JP3376576B2 - 信号変換回路 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDプレーヤな
どに使用される信号変換回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のDVDプレーヤのブロック図を図
4に示す。この図のように、従来のDVDプレーヤは、
ディスク読出し部11、信号処理部12、MPEGビデ
オデコーダ13、ビデオD/Aコンバータを含むNTS
C/PALエンコーダ14、Lチャンネル、Rチャンネ
ル、C(センタ)チャンネル、リアLチャンネル、リア
Rチャンネル、SW(スーパーウーファー)チャンネル
の各出力を有するドルビーデジタルデコーダ15、この
ドルビーデジタルデコーダ15の各チャンネル出力に接
続されたオーディオD/Aコンバータ161 〜166 お
よびシステム制御部17からなる。すなわち、ディスク
読出し部11でディスクからデータを読出し、信号処理
部12でデータを復調し、MPEGビデオデコーダ13
でビデオストリーム信号をデコードし、NTSC/PA
Lエンコーダ14からアナログビデオ信号を出力する。
一方、MPEGビデオデコーダ13で分離されたオーデ
ィオストリーム信号は、ドルビーデジタルデコーダ15
に入力されてLチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネ
ル、リアLチャンネル、リアRチャンネル、SWチャン
ネルの各デジタル信号としてデコードされた後、オーデ
ィオD/Aコンバータ161 〜166 により前記各チャ
ンネル(ch)のアナログオーディオ信号に変換され出
力端子に出力される。システム制御部17は、このDV
Dプレーヤの動作を制御する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】以上のDVDプレーヤ
はドルビー5.1chに対応し6チャンネルのアナログ
オーディオ信号出力端子を有する場合であり、したがっ
てオーディオD/Aコンバータも符号161 〜166 を
付したように6個設けられる。しかるに、このようにオ
ーディオD/Aコンバータが6個設けられているにも係
わらず、6個のオーディオD/Aコンバータが有効利用
されない場合がある。例えば、CDディスク、ビデオC
Dの再生時、DVDディスクのドルビーデジタルのダウ
ンミックス再生時などである。そこで、このような場合
にも全てのオーディオD/Aコンバータを有効利用し
て、オーディオ部の性能を向上させることが望まれる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、各チャンネルに対応して設けられる複数
のD/Aコンバータで複数のチャンネルのデジタル信号
をD/A変換するようにした信号変換回路において、特
定のチャンネルのD/Aコンバータに対して他のチャン
ネルのD/Aコンバータが並列動作するように回路を切
り換える切換え手段を有し、該切換え手段は、2つのD
/Aコンバータの入力を並列に接続するスイッチ回路
と、このスイッチ回路により入力が並列に接続された2
つのD/Aコンバータの出力を加算する加算器と、この
加算器の出力に付加されたゲイン調整回路と、出力端子
に接続される出力を各D/Aコンバータの単独出力から
前記加算器出力の前記ゲイン調整回路出力に切り換える
スイッチ回路とからなり、この切換え手段により2つの
D/Aコンバータが並列動作するとき、その各D/Aコ
ンバータの入力にはラッチ回路が挿入され、この2つの
ラッチ回路は、fs/2(ただし、fsはサンプリング
周波数)で180°位相がずれた2つのクロックパルス
の各一方に同期して動作することを特徴とする信号変換
回路とする。 【0005】 【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる信号変換回路の実施の形態を詳細に説明する。図1
は本発明による信号変換回路の実施の形態を示し、本発
明の信号変換回路をDVDプレーヤのオーディオ部に設
けた場合である。この図において、21はドルビーデジ
タルデコーダで、図示しないMPEGビデオデコーダか
ら供給されるオーディオストリーム信号をデコードして
Lチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネル、リアLチ
ャンネル、リアRチャンネル、SWチャンネルの各デジ
タル信号を出力する。このドルビーデジタルデコーダ2
1のLチャンネル出力は第1のオーディオD/Aコンバ
ータ221 の入力に、Rチャンネル出力は第2のオーデ
ィオD/Aコンバータ222 の入力に、Cチャンネル出
力はスイッチ素子231 を介して第3のオーディオD/
Aコンバータ223 の入力に、リアLチャンネル出力は
スイッチ素子232 を介して第4のオーディオD/Aコ
ンバータ224 の入力に、リアRチャンネル出力はスイ
ッチ素子233 を介して第5のオーディオD/Aコンバ
ータ225 の入力に、SWチャンネル出力はスイッチ素
子234 を介して第6のオーディオD/Aコンバータ2
26 の入力にそれぞれ接続される。また、ドルビーデジ
タルデコーダ21のLチャンネル出力はスイッチ素子2
41 を介して第3のオーディオD/Aコンバータ223
の入力に接続されるとともに、スイッチ素子242 を介
して第4のオーディオD/Aコンバータ224の入力に
接続されており、さらにドルビーデジタルデコーダ21
のRチャンネル出力はスイッチ素子243 を介して第5
のオーディオD/Aコンバータ225 の入力に接続され
るとともに、スイッチ素子244 を介して第6のオーデ
ィオD/Aコンバータ226 の入力に接続される。 【0006】一方、第1のオーディオD/Aコンバータ
221 の出力はスイッチ素子251を介してLチャンネ
ル(Lch)のアナログオーディオ信号出力端子に、第
2のオーディオD/Aコンバータ222 の出力はスイッ
チ素子252 を介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第3のオーディオD/Aコンバータ
223 の出力は直接Cチャンネルのアナログオーディオ
信号出力端子に、第4のオーディオD/Aコンバータ2
24 の出力は直接リアLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第5のオーディオD/Aコンバータ
225 の出力は直接リアRチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子に、第6のオーディオD/Aコンバー
タ226 の出力は直接SWチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子にそれぞれ接続される。さらに、第
1、第3、第4のオーディオD/Aコンバータ221 ,
223 ,224 の出力は第1の加算器261 の第1、第
2、第3の入力に接続され、この第1の加算器261 の
出力は第1のゲイン調整回路271 およびスイッチ素子
281 を直列に介してLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に接続される。同様に、第2、第5、第
6のオーディオD/Aコンバータ222 ,225 ,22
6 の出力は第2の加算器262 の第1、第2、第3の入
力に接続され、この第2の加算器262 の出力は第2の
ゲイン調整回路272 およびスイッチ素子282 を直列
に介してRチャンネルのアナログオーディオ信号出力端
子に接続される。 【0007】このような回路においては、通常は、ドル
ビーデジタルデコーダ21のLチャンネル、Rチャンネ
ル、Cチャンネル、リアLチャンネル、リアRチャンネ
ル、SWチャンネルの各出力に各チャンネルのデジタル
信号が出力される。そして、この場合は、スイッチ素子
241 〜244 ,281 ,282 がオフされるととも
に、スイッチ素子231 〜234 ,251 ,252 がオ
ンされる。したがって、ドルビーデジタルデコーダ21
の各チャンネル出力から出力されたデジタル信号は、各
チャンネルに対応して設けられた第1ないし第6のオー
ディオD/Aコンバータ221 〜226 でD/A変換さ
れ、各チャンネルのアナログオーディオ信号として各チ
ャンネルのアナログオーディオ信号出力端子に出力され
る。 【0008】一方、CDディスク再生時などは、ドルビ
ーデジタルデコーダ21のLチャンネルとRチャンネル
出力にデジタル信号が出力されるが、他のチャンネル出
力、つまりCチャンネル、リアLチャンネル、リアRチ
ャンネル、SWチャンネルのの各出力にはデジタル信号
が出力されない。この場合は、スイッチ素子231 〜2
34 ,251 ,252 がオフされるとともに、スイッチ
素子241 〜244 ,281 ,282 がオンされる。す
ると、Lチャンネル用の第1のオーディオD/Aコンバ
ータ221 に対して、CチャンネルとリアLチャンネル
用の第3、第4のオーディオD/Aコンバータ223 ,
224 が並列接続され、ドルビーデジタルデコーダ21
のLチャンネル出力のデジタル信号は第1、第3、第4
のオーディオD/Aコンバータ221 ,223 ,224
の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後の
3つのアナログ信号は第1の加算器261 で加算され、
しかもレベルが第1のゲイン調整回路271 で調整され
て、スイッチ素子281 を介してLチャンネルアナログ
オーディオ信号出力端子に出力される。同時に、Rチャ
ンネル用の第2のオーディオD/Aコンバータ222 に
対して、リアRチャンネルとSWチャンネル用の第5、
第6のオーディオD/Aコンバータ225 ,226 が並
列接続され、ドルビーデジタルデコーダ21のRチャン
ネル出力のデジタル信号は第2、第5、第6のオーディ
オD/Aコンバータ222 ,225 ,226 の各々でD
/A変換されるようになり、さらに変換後の3つのアナ
ログ信号は第2の加算器262 で加算され、しかもレベ
ルが第2のゲイン調整回路272 で調整されて、スイッ
チ素子282 を介してRチャンネルアナログオーディオ
信号出力端子に出力される。 【0009】このように、上記回路においては、Lチャ
ンネルとRチャンネルの2チャンネルモード時には、該
2チャンネルのオーディオD/Aコンバータ221 ,2
22に対して他のチャンネルのオーディオD/Aコンバ
ータ223 ,224 あるいは225 ,226 が並列動作
するようになり、全てのオーディオD/Aコンバータが
有効活用される。そして、このように並列動作すること
により、オーディオ部の性能であるSNR(S/N比)
やDレンジ等を並列動作するオーディオD/Aコンバー
タのルート倍(この場合は3 0.5 倍)改善できる。 【0010】なお、以上の動作から明らかなように、ス
イッチ素子231 〜234 、241〜244 は、オーデ
ィオD/Aコンバータの入力を並列接続と個別接続に切
り換える第1のスイッチ回路29を構成し、スイッチ素
子251 ,252 、281 ,282 は加算出力とD/A
コンバータ単独出力を出力端子に対して切り換える第2
のスイッチ回路30を構成する。 【0011】また、2チャンネルモードか全チャンネル
モードか等の動作モードは図4に示したシステム制御部
17が把握しており、スイッチ素子231 〜234 、2
41〜244 ,251 ,252 ,281 ,282 のオ
ン、オフはこのシステム制御部17により制御される。 【0012】図2は本発明の信号変換回路の他の実施の
形態を示す回路図である。この図において、41はドル
ビーデジタルデコーダで、図示しないMPEGビデオデ
コーダから供給されるオーディオストリーム信号をデコ
ードしてLチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネル、
リアLチャンネル、リアRチャンネル、SWチャンネル
の各デジタル信号を出力する。このドルビーデジタルデ
コーダ41のLチャンネル出力はスイッチ素子421 を
介して第1のオーディオD/Aコンバータ431 の入力
に、Rチャンネル出力はスイッチ素子422 を介して第
2のオーディオD/Aコンバータ432 の入力に、Cチ
ャンネル出力はスイッチ素子423 を介して第3のオー
ディオD/Aコンバータ433 の入力に、リアLチャン
ネル出力はスイッチ素子424 を介して第4のオーディ
オD/Aコンバータ434 の入力に、リアRチャンネル
出力は直接第5のオーディオD/Aコンバータ435 の
入力に、SWチャンネル出力は直接第6のオーディオD
/Aコンバータ436 の入力にそれぞれ接続される。ま
た、ドルビーデジタルデコーダ41のLチャンネル出力
はラッチ回路441 およびスイッチ素子451 を直列に
介して第1のオーディオD/Aコンバータ431 の入力
に接続されるとともに、ラッチ回路443 およびスイッ
チ素子453 を直列に介して第3のオーディオD/Aコ
ンバータ433 の入力に接続されており、さらにドルビ
ーデジタルデコーダ41のRチャンネル出力はラッチ回
路442 およびスイッチ素子452 を直列に介して第2
のオーディオD/Aコンバータ432 の入力に接続され
るとともに、ラッチ回路444およびスイッチ素子45
4 を直列に介して第4のオーディオD/Aコンバータ4
34 の入力に接続される。ラッチ回路441 ,442 ,
443 ,444 としては具体的にはD−FF回路が用い
られる。 【0013】一方、第1のオーディオD/Aコンバータ
431 の出力はスイッチ素子461を介してLチャンネ
ル(Lch)のアナログオーディオ信号出力端子に、第
2のオーディオD/Aコンバータ432 の出力はスイッ
チ素子462 を介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第3のオーディオD/Aコンバータ
433 の出力は直接Cチャンネルのアナログオーディオ
信号出力端子に、第4のオーディオD/Aコンバータ4
34 の出力は直接リアLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第5のオーディオD/Aコンバータ
435 の出力は直接リアRチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子に、第6のオーディオD/Aコンバー
タ436 の出力は直接SWチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子にそれぞれ接続される。さらに、第
1、第3のオーディオD/Aコンバータ431 ,433
の出力は第1の加算器471 の第1、第2の入力に接続
され、この第1の加算器471 の出力は第1のゲイン調
整回路481 およびスイッチ素子491 を直列に介して
Lチャンネルのアナログオーディオ信号出力端子に接続
される。同様に、第2、第4のオーディオD/Aコンバ
ータ432 ,434 の出力は第2の加算器472 の第
1、第2の入力に接続され、この第2の加算器472 の
出力は第2のゲイン調整回路482 およびスイッチ素子
492 を直列に介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に接続される。 【0014】このような回路においては、通常は、ドル
ビーデジタルデコーダ41のLチャンネル、Rチャンネ
ル、Cチャンネル、リアLチャンネル、リアRチャンネ
ル、SWチャンネルの各出力に各チャンネルのデジタル
信号が出力される。そして、この場合は、スイッチ素子
451〜454,491,492がオフされるととも
に、スイッチ素子421〜424,461,462がオ
ンされる。したがって、ドルビーデジタルデコーダ41
の各チャンネル出力から出力された各チャンネルのデジ
タル信号は、各チャンネルに対応して設けられた第1な
いし第6のオーディオD/Aコンバータ431〜436
でD/A変換され、各チャンネルのアナログオーディオ
信号として各チャンネルのアナログオーディオ信号出力
端子に出力される。 【0015】一方、CDディスク再生時などは、ドルビ
ーデジタルデコーダ41のLチャンネルとRチャンネル
出力にデジタル信号が出力されるが、他のチャンネル出
力、つまりCチャンネル、リアLチャンネル、リアRチ
ャンネル、SWチャンネルのの各出力にはデジタル信号
が出力されない。この場合は、スイッチ素子421 〜4
24 ,461 ,462 がオフされるとともに、スイッチ
素子451 〜454 ,491 ,492 がオンされる。す
ると、Lチャンネル用の第1のオーディオD/Aコンバ
ータ431 に対してCチャンネル用の第3のオーディオ
D/Aコンバータ433 が並列接続され、ドルビーデジ
タルデコーダ41のLチャンネル出力のデジタル信号は
第1、第3のオーディオD/Aコンバータ431 ,43
3 の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後
の2つのアナログ信号は第1の加算器471 で加算さ
れ、しかもレベルが第1のゲイン調整回路481 で調整
されて、スイッチ素子491 を介してLチャンネルアナ
ログオーディオ信号出力端子に出力される。同時に、R
チャンネル用の第2のオーディオD/Aコンバータ43
2 に対してリアLチャンネル用の第4のオーディオD/
Aコンバータ434 が並列接続され、ドルビーデジタル
デコーダ41のRチャンネル出力のデジタル信号は第
2、第4のオーディオD/Aコンバータ432 ,434
の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後の
2つのアナログ信号は第2の加算器472で加算され、
しかもレベルが第2のゲイン調整回路482 で調整され
て、スイッチ素子492 を介してRチャンネルアナログ
オーディオ信号出力端子に出力される。 【0016】このように第1と第3のオーディオD/A
コンバータ431 ,433 、および第2と第4のオーデ
ィオD/Aコンバータ432 ,434 が並列動作する
際、オーディオD/Aコンバータ431 ,432 ,43
3 ,434 の各入力にはラッチ回路441 ,442 ,4
43 ,444 が挿入される。ここで、ドルビーデジタル
デコーダ41のLチャンネル出力に共通に接続されたラ
ッチ回路441 ,443は、fs/2(ただし、fsは
サンプリング周波数)で180°位相がずれた図3
(e),(f)に示すようなクロックパルスの各一方に
同期して動作する。すなわち、ラッチ回路441 は図
3(e)のクロックパルス、ラッチ回路443 は図3
(f)のクロックパルスに同期して動作する。したがっ
て、ドルビーデジタルデコーダ41のLチャンネル出力
には、LチャンネルのデータとRチャンネルのデータが
交互に続くサンプリング周波数fs=96kHzの図3
(b)に示すデジタル信号(図3(a)は96kHzの
サンプリングパルスを示す)からLチャンネルのデータ
を分離した図3(c)に示すようなLチャンネルのデジ
タル信号が出力されるが、上記のラッチ回路441 ,4
43 が設けられていると、図3(c)のデジタル信号の
各データが図3(g),(h)に示すように1つおきに
ラッチ回路441 ,443 に交互にラッチされて、2種
類のfs/2すなわち48kHzのサンプリング周波数
のデジタル信号として第1、第3のオーディオD/Aコ
ンバータ431 ,433 に供給される。 【0017】このような作用は、ドルビーデジタルデコ
ーダ41のRチャンネル出力側においても同様であり、
図3(b)のデジタル信号からRチャンネルのデータを
分離してRチャンネル出力に出力された図3(d)のデ
ジタル信号の各データが図3(i),(j)に示すよう
に1つおきにラッチ回路442 ,444 に交互にラッチ
されて2種類のfs/2(48kHz)のサンプリング
周波数のデジタル信号として第2、第4のオーディオD
/Aコンバータ432 ,434 に供給される。したがっ
て、この図2の回路によれば、第1ないし第4のオーデ
ィオD/Aコンバータ431 〜434 はfs/2である
48kHzでの動作が可能となり、安価なオーディオD
/Aコンバータを使用することができる。このことは、
DVDプレーヤで再生される信号はドルビー5.1ch
のようにサンプリング周波数は通常48kHzだが、再
生されるディスクにはサンプリング周波数が96kHz
の場合がある。そのとき、システム制御部がサンプリン
グ周波数を96kHzと判断してスイッチを切り換え
る。 【0018】また、図2の回路においても、Lチャンネ
ルとRチャンネルの2チャンネルモード時に他のチャン
ネルのオーディオD/Aコンバータが並列動作するの
で、オーディオD/Aコンバータが有効活用されるよう
になり、しかも並列動作によりオーディオ部の性能向上
を図ることができることは勿論である。 【0019】なお、図2においては、スイッチ素子42
1 〜424 ,451 〜454 が、オーディオD/Aコン
バータを並列動作と個別動作に切り換える第1のスイッ
チ回路50を構成し、スイッチ素子461 ,462 、4
91 ,492 が加算出力とD/Aコンバータ単独出力を
出力端子に対して切り換える第2のスイッチ回路51を
構成する。また、本実施の形態では、サンプリング周波
数を下げる回路としてラッチ回路を用いたが、それ以外
の回路を用いてもよい。 【0020】また、以上は、オーディオD/Aコンバー
タ前段のデコーダがドルビーデジタルデコーダ5.1c
hの場合であるが、デコーダがMPEG2オーディオデ
コーダの7.1chの場合は8チャンネルのデジタル信
号出力を有し、8つのD/Aコンバータを備えることに
なるので、2チャンネルモード時は、最大4つのD/A
コンバータを並列動作させることができる。 【0021】さらに、以上は、本発明をDVDプレーヤ
に利用した場合であるが、本発明はその他のオーディオ
機器に利用することができ、さらにはオーディオ機器以
外の電子機器にも広く利用することができる。 【0022】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の信号
変換回路によれば、特定のチャンネルのD/Aコンバー
タに対して他のチャンネルのD/Aコンバータが並列動
作するようにしたので、D/Aコンバータの有効利用を
図ることができ、しかも回路の性能を向上させることが
できる。
どに使用される信号変換回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のDVDプレーヤのブロック図を図
4に示す。この図のように、従来のDVDプレーヤは、
ディスク読出し部11、信号処理部12、MPEGビデ
オデコーダ13、ビデオD/Aコンバータを含むNTS
C/PALエンコーダ14、Lチャンネル、Rチャンネ
ル、C(センタ)チャンネル、リアLチャンネル、リア
Rチャンネル、SW(スーパーウーファー)チャンネル
の各出力を有するドルビーデジタルデコーダ15、この
ドルビーデジタルデコーダ15の各チャンネル出力に接
続されたオーディオD/Aコンバータ161 〜166 お
よびシステム制御部17からなる。すなわち、ディスク
読出し部11でディスクからデータを読出し、信号処理
部12でデータを復調し、MPEGビデオデコーダ13
でビデオストリーム信号をデコードし、NTSC/PA
Lエンコーダ14からアナログビデオ信号を出力する。
一方、MPEGビデオデコーダ13で分離されたオーデ
ィオストリーム信号は、ドルビーデジタルデコーダ15
に入力されてLチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネ
ル、リアLチャンネル、リアRチャンネル、SWチャン
ネルの各デジタル信号としてデコードされた後、オーデ
ィオD/Aコンバータ161 〜166 により前記各チャ
ンネル(ch)のアナログオーディオ信号に変換され出
力端子に出力される。システム制御部17は、このDV
Dプレーヤの動作を制御する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】以上のDVDプレーヤ
はドルビー5.1chに対応し6チャンネルのアナログ
オーディオ信号出力端子を有する場合であり、したがっ
てオーディオD/Aコンバータも符号161 〜166 を
付したように6個設けられる。しかるに、このようにオ
ーディオD/Aコンバータが6個設けられているにも係
わらず、6個のオーディオD/Aコンバータが有効利用
されない場合がある。例えば、CDディスク、ビデオC
Dの再生時、DVDディスクのドルビーデジタルのダウ
ンミックス再生時などである。そこで、このような場合
にも全てのオーディオD/Aコンバータを有効利用し
て、オーディオ部の性能を向上させることが望まれる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、各チャンネルに対応して設けられる複数
のD/Aコンバータで複数のチャンネルのデジタル信号
をD/A変換するようにした信号変換回路において、特
定のチャンネルのD/Aコンバータに対して他のチャン
ネルのD/Aコンバータが並列動作するように回路を切
り換える切換え手段を有し、該切換え手段は、2つのD
/Aコンバータの入力を並列に接続するスイッチ回路
と、このスイッチ回路により入力が並列に接続された2
つのD/Aコンバータの出力を加算する加算器と、この
加算器の出力に付加されたゲイン調整回路と、出力端子
に接続される出力を各D/Aコンバータの単独出力から
前記加算器出力の前記ゲイン調整回路出力に切り換える
スイッチ回路とからなり、この切換え手段により2つの
D/Aコンバータが並列動作するとき、その各D/Aコ
ンバータの入力にはラッチ回路が挿入され、この2つの
ラッチ回路は、fs/2(ただし、fsはサンプリング
周波数)で180°位相がずれた2つのクロックパルス
の各一方に同期して動作することを特徴とする信号変換
回路とする。 【0005】 【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる信号変換回路の実施の形態を詳細に説明する。図1
は本発明による信号変換回路の実施の形態を示し、本発
明の信号変換回路をDVDプレーヤのオーディオ部に設
けた場合である。この図において、21はドルビーデジ
タルデコーダで、図示しないMPEGビデオデコーダか
ら供給されるオーディオストリーム信号をデコードして
Lチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネル、リアLチ
ャンネル、リアRチャンネル、SWチャンネルの各デジ
タル信号を出力する。このドルビーデジタルデコーダ2
1のLチャンネル出力は第1のオーディオD/Aコンバ
ータ221 の入力に、Rチャンネル出力は第2のオーデ
ィオD/Aコンバータ222 の入力に、Cチャンネル出
力はスイッチ素子231 を介して第3のオーディオD/
Aコンバータ223 の入力に、リアLチャンネル出力は
スイッチ素子232 を介して第4のオーディオD/Aコ
ンバータ224 の入力に、リアRチャンネル出力はスイ
ッチ素子233 を介して第5のオーディオD/Aコンバ
ータ225 の入力に、SWチャンネル出力はスイッチ素
子234 を介して第6のオーディオD/Aコンバータ2
26 の入力にそれぞれ接続される。また、ドルビーデジ
タルデコーダ21のLチャンネル出力はスイッチ素子2
41 を介して第3のオーディオD/Aコンバータ223
の入力に接続されるとともに、スイッチ素子242 を介
して第4のオーディオD/Aコンバータ224の入力に
接続されており、さらにドルビーデジタルデコーダ21
のRチャンネル出力はスイッチ素子243 を介して第5
のオーディオD/Aコンバータ225 の入力に接続され
るとともに、スイッチ素子244 を介して第6のオーデ
ィオD/Aコンバータ226 の入力に接続される。 【0006】一方、第1のオーディオD/Aコンバータ
221 の出力はスイッチ素子251を介してLチャンネ
ル(Lch)のアナログオーディオ信号出力端子に、第
2のオーディオD/Aコンバータ222 の出力はスイッ
チ素子252 を介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第3のオーディオD/Aコンバータ
223 の出力は直接Cチャンネルのアナログオーディオ
信号出力端子に、第4のオーディオD/Aコンバータ2
24 の出力は直接リアLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第5のオーディオD/Aコンバータ
225 の出力は直接リアRチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子に、第6のオーディオD/Aコンバー
タ226 の出力は直接SWチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子にそれぞれ接続される。さらに、第
1、第3、第4のオーディオD/Aコンバータ221 ,
223 ,224 の出力は第1の加算器261 の第1、第
2、第3の入力に接続され、この第1の加算器261 の
出力は第1のゲイン調整回路271 およびスイッチ素子
281 を直列に介してLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に接続される。同様に、第2、第5、第
6のオーディオD/Aコンバータ222 ,225 ,22
6 の出力は第2の加算器262 の第1、第2、第3の入
力に接続され、この第2の加算器262 の出力は第2の
ゲイン調整回路272 およびスイッチ素子282 を直列
に介してRチャンネルのアナログオーディオ信号出力端
子に接続される。 【0007】このような回路においては、通常は、ドル
ビーデジタルデコーダ21のLチャンネル、Rチャンネ
ル、Cチャンネル、リアLチャンネル、リアRチャンネ
ル、SWチャンネルの各出力に各チャンネルのデジタル
信号が出力される。そして、この場合は、スイッチ素子
241 〜244 ,281 ,282 がオフされるととも
に、スイッチ素子231 〜234 ,251 ,252 がオ
ンされる。したがって、ドルビーデジタルデコーダ21
の各チャンネル出力から出力されたデジタル信号は、各
チャンネルに対応して設けられた第1ないし第6のオー
ディオD/Aコンバータ221 〜226 でD/A変換さ
れ、各チャンネルのアナログオーディオ信号として各チ
ャンネルのアナログオーディオ信号出力端子に出力され
る。 【0008】一方、CDディスク再生時などは、ドルビ
ーデジタルデコーダ21のLチャンネルとRチャンネル
出力にデジタル信号が出力されるが、他のチャンネル出
力、つまりCチャンネル、リアLチャンネル、リアRチ
ャンネル、SWチャンネルのの各出力にはデジタル信号
が出力されない。この場合は、スイッチ素子231 〜2
34 ,251 ,252 がオフされるとともに、スイッチ
素子241 〜244 ,281 ,282 がオンされる。す
ると、Lチャンネル用の第1のオーディオD/Aコンバ
ータ221 に対して、CチャンネルとリアLチャンネル
用の第3、第4のオーディオD/Aコンバータ223 ,
224 が並列接続され、ドルビーデジタルデコーダ21
のLチャンネル出力のデジタル信号は第1、第3、第4
のオーディオD/Aコンバータ221 ,223 ,224
の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後の
3つのアナログ信号は第1の加算器261 で加算され、
しかもレベルが第1のゲイン調整回路271 で調整され
て、スイッチ素子281 を介してLチャンネルアナログ
オーディオ信号出力端子に出力される。同時に、Rチャ
ンネル用の第2のオーディオD/Aコンバータ222 に
対して、リアRチャンネルとSWチャンネル用の第5、
第6のオーディオD/Aコンバータ225 ,226 が並
列接続され、ドルビーデジタルデコーダ21のRチャン
ネル出力のデジタル信号は第2、第5、第6のオーディ
オD/Aコンバータ222 ,225 ,226 の各々でD
/A変換されるようになり、さらに変換後の3つのアナ
ログ信号は第2の加算器262 で加算され、しかもレベ
ルが第2のゲイン調整回路272 で調整されて、スイッ
チ素子282 を介してRチャンネルアナログオーディオ
信号出力端子に出力される。 【0009】このように、上記回路においては、Lチャ
ンネルとRチャンネルの2チャンネルモード時には、該
2チャンネルのオーディオD/Aコンバータ221 ,2
22に対して他のチャンネルのオーディオD/Aコンバ
ータ223 ,224 あるいは225 ,226 が並列動作
するようになり、全てのオーディオD/Aコンバータが
有効活用される。そして、このように並列動作すること
により、オーディオ部の性能であるSNR(S/N比)
やDレンジ等を並列動作するオーディオD/Aコンバー
タのルート倍(この場合は3 0.5 倍)改善できる。 【0010】なお、以上の動作から明らかなように、ス
イッチ素子231 〜234 、241〜244 は、オーデ
ィオD/Aコンバータの入力を並列接続と個別接続に切
り換える第1のスイッチ回路29を構成し、スイッチ素
子251 ,252 、281 ,282 は加算出力とD/A
コンバータ単独出力を出力端子に対して切り換える第2
のスイッチ回路30を構成する。 【0011】また、2チャンネルモードか全チャンネル
モードか等の動作モードは図4に示したシステム制御部
17が把握しており、スイッチ素子231 〜234 、2
41〜244 ,251 ,252 ,281 ,282 のオ
ン、オフはこのシステム制御部17により制御される。 【0012】図2は本発明の信号変換回路の他の実施の
形態を示す回路図である。この図において、41はドル
ビーデジタルデコーダで、図示しないMPEGビデオデ
コーダから供給されるオーディオストリーム信号をデコ
ードしてLチャンネル、Rチャンネル、Cチャンネル、
リアLチャンネル、リアRチャンネル、SWチャンネル
の各デジタル信号を出力する。このドルビーデジタルデ
コーダ41のLチャンネル出力はスイッチ素子421 を
介して第1のオーディオD/Aコンバータ431 の入力
に、Rチャンネル出力はスイッチ素子422 を介して第
2のオーディオD/Aコンバータ432 の入力に、Cチ
ャンネル出力はスイッチ素子423 を介して第3のオー
ディオD/Aコンバータ433 の入力に、リアLチャン
ネル出力はスイッチ素子424 を介して第4のオーディ
オD/Aコンバータ434 の入力に、リアRチャンネル
出力は直接第5のオーディオD/Aコンバータ435 の
入力に、SWチャンネル出力は直接第6のオーディオD
/Aコンバータ436 の入力にそれぞれ接続される。ま
た、ドルビーデジタルデコーダ41のLチャンネル出力
はラッチ回路441 およびスイッチ素子451 を直列に
介して第1のオーディオD/Aコンバータ431 の入力
に接続されるとともに、ラッチ回路443 およびスイッ
チ素子453 を直列に介して第3のオーディオD/Aコ
ンバータ433 の入力に接続されており、さらにドルビ
ーデジタルデコーダ41のRチャンネル出力はラッチ回
路442 およびスイッチ素子452 を直列に介して第2
のオーディオD/Aコンバータ432 の入力に接続され
るとともに、ラッチ回路444およびスイッチ素子45
4 を直列に介して第4のオーディオD/Aコンバータ4
34 の入力に接続される。ラッチ回路441 ,442 ,
443 ,444 としては具体的にはD−FF回路が用い
られる。 【0013】一方、第1のオーディオD/Aコンバータ
431 の出力はスイッチ素子461を介してLチャンネ
ル(Lch)のアナログオーディオ信号出力端子に、第
2のオーディオD/Aコンバータ432 の出力はスイッ
チ素子462 を介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第3のオーディオD/Aコンバータ
433 の出力は直接Cチャンネルのアナログオーディオ
信号出力端子に、第4のオーディオD/Aコンバータ4
34 の出力は直接リアLチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に、第5のオーディオD/Aコンバータ
435 の出力は直接リアRチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子に、第6のオーディオD/Aコンバー
タ436 の出力は直接SWチャンネルのアナログオーデ
ィオ信号出力端子にそれぞれ接続される。さらに、第
1、第3のオーディオD/Aコンバータ431 ,433
の出力は第1の加算器471 の第1、第2の入力に接続
され、この第1の加算器471 の出力は第1のゲイン調
整回路481 およびスイッチ素子491 を直列に介して
Lチャンネルのアナログオーディオ信号出力端子に接続
される。同様に、第2、第4のオーディオD/Aコンバ
ータ432 ,434 の出力は第2の加算器472 の第
1、第2の入力に接続され、この第2の加算器472 の
出力は第2のゲイン調整回路482 およびスイッチ素子
492 を直列に介してRチャンネルのアナログオーディ
オ信号出力端子に接続される。 【0014】このような回路においては、通常は、ドル
ビーデジタルデコーダ41のLチャンネル、Rチャンネ
ル、Cチャンネル、リアLチャンネル、リアRチャンネ
ル、SWチャンネルの各出力に各チャンネルのデジタル
信号が出力される。そして、この場合は、スイッチ素子
451〜454,491,492がオフされるととも
に、スイッチ素子421〜424,461,462がオ
ンされる。したがって、ドルビーデジタルデコーダ41
の各チャンネル出力から出力された各チャンネルのデジ
タル信号は、各チャンネルに対応して設けられた第1な
いし第6のオーディオD/Aコンバータ431〜436
でD/A変換され、各チャンネルのアナログオーディオ
信号として各チャンネルのアナログオーディオ信号出力
端子に出力される。 【0015】一方、CDディスク再生時などは、ドルビ
ーデジタルデコーダ41のLチャンネルとRチャンネル
出力にデジタル信号が出力されるが、他のチャンネル出
力、つまりCチャンネル、リアLチャンネル、リアRチ
ャンネル、SWチャンネルのの各出力にはデジタル信号
が出力されない。この場合は、スイッチ素子421 〜4
24 ,461 ,462 がオフされるとともに、スイッチ
素子451 〜454 ,491 ,492 がオンされる。す
ると、Lチャンネル用の第1のオーディオD/Aコンバ
ータ431 に対してCチャンネル用の第3のオーディオ
D/Aコンバータ433 が並列接続され、ドルビーデジ
タルデコーダ41のLチャンネル出力のデジタル信号は
第1、第3のオーディオD/Aコンバータ431 ,43
3 の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後
の2つのアナログ信号は第1の加算器471 で加算さ
れ、しかもレベルが第1のゲイン調整回路481 で調整
されて、スイッチ素子491 を介してLチャンネルアナ
ログオーディオ信号出力端子に出力される。同時に、R
チャンネル用の第2のオーディオD/Aコンバータ43
2 に対してリアLチャンネル用の第4のオーディオD/
Aコンバータ434 が並列接続され、ドルビーデジタル
デコーダ41のRチャンネル出力のデジタル信号は第
2、第4のオーディオD/Aコンバータ432 ,434
の各々でD/A変換されるようになり、さらに変換後の
2つのアナログ信号は第2の加算器472で加算され、
しかもレベルが第2のゲイン調整回路482 で調整され
て、スイッチ素子492 を介してRチャンネルアナログ
オーディオ信号出力端子に出力される。 【0016】このように第1と第3のオーディオD/A
コンバータ431 ,433 、および第2と第4のオーデ
ィオD/Aコンバータ432 ,434 が並列動作する
際、オーディオD/Aコンバータ431 ,432 ,43
3 ,434 の各入力にはラッチ回路441 ,442 ,4
43 ,444 が挿入される。ここで、ドルビーデジタル
デコーダ41のLチャンネル出力に共通に接続されたラ
ッチ回路441 ,443は、fs/2(ただし、fsは
サンプリング周波数)で180°位相がずれた図3
(e),(f)に示すようなクロックパルスの各一方に
同期して動作する。すなわち、ラッチ回路441 は図
3(e)のクロックパルス、ラッチ回路443 は図3
(f)のクロックパルスに同期して動作する。したがっ
て、ドルビーデジタルデコーダ41のLチャンネル出力
には、LチャンネルのデータとRチャンネルのデータが
交互に続くサンプリング周波数fs=96kHzの図3
(b)に示すデジタル信号(図3(a)は96kHzの
サンプリングパルスを示す)からLチャンネルのデータ
を分離した図3(c)に示すようなLチャンネルのデジ
タル信号が出力されるが、上記のラッチ回路441 ,4
43 が設けられていると、図3(c)のデジタル信号の
各データが図3(g),(h)に示すように1つおきに
ラッチ回路441 ,443 に交互にラッチされて、2種
類のfs/2すなわち48kHzのサンプリング周波数
のデジタル信号として第1、第3のオーディオD/Aコ
ンバータ431 ,433 に供給される。 【0017】このような作用は、ドルビーデジタルデコ
ーダ41のRチャンネル出力側においても同様であり、
図3(b)のデジタル信号からRチャンネルのデータを
分離してRチャンネル出力に出力された図3(d)のデ
ジタル信号の各データが図3(i),(j)に示すよう
に1つおきにラッチ回路442 ,444 に交互にラッチ
されて2種類のfs/2(48kHz)のサンプリング
周波数のデジタル信号として第2、第4のオーディオD
/Aコンバータ432 ,434 に供給される。したがっ
て、この図2の回路によれば、第1ないし第4のオーデ
ィオD/Aコンバータ431 〜434 はfs/2である
48kHzでの動作が可能となり、安価なオーディオD
/Aコンバータを使用することができる。このことは、
DVDプレーヤで再生される信号はドルビー5.1ch
のようにサンプリング周波数は通常48kHzだが、再
生されるディスクにはサンプリング周波数が96kHz
の場合がある。そのとき、システム制御部がサンプリン
グ周波数を96kHzと判断してスイッチを切り換え
る。 【0018】また、図2の回路においても、Lチャンネ
ルとRチャンネルの2チャンネルモード時に他のチャン
ネルのオーディオD/Aコンバータが並列動作するの
で、オーディオD/Aコンバータが有効活用されるよう
になり、しかも並列動作によりオーディオ部の性能向上
を図ることができることは勿論である。 【0019】なお、図2においては、スイッチ素子42
1 〜424 ,451 〜454 が、オーディオD/Aコン
バータを並列動作と個別動作に切り換える第1のスイッ
チ回路50を構成し、スイッチ素子461 ,462 、4
91 ,492 が加算出力とD/Aコンバータ単独出力を
出力端子に対して切り換える第2のスイッチ回路51を
構成する。また、本実施の形態では、サンプリング周波
数を下げる回路としてラッチ回路を用いたが、それ以外
の回路を用いてもよい。 【0020】また、以上は、オーディオD/Aコンバー
タ前段のデコーダがドルビーデジタルデコーダ5.1c
hの場合であるが、デコーダがMPEG2オーディオデ
コーダの7.1chの場合は8チャンネルのデジタル信
号出力を有し、8つのD/Aコンバータを備えることに
なるので、2チャンネルモード時は、最大4つのD/A
コンバータを並列動作させることができる。 【0021】さらに、以上は、本発明をDVDプレーヤ
に利用した場合であるが、本発明はその他のオーディオ
機器に利用することができ、さらにはオーディオ機器以
外の電子機器にも広く利用することができる。 【0022】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の信号
変換回路によれば、特定のチャンネルのD/Aコンバー
タに対して他のチャンネルのD/Aコンバータが並列動
作するようにしたので、D/Aコンバータの有効利用を
図ることができ、しかも回路の性能を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号変換回路の実施の形態を示す
回路図。 【図2】本発明の他の実施の形態を示す回路図。 【図3】本発明の他の実施の形態における各部の波形
図。 【図4】従来のDVDプレーヤを示すブロック図。 【符号の説明】 221 〜226 ,431 〜436 第1ないし第6のオ
ーディオD/Aコンバータ 261 ,262 ,471 ,472 第1、第2の加算器 271 ,272 ,481 ,482 第1、第2のゲイン
調整回路 29,50 第1のスイッチ回路 30,51 第2のスイッチ回路 441 〜444 ラッチ回路
回路図。 【図2】本発明の他の実施の形態を示す回路図。 【図3】本発明の他の実施の形態における各部の波形
図。 【図4】従来のDVDプレーヤを示すブロック図。 【符号の説明】 221 〜226 ,431 〜436 第1ないし第6のオ
ーディオD/Aコンバータ 261 ,262 ,471 ,472 第1、第2の加算器 271 ,272 ,481 ,482 第1、第2のゲイン
調整回路 29,50 第1のスイッチ回路 30,51 第2のスイッチ回路 441 〜444 ラッチ回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 各チャンネルに対応して設けられる複数
のD/Aコンバータで複数のチャンネルのデジタル信号
をD/A変換するようにした信号変換回路において、 特定のチャンネルのD/Aコンバータに対して他のチャ
ンネルのD/Aコンバータが並列動作するように回路を
切り換える切換え手段を有し、 該切換え手段は、 2つのD/Aコンバータの入力を並列に接続するスイッ
チ回路と、 このスイッチ回路により入力が並列に接続された2つの
D/Aコンバータの出力を加算する加算器と、 この加算器の出力に付加されたゲイン調整回路と、 出力端子に接続される出力を各D/Aコンバータの単独
出力から前記加算器出力の前記ゲイン調整回路出力に切
り換えるスイッチ回路とからなり、 この切換え手段により2つのD/Aコンバータが並列動
作するとき、その各D/Aコンバータの入力にはラッチ
回路が挿入され、この2つのラッチ回路は、fs/2
(ただし、fsはサンプリング周波数)で180°位相
がずれた2つのクロックパルスの各一方に同期して動作
する ことを特徴とする信号変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16596297A JP3376576B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 信号変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16596297A JP3376576B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 信号変換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1116281A JPH1116281A (ja) | 1999-01-22 |
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Family
ID=15822330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16596297A Expired - Fee Related JP3376576B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 信号変換回路 |
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| Country | Link |
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|---|---|---|---|---|
| KR20220152831A (ko) * | 2021-05-10 | 2022-11-17 | 삼성전자주식회사 | 웨어러블 장치 및 멀티 dac 경로를 이용한 오디오 출력 제어 방법 |
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-
1997
- 1997-06-23 JP JP16596297A patent/JP3376576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JPH1116281A (ja) | 1999-01-22 |
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