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JP3608728B2 - 廃棄物処理設備 - Google Patents
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JP3608728B2 - 廃棄物処理設備 - Google Patents

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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミ等の廃棄物を発酵分解して堆肥化したり減容乃至消滅させたりする廃棄物処理設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生ゴミ等廃棄物を発酵分解して堆肥化したり減容乃至消滅させる方法は種々提案されているが、1日当たり大量に発生する生ゴミ等廃棄物を長期にわたって継続的且つ良好に発酵分解させることは至難の業であって、未だに実用的なシステムは提案されていないのが実状である。
【0003】
即ち、生ゴミ等廃棄物を発酵分解させる場合に重要なことは、特殊な微生物を使用することではなく、被処理物のC/N比、水分、及び通気性が的確に且つ継続的に調整されていることであり、これらが完全に調整された環境が維持されるならば、自然に有効な微生物が大量に繁殖して被処理物が腐敗することなく良好に発酵分解し、堆肥化や減容乃至消滅させることが出来るのである。
【0004】
しかしながら周知の従来設備では、大量に且つ継続的に発生する生ゴミ等廃棄物、即ち、被処理物を、そのC/N比、水分、及び通気性が的確に且つ継続的に調整された状態で効率良く発酵分解処理することが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る廃棄物処理設備を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、廃棄物とC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材とから成る被処理物を種類別に収容する複数のホッパー1A〜1Fと、撹拌装置3と、前記ホッパー1A〜1F内の被処理物を所要量取り出して前記撹拌装置3へ供給する供給装置7と、前記撹拌装置3で撹拌された被処理物が収容されるパレットPと、当該パレットPが被処理物の発酵分解処理の為に保管される棚16と入出庫装置17とを備えた自動倉庫14と、当該自動倉庫14との間でパレットPを入出庫し得るパレット内被処理物の切り返し装置20と、所定の発酵分解処理期間が経過して前記自動倉庫14から出庫されたパレットP内の処理物を搬出する処理物搬出ライン28とを備えた廃棄物処理設備において、前記供給装置7が、各ホッパー1A〜1Fに設けられた繰出手段8と、搬送用コンテナ9と、各ホッパー1A〜1Fの内、撹拌装置3に直接被処理物を供給出来ないホッパー1A〜1Dに対する受入位置1a〜1dと前記撹拌装置3への搬出位置3aとで前記コンテナ9を停止させ得るコンテナ循環搬送用コンベヤ11と、搬出位置3aで停止したコンテナ9内の被処理物を前記撹拌装置3へ移す移載手段12とから成る構成となっている。
【0006】
上記の本発明を実施するについて、具体的には、前記ホッパー1A〜1Fは、継続的且つ大量に収集される主たる廃棄物用と、当該主たる廃棄物に混合してC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材用とに分けることが出来る。又、前記撹拌装置3には、前記副資材の混合では調整しきれない不足水分を補給して水分調整を図る為の給水手段4を併設することが出来る。
【0007】
又、前記ホッパー1A〜1Fの内、他の被処理物と比較して比重が小さく且つ添加量の多い被処理物を収容するホッパー1E,1Fは、前記繰出手段8を介して前記撹拌装置3へ被処理物を直接供給するように配設することが出来る。
【0008】
更に、生ゴミ等廃棄物の堆肥化処理に本発明設備を使用するときは、前記処理物搬出ライン28には、搬出される処理物内の異物を篩い分ける異物篩い分け装置29を介装することが出来る。若し、本発明設備が生ゴミ等廃棄物の減容乃至消滅処理に使用されるときは、前記処理物搬出ライン28は、前記撹拌装置3へ処理物を戻す処理物戻し経路30によって構成することが出来る。勿論、前記処理物搬出ライン28に、前記撹拌装置3へ処理物を戻す処理物戻し経路30を分岐併設して、堆肥化処理の場合でも、必要に応じてその処理物を副資材として再利用出来るようにすることも可能である。
【0009】
又、前記切り返し装置20から排出される被処理物を受け入れる空パレットPを支持する再入庫用パレット支持部21を設け、前記切り返し装置20から排出される被処理物を前記再入庫用パレット支持部21に支持された空パレットPに充填する戻し経路27aと前記処理物搬出ライン28へ送り出す搬出経路27bとを択一的に選択出来る搬送手段27を併設することが出来る。更に、前記切り返し装置20から排出される被処理物を受け入れる空パレットPを支持する再入庫用パレット支持部21と、当該再入庫用パレット支持部21に近い位置で再入庫されるパレットPを仮置きする為の仮置用パレット支持部22とを設けることが出来る。この場合、前記仮置用パレット支持部22に、支持されたパレットP内の被処理物に対し挿入抜出自在な被処理物性状検査用センサー23aを併設したり、支持されたパレットP内の被処理物の重量を判別するために当該パレットPの総重量を検出する重量検出用センサー23b等を併設することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の廃棄物処理設備の好適実施形態を図1〜図3に基づいて説明すると、図1に於いて、1A〜1Fはホッパーであって、収集された廃棄物等を種類別に分けて収容するものであり、それぞれロードセル等の重量検出用センサー2を介して支持されている。3は廃棄物等を混合する撹拌装置であり、回転駆動される撹拌翼等の撹拌手段と、不足水分を補充する為の散水管等の給水手段4、及び水分センサー5を備えており、ロードセル等の重量検出用センサー6を介して支持されている。前記ホッパー1A〜1Fの内、比重の小さい廃棄物な等の貯蔵用ホッパー1E,1Fは、撹拌装置3に収容物を直接供給出来るように撹拌装置3の真上に配設されている。
【0011】
7は供給装置であって、各ホッパー1A〜1Fの排出口に設けられた繰出手段8と、廃棄物等を収容する搬送用コンテナ9と、撹拌装置3に直接収容物を供給出来ない廃棄物等貯蔵用ホッパー1A〜1Dに対する受入位置1a〜1dと前記撹拌装置3への廃棄物等搬出位置3aとで前記コンテナ9を停止させ得ると共に、コンテナストレージエリア10を備えたコンテナ循環搬送用コンベヤ11と、廃棄物等搬出位置3aで停止したコンテナ9内の廃棄物等を前記撹拌装置3へ移す移載手段12とから構成されている。尚、コンテナ循環搬送用コンベヤ11は、水平面上の循環経路を有するものであるが、図はこれを模式的に示している。前記移載手段12は、廃棄物等搬出位置3aで停止したコンテナ9を把持手段12aで把持して上昇すると共に上昇限でコンテナ9を反転させ、収容している廃棄物等を撹拌装置3内へ放出させた後、空のコンテナ9を元の廃棄物等搬出位置3aに戻すものであるが、廃棄物等搬出位置3aと撹拌装置3との相対位置関係等に応じて他の異なる構成の移載手段を使用しても良い。
【0012】
撹拌装置3で混合された被処理物は、搬送手段13により、図2に示す自動倉庫14の入庫用パレット支持部15に支持された空のパレットPに充填される。自動倉庫14は、倉庫設備として一般に知られているもので、パレットPを支持するパレット支持部16aを立体的に備えた棚16と、当該棚16に沿って走行可能な入出庫装置17とから成り、入出庫装置17は、昇降自在なキャレッジ18上にランニングフォーク等のパレット移載手段19を設けたものである。
【0013】
上記の自動倉庫14内には、前記入庫用パレット支持部15の他に、図3に示すように、切り返し装置20、再入庫用パレット支持部21、及び仮置き用パレット支持部22が設けられている。これら切り返し装置20、再入庫用パレット支持部21、及び仮置き用パレット支持部22は、前記入出庫装置17のパレット移載手段19を利用してパレットPをキャレッジ18との間で移載し得るように、棚16内の一部等を利用して、入出庫装置17の走行経路の一端側部に配設されている。尚、仮置き用パレット支持部22は、再入庫用パレット支持部21の近くの位置に設けられるものであって、例えば棚16が入出庫装置17の走行経路の左右両側に並設されている一般的な構成の場合、当該入出庫装置17の走行経路の左右両側で同一レベルに再入庫用パレット支持部21と仮置き用パレット支持部22とを振り分け並設することが出来る。又、仮置き用パレット支持部22には、支持されたパレットP内の被処理物に対し挿入抜出自在な性状検査用センサー(例えば温度センサーや水分センサー、又はこれら両者)23aや支持されたパレットPの総重量を検出する為のロードセル等の重量検出用センサー23b等が併設されている。24は検査用センサー23aを昇降駆動するシリンダーユニットである。
【0014】
切り返し装置20は、入出庫装置17で出庫されたパレットPを把持して略180度反転させることにより被処理物を排出させるパレット反転手段25と、排出された被処理物を受け入れる被処理物ホッパー26とを備えたもので、被処理物を排出して空になったパレットPは、入出庫装置17により再入庫用パレット支持部21に移載することが出来る。前記被処理物ホッパー26には、当該ホッパー26から排出される被処理物を前記再入庫用パレット支持部21に支持された空のパレットPに充填する戻し経路27aと処理物搬出ライン28へ送り出す搬出経路27bとを、回転方向の切り換えにより択一的に選択出来るベルトコンベヤから成る搬送手段27が併設されている。尚、被処理物ホッパー26には、被処理物の切り返し効果を高める為の撹拌手段26aが設けられている。
【0015】
前記処理物搬出ライン28には異物篩い分け装置29が接続されると共に、当該異物篩い分け装置29より上手側で前記撹拌装置3へ処理物を戻す処理物戻し経路30が分岐併設されている。この処理物戻し経路30の分岐点には、前記搬送手段27と同様に、回転方向の切り換えにより搬送方向を異物篩い分け装置29側と処理物戻し経路30側とに切り換えることの出来るベルトコンベヤ等から成る搬送手段31が介装されている。異物篩い分け装置29は、一定粒度以下の処理物を透過させる円筒状篩い32をケーシング内に斜めに軸支して回転駆動出来るようにしたもので、円筒状篩い32を透過した異物篩い分け後の堆肥用処理物は、出荷用パレット33で収集されて搬出され、篩い分けられた異物は、異物廃棄用パレット34で収集されて搬出される。勿論、これら出荷用パレット33や異物廃棄用パレット34を使用しないで、コンベヤにより適当場所、例えば袋詰め装置や堆肥用処理物の最終検査装置等へ搬送することも出来る。
【0016】
次に、上記構成の廃棄物処理設備の使用して、定期的且つ大量に収集される生ゴミの堆肥化処理を行う場合について説明すると、一般的な生ゴミは、そのC/N比が10〜20と低く(窒素過多)、水分が80〜95%と非常に高くて通気性が悪いものであるから、その発酵分解の為の微生物が良好に生育するための環境から見ると、C/N比を25〜40程度に高め(炭素分の追加)、そして水分を低下させると共に通気性を改善する必要がある。そこで、C/N比が70〜80と高くて通気性に優れ、しかも安価で入手し易く且つ比較的完熟迄に要する期間が短い乾燥籾殻を主たる副資材として添加し、これに微生物に対する養分補給として、安価で入手し易く且つ蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラルを含む米ぬかを従たる副資材として添加する。これら副資材の添加割合は、混合された被処理物のC/N比が25〜40程度に調整され且つ水分が50〜60%程度に調整されるように決定すれば良く、例えば生ゴミ250Kgに対し、乾燥籾殻1m(100〜130Kg)、米ぬか50Kgを添加することが出来る。勿論、これら副資材としては、その地方で安価に入手し得るものを利用すれば良く、主たる副資材としては、上記の籾殻に代えて細断した剪定枝、刈り草、各種藁類等も利用出来るし、養分補給の為の従たる副資材としては、上記の米ぬかに代えて鶏糞その他の畜糞や各種搾り粕、魚のアラ等の蛋白質系の生ゴミ等も使用出来る。
【0017】
しかして、大量に且つ定期的に収集される主たる廃棄物としての生ゴミは、ホッパー1Aに貯蔵し、副資材の内、比重が大きく添加量が少ない米ぬかは、ホッパー1Bに貯蔵すると共に、比重が小さく添加量の多い籾殻は、撹拌装置3に直接供給することが出来るホッパー1Eに貯蔵する。尚、この条件で継続的に使用される場合は、使用しないホッパー1C,1D及び1Fを省いて設備を構築すれば良い。
【0018】
自動倉庫14で使用されるパレットPは、例えば容積1.3m程度のボックス形パレットであって、金属製線材を使用して構成された剛性の高い荷運搬格納用のボックス形パレットの内側の底面及び側面に通気性と吸水性のあるシート(例えば厚手の織布や不織布等)やパネル又はボード(連続気泡の多孔質材から成るもの等)を貼付したものが望ましいが、若干の被処理物の洩れが許容されるならば、穴径2〜3mm迄の目の細かいネット状のシートを前記荷運搬格納用のボックス形パレットの内側の底面及び側面に貼付したものでも良い。しかしながら、このようなネット状のシートを使用する場合でも、前記ボックス形パレットの内側の底面には、先に説明したような通気性と吸水性のあるシートやパネル又はボードを貼付するのが望ましい。
【0019】
供給装置7に使用されるコンテナ9は、自動倉庫14で使用されるパレットPよりも容積が少なく且つ水漏れの無い容器状のもので、この実施形態では、生ゴミ250Kgと米ぬか50Kgとを収容出来る程度のサイズのものである。このようなコンテナ9が供給装置7のコンテナ循環搬送用コンベヤ11に於けるコンテナストレージエリア10に所要個数ストレージされている。
【0020】
各ホッパー1A,1B,1Eに生ゴミ、米ぬか、及び籾殻が貯蔵されたならば、図1に示すコンテナ循環搬送用コンベヤ11を稼働させ、コンテナストレージエリア10で待機している1個のコンテナ9を生ゴミ貯蔵ホッパー1Aに対する受入位置1aまで搬送して停止させる。この状態で当該生ゴミ貯蔵ホッパー1Aから生ゴミ250Kgをコンテナ9に送出する。次に、生ゴミ250Kgを受け入れたコンテナ9を、コンテナ循環搬送用コンベヤ11により米ぬか貯蔵ホッパー1Bに対する受入位置1bまで搬送して停止させ、当該米ぬか貯蔵ホッパー1Bから米ぬか50Kgをコンテナ9に送出する。生ゴミ250Kgと米ぬか50Kgを受け入れたコンテナ9は、次にコンテナ循環搬送用コンベヤ11により廃棄物等搬出位置3aまで搬送して停止させ、移載手段12により当該コンテナ9内の生ゴミ250Kgと米ぬか50Kgを撹拌装置3に移し替る。空になって再びコンテナ循環搬送用コンベヤ11の廃棄物等搬出位置3aに戻されたコンテナ9は、コンテナ循環搬送用コンベヤ11によりコンテナストレージエリア10に戻し、その最後尾で待機させる。
【0021】
一方、撹拌装置3には、その上の籾殻貯蔵ホッパー1Eから籾殻1m(100〜130Kg、この重量は乾燥度によって異なり、予め調査しておく)を送出する。尚、各ホッパー1A,1B,1Eからの送出量は、各ホッパーが備える重量検出用センサー2が検出する総重量の変化より検出することが出来、繰出手段8を開いた後、そのホッパーの検出総重量が所定の送出量だけ−値となったとき、繰出手段8を閉じれば良い。
【0022】
撹拌装置3では、内部の撹拌手段の働きで収容された生ゴミ250Kg、米ぬか50kg、及び籾殻1mが混合され、全体の嵩も略1m程度まで低減する。そして、この撹拌装置3が備える水分センサー5により混合被処理物の水分を検出させ、50〜60%よりも低いときは、給水手段4より撹拌装置3内に所要量の水を散水又は噴霧し、更に撹拌する。この水分センサー5による混合被処理物の水分検出は、使用する廃棄物等が異なったときのみ行い、後は常に同一量の給水により水分調整を行うことが出来る。勿論、混合被処理物のC/N比や通気性、養分量を好ましい範囲に維持することが出来るならば、籾殻や米ぬか等の副資材の添加量を調整して混合被処理物の水分量を調整することも出来る。
【0023】
一方、自動倉庫14の入庫用パレット支持部15には、棚16内のパレット支持部16aに支持されていた空のパレットPが入出庫装置17により搬出されてセットされている。尚、入庫用パレット支持部15に対する空パレットの搬入方法は特に限定されない。しかして、上記のように撹拌装置3内で混合調整された被処理物は搬送手段13により搬出され、図2に示すように、自動倉庫14の入庫用パレット支持部15に支持された空のパレットPに充填される。被処理物が充填された入庫用パレット支持部15の実パレットPは、入出庫装置17により棚16内の空きパレット支持部16aに入庫される。撹拌装置3内が空になれば、次の一パレット分の被処理物の調整(廃棄物等の供給と混合)とを開始することが出来る。
【0024】
以上の作業の繰り返しにより、被処理物が充填された実パレットPが順次棚16の各パレット支持部16aに入庫され、保管されるが、この棚16の全てのパレット支持部16aには固定アドレスが付されており、その使用状況は、コンピューター利用の管理システムにより自動管理され、使用されていないパレット支持部16aがリストアップされた空きアドレスリスト、空パレットPを支持しているパレット支持部16aがリストアップされた空パレットアドレスリスト、実パレットPを支持しているパレット支持部16aがリストアップされた実パレットアドレスリスト等が自動作成される。実パレットアドレスリストには、各アドレス毎に、入庫日や廃棄物等の材料別の使用量、切り返し履歴、被処理物の検査を行ったときはその検査日や検査結果等が記録されている。
【0025】
従って、入出庫装置17によって行われる、入庫用パレット支持部15へ搬入すべき空パレットPの出庫作業、入庫用パレット支持部15から空きパレット支持部16aへの実パレットPの入庫作業等は、前記空パレットアドレスリストや空きアドレスリストに基づいて入出庫装置17が自動運転されることにより行われる。
【0026】
棚16に入庫された各実パレットP内の被処理物に於いては、自然に発酵分解が開始されるが、或る程度発酵分解が進むと切り返し(撹拌)を行って、重力で圧密化された被処理物をほぐして内部に十分な空気を取り込ませる等、パレットP内の発酵分解環境を改善する必要があるが、ここでは7日毎に4回の切り返しを行い、35日目に出荷するようにプログラムされている。このプログラム上の設定日数は一例であって、使用材料、1パレットPの収容量、自動倉庫14内の雰囲気温度、湿度、通気性、等によって処理日数は異なり、限定されるものではない。具体的には、設置された実際の設備によりテスト運転した結果に基づいて各処理日数等を設定すれば良い。
【0027】
以下、図4及び図5のフローチャートに基づいて、定常運転時の切り返し作業と出荷作業とについて説明する。この定常運転時には、仮置き用パレット支持部22に併設された性状検査用センサー23aや重量検出用センサー23bによる検査は行われない。又、処理物搬出ライン28に介装された搬送経路切換手段31は、異物篩い分け装置29側に切り換えられた状態にある。
【0028】
切り返し作業プログラムの実行開始操作が行われると、図4のフローチャートに示す通り、入庫日から7日目、14日目、21日目、及び28日目に該当する切り返し対象の実パレットPが前記実パレットアドレスリストに基づいて検索され(S1)、該当する実パレットPがある場合は、当該実パレットPを入出庫装置17により切り返し装置20に出庫する(S2)。この場合、該当する切り返し対象の実パレットPが複数ある場合は、その内の1つを適当な条件で選択させて出庫する。切り返し装置20に出庫された実パレットPは、パレット反転手段25に保持される。
【0029】
次に、切り返し装置20からの搬送手段27の搬出方向を戻し経路27a側に切り換え(S3)た後、切り返し装置20と搬送手段27とを1パレット分自動運転する(S4)。この結果、パレット反転手段25で保持された実パレットPが180度反転し、収容されている被処理物が真下の被処理物ホッパー26内に放出され、切り返しが行われる。空になったパレットPは、パレット反転手段25で元の姿勢に戻される。被処理物ホッパー26内に放出された被処理物は、当該ホッパー26内から搬送手段27を経由して再入庫用パレット支持部21に予めセットされている空のパレットP内に再び充填される。1パレット分の自動運転が完了すれば(S5)、即ち、被処理物ホッパー26内に放出された被処理物の全部が空のパレットPに充填され終わったならば、再入庫用パレット支持部21の実パレットPが入出庫装置17により仮置き用パレット支持部22に移し替られる(S6)。尚、1パレット分の自動運転が完了した時期は、例えば被処理物ホッパー26内に放出された被処理物の全部が空のパレットPに充填し終わるまでに要する予想時間より若干長く設定された設定時間の経過によって判別することが出来る。このとき搬送手段27も停止し、ホッパー26内の撹拌手段26aも停止する。パレット反転手段25は既にホームポジションに復帰している。
【0030】
再入庫用パレット支持部21の実パレットPを仮置き用パレット支持部22に移し替えた入出庫装置17は、切り返し装置20のパレット反転手段25に支持されている被処理物放出後の空パレットPを、空き状態の再入庫用パレット支持部21に移し替え(S7)、次の切り返し作業に備える。引き続き当該入出庫装置17は、仮置き用パレット支持部22に移し替られた被処理物切り返し後の実パレットPを、切り返しの為に実パレットPを出庫した元のパレット支持部16a又は、空きアドレスリストから検索された棚16の空きパレット支持部16aに再入庫する(S8)。この後、次の切り返し対象の実パレットPが有るか否か(ステップS1で検索された切り返し対象の実パレットPの内、未だ切り返し作業を行っていない実パレットPがあるか否か)がチェックされ(S9)、有る場合は、ステップS2に戻ってその切り返し対象の実パレットPの切り返し作業が開始される。無ければ、その日の切り返し対象の全ての実パレットPに対する切り返し作業が終了することになる。
【0031】
次に、出荷作業プログラムの実行開始操作が行われると、図5のフローチャートに示す通り、入庫日から35日目に該当する出荷対象の実パレットPが前記実パレットアドレスリストに基づいて検索され(S10)、該当する実パレットPがある場合は、当該実パレットPを入出庫装置17により切り返し装置20に出庫する(S11)。この場合、該当する出荷対象の実パレットPが複数ある場合は、その内の1つを適当な条件で選択させて出庫する。切り返し装置20に出庫された実パレットPは、パレット反転手段25に保持される。
【0032】
次に、切り返し装置20からの搬送手段27の搬出方向を搬出経路27b側に切り換え(S12)た後、切り返し装置20、搬送手段27、処理物搬出ライン28、及び異物篩い分け装置29を1パレット分自動運転する(S13)。この結果、パレット反転手段25で保持された実パレットPが180度反転し、収容されている被処理物が真下の被処理物ホッパー26内に放出され、切り返しが行われる。空になったパレットPは、パレット反転手段25で元の姿勢に戻される。被処理物ホッパー26内に放出された被処理物は、当該ホッパー26内から搬送手段27を経由して処理物搬出ライン28に送り出され、当該処理物搬出ライン28により異物篩い分け装置29に送られる。そしてこの異物篩い分け装置29の円筒状篩い32により一定粒度以下の処理物のみが篩い分けられ、堆肥用処理物として出荷用パレット33で収集され、出荷される。残った一定粒度以上の異物は、異物廃棄用パレット34で収集されて搬出廃棄される。
【0033】
尚、ステップS13による1パレット分の自動運転が完了した時期は、例えば切り返し装置20側では、その被処理物ホッパー26内の被処理物の全部が処理物搬出ライン28に送り出されるまでに要する予想時間より若干長く設定された設定時間の経過によって判別し、異物篩い分け装置29側では、当該異物篩い分け装置29で1パレット分の処理物全量の篩い分けに要する予想時間より若干長く設定された設定時間の経過によって判別することが出来る。従って、切り返し装置20側での1パレット分の自動運転が完了したとき、搬送手段27が停止し、ホッパー26内の撹拌手段26aも停止する。パレット反転手段25は既にホームポジションに復帰している。又、異物篩い分け装置29側での1パレット分の自動運転が完了したとき、処理物搬出ライン28、搬送手段31、及び異物篩い分け装置29が停止することになる。
【0034】
ステップS13による1パレット分の自動運転が完了すれば(S14)、切り返し装置20のパレット反転手段25に支持されている出荷後の空パレットPを、入出庫装置17により元のパレット支持部16a又は、空きアドレスリストから検索された棚16の空きパレット支持部16aに入庫する(S15)。この後、次の出荷対象の実パレットPが有るか否か(ステップS10で検索された出荷対象の実パレットPの内、未だ出荷作業を行っていない実パレットPがあるか否か)がチェックされ(S16)、有る場合は、ステップS11に戻ってその出荷対象の実パレットPの出荷作業が開始される。無ければ、その日の出荷対象の全ての実パレットPに対する出荷作業が終了することになる。
【0035】
以上に説明した定常運転時の切り返し作業及び出荷作業とは別に、以下に説明するような作業を行うことも出来る。即ち、切り返し後、棚16に再入庫される前に仮置き用パレット支持部22に移載された実パレットP内の被処理物に対し、シリンダーユニット24で性状検査用センサー23aを下降挿入させ、当該センサー23aにより切り返し後の被処理物の温度や水分等の性状に関して必要な検査を行うことが出来る。又、重量検出用センサー23bによって、仮置き用パレット支持部22に移載された実パレットPの総重量を検出することが出来るので、この検出された実パレットPの総重量から内容物(被処理物)の重量を判別し、被処理物の発酵分解の進み具合を知ることも出来る。勿論、切り返し対象の実パレットPを切り返し装置20に出庫させないで先に仮置き用パレット支持部22に出庫し、性状検査や重量検査後に切り返し装置20に移し替て切り返し作業を行うことも出来るし、切り返し作業とは関係なく、入出庫装置17により棚16から前記仮置き用パレット支持部22に実パレットPを検査出庫し、上記の検査後に当該仮置き用パレット支持部22の実パレットPを棚16に再入庫することも出来る。
【0036】
又、出荷対象の実パレットP内の処理物は、最初に調整されて空パレットPに充填されたときの被処理物全量に対し発酵分解により相当減容しているので、これを切り返し装置20で切り返し処理した後、処理物搬出ライン28から搬送手段31及び処理物戻し経路30を経由させて撹拌装置3に副資材として戻し、これに全量が所定重量となるように、各廃棄物等貯蔵用ホッパー1A,1B,1Eから選択した1種類又は複数種類の廃棄物等を適量混合して、1パレット分の被処理物を調整することが出来る。このように、出荷対象の実パレットP内の処理物を廃棄物等の発酵分解の為の副資材(発酵補助養分等)として再利用することも出来るのであるが、出荷対象に達していない発酵分解処理途中の被処理物を廃棄物等の発酵分解の為の副資材(発酵補助養分等)として再利用することも出来る。この場合、出荷前に実行される複数回の切り返し処理時の内、適当回数時の切り返し処理時に、搬送手段27を搬出経路27b側に切り換えておき、切り返し処理後の被処理物を、搬送手段27、処理物搬出ライン28、搬送手段31及び処理物戻し経路30を経由させて撹拌装置3に送り込めば良い。勿論、図3に仮想線で示すように、異物篩い分け装置29で異物の篩い分け処理を行った後の中間被処理物又は出荷用処理物を撹拌装置3に戻すための処理物戻し経路35を設けておくことも出来る。
【0037】
出荷用パレット33又はコンベヤライン等で出荷される堆肥用処理物は、実際に堆肥として使用するまでに、使用した廃棄物等の材料、特にC/N比、水分、通気性、養分等の調整の為に添加した副資材によって、完熟するまでの間、適当期間、適当設備で保存されるが、上記設備は、主たる廃棄物である生ゴミの減容乃至消滅目的で使用することも出来る。
【0038】
この場合は、図3に示す搬送手段31を無くし、異物篩い分け装置29で異物篩い分け処理を行った処理物を全て処理物戻し経路35で撹拌装置3に戻すように構成するか又は、搬送手段31及び異物篩い分け装置29を無くし、処理物搬出ライン28と処理物戻し経路30とを一体化して、処理物搬出ライン28を処理物戻し経路30で構成すれば良い。勿論、このような減容乃至消滅処理を行うときは、副資材としても処理目的に応じたものに変えることが望ましい。例えば、C/N比、水分、及び通気性の調整の為に添加した籾殻に代えて、ウッドチップ(おが屑等を含む)、細断した剪定枝、刈り草、その他のC/N比が高くて発酵分解速度の遅いものを使用することが出来る。しかして、このような発酵分解速度の遅い副資材を併用した減容乃至消滅処理の場合、当該副資材自体を減容乃至消滅処理することが目的ではない為、主たる廃棄物である生ゴミが減容乃至消滅した段階で残渣を次の生ゴミの減容乃至消滅処理の為の副資材(床材)として使用すれば良い。例えば7日目で1回目の切り返し処理を行った後、14日経過後に生ゴミの殆どが減容乃至消滅しているならば、この14日経過後に残渣を撹拌装置3に次の生ゴミの減容乃至消滅処理の為の副資材(床材)として戻せば良い。
【0039】
上記の生ゴミの減容乃至消滅処理の際の設備の構成及び処理方法は、汚泥の減容乃至消滅処理にもそのまま適用することが出来る。更に、主たる廃棄物が生ゴミである場合も、一般家庭から収集される生ゴミ、レストラン等の飲食産業界より収集される生ゴミ、スーパーやコンビニエンスストア等の飲食物販売業界より収集される生ゴミ等、その収集元によって組成が大きく異なる場合が有る。このような場合は、収集される生ゴミを、澱粉質系生ゴミ、蛋白質系生ゴミ、野菜系生ゴミ等、主たる養分別に分けて廃棄物等貯蔵用ホッパーに貯蔵し、これらを適宜組み合わせて処理することが出来る。例えば、養分バランスの良い汎用性の高い堆肥用処理物を得たい場合は、澱粉質系生ゴミ:蛋白質系生ゴミ:野菜系生ゴミが1:1:1となるように取り出し、これに適当な副資材を添加して発酵分解処理の為の被処理物を調整することが出来、又、実物の栽培に好適な養分バランスの堆肥用処理物を得たい場合は、澱粉質系生ゴミ:蛋白質系生ゴミ:野菜系生ゴミが1:2:1となるように取り出し、これに適当な副資材を添加して発酵分解処理の為の被処理物を調整することが出来る。
【0040】
上記のように、主たる廃棄物が複数種類有る場合は、これを種類別に分けてホッパーに貯蔵し、これら複数種類の廃棄物を適宜組み合わせ、更に適当な副資材を添加して発酵分解処理の為の被処理物を調整することが出来る。上記生ゴミ以外の例を示すと、ジュース滓と魚のアラとが主たる廃棄物であるときは、ジュース滓150Kgと魚のアラ100Kgとに副資材として細断された剪定枝や刈り草を1m加えて、堆肥化又は減容乃至消滅処理の為の被処理物を調整することが出来る。
【0041】
【発明の効果】
本発明の廃棄物処理設備は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明の廃棄物処理設備によれば、廃棄物とC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材とから成る被処理物を種類別に収容する複数のホッパーと、当該ホッパー内の被処理物を所要量取り出して前記撹拌装置へ供給する供給装置を備えているので、この廃棄物処理設備に収集されてくる廃棄物や併用される副資材等、即ち、複数種類ある被処理物をそれぞれ分けてホッパーで貯蔵し、これらを所望の割合で取り出して撹拌装置で撹拌し、発酵分解処理の為の被処理物を調整することが出来る。そして、その調整された被処理物は、パレット単位にして自動倉庫で保管し、発酵分解処理させるものであるから、1日当たり大量に発生する生ゴミ等廃棄物を長期にわたって継続的且つ良好に発酵分解処理することが出来る。しかも本発明によれば、各ホッパーに収容された被処理物を所望の量だけ取り出して撹拌装置に供給する作業が容易且つ能率的に行えるのである。
【0042】
尚、請求項2に記載の構成によれば、前記ホッパーが、主たる廃棄物用と、当該主たる廃棄物に混合してC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材用とに分けられているので、主たる廃棄物を効果的に発酵分解処理させるために好適な分量の副資材の添加混合が容易且つ能率的に行える。
【0043】
又、請求項3に記載の構成によれば、撹拌装置で廃棄物等を撹拌調整する際に、副資材の添加では調整しきれない水分不足を、当該撹拌装置が備える給水手段からの給水により補わせることが出来、しかも給水状態で撹拌出来るので、被処理物全体をむらなく水分調整することが出来る。
【0044】
又、請求項4に記載の構成によれば、ホッパーから撹拌装置に廃棄物等を搬送するコンテナ循環搬送用コンベヤに於いて使用するコンテナを小型にすることが出来ると共に、全ての廃棄物等を撹拌装置に供給し終わるまでに要する時間の短縮を図ることが出来る。
【0045】
更に、請求項5に記載の構成によれば、発酵分解処理された処理物から粒度の異なる異物を自動的に除去することが出来るので、処理物を堆肥用として出荷する場合、堆肥として使用する際の安全性等を高めることが出来るし、副資材として再利用する場合でも、パレットを効率よく使用出来る。
【0046】
又、請求項6に記載の構成によれば、発酵分解処理された処理物を、最初に廃棄物等を撹拌する為の撹拌装置へ戻して副資材(床材)として再使用することが出来るので、廃棄物等の減容乃至消滅処理を容易に行うことが出来る。
【0047】
勿論、請求項7に記載のように構成して、発酵分解処理された処理物を堆肥用として出荷させることと、同処理物を副資材(床材)として再使用することとを、状況に応じて自由に切り換えて使用することが出来る。従って、供給される廃棄物等の量が減少しなくとも、堆肥の需要が低下する時期には堆肥用処理物の出荷量を抑えることが出来る。
【0048】
又、請求項8に記載の構成によれば、自動倉庫内でパレット単位で保管される被処理物の定期的な切り返し作業(切り返し後の被処理物のパレットへの充填と再入庫とを伴う)と、所定回数の切り返し作業を経た出荷対象の処理物の出荷に際する切り返し作業とを同一の切り返し装置を利用して能率的に行わせることが出来る。
【0049】
又、請求項9に記載の構成によれば、前記切り返し装置から排出された被処理物を受け入れた空パレットを再入庫用パレット支持部から仮置用パレット支持部に移し替て一時仮置きし、係る状態で、切り返し装置で空になったパレットを次の切り返し作業の為に再入庫用パレット支持部に移し替え、その後、前記仮置用パレット支持部に仮置きしている実パレットを棚に戻す再入庫作業を行うことが出来る。従って、再入庫作業を済ませた入出庫装置を、引き続いて次の切り返し対象の実パレットの切り返し装置への出庫作業に移らせることが出来る。換言すれば、切り返し装置で空になったパレットを切り返し後の被処理物を受ける再入庫用パレット支持部に移し替る専用のパレット移載手段を設けなくとも、自動倉庫の入出庫装置を効率よく活用することが出来る。
【0050】
この場合、請求項11に記載の構成によれば、仮置き用パレット支持部を利用して、被処理物の温度や水分等の性状の検査を行うことが出来、更に、請求項12に記載の構成によれば、仮置き用パレット支持部を利用して、被処理物の発酵分解処理に伴う重量変化を把握するのに役立つ重量検査を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃棄物処理設備の前半の構成を説明するブロック線図である。
【図2】廃棄物処理設備の自動倉庫を説明する概略立面図である。
【図3】廃棄物処理設備の後半の構成を説明するブロック線図である。
【図4】切り返し作業プログラムを説明するフローチャートである。
【図5】出荷作業プログラムを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1A〜1F 廃棄物等貯蔵用ホッパー
2,6,23b 重量検出用センサー
3 撹拌装置
4 給水手段
7 供給装置
8 繰出手段(供給装置)
9 搬送用コンテナ(供給装置)
11 コンテナ循環搬送用コンベヤ(供給装置)
12 移載手段(供給装置)
13,27,31 搬送手段
14 自動倉庫
15 入庫用パレット支持部(自動倉庫)
16 棚(自動倉庫)
17 入出庫装置(自動倉庫)
20 切り返し装置
21 再入庫用パレット支持部(自動倉庫)
22 仮置き用パレット支持部(自動倉庫)
23a 被処理物性状検査用センサー
25 パレット反転手段(切り返し装置)
26 被処理物ホッパー(切り返し装置)
28 処理物搬出ライン
29 異物篩い分け装置
30 処理物戻し経路
32 円筒状篩い(異物篩い分け装置)
33 出荷用パレット
34 異物廃棄用パレット
P パレット

Claims (11)

  1. 廃棄物とC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材とから成る被処理物を種類別に収容する複数のホッパーと、撹拌装置と、前記ホッパー内の各被処理物を所要量取り出して前記撹拌装置へ供給する供給装置と、前記撹拌装置で撹拌された被処理物が収容されるパレットと、当該パレットが被処理物の発酵分解処理の為に保管される棚と入出庫装置とを備えた自動倉庫と、当該自動倉庫との間でパレットを入出庫し得るパレット内被処理物の切り返し装置と、所定の発酵分解処理期間が経過して前記自動倉庫から出庫されたパレット内の処理物を搬出する処理物搬出ラインとを備えた廃棄物処理設備において、前記供給装置が、各ホッパーに設けられた繰出手段と、搬送用コンテナと、各ホッパーの内、前記撹拌装置へ直接被処理物を供給出来ないホッパーに対する受入位置と前記撹拌装置への搬出位置とで前記コンテナを停止させ得るコンテナ循環搬送用コンベヤと、搬出位置で停止したコンテナ内の被処理物を前記撹拌装置へ移す移載手段とから構成されている、廃棄物処理設備。
  2. 前記ホッパーは、主たる廃棄物用と、当該主たる廃棄物に混合してC/N比調整、水分調整、通気性改善等を図る副資材用とに分けられている、請求項1に記載の廃棄物処理設備。
  3. 前記撹拌装置には、水分調整の為の給水手段が併設されている、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。
  4. 前記ホッパーの内、他の被処理物と比較して比重が小さく且つ添加量の多い被処理物を収容するホッパーは、前記繰出手段を介して前記撹拌装置へ被処理物を直接供給するように配設されている、請求項1に記載の廃棄物処理設備。
  5. 前記処理物搬出ラインには、搬出される処理物内の異物を篩い分ける異物篩い分け装置が設けられている、請求項1〜4の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  6. 前記処理物搬出ラインは、前記撹拌装置へ処理物を戻す処理物戻し経路によって構成されている、請求項1〜4の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  7. 前記処理物搬出ラインには、前記撹拌装置へ処理物を戻す処理物戻し経路が分岐併設されている、請求項1〜5の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  8. 前記切り返し装置から排出される被処理物を受け入れる空パレットを支持する再入庫用パレット支持部が設けられ、前記切り返し装置から排出される被処理物を前記再入庫用パレット支持部に支持された空パレットに充填する戻し経路と前記処理物搬出ラインへ送り出す搬出経路とを択一的に選択出来る搬送手段が併設されている、請求項1〜7の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  9. 前記切り返し装置から排出される被処理物を受け入れる空パレットを支持する再入庫用パレット支持部と、当該再入庫用パレット支持部に近い位置で再入庫されるパレットを仮置きする為の仮置用パレット支持部とが設けられている、請求項1〜8の何れかに記載の廃棄物処理設備。
  10. 前記仮置用パレット支持部には、支持されたパレット内の被処理物に対し挿入抜出自在な被処理物性状検査用センサーが併設されている、請求項9に記載の廃棄物処理設備。
  11. 前記仮置用パレット支持部には、支持されたパレットの総重量を検出する重量検出用セ ンサーが併設されている、請求項9又は10に記載の廃棄物処理設備。
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