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JP3572218B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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JP3572218B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄槽内の洗浄水を機外に排出するための排水ポンプを備えた食器洗浄機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、食器洗浄機にあっては、洗浄水を機外に排出するための排水ポンプとして、誘導電動機により一定回転数で運転されるものを用いることが一般的となっている。
【0003】
しかしながら、このように排水ポンプを常時において同じ回転数で運転する構成では、排水運転時の騒音が比較的大きくなる恐れがあり、特に、排水運転の末期(洗浄槽内の洗浄水が残り少なくなったとき、或いは洗浄水がなくなったとき)に、排水ポンプが空気を巻き込んで空転した状態(所謂エアガミ状態)になった場合には、その騒音が異常に大きくなることがあった。また、排水能力が一定であるため、例えば、排水運転時の騒音が大きくなることを許容した状態で排水所要時間を短縮する食器洗浄コース(つまり少々騒音が高くても短時間で食器洗浄を済ますことができる食器洗浄コース)、或いは騒音を抑制した食器洗浄コースなどを設定することが困難になり、これが食器洗浄機の多機能化を図る上での障害になるという事情もあった。
【0004】
さらに、食器洗浄機においては、洗浄槽内の洗浄水を食器に向けて吐出するための洗浄ポンプ用のインペラ及び上記排水ポンプ用のインペラを1個のモータで駆動する構成のポンプユニットを使用することが広く行われている。このような1モータ構成のポンプユニットを採用する場合には、モータの正回転時に洗浄ポンプが機能し且つ逆回転時に排水ポンプが機能するものであるが、非使用側のインペラは常に単なる回転抵抗として作用することになる。この場合、洗浄ポンプ及び排水ポンプの各インペラの大きさは、モータの正転・反転の使用頻度とは無関係に、一定回転数で必要能力を発揮できる状態に一義的に決められてしまうため、それらの回転ロスを低減できる最適な回転数及び形状に設定することが不可能であり、これがポンプ運転効率の低下原因になるという問題点もあった。しかも、排水ポンプの回転数が必要以上に大きくなることが避けられないため、排水運転の末期において前述したエアガミ状態が発生したときの騒音が異常に大きくなるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、排水騒音の低減や排水所要時間の短縮を必要に応じて実現可能になると共に多機能化を図ることもできるなどの効果を奏する食器洗浄機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、洗浄行程、すすぎ行程、加熱すすぎ行程、乾燥行程をこの順に実行する標準コース及びこの標準コースと同一の行程を運転騒音を抑制した状態で実行する静音コースが食器洗浄コースとして設定された食器洗浄機において、食器類を収納する洗浄槽と、この洗浄槽内に供給された洗浄水を前記収納食器類に向けて吐出するための洗浄ポンプと、前記洗浄槽内の洗浄水を機外に排出するための排水ポンプと、前記洗浄ポンプによる洗い運転及びすすぎ運転並びに前記排水ポンプによる排水運転などを制御するための制御手段と、排水ポンプを可変速駆動するための排水ポンプ駆動手段とを備えた上で、前記制御手段を、前記排水運転時に前記排水ポンプの回転数を前記排水ポンプ駆動手段を通じて変化させる回転数変更制御を行うと共に、その回転数変更制御の内容を実行される食器洗浄コースの種類に応じて変更する構成としたものである。
【0007】
この構成によれば、制御手段による制御プログラムを予め設定しておくことにより、排水運転時における排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて任意に変化させることが可能になる。これにより、排水運転時の騒音低下が要求されるときには、排水ポンプの回転数を低下させる制御を行うことにより当該要求に対処でき、また、排水運転時の騒音の増大を許容した状態で排水所要時間を短縮することが要求されるときには、排水ポンプの回転数を上昇させてその排水能力を高める制御を行うことにより当該要求に対処できるようになる。また、上述のような回転数変更制御の内容は、実行される食器洗浄コースの種類に応じて変更できることになるから、排水運転時の騒音を抑制した静音コース、或いはその騒音を許容した状態で排水所要時間を短縮した標準コースを設定できるなど、食器洗浄機の多機能化を図ることが可能になる。
【0013】
請求項記載の発明は、洗浄ポンプを可変速駆動するための洗浄ポンプ駆動手段を備えた上で、前記制御手段を、前記洗浄ポンプの回転数を前記洗浄ポンプ駆動手段を通じて変更する制御を行った場合に、その洗浄ポンプの回転数に連動して排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて変更する制御を行う構成としたものである。
この構成によれば、制御手段による制御プログラムを予め設定しておくことにより、洗い運転及びすすぎ運転を行うための洗浄ポンプの回転数も洗浄ポンプ駆動手段を通じて任意に変化させることが可能になると共に、排水ポンプの回転数を上記洗浄ポンプの回転数に連動させて最適な状態に自動的に変更できることになる。これにより、洗浄ポンプ及び排水ポンプの能力を、それぞれ最適な状態に容易に設定できるようになるから、排水運転時の騒音低減或いは排水所要時間の短縮と同時に、洗い運転及びすすぎ運転時の騒音低減や洗浄所要時間の短縮なども同時に実現可能になる。
【0015】
請求項記載の発明は、前記制御手段を、時計機能を内蔵した構成とすると共に、排水運転の実行時には、上記時計機能により得られる時刻情報に基づいて少なくとも排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて制御する構成としたものである。
この構成によれば、運転騒音が耳障りにならない時間帯と運転騒音が耳障りになる時間帯とで排水ポンプの回転数を変更する制御を自動的に行うことができるから、使用者サイドで排水ポンプの回転数を一々変更するという面倒な操作を省略できるようになる。
【0017】
請求項記載の発明は、前記制御手段を、排水ポンプの運転状態で他の負荷に同時通電される期間には、当該排水ポンプの回転数を低下させる制御を行う構成としたものである。
この構成によれば、消費電力のピーク値が抑制されるようになり、また、限られた電流容量の中で、他の負荷の通電状態と協調しながら排水ポンプの能力を最大限に発揮できるようになる。
【0019】
この構成によれば、1個のモータを設けるだけで済んで全体構成を簡略化できるようになる。また、そのモータの正回転時及び逆回転時の回転数をそれぞれ変えるだけで洗浄ポンプ及び排水ポンプの能力を容易に変更できるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1実施例について、図1ないし図5を参照して説明する。 まず、図2及び図3において、食器洗浄機の本体1の内部には洗浄槽2が設けられ、本体1の前部には、下部が本体1に支持された扉3が回動可能に設けられていて、洗浄槽2の前面がその扉3により開閉されるようになっている。洗浄槽2内の底部にはヒータ4が設けられ、また、洗浄槽2内の下部及び上部には、洗浄アーム5及び6が設けられており、これら洗浄アーム5、6のそれぞれの上方に食器かご7、8が引き出し可能に収納されている。
【0021】
洗浄槽2の底部前側の最深部は貯水部9とされ、この貯水部9の後側に洗浄ポンプ10と排水ポンプ11とが配設されている。この場合、これら洗浄ポンプ10と排水ポンプ11は、共通のポンプモータ12を駆動源としている。このポンプモータ12は、例えば直流ブラシレスモータにて構成されていて、インバータ回路13(図5参照:本発明でいう洗浄ポンプ駆動手段及び排水ポンプ駆動手段に相当)により可変速駆動されるようになっている。但し、ポンプモータ12としては、ブラシ付きの直流モータや誘導モータなどを利用することもできる。そして、このポンプモータ12は、正回転することにより洗浄ポンプ10を機能させ、逆回転することにより排水ポンプ11を機能させる構成となっている。
【0022】
具体的には、上記洗浄ポンプ10、排水ポンプ11及びポンプモータ12は図4に示すような構成となっている。この図4において、洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11は、それぞれのポンプケース10a及び11a内にインペラ10b及び11bを同軸状に配置すると共に、各インペラ10b及び11bをポンプモータ12の回転軸12aに連結した構造となっている。上記ポンプケース10aは、吸入口10cが前記貯水部9に接続部14を介して連通され、吐出口10dが前記洗浄アーム5、6の各吸入口(図示せず)に送水部15及び送水パイプ16を介して連通される。また、ポンプケース11aは、図示しない吸入口が前記貯水部9に接続パイプ17を介して連通され、吐出口が後述する排水ポンプ18に連通される。
【0023】
この場合、洗浄ポンプ10のインペラ10bは、ポンプモータ12の正回転時に、洗浄槽2内の洗浄水を貯水部9から接続部14を通じて吸入し、その吸入した洗浄水を送水部15及び送水パイプ16を通じて上記洗浄アーム5、6に圧送するようになっている。尚、上記洗浄アーム5、6は、洗浄ポンプ10から圧送されてくる洗浄水を、それぞれ図示しない噴出孔から食器かご7、8に収容された食器類に対して吐出するものである。また、排水ポンプ11のインペラ11bは、ポンプモータ12の逆回転時に、洗浄槽2内の洗浄水を貯水部9から接続パイプ17を通じて吸入し、その吸入した洗浄水を排水ホース18を通じて一旦揚水した後に機外へ排出するようになっている。
【0024】
洗浄槽2の底部の下面には、貯水部9から外れた部位に位置させてサーミスタから成る温度センサ19が設けられており、この温度センサ19により、洗浄槽2内の洗浄水の温度を検出するようにしている。また、洗浄槽2の下部の後側には、洗浄槽2内の水位を検出する水位検出手段として水位スイッチ20が設けられており、この水位スイッチ20は、接続パイプ20aを介して前記貯水部9の底部に設けられた孔部9aに連通されている。尚、水位スイッチ20としては、フロート式やエアトラップ式など多様な形式のものを利用できる。
【0025】
洗浄槽2の後部には給水弁21が設けられ、この給水弁21に給水ホース22が接続されていて、図示しない水道の水が、給水ホース22及び給水弁21を介して洗浄槽2内に洗浄水として供給されるようになっている。また、洗浄槽2の背部には送風機23及び送風ダクト24が配設され、洗浄槽2の上方部には吸気ダクト25及び排気ダクト26が配設されている。送風機23は、ファンモータ27と、これにより回転されるファン28とを備えていて、このファン28の送風作用により、機外の空気が吸気ダクト25を通じ吸入されて送風ダクト24を通じて洗浄槽2内に供給されると共に、洗浄槽2内の空気が排気ダクト26を通じて機外へ排出されるようになっている。
【0026】
前記扉3の前面上部には、図3に示すように、扉ロックレバー29及び操作パネル30が設けられている。このうち、扉ロックレバー29は、閉鎖した扉3をロックするためのもので、図示位置がロック位置であり、この位置から左側へ回動操作することによりそのロックが解除されるようになっている。操作パネル30には、スタートスイッチなどから成るスイッチ入力部31、LEDから成る表示部32などが設けられている。また、操作パネル30の背部には、前記インバータ回路13と共に本発明でいう制御手段を構成する制御装置33(図2、図5参照)が設けられている。
【0027】
制御装置33は、食器洗浄機の作動全般を制御するもので、マイクロコンピュータを主体に構成されている。この制御装置33には、図5に示すように、操作パネル30のスイッチ入力部31、水位スイッチ20、扉3の開閉に応動する扉スイッチ34及び温度センサ19などからの信号が入力されるようになっている。そして、制御装置33は、それらの入力信号及び予め設定された制御プログラムに基づいて、表示部32、ブザー35、給水弁21、ヒータ4、ファンモータ27などを駆動回路36を介して制御すると共に、前記ポンプモータ12をインバータ回路13を介して制御する。
【0028】
次に、上記構成の作用を説明する。
食器類を洗浄する場合には、使用者は、まず、扉3を開放した状態で、洗浄する食器類を上下の各食器かご7、8に収容し、これらを洗浄槽2内に収納すると共に、扉3の所定部位に設けられた洗剤投入装置(図示せず)に洗剤を収容しておく。そして、扉3を閉鎖した状態で、操作パネル30におけるスイッチ入力部31のスタートスイッチを操作すると、制御装置33は、予め設定された制御プログラムに基づいて運転を実行する。尚、上記洗剤投入装置は、例えば、洗浄槽2内への洗浄水の給水動作或いは洗浄行程の開始に連動して洗浄槽2内へ洗剤を自動的に投入する構成となっている。
【0029】
図1には、洗浄行程、2回のすすぎ行程、加熱すすぎ行程、乾燥行程をこの順に実行する標準コースにおけるタイムチャートが、洗浄槽2内の洗浄水の温度変化状態やポンプモータ12の回転数などと共に示されている。この図1において、斜線帯部分が各機器の動作状態を示している。但し、図1の時間軸は、各行程の所要時間を正確に反映させたものではない。
【0030】
運転が開始されると、最初に洗浄行程が実行される。この洗浄行程では、まず、給水弁21を開放動作させて洗浄槽2内に水道水を洗浄水として供給するという給水運転が行われる。洗浄槽2内に洗浄水が供給されると、その水が洗浄槽2内に貯留され、洗浄槽2内の水位が次第に上昇する。そして、洗浄槽2内の水位が予め設定された設定水位H(図2参照)に達すると、これが水位スイッチ20により検出され、その検出出力に基づき制御装置33は給水弁21を閉鎖動作させて給水運転を停止する。
【0031】
この給水運転の終了後に行われる洗い運転時には、ヒータ4に通電して加熱動作させると共に、ポンプモータ12をインバータ回路13を通じて正回転させて洗浄ポンプ10を運転させるものである。このとき、ポンプモータ12の回転数は、例えば3000rpm となるように制御される。
【0032】
このように洗浄ポンプ10が運転されると、洗浄槽2内の洗浄水が貯水部9から洗浄ポンプ10に吸入され、その吸入された洗浄水が、送水部15及び送水パイプ16を通じて洗浄アーム5、6に圧送され、これら洗浄アーム5、6の噴出孔から食器かご7、8に収容された食器類に向けて吐出される。この場合、ヒータ4の加熱動作により、洗浄水が加熱されて温度が上昇するが、この洗浄水の温度は温度センサ19による検出温度に基づいて60℃となるように制御される。そして、制御装置33は、洗い運転開始後に設定時間(例えば15分)が経過したときには、ポンプモータ12を断電して洗浄ポンプ10の運転を停止すると共にヒータ4を断電するものであり、これにより洗い運転が終了される。尚、上記洗い運転のための設定時間は、洗浄水の初期温度に応じて長短変化させる構成としても良い。
【0033】
制御装置33は、洗い運転の終了後には、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転を所定の停止期間(例えば10秒)を挟んで順次実行するものであるが、このような一連の排水運転期間においては、その最終段階(2回目排水運転時)において排水ポンプ11の回転数をインバータ回路13を通じて変化させるという回転数変更制御を行う。
【0034】
具体的には、1回目排水運転時には、ポンプモータ12を2000rpm で逆回転させて排水ポンプ11を所定時間(例えば40秒程度)だけ運転することにより、洗浄槽2内の洗浄水を機外へ排出する動作を行う。給水及び給排水運転時には、給水弁21を開放動作させた後に所定の遅れ時間(例えば5秒)が経過した時点から、その給水弁21の開放状態を保持したまま、ポンプモータ12を同じく2000rpm で逆回転させて排水ポンプ11を所定時間(例えば5秒)だけ運転することにより、洗浄槽2内の洗浄水を機外へ排出する動作を行う(給水弁21の開放動作時間は10秒)。また、排水運転の最終段階である2回目排水運転時には、ポンプモータ12の逆回転数を2500rpm に上げ(回転数変更制御)、この状態で排水ポンプ11を所定時間(例えば15秒)だけ運転して洗浄槽2内の洗浄水を機外に排出する動作を行う。
【0035】
以上のようにして洗浄行程が終了すると、2回のすすぎ行程が順次実行される。各すすぎ行程では、給水運転が行われた後に、すすぎ運転、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転が所定の停止期間を挟んで順次行われる。この場合、給水運転、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転は、前記洗浄行程の場合と同様に行われる。また、上記すすぎ運転時には、ポンプモータ12をインバータ回路13を通じて3000rpm で正回転させて洗浄ポンプを所定時間(例えば1分)だけ運転するものである。
【0036】
上記のようにして2回のすすぎ行程が実行された後には、加熱すすぎ行程が実行される。
この加熱すすぎ行程では、まず、給水弁21を開放動作させて洗浄槽2内に水道水を洗浄水として供給するという給水運転を行った後に、ヒータ4を通電して洗浄水を加熱しながら、ポンプモータ12を3000rpm で正回転させて洗浄ポンプ10を運転する。このように洗浄水が加熱されるのに応じて、食器類のすすぎが効率良く行われると共に、当該食器類が暖められてその後の乾燥行程での乾燥効率の向上が図られるようになる。
【0037】
この場合、制御装置33は、洗浄水の温度が例えば70℃まで上昇したことが温度センサ19により検出された時点で、ポンプモータ12を断電して洗浄ポンプ10を運転停止する共に、ヒータ4を断電するものであり、これにより加熱すすぎ運転が終了される。尚、この加熱すすぎ運転の終了時期を時間制御により行うことも可能である。この後に行われる排水運転時には、ポンプモータ12を2500rpm で逆回転させて排水ポンプ11を所定時間(例えば40秒程度)だけ運転することにより、洗浄槽2内の洗浄水を機外へ排出する動作を行う。
【0038】
上記のような加熱すすぎ行程が終了した後に行われる乾燥行程では、制御装置33は、ヒータ4を周期的に断続しながら、送風機23のファンモータ27を連続運転して洗浄槽2内に送風し、以て食器類を乾燥させるという乾燥運転を実行する。このような乾燥行程は約20分間行われるものであり、最終的に乾燥行程が終了すると、表示部32及びブザー35により、運転が終了したことが報知される。
【0039】
上記した第1実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施例の構成によれば、排水運転時における排水ポンプ11の回転数をインバータ回路13を通じて任意に変化させることが可能になる。具体的には、本実施例では、洗浄行程及び2回のすすぎ行程における1回目排水運転時、給排水運転時において排水ポンプ11の回転数を2000rpm に制御しているが、洗浄行程及び2回のすすぎ行程における2回目排水運転時並びに加熱すすぎ行程における排水運転時において排水ポンプ11の回転数を2500rpm に制御する構成としており、これにより各行程での最終的な排水運転時の排水能力を高めることができ、洗浄水を機外へ確実に排出できるようになる。勿論、排水運転時の騒音を低くすることが要求されるときには、排水ポンプ11の回転数を低下させる制御を行うことにより当該要求に対処できるようになり、また、排水運転時の騒音の増大を許容した状態で排水所要時間を短縮することが要求されるときには、排水ポンプ11の回転数をさらに上昇させてその排水能力を高める制御を行うことにより当該要求に対処できるようになる。
【0040】
本実施例においては、各行程での洗い運転やすすぎ運転などを行うための洗浄ポンプ10と、各行程での排水運転を行うための排水ポンプ11は、異なる回転数で運転されることになる。これにより、洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11の能力を、それぞれ最適な状態に容易に設定できるようになるから、洗い運転時やすすぎ運転時における洗浄性能が不足気味になることを未然に防止できて、洗浄所要時間の短縮を実現可能になる。この場合、洗浄ポンプ10を動作させるポンプモータ12を直流ブラシレスモータにて構成すると共に、インバータ回路13を介して可変速制御するようにしているので、そのポンプモータ12の回転数、ひいては洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11の能力をきわめて容易に制御できるようなり、また、洗浄水の温度をヒータ4への通電によって高めた状態で洗い運転及び加熱すすぎ運転を実行するようにしたから、食器類の洗浄効率及びすすぎ効率が向上するようになる。勿論、商用交流電源の周波数の違いを考慮する必要がなくなるから、製品展開する上で便利になる。
【0041】
本実施例では、洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11を、可変速制御される同一のポンプモータ12により回転駆動されるインペラ10b及び11bをそれぞれ備えた構成とし、各インペラ10b及び11bを、ポンプモータ12の正回転時に洗浄ポンプ10が機能し且つ逆回転時に排水ポンプ11が機能する形状に構成した上で、ポンプモータ12を、正回転時(つまり洗浄ポンプ10が機能するとき)の回転数が逆回転時(つまり排水ポンプ11が機能するとき)とで異なる回転数となるように制御する構成としている。このため、各インペラ10及び11bの回転数及び大きさは、ポンプモータ12の正転・反転の使用頻度などを考慮して、それぞれに最適な回転数及び形状に設定することが可能となり、結果的にポンプ運転効率を向上させ得るようになる。
【0042】
さらに、上記のような構成によれば、1個のポンプモータ12を設けるだけで済んで全体構成を簡略化できるようになると共に、そのポンプモータ12の正回転時及び逆回転時の回転数をそれぞれ変えるだけで洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11の能力を容易に変更できるようになるから、食器洗浄機の設計及び製造を行う上できわめて有用になる。
【0043】
また、一般的に、洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11を同一のモータで同一回転数にて運転する場合には、排水ポンプ11を必要以上の能力で運転することになって運転騒音が大きくなる欠点があるが、上記構成によれば斯様な欠点を効果的に解消できるようになる。しかも、このように洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11を同一回転数にて運転する場合、ポンプモータ12の逆回転時(排水ポンプ11が機能するとき)には、洗浄ポンプ10側のインペラ10bが空転して当該洗浄ポンプ10側で空気を巻き込むことによる騒音増大現象が発生するが、本実施例では、ポンプモータ12の逆回転時の回転数が相対的に小さい状態とされるから、上記のような騒音増大現象を抑制できて、この面からも運転騒音の低減を図り得るようになる。一方、ポンプモータ12の正回転時(洗浄ポンプ10が機能するとき)には、排水ポンプ11側のインペラ11bが洗浄水中で回転された状態となって回転抵抗として作用するため、これがポンプモータ12の効率悪化や温度上昇或いは騒音増大の原因となる恐れがあるが、ポンプモータ12を比較的高い回転数で逆回転させる構成とすれば、インペラ11bを小型化することが可能になるから、上記のような恐れを解消できるようになる。
【0044】
本実施例は、一連の排水運転の最終段階、つまり2回目排水運転時には、排水ポンプ11を所定時間(10秒)だけ停止させた後に、その排水ポンプ11を常時より高い回転数(2500rpm )で所定時間(15秒)だけ運転するという回転数変更制御を行う構成にも特徴を有する。この構成によれば、排水ポンプ11が所定時間だけ停止された期間に洗浄水中のゴミなどが洗浄槽2の底部に沈殿するようになり、この後において排水ポンプ11が常時より高い回転数で回転されるから、上記のように沈殿したゴミが機外に勢い良く排出されるようになって、洗浄槽2内にゴミが残置される可能性が低くなる。
【0045】
この場合、上記のような回転数変更制御の開始時期は、実質的に1回目排水運転の開始時点からの経過時間に基づいて決定する構成となっているから、当該回転数変更制御の開始時期の制御を、制御装置33に設定する制御プログラムにより簡易に行うことができる。尚、制御装置33は、上記回転数変更制御の開始時期を前記水位スイッチ20による検出水位に基づいて決定する構成としても良く、この構成によれば、回転数変更制御の開始時期を洗浄槽2内の水位に応じて正確に制御できるようになる。
【0046】
(第2の実施の形態)
図6には本発明の第2実施例が示されており、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ説明する。
この第2実施例では、制御装置33が実行する食器洗浄コースとして、前記図1に示した標準コースと、図6に示すような静音コースとの2種類が設定されるものである(図6の時間軸も、図1と同様に各行程の所要時間を正確に反映させたものではない)。このような食器洗浄コースの選択操作は、操作パネル30のスイッチ入力部31により行うものであるが、以下のようなコース選択動作が自動的に行われる構成としても良い。即ち、例えば、食器洗浄機周囲の騒音レベル(暗騒音レベル)を測定する測定手段を設け、制御装置33は、その測定手段により測定される騒音レベルが設定レベルより低い場合に静音コースを選択し、これ以外の場合に標準コースを選択するという動作を行う構成とする。或いは、制御装置33に時計機能を内蔵した構成とした上で、その時計機能により得られる時刻情報に基づいて例えば23時〜7時の時間帯は静音コースを選択し、7時〜23時の時間帯は標準コースを選択するという動作を行う構成とする。
【0047】
しかして、以下においては図6に示した静音コースの内容について説明する。この静音コースにおいても、その運転が開始されると、最初に洗浄行程が標準コースと同様に実行される。この洗浄行程での給水運転の終了後に行われる洗い運転時には、ヒータ4に通電して加熱動作させると共に、ポンプモータ12をインバータ回路13を通じて正回転させて洗浄ポンプ10を運転させるものである。このとき、ポンプモータ12の回転数は、標準コースの場合より低い例えば2200rpm となるように制御される。
【0048】
このように洗浄ポンプ10が運転されると、洗浄槽2内の洗浄水が洗浄アーム5、6の噴出孔から食器かご7、8に収容された食器類に向けて吐出されるようになり、また、洗浄水の温度は、ヒータ4及び温度センサ19によって60℃となるように制御される。そして、制御装置33は、洗い運転開始後に設定時間(標準コースの場合より長い例えば25分)が経過したときには、ポンプモータ12を断電して洗浄ポンプ10の運転を停止すると共にヒータ4を断電するものであり、これにより洗い運転が終了される。
【0049】
制御装置33は、洗い運転の終了後には、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転を所定の停止期間(例えば10秒)を挟んで順次実行するものである。この場合、1回目排水運転、給水及び給排水運転は、標準コースと同様に行われるが、回転数変更制御が行われる2回目排水運転時には、ポンプモータ12の回転数をインバータ回路13を通じて1800rpm に下げた状態で逆回転させて排水ポンプ11を所定時間(標準コースの場合より長い例えば30秒)だけ運転するものであり、これにより洗浄槽2内の洗浄水を機外に排出する動作を行う。
【0050】
以上のようにして洗浄行程が終了すると、2回のすすぎ行程が順次実行される。各すすぎ行程では、給水運転が行われた後に、すすぎ運転、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転が所定の停止期間を挟んで順次行われる。この場合、給水運転、1回目排水運転、給水及び給排水運転、2回目排水運転は、前記洗浄行程の場合と同様に行われる。また、上記すすぎ運転時には、ポンプモータ12をインバータ回路13を通じて標準コースの場合(3000rpm )より低い2200rpm で正回転させて洗浄ポンプを所定時間(標準コースの場合より長い例えば2分)だけ運転するものである。
【0051】
上記のようにして2回のすすぎ行程が実行された後には、加熱すすぎ行程が実行される。
この加熱すすぎ行程では、まず、給水弁21を開放動作させて給水運転を行った後に、ヒータ4を通電して洗浄水を加熱しながら、ポンプモータ12を標準コースの場合(3000rpm )より低い2200rpm で正回転させて洗浄ポンプ10を運転する。この場合、ヒータ4の加熱動作により、洗浄水が加熱されて温度が上昇するが、この洗浄水の温度は温度センサ19による検出温度に基づいて60℃となるように制御される。そして、制御装置33は、加熱すすぎ運転開始後に設定時間(例えば25分)が経過したときには、ポンプモータ12を断電して洗浄ポンプ10の運転を停止すると共にヒータ4を断電するものであり、これにより加熱すすぎ運転が終了される。この後に行われる排水運転時には、ポンプモータ12を2000rpm で逆回転させた状態を所定時間(例えば30秒)だけ保持した後に、ポンプモータ12の逆回転数を1800rpm に下げるという回転数変更制御を行い、この後に所定時間(例えば30秒程度)経過したときに、当該ポンプモータ12を断電するものであり、これにより排水運転が終了される。このようにして加熱すすぎ行程が終了した後には、標準コースと同様の乾燥行程が実行される。
【0052】
上記した第2実施例によれば、洗い及びすすぎ運転時の騒音並びに排水運転時の騒音を抑制した食器洗浄コースである静音コース、或いはその騒音を許容した状態で洗い及びすすぎ所要時間並びに排水所要時間を短縮した食器洗浄コースである標準コースの何れかを選択的に実行できるものであり、これにより食器洗浄機の多機能化を図ることが可能になる。尚、本実施例のような静音コースでは、標準コースに比べて5dB(A)程度の騒音低減効果が得られた。
【0053】
また、静音コースが選択されたときには、洗浄ポンプ10の回転数が標準コースにおける回転数より低下される制御がインバータ回路13を通じて行われるが、斯様な制御を行った場合には、その洗浄ポンプ10の回転数に連動して最終段階での排水運転(洗浄行程及びすすぎ行程での2回目排水運転、並びに加熱すすぎ行程での排水運転)を行うときの排水ポンプ11の回転数も1800rpm まで低下されるから、騒音を抑制する上で有効になる。しかも、このように排水ポンプ11の回転数が低下される場合には、排水運転の末期において所謂エアガミ状態が発生したときの騒音を抑制できるようになる利点がある。
【0054】
本実施例では、上記のように排水ポンプ11の回転数をインバータ回路13を通じて低下させる制御を行う際には、当該排水ポンプ11の運転時間を延長する制御が同時に行われる構成となっているから、排水ポンプ11の回転数低下に応じて排水能力が低下した分だけ排水運転時間が延長されることになり、排水が不十分になる恐れがなくなる。
【0055】
さらに、食器洗浄機周囲の騒音レベルを測定する測定手段を設け、この測定手段により測定される騒音レベルに基づいて食器洗浄コースの選択動作を自動的に行う構成とした場合には、周囲の騒音(暗騒音)が小さい状態時、つまり洗浄ポンプ10や排水ポンプ11の運転音が相対的に大きく聞こえる状態時には、それらの回転数が自動的に低下されて運転音が小さくなるから、実際の使用上において有益となる。また、制御装置33に時計機能を内蔵した構成とした上で、その時計機能により得られる時刻情報に基づいて食器洗浄コースの選択動作を自動的に行う構成とした場合には、運転騒音が耳障りにならない時間帯(例えば7時〜23時)と運転騒音が耳障りになる時間帯(例えば23時〜7時)とで洗浄ポンプ10や排水ポンプ11の回転数を変更する制御を自動的に行うことができるから、使用者サイドでそれらの回転数を一々変更するという面倒な操作を省略できるようになる。
【0056】
(第3の実施の形態)
図7には本発明の第3実施例が示されており、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ説明する。
この第3実施例では、制御装置33は、図7に示すように、加熱すすぎ行程の最終段階で行われる排水運転が終了する前の時点で、ヒータ4に通電して乾燥行程を開始する構成となっている。具体的には、加熱すすぎ行程の最終段階で排水ポンプ11を2500rpm で回転させる排水運転を開始した後に例えば20秒が経過した時点で、乾燥行程のためにヒータ4に通電開始する構成としている。この通電開始時期は、排水運転の進行に応じてヒータ4が洗浄水から露出するタイミングを見計らったものであり、従って、当該通電開始時期を水位スイッチ20の検出水位により決定する構成を採用することも可能である。
【0057】
制御装置33は、排水ポンプ11の運転状態でヒータ4に通電した状態を例えば20秒継続させた後に、一旦ヒータ4を例えば15秒だけ断電し、この断電期間が経過したときに、排水ポンプ11の運転を停止すると共にヒータ4に対する通電を再開する構成となっている。この場合、排水ポンプ11の運転状態で他の負荷であるヒータ4に同時通電される期間には、当該排水ポンプ11の回転数を例えば2000rpm まで低下させる制御を行い、ヒータ4が一時的に断電された期間には、その回転数を2500rpm に戻す制御を行う。尚、排水ポンプ11が2000rpm で運転されるときには、これに伴う消費電力が280W程度から200W程度まで低減するものである。
【0058】
これにより、本実施例によれば、消費電力のピーク値が抑制されるようになり、また、限られた電流容量の中で、ヒータ4の通電状態と協調しながら排水ポンプ11の能力を最大限に発揮できるようになる。また、加熱すすぎ行程と乾燥行程とがオーバーラップした状態で行われるから、その分だけ所要時間を短縮できるようになる。
【0059】
(その他の実施の形態)
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
洗浄ポンプ10の可変速運転を行うための洗浄ポンプ駆動手段及び排水ポンプ11の可変速運転を行うための排水ポンプ駆動手段として、可変周波数電源であるインバータ回路13を用いる構成としたが、位相制御方式或いは電源波形の間引き制御を行う装置などを用いる構成としても良い。洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11を同一のポンプモータ12で回転させる1モータ方式としたが、各ポンプ10及び11を専用のポンプモータで運転する構成としても良い。洗い運転時における洗浄ポンプ10の回転数及び排水運転時における排水ポンプ11の回転数は、本発明の目的を達成できる範囲であれば、上記した各実施例のような数値に限定されるものでないことは勿論である。第2実施例では、食器洗浄コースとして標準コース及び静音コースの2種類を設定する構成としたが、洗浄ポンプ10及び排水ポンプ11の回転数を標準コースよりさらに高めることによって、所要時間を一段と短縮した食器洗浄コースを設定することもできる。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明によって明なように、本発明によれば以下に述べるような効果を奏することができる。
請求項1記載の食器洗浄機によれば、排水運転時に排水ポンプの回転数を変化させる回転数変更制御を行う構成としたから、排水騒音の低減や排水所要時間の短縮などを必要に応じて実現可能になるものである。また、上述のような回転数変更制御の内容を、実行される食器洗浄コースの種類に応じて変更する構成としたから、食器洗浄機の多機能化を図ることが可能になるものである。
【0066】
請求項記載の食器洗浄機によれば、排水ポンプの回転数の他に、洗い運転及びすすぎ運転を行うための洗浄ポンプの回転数も洗浄ポンプ駆動手段を通じて任意に変化させ得る構成としたから、洗浄ポンプ及び排水ポンプの能力を、それぞれ最適な状態に容易に設定できるようになって、排水運転時の騒音低減或いは排水所要時間の短縮と同時に、洗い運転及びすすぎ運転時の騒音低減や洗浄所要時間の短縮なども同時に実現可能になる。
【0068】
請求項記載の食器洗浄機によれば、制御手段に内蔵した時計機能により得られる時刻情報に基づいて少なくとも排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて制御する構成としたから、運転騒音が耳障りにならない時間帯と運転騒音が耳障りになる時間帯とで排水ポンプの回転数を変更する制御を自動的に行うことができて、使用者サイドで排水ポンプの回転数を一々変更するという面倒な操作を省略できるようになる。
【0070】
請求項記載の食器洗浄機によれば、排水ポンプの運転状態で他の負荷に同時通電される期間には、当該排水ポンプの回転数を低下させる制御を行う構成としたから、消費電力のピーク値が抑制されるようになり、また、限られた電流容量の中で、他の負荷の通電状態と協調しながら排水ポンプの能力を最大限に発揮できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するためのもので、食器洗浄のための行程の内容を洗浄水の温度変化特性やポンプモータの回転数などと共に示すタイミングチャート
【図2】縦断側面図
【図3】外観斜視図
【図4】ポンプ構造を示す縦断側面図
【図5】電気的構成を概略的に示す機能ブロック図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す要部のタイミングチャート
【符号の説明】
2は洗浄槽、4はヒータ、5、6は洗浄アーム、7、8は食器かご、10は洗浄ポンプ、10bはインペラ、11は排水ポンプ、11bはインペラ、12はポンプモータ、13はインバータ回路(洗浄ポンプ駆動手段、排水ポンプ駆動手段)、19は温度センサ、20は水位スイッチ(水位検出手段)、21は給水弁、30は操作パネル、31はスイッチ入力部、32は表示部、33は制御装置(制御手段)を示す。

Claims (4)

  1. 洗浄行程、すすぎ行程、加熱すすぎ行程、乾燥行程をこの順に実行する標準コース及びこの標準コースと同一の行程を運転騒音を抑制した状態で実行する静音コースが食器洗浄コースとして設定された食器洗浄機において、
    食器類を収納する洗浄槽と、
    この洗浄槽内に供給された洗浄水を前記収納食器類に向けて吐出するための洗浄ポンプと、
    前記洗浄槽内の洗浄水を機外に排出するための排水ポンプと、
    前記洗浄ポンプによる洗い運転及びすすぎ運転並びに前記排水ポンプによる排水運転などを制御するための制御手段と、
    前記排水ポンプを可変速駆動するための排水ポンプ駆動手段とを備え、
    前記制御手段は、前記排水運転時に前記排水ポンプの回転数を前記排水ポンプ駆動手段を通じて変化させる回転数変更制御を行うと共に、その回転数変更制御の内容を実行される食器洗浄コースの種類に応じて変更することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 洗浄ポンプを可変速駆動するための洗浄ポンプ駆動手段を備え、
    制御手段は、前記洗浄ポンプの回転数を前記洗浄ポンプ駆動手段を通じて変更する制御を行った場合に、その洗浄ポンプの回転数に連動して排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて変更する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  3. 制御手段は、時計機能を内蔵した構成とされると共に、排水運転の実行時には、上記時計機能により得られる時刻情報に基づいて少なくとも排水ポンプの回転数を排水ポンプ駆動手段を通じて制御することを特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 制御手段は、排水ポンプの運転状態で他の負荷に同時通電される期間には、当該排水ポンプの回転数を低下させる制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の食器洗浄機。
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