパイプ1
01を通じてエアーポンプ102に連通している。
間に開口連通する排水口33が形成されている。更に該当
板7には剥離手段を構成するための空気導入路100が
形成されている。該空気導入路100の内端は前記反転
板8と上部側ろ布9との間に開口され、外端はパイプ1
01を通じてエアーポンプ102に連通している。
【0025】34はシール用のOリングである。103
は反転板8の上面に設けたゴム板で、仮りに反転板8に
亀裂が生じた場合でも加圧室32内の加圧水が、反転板
8、上部側ろ布9を通じて、脱水されたあん内に侵入し
ないようになっている。
は反転板8の上面に設けたゴム板で、仮りに反転板8に
亀裂が生じた場合でも加圧室32内の加圧水が、反転板
8、上部側ろ布9を通じて、脱水されたあん内に侵入し
ないようになっている。
【0026】35は連結金具で、脱水室形成板5の外側
に固設した支持板36に支軸37を中心として起倒可能
に設けた連結棒38と、可動ブロック10の外側に固設
され、前記連結棒38を係合、離脱するための溝39を
形成した掛金40と、掛金40に係合した連結棒38に
ねじ結合するナット41とからなっている。
に固設した支持板36に支軸37を中心として起倒可能
に設けた連結棒38と、可動ブロック10の外側に固設
され、前記連結棒38を係合、離脱するための溝39を
形成した掛金40と、掛金40に係合した連結棒38に
ねじ結合するナット41とからなっている。
【0027】図6乃至図9によりロック機構12につい
て説明する。該ロック機構12は、前記連結金具35と
は別個に設けられている。42は固定ブロック2の外側
に固設した下部ブラケットで、回転軸43を備えてい
る。回転軸43には第1レバー44が回転可能に備えら
れ、その先端に回転軸45によって第2レバー46が回
転可能に備えられ、該両レバーによってリンク機構を構
成している。47は可動ブロック10の外側に固設した
上部ブラケットで、これに回転軸48が備えられてお
り、該回転軸48に前記第2レバー46の他端が回転可
能に備えられている。これら3軸43,45,48の関
係は、図6のように第1レバー44を下動して脱水室形
成板5を上部側ろ布4に圧着した場合に、回転軸45と
48の夫々の中心を結ぶ線Aが回転軸43の中心Bより
内側にCだけ若干位置するようになっており、回転軸4
5が死点を超えてロックできるようになっている。
て説明する。該ロック機構12は、前記連結金具35と
は別個に設けられている。42は固定ブロック2の外側
に固設した下部ブラケットで、回転軸43を備えてい
る。回転軸43には第1レバー44が回転可能に備えら
れ、その先端に回転軸45によって第2レバー46が回
転可能に備えられ、該両レバーによってリンク機構を構
成している。47は可動ブロック10の外側に固設した
上部ブラケットで、これに回転軸48が備えられてお
り、該回転軸48に前記第2レバー46の他端が回転可
能に備えられている。これら3軸43,45,48の関
係は、図6のように第1レバー44を下動して脱水室形
成板5を上部側ろ布4に圧着した場合に、回転軸45と
48の夫々の中心を結ぶ線Aが回転軸43の中心Bより
内側にCだけ若干位置するようになっており、回転軸4
5が死点を超えてロックできるようになっている。
【0028】第2油圧シリンダ機構13における油圧シ
リンダ50の後端は可動ブロック10に固設した突片5
1に回転可能に連結され、そのピストンロッド52の先
端は前記第1レバー44に固設した突片53に回転可能
に連結されている。
リンダ50の後端は可動ブロック10に固設した突片5
1に回転可能に連結され、そのピストンロッド52の先
端は前記第1レバー44に固設した突片53に回転可能
に連結されている。
【0029】次に本実施例により、あん汁を脱水して半
固形状のあんを製造する作業について説明する。図1及
び図2に示すように、脱水室形成板5上に加圧室形成板
6を加圧セットした状態で、かつ、反転板8が図2の実
線状態に反転していると共にその反転板8の下部に上部
側ろ布9が位置している状態において、バルブVを開
き、ポンプ18を作動してタンク19内のあん汁を配管
20を通じて原液圧入口29から脱水室27内に圧入す
る。
固形状のあんを製造する作業について説明する。図1及
び図2に示すように、脱水室形成板5上に加圧室形成板
6を加圧セットした状態で、かつ、反転板8が図2の実
線状態に反転していると共にその反転板8の下部に上部
側ろ布9が位置している状態において、バルブVを開
き、ポンプ18を作動してタンク19内のあん汁を配管
20を通じて原液圧入口29から脱水室27内に圧入す
る。
【0030】この圧入された原液の圧力により上部側ろ
布9は上方へ押し上げられる。このとき、脱水室27の
下面からは、下部側ろ布4、パンチングメタル26、水
抜き溝23、排水口25を通じて予備脱水される。
布9は上方へ押し上げられる。このとき、脱水室27の
下面からは、下部側ろ布4、パンチングメタル26、水
抜き溝23、排水口25を通じて予備脱水される。
【0031】また、この原液注入時には、反転板8が上
方へ反転し、脱水室27の容積が大きくなっているた
め、原液の注入圧力は、前記従来のゴム板を膨らませる
ものに比べて極めて小さくよい。
方へ反転し、脱水室27の容積が大きくなっているた
め、原液の注入圧力は、前記従来のゴム板を膨らませる
ものに比べて極めて小さくよい。
【0032】そして、引き続きあん汁を圧入してあん汁
を脱水室27内に充満させ、ポンプ18を停止してバル
ブVを閉じる。次いで、水圧ポンプ16を作動し、加圧
水を配管17から加圧室32内に圧入する。この水圧に
より、前記の反転板8は下方へ押され、脱水室27内の
あん汁が圧搾される。
を脱水室27内に充満させ、ポンプ18を停止してバル
ブVを閉じる。次いで、水圧ポンプ16を作動し、加圧
水を配管17から加圧室32内に圧入する。この水圧に
より、前記の反転板8は下方へ押され、脱水室27内の
あん汁が圧搾される。
【0033】このようなあん汁の圧搾により、そのあん
汁内の水分は、下部側ろ布4を通じて前記予備脱水と同
様の流れによって排出口25から脱水される。また、上
部側ろ布9を通じて脱水された水は、反転板8の流通部
8f内を流通し、排水口33から外部へ排出される。
汁内の水分は、下部側ろ布4を通じて前記予備脱水と同
様の流れによって排出口25から脱水される。また、上
部側ろ布9を通じて脱水された水は、反転板8の流通部
8f内を流通し、排水口33から外部へ排出される。
【0034】反転板8の中央部8dを、その周縁8aと
略同一水平面まで押し下げて加圧操作した後、水圧ポン
プ16を停止して圧力室32内の水圧を抜くと同時に空
気導入路100から圧縮空気を反転板8と上部側ろ布9
内に急激に圧入する。
略同一水平面まで押し下げて加圧操作した後、水圧ポン
プ16を停止して圧力室32内の水圧を抜くと同時に空
気導入路100から圧縮空気を反転板8と上部側ろ布9
内に急激に圧入する。
【0035】これにより、反転板8は、その折曲部8b
の復元力及び圧縮空気の圧力によって上方へ復帰すると
共に上部側ろ布9が反転板8から強制的に剥離され、か
つ圧縮空気が上部側ろ布9の布目からケーキ面に作用
し、上部側ろ布9とケーキとの剥離が行なわれる。
の復元力及び圧縮空気の圧力によって上方へ復帰すると
共に上部側ろ布9が反転板8から強制的に剥離され、か
つ圧縮空気が上部側ろ布9の布目からケーキ面に作用
し、上部側ろ布9とケーキとの剥離が行なわれる。
【0036】また、この圧縮空気の導入により、反転板
8と上部側ろ布9間に残溜していた水は、空気圧によっ
て排水口33から強制的に押出し排水される。更に、こ
の反転板8の反転の衝撃と、圧縮空気の導入の衝撃とに
より、ケーキの剥離作用が助長される。
8と上部側ろ布9間に残溜していた水は、空気圧によっ
て排水口33から強制的に押出し排水される。更に、こ
の反転板8の反転の衝撃と、圧縮空気の導入の衝撃とに
より、ケーキの剥離作用が助長される。
【0037】その後、空気圧入口24から空気を圧入し
て、排水路23内に残留している水を排出口25から排
出する。次いでロック機構12を解除する。この解除方
法は、油圧ポンプ14を作動して第2油圧シリンダ機構
13のピストンロッド52を退入方向に移動させ、第1
レバー44を、その回転軸43を中心として時計方向に
若干回動させ、回転軸45の中心を回転軸43の軸心B
より外方へ移動させる。
て、排水路23内に残留している水を排出口25から排
出する。次いでロック機構12を解除する。この解除方
法は、油圧ポンプ14を作動して第2油圧シリンダ機構
13のピストンロッド52を退入方向に移動させ、第1
レバー44を、その回転軸43を中心として時計方向に
若干回動させ、回転軸45の中心を回転軸43の軸心B
より外方へ移動させる。
【0038】次いで、油圧シリンダ50内の油圧を抜い
てピストン52をフリーにし、油圧ポンプ14により第
1シリンダ機構11を作動してそのピストンロッド54
を上動させる。この上動により、可動ブロック10が図
7に示すように持ち上げられ、連結金具35により連結
された加圧室形成板35、当板7、脱水室形成板5及び
上部側ろ布9も同様に持ち上げられ、脱型される。
てピストン52をフリーにし、油圧ポンプ14により第
1シリンダ機構11を作動してそのピストンロッド54
を上動させる。この上動により、可動ブロック10が図
7に示すように持ち上げられ、連結金具35により連結
された加圧室形成板35、当板7、脱水室形成板5及び
上部側ろ布9も同様に持ち上げられ、脱型される。
【0039】この脱型時において、脱水室27の周壁面
28がテーパ面に形成されていること及び脱水されたあ
ん55の自重によって、あん55は容易に脱水室形成板
5から剥離され、下部側ろ布4上に残留する。
28がテーパ面に形成されていること及び脱水されたあ
ん55の自重によって、あん55は容易に脱水室形成板
5から剥離され、下部側ろ布4上に残留する。
【0040】また、この脱型時においては、油圧シリン
ダ50内の油圧が抜かれてピストン52がフリーになっ
ているため、可動ブロック10の上動につれてピストン
ロッド52が退入し、可動ブロック10を第2油圧シリ
ンダ機構13に拘束されることなく、図7に示すように
あん55が取り出しやすい高位置まで上昇させることが
できる。
ダ50内の油圧が抜かれてピストン52がフリーになっ
ているため、可動ブロック10の上動につれてピストン
ロッド52が退入し、可動ブロック10を第2油圧シリ
ンダ機構13に拘束されることなく、図7に示すように
あん55が取り出しやすい高位置まで上昇させることが
できる。
【0041】そして、この脱型後にあん55を取り出
す。次に再度脱水作業を行うには、前記の脱型作動と逆
の行動を行う。すなわち、図7の状態から、第1シリン
ダ機構11を作動し、そのピストンロッド54を下動し
て脱水室形成板5を排水板3の近傍まで下動する(図6
の状態に近い状態)。そして、第2シリンダ機構13を
作動してそのピストンロッド52を突出させる。する
と、回転軸45と48の夫々の中心を結ぶ線Aが回転軸
43の中心Bを超え、脱水室形成板5が上部側ろ布4を
介して排水板3上に強く圧着さて脱水室27が閉鎖され
ると共に、その閉鎖状態がロックされる。
す。次に再度脱水作業を行うには、前記の脱型作動と逆
の行動を行う。すなわち、図7の状態から、第1シリン
ダ機構11を作動し、そのピストンロッド54を下動し
て脱水室形成板5を排水板3の近傍まで下動する(図6
の状態に近い状態)。そして、第2シリンダ機構13を
作動してそのピストンロッド52を突出させる。する
と、回転軸45と48の夫々の中心を結ぶ線Aが回転軸
43の中心Bを超え、脱水室形成板5が上部側ろ布4を
介して排水板3上に強く圧着さて脱水室27が閉鎖され
ると共に、その閉鎖状態がロックされる。
【0042】このロック後、前記と同様な脱水作業を行
う。尚、以上はあん汁の脱水に適用した場合について説
明したが、あん汁以外のものの脱水に適用できることは
勿論である。
う。尚、以上はあん汁の脱水に適用した場合について説
明したが、あん汁以外のものの脱水に適用できることは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、脱水室内
に原液を圧入する際、反転板が上方へ隆起して脱水室の
容積が大きくなっているため、前記従来のゴム板を使用
するものに比べて、原液の注入圧力が小さくて良い上に
原液の充てん時間も速くなり作業能率が向上する。
に原液を圧入する際、反転板が上方へ隆起して脱水室の
容積が大きくなっているため、前記従来のゴム板を使用
するものに比べて、原液の注入圧力が小さくて良い上に
原液の充てん時間も速くなり作業能率が向上する。
【0044】更に脱型時には反転板と上部側ろ布間に圧
縮空気を導入して反転板の上方への反転動作と上部側ろ
布の反転板からの剥離を確実に行ない、ケーキの取り出
しを自動的にかつ確実に行なうことができる。
縮空気を導入して反転板の上方への反転動作と上部側ろ
布の反転板からの剥離を確実に行ない、ケーキの取り出
しを自動的にかつ確実に行なうことができる。
【図1】本発明の実施例を示す略正面図である。
【図2】同じく要部の正断面図である。
【図3】同じく要部の拡大正断面図である。
【図4】圧縮空気の導入部を示す拡大正断面図。
【図5】反転板の平面図である。
【図6】ロック機構を示す正面図である。
【図7】ロック機構の脱型時状態を示す正面図である。
【図8】ロック機構の側面図である。
【図9】図6における9−9線断面図である。
4 下部側ろ布 5 脱水室形成板 8 反転板 8a 周縁 8b 折曲部 8c テーパ部 9 上部側ろ布 11 昇降手段であるシリンダ 27 脱水室 32 加圧室 100 剥離手段である圧縮空気導入路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 兵祐 愛知県名古屋市西区城西三丁目21番11号 (72)発明者 小林 和男 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所習志野工場内 (56)参考文献 特開 平3−16609(JP,A) 特許2904594(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 25/12 - 25/21
Claims (1)
- 【請求項1】 上下面が開口する脱水室(27)を形成
して水平に配置した脱水室形成板(5)と、脱水室(2
7)の上下面に配置した上下部側ろ布(4)(9)と、
上部側ろ布(9)の上面側に水平に配置した反転板
(8)と、該反転板(8)の上面側に形成した加圧室
(32)と、反転板(8)と上部側ろ布(9)間に圧縮
空気を導入して反転板(8)から上部側ろ布(9)を剥
離する剥離手段と、前記脱水室形成板(5)を前記下部
側ろ布(4)に圧着、脱型する昇降手段とからなり、し
かも、前記反転板(8)が、その周縁(8a)が固定さ
れ、その周縁(8a)の内側に折曲部(8b)を形成
し、該折曲部(8b)の内側に中央に向かって上方へ傾
斜するテーパ部(8c)を形成してなる逆皿状に形成さ
れていることを特徴とする脱水機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03320196A JP3024843B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 脱水機 |
| DE69210442T DE69210442T2 (de) | 1991-02-22 | 1992-02-19 | Entwässerungsapparat |
| EP92301369A EP0500347B1 (en) | 1991-02-22 | 1992-02-19 | Hydroextractor |
| US07/838,914 US5152213A (en) | 1991-02-22 | 1992-02-21 | Hydroextractor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03320196A JP3024843B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 脱水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220306A JPH05220306A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3024843B2 true JP3024843B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=18118779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03320196A Expired - Lifetime JP3024843B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-12-04 | 脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3024843B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6122887B2 (ja) * | 2015-02-18 | 2017-04-26 | 株式会社日進製作所 | スラッジの脱液・固形化装置 |
| JP6894084B2 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-06-23 | 株式会社オクト | テーブル式フィルタープレス |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2904594B2 (ja) | 1991-02-22 | 1999-06-14 | 株式会社日立製作所 | 脱水機 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP03320196A patent/JP3024843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2904594B2 (ja) | 1991-02-22 | 1999-06-14 | 株式会社日立製作所 | 脱水機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05220306A (ja) | 1993-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3024843B2 (ja) | 脱水機 | |
| EP0500347B1 (en) | Hydroextractor | |
| JP2904594B2 (ja) | 脱水機 | |
| CN216941152U (zh) | 一种制作混凝土试块的装置 | |
| JP2545394Y2 (ja) | 脱水機 | |
| JP2914490B2 (ja) | 汚泥の脱水処理工法とその脱水処理装置 | |
| JPH1157322A (ja) | 汚泥の脱水処理装置 | |
| CN215979852U (zh) | 一种新型锥阀泵分配油缸 | |
| CN218421235U (zh) | 一种板框压滤机 | |
| CN207734667U (zh) | 一种高效压滤机 | |
| CN104260399A (zh) | 布草压榨机中的压榨装置 | |
| JP2001062210A (ja) | 汚泥の脱水処理装置 | |
| CN204095164U (zh) | 布草压榨机中的压榨装置 | |
| CN211226864U (zh) | 一种泥浆板框压滤机 | |
| CN114103222A (zh) | 一种全自动核桃榨油机 | |
| JPH0212122B2 (ja) | ||
| SU388019A1 (ru) | Пресс для отжима сока из плодово-ягодной мезги | |
| CN222788538U (zh) | 一种用于锂云母浆料的隔膜压滤机 | |
| CN213266225U (zh) | 一种污泥压滤机开合模结构 | |
| CN115056523B (zh) | 一种垃圾压缩机压头 | |
| CN112028437A (zh) | 淤泥处理系统和采用上述淤泥处理系统实施的淤泥排水方法 | |
| CN220812704U (zh) | 一种鸭绒清洗装置 | |
| CN216879285U (zh) | 一种超临界萃取用反应釜 | |
| JPH0243354Y2 (ja) | ||
| JPH0356243Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |