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JP3341809B2 - 運行記録計の筐体取付部構造 - Google Patents
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JP3341809B2 - 運行記録計の筐体取付部構造 - Google Patents

運行記録計の筐体取付部構造

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JP3341809B2
JP3341809B2 JP04103797A JP4103797A JP3341809B2 JP 3341809 B2 JP3341809 B2 JP 3341809B2 JP 04103797 A JP04103797 A JP 04103797A JP 4103797 A JP4103797 A JP 4103797A JP 3341809 B2 JP3341809 B2 JP 3341809B2
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mounting
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housing
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裕一 小林
義夫 村松
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    • G01D15/32Holding means for recording surfaces; Guiding means for recording surfaces; Exchanging means for recording surfaces for circular charts
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/12Recording devices
    • G01P1/122Speed recorders
    • G01P1/125Speed recorders with recording discs

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の走行速度
及び走行距離等の情報を記録紙に記録する運行記録計に
係り、特に、筐体の前面から記録紙を水平に出し入れす
る形態の運行記録計に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行速度や走行距離といった情報
を記録する運行記録計としては、従来より、インストル
メントパネルに取り付けた本体に対して、時計や速度計
等の計器が一体に収容されたケースを開閉する所謂丸型
の運行記録計が広く使用されていた。
【0003】しかし、この丸型の運行記録計は、ケース
の表側に速度計や走行距離計等の計器が配置され、ケー
スの裏側に、前記計器の文字板と平行に記録紙を配設す
る構成であったため、インストルメントパネル上での占
有面積が大きくなり、該インストルメントパネル上に配
設される他の計器も、バランスを取るためある程度記録
紙に近い大きさにせざるを得ず、インストルメントパネ
ル回りのデザインの自由度がなくなる欠点を有してい
た。
【0004】そこで、本出願人は、記録紙を水平にして
保持する回転テーブルを備えたトレー部やカートリッ
ジ、即ち、記録紙を回転可能に保持する記録紙保持体を
本体に対して出し入れさせ、前記計器を別体として、カ
ーオーディオ装置等と同じくコンソールボックス内に収
容できる箱型の運行記録計を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した運
行記録計においては、コンソールボックスに収容するこ
とを前提としているため、一般的なカーオーディオ装置
等と同様に、コンソールボックスに収容される他の装置
と隣接しない筐体の両側面において、コンソールボック
スの両側面に裏側から内側に向けて差し込まれた固定ね
じによりねじ止めして取り付けることになる。
【0006】ところが、上述した固定ねじを差し込む孔
は、コンソールボックスに最初から穿設されているた
め、収容する装置側がその孔に位置を合わせてねじ孔を
設けることとなり、従って、複数の車両のコンソールボ
ックスに対応させるためには、各車両の孔の位置に合わ
せて多数のねじ孔を形成しておかなければならなくな
る。
【0007】そして、そのように多数のねじ孔を形成し
ておくと、実際には取り付けに使わないねじ孔が発生
し、その使わないねじ孔から筐体の内部に塵埃等が侵入
してしまい、故障等の基となってしまう。
【0008】そこで、ねじ孔を形成する代わりにインサ
ートナットを筐体の側部に埋め込むことも行われている
が、その場合には、対応する車両の種類が変わったり増
減すると、その都度筐体を設計変更しなければならず、
対応が面倒であるだけでなく、製品コストの上昇を招い
てしまうという問題がある。
【0009】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、車両のコンソールボックス等に収容さ
れて、筐体の前面から記録紙を水平に出し入れする形態
で使用される箱型の運行記録計において、取付対象の車
両が変更、或は、増減しても、コストをかけずに簡単に
対応することができる運行記録計の筐体取付部構造を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の運行記録計の筐体取付部構
造は、筐体の前面から水平に出し入れされる記録紙に対
して、車両の走行情報を前記筐体の内部で記録する運行
記録計の前記筐体を前記車両に取り付けるための構造で
あって、前記筐体の側部に形成された取付板固定部と、
前記取付板固定部に着脱可能に取着される取付板とを備
え、前記取付板が、前記筐体の取付対象の車両に応じた
配置の固定ねじ取付部を有していることを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載した本発明の運行記
録計の筐体取付部構造は、前記取付板が、複数種類の前
記車両に応じて互いに配置が異なる複数の前記固定ねじ
取付部を有しているものとした。
【0012】さらに、請求項3に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造は、前記取付板固定部に、複数
種類の前記取付板の中から前記筐体の取付対象の車両に
応じた種類の前記取付板が選択して取着され、各取付板
が、該取付板に対応する種類の前記車両に応じた配置の
前記固定ねじ取付部をそれぞれ有しているものとした。
【0013】また、請求項4に記載した本発明の運行記
録計の筐体取付部構造は、前記取付板固定部が、前記筐
体の側部から所定の深さの凹状を呈しており、該側部で
前記取付板固定部の周囲の側部部分と該取付板固定部と
の間に前記所定の深さの段差を形成する、前記取付板固
定部の内周部に、取付溝が形成されており、前記取付板
の周縁で、該取付板を前記取付板固定部に取着した状態
で前記取付溝に対応する周縁箇所に、該取付溝に係合可
能な係合片が形成されており、前記取付板固定部に、前
記係合片の前記取付溝への係合により前記取付板固定部
に前記取付板を取着した状態で、前記取付板固定部に臨
む前記取付板の裏面に当接する突起が形成されており、
前記取付板固定部に取着した前記取付板の裏面に対する
前記突起の当接により、前記取付溝の内部において前記
係合片が前記筐体の外方に当て付けられるものとした。
【0014】そして、請求項1に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造はさらに、前記筐体が、前記記
録紙が前記前面から出し入れされる水平面と、該水平面
と直交する鉛直面とのうちいずれか一方の面に沿って分
割される第1ケース及び第2ケースを組み付けて構成さ
れており、前記取付板固定部が、前記第1ケースの側部
と前記第2ケースの側部とに跨って形成されており、前
記取付板が、前記取付板固定部の前記第1ケース側部分
と前記第2ケース側部分とのうちいずれか一方に取着し
つつ、前記第1ケースと前記第2ケースとを組み付ける
ことで、前記取付板固定部の前記第1ケース側部分と前
記第2ケース側部分とのうちいずれか他方に取着される
ように構成されているものとした。
【0015】請求項1に記載した本発明の運行記録計の
筐体取付部構造によれば、取付対象の車両が変更になっ
ても、筐体の全体を設計変更するのではなく、取付板の
固定ねじ取付部の配置だけを変更すれば済み、従って、
取り付け対象の車両が変更、或は、増減しても、コスト
をかけずに簡単に対応することが可能となる。
【0016】また、請求項2に記載した本発明の運行記
録計の保持体移動方法によれば、筐体そのものは固定ね
じ取付部を持たなくなり、従って、複数種類の車両に対
応する固定ねじ取付部を設けて、実際の取り付けには使
わない、他の種類の車両に対応した固定ねじ取付部が発
生する構成にしたとしても、筐体そのものに固定ねじ取
付部を設ける従来の場合のように、その使わない固定ね
じ取付け部が、筐体の内外を連通する開口として機能し
てしまうことがない。
【0017】よって、筐体内部の機構の故障の原因とな
る筐体外部からの塵埃等の侵入を防止しつつ、1つの取
付板で、複数種類の車両のコンソールボックスに取り付
けられるようにすることが可能となる。
【0018】さらに、請求項3に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造によれば、対応する車両の種類
が互いに異なる複数種類の取付板をあらかじめ用意して
おいて、取付対象の車両に対応する種類の取付板を選ん
で筐体に取り付けるようにすることで、取付対象の車両
の変更や増減に、取付板の交換という、手間とコストを
かけずに簡単に、しかも、略完全に対応することが可能
となる。
【0019】また、請求項4に記載した本発明の運行記
録計の筐体取付部構造によれば、突起と取付溝の内部で
筐体の外方の取付溝部分とにより、取付板が挟持される
こととなり、従って、この挟持により、少なくとも、取
付板固定部に対して離間接近する方向における取付板の
筐体に対するガタつきが発生するのを防止することが可
能となる。
【0020】加えて、請求項1に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造によれば、上記した点に加えて
さらに、第1ケースと第2ケースとが離間接近する方向
において、取付板固定部と取付板との間にクリアランス
を設け、このクリアランスを用いて取付板の前記離間接
近方向における両側部を取付板固定部に交互に取り付け
る必要がなく、従って、取り付け後に前記離間接近方向
において取り付け板が筐体に対してガタつくのを防止す
ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による運行記録計の
筐体取付部構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明による筐体取付部構造を採用
した運行記録計の一実施形態を示す斜視図であり、本実
施形態の運行記録計は、図1中に引用符号1で示す略箱
型の本体と、ホルダ31に装填された状態でこの本体1
に出し入れされる扁平なカートリッジ17とで構成され
ている。
【0023】前記本体1(筐体に相当)は、図2に分解
斜視図で示すように、下ケース2及び上ケース5と、こ
れら下及び上ケース2,5の前部に取着される前面パネ
ル11と、下ケース2に取着される開閉蓋14と、上下
のケース5,2の後部に取着される放熱板15と、上下
のケース5,2の両側部にそれぞれ取着される取付板1
6,16とを有している。
【0024】前記下ケース2(第1ケースに相当)は、
本体1の下面を形成する底板部3と、この底板部3の左
右両側縁からそれぞれ立設された側板部4,4(第1ケ
ースの側部に相当)とを有しており、後端側が開放され
ている。
【0025】前記底板部3の上面前部両端にはボス受け
3a,3aがそれぞれ突設されており(図2中では左端
のみ示している)、底板部3の後端で左右方向の両端と
略中央には、略アーチ形の凹部3bが下面側からそれぞ
れ形成されていて(図2中では左端と中央のみ示してい
る)、底板部3の上面側に突出する各凹部3bの上面に
は、略円柱状のねじ受け部材3cがそれぞれ取着されて
おり、前記凹部3bからねじ受け部材3cに亘って、前
記放熱板15の取付用の有底穴(図示せず)が底板部3
の下面側から形成されている。
【0026】また、前記底板部3の上面で左右方向に間
隔をおいた箇所には、前後方向の略中央から後端寄り箇
所にかけて、前後方向に延在する係合溝3d,3dがそ
れぞれ形成されている。
【0027】前記各側板部4,4(第1ケースの側部に
相当)には、前後及び上下の各方向の略全長に亘って略
矩形の凹部4a(取付板固定部の第1ケース側部分に相
当)が形成されており、この凹部4aの下縁には、前後
方向に間隔をおいて2つの取付溝4b,4bが形成され
ており、この取付溝4b,4bの両側に延在する凹部4
aの段差面4dには、前後方向に間隔をおいて4つの押
し出し片4c(図13参照、但し、図13中では1つの
み示している)が突設されている。
【0028】前記上ケース5(第2ケースに相当)は、
天板部6と、この天板部6の前端から垂設された連結板
部7と、この連結板部7の下端から前方に延設された受
板部8と、天板部6の左右両側縁からそれぞれ垂設され
た側板部9,9とを有しており、下ケース2と同様に後
端側が開放されている。
【0029】前記天板部6は、前記下ケース2の底板部
3に略等しい左右幅と、底板部3より短い前後長さで形
成されており、天板部6の後端で左右方向の両端には、
図3に要部拡大平面図で示すように、下ケース2の底板
部3の凹部3bと同様の、略アーチ形の凹部6aが上面
側からそれぞれ形成されている。
【0030】また、図4に要部拡大背面図で示すよう
に、天板部6の下面側に突出する各凹部6aの下面に
は、略円柱状のねじ受け部材6bがそれぞれ取着されて
おり、前記凹部6aからねじ受け部材6bに亘って、前
記放熱板15の取付用の有底穴6cが天板部6の上面側
から形成されている。
【0031】さらに、前記天板部6の上面で両凹部6a
の略中間箇所には、図3に示すように、略円柱状で有底
状の目隠し孔6dが形成されており、この目隠し孔6d
の内周壁で周方向に120゜位相をずらした箇所には、
図5に拡大平面図で示すように、係止片6eがそれぞれ
突設されている。
【0032】また、前記目隠し孔6dの底面の略中央箇
所には雌ねじ6fが形成されており、図5中引用符号6
gは、各係止片6eの成形時の都合により目隠し孔6d
の底面の周縁部で各係止片6eに対応する箇所に形成さ
れた抜き孔を示す。そして、前記目隠し孔6dには、図
2に示すように、キャップ6hが嵌挿される。
【0033】前記キャップ6hは、図6に斜視図で示す
ように、前記目隠し孔6dの内径に対応する外径と、目
隠し孔6dの深さに対応する高さとにより、上端が閉塞
されて下端が開放された外形略円柱状を呈しており、こ
のキャップ6hの外周面には、キャップ6hを目隠し孔
6dに嵌挿した状態で係止片6eが係止される環状溝6
jが形成されている。
【0034】また、図4に示すように、天板部6の後端
の下面で目隠し孔6dに対応する箇所には、下向きに開
放状の略コ字形を呈する位置決め部6kが形成されてい
る。
【0035】前記連結板部7は、図7に要部拡大斜視図
で示すように、左右方向の略中央に通孔7aを有してお
り、図7中引用符号7bは、連結板部7の左端側に突設
された補強用のリブを示す。
【0036】前記受板部8は、前記リブ7bよりも右側
の連結板部7に対応する左右幅で形成されており、上ケ
ース5を平面視した状態で、天板部6と受板部8とを合
わせた前後寸法が、下ケース2の前後寸法と略等しくな
るように形成されており、受板部8の上面の前端で左右
方向に間隔をおいた箇所には、略円柱状のねじ受け部材
8a,8aがそれぞれ取着されており、各ねじ受け部材
8aには、受板部8の下面側から、前面パネル11の取
付用の有底穴(図示せず)が形成されている。
【0037】また、受板部8上には、右端寄りの受板部
8部分が多少露出する左右長さの矩形状を呈するプリン
ト基板10が、この受板部8に沿って延在するように取
着され、このプリント基板10の右端寄りの連結板部7
に近接した上面箇所には、自己復帰形のフラムスイッチ
10aが上方に向けて実装され、左端寄りの上面箇所に
は、同じく自己復帰形のフラムスイッチ10bが前方に
向けて実装される。
【0038】前記各側板部9,9(第2ケースの側部に
相当)には、図2に示すように、下ケース2の各側板部
4,4と同様に、前後及び上下の各方向の略全長に亘っ
て略矩形の凹部9a(取付板固定部の第2ケース側部分
に相当)が形成されており、図13に示すように、この
凹部9aの上縁には2つの取付溝9b,9b(但し、図
13中では1つのみ示している)(図示せず)が、前後
方向に間隔をおいて形成されており、この取付溝9b,
9bの両側にそれぞれ延在する凹部9aの段差面9dに
は、前後方向に間隔をおいて4つの押し出し片9c(但
し、図13中では1つのみ示している)が突設されてい
る。
【0039】また、各側板部9,9の前端寄り部分の下
端には、図2に示すように、受板部8の左右両端に半分
跨るようにして、下ケース2の側板部4,4に対応する
上下高さのボス9b,9bがそれぞれ下方に向けて突設
されている。
【0040】尚、本実施形態では、上述した上ケース5
の凹部9aの2つの取付溝が、請求項中の取付板固定部
の第2ケース側部分の取付溝に相当し、また、上下のケ
ース5,2の押し出し片9c,4cが、請求項中の突起
に相当している。
【0041】前記前面パネル11は、上ケース5の受板
部8に略等しい前後寸法と、上ケース5の天板部6に略
等しい左右幅とで形成された天板部12と、この天板部
12の前端から垂設され、本体1の前面を形成する前板
部13とを有しており、例えば、合成樹脂の射出成形等
の型成形により形成されている。
【0042】前記前板部13は、上下の各ケース5,2
の側板部9,4を足し合わせた上下高さで形成されてお
り、前板部13の左端には時計13aが配設されてお
り、この時計13aよりも右側の前板部13部分の上半
部には、時刻合わせボタン13c、開閉錠13d、及
び、パイロットランプ13xがそれぞれ設けられ、下半
部にはカートリッジ挿抜口13yが形成されている。
【0043】このうち、前記時刻合わせボタン13c
は、本体1を組み立てた状態で押圧操作することによ
り、前記プリント基板10上のフラムスイッチ10bを
オンさせて、このフラムスイッチ10bのオン中に、前
記時計13aの時刻が進むように構成されている。
【0044】また、前記開閉錠13dは、鍵孔に挿入し
たキーの回転操作により、前面パネルの内部の作動レバ
ー(図示せず)が、前記フラムスイッチ10aをONさ
せるように構成されており、前記パイロットランプ13
xは、前記プリント基板10に実装され、本体1内での
前記ホルダ31の移送中に異常が発生すると、これを報
知するため点灯するように構成されている。
【0045】前記カートリッジ挿抜口13yは、上ケー
ス5の受板部8に略等しい左右幅と、下ケース2の側板
部4,4に略等しい上下高さとからなる横長の矩形状を
呈しており、前記カートリッジ17が水平に通過できる
ように構成されていて、前板部13の裏面でカートリッ
ジ挿抜口13yの上縁部分には、左右方向に間隔をおい
て2つの取付片13z(図2中では左側のみ示してい
る)が突設されている。
【0046】前記開閉蓋14は、前記カートリッジ挿抜
口13yに対応する大きさで横長の矩形状を呈してお
り、開閉蓋14の下端の左右両側は、下ケース2の底板
部3前端のヒンジ3e,3eにより枢支されていて、図
2中引用符号3fは、図8に本体の斜視図で示すよう
に、開閉蓋14を下ケース2の前方に倒れて開いた状態
から、図9に同じく本体の斜視図で示すように、起立し
て閉じた状態に向けて付勢するコイルスプリングを示
す。
【0047】前記放熱板15は、図2に示すように、上
下のケース5,2の後端の開放部分を塞ぐ大きさで形成
されており、放熱板15の下端の左右両側と略中央箇所
とには、下ケース2の各凹部3bに対応する略アーチ状
の取付片15aが折曲形成されており、同様の取付片1
5bが上ケース5の各凹部6aに対応して、放熱板15
の上端の左右両側に折曲形成されている。
【0048】また、放熱板15の上端左右の取付片15
bの略中央箇所には、下端寄りに若干位置をずらして、
上ケース5の位置決め部6kに対応する取付片15cが
折曲形成されている。尚、図2中引用符号15dはコネ
クタ孔を示す。
【0049】さらに、前記放熱板15の裏面には、前記
コネクタ孔15dに臨むように配置される外部との電気
接続用の雌コネクタ(図示せず)等を実装したプリント
基板(図示せず)が配置される。
【0050】前記各取付板16は、上下のケース5,2
の側板部9,4の凹部9a,4aを足し合わせた上下高
さと、これら凹部9a,4aの前後長さに等しい左右幅
とで形成されており、取付板16の上縁には、凹部9a
の不図示の取付溝に挿入可能な係合片16a,16aが
形成され、下縁には、凹部4aの取付溝4b,4bに挿
入可能な係合片16b,16bが形成されている。ま
た、各取付板16には、本体1を車両のコンソールボッ
クス(図示せず)に取り付けるためのねじ孔16c(固
定ねじ取付部に相当)が複数形成されている。
【0051】前記ねじ孔16cは、本体1を取り付ける
対象の車両のコンソールボックスに既に形成されてい
る、その車両毎に位置が異なる取付ねじ用孔に合わせて
配置されており、本実施形態の場合は、複数の車両に対
応できるように、取付板16に、単一の車両の取付ねじ
用孔の位置に合わせた配置のねじ孔16cだけではな
く、各車両の取付ねじ用孔の位置に合わせた配置の多数
のねじ孔16cが形成されている。
【0052】前記カートリッジ17は、図2に示すよう
に、カートリッジ挿抜口13yの間口及び本体1の奥行
きに対応する薄い箱状に形成された筐体18を備え、該
筐体18の上面側には、図10に平面図で示すように、
7日用記録紙21(図11参照)が収容可能な平面視略
円形の記録紙収容部18bが形成されている。
【0053】前記7日用記録紙21(記録紙に相当)
は、図11に斜視図で示すように、1日分の情報が記録
される7枚の円形の記録紙21aと、該記録紙21aと
同一の外径で形成され、これら7枚の円形の記録紙21
aを上下に重ねて支持する台紙21e等を備えている
(図11では見易さのため相互の間隔を離して記してい
る)。
【0054】前記記録紙21aには円形の中心孔21b
が形成され、また、上下に重なった2枚の記録紙21a
への連続記録を可能とする略楔形の欠部21cが設けら
れている。さらに、前記記録紙21aの上面には、時刻
指示用の罫線及び目盛(いずれも図示せず)が、前記中
心孔21bと同心円状及び該中心孔21bから放射状に
それぞれ印刷等より形成されている。
【0055】尚、一番下の7日目用の記録紙21aは、
欠部21cが省略され、その代わりに、該欠部21cに
対応する箇所に、情報が記録されない余白領域21dが
設けられている。
【0056】そして各記録紙21aは、上下の記録紙2
1aの欠部21cどうし、或は、欠部21cと余白領域
21dが重ならず、且つ、記録紙21aの周方向におい
て隣り合うように、欠部21c及び余白領域21dの位
置を互いにずらして重ね合わされる。
【0057】前記台紙21eには前記中心孔21bと同
一の内径の中心孔21fが形成され、該中心孔21fに
は、カートリッジ17側への装着用の、円筒状を呈し前
記中心孔21b,21fの内径と略同一の外径に形成さ
れた記録紙保持部材21gが、該記録紙保持部材21g
の下端に形成され前記中心孔21fよりも大きい外径で
環状のフランジ部21hを介して取着されている。
【0058】尚、前記記録紙保持部材21gの上下高
さ、即ち、軸方向の長さは、重ね合わせた7枚の記録紙
21aの厚さを少なくとも上回る寸法で形成されてい
る。
【0059】前記7日用記録紙21は、上述のように重
ね合わせた7枚の記録紙21aを、それぞれの中心孔2
1bを前記記録紙保持部材21gに嵌め込んで台紙21
e上に載置し、且つ、一番下の7日目用の記録紙21a
の裏面の一部を台紙21eに接着し、さらに、図11中
矢印イで示す7日用記録紙21の回転方向における欠部
21c及び余白領域21dよりも下流側に位置する各記
録紙21aの外縁箇所と、台紙21eの対応する外縁箇
所間に短冊状の連接テープ21jを架け渡し、台紙21
eに対する各記録紙21aの相対回転を阻止した状態に
つなぎ止めて構成されている。
【0060】前記記録紙収容部18bの底面の中央箇所
には、図10に示すように、合成樹脂製の回転テーブル
19が回転可能に設けられている。前記回転テーブル1
9は、略円盤状を呈し、該回転テーブル19の外径は、
前記記録紙21aや台紙21eの中心孔21b,21f
よりも十分大きい寸法で形成されている。
【0061】そして、回転テーブル19の中心には、記
録紙21aや台紙21eの中心孔21b,21fの内径
に対応する外径で、且つ、記録紙保持部材21gよりも
大きい高さの取付軸19aが突設されており、この取付
軸19aの中心部には、中央に凹部19cを有する位置
決めボス19bが立設され、取付軸19aの先端で位置
決めボス19bの外側部分には、キャップ19dが着脱
可能に嵌着される。
【0062】また、前記記録紙収容部18bには、7日
用記録紙21のうち記録の済んだ記録紙21aをめくり
上げるためのカッタ18cが設けられている。前記カッ
タ18cは、可撓性を有する金属薄板で形成されてお
り、カートリッジ挿抜口13yへの挿入側となる筐体1
8の前面に取着される基部18dと、この基部18dか
ら折曲されて記録紙収容部18bの内側に延出するカッ
タ本体18eとを有している。
【0063】前記カッタ本体18eは、基部18d寄り
の部分が、7日用記録紙21の厚みよりも若干大きい寸
法だけ記録紙収容部18bの底面から離間しており、且
つ、先部に至るにつれて記録紙収容部18bの底面に近
づいて、カッタ本体18eの先端が底面に接触するよう
に、傾斜して形成されていて、基部18d寄りのカッタ
本体18e箇所にはストッパ片18fが突設されてい
る。
【0064】このように構成された記録紙収容部18b
は、カッタ本体18eを撓ませて先端と記録紙収容部1
8bの底面との間に隙間を作っておいて、前記7日用記
録紙21の外縁部分を差し入れつつ回転テーブル19の
取付軸19aに記録紙保持部材21gを嵌挿し、取付軸
19aにキャップ19dを嵌着することで、このキャッ
プ19dにより記録紙保持部材21gが回転テーブル1
9側に押圧されて、7日用記録紙21が回転テーブル1
9に対して固定されるように構成されている。
【0065】また、前記カッタ18cは、回転テーブル
19により図11矢印イで示す回転方向に回転させてい
る間、7日用記録紙21の記録の済んだ記録紙21aの
欠部21cをカッタ本体18eの上側に乗り上げさせる
と共に、その記録紙21aを台紙21eにつなぎ止める
テープ21jをカッタ本体18eが切断して、その記録
紙21aを他の記録紙21aや台紙21eから独立させ
るように構成されている。
【0066】さらに、カッタ18cは、カッタ本体18
eの上側に乗り上げた記録済の記録紙21aの欠部21
cの縁部がストッパ片18fに当接することで、その記
録紙21aの欠部21cを通してそのすぐ下の記録紙2
1aに対する記録が続けられるように、記録済の記録紙
21aの回転を停止させるように構成されている。
【0067】そして、本実施形態の運行記録計は、記録
紙収容部18bの回転テーブル19に7日用記録紙21
を取り付けたカートリッジ17を、図1及び図8に示す
ように、開閉蓋14の開いたカートリッジ挿抜口13y
から前方に繰り出された装脱箇所のホルダ31に装填
し、前面パネル11の開閉錠13dの鍵孔に挿入したキ
ーを回転操作することにより、本体1の内部に収容され
た不図示の移送機構により、ホルダ31が本体1の内部
に引き込まれて開閉蓋14が閉じ、本体1の内部におい
て、不図示の記録機構の記録針が7日用記録紙21の各
記録紙21aに接触する記録箇所にホルダ31が達し
て、この状態で、記録機構の記録針が7日用記録紙21
の上側の記録紙21aから順次車両の走行情報を記録し
ていくように構成されている。
【0068】次に、ホルダ31や移送機構を内部に収容
するための本体1の組み付けについて説明する。
【0069】まず、上ケース5の受板部8上にプリント
基板10をねじ止めしておくと共に、前面パネル11の
前板部13に時計13a、時刻合わせボタン13c、及
び、開閉錠13dをそれぞれ取り付けておいて、図2に
示すように、前面パネル11の前板部13の各取付片1
3zに下側から取付ねじ81を挿通し、これを、上ケー
ス5の受板部8の対応する各ねじ受け部材8aの不図示
の有底穴に、セルフタッピング方式でねじ込みながら螺
着して、前面パネル11を上ケース5の前端部に取り付
ける。
【0070】この状態では、プリント基板10上に前方
に向けて実装されたフラムスイッチ10bの前方に時刻
合わせボタン13cが臨み、この時刻合わせボタン13
cを押圧操作するとフラムスイッチ10bに接触しこれ
を押圧してオンさせ、時刻合わせボタン13cの押圧操
作を解除すると、時刻合わせボタン13cがフラムスイ
ッチ10bから前方に離間してこれをオフさせることと
なる。尚、パイロットランプ13xは前板部13の前方
に露出する。
【0071】次に、下ケース2の底板部3前端のヒンジ
3e,3eに開閉蓋14の下端の左右両側をコイルスプ
リング3fと共に枢着し、この開閉蓋14を下ケース2
の前方に倒れて開いた状態としたままで、前面パネル1
1、ホルダ31、及び、移送機構41を取り付けた上ケ
ース5に前後の向きを合わせて下ケース2を重ねる。
【0072】この際には、上ケース5の各側板部9の凹
部9aの不図示の取付溝に取付板16の係合片16a,
16aをそれぞれ前もって挿入しておき、これら取付板
16の係合片16b,16bを、下ケース2の凹部4
a,4aの取付溝4b,4bに挿入しつつ下ケース2を
上ケース5に重ねて、上下のケース5,2の両側にそれ
ぞれ取付板16を取り付ける。
【0073】このとき、各取付板16は、下ケース2の
取付溝4bや上ケース5の不図示の取付溝にそれぞれ挿
入された係合片16aが、凹部4a,9a側に位置する
取付板16の裏面に当接する上下のケース5,2の押し
出し片9c,4cにより、下ケース2の取付溝4bや上
ケース5の不図示の取付溝の中で本体1の外方に押し付
けられ、従って、取付板16が本体1の内外方向におい
てガタつくことはない。
【0074】そして、取付板16を上下のケース5,2
の両側にそれぞれ取り付けたならば、上ケース5の前端
両側のボス9b,9bの先端を、下ケース2のボス受け
3a,3aに挿し込むと共に、ボス受け3a,3aとこ
のボス受け3a,3aが形成された底板部3箇所を貫通
する下ケース2の孔(図示せず)に、底板部3の下面側
から取付ねじ68,68を挿通して、上ケース5のボス
9b,9bの雌ねじ(図示せず)に螺着する。
【0075】これにより、上下のケース5,2が前端側
で結合されると共に、下ケース2の前端のヒンジ3e,
3eが前面パネル11の前板部13の下端で覆われて外
観上隠された状態となり、ここで、開閉蓋14を開いた
ままの状態から解放すると、コイルスプリング3fの付
勢力により開閉蓋14が起立方向に回転し、前面パネル
11の前板部13のカートリッジ挿抜口13yの内周縁
に形成されたストッパ(図示せず)に係止されて、カー
トリッジ挿抜口13yを塞ぐ閉塞箇所に開閉蓋14が位
置決めされる。
【0076】また、上述した上下のケース5,2の前端
側での結合と共に、上ケース5の後端の位置決め部6k
に取付片15cを挿し込みつつ、取付片15cの両側の
取付片15bを上ケース5の対応する各凹部6aにはめ
込むと共に、取付片15aを下ケース2の各凹部3bに
はめ込んで、放熱板15を上下のケース5,2の後端に
はめ合わせる。
【0077】続いて、取付片15a,15bの通孔(図
示せず)に外側から取付ねじ69aを挿通して、ねじ受
け部材3c,6bの有底穴6cにセルフタッピング方式
でねじ込みながら螺着すると共に、上ケース5の目隠し
孔6dに挿入した取付ねじ69bを、取付ねじ69aと
同じくセルフタッピング方式でねじ込みながら通孔6f
に螺着して、図12に要部拡大断面図で示すように、取
付ねじ69bの先端を取付片15cの通孔15eに挿通
し、キャップ6hを目隠し孔6dに嵌挿してキャップ6
hの環状溝6jに係止片6eを係止させて、目隠し孔6
dをキャップ6hで塞ぐ。これにより、上下のケース
5,2が後端側でも結合されて一体化され、本体1の組
み付けが完了する。
【0078】この本体1の組み付けが完了した状態で
は、ホルダ31が前記装脱箇所にある状態で時刻合わせ
ボタン13cを押圧操作すると、ホルダ31にカートリ
ッジ17が挿入されているか否かに関係なく、時刻合わ
せボタン13cが押圧操作されている間、時計13aの
時刻が進められ、空のホルダ31が前記記録箇所にある
状態で時刻合わせボタン13cを押圧操作しても、同様
に、時刻合わせボタン13cが押圧操作されている間、
時計13aの時刻が進められる。
【0079】一方、カートリッジ17の装填されたホル
ダ31が記録箇所にある状態で時刻合わせボタン13c
を押圧操作すると、車両が走行している状態ではその押
圧操作は無視されて、時計13aの時刻は進められな
い。
【0080】これに対し、カートリッジ17の装填され
たホルダ31が記録箇所にあり、且つ、車両が停止して
いる状態で、時刻合わせボタン13cを押圧操作する
と、ホルダ31が記録箇所から装脱箇所に強制的に移送
され、装脱箇所にホルダ31が達すると、その後の時刻
合わせボタン13cを押圧操作が有効とされて、その押
圧操作が行われている間、時計13aの時刻が進められ
る。
【0081】このような構成による本実施形態の運行記
録計のコンソールボックスへの取り付けは、本体1を後
端側からコンソールボックスの内部に挿入して、コンソ
ールボックスの側壁に形成された取付ねじ用孔と、本体
1の両側の取付板16に形成されたねじ孔16cのう
ち、取り付ける対象の車両に対応した配置のねじ孔16
cとの位置を合わせ、各取付ねじ用孔にコンソールボッ
クスの裏側から差し込んだ、図13に要部拡大正面図で
示す固定ねじ69cを、本体1の外側から対応する各取
付板16のねじ孔16cに螺着することで行う。
【0082】このとき、各取付板16は、先に説明した
ように、上下のケース5,2の押し出し片9c,4cの
当接により、本体1の内外方向におけるガタつきがない
ように取り付けられているため、本体1は車両のコンソ
ールボックスにガタつきなく強固に取り付け固定され
る。
【0083】このように本実施形態の運行記録計によれ
ば、7日用記録紙21をカートリッジ17に装着して本
体の前面パネル11のカートリッジ挿抜口13yからホ
ルダ31に装填し、このホルダ31を本体1の内部に移
動させて、記録機構の記録針により7日用記録紙21に
車両の走行情報を記録させる運行記録計を、車両のコン
ソールボックスに取り付けるに当たり、本体1を構成す
る上下のケース5,2の側板部9,4に略矩形の凹部9
a,4aをそれぞれ形成し、これら上下のケース5,2
を組み付ける際に、凹部9a,4aに跨って取付板16
を取り付け、この取付板16に、本体1を車両のコンソ
ールボックスに取り付けるためのねじ孔16cを、車両
の取付ねじ用孔の位置に応じた配置で形成する構成とし
た。
【0084】このため、取付対象の車両が変更になった
り増減しても、上下のケース5,2の全体を設計変更す
るのではなく、取付板16のねじ孔16cの配置や数だ
けを変更すれば済み、従って、取り付け対象の車両の変
更や増減に、コストをかけず簡単に対応することができ
る。
【0085】尚、本実施形態では、複数の車両に対応で
きるように、取付板16に、単一の車両の取付ねじ用孔
の位置に合わせた配置のねじ孔16cだけではなく、各
車両の取付ねじ用孔の位置に合わせた配置の多数のねじ
孔16cを形成する構成としたが、1つの取付板16に
は単一、或は、限られた複数種類の車両の取付ねじ用孔
の位置に合わせた配置のねじ孔16cだけを形成し、そ
の他の種類の車両に取り付ける際には、その車両に応じ
た配置でねじ孔16cが配置された他の種類の取付板1
6に交換する構成としてもよい。
【0086】そして、上述したように、対応する車両の
種類が互いに異なる複数種類の取付板16をあらかじめ
用意しておいて、取付対象の車両に対応する種類の取付
板16を選んで本体1に取り付けるように構成しても、
取付対象の車両の変更や増減に低コストと簡単な手間で
略完全に対応することができる。
【0087】一方、本実施形態のように、1つの取付板
16で複数の車両に対応できるように、各車両の取付ね
じ用孔の位置に合わせた配置の多数のねじ孔16cを形
成する構成とすれば、実際の取り付けには使わない、他
の種類の車両に対応したねじ孔16cが発生しても、上
下のケース5,2そのものにはねじ孔があるわけではな
いので、その使わないねじ孔が、上下のケース5,2の
内外を連通する開口として機能することがない。
【0088】そのため、移送機構や記録機構等の、本体
1内部の機構が故障を起こす原因となる、本体1外部か
らの塵埃等の侵入を許す基になる開口が上下のケース
5,2に発生して、侵入した塵埃等により本体1内部の
機構が故障するのを防止しつつ、取付板16を交換しな
くても複数種類の車両のコンソールボックスに取り付け
られるようにすることができる。
【0089】また、本実施形態では、上下のケース5,
2の押し出し片9c,4cが、凹部9a,4aに取り付
けた取付板16の裏面に当接して、取付板16の係合片
16aが、下ケース2の取付溝4bや上ケース5の不図
示の取付溝の中で本体1の外方に押し付けられる構成と
したが、この構成は、上述した固定ねじ69cの締め付
けなど、他の構成によって本体1の内外方向における取
付板16のガタつきを防止できるのであれば、省略して
もよい。
【0090】さらに、本実施形態では、7日用記録紙2
1に対する走行情報の記録を行う運行記録計を例にとっ
て説明したが、本発明は、1日用記録紙に対する走行情
報の記録を行う運行記録計にも同様に適用可能であるこ
とは言うまでもない。
【0091】また、本実施形態では、7日用記録紙21
を装着したカートリッジ17がホルダ31に装填された
後、このホルダ31が本体1の内部に移送される構成の
運行記録計について説明したが、本発明は、ホルダ31
の代わりにテーブルが本体1に対して出入りする構成の
箱型の運行記録計や、記録紙を手で本体1内にセットす
る構成の箱型の運行記録計等についても同様に適用する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の運行記録計の筐体取付部構造によれば、筐体の
前面から水平に出し入れされる記録紙に対して、車両の
走行情報を前記筐体の内部で記録する運行記録計の前記
筐体を前記車両に取り付けるための構造であって、前記
筐体の側部に形成された取付板固定部と、前記取付板固
定部に着脱可能に取着される取付板とを備え、前記取付
板が、前記筐体の取付対象の車両に応じた配置の固定ね
じ取付部を有している構成とした。
【0093】このため、取付対象の車両が変更になった
り増減しても、筐体の全体を設計変更するのではなく、
取付板の固定ねじ取付部の配置や数だけを変更すれば済
み、従って、取り付け対象の車両の変更や増減に、コス
トをかけず簡単に対応することができる。
【0094】また、請求項2に記載した本発明の運行記
録計の筐体取付部構造によれば、前記取付板が、複数種
類の前記車両に応じて互いに配置が異なる複数の前記固
定ねじ取付部を有している構成とした。
【0095】このため、筐体そのものは固定ねじ取付部
を持たなくなり、従って、複数種類の車両に対応する固
定ねじ取付部を設けて、実際の取り付けには使わない、
他の種類の車両に対応した固定ねじ取付部が発生する構
成にしたとしても、筐体そのものに固定ねじ取付部を設
ける従来の場合のように、その使わない固定ねじ取付け
部が、筐体の内外を連通する開口として機能してしまう
ことがない。
【0096】よって、筐体内部の機構の故障の原因とな
る筐体外部からの塵埃等の侵入を防止しつつ、1つの取
付板で、複数種類の車両のコンソールボックスに取り付
けられるようにすることができる。
【0097】さらに、請求項3に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造によれば、前記取付板固定部
に、複数種類の前記取付板の中から前記筐体の取付対象
の車両に応じた種類の前記取付板が選択して取着され、
各取付板が、該取付板に対応する種類の前記車両に応じ
た配置の前記固定ねじ取付部をそれぞれ有している構成
とした。
【0098】このため、対応する車両の種類が互いに異
なる複数種類の取付板をあらかじめ用意しておいて、取
付対象の車両に対応する種類の取付板を選んで筐体に取
り付けるようにすることで、取付対象の車両の変更や増
減に低コストと簡単な手間で略完全に対応することがで
きる。
【0099】また、請求項4に記載した本発明の運行記
録計の筐体取付部構造によれば、前記取付板固定部が、
前記筐体の側部から所定の深さの凹状を呈しており、該
側部で前記取付板固定部の周囲の側部部分と該取付板固
定部との間に前記所定の深さの段差を形成する、前記取
付板固定部の内周部に、取付溝が形成されており、前記
取付板の周縁で、該取付板を前記取付板固定部に取着し
た状態で前記取付溝に対応する周縁箇所に、該取付溝に
係合可能な係合片が形成されており、前記取付板固定部
に、前記係合片の前記取付溝への係合により前記取付板
固定部に前記取付板を取着した状態で、前記取付板固定
部に臨む前記取付板の裏面に当接する突起が形成されて
おり、前記取付板固定部に取着した前記取付板の裏面に
対する前記突起の当接により、前記取付溝の内部におい
て前記係合片が前記筐体の外方に当て付けられる構成と
した。
【0100】このため、突起と取付溝の内部で筐体の外
方の取付溝部分とにより、取付板が挟持されることとな
り、従って、この挟持により、少なくとも、取付板固定
部に対して離間接近する方向における取付板の筐体に対
するガタつきが発生するのを防止することができる。
【0101】そして、請求項1に記載した本発明の運行
記録計の筐体取付部構造によればさらに、前記筐体が、
前記記録紙が前記前面から出し入れされる水平面と、該
水平面と直交する鉛直面とのうちいずれか一方の面に沿
って分割される第1ケース及び第2ケースを組み付けて
構成されており、前記取付板固定部が、前記第1ケース
の側部と前記第2ケースの側部とに跨って形成されてお
り、前記取付板が、前記取付板固定部の前記第1ケース
側部分と前記第2ケース側部分とのうちいずれか一方に
取着しつつ、前記第1ケースと前記第2ケースとを組み
付けることで、前記取付板固定部の前記第1ケース側部
分と前記第2ケース側部分とのうちいずれか他方に取着
されるように構成した。
【0102】このため、第1ケースと第2ケースとが離
間接近する方向において、取付板固定部と取付板との間
にクリアランスを設け、このクリアランスを用いて取付
板の前記離間接近方向における両側部を取付板固定部に
交互に取り付ける必要がなく、従って、取り付け後に前
記離間接近方向において取り付け板が筐体に対してガタ
つくのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による筐体取付部構造を採用した運行記
録計の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す運行記録計の分解斜視図である。
【図3】図2に示す上ケースの要部拡大平面図である。
【図4】図2に示す上ケースの要部拡大背面図である。
【図5】図2に示す上ケースの目隠し孔の拡大平面図で
ある。
【図6】図5に示す目隠し孔に嵌挿されるキャップの斜
視図である。
【図7】図2に示す上ケースの要部拡大斜視図である。
【図8】図2に示す開閉蓋が開いた状態を示す本体の斜
視図である。
【図9】図2に示す開閉蓋が閉じた状態を示す本体の斜
視図である。
【図10】図1に示すカートリッジの平面図である。
【図11】図1に示すカートリッジに収容される7日用
記録紙の斜視図である。
【図12】放熱板の取付状態を示す上ケースの要部拡大
断面図である。
【図13】図2に示す上ケースの要部拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体(筐体) 2 下ケース(第1ケース) 4 側板部(第1ケースの側部) 4a 凹部(取付板固定部の第1ケース側部分) 4b 取付溝 4c,9c 押し出し片(突起) 5 上ケース(第2ケース) 9 側板部(第2ケースの側部) 9a 凹部(取付板固定部の第2ケース側部分) 16 取付板 16b 係合片 16c ねじ孔(固定ねじ取付部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 幹二 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−79574(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02 G01C 23/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面から水平に出し入れされる記
    録紙に対して、車両の走行情報を前記筐体の内部で記録
    する運行記録計の前記筐体を前記車両に取り付けるため
    の構造であって、 前記筐体の側部に形成された取付板固定部と、 前記取付板固定部に着脱可能に取着される取付板とを備
    え、 前記取付板は、前記筐体の取付対象の車両に応じた配置
    の固定ねじ取付部を有しており、 前記筐体は、前記記録紙が前記前面から出し入れされる
    水平面と、該水平面と直交する鉛直面とのうちいずれか
    一方の面に沿って分割される第1ケース及び第2ケース
    を組み付けて構成されており、 前記取付板固定部は、前記第1ケースの側部と前記第2
    ケースの側部とに跨って形成されており、 前記取付板は、前記取付板固定部の前記第1ケース側部
    分と前記第2ケース側部分とのうちいずれか一方に取着
    しつつ、前記第1ケースと前記第2ケースとを組み付け
    ることで、前記取付板固定部の前記第1ケース側部分と
    前記第2ケース側部分とのうちいずれか他方に取着され
    るように構成されている、 ことを特徴とする運行記録計の筐体取付部構造。
  2. 【請求項2】 前記取付板は、複数種類の前記車両に応
    じて互いに配置が異なる複数の前記固定ねじ取付部を有
    している請求項1記載の運行記録計の筐体取付部構造。
  3. 【請求項3】 前記取付板固定部には、複数種類の前記
    取付板の中から前記筐体の取付対象の車両に応じた種類
    の前記取付板が選択して取着され、各取付板は、該取付
    板に対応する種類の前記車両に応じた配置の前記固定ね
    じ取付部をそれぞれ有している請求項1記載の運行記録
    計の筐体取付部構造。
  4. 【請求項4】 前記取付板固定部は、前記筐体の側部か
    ら所定の深さの凹状を呈しており、該側部で前記取付板
    固定部の周囲の側部部分と該取付板固定部との間に前記
    所定の深さの段差を形成する、前記取付板固定部の内周
    部には、取付溝が形成されており、前記取付板の周縁
    で、該取付板を前記取付板固定部に取着した状態で前記
    取付溝に対応する周縁箇所には、該取付溝に係合可能な
    係合片が形成されており、前記取付板固定部には、前記
    係合片の前記取付溝への係合により前記取付板固定部に
    前記取付板を取着した状態で、前記取付板固定部に臨む
    前記取付板の裏面に当接する突起が形成されており、前
    記取付板固定部に取着した前記取付板の裏面に対する前
    記突起の当接により、前記取付溝の内部において前記係
    合片が前記筐体の外方に当て付けられる請求項1、2又
    は3記載の運行記録計の筐体取付部構造。
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