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JP3459366B2 - 処理液供給方法およびそれに用いる処理液供給装置 - Google Patents
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JP3459366B2 - 処理液供給方法およびそれに用いる処理液供給装置 - Google Patents

処理液供給方法およびそれに用いる処理液供給装置

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JP3459366B2
JP3459366B2 JP31252398A JP31252398A JP3459366B2 JP 3459366 B2 JP3459366 B2 JP 3459366B2 JP 31252398 A JP31252398 A JP 31252398A JP 31252398 A JP31252398 A JP 31252398A JP 3459366 B2 JP3459366 B2 JP 3459366B2
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treatment
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dialysis membrane
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敬次 奥山
孝雄 鈴木
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用自動食器洗
浄機や家庭用食器洗い乾燥機等の食器や調理器具類等の
洗浄装置、衣類,毛布等のクリーニング用の洗浄装置、
布等の染色装置、各種の色調に染色もしくは捺染された
色柄物衣料を洗濯する装置、工業用排水等の排水処理装
置、水耕栽培における肥料等の補給装置、車両,航空機
等の洗浄装置、酪農用搾乳装置等の洗浄装置、食品,食
材の洗浄装置、食品加工工場等における洗浄装置、電子
部品の洗浄装置、切削した金属部品および機械等の洗浄
装置、缶詰等の洗浄装置、酒類および飲料用のびん洗浄
装置等の装置への処理液を供給する処理液供給方法およ
びそれに用いる処理液供給装置に関し、さらに詳しくは
食器や調理器具等に対し洗浄、リンスその他の処理を施
す際に、乾燥仕上げ剤等の処理剤を希釈または溶解して
所定濃度の処理液とし、この処理液を供給する処理液供
給方法およびそれに用いる処理液供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、業務用自動食器洗浄機や家庭
用食器洗い乾燥機等の処理装置において、洗浄やリンス
等の処理を行う際には、洗浄剤や乾燥仕上げ剤等、各種
の処理剤が用いられている。このような処理剤は、通
常、水等の溶媒に希釈または溶解されたのち供給され
る。このため、洗浄等の処理を行うスペース(処理槽)
とは別に、処理剤貯蔵槽やポンプ式の処理液供給装置等
を処理装置内あるいは処理装置外部に設け、これらの設
備により、処理液を処理槽内に供給することが行われて
いる。
【0003】例えば、業務用自動食器洗浄機で液体の乾
燥仕上げ剤を用いる場合、予め、配置された乾燥仕上げ
剤用の薬剤容器から乾燥仕上げ剤を、チューブポンプ、
ベローズポンプ、プランジャーポンプ等のポンプ式の供
給装置によって、すすぎ配管に注入し希釈することによ
り、すすぎ水量に対し1/10,000〜1/20,0
00の濃度の仕上げ処理液として供給している。また、
家庭用食器洗い乾燥機で液体の乾燥仕上げ剤を用いる場
合は、食器洗い乾燥機ドア内側部に配設された供給装置
によって所定量の乾燥仕上げ剤をすすぎ水貯蔵槽に注入
し希釈することにより供給している。
【0004】また、業務用自動食器洗浄機や家庭用食器
洗い乾燥機で固体の乾燥仕上げ剤を用いる場合、予め固
形状のものを装填しておき、使用に際して水等の溶媒に
よって溶解されたものをポンプ式の供給装置によってす
すぎ配管またはすすぎ水貯蔵槽に注入することにより供
給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、処理槽とは別に乾燥仕上げ剤を貯蔵してお
くための貯蔵槽やそれを供給するためのポンプ等の設置
スペースが必要になって、省スペースが実現できないと
いう問題がある。そこで、業務用自動食器洗浄機等にお
いて、洗浄剤だけ使用し、乾燥仕上げ剤を使用しないよ
うにすることが考えられるが、これでは食器類等に対す
る仕上がり効果が不充分になるという問題が生じる。具
体的には、乾燥仕上げ剤を使用しない場合、食器類等
に、水滴跡や曇りが生じてしまう。特に、卓上型(4〜
5人用)家庭用食器洗い乾燥機では、ドア内側部に供給
装置が配設されておらず、洗浄,すすぎに供する水質に
よっては食器の仕上がりに課題がある。
【0006】また、業務用自動食器洗浄機や家庭用食器
洗い乾燥機において用いられる乾燥仕上げ剤は、その殆
どが液体であり、液体のものを長期に保存する場合、沈
殿,濁り,分離等の発生を防止すべく、特別の手段を講
じる必要がある。例えば、沈殿,濁り,分離等の発生を
防ぐために溶剤や可溶化剤を加えなければならなかった
り、各成分のバランスをとるために配合量の制限を受
け、有効成分量20〜40重量%程度の液状組成物にさ
れる。一方、固体の乾燥仕上げ剤を使用する場合、硬さ
の維持や溶解量のコントロール等が重要視されるため、
それを満足するのに組成等に細心の注意を払う必要があ
る。このように、処理剤として液体、固体いずれの態様
を用いるにしても、材料選択上の難点があり、これらを
解消できる技術の開発が強く望まれている。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、洗浄、乾燥等の各種の処理を行う処理装置にお
いて、省スペースを実現でき、材料選択の幅を広げるこ
とが可能な処理液供給方法およびそれに用いる処理液供
給装置の提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の処理液供給方法は、処理剤が所定濃度で含
有された処理液を供給する処理液供給方法であって、透
析膜を備えた収納槽内に処理剤を装填した後、上記収納
槽内に希釈または溶解用の溶媒を導入し、上記処理剤を
希釈または溶解しつつ上記透析膜を通過させて所定の処
理剤濃度の処理液を調製し供給するようにしたことを要
旨とする。
【0009】また、上記処理液供給方法のなかでも、特
に、上記透析膜を備えた収納槽として、内外連通用の切
り欠き部を有する金属製またはプラスチック製のかご体
に、透析膜からなる袋体が内蔵されたものを用いるよう
にしたことを要旨とする。
【0010】さらに、上記処理液供給方法のなかでも、
特に、上記袋体として、その内部が少なくとも二室に区
画されているものを用いるようにしたことを要旨とす
る。そして、上記処理液供給方法のなかでも、特に、上
記袋体として、複数の袋からなるものを用いるようにし
たことを要旨とする。また、上記処理液供給方法のなか
でも、特に、上記かご体として、形状記憶合金または形
状記憶プラスチックからなるものを用いるようにしたこ
とを要旨とする。さらに、上記処理液供給方法のなかで
も、特に上記かご体として、それぞれの周壁面に切り欠
き部が形成された大径筒状体と小径筒状体とを嵌合させ
たものを用い、両筒状体を周方向に相対的に回動させる
ことにより、両筒状体の切り欠き部の重なりによって形
成される開口面積を変え、供給する処理液の処理剤濃度
を調整できるようにしたことを要旨とする。また、上記
処理液供給方法のなかでも、特に、上記処理剤として、
乾燥仕上げ剤を用いるようにしたことを要旨とする。
【0011】そして、本発明の処理液供給装置は、処理
剤が所定濃度で含有された処理液を供給する処理液供給
装置であって、透析膜を備え透析膜と接した状態で処理
剤が装填される収納槽と、上記処理剤を希釈または溶解
するための溶媒を収納槽内に導入する手段と、上記収納
槽内で希釈または溶解され上記透析膜を通過した処理液
を所定の部位に供給する手段とを備えることを要旨とす
る。
【0012】また、上記処理液供給装置のなかでも、特
に、上記収納槽として、内外連通用の切り欠き部を有す
る金属製またはプラスチック製のかご体に、透析膜から
なる袋体が内蔵されたものを用いることを要旨とする。
【0013】さらに、上記処理液供給装置のなかでも、
特に、上記袋体として、その内部が少なくとも二室に区
画されているものを用いることを要旨とする。そして、
上記処理液供給装置のなかでも、特に、上記袋体とし
て、複数の袋からなるものを用いることを要旨とする。
また、上記処理液供給装置のなかでも、特に、上記かご
体として、形状記憶合金または形状記憶プラスチックか
らなるものを用いることを要旨とする。さらに、上記処
理液供給装置のなかでも、特に上記かご体として、それ
ぞれの周壁面に切り欠き部が形成された大径筒状体と小
径筒状体とを嵌合させたものを用い、両筒状体を周方向
に相対的に回動させ、両筒状体の切り欠き部の重なりに
よって形成される開口面積を変えることにより、供給す
る処理液の処理剤濃度を調整できるようにしたものを用
いることを要旨とする。また、上記処理液供給装置のな
かでも、特に、上記処理剤として、乾燥仕上げ剤を用い
ることを要旨とする。
【0014】すなわち、本発明者らは、所定濃度の処理
液を供給することが必要な各種の処理装置において、省
スペースを実現でき、材料選択の幅を広げることができ
るようにすべく、鋭意研究を重ねた。その結果、透析膜
を備えた収納槽内に処理剤を装填し、その後上記収納槽
内の処理剤を希釈または溶解しつつ上記透析膜を通過さ
せて処理液を調製するようにすれば、所期の目的を達成
できることを見いだし、本発明に到達した。特に、業務
用自動食器洗浄機や家庭用食器洗い乾燥機において、乾
燥仕上げ剤の供給装置として使用すれば、陶磁器、プラ
スチック、ガラス、金属等からなる食器類等に対し、水
滴跡や曇りがない仕上がりを実現でき、非常に有用であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0016】本発明で用いられる収納槽は、透析膜を備
えたものであれば特に限定されないが、例えば図1およ
び図2に示すように、透析膜からなる袋体11と、これ
を内蔵するかご体12とから構成されるものがあげられ
る。
【0017】上記収納槽10を構成する袋体11は、透
析膜を適宜の方法によって袋状に成形したものであり、
この袋体11内に処理剤が装填されるようになってい
る。ここで、透析膜とは、分子量に応じて分画できる半
透膜のことであって、膜中に実質的に同一形状の連通孔
を多数有し、膜の両側の濃度差によって分子を分離でき
るものをいう。
【0018】このような透析膜としては、各種のものが
あげられるが、例えば材質がセルロースエステルや再生
セルロース等で、外観形状がシート状やチューブ状(直
径5〜101mm程度)等であるものがあげられる。ま
た、その連通孔形状は、対称タイプ(連通孔の入口から
出口までの孔径が同じもの)であっても、非対称タイプ
(連通孔の入口から出口までの孔径が異なるもの)であ
ってもよい。なお、処理剤として乾燥仕上げ剤を用いる
場合は、連通孔形状が対称タイプであるものが好まし
い。
【0019】上記透析膜の市販品としては、スペクトラ
ムCE透析チューブ、スペクトラムRC透析チューブ、
スペクトラムバイオテック透析チューブ(Medical Indu
stries.Inc社製) 等が知られており、これらを上記袋体
11として使用することができる。なお、上記透析膜
は、処理剤や溶媒等に応じて、適宜に選定される。例え
ば、透析膜の分画分子量(MWCO)は、100〜10
0万程度のものがあるが、膜によって遮られる処理剤の
分子量の約90%が残るようにすることを前提とし、処
理剤の分子形状、水和性、電荷等、溶媒の性質、pH、
イオン強度等を加味して選定される。
【0020】そして、このように選定された透析膜を袋
体11にする方法としては、公知のどのような方法を適
用してもよい。例えば、シート状の透析膜の縁部を一カ
所に集めた後、その縁部を接着等する方法や、チューブ
状の透析膜の両開口部にシート状の透析膜、樹脂製シー
トあるいはゴム製シートを接着して塞ぐ方法等があげら
れる。
【0021】上記袋体11を内蔵するかご体12は、金
属またはプラスチックを適宜の方法によりかご状に成形
したものであり、その壁面には、内外連通用の切り欠き
部13が設けられている。より詳しく説明すると、かご
体12は、両端がドーム状に閉口された筒状体であり、
周壁面には軸方向に平行に延びる短冊状の切り欠き部1
3aが設けられ、ドーム状の上下端面には放射状の切り
欠き部13bが設けられている。この切り欠き部13
a、13bは、溶媒や袋体11からの溶出液の通路とな
るため、切り欠き部13の開口面積に応じて溶出量のコ
ントロールが可能となる。なお、ドーム状の上端面は開
閉式の蓋体となっている。
【0022】上記袋体11としては、図1および図2に
示す一室タイプのもの以外に、例えば袋体11の内部に
シート状の透析膜、樹脂製シートあるいはゴム製シート
で仕切りを設けて二室以上に区画したものがあげられ
る。例えば、図3は、袋体11の軸方向と直交する方向
に二つの仕切り14a、14bを設けて三室とした例で
あり、図4は、袋体11の軸方向に一つの仕切り14a
を設けて二室とした例である。
【0023】また、袋体11は、一つの袋で構成するも
の以外に、その袋を二つ、あるいはそれ以上から構成す
るようにしてもよい。例えば、図5は、一室からなる袋
15a、15b、15cを三つ束ねた状態にした例であ
り、図6は、二室からなる袋15a、15bを二つ並列
的に配した例である。このように、二室以上に区画した
り、複数の袋を用いた態様にすれば、二成分以上のもの
を用いる場合、各成分を分子量や溶媒等に応じて分けて
装填でき、その結果、溶出量のコントロールをより正確
に行うことができるとともに、混合状態で貯蔵安定性が
特に悪いとされているものも使用することができるとい
う利点がある。
【0024】また、上記かご体12としては、図1およ
び図2に示す形状に限らず、袋体11を内側に保持しう
る形状であればどのような形状であってもよい。例え
ば、両端が平坦面に閉口された筒状体、一端のみが閉口
された筒状体、あるいは両端が開口している筒状体等が
あげられる。また、筒状体に限定するものではなく、多
角柱体や、円錐体、多角錘体等であっても差し支えはな
い。ただし、大きな開口部を有する場合は、その開口部
から袋体11が抜け落ちないようストッパー等を設ける
か、あるいは開口部が下向きとならないように設置する
等の配慮が必要である。そして、かご体12に形成され
る切り欠き部13も、図1および図2に示す形状に限定
されるものではなく、どの部分にどのような形状のもの
を形成しても差し支えはない。
【0025】さらに、上記かご体12は、図1および図
2に示す形状のもの以外に、例えば図7に示すように、
大径筒状体18と、小径筒状体19とを嵌合させた構成
のものであってもよい。このかご体12によれば、大径
筒状体18あるいは小径筒状体19を適宜の方法で周方
向に回動させ、両筒状体18、19の重なる位置を変え
ることにより、切り欠き部13c、13dによる開口を
開閉させたり、開口面積を変えたりして、溶出量のコン
トロールを行うことができる。
【0026】上記回動させる方法は、特に限定されるも
のではなく、手動はもちろん、電動その他の方法で行う
ことができる。また、回動させる時期についても特に限
定はなく、いつ行うようにしてもよい。そして、図7に
示すかご体12を用い、業務用自動食器洗浄機や家庭用
食器洗い乾燥機において乾燥仕上げ剤を供給する場合、
つぎのようにして上記回動を行うことができる。すなわ
ち、すすぎ工程の開始と同時に、大径筒状体18および
小径筒状体19の少なくとも一方を電動によって回動さ
せて切り欠き部13c、13dによる開口を形成し、す
すぎ工程の終了と同時に切り欠き部13c、13dによ
る開口を閉じることにより行われる。なお、上記のよう
に、必ずすすぎ工程と同時に回動させる必要はなく、タ
イマー等を用い、すすぎ工程開始から所定時間(数秒な
いし数分)経過後に切り欠き部13c、13dによる開
口を形成するようにしてもよいし、すすぎ工程終了前あ
るいはすすぎ工程終了後に切り欠き部13c、13dに
よる開口を閉じるようにしてもよい。
【0027】また、上記切り欠き部13c、13dの形
状は、図7に示す形状に限らず、どのような形状であっ
ても差し支えはない。そして、大径筒状体18と小径筒
状体19の切り欠き部13c、13dの形状は、互いに
同じであっても異なっていてもよい。例えば、図8は、
両筒状体18、19の切り欠き部13c,13dの形状
がともに同じ大きさの平行四辺形状である例であり、図
9は両筒状体18、19の切り欠き部13c,13dの
形状がともに同じ大きさの正方形状である例である。ま
た、図10は両筒状体18、19の切り欠き部13c,
13dの形状がともに同じ大きさの三角形状であって、
両三角形の頂角の向きが同じ方向に配置されている例で
あり、図11は、その逆で、切り欠き部13c,13d
の形状がともに同じ大きさの三角形状であって、両三角
形の頂角が反対向きに配置されている例である。また、
図7〜図11は両端が開口した二層構造の筒状体の例を
示したが、これに限定するものではなく、一端または両
端が閉口した二層構造の筒状体であってもよいし、底部
が開口あるいは閉口した二層構造の円錐体であってもよ
い。
【0028】さらに、上記かご体12は、必ずしも切り
欠き部13を予め開口した状態にしておく必要はなく、
形状記憶合金や形状記憶プラスチックを用いることによ
り、温度変化によって開口が形成される構造であっても
よい。例えば、図12に示すように、形状記憶合金もし
くは形状記憶プラスチックでかご体12を形成し、所定
の温度以下では複数の帯状体12aが閉じ合わさって袋
体11(図示せず)を覆った状態になっており、それよ
り高い温度になると、各帯状体12aが外側に開いて、
図13に示すように袋体11が露呈するような構造にす
ることができる。この構造であれば、温度差を利用して
解放面積を変化させることができ、それにより溶出量を
コントロールすることが可能となる。
【0029】つぎに、本発明の処理液供給方法につい
て、図14に示す家庭用食器洗い乾燥機を例に説明す
る。図において、21は洗浄槽であり、その側壁上部に
は、給水配管22が連通し、給水弁23の開閉により、
水が導入されるようになっている。また、洗浄槽21の
略中央には、食器類等の被洗浄物24を収納するための
食器かご25が設けられており、その食器かご25の内
側部に、前記の収納槽10(乾燥仕上げ剤用の薬剤容
器)がフック33によって取り付けられている。26
は、噴射孔27が被洗浄物24に向いている洗浄ノズル
であり、配管28および洗浄ポンプ29を経て移送され
る乾燥仕上げ剤水溶液等を噴射できるようになってい
る。なお、図において、30は、洗浄水を加熱するヒー
タであり、31は、残菜を捕集するフィルターである。
【0030】上記構成の家庭用食器洗い乾燥機では、処
理剤(乾燥仕上げ剤)の供給を含め、例えば、つぎのよ
うにして一連の工程(洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工
程)が行われる。まず、食器類等の被洗浄物24を食器
かご25に収納するとともに収納槽10を食器かご25
に取り付け、専用の洗浄剤を洗浄槽21に投入し、食器
洗い乾燥機のドアを閉める。ついで、給水弁23を開い
て洗浄槽21内への給水を行った後、ヒータ30によっ
て加熱された洗浄水を洗浄ポンプ29によって洗浄ノズ
ル26に移送し、食器かご25内の被洗浄物24に向け
て噴射する。これにより、被洗浄物24の洗浄が行われ
る(洗浄工程)。つぎに、洗浄水を排出した後、再度給
水弁23を開いて洗浄槽21内に給水を行う。そして、
給水された水は、洗浄ノズル26より噴射されることな
く、洗浄槽21の底部をすすぐようにして排出される。
さらに、再度給水弁23を開いて洗浄槽21内に給水を
行う。そして、給水された水を、洗浄ポンプ29によっ
て洗浄ノズル26に移送し、噴出し、すすぎが約1分間
行われる。この約1分間の噴射すすぎが再度繰り返され
た後に、さらに再度給水弁23を開いて洗浄槽21内に
給水を行った後、ヒータ30によって加熱された水を洗
浄ポンプ29によって洗浄ノズル26に移送し、食器か
ご25およびそれに取り付けられた収納槽10に向けて
噴射する。これにより、収納槽10内の乾燥仕上げ剤が
水によって溶解または希釈され、乾燥仕上げ剤水溶液が
透析膜の連通孔を通過するようになる。通過した乾燥仕
上げ剤水溶液は、食器かご25内の被洗浄物24に供給
され、被洗浄物24の仕上がり効果を良好なものにす
る。このようにして、被洗浄物24のすすぎが行われる
(すすぎ工程)。その後、乾燥工程を経て、家庭用食器
洗い乾燥機の一連の作業が終了する。
【0031】上記構成の家庭用食器洗い乾燥機であれ
ば、収納槽10を用いるだけで簡単に所定濃度の処理液
を調製して供給することができる。しかも、上記収納槽
10は洗浄槽21内の食器かご25に取り付けられるた
め、処理剤貯蔵槽や処理剤を供給するためのポンプ等の
設置スペースが不要となり、省スペースを実現できる。
また、処理剤が液体のものであって長期保存時に沈殿物
等の不溶分が生成された場合であっても、それらは殆ど
透析膜を通過できないため、処理効果が損なわれるとい
ったことがない。さらに、処理剤が固体のものであって
硬さの維持等が難しいものを用いた場合であっても、透
析膜からの溶出量をコントロールすることにより定量供
給が可能なため、組成に細心の注意を払わなければなら
ないといったことがない。そして、上記構成の装置であ
れば、一旦収納槽10の袋体11内に処理剤を装填すれ
ば、収納槽10ごとに保管、運搬等を行えばよいため、
管理しやすいという利点がある。また、衛生管理の観点
からも有利である。
【0032】なお、本発明は、収納槽10を一つだけ取
り付けた態様に限定されるものではなく、例えば図15
に示すように、食器かご25に収納槽10(フック33
は図示せず)を二つ取り付けた態様であってもよいし、
あるいは三つ以上の収納槽10を取り付けた態様であっ
てもよい。
【0033】また、収納槽10の取り付け方法について
も、図14および図15に示すように、収納槽10の周
壁面にフック33を設け、それを食器かご25に引っか
けるようにして取り付ける方法に限定されるものではな
く、例えば紐等で吊り下げるようにしても差し支えはな
い。すなわち、収納槽10は、洗浄槽21内であって、
洗浄ノズル26により水の噴射を受ける場所であれば、
どのような場所にどのようにして取り付けてもよい。
【0034】図16は、食器かご25が二段になってい
る家庭用食器洗い乾燥機に適用した例であって、周壁面
にフック33が設けられた収納槽10を二つ、上下の食
器かご25にそれぞれ取り付けた例を示す。このもの
も、図14に示す家庭用食器洗い乾燥機と同様の作用・
効果を奏する。
【0035】また、図17は、食器かご25が二段にな
っている家庭用食器洗い乾燥機に適用した例であって、
上方の食器かご25の底部に、ドーム状の上端面にフッ
ク33が設けられた収納槽10を吊り下げた例を示す。
このものも、図14に示す家庭用食器洗い乾燥機と同様
の作用・効果を奏する。
【0036】なお、上記各適用例は、すべて家庭用食器
洗い乾燥機に適用した例であるが、これに限定されるも
のではなく、業務用自動食器洗浄機に適用してもよい。
業務用自動食器洗浄機の場合は、上記収納槽10をすす
ぎ水貯蔵槽(ブースター)に吊り下げることにより適用
することができる。また、本発明の処理液供給装置は、
食器類等の洗浄装置だけでなく、衣類,毛布等のクリー
ニング用の洗浄装置、布等の染色装置、各種の色調に染
色もしくは捺染された色柄物衣料を洗濯する装置、工業
用排水等の排水処理装置、水耕栽培における肥料等の補
給装置、車両,航空機等の洗浄装置、酪農用搾乳装置等
の洗浄装置、食品,食材の洗浄装置、食品加工工場等に
おける洗浄装置、電子部品の洗浄装置、切削した金属部
品および機械等の洗浄装置、缶詰等の洗浄装置、酒類お
よび飲料用のびん洗浄装置等の装置にも適用することが
できる。すなわち、本発明の処理液供給装置は、処理剤
を水等の溶媒で希釈または溶解して処理液を調整し、そ
れを所定の部位に供給する処理装置であれば、その処理
装置に配設して適用することができる。
【0037】また、本発明の処理液供給装置に用いられ
る処理剤としては、上記適用例で使用した乾燥仕上げ剤
に限定するものではなく、洗浄剤、殺菌剤等の各種のも
のが使用できる。
【0038】なお、本発明の処理液供給装置に好適に用
いられる乾燥仕上げ剤の例として、界面活性剤を含有
し、必要に応じて有機酸またはその塩、無機塩、珪酸
塩、硫酸塩、高分子ポリマー、染料、リン酸塩、溶剤、
ホスホン酸またはその塩、増粘剤等の各種の添加剤が配
合されてなる組成物があげられる。
【0039】上記界面活性剤としては、下記に示す、ア
ニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤、非イオン界面活性剤があげられる。これらは、単独
で用いてもよいし、二種以上併用してもよい。上記界面
活性剤は、乾燥仕上げ剤中に10〜100重量%配合さ
れていることが好ましく、より好適には30〜70重量
%である。
【0040】〔アニオン系界面活性剤〕脂肪酸石鹸、ア
ルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸カリ
ウム塩等。
【0041】〔カチオン界面活性剤〕塩化ベンザルコニ
ウム、臭化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ジ
デシルジメチルアンモニウムクロライド等。
【0042】〔両性界面活性剤〕カルボキシベタイン
型、アミノカルボン酸型、イミダゾリニウムベタイン
型、アルキルアミンオキサイド等。
【0043】〔非イオン界面活性剤〕ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル類、蔗糖脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド等。
【0044】上記界面活性剤とともに用いられる有機酸
またはその塩としては、クエン酸(1水塩、無水物)、
DL−リンゴ酸、フマル酸、グルコン酸、コハク酸、グ
リシン、メチルグリシン三酢酸三ナトリウム、クエン酸
ナトリウム(2水塩、無水物)、DL−リンゴ酸ナトリ
ウム(3水塩)、コハク酸ナトリウム(無水物、6水
塩)、L−酒石酸ナトリウム(2水塩)、DL−酒石酸
ナトリウム等があげられる。
【0045】上記界面活性剤とともに用いられる無機塩
としては、塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等があげられる。
【0046】上記界面活性剤とともに用いられる珪酸塩
としては、メタ珪酸ナトリウム(無水物、5水塩、9水
塩)、オルソ珪酸ナトリウム等があげられる。
【0047】上記界面活性剤とともに用いられる硫酸塩
としては、硫酸ナトリウム(無水物、10水塩)、硫酸
カリウム等があげられる。
【0048】上記界面活性剤とともに用いられる高分子
ポリマーとしては、アクリル酸から誘導されるアクリル
ポリマー(数平均分子量1,000〜250,00
0)、アクリル酸およびマレイン酸から誘導されるアク
リル系コポリマー(数平均分子量50,000〜10
0,000)等があげられる。
【0049】上記界面活性剤とともに用いられる染料と
しては、食用色素等があげられる。
【0050】上記界面活性剤とともに用いられるリン酸
塩としては、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カ
リウム、第一リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウ
ム、第三リン酸ナトリウム等があげられる。
【0051】上記界面活性剤とともに用いられる溶剤と
しては、エタノール、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等があげられる。
【0052】上記界面活性剤とともに用いられるホスホ
ン酸またはその塩としては、ジエチレントリアミンペン
タ(メチレンホスホン酸)7ナトリウム塩、エチレンジ
アミンテトラ(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミ
ンテトラ(メチレンホスホン酸)5ナトリウム塩、ヘキ
サメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ヘ
キサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)6
アンモニウム塩、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチ
レンホスホン酸)6カリウム塩、1−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸5ナトリウム塩、アミノト
リメチレンホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸
5ナトリウム塩等があげられる。
【0053】上記界面活性剤とともに用いられる増粘剤
としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、キ
サンタンガム等があげられる。
【0054】つぎに、実施例について説明する。
【0055】
【実施例】まず、8オンスのガラスコップ(8オンスタ
ンブラー、佐々木硝子社製)を10個準備し、それぞれ
に牛乳を注いだ後、5分間静置した。ついで、牛乳を捨
て、水等ですすぐことなく、30分間放置した。つぎ
に、家庭用食器洗い乾燥機(松下電器産業社製のNP−
720、回転ノズルにより洗浄剤水溶液を噴射する機能
を備え、洗浄、すすぎ、乾燥工程を有するもの)を準備
し、その洗浄剤入れに専用洗剤(洗浄剤水溶液の有効成
分濃度:0.18重量%)を装填した。一方、透析膜
(材質:再生セルロール、外観形状:平面幅32mmの
チューブ、連通孔形状:対称タイプ、分画分子量:6,
000〜8,000)を用いて、下記に示す組成の乾燥
仕上げ剤が装填された収納槽(図1および図2に示すも
の)を準備した。そして、この収納槽を上記乾燥機の食
器かごに取り付けた後、下記に示す動作条件で、洗浄,
すすぎ,乾燥の一連の工程を行った。
【0056】 〔乾燥仕上げ剤の組成〕 プロピレングリコールモノカプリン酸エステル 30重量部 ソルビタンモノカプリン酸エステル 15重量部 エタノール 10重量部 水 45重量部
【0057】〔家庭用食器洗い乾燥機の動作条件〕 洗浄温度:水温(10℃)から55℃まで徐々に昇温。 洗浄時間:20分。 すすぎ時間:30分(ただし、水道水温によるすすぎ2
回、水道水昇温によるすすぎ1回)。 乾燥時間:60分。 洗浄剤水溶液量:3300ミリリットル。
【0058】上記一連の工程後のガラスコップについ
て、目視評価を行ったところ、光沢や透明感が充分に満
足できるものであった。また、斑点がほとんど見られな
かった。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明は、透析膜を備え
た収納槽内に処理剤を装填した後、上記収納槽内に希釈
または溶解用の溶媒を導入し、上記処理剤を希釈または
溶解しつつ上記透析膜を通過させて処理液を調製し供給
するようにしたものである。したがって、従来、処理液
を貯蔵するためのスペースやその処理液を供給するため
のポンプ等が必要であったところ、本発明によれば、そ
れらの設置スペースを設ける必要がなくなり、省スペー
スが実現できる。さらに、上記収納槽は透析膜を備えて
いるため、長期保存時に生成する不溶分の存在等によっ
て、処理効果が損なわれるといったことがなくなり、広
範な材料選択が可能となる。
【0060】特に、上記処理剤として乾燥仕上げ剤を用
い、家庭用食器洗い乾燥機や業務用自動食器洗浄機に適
用すれば、食器類等の被洗浄物に対し、水滴跡や曇りが
ない仕上がりを実現できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納槽の一例を示す説明図である。
【図2】図1に示す収納槽のX−X断面図である。
【図3】袋体の一例を示す縦断面図である。
【図4】袋体の他の一例を示す縦断面図である。
【図5】袋体の他の一例を示す横断面図である。
【図6】袋体の他の一例を示す縦断面図である。
【図7】かご体の一例を示す説明図である。
【図8】かご体の他の一例を示す説明図である。
【図9】かご体の他の一例を示す説明図である。
【図10】かご体の他の一例を示す説明図である。
【図11】かご体の他の一例を示す説明図である。
【図12】かご体の他の一例を示す説明図である。
【図13】図12のかご体の形状が変化したときの状態
を示す説明図である。
【図14】本発明の処理液供給装置の一例を示す説明図
である。
【図15】食器かごに収納槽を二つ取り付けた例を示す
説明図である。
【図16】本発明の処理液供給装置の他の一例を示す説
明図である。
【図17】本発明の処理液供給装置の他の一例を示す説
明図である。
【符号の説明】 10 収納槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−291833(JP,A) 実開 平1−91467(JP,U) 実開 平2−134982(JP,U) 実開 平3−68881(JP,U) 実開 昭63−147194(JP,U) 実開 昭63−83164(JP,U) 特表 平4−506012(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/44 A47L 15/50 B01J 4/00 103

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理剤が所定濃度で含有された処理液を
    供給する処理液供給方法であって、透析膜を備えた収納
    槽内に処理剤を装填した後、上記収納槽内に希釈または
    溶解用の溶媒を導入し、上記処理剤を希釈または溶解し
    つつ上記透析膜を通過させて所定の処理剤濃度の処理液
    を調製し供給するようにしたことを特徴とする処理液供
    給方法。
  2. 【請求項2】 透析膜を備えた収納槽として、内外連通
    用の切り欠き部を有する金属製またはプラスチック製の
    かご体に、透析膜からなる袋体が内蔵されたものを用い
    るようにした請求項1記載の処理液供給方法。
  3. 【請求項3】 袋体として、その内部が少なくとも二室
    に区画されているものを用いるようにした請求項2記載
    の処理液供給方法。
  4. 【請求項4】 袋体として、複数の袋からなるものを用
    いるようにした請求項2または3記載の処理液供給方
    法。
  5. 【請求項5】 かご体として、形状記憶合金または形状
    記憶プラスチックからなるものを用いるようにした請求
    項2〜4のいずれか一項に記載の処理液供給方法。
  6. 【請求項6】 かご体として、それぞれの周壁面に切り
    欠き部が形成された大径筒状体と小径筒状体とを嵌合さ
    せたものを用い、両筒状体を周方向に相対的に回動させ
    ることにより、両筒状体の切り欠き部の重なりによって
    形成される開口面積を変え、供給する処理液の処理剤濃
    度を調整できるようにした請求項2〜5のいずれか一項
    に記載の処理液供給方法。
  7. 【請求項7】 処理剤として、乾燥仕上げ剤を用いるよ
    うにした請求項1〜6のいずれか一項に記載の処理液供
    給方法。
  8. 【請求項8】 処理剤が所定濃度で含有された処理液を
    供給する処理液供給装置であって、透析膜を備え透析膜
    と接した状態で処理剤が装填される収納槽と、上記処理
    剤を希釈または溶解するための溶媒を収納槽内に導入す
    る手段と、上記収納槽内で希釈または溶解され上記透析
    膜を通過した処理液を所定の部位に供給する手段とを備
    えたことを特徴とする処理液供給装置。
  9. 【請求項9】 収納槽が、内外連通用の切り欠き部を有
    する金属製またはプラスチック製のかご体に、透析膜か
    らなる袋体が内蔵されたものである請求項8記載の処理
    液供給装置。
  10. 【請求項10】 袋体が、その内部が少なくとも二室に
    区画されているものである請求項9記載の処理液供給装
    置。
  11. 【請求項11】 袋体が、複数の袋からなるものである
    請求項9または10記載の処理液供給装置。
  12. 【請求項12】 かご体が、形状記憶合金または形状記
    憶プラスチックからなるものである請求項9〜11のい
    ずれか一項に記載の処理液供給装置。
  13. 【請求項13】 かご体が、それぞれの周壁面に切り欠
    き部が形成された大径筒状体と小径筒状体とを嵌合させ
    たものであって、両筒状体を周方向に相対的に回動さ
    せ、両筒状体の切り欠き部の重なりによって形成される
    開口面積を変えることにより、供給する処理液の処理剤
    濃度を調整できるものである請求項9〜12のいずれか
    一項に記載の処理液供給装置。
  14. 【請求項14】 処理剤が、乾燥仕上げ剤である請求項
    8〜13のいずれか一項に記載の処理液供給装置。
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