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JP3385538B2 - ケーブインのない型詰めパンの製造法 - Google Patents
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JP3385538B2 - ケーブインのない型詰めパンの製造法 - Google Patents

ケーブインのない型詰めパンの製造法

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JP3385538B2
JP3385538B2 JP10809893A JP10809893A JP3385538B2 JP 3385538 B2 JP3385538 B2 JP 3385538B2 JP 10809893 A JP10809893 A JP 10809893A JP 10809893 A JP10809893 A JP 10809893A JP 3385538 B2 JP3385538 B2 JP 3385538B2
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stamping
cave
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英男 近藤
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Nippon Flour Mills Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食パンや菓子パン類な
どの型詰めパンの製品に見受けられるケーブイン(パン
の側面がパンの内側へ折れ込む現象で、ケービング、腰
折れともいう、以下ケーブインという)を防止すること
を目的としたケーブインのない型詰パンの製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来型詰パンを製造するには、ストレー
ト法又は中種法で成型した棒状生地を、U字型、N字型
又はM字型などに折り込んで型詰めしてホイロをとり、
ついで焼成している。
【0003】従来ケーブイン防止の為に生地にひねりを
加える技術が提案されている(特公平3−65939
号)。
【0004】
【発明により解決すべき課題】前記従来の製造法によれ
ば、図5に示すように製品パン13の側面がパンの内側
へ折れ込むケーブイン現象14が起り製品の外観を損す
るのみならず内相も密になり食感食味を悪くするなど品
質上も問題点となっていた。
【0005】また前記棒状生地にひねりを与えてから型
詰めする方法によることなく、型詰めの前後に拘らず採
用し得る方法を開発すべく研究したのである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、棒状生
地を型詰めの前又は型詰後にスタンピングを行うことに
より前記従来の問題点を解決したのである。
【0007】即ちこの発明は成型したパン生地を型詰め
する前又は型詰め後パン生地の折曲げ位置に復元率80
%以下スタンピング(加圧変形)を行ってからホイロ
をとり、常法により焼成することを特徴としたケーブイ
ンのない型詰めパンの製造法である。
【0008】またこの発明のスタンピングは、生地を片
面より又は両面より押さえつけることで生地が復元率8
0%以下に変形を保つ程度に行うこととしたものであ
り、スタンピングは型詰時にパン生地の折り曲げ位置に
行うこととしたものである。
【0009】前記におけるスタンピングは、手を用い又
は細い棒を用い、或いは機械加工することができるが何
れの場合においても、ケーブインを完全に防止する為に
は、生地に永久変形を与える必要がある。この場合の永
久変形とは、例えば細い棒でスタンピングを行った際
に、その加圧へこみが残留することをいう。
【0010】即ちスタンピングを行つた場合に、加圧場
所が一旦薄くなり、ついで若干弾性復元するが、復元後
の生地厚さが、スタンピング前の生地厚さの80%以下
になるようにする。このスタンピング厚さは65%以下
が好ましいが、これに限定されるものではない。例えば
永久変形する程度にスタンピングすれば、必ずその効果
が表われるけれども、スタンピングの程度が少ないと
(スタンピングの前後における該部と他部との厚さ割合
70%〜80%以上)若干のケーブイン現象が認められ
るが、スタンピングしない場合に比し、格段の効果があ
ることは明らかである。この場合におけるケーブイン現
象の多寡は、生地の品質、折り曲げの形状、パンの膨脹
率(生地量と、型内容積の比率)などにより異なるが、
スタンピング率を65%以下にすればケーブイン現象を
確実に防止できる。
【0011】
【実施例1】製パンストレート法による角食パンの実施
例および比較例について説明する。
【0012】
【0013】上記油脂を除く材料をミキサー内に入れ、
低速2分、中速3分、高速1分かけてミキシングし、一
旦停止した後、油脂を入れ更に低速2分、中速3分、高
速5分かけてミキシングする。この時のこね上げ温度は
27℃である。ついで温度27℃、湿度75%で60分
間発酵させた後、生地を分割し、丸めて25分ベンチタ
イムをとった後棒状生地3本(例えば直径40〜45mm
の棒状)に成形する。ついで全長を4分の1に分けるよ
うにスタンピングする。
【0014】この場合のスタンピングは、直径12mmの
細杆を棒状生地に直角に当接して、棒状生地を回転する
ことにより、棒状生地1の表面に図1に示すような環状
溝2を設ける。この環状溝2は復元後の外径が25mm
(生地の直径45mmの際)になるようにする。
【0015】前記棒状生地1を、環状溝2の部分で折り
曲げて、焼型3にM状生地5にして入れ、38℃の温
度、85%の湿度でホイロを45分とる。
【0016】前記ホイロをとった後、蓋4を被冠して2
10℃で35分間焼成すれば、この発明の角パンができ
上る。前記におけるスタンピングをしないものを比較例
とし、製品を比較した所、表1の評価を得た。
【0017】
【表1】
【0018】
【実施例2】製パンの中種法による角食パンに関し、こ
の発明の実施例と比較例について説明する。
【0019】
【0020】
【0021】上記において、先づミキサー内に中種の材
料を全部入れて、低速2分、中速2分かけ温度24℃で
こね上げた後、27℃の温度、75%の湿度で4時間発
酵させる。
【0022】一方前記中種と、油脂以外の本捏材料をミ
キサー内に入れ、低速2分、中速3分、高速1分かけ
て、こね上げた後停止し、油脂を入れ、更に低速2分、
中速3分、高速5分かけて、27℃でこねあげる。つい
でフロアータイムを20分とつた後、460g宛三つに
分割し、丸めを行ない、ベンチタイム25分とる。この
生地を直径40mmの棒状生地に成形する。前記棒状生地
の三箇所(等間隔)にスタンピングを行う。スタンピン
グは環状溝とし、溝部の直径は約20mmとする。
【0023】前記スタンピングを行つた後、スタンピン
グ箇所を折目として、所定の形状に折り焼型に入れて4
0分(温度38℃、湿度85%)ホイロをとり、蓋4を
被冠した後ついで210℃で35分間焼成すれば、この
発明の製品ができ上る。前記におけるスタンピングなし
を比較例とした所、表2の評価を得た。
【0024】
【表2】
【0025】
【実施例3】図3(a)(b)の実施例は、焼型3へ棒
状生地1をM状生地5にして収容した後、板6に突片7
を突設したスタンピング具8でスタンピングしたもので
ある。この場合に突片7の先端7aを外側に屈曲し案内
とすれば、M状生地5のスタンピング加工が容易であ
る。
【0026】図4(a)の実施例は、板9の下面に突条
10を設けたもので生地に押しつけてスタンピング加工
する。また図4(b)はロール11に環状突条12を設
けたもので、生地1を通過させれば、環状溝2ができ
る。この時ロールは図4(b)中矢示のように内側に回
転している方が望ましい。この板9あるいはロール11
をパンの製造ライン(例へばモルダーの後端)に取付け
て実行することもできる。
【0027】図4(c)はスタンピング具の使用例を示
すもので、コンベア16の上部へ展圧板15を所定間隔
で設置し、棒生地を丸めた生地をロール17、17で加
圧した後、矢示18のように供給すると、コンベア16
により展圧板15との間を転動し、板9の突条10で加
工されて次工程へ送られる。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば焼成前のパン生地の折
曲げ位置に復元率80%以下のスタンピング(加圧変
形)したので、製品の角食パンにケーブインの発生が
殆どなく、外観、内相共に良好で食感、食味に優れるな
どの諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の棒状生地の一部を断面した斜視図。
【図2】同じく棒状生地を焼型に収容した一部横断平面
図。
【図3】(a)同じく他の実施例における焼型収容した
横断平面図。 (b)同じくスタンピング具の斜視図。
【図4】(a)同じく他のスタンピング具の正面図。 (b)同じく他のスタンピング具の正面図。 (c)同じく他のスタンピング具使用例の側面図。
【図5】ケーブインの発生した角食パンの断面拡大図。
【符号の説明】
1 棒生地 2 環状溝 3 焼型 4 蓋 5 収容生地 8 スタンピング具 9 板 10 突条 11 ロール 12 環状突条 13 角食パン 14 ケーブイン現象

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型したパン生地を型詰めする前又は型
    詰め後パン生地の折曲げ位置に復元率80%以下スタ
    ンピングを行ってからホイロをとり、常法により焼成す
    ることを特徴としたケーブインのない型詰めパンの製造
    法。
  2. 【請求項2】 スタンピングは、生地が復元率80%以
    下に変形を保つ程度に行うこととした請求項1記載のケ
    ーブインのない型詰めパンの製造法。
JP10809893A 1993-05-10 1993-05-10 ケーブインのない型詰めパンの製造法 Expired - Lifetime JP3385538B2 (ja)

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JP5149871B2 (ja) * 2009-06-18 2013-02-20 山崎製パン株式会社 食パンの製造方法およびパン生地の整形装置

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