JP3365574B2 - 光ディスク装置のオフセット調整装置 - Google Patents
光ディスク装置のオフセット調整装置Info
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Description
るトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号のオ
フセットを調整するオフセット調整装置に関する。
(相変化型)ディスク等に対してデータを所定のブロッ
ク時間単位で記録、再生する光ディスク装置としての情
報記録再生装置では、記録時にはディスクに光ビームス
ポットを与えるレーザの出力パワー(以下レーザパワー
という)をディスクにより指定されるワット数に合わせ
て複数段階に調節し、また、再生時には反射率が異なる
数種類(プリマスタードとMO)のディスクに対してレ
ーザパワーを複数段階に可変にしておき、再生光を適正
にするためにゲインを切り換え、この切り換えを行う毎
にオフセットを調整する。また、この際に他の装置との
互換性を考慮してトラッキングエラー信号やフォーカス
エラー信号のオフセットを正確に調整しなければならな
い。
スエラー信号を得るために「信号がない状態」で回路や
光学系によるオフセット電圧を調整しなければならな
い。このオフセットを調整する従来の方法としては、光
ピックアップのフォーカスコイルとトラッキングコイル
に通電しない状態を「信号がない状態」とし、この状態
でトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号のオ
フセットをキャンセルする方法が知られている。
法では、光ディスク装置を大地に対してどう置くかによ
っては光ピックアップのフォーカスコイルとトラッキン
グコイルに通電しない状態が実際には「信号がない状
態」ではないことがあるので、正確なトラッキングエラ
ー信号やフォーカスエラー信号を得ることができず、し
たがって、再生時や書き込み時に最良のデータ信号を得
ることができないという第1の問題点がある。特にCD
やMDのディスクではディスク信号面に対してディスク
表面までの厚みが約1.2mmであり、アクチュエータ
の自重でディスクに対して1.2mm程度レンズが下が
ると、ディスク信号面からの反射光が戻って検出するこ
とがある。
m±0.1mmのバラツキや、ディスクの面振れやディ
スクを固定するためのスピンドルモータの軸のガタによ
り光ピックアップとディスクの位置関係が0.4mm程
度バラツキ、これらの理由により焦点が合った場合には
オフセットを正確に調整することができない。更に、装
置を安価に構成しようとして機構のバラツキが大きくな
ったり、記録密度を上げようとしてNA(開口数)を大
きくすると焦点距離が小さくなり、益々一定位置で調整
することが困難となる。
が異なる場合には迷光成分を含むオフセットを調整する
ことができないという問題点がある。例えば光ピックア
ップがトラッキングエラー信号TEを非点収差法により
生成する場合には、トラッキングエラー信号TE(=E
−F)を検出するための信号E、Fは、xをレーザパワ
ーの関数として
+b2} =2axsin ωt+b1−b2
ザパワーが一定の場合には一定となる。しかしながら、
レーザパワーが異なる場合には
迷光成分と定数(c1−c2)が存在する。また、フォ
ーカスエラー信号FE(=A+C−B−D)を検出する
ための信号A、B、C、Dは、
−b4)
b4)はレーザパワーが一定の場合には一定となる。し
かしながら、レーザパワーが異なる場合には
−b4)x+c1+c3−c2−c4
4)xである迷光成分と定数(c1+c3−c2−c
4)が存在する。また、この問題点は、光ピックアップ
がホログラム方式の場合に顕著となる。本発明は上記従
来の問題点に鑑み、正確なトラッキングエラー信号やフ
ォーカスエラー信号を得ることができ、したがって、再
生時や書き込み時に最良のデータ信号を得ることができ
る光ディスクにおけるオフセット調整装置を提供するこ
とを目的とする。
するために、光ディスクの表面と光ディスク内のデータ
記録面にそれぞれ対する第1及び第2のフォーカス位置
と異なるフォーカス位置でオフセットを調整するように
している。すなわち本発明によれば、光ディスクから光
ピックアップにより再生される信号を検出する検出手段
と、トラッキングエラー信号生成手段と、フォーカスエ
ラー信号生成手段と、トラッキングエラー信号とフォー
カスエラー信号の一方又は双方のオフセットを測定する
オフセット測定手段と、前記トラッキングエラー信号と
前記フォーカスエラー信号の一方又は双方のオフセット
を補正するオフセット補正手段と、前記光ピックアップ
を前記光ディスクに対してフォーカス方向に移動させ、
この移動中に順次前記オフセット測定手段により前記オ
フセットを測定する手段と、前記測定したオフセットの
測定結果をフォーカス位置に関係付けて記憶する手段
と、前記測定結果を所定の閾値と比較する手段と、前記
比較結果から前記光ディスクの表面と前記光ディスク内
のデータ記録面それぞれに対応する第1及び第2のフォ
ーカス位置を検出する手段と、前記第1及び第2のフォ
ーカス位置と異なるフォーカス位置に前記光ピックアッ
プを移動し、前記オフセット補正手段によるオフセット
を補正する制御手段とを、有する光ディスク装置のオフ
セット調整装置が提供される。
レーザパワー時に検出される信号の定数項とパワー変化
による変数項によりオフセットを調整するようにしてい
る。すなわち本発明によれば、光ディスクから光ピック
アップにより再生される信号を検出する検出手段と、ト
ラッキングエラー信号生成手段と、フォーカスエラー信
号生成手段と、トラッキングエラー信号とフォーカスエ
ラー信号の一方又は双方のオフセットを測定するオフセ
ット測定手段と、前記トラッキングエラー信号と前記フ
ォーカスエラー信号の一方又は双方のオフセットを補正
するオフセット補正手段と、前記光ピックアップのレー
ザパワーを少なくとも2つの値に変更して発光させる手
段と、前記オフセット測定手段により前記それぞれのレ
ーザパワーの値におけるオフセットを測定する手段と、
前記測定した前記オフセットの測定結果を前記それぞれ
のレーザパワーの値に関係付けて記憶する手段と、前記
オフセットにおけるレーザパワーの値に関係しない一定
のオフセット成分とレーザパワー変化により変化する迷
光成分によるオフセット成分を算出する手段と、この算
出値に基づいて各レーザパワー値で前記オフセット補正
手段によるオフセットを補正する制御手段とを、有する
光ディスク装置のオフセット調整装置が提供される。
れぞれに対応する第1及び第2のフォーカス位置と異な
るフォーカス位置でオフセットが調整されるので、「信
号がない状態」で回路や光学系によるオフセットが調整
される。したがって、正確なトラッキングエラー信号や
フォーカスエラー信号を得ることができ、その結果、再
生時や書き込み時に最良のデータ信号を得ることができ
る。
出て光ピックアップに戻る光が最も少ないときに検出さ
れる信号の最大値又は最小値に基づいてオフセットが調
整されるので、「信号がない状態」で回路や光学系によ
るオフセットが調整される。したがって、正確なトラッ
キングエラー信号やフォーカスエラー信号を得ることが
でき、その結果、再生時や書き込み時に最良のデータ信
号を得ることができる。
ルのレーザパワーによりそれぞれ検出される信号の定数
項(センサと回路のオフセット)とパワー変化による変
数項(迷光成分)によりオフセットが調整されるので、
レーザパワーが異なる場合にもオフセットを調整するこ
とができ、したがって、正確なトラッキングエラー信号
やフォーカスエラー信号を得ることができ、その結果、
再生時や書き込み時に最良のデータ信号を得ることがで
きる。
て説明する。図1は本発明に係るオフセット調整装置が
適用された光ディスク装置としてのMD記録装置を示す
ブロック図、図2は図1のプリアンプを示すブロック
図、図3は図1の光ピックアップのフォーカス電流と反
射光量を示す説明図である。
周に向かって渦巻き状に形成されたトラックに対して所
定のフォーマットの書誌情報、音声情報、映像情報が光
ピックアップ2により光学的に記録及び再生される。こ
のディスク1はディスク1から光ピックアップ2により
再生された信号に基づいてスピンドルモータ3及びモー
タドライバ/トラッキング・フォーカス制御回路4によ
りCLV(線速度一定)で回転される。光ピックアップ
2は重畳器5とトラバースモータ6を有し、また、磁界
変調ヘッド7と一体で動作する。
スク1に出射するレーザダイオードLDを有し、その反
射光に基づいてディスク1に記録された光学的情報を再
生した信号RF1、RF2を出力したり、非点収差法に
よる4分割センサよりのフォーカスエラー信号検出用信
号A〜Dと3ビーム法による2種類のトラッキングエラ
ー信号検出用信号E、Fを出力する。これらの信号RF
1、RF2、A〜Fはヘッドアンプ8により増幅され、
検出・調整手段として動作するプリアンプ9に出力され
る。また、プリアンプ9からヘッドアンプ8に対して
は、光ピックアップ2内のレーザダイオードLDを駆動
するための信号が印加される。
/ADIP(アドレスインプリグルーブ)/サーボ回路
10に対して、再生したEFM信号と、ADIP信号
と、フォーカスエラー信号FEOとトラッキングエラー
信号TEO等を出力する。なお、この回路10のサーボ
回路は例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ)で
構成されている。
ーボ回路10は、記録時には記録データを符号化してE
FM信号に変調し、ドライバ7aを介してヘッド7に出
力する。EFM変復調/エラー訂正/ADIP/サーボ
回路10はまた、再生時にはプリアンプ9からのEFM
信号を復調してエラー訂正復号化すると共に、フォーカ
スエラー信号FEOとトラッキングエラー信号TEOに
基づいて光ピックアップ2がディスク1のトラックに対
してトラッキング及びフォーカシングするようにモータ
ドライバ/トラッキング・フォーカス制御回路4を介し
て制御する。
ックアップ2をディスク1の最内周付近(TOC:Tabl
e Of Contents及びUTOC:User Table Of Content
s)に移動させて必要なID情報を読み出す。
号A〜F、FEO、TEO等を取り込むA/D変換器1
1aと、光ピックアップ2内のレーザダイオードLDを
例えば12ビットのPWM信号に応じた信号で駆動して
レーザダイオードLDの出力パワーを制御等するための
PWM部11bと、ワークエリア等用のRAM11c
と、プログラム等用のROM11dと後述するような制
御を行うCPU11e等を有し、これらの回路11a〜
11eはバス11fを介して接続されている。また、R
AM11cはCPU11eが後述するオフセット調整を
行うために測定データ等を記憶するためのエリアを有す
る。PWM部11bからのPWM信号はローパスフィル
タ(LPF)12によりDC電圧に変換され、プリアン
プ9及びヘッドアンプ8を介して光ピックアップ2内の
レーザダイオードLDが駆動される。
て詳細に説明する。先ず、光ピックアップ2内における
非点収差法による4分割センサ(図示省略)のフォーカ
スエラー信号FEを検出するための信号A〜Dにはそれ
ぞれ、マイコン11からD/A変換器35を介して出力
される各バランス調整値が加算器31A〜31Dにより
加算されて信号A〜Dのバランスが調整されるとともに
I/V変換される。次いで加算器31A〜31Dの出力
信号A〜Dが演算器32Fに印加されて演算式(A+C
−B−D)に基づいてフォーカスエラー信号が生成さ
れ、次いでこのフォーカスエラー信号と、同じくマイコ
ン11からD/A変換器35を介して出力されるオフセ
ット調整値が加算器33Fにより加算されてオフセット
が調整され、フォーカスエラー信号FEとして出力され
る。
ム法によるトラッキングエラー信号TEを検出するため
の信号E、Fにはそれぞれ、マイコン11からD/A変
換器35を介して出力される各バランス調整値が加算器
31E、31Fにより加算されて信号E、Fのバランス
が調整されるとともにI/V変換される。次いで加算器
31E、31Fの出力信号E、Fが減算器32Tに印加
されて演算式(E−F)に基づいてトラッキングエラー
信号が生成され、次いでこのトラッキングエラー信号
と、同じくマイコン11からD/A変換器35を介して
出力されるオフセット調整値が加算器33Tにより加算
されてオフセットが調整され、トラッキングエラー信号
TEとして出力される。
A〜Fと、フォーカスエラー信号FEとトラッキングエ
ラー信号TEの8個の信号がA/D変換器11aにより
デジタル値に変換され、マイコン11により後述するよ
うにフォーカスエラー信号FEとトラッキングエラー信
号TEの各バランスとオフセットが調整され、各調整値
がD/A変換器35を介して加算器31A〜31F、3
3F、33Tに印加される。
ク1間の距離と反射光量の関係を示し、また、フォーカ
ス電流が増加すると光ピックアップ(PU)2がディス
ク1に近づくことを示している。図3において位置Z5
で測定した値が回路と光学系のみによる本来のオフセッ
トである場合、フォーカスの初期位置が図3に示すZ
0、Z1、Z2の位置のようにばらつくと、位置Z1で
はディスク表面の信号を拾ってしまい、また、位置Z
0、Z2、Z4ではディスク表面近傍や、ディスク1の
ポリカーボネート樹脂間の非透明部分などに合焦して本
来の測定を行うことができない。
3を起動する前に、図3に示す位置Z0、Z1、Z2の
いずれかに対応する電流を初期値として、光ピックアッ
プ2のフォーカスアクチュエータコイルに対してディス
クに近づく方向にフォーカス電流を徐々に増加させて印
加するようにしている。
について説明する。先ず、ディスク検出スイッチの検出
信号によりディスクが無い場合には、光ピックアップ2
を初期位置に配置し、フォーカスエラー信号FEとトラ
ッキングエラー信号TEの各電圧を測定し、予めROM
11dに書き込まれているテーブルのオフセット値を測
定電圧に応じてD/A変換器35に出力する。
が図3に示す位置Z0より左側すなわちディスク面から
遠い位置に有るとしてドライブ電圧をサーボ回路10に
内蔵された図示しないD/A変換器により増加すること
によりフォーカス電流を増加し、増加する毎にトラッキ
ングエラー信号TEの電圧を順次取り込む。そして、図
3に示すように第1のピークであるディスクの表面を所
定の閾値で検出すると、この検出時のドライブ電圧のD
/A値(DA1)を記憶し、次いで第2のピークである
ディスク内のデータ記録面を所定の閾値で検出すると、
この検出時のD/A値(DA2)を記憶する。
2)/2を計算してこれを出力し、図3に示すセンタの
位置Z4付近に移動してフォーカスエラー信号FEとト
ラッキングエラー信号TEの各オフセットを調整する。
なお、オフセットの調整は、フォーカスエラー信号FE
とトラッキングエラー信号TEと、A、B、C、D、
E、Fそれぞれの電圧を測定し、この各電圧が基準電圧
になるように予めROM11dに書き込まれているオフ
セット値をD/A変換器35を介して出力することによ
り行う。なお、図3に示す例では、位置Z4の電圧は多
少本来のオフセットに対して戻り光成分をもつが、許容
される範囲である。
オフセット調整を説明する。なお、第2〜第5実施例に
おいてディスクが無い場合の動作は第1の実施例と同一
であるので説明を省略する。先ず、第2の実施例では、
ディスクが有る場合には第1の実施例と同様に、初期位
置が図3に示す位置Z0より左側すなわちディスク面か
ら遠い位置に有るとしてドライブ電圧をサーボ回路10
に内蔵された図示しないD/A変換器にてフォーカス電
流を増加する毎にトラッキングエラー信号TEの電圧を
順次取り込み、また、図3に示すように第1のピークで
あるディスク表面を所定の閾値で検出するとこの検出時
のD/A変換器35の電圧DA1を記憶し、次いで第2
のピークであるデータ記録面を所定の閾値で検出すると
この検出時のD/A変換器35の電圧DA2を記憶す
る。
値から図3に示す2つ目のピークよりデータ記録面に近
い位置に所定のオフセット、例えばDA2+(DA2−
DA1)/2を印加して位置Z5に移動し、位置Z5に
おいてフォーカスエラー信号FEとトラッキングエラー
信号TEと、A、B、C、D、E、Fの各オフセットを
調整する。なお、図3に示す位置Z5まで移動させるま
での時間と電流が増加するが、絶対に結像しない位置の
ため正確なオフセットが測定できる。
初期位置が図3に示す位置Z0、Z1、Z2のどの位置
にあるかわからないとして、フォーカス電流を増加する
毎にトラッキングエラー信号TEの電圧を順次取り込
み、データ記録面を所定の閾値で検出し、その位置のD
A値をDA1とするとデータ記録面よりディスクに近い
位置に所定のオフセットa(aは−定値)を加算(=D
A1+a)して位置Z5に移動し、この位置Z5におい
て各オフセットを調整する。
に、ディスクが有る場合には初期位置が図3に示す位置
Z0、Z1、Z2のどの位置にあるかわからないとし
て、フォーカス電流を増加する毎にトラッキングエラー
信号TEの電圧を順次取り込む。そして、この第4実施
例では、データ記録面を所定の閾値で検出するとデータ
記録面より遠い位置(DA1)に所定のオフセット(−
a)を加算(=DA1−a)して位置Z4に移動し、こ
の位置Z4において各オフセットを調整する。
例と同様に、ディスクが有る場合には初期位置が図3に
示す位置Z0、Z1、Z2のどの位置にあるかわからな
いとし、フォーカス電流を徐々に増加させてトラッキン
グエラー信号TEの電圧を順次取り込む。そしてこの第
5実施例では、フォーカスエラー信号FEのSカーブの
中心でサーボをかけるためにデータ記録面を所定の閾値
で検出するとフォーカスサーボをオンにする。そして、
フォーカスエラー信号FEのSカーブの中心に位置決め
するとこの位置におけるドライブ電圧のD/A値の平均
値DA1を求める。次いで、フォーカスサーボをオフに
してデータ記録面から遠い位置Z4又は近い位置Z5に
移動し(=DA1−a,又は=DA1+a)、この位置
Z4又はZ5において各オフセットを調整する。
ば、ディスク表面ではないデータ記録面から遠い位置Z
4又は近い位置Z5に移動してフォーカスエラー信号F
Eとトラッキングエラー信号TE、その他A、B、C、
D、E、Fの各オフセットを調整するので、正確なトラ
ッキングエラー信号やフォーカスエラー信号を得ること
ができ、したがって、再生時や書き込み時に最良のデー
タ信号を得ることができる。
定にして説明したが、図3に示すようにMDの場合、R
OM領域の再生時には0.25mW、MO領域の再生
時、記録時にはそれぞれ0.5mW、5mWのようにレ
ーザパワーが変化する毎にオフセットが変化するので、
レーザパワーが変化する毎にオフセットを調整するよう
にしてもよい。
ころで、図3においてフォーカスエラー信号FEとトラ
ッキングエラー信号TEを除くその検出用信号A〜Fは
全て、不要なオフセットが本来あるべきオフセットより
+方向に加わっているので、最小値が所望のオフセット
となる。なお、信号A〜Fが反転されている回路では、
不要なオフセットが本来あるべきオフセットより−方向
に加わっているので最大値が所望のオフセットとなり、
換言すればこの最小値又は最大値はレーザダイオードL
Dから出て光ピックアップに戻る光が最も少ない時の値
である。
い場合の動作は第1〜第5実施例と同一であるので説明
を省略する。ディスクが有る場合には図3に示す位置Z
0〜Z5のどの位置にあるかわからないとして、フォー
カスサーボをオフにした状態でフォーカス電流を直線状
に増加した後直線状に減少する三角波形で光ピックアッ
プ2が位置Z0〜Z5の範囲を往復するように制御し、
この間の信号A〜F、TE、FE或いは回路は図示しな
いがA+C、B+D等を一定のサンプリング周期で、位
置Z0〜Z5の範囲の均等な位置の数カ所から数十カ所
分だけA/D変換器11aを取り込んで測定する。
しないドライバのD/A変換器で直線状の電流を0、2
0、40、60、80、100、120、140、16
0、180mAの10か所で出力し、それぞれの電流値
の位置で例えば0mAでA、B、C、D、E、F、T
E、FEなどを短い時間の中でA/D変換し、A1、B
1、C1、D1、E1、F1、TE1、FE1を1ブロ
ックとしてRAMに記憶し、次に20mAにし、同様に
A2、B2、C2、D2、E2、F2、TE2、FE2
を2ブロックとしてRAMに記憶し、これを繰り返して
180mAまで記憶し、この記憶値よりそれぞれのブロ
ックの中からA、B、C、D、E、Fの全ての値が最小
となるブロック1つを比較して抽出し、これをA、B、
C、D、E、F、TE、FEの目的のオフセットとす
る。このそれぞれのA、B、C、D、E、F、TE、F
Eの値に対応し、その値を所定の基準電圧になるよう
に、予めROMに書き込まれたテーブルによって決めら
れているD/A値をそれぞれに対して出力することで行
われる。
ダイオードLDから出て光ピックアップに戻る光が最も
少ない時の値を用いてオフセットを調整するので、正確
なトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号を得
ることができ、したがって、再生時や書き込み時に最良
のデータ信号を得ることができる。
クアップ2内の光センサ自身のオフセットと、図2に示
すような測定回路までの回路のオフセットと、光ピック
アップ2内においてレーザダイオードLDからの不要な
戻り光である迷光としてのオフセットを含む。したがっ
て、図3に示すようにMDの場合、ROM領域の再生時
には0.25mW、MO領域の再生時、記録時にはそれ
ぞれ0.5mW、5mWのようにレーザパワーが変化す
る毎にオフセットが変化するので、レーザパワーが変化
する毎にオフセットを調整するようにしてもよい。
記第1〜第6実施例では光ピックアップ2をフォーカス
方向に移動させるので、自重によるオフセットにより光
ピックアップ2がディスク1に衝突して光ピックアップ
2やディスク1に傷を付けるおそれがある。また、設計
上図3に示す位置Z6においてデータ記録面に結像する
が、光ピックアップ2の自重により、図1に示すように
光ピックアップ2がディスク1の下に位置する状態では
ディスク1から遠い方の位置Z0が結像位置になり、他
方、ポータブルな装置が逆に置かれた状態ではディスク
1から近い位置Z7が結像位置になる。したがって、前
者の場合(位置Z0で結像)には問題はないが、後者の
場合(位置Z7で結像)には上記衝突の問題が発生す
る。
フ又は通常の再生パワーより小さくしてオフセットを調
整することにより上記衝突の問題を防止するようにして
いる。具体的な動作を説明すると、ディスク検出信号に
かかわらず光ピックアップ2を初期位置に固定してレー
ザパワーを最小値、ディスク1のROM領域を再生する
際の0.25mWの5分の1の0.05mWまたはオフ
に設定し、信号A〜F、TE、FE或いはA+C、B+
D等を一定のサンプリング周期で数十回繰り返してA/
D変換器11aを取り込んで測定する。
いて算出し、フォーカスエラー信号FEとトラッキング
エラー信号TEの各電圧が基準電圧になるように予めR
OM11dに書き込まれているオフセット値をD/A変
換器35を介して信号A〜F、TE、FE用の各加算器
31A〜31F、33F、33Tに出力する。
たように光ピックアップ2内の光センサ自身のオフセッ
トと、図2に示すような測定回路までの回路のオフセッ
トと、光ピックアップ2内においてレーザダイオードL
Dからの不要な戻り光である迷光としてのオフセットを
含むので、この第2実施例では迷光としてのオフセット
は測定できないが、他の2つのオフセットは光ピックア
ップ2の方向にかかわらず安定して測定することができ
る。また、迷光に対してオフセットが十分大きい光ピッ
クアップ2では、他の2つのオフセットを補正すればよ
い場合もある。更に、この方法は安定しているので、第
1〜第6実施例に比べて測定誤差がなく、精度を向上さ
せることができる場合もあり、また、測定時間が大幅に
短く、更にディスク検出信号を判定する必要もない。
8実施例を説明する。先ず、図4に示すようにレーザパ
ワーが異なる場合には上記各検出信号A〜F、A+C−
B−D(FE)、E−F(TE)のレベルが異なり、ま
た、式(1)に示すようにトラッキングエラー信号TE
はxの関数(b1−b2)xである迷光成分と定数(c
1−c2)を有する。なお、図5に示すように式(1)
に示すb項はレーザパワーxに比例し、また、c項はレ
ーザパワーxにかかわらず一定である。
領域であるTOC領域を再生する場合にフォーカスコイ
ルに電流を流さない状態を初期位置とし、また、レーザ
パワーxを0.25mW(=A)に設定し、この状態で
トラッキングオフセットZ1を測定して記憶する。
る場合にレーザパワーxを0.5mW(=B)に設定
し、この状態でトラッキングオフセットZ2を測定して
記憶する。
/(A−B)
パワーxが変更される場合には、この上記値Z1、Z2
を測定することによりトラッキングオフセットを計算す
ることができる。なお、このオフセットを調整する場合
にはオフセット値が基準値になるように、予めROM1
1dに書き込まれているテーブルのオフセット値を出力
する。次に、フォーカスエラー信号FEのオフセットを
調整する場合について説明する。先ず、トラッキングエ
ラー信号TEと同様に
−b4)x+c1+c3−c2−c4
あるTOC領域を再生する場合にフォーカスコイルに電
流を流さない状態を初期位置とし、また、レーザパワー
xを0.25mW(=A)に設定し、この状態でフォー
カスオフセットZ1を測定して記憶する。
A+c1+c3−c2−c4 =Z1(測定値)
る場合にレーザパワーxを0.5mW(=B)に設定
し、この状態でフォーカスオフセットZ2を測定して記
憶する。
B+c1+c3−c2−c4=Z2(測定値) この2つの連立方程式から b1+b3−b2−b4=(Z1−Z2)/(A−B) c1+c3−c2−c4=(AZ2−BZ1)/(A−
B) となり、この式により、 A+C−B−D=(b1+b3−b2−b4)x+c1
+c3−c2−c4 =(Z1−Z2)x/(A−B)+(AZ2−BZ1)
/(A−B)
パワーxが変更される場合には、この上記値Z1、Z2
を測定することによりフォーカスオフセットを計算する
ことができる。なお、このオフセットを調整する場合に
はオフセット値が基準値になるように、予めROM11
dに書き込まれているテーブルのオフセット値を出力す
る。
る。先ず、トラッキングオフセットを調整する場合には
フォーカスコイルに電流を流さない状態を初期位置と
し、また、レーザパワーをオフ(x=0)にし、この状
態でトラッキングオフセットZ1を測定して記憶する。
る場合にレーザパワーxを0.5mW(=B)に設定
し、この状態でトラッキングオフセットZ2を測定して
記憶する。
パワーxが変更される場合には、この上記値Z1、Z2
を測定することによりトラッキングオフセットを計算す
ることができる。次に、第9実施例においてフォーカス
オフセットを調整する動作を説明する。フォーカスコイ
ルに電流を流さない状態を初期位置とし、また、レーザ
パワーをオフ(x=0)にし、この状態でフォーカスZ
1を測定して記憶する。
る場合にレーザパワーxを0.5mW(=B)に設定
し、この状態でフォーカスオフセットZ2を測定して記
憶する。
4)B+c1+c3−c2−c4 =Z2(測定値) この2つの連立方程式から b1+b3−b2−b4=(Z1−Z2)/B c1+c3−c2−c4=Z1 となり、この式により、 A+C−B−D=(b1+b3−b2−b4)x+c1
+c3−c2−c4 =(Z1−Z2)x/B+Z1
パワーxが変更される場合には、この上記値Z1、Z2
を測定することによりフォーカスオフセットを計算する
ことができる。なお、オフセットを調整する場合には、
オフセット値が基準値になるように、予めROM11d
に書き込まれているテーブルのオフセット値を出力す
る。
カスエラー信号FE(=A+C−B−D)、トラッキン
グエラー信号TE(=E−F)を検出することによりフ
ォーカスオフセットとトラッキングオフセットを調整し
た場合について説明したが、8つの信号A〜F、TE、
FEのどれを用いてもよく、また、A+C、B+Dの和
信号のように組み合わせた信号を用いてもよい。また、
オフセット調整は、予めROM11dに書き込まれてい
るテーブルを用いる代わりに追い込み調整で行うように
してもよく、また、D/A変換器35の代わりにPWM
信号をDC電圧に変換して加算器32F、32Tに印加
するようにしてもよい。
パワーxを0mW(オフ)、0.25mW(TOC領域
の再生時)、0.5mW(データ領域の再生時)に設定
したことによりMO領域の記録時の5mW等に設定しな
くてもオフセットが調整でき、通常5mWを出してオフ
セット調整する方法で必要なデータを消去してしまうよ
うな危険もなく、短時間で測定が終了するメリットもあ
る。また、上記演算式は一例であって、簡略化してもよ
く、また、演算する代わりにテーブルを切り換えて用い
るようにしてもよい。
ディスクの表面と光ディスク内のデータ記録面それぞれ
に対応する第1及び第2のフォーカス位置と異なるフォ
ーカス位置でオフセットが調整されるので、「本来の不
必要な信号がない状態」で回路や光学系によるオフセッ
トを調整することができ、したがって、正確なトラッキ
ングエラー信号やフォーカスエラー信号を得ることがで
き、その結果、再生時や書き込み時に最良のデータ信号
を得ることができる。
出て光ピックアップに戻る光が最も少ないとき検出され
る信号の最大値又は最小値に基づいてオフセットが調整
されるので、「信号がない状態」で回路や光学系による
オフセットが調整される。したがって、正確なトラッキ
ングエラー信号やフォーカスエラー信号を得ることがで
き、その結果、再生時や書き込み時に最良のデータ信号
を得ることができる。
ルのレーザパワーによりそれぞれ検出される信号の定数
項とパワー変化による変数項によりオフセットが調整さ
れるので、レーザパワーが異なる場合にもオフセットを
調整することができ、したがって、正確なトラッキング
エラー信号やフォーカスエラー信号を得ることができ、
その結果、再生時や書き込み時に最良のデータ信号を得
ることができる。
記録装置を示すブロック図である。
である。
す説明図である。
数項を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 光ディスクから光ピックアップにより再
生される信号を検出する検出手段と、トラッキングエラ
ー信号生成手段と、フォーカスエラー信号生成手段と、
トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の一方
又は双方のオフセットを測定するオフセット測定手段
と、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラ
ー信号の一方又は双方のオフセットを補正するオフセッ
ト補正手段と、 前記光ピックアップを前記光ディスクに対してフォーカ
ス方向に移動させ、この移動中に順次前記オフセット測
定手段により前記オフセットを測定する手段と、 前記測定したオフセットの測定結果をフォーカス位置に
関係付けて記憶する手段と、 前記測定結果を所定の閾値と比較する手段と、 前記比較結果から前記光ディスクの表面と前記光ディス
ク内のデータ記録面それぞれに対応する第1及び第2の
フォーカス位置を検出する手段と、 前記第1及び第2のフォーカス位置と異なるフォーカス
位置に前記光ピックアップを移動し、前記オフセット補
正手段によるオフセットを補正する制御手段とを、 有する光ディスク装置のオフセット調整装置。 - 【請求項2】 光ディスクから光ピックアップにより再
生される信号を検出する検出手段と、トラッキングエラ
ー信号生成手段と、フォーカスエラー信号生成手段と、
トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の一方
又は双方のオフセットを測定するオフセット測定手段
と、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラ
ー信号の一方又は双方のオフセットを補正するオフセッ
ト補正手段と、 前記光ピックアップのレーザパワーを少なくとも2つの
値に変更して発光させる手段と、 前記オフセット測定手段により前記それぞれのレーザパ
ワーの値におけるオフセットを測定する手段と、 前記測定した前記オフセットの測定結果を前記それぞれ
のレーザパワーの値に関係付けて記憶する手段と、 前記オフセットにおけるレーザパワーの値に関係しない
一定のオフセット成分とレーザパワー変化により変化す
る迷光成分によるオフセット成分を算出する手段と、 この算出値に基づいて各レーザパワー値で前記オフセッ
ト補正手段によるオフセットを補正する制御手段とを、 有する光ディスク装置のオフセット調整装置。 - 【請求項3】 前記光ピックアップのレーザパワーを変
更する2つの値の内、1つはレーザパワーオフである請
求項2に記載の光ディスク装置のオフセット調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04325594A JP3365574B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 光ディスク装置のオフセット調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04325594A JP3365574B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 光ディスク装置のオフセット調整装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002169879A Division JP3685156B2 (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 光ディスク装置のオフセット調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07235072A JPH07235072A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3365574B2 true JP3365574B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=12658764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04325594A Expired - Fee Related JP3365574B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 光ディスク装置のオフセット調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3365574B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP3622650B2 (ja) | 2000-08-29 | 2005-02-23 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
| JP3632641B2 (ja) | 2001-09-07 | 2005-03-23 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
| JP2004253032A (ja) | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Sony Corp | レーザ駆動装置、光学式ヘッド装置及び情報処理装置 |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP04325594A patent/JP3365574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH07235072A (ja) | 1995-09-05 |
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