JP3130138B2 - 平版印刷版用版面処理液 - Google Patents
平版印刷版用版面処理液Info
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- JP3130138B2 JP3130138B2 JP24494492A JP24494492A JP3130138B2 JP 3130138 B2 JP3130138 B2 JP 3130138B2 JP 24494492 A JP24494492 A JP 24494492A JP 24494492 A JP24494492 A JP 24494492A JP 3130138 B2 JP3130138 B2 JP 3130138B2
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- Japan
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- silver
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像銀をインキ受理性
として利用する平版印刷版に於いて印刷開始時の画像部
のインキ受理性を向上させる為の版面処理液に関するも
のである。
として利用する平版印刷版に於いて印刷開始時の画像部
のインキ受理性を向上させる為の版面処理液に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高い感度を有し、かつスペクトル増感で
きるハロゲン化銀乳剤を用いた印刷版は、既にいくつか
の形で実用化されている。そのうち銀画像をインキ受理
性にして利用するオフセット印刷版としては、米国特許
第3721559号、同第3490905号、特公昭4
8−30562号、米国特許第3385701号、同第
3814603号、特公昭44−27242号、特開昭
53−21602号、米国特許第3454398号、同
第3764323号、同第3099209号、特開昭5
3−9603号などがある。
きるハロゲン化銀乳剤を用いた印刷版は、既にいくつか
の形で実用化されている。そのうち銀画像をインキ受理
性にして利用するオフセット印刷版としては、米国特許
第3721559号、同第3490905号、特公昭4
8−30562号、米国特許第3385701号、同第
3814603号、特公昭44−27242号、特開昭
53−21602号、米国特許第3454398号、同
第3764323号、同第3099209号、特開昭5
3−9603号などがある。
【0003】これらは印刷版の製造方法としては、いく
つかのタイプに大別されるけれども、画像銀をインキ受
理性にする点に於いては共通するものである。平版印刷
版は、新油性のインキを受理する画線部分と親水性で水
を受理する非画線部分とから構成される。従って、通常
の平版印刷は水とインキの両方を版面に供給し、画線部
分は着色性のインキを、非画線部分は水を選択的に受け
入れ、該画線上のインキを例えば紙などの基質に転写さ
せることによってなされる。
つかのタイプに大別されるけれども、画像銀をインキ受
理性にする点に於いては共通するものである。平版印刷
版は、新油性のインキを受理する画線部分と親水性で水
を受理する非画線部分とから構成される。従って、通常
の平版印刷は水とインキの両方を版面に供給し、画線部
分は着色性のインキを、非画線部分は水を選択的に受け
入れ、該画線上のインキを例えば紙などの基質に転写さ
せることによってなされる。
【0004】良好な印刷物を得るためには、画線部分と
非画線部分の表面の親油性及び親水性の差が十分に大き
いことが要求される。
非画線部分の表面の親油性及び親水性の差が十分に大き
いことが要求される。
【0005】前述のハロゲン化銀乳剤を用いた印刷版の
製版法は、簡便、確実及び迅速であり、自動化すること
が出来、高い感度、高い解像力、高い画像再現性という
特徴を有しているが、ジアゾ感光材料等の有機コロイド
から現実化されている印刷版(PS版)等に比べて、画
像部分と非画像部分との親油性及び親水性の差が十分に
大きいものではなかった。
製版法は、簡便、確実及び迅速であり、自動化すること
が出来、高い感度、高い解像力、高い画像再現性という
特徴を有しているが、ジアゾ感光材料等の有機コロイド
から現実化されている印刷版(PS版)等に比べて、画
像部分と非画像部分との親油性及び親水性の差が十分に
大きいものではなかった。
【0006】かかる欠点を克服するために、特公昭48
−29723号、特開昭58−127928号等に、メ
ルカプト基もしくはチオン基を有する化合物が銀画像に
作用しインキ受理性を良くすることが示されている。
又、特開昭48−45305号、同昭54−83502
号、同昭57−29046号等に、コロイダルシリカや
コロイダルアルミナの様な無機の微粒子は平版印刷版の
表面に吸着し印刷版表面に親水性の層を作り、親水性を
向上させることが示されている。すなわち、メルカプト
基等を有する化合物のメルカプト基等が画像銀に吸着
し、同化合物の疎水性部分が画像銀を覆い、コロイダル
シリカ等の無機の微粒子が非画線部を覆い、画線部分と
非画線部分との親油性及び親水性の差が大きくなるもの
と考えられている。
−29723号、特開昭58−127928号等に、メ
ルカプト基もしくはチオン基を有する化合物が銀画像に
作用しインキ受理性を良くすることが示されている。
又、特開昭48−45305号、同昭54−83502
号、同昭57−29046号等に、コロイダルシリカや
コロイダルアルミナの様な無機の微粒子は平版印刷版の
表面に吸着し印刷版表面に親水性の層を作り、親水性を
向上させることが示されている。すなわち、メルカプト
基等を有する化合物のメルカプト基等が画像銀に吸着
し、同化合物の疎水性部分が画像銀を覆い、コロイダル
シリカ等の無機の微粒子が非画線部を覆い、画線部分と
非画線部分との親油性及び親水性の差が大きくなるもの
と考えられている。
【0007】しかしながら、上記のコロイダルシリカ等
の無機の微粒子は、非画線部分の親水性は向上させるも
のの画線部分にまで作用しメルカプト基等を有する化合
物の画像銀への作用を阻害し、インキ受理性を悪化させ
印刷物に濃度ムラを発生させていた。
の無機の微粒子は、非画線部分の親水性は向上させるも
のの画線部分にまで作用しメルカプト基等を有する化合
物の画像銀への作用を阻害し、インキ受理性を悪化させ
印刷物に濃度ムラを発生させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の平版印刷版にお
いて、非画線部分の親水性は損なわず、画線部分の画像
銀へのメルカプト基等を有する化合物の作用を阻害しな
いコロイダルシリカ等の無機の微粒子に変わる不感脂化
剤の検討が試みられている。例えば、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸等の水溶性合成高分子等である
が、これらは、メルカプト基等を有する化合物の作用は
阻害しないが、コロイダルシリカ等に比べて非画線部の
親水性を落としてしまうという欠点を有していた。
いて、非画線部分の親水性は損なわず、画線部分の画像
銀へのメルカプト基等を有する化合物の作用を阻害しな
いコロイダルシリカ等の無機の微粒子に変わる不感脂化
剤の検討が試みられている。例えば、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸等の水溶性合成高分子等である
が、これらは、メルカプト基等を有する化合物の作用は
阻害しないが、コロイダルシリカ等に比べて非画線部の
親水性を落としてしまうという欠点を有していた。
【0009】本発明の目的は、非画線部分の親水性を向
上させ、なおかつメルカプト基等を有する化合物の画像
銀への作用を阻害しない不感脂化剤を含んでいる平版印
刷版用版面処理液を提供することである。
上させ、なおかつメルカプト基等を有する化合物の画像
銀への作用を阻害しない不感脂化剤を含んでいる平版印
刷版用版面処理液を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
画像銀をインキ受理性として利用する平版印刷版用版面
処理液において、少なくとも一種以上のメルカプト基又
はチオン基を有する化合物とプルランを含有することに
より達成された。
画像銀をインキ受理性として利用する平版印刷版用版面
処理液において、少なくとも一種以上のメルカプト基又
はチオン基を有する化合物とプルランを含有することに
より達成された。
【0011】本発明に関わるプルランとは、下記の化1
で示される構造を有しており、Black Yeast
と呼ばれる菌を培養した時に菌体外に生産される多糖類
の一種であり、培養の炭素源としてスクロース、グルコ
ース糖が用いられる。
で示される構造を有しており、Black Yeast
と呼ばれる菌を培養した時に菌体外に生産される多糖類
の一種であり、培養の炭素源としてスクロース、グルコ
ース糖が用いられる。
【0012】
【化1】
【0013】本発明のプルランの分子量は1〜200万
のものが容易に製造できる。プルランの製造及び性質に
ついては、高分子26巻93頁(1977年)に記載さ
れている。又、プルランは工業製品として林原株式会社
よりプルランPF−20とPI−20及びトリグルコ−
Aの商標で発売されている。本発明に使用されるプルラ
ンの分子量は特に限定されないが、好ましくは1〜10
0万程度の範囲のものがよい。
のものが容易に製造できる。プルランの製造及び性質に
ついては、高分子26巻93頁(1977年)に記載さ
れている。又、プルランは工業製品として林原株式会社
よりプルランPF−20とPI−20及びトリグルコ−
Aの商標で発売されている。本発明に使用されるプルラ
ンの分子量は特に限定されないが、好ましくは1〜10
0万程度の範囲のものがよい。
【0014】本発明に用いられるメルカプト基又はチオ
ン基を有する化合物は、特公昭48−29723号、特
開昭58−127928号等に記載されている。基本的
にメルカプト基又はチオン基と親油性基とからなる構造
を有している。
ン基を有する化合物は、特公昭48−29723号、特
開昭58−127928号等に記載されている。基本的
にメルカプト基又はチオン基と親油性基とからなる構造
を有している。
【0015】本発明のメルカプト基もしくはチオン基を
有する化合物とは、次の化2に示される一般式を有する
ものである。
有する化合物とは、次の化2に示される一般式を有する
ものである。
【0016】
【化2】
【0017】(式中のRは水素、炭素数12以下のアル
キル基、アリル基、アラルキル基、Zは、式中のN、C
と共に5ないし6員環を形成するのに必要な結合の残り
の原子団を示す。)
キル基、アリル基、アラルキル基、Zは、式中のN、C
と共に5ないし6員環を形成するのに必要な結合の残り
の原子団を示す。)
【0018】5ないし6員環の具体的な例としては、イ
ミダゾール、イミダゾリン、チアゾール、チアゾリン、
オキサゾール、オキサゾリン、ピラゾリン、トリアゾー
ル、チアジアゾール、オキサジアゾール、テトラゾー
ル、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、ト
リアジン等であり、又これらの環は2個以上の縮合生成
した環であってもよく、ベンゼン環やナフタリン環と縮
合したものであってもよい。
ミダゾール、イミダゾリン、チアゾール、チアゾリン、
オキサゾール、オキサゾリン、ピラゾリン、トリアゾー
ル、チアジアゾール、オキサジアゾール、テトラゾー
ル、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、ト
リアジン等であり、又これらの環は2個以上の縮合生成
した環であってもよく、ベンゼン環やナフタリン環と縮
合したものであってもよい。
【0019】係る化合物の具体例としては、2−メルカ
プト−4−フェニルイミダゾール、2−メルカプト−1
−ベンジルイミダゾール、2−メルカプト−ベンズイミ
ダゾール、1−エチル−2−メルカプト−ベンズイミダ
ゾール、2−メルカプト−1−ブチル−ベンズイミダゾ
ール、1,3−ジエチル−ベンゾイミダゾリン−2−チ
オン、1,3−ジベンジル−イミダゾリジン−2−チオ
ン、2,2´−ジメルカプト−1,1´−デカメチレン
−ジイミダゾリン、2−メルカプト−4−フェニルチア
ゾール、2−メルカプト−ベンゾチアゾール、2−メル
カプトナフトチアゾール、3−エチル−ベンゾチアゾリ
ン−2−チオン、3−ドデシル−ベンゾチアゾリン−2
−チオン、2−メルカプト−4,5−ジフェニルオキサ
ゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、3−ペン
チル−ベンゾオキサゾリン−2−チオン、1−フェニル
−3−メチルピラゾリン−5−チオン、3−メルカプト
−4−アリル−5−ペンタデシル−1,2,4−トリア
ゾール、3−メルカプト−5−ノニル−1,2,4−ト
リアゾール、3−メルカプト−4−アセタミド−5−ヘ
プチル−1,2,4−トリアゾール、3−メルカプト−
4−アミノ−5−ヘプタデシル−1,2,4−トリアゾ
ール、2−メルカプト−5−フェニル−1,3,4−チ
アジアゾール、2−メルカプト−5−フェニル−1,
3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−5−n−ヘ
プチル−オキサチアゾール、2−メルカプト−5−フェ
ニル−1,3,4−オキサジアゾール、2−ヘプタデシ
ル−5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール、5
−メルカプト−1−フェニル−テトラゾール、2−メル
カプト−5−ニトロピリジン、1−メチル−キノリン−
2(1H)−チオン、2−メルカプト−4−ヒドロキシ
−6−ペンタデシルピリジン、3−メルカプト−4−メ
チル−6−フェニル−ピリダジン、2−メルカプト−
5,6−ジフェニル−ピラジン、2−メルカプト−4,
6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2−アミノ
−4−メルカプト−6−ベンジル−1,3,5−トリア
ジン、1,5−ジメルカプト−3,7−ジフェニル−S
−トリアゾリノ〔1,2−a〕−S−トリアゾリン等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
プト−4−フェニルイミダゾール、2−メルカプト−1
−ベンジルイミダゾール、2−メルカプト−ベンズイミ
ダゾール、1−エチル−2−メルカプト−ベンズイミダ
ゾール、2−メルカプト−1−ブチル−ベンズイミダゾ
ール、1,3−ジエチル−ベンゾイミダゾリン−2−チ
オン、1,3−ジベンジル−イミダゾリジン−2−チオ
ン、2,2´−ジメルカプト−1,1´−デカメチレン
−ジイミダゾリン、2−メルカプト−4−フェニルチア
ゾール、2−メルカプト−ベンゾチアゾール、2−メル
カプトナフトチアゾール、3−エチル−ベンゾチアゾリ
ン−2−チオン、3−ドデシル−ベンゾチアゾリン−2
−チオン、2−メルカプト−4,5−ジフェニルオキサ
ゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、3−ペン
チル−ベンゾオキサゾリン−2−チオン、1−フェニル
−3−メチルピラゾリン−5−チオン、3−メルカプト
−4−アリル−5−ペンタデシル−1,2,4−トリア
ゾール、3−メルカプト−5−ノニル−1,2,4−ト
リアゾール、3−メルカプト−4−アセタミド−5−ヘ
プチル−1,2,4−トリアゾール、3−メルカプト−
4−アミノ−5−ヘプタデシル−1,2,4−トリアゾ
ール、2−メルカプト−5−フェニル−1,3,4−チ
アジアゾール、2−メルカプト−5−フェニル−1,
3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−5−n−ヘ
プチル−オキサチアゾール、2−メルカプト−5−フェ
ニル−1,3,4−オキサジアゾール、2−ヘプタデシ
ル−5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール、5
−メルカプト−1−フェニル−テトラゾール、2−メル
カプト−5−ニトロピリジン、1−メチル−キノリン−
2(1H)−チオン、2−メルカプト−4−ヒドロキシ
−6−ペンタデシルピリジン、3−メルカプト−4−メ
チル−6−フェニル−ピリダジン、2−メルカプト−
5,6−ジフェニル−ピラジン、2−メルカプト−4,
6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2−アミノ
−4−メルカプト−6−ベンジル−1,3,5−トリア
ジン、1,5−ジメルカプト−3,7−ジフェニル−S
−トリアゾリノ〔1,2−a〕−S−トリアゾリン等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0020】本発明に用いられるメルカプト化合物の使
用量は、使用液1l当り0.1〜10gであるが、好ま
しくは0.5〜5gの範囲で添加する。
用量は、使用液1l当り0.1〜10gであるが、好ま
しくは0.5〜5gの範囲で添加する。
【0021】本発明に用いられるプルランの使用量は、
前記のメルカプト化合物に対して重量比で2:1〜3
0:1、好ましくは5:1〜20:1の範囲の割合で添
加する。その後該混合溶液に必要に応じてその他化合物
等を添加することによって調製する。
前記のメルカプト化合物に対して重量比で2:1〜3
0:1、好ましくは5:1〜20:1の範囲の割合で添
加する。その後該混合溶液に必要に応じてその他化合物
等を添加することによって調製する。
【0022】前記したように、本発明は画像銀をインキ
受理性として利用する平版印刷版版面に印刷開始時のイ
ンキ受理性を向上させる版面処理液に関するものであ
り、現像処理後から印刷開始までの間に印刷版面に施さ
れる版面処理液である。該版面処理液には、上記の化合
物以外にも一般に使われている緩衝剤、保恒剤、保存
剤、湿潤剤及び界面活性剤等を混合することができる。
例えば、リン酸、硫酸等の無機酸、コハク酸、プロピオ
ン酸等の有機酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢
酸等の錯化剤である。又、コロイダルシリカ等の無機の
微粒子もメルカプト基等を有する化合物の作用を阻害し
ない範囲で混合することが出来る。
受理性として利用する平版印刷版版面に印刷開始時のイ
ンキ受理性を向上させる版面処理液に関するものであ
り、現像処理後から印刷開始までの間に印刷版面に施さ
れる版面処理液である。該版面処理液には、上記の化合
物以外にも一般に使われている緩衝剤、保恒剤、保存
剤、湿潤剤及び界面活性剤等を混合することができる。
例えば、リン酸、硫酸等の無機酸、コハク酸、プロピオ
ン酸等の有機酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢
酸等の錯化剤である。又、コロイダルシリカ等の無機の
微粒子もメルカプト基等を有する化合物の作用を阻害し
ない範囲で混合することが出来る。
【0023】画像銀をインキ受理性として利用する平版
印刷版について、ハロゲン化銀乳剤は印刷原版そのもの
に有しても、あるいは銀拡散転写法によって受像層を有
する印刷原版シートに対する銀供給源として、別のネガ
シート上に有していてもよい。
印刷版について、ハロゲン化銀乳剤は印刷原版そのもの
に有しても、あるいは銀拡散転写法によって受像層を有
する印刷原版シートに対する銀供給源として、別のネガ
シート上に有していてもよい。
【0024】該ハロゲン化銀乳剤は、塩化銀、臭化銀、
塩臭化銀及びこれらにヨウ化物を含んだもののいずれで
もよく、このバインダーはゼラチンが好ましいが、ゼラ
チンの一部又は全部を他のコロイド物質、例えばカゼイ
ン、アルブミン、セルロース誘導体等で置換されてもよ
い。ハロゲン化銀は硝酸銀に換算して0.5−7g/m
2,バインダーは0.5−10g/m2の範囲で通常使用
することが出来る。
塩臭化銀及びこれらにヨウ化物を含んだもののいずれで
もよく、このバインダーはゼラチンが好ましいが、ゼラ
チンの一部又は全部を他のコロイド物質、例えばカゼイ
ン、アルブミン、セルロース誘導体等で置換されてもよ
い。ハロゲン化銀は硝酸銀に換算して0.5−7g/m
2,バインダーは0.5−10g/m2の範囲で通常使用
することが出来る。
【0025】ハロゲン化銀乳剤の製造法は、通常の写真
業界で公知の方法で製造することが出来、特に印刷版に
使用する為の製法も既述の公知特許文献中に開示されて
いるので参考にすることが出来る。
業界で公知の方法で製造することが出来、特に印刷版に
使用する為の製法も既述の公知特許文献中に開示されて
いるので参考にすることが出来る。
【0026】本発明に用いる平版印刷版は、一般に画像
露光後アルカリ現像液で処理される。係る現像液は、ハ
イドロキノンのごとき現像主薬を含む通常の写真現像
液、ハイポ等を含む銀拡散転写法の現像液あるいはそれ
らをアクチベーター化した高アルカリ現像液等いかなる
ものでも使用することが出来る。
露光後アルカリ現像液で処理される。係る現像液は、ハ
イドロキノンのごとき現像主薬を含む通常の写真現像
液、ハイポ等を含む銀拡散転写法の現像液あるいはそれ
らをアクチベーター化した高アルカリ現像液等いかなる
ものでも使用することが出来る。
【0027】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、勿
論これだけに限定されるものではない。
論これだけに限定されるものではない。
【0028】実施例1 下引き処理したポリエステルフィルム支持体の片面に平
均粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有するマット化層を
設け、反対側の面に光反射率が3%になる量のカーボン
ブラックを含み、写真用ゼラチンに対して20重量%の
平均粒径7μのシリカ粉末を含むハレーション防止用下
塗り層(pH4に調整)と、化学増感された後に平均粒
径7μのシリカ粉末を写真用ゼラチンに対して5重量%
の割合で含む緑感域にスペクトル増感された高感度塩化
銀乳剤(pH4に調整)とを設けた。
均粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有するマット化層を
設け、反対側の面に光反射率が3%になる量のカーボン
ブラックを含み、写真用ゼラチンに対して20重量%の
平均粒径7μのシリカ粉末を含むハレーション防止用下
塗り層(pH4に調整)と、化学増感された後に平均粒
径7μのシリカ粉末を写真用ゼラチンに対して5重量%
の割合で含む緑感域にスペクトル増感された高感度塩化
銀乳剤(pH4に調整)とを設けた。
【0029】下塗り層のゼラチンは3.5g/m2、乳
剤層のゼラチンは0.8g/m2、硝酸銀に換算したハ
ロゲン化銀1.0g/m2の割合で塗布された。この下
塗り層と乳剤層は硬膜剤としてホルマリンをゼラチンに
対して5.0mg/gゼラチン量で含んでいる。乾燥後
40℃で14日間加熱した後、この乳剤層の上に、特開
昭54−103104実施例2のプレートNo.31記
載の核塗液を塗布、乾燥し、平版印刷版を製造する。ハ
ロゲン化銀乳剤は、物理熟成時にハロゲン化銀1モル当
たり4×10ー6モルの塩化ロジウムを添加したものであ
り、平均粒径0.4ミクロンであった。
剤層のゼラチンは0.8g/m2、硝酸銀に換算したハ
ロゲン化銀1.0g/m2の割合で塗布された。この下
塗り層と乳剤層は硬膜剤としてホルマリンをゼラチンに
対して5.0mg/gゼラチン量で含んでいる。乾燥後
40℃で14日間加熱した後、この乳剤層の上に、特開
昭54−103104実施例2のプレートNo.31記
載の核塗液を塗布、乾燥し、平版印刷版を製造する。ハ
ロゲン化銀乳剤は、物理熟成時にハロゲン化銀1モル当
たり4×10ー6モルの塩化ロジウムを添加したものであ
り、平均粒径0.4ミクロンであった。
【0030】この様にして得られた平版印刷版の原版に
像反転機構を有する製版カメラで像露光し、下記の現像
液(使用液)により30℃で30秒間現像処理し、続い
て下記の安定液で処理した。 <現像液> 水酸化ナトリウム 24g 水酸化カリウム 8g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2ーメチルー2ーアミノー1ーフ゜ロハ゜ノール 30g 水で1lとする。 <安定液> リン酸 1.2g 第二リン酸ナトリウム 25g 無水亜硫酸ナトリウム 2.5g エチレングリコール 5g コロイダルシリカ(20%水溶液) 1g 水で1lとする。 (pH6に調整)
像反転機構を有する製版カメラで像露光し、下記の現像
液(使用液)により30℃で30秒間現像処理し、続い
て下記の安定液で処理した。 <現像液> 水酸化ナトリウム 24g 水酸化カリウム 8g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2ーメチルー2ーアミノー1ーフ゜ロハ゜ノール 30g 水で1lとする。 <安定液> リン酸 1.2g 第二リン酸ナトリウム 25g 無水亜硫酸ナトリウム 2.5g エチレングリコール 5g コロイダルシリカ(20%水溶液) 1g 水で1lとする。 (pH6に調整)
【0031】以上の操作により作成した印刷版をオフセ
ット印刷機にセットし、下記に示すような版面処理液を
版面に与え、印刷機にエービーデイック1250(AB
−Dick社製オフセット印刷機の商標)、インキは、
インキ受容性試験の時にはAB−Dick3−1012
墨インキ、親水性(地汚れ)試験の時にはFグロス68
紫Sインキ(大日本インキ社製)、給湿液にOD30
(三菱製紙社製給湿液)を使用し印刷を行った。
ット印刷機にセットし、下記に示すような版面処理液を
版面に与え、印刷機にエービーデイック1250(AB
−Dick社製オフセット印刷機の商標)、インキは、
インキ受容性試験の時にはAB−Dick3−1012
墨インキ、親水性(地汚れ)試験の時にはFグロス68
紫Sインキ(大日本インキ社製)、給湿液にOD30
(三菱製紙社製給湿液)を使用し印刷を行った。
【0032】 クエン酸 1g クエン酸ナトリウム 2g 変性アルコール 350g メルカプト化合物 1g 不感脂化剤 10g 水で1lとする。 メルカプト化合物と不感脂化剤の組み合わせは、表1の
通りである。
通りである。
【0033】
【表1】
【0034】表1中の化合物Aは2−メルカプト−5−
n−ヘプチル−オキサジアゾール、Bは2−メルカプト
−4−フェニルイミダゾールである。
n−ヘプチル−オキサジアゾール、Bは2−メルカプト
−4−フェニルイミダゾールである。
【0035】インキ受理性の評価は、版面にインキを接
触させると同時に紙を送り始め、良好な画像濃度で濃度
ムラのない印刷物が得られるまでの印刷枚数として評価
した。又、非画線部の保水性(地汚れ)の評価は、地汚
れが発生し印刷に供せなくなった時の印刷枚数で次の評
価基準により評価した。 〇 2000枚以上 △ 500〜2000枚 × 1〜500枚 印刷結果を表2に示した。
触させると同時に紙を送り始め、良好な画像濃度で濃度
ムラのない印刷物が得られるまでの印刷枚数として評価
した。又、非画線部の保水性(地汚れ)の評価は、地汚
れが発生し印刷に供せなくなった時の印刷枚数で次の評
価基準により評価した。 〇 2000枚以上 △ 500〜2000枚 × 1〜500枚 印刷結果を表2に示した。
【0036】
【表2】
【0037】結果から、本発明は非画線部の親水性を向
上させ、画線部のインキ受理性を阻害しないで濃度ムラ
のない良好な印刷物を早く得ることが確認された。
上させ、画線部のインキ受理性を阻害しないで濃度ムラ
のない良好な印刷物を早く得ることが確認された。
【0038】
【発明の効果】本発明の実施形態によれば、画像銀をイ
ンキ受理性として利用する平版印刷版において非画線部
の親水性を向上させ、画線部分の画像銀へのメルカプト
化合物の作用を阻害することなく濃度ムラのない良好な
印刷物を得ることが出来る。
ンキ受理性として利用する平版印刷版において非画線部
の親水性を向上させ、画線部分の画像銀へのメルカプト
化合物の作用を阻害することなく濃度ムラのない良好な
印刷物を得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−254454(JP,A) 特開 昭57−125938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/07 B41N 3/08 G03F 7/00 503
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一種類以上のメルカプト基又
はチオン基を有する化合物とプルランを含有することを
特徴とする、画像銀をインキ受理性として利用する平版
印刷版用版面処理液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24494492A JP3130138B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 平版印刷版用版面処理液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24494492A JP3130138B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 平版印刷版用版面処理液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695391A JPH0695391A (ja) | 1994-04-08 |
| JP3130138B2 true JP3130138B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=17126290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24494492A Expired - Fee Related JP3130138B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 平版印刷版用版面処理液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3130138B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP24494492A patent/JP3130138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0695391A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
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