JP3385538B2 - ケーブインのない型詰めパンの製造法 - Google Patents
ケーブインのない型詰めパンの製造法Info
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Description
どの型詰めパンの製品に見受けられるケーブイン(パン
の側面がパンの内側へ折れ込む現象で、ケービング、腰
折れともいう、以下ケーブインという)を防止すること
を目的としたケーブインのない型詰パンの製造法に関す
る。
ト法又は中種法で成型した棒状生地を、U字型、N字型
又はM字型などに折り込んで型詰めしてホイロをとり、
ついで焼成している。
加える技術が提案されている(特公平3−65939
号)。
ば、図5に示すように製品パン13の側面がパンの内側
へ折れ込むケーブイン現象14が起り製品の外観を損す
るのみならず内相も密になり食感食味を悪くするなど品
質上も問題点となっていた。
詰めする方法によることなく、型詰めの前後に拘らず採
用し得る方法を開発すべく研究したのである。
地を型詰めの前又は型詰後にスタンピングを行うことに
より前記従来の問題点を解決したのである。
する前又は型詰め後パン生地の折曲げ位置に復元率80
%以下のスタンピング(加圧変形)を行ってからホイロ
をとり、常法により焼成することを特徴としたケーブイ
ンのない型詰めパンの製造法である。
面より又は両面より押さえつけることで生地が復元率8
0%以下に変形を保つ程度に行うこととしたものであ
り、スタンピングは型詰時にパン生地の折り曲げ位置に
行うこととしたものである。
は細い棒を用い、或いは機械加工することができるが何
れの場合においても、ケーブインを完全に防止する為に
は、生地に永久変形を与える必要がある。この場合の永
久変形とは、例えば細い棒でスタンピングを行った際
に、その加圧へこみが残留することをいう。
所が一旦薄くなり、ついで若干弾性復元するが、復元後
の生地厚さが、スタンピング前の生地厚さの80%以下
になるようにする。このスタンピング厚さは65%以下
が好ましいが、これに限定されるものではない。例えば
永久変形する程度にスタンピングすれば、必ずその効果
が表われるけれども、スタンピングの程度が少ないと
(スタンピングの前後における該部と他部との厚さ割合
70%〜80%以上)若干のケーブイン現象が認められ
るが、スタンピングしない場合に比し、格段の効果があ
ることは明らかである。この場合におけるケーブイン現
象の多寡は、生地の品質、折り曲げの形状、パンの膨脹
率(生地量と、型内容積の比率)などにより異なるが、
スタンピング率を65%以下にすればケーブイン現象を
確実に防止できる。
例および比較例について説明する。
低速2分、中速3分、高速1分かけてミキシングし、一
旦停止した後、油脂を入れ更に低速2分、中速3分、高
速5分かけてミキシングする。この時のこね上げ温度は
27℃である。ついで温度27℃、湿度75%で60分
間発酵させた後、生地を分割し、丸めて25分ベンチタ
イムをとった後棒状生地3本(例えば直径40〜45mm
の棒状)に成形する。ついで全長を4分の1に分けるよ
うにスタンピングする。
細杆を棒状生地に直角に当接して、棒状生地を回転する
ことにより、棒状生地1の表面に図1に示すような環状
溝2を設ける。この環状溝2は復元後の外径が25mm
(生地の直径45mmの際)になるようにする。
曲げて、焼型3にM状生地5にして入れ、38℃の温
度、85%の湿度でホイロを45分とる。
10℃で35分間焼成すれば、この発明の角パンができ
上る。前記におけるスタンピングをしないものを比較例
とし、製品を比較した所、表1の評価を得た。
の発明の実施例と比較例について説明する。
料を全部入れて、低速2分、中速2分かけ温度24℃で
こね上げた後、27℃の温度、75%の湿度で4時間発
酵させる。
キサー内に入れ、低速2分、中速3分、高速1分かけ
て、こね上げた後停止し、油脂を入れ、更に低速2分、
中速3分、高速5分かけて、27℃でこねあげる。つい
でフロアータイムを20分とつた後、460g宛三つに
分割し、丸めを行ない、ベンチタイム25分とる。この
生地を直径40mmの棒状生地に成形する。前記棒状生地
の三箇所(等間隔)にスタンピングを行う。スタンピン
グは環状溝とし、溝部の直径は約20mmとする。
グ箇所を折目として、所定の形状に折り焼型に入れて4
0分(温度38℃、湿度85%)ホイロをとり、蓋4を
被冠した後ついで210℃で35分間焼成すれば、この
発明の製品ができ上る。前記におけるスタンピングなし
を比較例とした所、表2の評価を得た。
状生地1をM状生地5にして収容した後、板6に突片7
を突設したスタンピング具8でスタンピングしたもので
ある。この場合に突片7の先端7aを外側に屈曲し案内
とすれば、M状生地5のスタンピング加工が容易であ
る。
10を設けたもので生地に押しつけてスタンピング加工
する。また図4(b)はロール11に環状突条12を設
けたもので、生地1を通過させれば、環状溝2ができ
る。この時ロールは図4(b)中矢示のように内側に回
転している方が望ましい。この板9あるいはロール11
をパンの製造ライン(例へばモルダーの後端)に取付け
て実行することもできる。
すもので、コンベア16の上部へ展圧板15を所定間隔
で設置し、棒生地を丸めた生地をロール17、17で加
圧した後、矢示18のように供給すると、コンベア16
により展圧板15との間を転動し、板9の突条10で加
工されて次工程へ送られる。
曲げ位置に復元率80%以下のスタンピング(加圧変
形)をしたので、製品の角食パンにケーブインの発生が
殆どなく、外観、内相共に良好で食感、食味に優れるな
どの諸効果がある。
図。
横断平面図。 (b)同じくスタンピング具の斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 成型したパン生地を型詰めする前又は型
詰め後パン生地の折曲げ位置に復元率80%以下のスタ
ンピングを行ってからホイロをとり、常法により焼成す
ることを特徴としたケーブインのない型詰めパンの製造
法。 - 【請求項2】 スタンピングは、生地が復元率80%以
下に変形を保つ程度に行うこととした請求項1記載のケ
ーブインのない型詰めパンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809893A JP3385538B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ケーブインのない型詰めパンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809893A JP3385538B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ケーブインのない型詰めパンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06319432A JPH06319432A (ja) | 1994-11-22 |
| JP3385538B2 true JP3385538B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=14475829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10809893A Expired - Lifetime JP3385538B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | ケーブインのない型詰めパンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3385538B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5149871B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2013-02-20 | 山崎製パン株式会社 | 食パンの製造方法およびパン生地の整形装置 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10809893A patent/JP3385538B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06319432A (ja) | 1994-11-22 |
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