JP3353797B2 - キヤブの姿勢制御装置 - Google Patents
キヤブの姿勢制御装置Info
- Publication number
- JP3353797B2 JP3353797B2 JP34047693A JP34047693A JP3353797B2 JP 3353797 B2 JP3353797 B2 JP 3353797B2 JP 34047693 A JP34047693 A JP 34047693A JP 34047693 A JP34047693 A JP 34047693A JP 3353797 B2 JP3353797 B2 JP 3353797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- displacement
- cab
- road surface
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキヤブが油圧アクチユエ
ータにより車枠に支持されるキヤブ懸架式車両における
キヤブの姿勢制御装置、詳しくは所定時間ごとに繰り返
し演算される路面状況に適した制御パラメータと、現在
設定されている制御パラメータとの偏差が、所定値より
も大きい場合にのみ制御パラメータを自動的に変更ない
し更新することにより、快適な乗り心地が得られるよう
にした、キヤブの姿勢制制御装置に関するものである。
ータにより車枠に支持されるキヤブ懸架式車両における
キヤブの姿勢制御装置、詳しくは所定時間ごとに繰り返
し演算される路面状況に適した制御パラメータと、現在
設定されている制御パラメータとの偏差が、所定値より
も大きい場合にのみ制御パラメータを自動的に変更ない
し更新することにより、快適な乗り心地が得られるよう
にした、キヤブの姿勢制制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人の出願に係る特願平5-103498号
で提案しているキヤブの姿勢制御装置では、運転者が指
令を発した場合に、その時の路面(入力)状況から最適
な制御パラメータを再演算し、制御パラメータを変更す
ることにより、乗員の快適性、乗り心地を向上できる。
で提案しているキヤブの姿勢制御装置では、運転者が指
令を発した場合に、その時の路面(入力)状況から最適
な制御パラメータを再演算し、制御パラメータを変更す
ることにより、乗員の快適性、乗り心地を向上できる。
【0003】しかし、上述のキヤブの姿勢制御装置で
は、路面状況が頻繁に変化する所では、操作が煩雑であ
り、運転者の運転操作の妨げになり、安全上好ましくな
い。
は、路面状況が頻繁に変化する所では、操作が煩雑であ
り、運転者の運転操作の妨げになり、安全上好ましくな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、現在の制御パラメータと路面状況から新た
に求めた制御パラメータとの偏差が所定値を超えた場合
に、制御パラメータを自動的に更新することにより操作
の煩雑を解消する、キヤブの姿勢制御装置を提供するこ
とにある。
問題に鑑み、現在の制御パラメータと路面状況から新た
に求めた制御パラメータとの偏差が所定値を超えた場合
に、制御パラメータを自動的に更新することにより操作
の煩雑を解消する、キヤブの姿勢制御装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成はキヤブの路面に対する車高変化量か
らキヤブの各モードの変位量を求め、制御パラメータ算
出手段によりキヤブの各モードの相対変位量のパワース
ペクトル密度から、路面入力の各モードの変位量のパワ
ースペクトル密度を求め、その周波数特性線図を所定の
周波数で分割した各周波数領域の面積比を求め、各面積
比から求めた制御パラメータを求め、制御量算出手段に
より前記制御パラメータを用いてキヤブの各モードの変
位を抑える制御力を求め、該制御力を各油圧アクチユエ
ータに発生させるキヤブの姿勢制御装置において、現在
設定されている各制御パラメータと、現在の路面状況か
ら求めた各制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くと
も1組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合
に、各制御パラメータを現在の路面状況から求めた値に
変更するものである。
に、本発明の構成はキヤブの路面に対する車高変化量か
らキヤブの各モードの変位量を求め、制御パラメータ算
出手段によりキヤブの各モードの相対変位量のパワース
ペクトル密度から、路面入力の各モードの変位量のパワ
ースペクトル密度を求め、その周波数特性線図を所定の
周波数で分割した各周波数領域の面積比を求め、各面積
比から求めた制御パラメータを求め、制御量算出手段に
より前記制御パラメータを用いてキヤブの各モードの変
位を抑える制御力を求め、該制御力を各油圧アクチユエ
ータに発生させるキヤブの姿勢制御装置において、現在
設定されている各制御パラメータと、現在の路面状況か
ら求めた各制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くと
も1組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合
に、各制御パラメータを現在の路面状況から求めた値に
変更するものである。
【0006】
【作用】本発明では現在設定されている各制御パラメー
タと、現在の路面状況から演算した各最適制御パラメー
タとをそれぞれ比較し、少くとも1組の制御パラメータ
の差が所定値を超えている場合に、各制御パラメータを
現在の路面状況から演算した値に自動的に更新する。
タと、現在の路面状況から演算した各最適制御パラメー
タとをそれぞれ比較し、少くとも1組の制御パラメータ
の差が所定値を超えている場合に、各制御パラメータを
現在の路面状況から演算した値に自動的に更新する。
【0007】つまり、相対変位量算出手段により車高セ
ンサにより検出したキヤブの車高変化量から、路面に対
するキヤブの各モードの変位量を求め、制御パラメータ
算出手段によりキヤブの各モードの相対変位量のパワー
スペクトル密度から、路面入力の各モードの変位量のパ
ワースペクトル密度を求め、その周波数特性線図を所定
の周波数で分割した各周波数領域の面積比を求め、かつ
各面積比から制御パラメータを求める。
ンサにより検出したキヤブの車高変化量から、路面に対
するキヤブの各モードの変位量を求め、制御パラメータ
算出手段によりキヤブの各モードの相対変位量のパワー
スペクトル密度から、路面入力の各モードの変位量のパ
ワースペクトル密度を求め、その周波数特性線図を所定
の周波数で分割した各周波数領域の面積比を求め、かつ
各面積比から制御パラメータを求める。
【0008】今求めた各制御パラメータと現在設定され
ている各制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くとも
1組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合
に、制御量算出手段により今求めた各制御パラメータを
用いてキヤブの各モードの変位を抑える制御力を求め、
該制御力を各油圧アクチユエータに発生させる。
ている各制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くとも
1組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合
に、制御量算出手段により今求めた各制御パラメータを
用いてキヤブの各モードの変位を抑える制御力を求め、
該制御力を各油圧アクチユエータに発生させる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るキヤブの姿勢制御装置の
油圧回路図である。機関により駆動される油圧ポンプ4
は、油槽2から油を吸い込み、管5から逆止弁6を経て
管7の蓄圧器8へ供給する。管7への油圧を所定値に保
つために、油圧保持手段Aが備えられる。つまり、管5
の油圧を検出する油圧センサ9の検出値が所定値を超え
ると、油圧制御弁12が切り換わり、管5の圧油の一部
が管10、油圧制御弁12、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。また、油圧ポンプ4の吐出口の油
圧が異常に高くなると、管5の圧油の一部が公知の逃し
弁26、管13、フイルタ27を経て油槽2へ戻され
る。
油圧回路図である。機関により駆動される油圧ポンプ4
は、油槽2から油を吸い込み、管5から逆止弁6を経て
管7の蓄圧器8へ供給する。管7への油圧を所定値に保
つために、油圧保持手段Aが備えられる。つまり、管5
の油圧を検出する油圧センサ9の検出値が所定値を超え
ると、油圧制御弁12が切り換わり、管5の圧油の一部
が管10、油圧制御弁12、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。また、油圧ポンプ4の吐出口の油
圧が異常に高くなると、管5の圧油の一部が公知の逃し
弁26、管13、フイルタ27を経て油槽2へ戻され
る。
【0010】管7の圧油は車枠25にキヤブ3の前後左
右の各部を支持する各油圧アクチユエータ19へそれぞ
れ供給される。油圧アクチユエータ19はシリンダ23
にピストン22を嵌装し、ピストン22から上方へ突出
するロツド24をキヤブ3に球継手などにより連結する
一方、シリンダ23を車枠25に球面軸受などにより連
結してなる。ピストン22により区画されるシリンダ2
3の上端室と下端室とは、ピストン22に設けた絞り通
路により連通される。
右の各部を支持する各油圧アクチユエータ19へそれぞ
れ供給される。油圧アクチユエータ19はシリンダ23
にピストン22を嵌装し、ピストン22から上方へ突出
するロツド24をキヤブ3に球継手などにより連結する
一方、シリンダ23を車枠25に球面軸受などにより連
結してなる。ピストン22により区画されるシリンダ2
3の上端室と下端室とは、ピストン22に設けた絞り通
路により連通される。
【0011】車枠25は車輪20を支持する車軸ないし
懸架部材30を公知の油圧緩衝器29により支持する。
油圧緩衝器29はシリンダにピストンを嵌挿してなり、
シリンダが懸架部材30に、ピストンから上方へ突出す
るロツドが車枠25にそれぞれ連結される。シリンダと
車枠25との間にコイルばね21が介装される。コイル
ばね21の代りに、公知の板ばねにより懸架部材30を
車枠25に支持してもよい。キヤブ3の車枠25に対す
る相対変位量を検出する車高センサ28と、車枠25の
懸架部材30に対する相対変位量を検出する車高センサ
31がそれぞれ配設される。
懸架部材30を公知の油圧緩衝器29により支持する。
油圧緩衝器29はシリンダにピストンを嵌挿してなり、
シリンダが懸架部材30に、ピストンから上方へ突出す
るロツドが車枠25にそれぞれ連結される。シリンダと
車枠25との間にコイルばね21が介装される。コイル
ばね21の代りに、公知の板ばねにより懸架部材30を
車枠25に支持してもよい。キヤブ3の車枠25に対す
る相対変位量を検出する車高センサ28と、車枠25の
懸架部材30に対する相対変位量を検出する車高センサ
31がそれぞれ配設される。
【0012】管7の圧油は逆止弁14、一般的な中立位
置閉鎖型の電磁比例圧力制御弁からなる油量制御弁1
6、絞り18aを経て空気ばねないし蓄圧器18へ供給
され、さらに油圧アクチユエータ19のシリンダ23の
下端室へ供給される。シリンダ23の下端室へ供給され
る油圧は、油圧センサ17により検出される。油量制御
弁16が切り換わると、シリンダ23の下端室の油は油
量制御弁16、逆止弁15、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。
置閉鎖型の電磁比例圧力制御弁からなる油量制御弁1
6、絞り18aを経て空気ばねないし蓄圧器18へ供給
され、さらに油圧アクチユエータ19のシリンダ23の
下端室へ供給される。シリンダ23の下端室へ供給され
る油圧は、油圧センサ17により検出される。油量制御
弁16が切り換わると、シリンダ23の下端室の油は油
量制御弁16、逆止弁15、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。
【0013】キヤブ3の前後左右の各油圧アクチユエー
タ19は独立に、逆止弁14,15、油量制御弁16、
絞り18a、蓄圧器18、油圧センサ17、車高センサ
28を備えている。図示を省略しているが、車高センサ
31も前後左右の車枠の各懸架機構に備えられる。
タ19は独立に、逆止弁14,15、油量制御弁16、
絞り18a、蓄圧器18、油圧センサ17、車高センサ
28を備えている。図示を省略しているが、車高センサ
31も前後左右の車枠の各懸架機構に備えられる。
【0014】各油量制御弁16はマイクロコンピユータ
からなる電子制御装置からの制御電圧に対応して、各油
圧アクチユエータ19の油量をフイードバツク制御す
る。なお、前後左右の油圧アクチユエータ19を特定す
る場合は、FL,FR,RL,RR の添字を付すことにする。
からなる電子制御装置からの制御電圧に対応して、各油
圧アクチユエータ19の油量をフイードバツク制御す
る。なお、前後左右の油圧アクチユエータ19を特定す
る場合は、FL,FR,RL,RR の添字を付すことにする。
【0015】いま、車枠25の各車輪20に対する相対
車高をhFL〜hRR、キヤブ3の前後左右の各部の車枠2
5に対する相対車高をhcFL 〜hcRR とすると、車枠2
5の車高変化量xFL〜xRR、キヤブ3の車高変化量xcF
L 〜xcRR は、次の式で表される。
車高をhFL〜hRR、キヤブ3の前後左右の各部の車枠2
5に対する相対車高をhcFL 〜hcRR とすると、車枠2
5の車高変化量xFL〜xRR、キヤブ3の車高変化量xcF
L 〜xcRR は、次の式で表される。
【0016】 xFL=hFL−hFL0 , xFR=hFR−hFR0 xRL=hRL−hRL0 , xRR=hRR−hRR0 xcFL =hcFL −hcFL0, xcFR =hcFR −hcFR0 xcRL =hcRL −hcRL0, xcRR =hcRR −hcRR0 ……(1) ただし、hFL0 〜hRR0 :車枠の各車輪支持部の標準車
高 hcFL0〜hcRR0:キヤブの前後左右の各部の標準車高 車枠25の路面に対する相対的なロール変位量Δφ、ピ
ツチ変位量Δθ、バウンス変位量Δx、キヤブ3の車枠
25に対する相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位
量Δθc 、バウンス変位量Δxc は、それぞれ次の式で
表される。
高 hcFL0〜hcRR0:キヤブの前後左右の各部の標準車高 車枠25の路面に対する相対的なロール変位量Δφ、ピ
ツチ変位量Δθ、バウンス変位量Δx、キヤブ3の車枠
25に対する相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位
量Δθc 、バウンス変位量Δxc は、それぞれ次の式で
表される。
【0017】 Δφ=kφ1 (xFL−xFR)+kφ2 (xRL−xRR) Δθ=kθ1 (xFL+xFR)−kθ2 (xRL+xRR) Δx=kx1 (xFL+xFR)+kx2 (xRL+xRR) Δφc =kc φ1 (xcFL −xcFR )+kc φ2 (xcRL −xcRR ) Δθc =kc θ1 (xcFL +xcFR )−kc θ2 (xcRL +xcRR ) Δxc =kc x1 (xcFL +xcFR )+kc x2 (xcRL +xcRR ) ……(2) ただし、kφ1 ,kθ1 ,kx1 :車両諸元により決ま
る定数 kφ2 ,kθ2 ,kx2 :車両諸元により決まる定数 kc φ1 ,kc θ1 ,kc x1 :車両諸元により決まる
定数 kc φ2 ,kc θ2 ,kc x2 :車両諸元により決まる
定数 各車軸に作用する路面入力のロール変位量をφ、ピツチ
変位量をθ、バウンス変位量をxとすると、キヤブ3の
ロール変位量φ2 、ピツチ変位量θ2 、バウンス変位量
x2 は、次の式で表すことができる。
る定数 kφ2 ,kθ2 ,kx2 :車両諸元により決まる定数 kc φ1 ,kc θ1 ,kc x1 :車両諸元により決まる
定数 kc φ2 ,kc θ2 ,kc x2 :車両諸元により決まる
定数 各車軸に作用する路面入力のロール変位量をφ、ピツチ
変位量をθ、バウンス変位量をxとすると、キヤブ3の
ロール変位量φ2 、ピツチ変位量θ2 、バウンス変位量
x2 は、次の式で表すことができる。
【0018】 φ2 =φ+Δφ+Δφc θ2 =θ+Δθ+Δθc x2 =x+Δx+Δxc ……(3) そこで、キヤブ3をフラツト(路面と平行)に保つため
に、各油圧アクチユエータ19によりキヤブ3に加える
べきロール制御力−F12、ピツチ制御力−F22、バウン
ス制御力−F32は次の式で表すことができる。
に、各油圧アクチユエータ19によりキヤブ3に加える
べきロール制御力−F12、ピツチ制御力−F22、バウン
ス制御力−F32は次の式で表すことができる。
【0019】 −F12 =−k1 [φ]−k2 d[φ]dt−k7 Σ[φ]dt −F22 =−k3 [θ]−k4 d[θ]dt−k8 Σ[θ]dt −F32 =−k5 [x]−k6 d[x]dt−k9 Σ[x]dt…(4) ただし、[φ]:路面に対するキヤブのロール変位量
(Δφ+Δφc ) [θ]:路面に対するキヤブのピツチ変位量(Δθ+Δ
θc ) [x]:路面に対するキヤブのバウンス変位量(Δx+
Δxc ) k1 〜k9 :制御パラメータ Σ:都合により積分記号(▲◆▼)を表すものとする。
(Δφ+Δφc ) [θ]:路面に対するキヤブのピツチ変位量(Δθ+Δ
θc ) [x]:路面に対するキヤブのバウンス変位量(Δx+
Δxc ) k1 〜k9 :制御パラメータ Σ:都合により積分記号(▲◆▼)を表すものとする。
【0020】本発明では如何なる路面状況でも快適な乗
り心地が得られるように、上の式(4)の制御パラメー
タk1 〜k9 を変更できるようにする。路面入力のロー
ル変位量φから路面に対するキヤブのロール変位量
[φ]に至るまでの伝達関数をHφ、路面入力のピツチ
変位量θから路面に対するキヤブのピツチ変位量[θ]
に至るまでの伝達関数をHθ、路面入力のバウンス変位
量xから路面に対するキヤブのバウンス変位量[x]に
至るまでの伝達関数をHxとすると、ロール・ピツチ・
バウンスの各モードの伝達関数Hφ,Hθ,Hxはそれ
ぞれ次の式で表される。
り心地が得られるように、上の式(4)の制御パラメー
タk1 〜k9 を変更できるようにする。路面入力のロー
ル変位量φから路面に対するキヤブのロール変位量
[φ]に至るまでの伝達関数をHφ、路面入力のピツチ
変位量θから路面に対するキヤブのピツチ変位量[θ]
に至るまでの伝達関数をHθ、路面入力のバウンス変位
量xから路面に対するキヤブのバウンス変位量[x]に
至るまでの伝達関数をHxとすると、ロール・ピツチ・
バウンスの各モードの伝達関数Hφ,Hθ,Hxはそれ
ぞれ次の式で表される。
【0021】 Hφ=−(IX s3−Mc ghr s)/ (IX s3+k2 s2+k1 s−Mc ghr s+k7 ) =(Δφ+Δφc )/φ Hθ=−(IY s3−Mc ghp s)/ (IY s3+k4 s2+k3 s−Mc ghp s+k8 ) =(Δθ+Δθc )/θ Hx=−Mc s3/(Mc s3+k6 s2+k5 s+k9 ) =(Δx+Δxc )/x ……(5) ただし、IX :キヤブのロール慣性モーメント IY :キヤブのピツチ慣性モーメント Mc :キヤブの質量 g:重力の加速度 hr :キヤブ重心とロール中心との高低差 hp :キヤブ重心とピツチ中心との高低差 s:演算子 また、路面入力のロール・ピツチ・バウンスの各モード
の変位量φ,θ,xのパワースペクトル密度をSφ,S
θ,Sx、路面に対するキヤブのロール・ピツチ・バウ
ンスの各モードの相対変位量のパワースペクトル密度を
SΔφ,SΔθ,SΔxとすると、両者のパワースペク
トル密度の間には、各周波数について次の関係がある。
の変位量φ,θ,xのパワースペクトル密度をSφ,S
θ,Sx、路面に対するキヤブのロール・ピツチ・バウ
ンスの各モードの相対変位量のパワースペクトル密度を
SΔφ,SΔθ,SΔxとすると、両者のパワースペク
トル密度の間には、各周波数について次の関係がある。
【0022】 Sφ=SΔφ/[Hφ]2 Sθ=SΔθ/[Hθ]2 Sx=SΔx/[Hx]2 ……(6) いま、ある制御パラメータk1 〜k9 で走行中の伝達関
数Hφ,Hθ,Hxは各周波数ごとに演算可能であり、
路面に対するキヤブの各モードの相対変位量[φ],
[θ],[x]は常に検出されているため、路面に対す
るキヤブの各モードの相対変位量のパワースペクトル密
度SΔφ,SΔθ,SΔxも求まる。したがつて、上の
式(6)により路面入力の各モードの変位量のパワース
ペクトル密度Sφ,Sθ,Sx、即ち路面状況を知るこ
とができる。
数Hφ,Hθ,Hxは各周波数ごとに演算可能であり、
路面に対するキヤブの各モードの相対変位量[φ],
[θ],[x]は常に検出されているため、路面に対す
るキヤブの各モードの相対変位量のパワースペクトル密
度SΔφ,SΔθ,SΔxも求まる。したがつて、上の
式(6)により路面入力の各モードの変位量のパワース
ペクトル密度Sφ,Sθ,Sx、即ち路面状況を知るこ
とができる。
【0023】次に、得られた路面入力の各モードの変位
量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxを、図3に
示す周波数特性線図(パワースペクトル密度Sφだけを
代表して示す)で予め設定した周波数fi (i =1〜
n)により分割し、各周波数領域0〜f1,f1 〜f2,…
fn-1 〜fn の面積Aφi,Aθi,Axi の、面積Aφ1,
Aθ1,Ax1 に対する面積比γφi,γθi,γxi を求め
る。
量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxを、図3に
示す周波数特性線図(パワースペクトル密度Sφだけを
代表して示す)で予め設定した周波数fi (i =1〜
n)により分割し、各周波数領域0〜f1,f1 〜f2,…
fn-1 〜fn の面積Aφi,Aθi,Axi の、面積Aφ1,
Aθ1,Ax1 に対する面積比γφi,γθi,γxi を求め
る。
【0024】Sφが囲む面積Aφ1,Aφ2,…Aφn ,面
積比γφi =Aφi /Aφ1 Sθが囲む面積Aθ1,Aθ2,…Aθn ,面積比γθi =
Aθi /Aθ1 Sxが囲む面積Ax1,Ax2,…Axn ,面積比γxi =
Axi /Ax1 各周波数領域の面積比γφi,γθi,γxi からロール・
ピツチ・バウンスの各モードの制御パラメータk1 〜k
9 を決定する。具体的には、数多くの路面状況に適した
制御パラメータk1 〜k9 を面積比γφi,γθi,γxi
の関数として予め実験的に求め、制御マツプとして電子
制御装置としてのマイクロコンピユータのROM に設定し
ておき、自動的に選択する。路面入力の各モードの変位
量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxの周波数に
よる分割を細くすれば、制御パラメータk1 〜k9 はよ
り細密に演算できる。
積比γφi =Aφi /Aφ1 Sθが囲む面積Aθ1,Aθ2,…Aθn ,面積比γθi =
Aθi /Aθ1 Sxが囲む面積Ax1,Ax2,…Axn ,面積比γxi =
Axi /Ax1 各周波数領域の面積比γφi,γθi,γxi からロール・
ピツチ・バウンスの各モードの制御パラメータk1 〜k
9 を決定する。具体的には、数多くの路面状況に適した
制御パラメータk1 〜k9 を面積比γφi,γθi,γxi
の関数として予め実験的に求め、制御マツプとして電子
制御装置としてのマイクロコンピユータのROM に設定し
ておき、自動的に選択する。路面入力の各モードの変位
量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxの周波数に
よる分割を細くすれば、制御パラメータk1 〜k9 はよ
り細密に演算できる。
【0025】なお、面積比γφi,γθi,γxi は、全周
波数領域f1 〜fn の面積に対する各周波数領域fi-1
〜fi の面積の割合としてもよい。
波数領域f1 〜fn の面積に対する各周波数領域fi-1
〜fi の面積の割合としてもよい。
【0026】 k1 =k1 (γφ2,γφ3,…γφn ) k2 =k2 (γφ2,γφ3,…γφn ) k3 =k3 (γθ2,γθ3,…γθn ) k4 =k4 (γθ2,γθ3,…γθn ) k5 =k5 (γx2,γx3,…γxn ) k6 =k6 (γx2,γx3,…γxn ) k7 =k7 (γφ2,γφ3,…γφn ) k8 =k8 (γθ2,γθ3,…γθn ) k9 =k9 (γx2,γx3,…γxn ) ……(7) 図4に示すように、例えば、路面入力のロール変位量の
パワースペクトル密度Sφを表す周波数特性線図を、1
つの周波数により分割した場合に、2つの周波数領域の
各面積比γφ2 から求める制御パラメータk1 は、面積
比γφ2 に対応して階段状よりは緩やかに変化するよう
に予め設定するのが好ましい。
パワースペクトル密度Sφを表す周波数特性線図を、1
つの周波数により分割した場合に、2つの周波数領域の
各面積比γφ2 から求める制御パラメータk1 は、面積
比γφ2 に対応して階段状よりは緩やかに変化するよう
に予め設定するのが好ましい。
【0027】上述の制御パラメータk1 〜k9 を用いた
キヤブの各モードの制御力F12,F22,F32から、次の
式で表される各油量制御弁16の制御電圧VcFL 〜VcR
R を求める。
キヤブの各モードの制御力F12,F22,F32から、次の
式で表される各油量制御弁16の制御電圧VcFL 〜VcR
R を求める。
【0028】 VcFL =−KV1 F12−KV2 F22+KV5 F32 VcFR =+KV1 F12−KV2 F22+KV5 F32 VcRL =−KV3 F12+KV4 F22+KV6 F32 VcRR =+KV3 F12+KV4 F22+KV6 F32 ……(8) ただし、KV1 〜KV6 :定数 次いで、制御電圧VcFL 〜VcRR と油圧センサ17から
のフイードバツク電圧VsFL 〜VsRR とにより各油量制
御弁16を駆動し、油圧アクチユエータ19を制御すれ
ば、キヤブ3の姿勢をほぼフラツト(路面と平行)に保
つことができる。
のフイードバツク電圧VsFL 〜VsRR とにより各油量制
御弁16を駆動し、油圧アクチユエータ19を制御すれ
ば、キヤブ3の姿勢をほぼフラツト(路面と平行)に保
つことができる。
【0029】図2に示すように、本発明は上述の原理に
より、車高センサ31により車枠25の車高hFL〜hRR
を、車高センサ28によりキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R をそれぞれ検出し、相対変位量算出手段35により車
枠25の車高hFL〜hRRとキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R から、車枠25の車高変化量xFL〜xRRとキヤブ3の
車高変化量xcFL 〜xcRR とを求め、さらに路面に対す
る車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位量
Δθ、バウンス変位量Δxと、車枠25に対するキヤブ
3の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθc
、バウンス変位量Δxc とを求める。
より、車高センサ31により車枠25の車高hFL〜hRR
を、車高センサ28によりキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R をそれぞれ検出し、相対変位量算出手段35により車
枠25の車高hFL〜hRRとキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R から、車枠25の車高変化量xFL〜xRRとキヤブ3の
車高変化量xcFL 〜xcRR とを求め、さらに路面に対す
る車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位量
Δθ、バウンス変位量Δxと、車枠25に対するキヤブ
3の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθc
、バウンス変位量Δxc とを求める。
【0030】次に、制御パラメータ算出手段34によ
り、路面に対するキヤブの各モードの相対変位量のパワ
ースペクトル密度SΔφ,SΔθ,SΔxから、路面入
力の各モードの変位量のパワースペクトル密度Sφ,S
θ,Sxを求め、その周波数特性線図を所定の周波数f
i (i =1〜n)で分割し、各周波数領域0〜f1,f1
〜f2,…fn-1 〜fn の面積Aφi,Aθi,Axi と面積
Aφ1,Aθ1,Ax1 との面積比γφi,γθi,γxi を求
め、各周波数領域の面積比γφi,γθi,γxi から、ロ
ール・ピツチ・バウンスの各モードの最適制御パラメー
タk1b〜k9bを求める。
り、路面に対するキヤブの各モードの相対変位量のパワ
ースペクトル密度SΔφ,SΔθ,SΔxから、路面入
力の各モードの変位量のパワースペクトル密度Sφ,S
θ,Sxを求め、その周波数特性線図を所定の周波数f
i (i =1〜n)で分割し、各周波数領域0〜f1,f1
〜f2,…fn-1 〜fn の面積Aφi,Aθi,Axi と面積
Aφ1,Aθ1,Ax1 との面積比γφi,γθi,γxi を求
め、各周波数領域の面積比γφi,γθi,γxi から、ロ
ール・ピツチ・バウンスの各モードの最適制御パラメー
タk1b〜k9bを求める。
【0031】制御パラメータ変更指令判断手段36によ
り現在設定されている各制御パラメータk1 〜k9 と、
現在の路面状況から求めた各最適制御パラメータk1b〜
k9bとをそれぞれ比較する。少くとも1組の制御パラメ
ータの偏差が所定値k1c〜k9cを超えている場合は、各
制御パラメータを変更ないし更新する必要があると判断
し、制御パラメータk1b〜k9bに更新する。
り現在設定されている各制御パラメータk1 〜k9 と、
現在の路面状況から求めた各最適制御パラメータk1b〜
k9bとをそれぞれ比較する。少くとも1組の制御パラメ
ータの偏差が所定値k1c〜k9cを超えている場合は、各
制御パラメータを変更ないし更新する必要があると判断
し、制御パラメータk1b〜k9bに更新する。
【0032】次に、制御量算出手段37により路面に対
する車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位
量Δθ、バウンス変位量Δxと、車枠25に対するキヤ
ブ3の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθ
c 、バウンス変位量Δxc とから、キヤブ3のロール制
御力F12、ピツチ制御力F22、バウンス制御力F32を求
める。
する車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位
量Δθ、バウンス変位量Δxと、車枠25に対するキヤ
ブ3の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθ
c 、バウンス変位量Δxc とから、キヤブ3のロール制
御力F12、ピツチ制御力F22、バウンス制御力F32を求
める。
【0033】最後に、キヤブ3のロール制御力F12、ピ
ツチ制御力F22、バウンス制御力F32から各油量制御弁
16の制御電圧VcFL 〜VcRR を求め、制御電圧VcFL
〜VcRR と油圧センサ17からのフイードバツク電圧F
sFL 〜FsRR とにより各油量制御弁16を駆動し、各油
圧アクチユエータ19の油量を加減する。
ツチ制御力F22、バウンス制御力F32から各油量制御弁
16の制御電圧VcFL 〜VcRR を求め、制御電圧VcFL
〜VcRR と油圧センサ17からのフイードバツク電圧F
sFL 〜FsRR とにより各油量制御弁16を駆動し、各油
圧アクチユエータ19の油量を加減する。
【0034】図5〜10はマイクロコンピユータからな
る電子制御装置により、上述の制御を行う制御プログラ
ムの流れ図である。本制御プログラムは所定時間ごとに
繰り返し実行する。p11〜p25,p41〜p46,p101 〜
p113 ,p51〜p57,p61〜p67は制御プログラムの各
ステツプを表す。p11で制御プログラムを開始し、p12
で初期化を行い、p13で図7に示す油圧保持ルーチンへ
移り、油圧制御弁12を駆動し、出力油圧pm を所定値
pc に保つ。
る電子制御装置により、上述の制御を行う制御プログラ
ムの流れ図である。本制御プログラムは所定時間ごとに
繰り返し実行する。p11〜p25,p41〜p46,p101 〜
p113 ,p51〜p57,p61〜p67は制御プログラムの各
ステツプを表す。p11で制御プログラムを開始し、p12
で初期化を行い、p13で図7に示す油圧保持ルーチンへ
移り、油圧制御弁12を駆動し、出力油圧pm を所定値
pc に保つ。
【0035】p14で車高センサ31から車枠25の車高
hFL〜hRRを、車高センサ28からキヤブ3の車高hcF
L 〜hcRR をそれぞれ読み込む。p15で車枠25の車高
hFL〜hRRから車枠25の車高変化量xFL〜xRRを、キ
ヤブ3の車高hcFL 〜hcRRからキヤブ3の車高変化量
xcFL 〜xcRR をそれぞれ求める。
hFL〜hRRを、車高センサ28からキヤブ3の車高hcF
L 〜hcRR をそれぞれ読み込む。p15で車枠25の車高
hFL〜hRRから車枠25の車高変化量xFL〜xRRを、キ
ヤブ3の車高hcFL 〜hcRRからキヤブ3の車高変化量
xcFL 〜xcRR をそれぞれ求める。
【0036】p16で車枠25の車高変化量xFL〜xRRか
ら、車枠25の各モードの相対変位量、即ちロール変位
量Δφ、ピツチ変位量Δθ、バウンス変位量Δxを求
め、キヤブ3の車高変化量xcFL 〜xcRR から、キヤブ
3の各モードの相対変位量、即ちロール変位量Δφc 、
ピツチ変位量Δθc 、バウンス変位量Δxc を求める。
p17で路面に対するキヤブ3の各モードの相対変位量、
即ちロール変位量[φ]、ピツチ変位量[θ]、バウン
ス変位量[x]を順次RAM に保存する。
ら、車枠25の各モードの相対変位量、即ちロール変位
量Δφ、ピツチ変位量Δθ、バウンス変位量Δxを求
め、キヤブ3の車高変化量xcFL 〜xcRR から、キヤブ
3の各モードの相対変位量、即ちロール変位量Δφc 、
ピツチ変位量Δθc 、バウンス変位量Δxc を求める。
p17で路面に対するキヤブ3の各モードの相対変位量、
即ちロール変位量[φ]、ピツチ変位量[θ]、バウン
ス変位量[x]を順次RAM に保存する。
【0037】p18で図8に示す制御パラメータ変更指令
判断ルーチンへ移り、制御パラメータの変更が必要か否
かを判別する。つまり、現在の各制御パラメータk1 〜
k9と各最適制御パラメータk1b〜k9bとの差をそれぞ
れ求め、これらの制御パラメータの差の内1つでも所定
値(各制御パラメータごとに設定された制御パラメータ
変更基準値)k1c〜k9cを超えている場合は、制御パラ
メータの変更が必要と判断し、制御パラメータ変更フラ
グをONにする。p19で制御パラメータ変更フラグがONか
否かを判別する。制御パラメータ変更フラグがOFF の場
合はp22へ進み、制御パラメータ変更フラグがONの場合
は、p20で制御パラメータki を新たな制御パラメータ
即ち最適制御パラメータkibに更新し、p21で制御パラ
メータ変更フラグをOFF にする。
判断ルーチンへ移り、制御パラメータの変更が必要か否
かを判別する。つまり、現在の各制御パラメータk1 〜
k9と各最適制御パラメータk1b〜k9bとの差をそれぞ
れ求め、これらの制御パラメータの差の内1つでも所定
値(各制御パラメータごとに設定された制御パラメータ
変更基準値)k1c〜k9cを超えている場合は、制御パラ
メータの変更が必要と判断し、制御パラメータ変更フラ
グをONにする。p19で制御パラメータ変更フラグがONか
否かを判別する。制御パラメータ変更フラグがOFF の場
合はp22へ進み、制御パラメータ変更フラグがONの場合
は、p20で制御パラメータki を新たな制御パラメータ
即ち最適制御パラメータkibに更新し、p21で制御パラ
メータ変更フラグをOFF にする。
【0038】p22で路面に対するキヤブ3の各モードの
相対変位量、即ちロール変位量[φ]、ピツチ変位量
[θ]、バウンス変位量[x]から、キヤブ3の制御
量、即ちロール制御力F12、ピツチ制御力F22、バウン
ス制御力F32を求める。p23でキヤブ3の制御量F12、
F22、F32に対応する油量制御弁16の制御電圧VcFL
〜VcRR を求める。p24で図10に示す油圧アクチユエ
ータ駆動ルーチンへ移り、各油量制御弁16により各油
圧アクチユエータ19の油量を加減し、p25で終了す
る。
相対変位量、即ちロール変位量[φ]、ピツチ変位量
[θ]、バウンス変位量[x]から、キヤブ3の制御
量、即ちロール制御力F12、ピツチ制御力F22、バウン
ス制御力F32を求める。p23でキヤブ3の制御量F12、
F22、F32に対応する油量制御弁16の制御電圧VcFL
〜VcRR を求める。p24で図10に示す油圧アクチユエ
ータ駆動ルーチンへ移り、各油量制御弁16により各油
圧アクチユエータ19の油量を加減し、p25で終了す
る。
【0039】図7に示すように、油圧保持ルーチンはp
41で開始し、p42で油圧センサ9により油圧ポンプ4の
出力油圧pm を読み込み、p43で出力油圧pm が所定値
pcよりも大きい否かを判別し、出力油圧pm が所定値
pc よりも小さい場合は、p44で油圧制御弁12を閉じ
てp46へ進み、出力油圧pm が所定値pc よりも大きい
場合は、p45で油圧制御弁12を開いて出力油圧pm を
下げ、所定値pc に保ち、p46で本プログラムへ戻る。
41で開始し、p42で油圧センサ9により油圧ポンプ4の
出力油圧pm を読み込み、p43で出力油圧pm が所定値
pcよりも大きい否かを判別し、出力油圧pm が所定値
pc よりも小さい場合は、p44で油圧制御弁12を閉じ
てp46へ進み、出力油圧pm が所定値pc よりも大きい
場合は、p45で油圧制御弁12を開いて出力油圧pm を
下げ、所定値pc に保ち、p46で本プログラムへ戻る。
【0040】図8に示すように、制御パラメータ変更指
令判断ルーチンはp101 で開始し、p102 で図9に示す
制御パラメータ算出ルーチンへ移り、制御パラメータk
1b〜k9bを求め、制御パラメータ変更フラグをOFF に
し、p103 で制御パラメータk1 と最適制御パラメータ
k1bとの差が所定値k1cよりも大きいか否かを判別す
る。制御パラメータk1 と最適制御パラメータk1bとの
差が所定値k1cよりも大きい場合は、p104 で制御パラ
メータ変更フラグをONにし、p110 へ進む。制御パラメ
ータk1 と最適制御パラメータk1bとの差が所定値k1c
よりも小さい場合はp105 へ進む。
令判断ルーチンはp101 で開始し、p102 で図9に示す
制御パラメータ算出ルーチンへ移り、制御パラメータk
1b〜k9bを求め、制御パラメータ変更フラグをOFF に
し、p103 で制御パラメータk1 と最適制御パラメータ
k1bとの差が所定値k1cよりも大きいか否かを判別す
る。制御パラメータk1 と最適制御パラメータk1bとの
差が所定値k1cよりも大きい場合は、p104 で制御パラ
メータ変更フラグをONにし、p110 へ進む。制御パラメ
ータk1 と最適制御パラメータk1bとの差が所定値k1c
よりも小さい場合はp105 へ進む。
【0041】p105 でp103 の場合と同様に制御パラメ
ータk2 について判別し、以下同様にp106 〜p112 で
制御パラメータk3 〜k9 について順に判別する。各制
御パラメータk2 〜k9 と最適制御パラメータk2b〜k
9bとの差が所定値k2c〜k9cよりも大きい場合はp104
へ進み、各制御パラメータk2 〜k9 と最適制御パラメ
ータk2b〜k9bとの差が所定値k2c〜k9cよりも小さい
場合は、p113 で本プログラムへ戻る。
ータk2 について判別し、以下同様にp106 〜p112 で
制御パラメータk3 〜k9 について順に判別する。各制
御パラメータk2 〜k9 と最適制御パラメータk2b〜k
9bとの差が所定値k2c〜k9cよりも大きい場合はp104
へ進み、各制御パラメータk2 〜k9 と最適制御パラメ
ータk2b〜k9bとの差が所定値k2c〜k9cよりも小さい
場合は、p113 で本プログラムへ戻る。
【0042】図9に示すように、制御パラメータ算出ル
ーチンはp51で開始し、p52で路面に対するキヤブ3の
各モードの相対変位量、即ちロール変位量[φ]、ピツ
チ変位量[θ]、バウンス変位量[x]から、路面に対
するキヤブ3の各モードの変位量のパワースペクトル密
度SΔφ,SΔθ,SΔxを求める。p53で路面に対す
るキヤブ3の各モードの変位量のパワースペクトル密度
SΔφ,SΔθ,SΔxから、路面入力の各モードの変
位量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxを求め
る。
ーチンはp51で開始し、p52で路面に対するキヤブ3の
各モードの相対変位量、即ちロール変位量[φ]、ピツ
チ変位量[θ]、バウンス変位量[x]から、路面に対
するキヤブ3の各モードの変位量のパワースペクトル密
度SΔφ,SΔθ,SΔxを求める。p53で路面に対す
るキヤブ3の各モードの変位量のパワースペクトル密度
SΔφ,SΔθ,SΔxから、路面入力の各モードの変
位量のパワースペクトル密度Sφ,Sθ,Sxを求め
る。
【0043】p54で各周波数領域0〜f1,f1 〜f2,…
fn-1 〜fn にて面積Aφi,Aθi,Axi と面積Aφ1,
Aθ1,Ax1 との面積比γφi,γθi,γxi を求め、p
55で面積比γφi,γθi,γxi から制御パラメータk1b
〜k9bを求め、p56で制御パラメータ変更フラグをOFF
にし、p57で本プログラムへ戻る。
fn-1 〜fn にて面積Aφi,Aθi,Axi と面積Aφ1,
Aθ1,Ax1 との面積比γφi,γθi,γxi を求め、p
55で面積比γφi,γθi,γxi から制御パラメータk1b
〜k9bを求め、p56で制御パラメータ変更フラグをOFF
にし、p57で本プログラムへ戻る。
【0044】図10に示すように、油圧アクチユエータ
駆動ルーチンはp61で開始し、p62で各油圧センサ17
から各油圧アクチユエータ19の油圧pFL〜pRRを読み
込み、p63で油圧pFL〜pRRを電圧VsFL 〜VsRR に変
換する。p64で前述の制御電圧VcFL 〜VcRR と電圧V
sFL 〜VsRR から各油量制御弁16の励磁電圧VeFL〜
VeRR を求める。p65で各油量制御弁16を励磁し、各
油圧アクチユエータ19へ供給しまたは排出する油量Q
FL〜QRRを加減し、p66により各油圧アクチユエータ1
9を駆動し、p67で本プログラムへ戻る。
駆動ルーチンはp61で開始し、p62で各油圧センサ17
から各油圧アクチユエータ19の油圧pFL〜pRRを読み
込み、p63で油圧pFL〜pRRを電圧VsFL 〜VsRR に変
換する。p64で前述の制御電圧VcFL 〜VcRR と電圧V
sFL 〜VsRR から各油量制御弁16の励磁電圧VeFL〜
VeRR を求める。p65で各油量制御弁16を励磁し、各
油圧アクチユエータ19へ供給しまたは排出する油量Q
FL〜QRRを加減し、p66により各油圧アクチユエータ1
9を駆動し、p67で本プログラムへ戻る。
【0045】図11に示すように、各油圧アクチユエー
タ19への油量QFL〜QRRは、各油量制御弁16の励磁
電圧VeFL 〜VeRR により加減される。
タ19への油量QFL〜QRRは、各油量制御弁16の励磁
電圧VeFL 〜VeRR により加減される。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述のように、現在設定されて
いる各制御パラメータと、現在の路面状況から演算した
各最適制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くとも1
組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合に、
各制御パラメータを現在の路面状況から演算した値に自
動的に切り換えるものであるから、運転者の運転操作を
妨げることなく、乗員の快適性、乗り心地を向上でき
る。
いる各制御パラメータと、現在の路面状況から演算した
各最適制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くとも1
組の制御パラメータの差が所定値を超えている場合に、
各制御パラメータを現在の路面状況から演算した値に自
動的に切り換えるものであるから、運転者の運転操作を
妨げることなく、乗員の快適性、乗り心地を向上でき
る。
【図1】本発明に係るキヤブの姿勢制御装置の油圧回路
図である。
図である。
【図2】同姿勢制御装置のブロツク図である。
【図3】同姿勢制御装置における制御パラメータ算出手
段の説明線図である。
段の説明線図である。
【図4】同姿勢制御装置における制御パラメータ算出手
段の説明線図である。
段の説明線図である。
【図5】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
る。
【図6】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
る。
【図7】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
る。
【図8】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
る。
【図9】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
る。
【図10】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図で
ある。
ある。
【図11】油量制御弁の励磁電圧と油量との関係を表す
線図である。
線図である。
3:キヤブ 16:油量制御弁 17:油圧センサ 1
9:油圧アクチユエータ 20:車輪 25:車枠 28,31:車高センサ 3
4:制御パラメータ算出手段 35:相対変位量算出手
段 36:制御パラメータ変更指令判断手段 37:制御量算出手段
9:油圧アクチユエータ 20:車輪 25:車枠 28,31:車高センサ 3
4:制御パラメータ算出手段 35:相対変位量算出手
段 36:制御パラメータ変更指令判断手段 37:制御量算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−229329(JP,A) 特開 平3−109113(JP,A) 特開 平5−238435(JP,A) 特開 昭62−18374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 17/015
Claims (1)
- 【請求項1】キヤブの路面に対する車高変化量からキヤ
ブの各モードの変位量を求め、制御パラメータ算出手段
によりキヤブの各モードの相対変位量のパワースペクト
ル密度から、路面入力の各モードの変位量のパワースペ
クトル密度を求め、その周波数特性線図を所定の周波数
で分割した各周波数領域の面積比を求め、各面積比から
求めた制御パラメータを求め、制御量算出手段により前
記制御パラメータを用いてキヤブの各モードの変位を抑
える制御力を求め、該制御力を各油圧アクチユエータに
発生させるキヤブの姿勢制御装置において、現在設定さ
れている各制御パラメータと、現在の路面状況から求め
た各制御パラメータとをそれぞれ比較し、少くとも1組
の制御パラメータの差が所定値を超えている場合に、各
制御パラメータを現在の路面状況から求めた値に変更す
ることを特徴とする、キヤブの姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34047693A JP3353797B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | キヤブの姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34047693A JP3353797B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | キヤブの姿勢制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156630A JPH07156630A (ja) | 1995-06-20 |
| JP3353797B2 true JP3353797B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=18337331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34047693A Expired - Fee Related JP3353797B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | キヤブの姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353797B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101138758B1 (ko) * | 2008-12-03 | 2012-04-24 | 한양대학교 산학협력단 | 차량의 승차감에 대한 강건최적설계방법 |
| CN114967464A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-30 | 上海中联重科桩工机械有限公司 | 一种设备控制方法、系统、终端及计算机存储介质 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP34047693A patent/JP3353797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07156630A (ja) | 1995-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5555501A (en) | Road vehicle cab attitude controlling apparatus | |
| US5515277A (en) | Method and system for controlling active suspensions of a vehicle during acceleration and deceleration | |
| JPH04504701A (ja) | 陸用車輌の懸架制御のための制御装置 | |
| US5802486A (en) | Suspension control system having a shock absorber controlled to predetermine compression and extension damping forces when vehicle is running on a bad road | |
| JP3353797B2 (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP3303435B2 (ja) | 駆動・制動力配分制御装置 | |
| JP3344438B2 (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP3346434B2 (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06286649A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP3517942B2 (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP3239910B2 (ja) | 座席の姿勢制御装置 | |
| JPH07117532A (ja) | 座席の姿勢制御装置 | |
| JPH07156839A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP3360692B2 (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06107243A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06107241A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH07215033A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06107242A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06340276A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH06107244A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JP2888010B2 (ja) | 車両用キャンバ角制御装置 | |
| JPH06278649A (ja) | キヤブの姿勢制御装置 | |
| JPH05278429A (ja) | 車両の横加速度検出方法及びそれを用いたアクティブ サスペンション装置 | |
| JPH0796727A (ja) | ショックアブソーバのための電気制御装置 | |
| JPH06278442A (ja) | 車体の姿勢制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |