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JP3069898B2 - 反射性コンクリートブロック、及びその製造方法 - Google Patents
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JP3069898B2 - 反射性コンクリートブロック、及びその製造方法 - Google Patents

反射性コンクリートブロック、及びその製造方法

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JP3069898B2
JP3069898B2 JP9165544A JP16554497A JP3069898B2 JP 3069898 B2 JP3069898 B2 JP 3069898B2 JP 9165544 A JP9165544 A JP 9165544A JP 16554497 A JP16554497 A JP 16554497A JP 3069898 B2 JP3069898 B2 JP 3069898B2
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JP
Japan
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concrete
concrete block
glass beads
decorative material
reflective
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JP9165544A
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Inventor
敏夫 渡邊
Original Assignee
東海プレコン株式会社
株式会社シンセイ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートに装
飾材とガラスビーズの両方をコンクリートの表面から突
出させた反射性コンクリートブロックであって前記装飾
材の頂部の位置が、隣接するガラスビーズの頂部の位置
よりも高く備えられているところに構成特徴を有する反
射性コンクリートブロック、及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる反射性コンクリートブロッ
クとしては、多数の球状のガラスビーズを一部型枠板の
内側に貼着し、その上に塗装被膜を施し、型枠内にコン
クリートを打設することにより製造された反射性コンク
リートブロック(特公平4−14228号公報)、型枠
内面に可剥性被膜を形成し、ガラスビーズを吹き付けて
仮固着させ、その上に塗装被膜を施し型枠内にコンクリ
ートを打設することにより製造された反射性コンクリー
トブロック(特開平3−187403号公報)、水/セ
メント比の低いコンクリートの表面の一部又は全部に再
帰反射性を有するビーズを一体に埋め込み、且つビーズ
の一部分をコンクリート表面から露出させた反射性コン
クリートブロック(特公平7−96766号公報)等が
開示されている。
【0003】また、装飾材を埋め込んだコンクリートブ
ロックは、型枠の底部に装飾材をその露出面を下にして
載置し、装飾材の周囲に砂、かんてん、パラフィン等の
物質を敷き詰めて装飾材を所定の深さまで埋込む。そし
て、装飾材を覆うように型枠内にコンクリートを打設
し、コンクリートが固化した後、砂、かんてん、パラフ
ィン等の物質を圧力水でを吹き付けて洗い流したり、加
熱溶融して除去することにより製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の装飾材を埋め込
んだコンクリートブロックの製造方法においては、コン
クリートが固化した後、砂、かんてん、パラフィン等の
物質を圧力水でを吹き付けて洗い流したり、加熱溶融し
て除去する作業が面倒であり、しかもコンクリートの面
がきれいに仕上がらないという問題点がある。また、と
きには、装飾材の表面にコンクリートが流れ込み、除去
に手間が掛かるという問題がある。
【0005】また、上述のガラスビーズを埋め込んだコ
ンクリートブロックにあっては、透明なガラスビーズの
表面は、タイヤ等と摩擦すると不透明化してその反射特
性が低減するという問題があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、その解決すべき課題は、上述した従来の反射
性コンクリートブロックが具有する問題を解消すること
であり、その目的とするところは、特には、装飾材を埋
込みかつ表面をきれいに仕上げて景観商品としても使用
できる反射性コンクリートブロックを簡単に製造できる
製造方法を確立して、廉価に提供せんとすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明が採用した手段の要旨とするところは、叙上の
特許請求の範囲に記載された通りである。
【0008】すなわち、請求項1に記載の発明の要旨と
するところは、「型枠の底部に敷設したシート材の上面
に固着剤を注入して該固着剤がゲル化した後に、この固
着剤の上面に装飾材をその露出面を下にして載置し、転
圧して埋め込み、ついで前記装飾材より小粒のガラスビ
ーズを載置してその自重により埋め込み、前記固着剤
反応、固化した後前記型枠にコンクリートを打設してこ
のコンクリートが固化した後脱型し、前記固着剤を前記
シート材と共に剥離することを特徴とする反射性コンク
リートブロックの製造方法」にあり、このような構成を
採用した請求項1に記載の反射性コンクリートブロック
の製造方法によれば、型枠に固着剤を所定量注入した後
に、装飾材を転圧して所定の深さまで埋込むことがで
き、ついで自重によりガラスビーズを埋め込み、固着剤
が反応して固化すると、装飾材とガラスビーズの両方が
固着されるため、コンクリートの打設時に振動があって
も、移動しない。
【0009】また、固化した固着剤は、コンクリートに
対する離型性がよいので、コンクリートが固化した後簡
単に取り除くことができ、コンクリートブロックの表面
がきれいに仕上がることができて装飾性を高めることが
できる。
【0010】また、コンクリートブロックの表面に、全
てのガラスビーズを装飾材よりも低い位置となるように
埋め込み固定でき、タイヤ等との摩擦によってこれらガ
ラスビーズの表面が傷つき不透明化してその反射特性が
低減したり、剥離によってガラスビーズが消去され難い
反射性コンクリートブロックを、簡単に製造できる。
【0011】請求項2に記載の発明の要旨とするところ
は、「露出面に装飾材の下端部とガラスビーズの下端部
をそれぞれ埋設固定した反射性コンクリートブロックで
あって、前記露出面と前記装飾材頂部との間の距離が、
前記露出面と前記ガラスビーズ頂部との間の距離よりも
大きいこと特徴とする反射性コンクリートブロック」に
あり、このような構成を採用した請求項2記載の反射性
コンクリートブロックによれば、タイヤ等との摩擦によ
ってガラスビーズの表面が傷ついて不透明化しその反射
特性が低減することを防止でき、剥離によってガラスビ
ーズが消去されることを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコンクリートの平
面打設に適用した一実施例につき図面を参照して説明す
る。
【0013】型枠1の底部に不織布等の透水性の良いシ
ート2を取付け、このシート2の上に二液性の固着剤4
を所定量、規定の配合率で調合し、これを装飾材3の周
囲に注入して、シート2に浸透させる(図1)。固着剤
4は、後述するように、反応してゲル状となり、シート
2と一体化される。
【0014】この固着剤4は、親水性ポリウレタン樹脂
のA液と、離型剤(例えばポリオレフイン系ワックス,
天然ワックス,シリコン系ワックスなど)を乳化した水
溶性のB液とから構成された二液性常温反応タイプの抱
水固結体であり、A液及びB液を規定の配合率で調合
し、攪拌混合すると、乳化して数分後例えば3〜15分
後にハイドロゲルを作る性質を有している。このハイド
ロゲルは、つぎの性質をもっている。 (1)簡単に反応してハイドロゲルを作り固結する。 (2)ハイドロゲルは、乾燥状態において強靱なゴム状
弾性体である。(A液/B液の比率が20/80の場
合、引張接着強度は7Kg/cm2) (3)弾性被膜の状態で遮水効果が優れ、水に再溶解す
ることがない。 (4)ハイドロゲルは、抱水固結体であり、余分な水は
蒸発する。また、乾燥した樹脂は、水と接すると、水を
吸収して膨潤し、剥離性がよくなる。(A液/B液の比
率が20/80の場合、乾燥後、伸び率900%,膨張
率(水浸漬)180%,吸水率(水浸漬)340%) (5)シートに対する密着性が良く、且つ接着力も大で
ある。(A液/B液の比率が20/80の場合、ゲルの
引張試験は1.5Kg/cm2)(6)コンクリートに
対する離型性がよく、コンクリートの表面がきれいに仕
上がる。 (7)安全性が高く、薬害がない。
【0015】ついで、固着剤4に、自然石、人工石、セ
ラミック、木材等の装飾材3をその露出面3aを下にし
て載置し(図2)、装飾材3を、所定の深さD即ち装飾
材3がコンクリート5から突出する寸法Dだけ埋込む
(図3)。さらに、装飾材3より小径のガラスビーズ6
を載置し、固着剤4にガラスビーズ6の自重のみで埋め
込む(図4)。
【0016】この固着剤4を養生すると、反応してゲル
化し固化する。この間に型枠1内に鉄筋6を組み込む。
固着剤4が固化した後、固着剤4及び装飾材3を覆うよ
うに型枠1内にコンクリート5を打設する(図5)。そ
して、コンクリート5を、前置常温養生、蒸気加温養
生、後置常温養生して硬化させた後、型枠1を外す(図
6)。そして、コンクリート5の表面からシート2を剥
すと(図7)、シート2とともに固着剤4が一体に取り
除かれ、装飾材3の一部が突出するとともに装飾材3の
間にガラスビーズ6の全てを埋もれたように備えたコン
クリートブロック7が取り出される(図8)。尚、シー
ト2を剥すに当り、シート2の表面より水を供給する
と、シート2は透水性が良いため、固着剤4が水を吸収
して膨潤し、シート2がコンクリート5の表面から一層
剥がれ易くなる。
【0017】尚、本発明は、上記し且つ図面に示す実施
例にのみ限定されるものでなく、例えば、離型用シート
2は不織布やポリエチレン製に限らず、要は、固着剤4
が浸漬される多孔性のシートであれば良い等、要旨を逸
脱しない範囲で種々設計変更が可能である。尚、特にシ
ート2が不織布等の透水性の良い材質の場合は、固着剤
がシート2と共に剥離でき、作業効率を上げることがで
きるという作用効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明のコンクリートブロックの製造方
法は、型枠に固着剤を注入してこの固着剤をゲル化さ
せ、その上に装飾材を載置して所定の深さだけ埋込み、
ついでガラスビーズを自重のみで埋め込み、固着剤を反
応、固化させたので、型枠に打設したコンクリートが固
化した後脱型し、固着剤に水を供給して膨潤させれば、
固着剤を簡単に取り除くことができる。
【0019】よって、製造が簡単で、表面に、全てのガ
ラスビーズを装飾材よりも低い位置となるように固定さ
れ、タイヤ等との摩擦によりガラスビーズ表面が傷つい
て透明化して反射特性が低減したり剥離によってガラス
ビーズが消去され難く、しかもコンクリートの表面がき
れいに仕上がる、という優れた作用効果を奏する。
【0020】また、本発明の反射性コンクリートブロッ
クは、タイヤ等との摩擦によってガラスビーズの表面が
傷ついて不透明化しその反射特性が低減することを防止
でき、剥離によってガラスビーズが消去されることを防
止でき、特には、夜間の車ライト等による乱反射で位置
確認が正確にでき、また、表面仕上げが美麗である。よ
って、安全性を高めしかも装飾性に優れた景観商品とし
てその実効を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例における製造過程の一工程を概略的
に示す図である。
【図2】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図3】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図4】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図5】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図6】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図7】 製造過程の他の工程を概略的に示す図であ
る。
【図8】 最終製品たる反射性コンクリートブロックを
概略的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…型枠 2…シート(材) 3…装飾材 4…固着剤 5…コンクリート 6…ガラスビーズ 7…コンクリートブロック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型枠の底部に敷設したシート材の上面に固
    着剤を注入して該固着剤がゲル化した後に、この固着剤
    の上面に装飾材をその露出面を下にして載置し、転圧し
    て埋め込み、ついで前記装飾材より小粒のガラスビーズ
    を載置してその自重により埋め込み、前記固着剤が反
    応、固化した後前記型枠にコンクリートを打設してこの
    コンクリートが固化した後脱型し、前記固着剤を前記シ
    ート材と共に剥離することを特徴とする反射性コンクリ
    ートブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】 露出面に装飾材の下端部とガラスビーズ
    の下端部をそれぞれ埋設固定した反射性コンクリートブ
    ロックであって、 前記露出面と前記装飾材頂部との間の距離が、前記露出
    面と前記ガラスビーズ頂部との間の距離よりも大きいこ
    と特徴とする反射性コンクリートブロック。
JP9165544A 1997-06-23 1997-06-23 反射性コンクリートブロック、及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3069898B2 (ja)

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