JP3632585B2 - Disk auto-changer device with double-sided disk reversing mechanism and double-sided disk reversing mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面ディスクを載置した搬送用の第1トレイ及びこの第1トレイと同一形状に形成されて第1トレイ上の両面ディスクと対向した反転用の第2トレイを下段及び上段にそれぞれ装着した反転用枠体を反転させることで、両面ディスクを両トレイと一体に反転させる両面ディスク反転機構及び両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送用トレイ上に載置した光ディスクを筐体内に取り付けたマガジン内に多数収納し、このマガジン内から所望の光ディスクを搬送用トレイごとディスク・キャリアユニットに引き出した後に、上下動自在なディスク・キャリアユニットを介して所望の光ディスクを筐体内の下方に設けたディスク・ドライブユニットまで搬送して、このディスク・ドライブユニット内で光ディスクに映像情報や音声情報などを記録及び/又は再生できるディスク・オートチェンジャ装置を本出願人は特開平10−275399号公報にて提案している。
【0003】
ところで、最近、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクでは、両面記録再生可能に形成されているので、上記した特開平10−275399号公報に開示したディスク・オートチェンジャ装置では光ディスクの片面しか記録及び/又は再生できないために改善が要求されている。
【0004】
ここで、両面型の光ディスク(以下、両面ディスクと記す)を扱う一般的なディスク・ドライブ装置では、両面ディスクを挟んだ上下に光ピックアップを設けて両面ディスクのA面及びB面を記録/再生する構造とか、あるいは、一つの光ピックアップが両面ディスクのA面からB面又はB面からA面に回り込んで両面ディスクを記録/再生する構造とかがあるものの、これらの構造では両面ディスクを載置するための搬送用トレイを使用しない場合が多い。
【0005】
一方、両面ディスクの上下に反転用のトレイとディスク搬送用のトレイとを配置して、両面ディスクを両トレイと一体に反転するためのディスクの面切り替え機構が特開2000−40284号公報に開示されている。
【0006】
図26(a)〜(d)は従来のディスクの面切り替え機構において、ディスクの面切り替えの基本原理を説明するための図、
図27は従来のディスクの面切り替え機構を説明するための斜視図、
図28は従来のディスクの面切り替え機構において、両面ディスクの反転が完了した状態を示した斜視図である。
【0007】
図26〜図28に示した従来のディスクの面切り替え機構は、上記した特開2000−40284号公報に開示されているものであり、ここでは簡略に説明する。
【0008】
まず、図26(a)〜(d)に示した従来のディスクの面切り替え機構において、ディスクの面切り替えの基本原理を説明すると、図26(a)のように両面ディスク201を載置したディスク搬送用のトレイ202A上に、図26(b)のように反転用として用意したトレイ202Bを、その載置面がトレイ202A上の両面ディスク201に対向するように重ねる。そして重ね合わせた状態で両トレイ202A,202Bを図26(c)のように180°反転させる(実際には後述のキャリッジごと反転させる)と、図26(d)のように両面ディスク201は重力によりディスク搬送用のトレイ202Aから反転用のトレイ202Bに移動するので、両面ディスク201の面が切り替えられる。
【0009】
次に、従来のディスクの面切り替え機構210について、図27及び図28を用いて説明する。
【0010】
図27に示した如く、従来のディスクの面切り替え機構210では、メインフレーム211がメインガイドシャフト212に案内され、且つ、このメインフレーム211に螺合したキャリッジ上下送り用リードスクリュー213をモータ214,ベルト215を介して回転駆動することでメインフレーム211が矢印方向に上下動自在に設けられている。
【0011】
また、メインフレーム211にはコ字状に突出片211a,211bが間隔を離して互い対向して形成されており、これらの突出片211a,211bの各端部にはシャフト挿入用の孔が設けられ、且つ、これらの孔にはキャリッジ216を反転させるための回転軸となるシャフト217の各端部が回動自在に挿入されている。
【0012】
また、シャフト217の両端は、キャリッジ216の上面板216a上に間隔を離して取り付けた第1,第2継手218,219に軸着されされており、且つ、第2継手219側のシャフト217の先端にはプーリー220が固着されている。また、キャリッジ216の上面板216a上でプーリー220の近傍にはキャリッジ反転用モータ221が取り付けられている。更に、キャリッジ反転用モータ221のモータ軸とプーリー220は駆動力伝達ベルト222で連結されており、モータ221の回転力が駆動力伝達ベルト222を介してプーリー220に伝えられることにより、プーリー220、シャフト217、第1,第2継手218,219と一体にキャリッジ216がシャフト217を中心として180°回転することで、キャリッジ216が反転するものである。
【0013】
ここで、上記したキャリッジ216は、内部を図示しない仕切り片によって仕切られた上下2段のトレイ収納用のスロットが形成されており、上段スロット内に反転用として予め用意したトレイ202Bが裏返しで(ディスクの載置面が下方を向くように)収納され、且つ、下段スロット内に例えば両面ディスク201のA面を上にして載置したディスク搬送用のトレイ202Aが収納されている。
【0014】
また、キャリッジ216のディスク出入口216b側にディスク・ドライブ装置230が設けられており、キャリッジ216のディスク出入口216bからトレイ202A又はトレイ202Bに載置した両面ディスク201がディスク・ドライブ装置230のディスク出入口230aから内部に装着されるようになっている。
【0015】
そして、図28に示した如く、キャリッジ216を反転させると、キャリッジ216がメインフレーム211の上側に位置し、キャリッジ216内のスロットの上下が逆転し、上側で空の状態であった反転用のトレイ202Bが下側にくるとともに、ディスク搬送用のトレイ202Aに載せられていた両面ディスク201が反転してA面からB面に切り替わり、重力によって落下して反転用のトレイ202B上に移動する。
【0016】
この後、キャリッジ上下送り用モータ214を駆動させてメインフレーム211を下方に移動させ、キャリッジ216内の下段のスロット位置がディスク・ドライブ装置230のディスク出入口230aに対向する位置で停止させて、この位置で両面ディスク201のB面を上にして載置した反転用のトレイ202Bごとディスク・ドライブ装置230に挿入している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のディスクの面切り替え機構210では、キャリッジ216内の上下のスロットに反転用として予め用意したトレイ202Bと、両面ディスク201を載置したディスク搬送用のトレイ202Aとを装着することで両面ディスク201を両トレイ202A,202Bと一体に反転させることができるものの、ここではディスク・ドライブ装置230が一台であるので、反転用として予め用意したトレイ202Bの使用頻度が高くなる。この理由は、両面ディスク201を載置したディスク搬送用のトレイ202Aはディスク・ドライブ装置230での使用が終了すると、キャリッジ216内に戻された後に図示しないマガジンなどに収納され、更に、マガジンなどから両面ディスク201を載置した別のトレイ202Aがキャリッジ216内に引き出されるものの、反転用のトレイ202Bはキャリッジ216とディスク・ドライブ装置230との間で移動はするが、ディスク・ドライブ装置230での使用が終了すると、キャリッジ216内に戻されたままとなる。従って、反転用のトレイ202Bは交替されずに使用頻度が高くなり、これに伴って反転用のトレイ202Bの摩耗によりゴミが発生し、このゴミが両面ディスク201の信号面に付着し、ディスク・ドライブ装置230内で両面ディスク201の記録及び/又は再生に支障をきたす。この点について従来のディスクの面切り替え機構210では何等の対策も取られていないので問題があるものと考えられる。
【0018】
そこで、反転用のトレイ202Bの使用頻度を考慮して、この反転用のトレイ202Bが摩耗しない前にこのトレイ202Bを交換できる反転用トレイ交換手段を設けることが望まれている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、両面ディスクを載置した搬送用の第1トレイ及びこの第1トレイと同一形状に形成されて該第1トレイ上の該両面ディスクと対向した反転用の第2トレイを下段及び上段にそれぞれ装着した反転用枠体を反転させることで、前記両面ディスクを両トレイと一体に反転させる両面ディスク反転機構において、
前記両面ディスクを載置した前記第1トレイ及び前記第2トレイを装着した前記反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体と、
前記第1,第2トレイの長手方向に移動自在に設けたトレイ引き出し機構部と、
前記両面ディスク反転組立体を反転させる駆動手段と、
前記両面ディスクを記録及び/又は再生するディスク・ドライブと、
前記両面ディスク反転組立体の反転回数又は前記第2トレイの前記ディスク・ドライブへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、前記反転用枠体に装着した前記第2トレイを交換するための交換指令信号を出力する第2トレイ交換回路とを具備したことを特徴とする両面ディスク反転機構である。
【0020】
また、第2の発明は、両面ディスクを載置した搬送用の第1トレイ及びこの第1トレイと同一形状に形成されて該第1トレイ上の該両面ディスクと対向した反転用の第2トレイを下段及び上段にそれぞれ装着した反転用枠体を反転させることで、前記両面ディスクを両トレイと一体に反転させる両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置であって、
前記両面ディスクを載置した前記第1トレイを多数組略水平に積層して収納し、且つ、予備用の第2トレイを必要に応じて収納したマガジンと、
前記両面ディスクを記録及び/又は再生するディスク・ドライブユニットと、
前記マガジンと前記ディスク・ドライブユニットとの間を上下動自在に設けられたキャリアベースと、前記キャリアベース上で前記第1,第2トレイの長手方向に移動自在に設けたトレイ引き出し機構部と、前記両面ディスクを載置した前記第1トレイ及び前記第2トレイを装着した前記反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体と、前記キャリアベースに設けられ、且つ、前記両面ディスク反転組立体を前記キャリアベース上の下降位置と上昇位置との間で上下動させると共に、前記両面ディスク反転組立体が上昇位置に至った時に該両面ディスク反転組立体を反転させる駆動手段とで構成した両面ディスク反転・キャリアユニットと、
前記両面ディスク反転組立体の反転回数又は前記第2トレイの前記ディスク・ドライブユニットへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、前記反転用枠体に装着した前記第2トレイを前記マガジン内に収納した前記第1トレイ又は前記予備用の第2トレイと交換する第2トレイ交換手段とを具備したことを特徴とする両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る両面ディスク反転機構及び両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置の一実施例を図1乃至図25を参照して、<ディスク・オートチェンジャ装置の全体構成>,<マガジン及びトレイ>,<両面ディスク反転・キャリアユニット>,<ディスク・ドライブユニット>,<反転用トレイ交換回路>の順に詳細に説明する。
【0022】
<ディスク・オートチェンジャ装置の全体構成>
図1は本発明に係る両面ディスク反転機構を適用したディスク・オートチェンジャ装置の全体構成を示した斜視図である。
【0023】
図1に示した如く、本発明に係る両面ディスク反転機構を適用したディスク・オートチェンジャ装置1では、筐体2内の左右に間隔を離して互いに対向して上下方向に複数取り付けられ、両面ディスク3を載置した搬送用の第1トレイ(以下、搬送用トレイと記す)4Aを多数組略水平に積層して収納すると共に、搬送用トレイ4Aと同一形状に形成された反転用の第2トレイ(以下、反転用トレイと記す)4Bを反転用トレイ交換用として必要に応じて収納したマガジン10(10A,10B)と、左側のマガジン10Aと右側のマガジン10Bとの間を上下方向(矢印Z1,Z2方向)に移動し、且つ、マガジン10(10A,10B)内から所望の両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aを矢印X1方向又は矢印X2方向に引き出すと共に、後述の両面ディスク反転組立体120(図15)内で搬送用トレイ4A上の両面ディスク3の上方に反転用トレイ4Bを予め装着して、必要に応じて両面ディスク反転組立体120を反転させることで両面ディスク3を両トレイ4A,4Bと一体に反転させ、搬送用トレイ4A上の両面ディスク3又は反転用トレイ4B上の両面ディスク3を下方のディスク・ドライブユニット180まで搬送し、このディスク・ドライブユニット180内で両面ディスク3への記録及び/又は再生が終了したら、両面ディスク3が反転していた場合には再度反転して両面ディスク3を反転前の搬送用トレイ4A上に載置してマガジン10内の元の収納位置に戻す両面ディスク反転・キャリアユニット20と、右側のマガジン10Bの下方に配設されて両面ディスク3のA面(上面)又はB面(下面)を記録及び/又は再生するディスク・ドライブユニット180とから概略構成されている。
【0024】
<マガジン及びトレイ>
図2は図1に示したマガジンを説明するための斜視図であり、(a)はマガジンの外観を示し、(b)はマガジン内から所望の両面ディスクを載置した搬送用トレイを引き出す状態を示した図、
図3(a),(b)は図1に示した搬送用トレイと、反転用トレイとを説明するための平面図,▲1▼−▲2▼断面図である。
【0025】
図2(a),(b)に示した如く、マガジン10(10A,10B)は筐体2内の左右に取り付けるために左右対称形状に形成されており、このマガジン10の前面10a側が開口されており、且つ、マガジン10の左右の側面10b,10cの内側には、上方から下方に向かって複数のトレイ案内溝10b1,10c1が互いに対向して各段平行に形成されており、両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aを複数組略平行に積層して収納できるようになっている。この際、複数のトレイ案内溝10b1,10c1の段数は、搬送用トレイ4Aの収納枚数に応じて例えば30段とか50段とかに適宜設定されている。
【0026】
また、マガジン10の左右の側面10b,10cと連接して左右に屈曲した屈曲前面10b2,10c2には、複数のトレイ案内溝10b1,10c1に対応して搬送用トレイ4Aの積層番号を検出するスリット10b3,10c3が複数形成されている。
【0027】
また、マガジン10Aを筐体2内の左側に取り付けた場合には、マガジン10Aの左側面10bの外側にトレイロック機構部11Aとハンドル12とが設けられている。上記トレイロック機構部11Aは、両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aを例えば10枚ごと一括してロックできるように構成されている。従って、マガジン10Aに搬送用トレイ4Aが例えば50枚収納されるとすると、トレイロック機構部11Aは5組必要となるものである。一方、上記ハンドル12はマガジン10Aを持ちは運んだり、筐体2内に取り付ける時の補助になるものである。
【0028】
尚、マガジン10Bを筐体2内の右側に取り付けた場合には、マガジン10Bの右側面10cの外側に上記トレイロック機構部11Aに対して左右対称なトレイロック機構部11B(図示せず)とハンドル12とを設ければ良いものである。
【0029】
次に、図3(a),(b)に示した如く、両面ディスク3を載置するための搬送用トレイ4Aは、上記した左右のマガジン10A,10Bに引き出し自在に収納するために左右対称形状に形成されている。また、反転用トレイ4Bも搬送用トレイ4Aと形状は全く同一のものであり、搬送用トレイ4Aはマガジン10A,10B内に収納するためのものであり、一方、反転用トレイ4Bは両面ディスク3を反転するために後述する両面ディスク反転組立体120(図15)内に予め装着されているものである。
【0030】
ここでは、搬送用トレイ4Aについて説明し、これと同形状の反転用トレイ4Bの説明を省くが、上記した搬送用トレイ4Aは、樹脂材等を用いて全体の厚みが約2.5mm程度で薄く一体的に成形加工されており、且つ、上面4a側には直径が12cmの両面ディスク3を位置決めして載置するために一段低く円形凹状に形成した円形凹状4a1が形成され、且つ、この円形凹段部4a1内で図示の上下にはキャリアベース41(図9)内に設けたホトセンサにより両面ディスク3の有無を検出するためのディスク有無検出孔4a11,4a11が貫通して穿設され、且つ、円形凹段部4a1内の中央には後述するディスク・ドライブユニット180(図22)内のターンテーブル183及び光ピックアップ184が臨む逃げ孔4a12が大きく穿設されている。また、搬送用トレイ4Aの上面4a上で図示の上下には、複数の位置決め用丸孔4a2及び複数の位置決め用楕円孔4a3が穿設されている。
【0031】
また、搬送用トレイ4Aの長手方向の側面には、マガジン10(図2)のトレイ案内溝10b1,10c1及び両面ディスク反転組立体120(図15)内に設けたトレイ案内溝(122a,123a),(122b,123b)に引き出し自在に嵌合するガイド部4b,4cが長手方向に沿って薄板状に形成されている。また、ガイド部4b,4cの中央部には、前記した左右のマガジン10A,10Bのトレイロック機構部11A,11Bと係合するためのロック用凹部4b1,4c1が凹状に形成されている。
【0032】
また、搬送用トレイ4Aの短手方向の側面には、左側のマガジン10Aから引き出すためのクランプ部4d,4dと、右側のマガジン10Bから引き出すためのクランプ部4e,4eがそれぞれ互いに対向して“コ字”状に形成されている。
【0033】
そして、図2(b)に示した如く、マガジン10に収納された両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aは、後述するように両面ディスク反転・キャリアユニット20に設けたトレイ引き出し機構部60(図9)によりキャリアベース41上に引き出されたり、あるいはマガジン10内の元の収納位置に戻すことができるようになっている。
【0034】
また、両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aをマガジン10内に収納する際には、両面ディスク3のA面(上面)3a側が搬送用トレイ4Aの円形凹段部4a1内で上方に位置するように予め設定しているため、後述するように両面ディスク3をA面3aからB面3bに反転した時でも、マガジン10内に戻す前に両面ディスク3をB面3bからA面3aに再度反転してからマガジン10内に戻すことで、マガジン10内での両面ディスク3の搬送用トレイ4A上への載置状態を検出する動作を省けることができる。
【0035】
<両面ディスク反転・キャリアユニット>
図4は両面ディスク反転・キャリアユニットの全体構成を示し、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した斜視図、
図5は両面ディスク反転・キャリアユニットの全体構成を示し、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した斜視図、
図6は両面ディスク反転・キャリアユニットの平面図、
図7は両面ディスク反転・キャリアユニットの前面図であり、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した図、
図8は両面ディスク反転・キャリアユニットの前面図であり、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した図、
図9は両面ディスク反転・キャリアユニットにおいて、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部を取り除いた状態を示した斜視図、
図10は図9に示したトレイロック解除機構部及び両面ディスク反転組立体のキャリアベースへのロック機構を説明するために拡大して示した斜視図、
図11(a)〜(c)はトレイロック解除機構部の動作と、下降位置に至った両面ディスク反転組立体をキャリアベースに対してロックする動作とを説明するための図である。
【0036】
図4〜図8に示した如く、両面ディスク反転・キャリアユニット20は、本発明の要部となるものであり、筐体2(図1)内の図示しないガイドレールに案内されて上下動可能に設けられ、且つ、基台となるキャリアベース21と、キャリアベース21の前面21a側で矢印X1,X2方向に移動自在に設けられて左右のマガジン10(10A,10B)に設けたトレイロック機構部11A,(11B)のロックを解除するトレイロック解除機構部40と、キャリアベース21の背面21d側で搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの長手方向(矢印X1,X2方向)に移動自在なトレイ引き出し機構部60と、両面ディスク反転組立体120内でマガジン10内から引出した両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aを下段位置に装着すると共に、搬送用トレイ4A上の両面ディスク3の上方に反転用トレイ4Bを予め装着し、必要に応じて両面ディスク反転組立体120を駆動部100と一対のパンタグラフ部90,90とによりキャリアベース21上の下降位置から上昇位置に移動させて、この上昇位置で両面ディスク反転組立体120を反転させる両面ディスク反転機構部80とで概略構成されている。
【0037】
まず、図9に示した如く、両面ディスク反転機構部を取り除いた状態でキャリアベース21及びこのキャリアベース21に設けた構成部材を説明する。
【0038】
上記した両面ディスク反転・キャリアユニット20の基台となるキャリアベース21は、アルミ材などを用いてほぼ箱状の剛体に形成されている。このキャリアベース21は、前面21aが筐体2(図1)の前面側に位置し、且つ、左右の側面21b,21cが左右のマガジン10(10A,10B)と対向し、更に、背面21dが筐体2の奥側に位置している。
【0039】
また、キャリアベース21の背面21dには、両面ディスク反転・キャリアユニット20全体を上下動自在に支持する上下動支持板22がアルミ材などを用いて一体的に取り付けられている。上記した上下動支持板22は、キャリアベース21の背面21dに着脱自在に取り付けられているものであり、他図への図示は複雑となるためにこの図9のみに図示する。
【0040】
ここでは、両面ディスク反転・キャリアユニット20を上下動させるキャリアユニット上下動機構部の詳細な図示を省略するものの、上記した上下動支持板22は筐体2内の奥方に垂設したガイドレールにより上下方向に移動自在に案内され、且つ、モータからの駆動力をギア,タイミグプーリ,タイミングベルなどの伝達部材を介して伝達されることで、両面ディスク反転・キャリアユニット20全体が上下動可能に構成されている。
【0041】
また、キャリアベース21の背面21dの左右には、ホトセンサ23A,(23B…図示せず)がブラケット24A,(24B…図示せず)を介して取り付けられており、これらのホトセンサ23A,(23B)でマガジン10の左右に設けたスリット10b3,10c3(図2)を検出することで搬送用トレイ4Aの段数位置が検出可能になっている。
【0042】
また、キャリアベース21の背面21d側に設けた左右のホトセンサ23A,(23B)の前方には、トレイストッパ25A,25Bが左右のマガジン10A,10Bに向かって左右対称に略L字状に形成されて、このトレイストッパ25A,25Bは左右のマガジン10A,10Bから所望の両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4A以外の搬送用トレイを両面ディスク反転・キヤリユニット20側に引き出さないように係止している。
【0043】
また、キャリアベース21の上面21e上で前面側の左右両端近傍及び背面側の左右両端近傍には4か所のボス内に位置決め孔21e1がそれぞれ穿設されており、後述する両面ディスク反転組立体120が下降位置に至った時に、これらの位置決め孔21e1に図15に示した両面ディスク反転組立体120の前面側トレイ支持板122の上下面に形成した位置決め突起122c1,122d1、背面側トレイ支持板123の上下面に形成した位置決め突起123c1,123d1のうちで下側に位置した位置決め突起の組み(122c1,123c1)又は(122d1,123d1)がそれぞれ嵌合することで、両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21の上面21e上に位置決めされるようになっている。
【0044】
また、キャリアベース21の上面21e上で前面側の幅方向中央部近傍にはトレイ種類検出孔21e2,21e3が穿設されており、両面ディスク反転組立体120が下降位置に至った時に、前面側トレイ支持板122の上下に形成した2つのトレイ種類検出片122e1,122e2(図15)のうちで下側に位置したトレイ種類検出片122e1,122e2がトレイ種類検出孔21e2,21e3内に進入して、キャリアベース21の裏面に取り付けた2つのホトセンサ(図示せず)によりトレイ種類検出片122e1,122e2による2ビット情報により搬送用トレイ4A側か、それとも反転用トレイ4B側かを検出できるようになっている。
【0045】
また、キャリアベース21の上面21e上で前面側の幅方向中央部より左方にはカム片21e4が上方に向かって突出形成されており、このカム片21e4は前面側トレイ支持板122の上下に略対称に取り付けた一対のディスクチャッキング機構部150,150(図15)に作用するものであるが、これについては後述する。
【0046】
また、キャリアベース21の上面21e上で前面側の幅方向中央部にはロック孔21e5が穿設されており、両面ディスク反転組立体120が下降位置に至った時に、前面側トレイ支持板122の上下に形成した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3,122e3のうちで下側に位置した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3がロック孔21e5内に進入して、キャリアベース21の裏面に取り付けた後述のロック部材54(図10)に両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が係合することで、両面ディスク反転組立体120が下降位置でキャリアベース21に対して確実にロックされるようになっている。
【0047】
また、キャリアベース21の上面21e上で背面側の幅方向中央部より右方にはトレイ有無検出レバー26が回動自在に支持されており、トレイ有無検出レバー26の一端側はネジリバネ(図示せず)の付勢力によってキャリアベース21の上面21e上に突出し、且つ、回動軸27を介した他端側はキャリアベース21の上面21eに穿設したトレイ有無検出孔21e6内に進入してキャリアベース21の裏面に取り付けたホトセンサ(図示せず)に対向している。そして、両面ディスク反転組立体120が下降位置に至った時に、両面ディスク反転組立体120内の下段側に搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bがあるか否かをトレイ有無検出レバー26の一端側を押圧することで検出している。ここでは、とくに、ディスク・オートチェンジャ装置1を始動させるにあたって、後述するように初期状態では両面ディスク反転組立体120内の上段位置に反転用トレイ4Bが予め装着されていることが必要条件となっているため、ディスク・オートチェンジャ装置1の始動時には両面ディスク反転組立体120を必ず一度上昇させて上昇位置で反転させてから両面ディスク反転組立体120を下降させ、下降位置で両面ディスク反転組立体120内の下段位置に反転用トレイ4Bがあることをトレイ有無検出レバー26により確認し、確認後、再度、両面ディスク反転組立体120を反転して反転用トレイ4Bを両面ディスク反転組立体120内の上段位置に予め位置させるようにチエックをしている。
【0048】
また、キャリアベース21の前面21a側にはトレイロック解除機構部40が設けられている。
【0049】
上記したトレイロック解除機構部40では、キャリアベース21の上面21e上で前面側の左右両端近傍に設けたガイドブロック部21e7,21e8に沿ってトレイロック解除部材41が左右方向に摺動自在に設けられており、このトレイロック解除部材41で筐体2の左右に取り付けたマガジン10A,10Bのトレイロック機構部11A(図2),11B(図示せず)のロックを解除できるようになっている。この際、トレイロック解除機構部40には、下記するように両面ディスク反転組立体120のキャリアベース21へのロック機構が含まれており、トレイロック解除動作と両面ディスク反転組立体のキャリアベースへのロック動作とが連動するように構成されている。
【0050】
ここで、図10に拡大して示したトレイロック解除機構部40及び両面ディスク反転組立体120のキャリアベース21へのロック機構において、トレイロック解除部材41を左右に移動させる駆動源はキャリアベース21の裏面側に設けられており、即ち、ブラケット42にモータ43が取り付けられ、このモータ43のモータ軸に固着したウオーム44が軸支持部材45でモータ軸の先端を軸着されて回転自在に設けられている。また、ウオーム44はシャフト46に軸着されたウオームホィール47に噛合し、且つ、ウオームホィール47の下方でこれと略同径に一体に形成したギア48がシャフト49に軸着されたカムホイールギア50に噛合している。
【0051】
また、カムホイールギア50の上面には、略270°に亘って凸円弧状カム部50aがカムホイールギア部50bより小径に上方に向かって突出形成されていると共に、凸円弧状カム部50aが形成されていない部位の外周側にピン51が植設されている。
【0052】
更に、カムホイールギア50の近傍にゼネバ体52がシャフト53を中心に左右に僅かな角度に亘って揺動可能に設けられている。
【0053】
上記したゼネバ体52は樹脂材を用いて一体成形されており、このゼネバ体52の一端側にカムホイールギア50の凸円弧状カム部50aに摺接する凹円弧状カム部52aが略90°に亘って形成され、且つ、カムホイールギア50に植設したピン51がいずれか一方に間欠的に進入して係合する凹状のゼネバ部52b,52cが凹円弧状カム部52aの左右端に連接して形成されていると共に、シャフト53を介した他端側にアーム部52dが凹円弧状カム部52aの中心とシャフト53の中心を通る線上に長尺に形成されている。
【0054】
また、ゼネバ体52の上面には両面ディスク反転組立体120をロックするためのロック部材54が板金材などを用いてネジなどにより一体的に固着されており、このロック部材54の一端側にはネジ固定用の円弧部54aが形成され、且つ、シャフト53を介した他端側の左右にコ字状のロック片54b,54cがゼネバ体52に形成したアーム部52dの上方で中心線を同じくして左右対称に間隔を離して互いにコ字状部位を向かい合わせて形成されている。
【0055】
そして、両面ディスク反転組立体120の下降時に、上記したロック部材54の他端側の左右に形成したコ字状のロック片54b,54cのいずれか一方に、前面側トレイ支持板122(図15)の上下に形成した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3,122e3のうちで下側に位置した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3がキャリアベース21の上面21eに穿設したロック孔21e5(図9)を通り抜けて確実にロックされるようになっている。
【0056】
また、ゼネバ体52の他端側に形成したアーム部52dの先端にU字孔52d1が形成されており、且つ、左右に移動自在な第1連結部材55に植設したピン56がアーム部52dのU字孔52d1内に嵌合している。更に、第1連結部材55に第2連結部材57を一体的に取り付け、且つ、この第2連結部材57の上端を折り曲げ形成した屈曲部57aが前記したトレイロック解除部材41に形成した凹部41aに係合している。
【0057】
ここで、上記構成によるトレイロック解除機構部40の動作及び両面ディスク反転組立体120のキャリアベース21へのロック機構の動作について図11(a)〜(c)を用いて説明する。尚、図11中において、両面ディスク反転組立体120は両面ディスク反転組立体用ロック片122e3のみを図示する。
【0058】
まず、図11(a)に示した如く、トレイロック解除機構部40及び両面ディスク反転組立体120のキャリアベース21へのロック機構が共に初期状態で且つ動作を開始する時には、両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21の上面21e上で下降位置に位置決めされている状態である。この状態からモータ43を始動して、ウオーム44,ウオームホィール47,ギア48を介してカムホイールギア50をシャフト49を中心に例えば反時計方向に回転させると、カムホイールギア50の上面に形成した凸円弧状カム部50aにゼネバ体52の一端側に形成した凹円弧状カム部52aが摺接している時には、ゼネバ体52がシャフト53を中心に揺動しないため、このゼネバ体52のシャフト53を介した他端側に形成したアーム部52dは中立位置を保ったままとなる。この時、ゼネバ体52の上面に一体的に固着したロック部材54も中立位置を保っているので、ロック部材54に形成したコ字状のロック片54b,54c間に、前面側トレイ支持板122(図15)の下側に位置した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が進入するものの、この両面ディスク反転組立体用ロック片122e3はロックされないままの初期状態と同じ状態を保つ。また、この時、ゼネバ体52のアーム部52dは中立位置を保ったままとなるので、このアーム部52dと第1,第2連結部材55,57を介して連結したトレイロック解除部材41も左右に移動することなく中立状態を保った初期状態のままとなる。
【0059】
この後、図11(b)に示した如く、ガムホイールギア50をシャフト49を中心に更に反時計方向に回転させると、カムホイールギア50の上面に固着したピン51がゼネバ体52の一端側に形成した凹状のゼネバ部52b,52cのうちで左方のゼネバ部52bに進入するので、ゼネバ体52はシャフト53を中心に時計方向に揺動する。このゼネバ体52の時計方向への揺動に伴って、ゼネバ体52の上面に固着したロック部材54も一体に時計方向に揺動するので、ロック部材54に形成したコ字状のロック片54b,54cのうちで右方のロック片54cに前面側トレイ支持板122(図15)の下側に位置した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が係合することで、両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21に対して確実にロックされる。また、この時、ゼネバ体52のアーム部52dも時計方向に揺動するので、アーム部52dと第1,第2連結部材55,57を介して連結したトレイロック解除部材41はキャリアベース21の前面側の左右両端近傍に設けたガイドブロック部21e7,21e8に沿って中立位置から左方に移動して、左側のマガジン10A側のトレイロック機構部11A(図2)のロックを解除する。
【0060】
なお、上記した図11(a),(b)の動作ではカムホイールギア50をシャフト49を中心に反時計方向に回転させた場合を説明したが、図11(c)に示した如く、カムホイールギア50をシャフト49を中心に時計方向に回転させた時には、カムホイールギア50の上面に固着したピン51がゼネバ体52の一端側に形成した右方のゼネバ部52cに進入するので、ロック部材54に形成した左方のロック片54bに両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が係合して両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21に対して確実にロックされると共に、アーム部52dと第1,第2連結部材55,57を介して連結したトレイロック解除部材41はガイドブロック部21e7,21e8に沿って中立位置から右方に移動して、右側のマガジン10B側のトレイロック機構部11B(図示せず)のロックを解除する。
【0061】
上記のように、トレイロック解除部材41で左右のマガジン10A,10B側のトレイロック機構部11A,11Bのロックを解除する時には、両面ディスク反転組立体120がゼネバ体52の上面に一体的に固着したロック部材54によってキャリアベース21に対して確実にロックされているので、この後、左右のマガジン10A,10B側から所望の両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aを両面ディスク反転組立体120内に確実に装着でき、また、この所望の両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bをディスク・ドライブユニット180内に確実に装着できる。
【0062】
図9に戻り、次に、キャリアベース21の背面21d側にはトレイ引き出し機構部60が設けられている。
【0063】
上記トレイ引き出し機構部60はキャリアベース21の左右の側面21b,21c側に設けたトレイストッパ25A,25B間に設けられており、トレイキャッチ61が図示を省略するもののモータの駆動力で回転する長尺なリードスクリューなどにより搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの長手方向(図示左右方向)に移動自在に設けられている。このトレイキャッチ61は、図3を用いて説明した搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの左側面に形成したクランプ部4d,4d又は右側面に形成したクランプ部4e,4eのいずれか一方の側面のクランプ部と係合し、搬送用トレイ4Aをキャリアベース21側に引き出したり又は左右のマガジン10A,10Bに戻したり、キャリアベース21内の搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bをディスク・ドライブユニット180内に挿入したり、ディスク・ドライブユニット180から搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bをキャリアベース21側に戻すものである。
【0064】
次に、キャリアベース21上に設けた両面ディスク反転機構部80について、図12乃至図15を用いて説明する。
【0065】
図12はキャリアベースを取り除いた状態での両面ディスク反転機構部において、両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した斜視図、
図13はキャリアベースを取り除いた状態での両面ディスク反転機構部において、両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した斜視図、
図14(a),(b)は図12及び図13に示した第1リンク部材,スライドギアをそれぞれ拡大して示した図、
図15は図12及び図13に示した両面ディスク反転組立体を説明するための斜視図である。
【0066】
図12及び図13に示した如く、キャリアベース21に設けた両面ディスク反転機構部80は、X字状にクロスした一対のパンタグラフ部90A,90Bをキャリアベース21の前面21a側と背面21d側とに互いに対向して上下動自在(伸縮自在)に取り付け、且つ、一対のパンタグラフ部90A,90Bの上方部位に両面ディスク反転組立体120を反転可能に支持させて、駆動部100の駆動力によって一対のパンタグラフ部90A,90Bがキャリアベース21上で下降位置から上昇位置に至った時に、両面ディスク反転組立体120内に反転用トレイ4Bと両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aとを上下段に装着したまま、両面ディスク反転組立体120を反転させるものである。
【0067】
この際、一対のパンタグラフ部90A,90Bの下降位置は、キャリアベース21の上面21e(図9)に接近した位置を取り、一方、一対のパンタグラフ部90A,90Bの上昇位置は、キャリアベース21の上面21eに対して両面ディスク反転組立体120が後述する反転用枠体121の中央部位を支点として回転できる半径よりも少し余裕を持たせた高さに設定されている。
【0068】
まず、キャリアベース21の前面21a側と背面21d側とに互いに対向して上下動自在(伸縮自在)に取り付けた一対のパンタグラフ部90A,90Bについて図13を用いて説明すると、キャリアベース21の前面21aと背面21dの右方には、支点ピン91a,91aを水平方向に植設し、且つ、後述する減速用ギア列(109A〜112A),(109B〜112B)をそれぞれ内側に支持した第1ブラケット91A,91Bが間隔を離して互いに対向して一対固定されている。また、キャリアベース21の前面21a側と背面21d側の左上面には、水平方向に長孔92a,(92a)を形成した第2ブラケット92A,(92B)が間隔を離して互いに対向して一対固定されている。
【0069】
また、キャリアベース21の前面21a側には、X字状にクロスさせた第1リンク部材93Aと第2リンク部材94Aとが設けられ、キャリアベース21の背面21a側にはX字状にクロスさせた第1リンク部材93Bと第2リンク部材94Bとが設けられており、両者は金属材を用い且つ間隔を離して互いに対向して対称形状に設けられている。
【0070】
上記した第1リンク部材93A,(93B)は、図14(a)にも拡大して示した如く、平板部93a,(93a)の略中央部位から下方に向かって弓形状内歯部93b,(93b)と下方欠歯部93c,(93c)とを内側に形成し、且つ、弓形状内歯部93b,(93b)及び下方欠歯部93c,(93c)に対して反対側の外側下方部位にバネ掛止ピン93d,(93d)が突出して固着されている。この際、第1リンク部材93A,(93B)に形成した弓形状内歯部93b,(93b)及びこの下方に形成した下方欠歯部93c,(93c)は、右側の第1ブラケット91A,91Bに固着した支点ピン91a,91aを中心に回転できるような円弧に形成されている。
【0071】
そして、第1リンク部材93A,(93B)の平板部93a,(93a)の略中央部位と、第2リンク部材94A,(94B)の略中央部位とをピン95,(95)で連結することにより、前面側の第1リンク部材93Aと第2リンク部材94AとがX字状にクロスして連結され、同様に背面側の第1リンク部材93Bと第2リンク部材94BとがX字状にクロスして連結されている。
【0072】
また、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93b及び下方欠歯部93c,93c上には、スライドギア96A,96Bがスライド自在に設けられている。
【0073】
図14(b)にも拡大して示したように、上記したスライドギア96A,(96B)は樹脂材を用いて略弓形状に形成されており、外周側に弓形状外歯部96a,(96a)が円弧長さを短くして形成され、且つ、内周側に弓形状内歯部96b,(96b)が第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)よりも下方側を延長して円弧長さを長くして形成されており、更に、外周側と内周部との間に上方から下方に向かって弓形状ガイド孔96c,(96c)と弓形状ガイド孔96d,(96d)とがそれぞれ形成されている。このスライドギア96A,(96B)に形成した弓形状外歯部96a,(96a)及び弓形状内歯部96b,(96b)も、第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)と同様に、右側の第1ブラケット91A,91Bに固着した支点ピン91a,91aを中心に回転できるような円弧に形成されている。
【0074】
そして、第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)側にスライドギア96A,(96B)の弓形状内歯部96b,(96b)側が重ね合わせて位置するように、第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)上に取り付けたピン95,(95)及びピン97,(97)をスライドギア96A,(96B)の弓形状ガイド孔96c,(96c)及び弓形状ガイド孔96d,(96d)内に嵌合させている。また、スライドギア96A,(96B)の弓形状外歯部96a,(96a)の近傍に固着させたバネ掛止ピン96e,(96e)と、第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)の下方部位に固着させたバネ掛止ピン93d,(93d)との間に引張バネ98A,(98B)が掛けられており、この引張バネ98A,(98B)はスライドギア96A,(96B)を第1リンク部材93A,(93B)の弓形状内歯部93b,(93b)の下方に移動するように付勢している。この際、引張バネ98A,(98B)の付勢力でピン95,(95)及びピン97,(97)が弓形状ガイド孔96c,(96c)の上端及び弓形状ガイド孔96d,(96d)の上端に当接した状態で、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bと、スライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bとが位相が合うように取り付けられている。また、前面側のスライドギア96Aは第1リンク部材93Aの外側に取り付けられ、一方、背面側のスライドギア96Bは第1リンク部材93Bの内側に取り付けられている。
【0075】
更に、上記構成により、スライドギア96A,96Bは、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bと一体に移動する態様と、弓形状内歯部93b,93b上をスライドする態様とを取り、この2態様は親亀(第1リンク部材)の背中に子亀(スライドギア)を乗せた時の2態様に相当するものである。
【0076】
そして、第1リンク部材93A,93Bの平板部93a,93aの下端に穿設した孔に、右側の第1ブラケット91A,91Bに植設した支点ピン91a,91aが嵌合し、第1リンク部材93A,93Bが支点ピン91a,91aを中心に回動できるようになっている。
【0077】
また、第2リンク部材94A,94Bの下端に植設したピン94a,(94a)が、左側の第2ブラケット92A,(92B)に形成した長孔92a,(92a)内を左右方向に摺動自在に嵌合している。
【0078】
また、前面側の第1,第2リンク部材93A,94Aと、背面側の第1,第2リンク部材93B,94Bとの上方部位には、略水平に支持される前面側の水平支持板99Aと背面側の水平支持板99Bとが互いに対向して略対称形状に形成さて一対用意されている。また、水平支持板99A,99Bの左端側に水平に形成した長孔99a,99a内に、第1リンク部材93A,93Bの平板部93a,93aの上端に植設したピン93e,(93e)が左右方向に摺動自在に嵌合している。
【0079】
また、水平支持板99A,99Bの右端側に穿設した支点ピン99b,(99b)が第2リンク部材94A,94Bの上端に穿設した孔に嵌合し、第2リンク部材94A,94Bが支点ピン99b,(99b)を中心に回動できるようになっている。
【0080】
そして、一対のパンタグラフ部90A,90Bの一部を構成する水平支持板99A,99B間に後述する両面ディスク反転組立体120が反転可能に支持されている。
【0081】
次に、両面ディスク反転駆動機構部80の駆動部100について説明すると、キャリアベース21の裏面側に固着したブラケット101には、両面ディスク反転用モータ102が取り付けられており、この両面ディスク反転用モータ102の軸にセンサギア103が固着されている。センサギア103は、小径ギア部と大径センサ用円板部とで一体形成されている。そして、センサギア103の大径センサ用円板部の円周に沿って設けた複数のスリットをブラケット101に取り付けたホトセンサ104で検出することで、両面ディスク反転用モータ102の回転パルスを生成している。また、センサギア103の小径ギア部は、ブラケット101に取り付けた2段ギア105の大径ギア部に噛合している。
【0082】
また、キャリアベース21の裏面側でキャリアベース21の前面21aと背面21dとの間に長尺なシャフト106が回転自在に横架されており、このシャフト106の中間部位に固着したギア107がブラケット101に取り付けた2段ギア105の小径ギア部に噛合している。
【0083】
また、上記シャフト106の両端部位に一対のギア108A,108Bが固着されている。
【0084】
一方、前述したように、キャリアベース21の前面21a側と背面21d側には第1ブラケット91A,91Bが間隔を離して互いに対向して取り付けられており、これらの第1ブラケット91A,91Bの内側にそれぞれ複数のギア(109A〜112A),(109B〜112B)により構成した減速用ギア列が互いに対向して取り付けられている。
【0085】
そして、シャフト106の両端部位に固着した一対のギア108A,108Bが減速用ギア列のうちで初段の2段ギア109A,109Bに位相を合わせて常時噛合している。また、初期状態では減速用ギア列(109A〜112A),(109B〜112B)のうちで最終段の2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aが、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bの上方部位及びこの弓形状内歯部93b,93b上に位相を合わせて重なったスライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bの上方部位に噛合している。
【0086】
尚、上記駆動部100では、一対のパンタグラフ部90A,90Bが上昇位置に至った状態で両面ディスク反転組立体120を反転させる際に、両面ディスク反転用モータ102の駆動力を背面側トレイ支持板123側に設けた2段ギア130及びこの2段ギア130に噛合した反転用ギア127に最終的に伝達するように構成されており、前面側トレイ支持板122側は両面ディスク反転組立体120を反転させるように支持しているだけである。
【0087】
次に、図15に示した如く、上記した両面ディスク反転組立体120は、基台となる矩形状の反転用枠体121がアルミ材などを用いて内部を大きく肉抜きして剛性を持って形成されている。また、矩形状の反転用枠体121の前面121a、左右の側面121b,121c、背面121dがキャリアベース21の前面21a、左右の側面21b,21c、背面21dにそれぞれ対応している。
【0088】
また、反転用枠体121の前面121a側と背面121d側とに、前面側トレイ支持板122と背面側トレイ支持板123とがそれぞれ一体的に取り付けられている。
【0089】
上記した前面側トレイ支持板122には、コ字状のトレイ案内溝122a,122bが下と上とに僅かな間隔を離して搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの長手方向に沿って形成されている。この際、トレイ案内溝122a,122bのトレイ挿脱口は左右に形成されている。
【0090】
一方、上記した背面側トレイ支持板123にも、コ字状のトレイ案内溝123a,123bが下と上とに僅かな間隔を離して搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの長手方向に沿って形成されている。この際、トレイ案内溝123a,123bのトレイ挿脱口も左右に形成されている。
【0091】
そして、前面側トレイ支持板122のトレイ案内溝122aと背面側トレイ支持板123のトレイ案内溝123aとが間隔を離して互いに対向しており、これらのトレイ案内溝122a,123aにマガジン10から両面ディスク3を載置した状態で引き出される搬送用トレイ4Aが挿脱可能に装着されるようになっており、初期状態ではトレイ案内溝122a,123aに搬送用トレイ4Aが未装着の状態であり、且つ、未装着時にはトレイ案内溝122a,123aは必ず下段位置で待機している。
【0092】
また、前面側トレイ支持板122のトレイ案内溝122bと背面側トレイ支持板123のトレイ案内溝123bとが間隔を離して互いに対向しており、これらのトレイ案内溝122b,123bに反転用トレイ4Bを両面ディスク3の載置面が下に向くように予め装着し、両面ディスク3を反転した時に反転用トレイ4B上の両面ディスク3がディスク・ドライブユニット180側に引き出し可能に装着されるようになっており、この反転用トレイ4Bは初期状態で必ず上段位置に装着されている。この際、反転用トレイ4Bはディスク・ドライブユニット180側に引き出される時以外はトレイ案内溝122b,123bに通常装着されたままの状態となっているものであるが、反転用トレイ4Bの耐用性を考慮して両面ディスク反転組立体120の反転回数又は反転用トレイ4Bのディスク・ドライブユニット180側への引き出し回数が予め設定した所定の回数以上になった場合には、後述するように両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bをマガジン10内に収納した搬送用トレイ4A又は予備の反転用トレイ4Bと交換可能になっている。尚、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bを使用頻度に応じて交換する反転用トレイ交換手段は本発明の要部となるものであり、これについては後で詳述する。
【0093】
また、前面側トレイ支持板122の上下面122c,122dの左右両端に位置決め突起122c1,122d1が突出形成され、同様に、背面側トレイ支持板123の上下面123c,123dの左右両端に位置決め突起123c1,123d1が突出形成されており、前述したように両面ディスク反転組立体120が下降位置に至った時に下側に位置した位置決め突起の組み(122c1,123c1)又は(122d1,123d1)が、キャリアベース21の上面21eに形成した位置決め孔21e1(図9)に嵌合するものである。
【0094】
また、前面側トレイ支持板122の中央部位及び背面側トレイ支持板123の中央部位には支持軸124,125がそれぞれ固着されており、これらの支持軸124,125は前面側の水平支持板99A及び背面側の水平支持板99Bに軸着されて、前面側トレイ支持板122及び背面側トレイ支持板123を取り付けた反転用枠体121が支持軸124,125を中心にして反転可能に支持されている。
【0095】
また、背面側の水平支持板99Bと背面側トレイ支持板123との間には、中心部に一方向クラッチ126を嵌め込んだ反転用ギア127が支持軸125を中心に回転自在に設けられている。この実施例では、一方向クラッチ126を反転用ギア127に嵌め込んでいるももの、一方向クラッチ126は下記する2段ギア130に嵌め込むことも可能である。上記した反転用ギア127の中心部に嵌め込んだ一方向クラッチ126の機能は、後述するように、一対のパンタグラフ部90A,90Bを上昇させて上昇位置で両面ディスク反転組立体120を反転させる時に支持軸125と一体に反転用ギア127が回転できる方向に設定されて、反転用モータ102(図13)による反転時の駆動力が伝達できるようになっており、且つ、両面ディスク反転組立体120を下降させる時には支持軸125に対して反転用ギア127が空回りするようになっている。従って、一方向クラッチ126によって、支持軸125を介して反転用ギア127と背面側トレイ支持板123を取り付けた反転用枠体121とが一体となって回転できる態様と、反転用ギア127のみが支持軸125上を回転できる態様とを取り得るようになっている。
【0096】
更に、背面側の水平支持板99Bに支持した支持軸125の下方に、シャフト128を固着したブラケット129が取り付けられており、このシャフト128に大径ギア部130aと小径ギア部130bとを一体形成した2段ギア130が軸着されており、この2段ギア130の大径ギア部130aは反転用ギア127の下方部位に噛合していると共に、2段ギア130の小径ギア部130bは前記した駆動部100(図13)の一部を構成する背面側のスライドギア96Bの弓形状外歯部96aに接離自在に噛合するようになっている。
【0097】
また、背面側トレイ支持板123の外側面には、位置決め片123e,123fが支持軸125を中心に左右に高さを違えて突出形成されており、これら位置決め片123e,123fに背面側の水平支持板99Bに形成した長孔99a内に摺動自在に嵌合しているピン93eの先端部位が接離するようになっている。そして、ピン93eの先端が位置決め片123eの裏面に当接している状態では反転用枠体121が略水平状態を保ち、この後、反転用枠体121が支持軸124,125を中心に反転してピン93eの先端が位置決め片123fの上面に当接している状態では反転用枠体121が水平状態に対して僅かな角度傾いている状態を保つようになっている。
【0098】
また、背面側トレイ支持板123に支持軸125を介して軸支した反転ギア127の外側面に位置決め凹部(図示せず)が2か所それぞれ所定の位置に形成されている。これに対応して背面側の水平支持板99Bには、円筒体131内に挿入した圧縮バネ132により付勢されたピン133が反転ギア127の外側面に向かって出没自在に設けられており、ピン133が反転ギア127の外側面に形成した上記位置決め凹部(図示せず)に係合する動作は、上記した背面側トレイ支持板123の位置決め片123d,123fとピン93eとの位置決め動作と連動している。
【0099】
次に、前面側トレイ支持板122の上下に略対称に取り付けた一対のディスクチャッキング機構部150,150は、矩形状の反転用枠体121の内部を大きく肉抜きした逃げ孔121e内の略中央部位まで延出されている。
【0100】
この一対のディスクチャッキング機構部150,150は、前面側トレイ支持板122と背面側トレイ支持板123との間に反転可能に支持された両面ディスク反転組立体120内の上下段に反転用トレイ4Bと両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aとが装着されて、後述するように一対のパンタグラフ部90A,90Bによる上昇位置で両面ディスク反転組立体120が反転した時に、両面ディスク3の中心孔を利用して両面ディスク3のA面側及びB面側を一対のディスクチャッキング部材161,161で挟持するものである。
【0101】
ここで、一対のディスクチャッキング機構部150,150は、一対のディスクチャッキング部材161,161の中心部の凹凸形状を除けば全て対称に構成されているので、上側のディスクチャッキング機構部150を中心に説明し、必要に応じて下側のディスクチャッキング機構部150についても説明する。
【0102】
上記した上側のディスクチャッキング機構部150について説明すると、前面側トレイ支持板122の上面122cの中間部位に上面122cより一段低く凹状の凹部122eが長尺に形成されており、この凹部122eの上方に第1レバー151が回動自在に設けられている。この際、第1レバー151は、前面側トレイ支持板122の凹部122e上の左右に間隔を離して取り付けた第1レバー支持ブロック152,152にシャフト153,(153)を介して上下方向に回動自在に支持されている。
【0103】
上記した第1レバー151は板金材を折り曲げて一体的に形成されており、平坦部151aから一段低く折り曲げた翼部151bが反転用枠体121の中心部側に向かって延出されている。また、第1レバー151の平坦部151aに形成した逃げ孔151a1内には、前面側トレイ支持板122の凹部122e上に一体的に突出形成した2つのトレイ種類検出片122e1,122e2と1つの両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が臨んでいる。
【0104】
この際、2つのトレイ種類検出片122e1,122e2はここに形成した検出孔の有無状態が前面側トレイ支持板122の上側と下側とでは異なることで、前述したように両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21上の下降位置に至った時に下側に位置した2つのトレイ種類検出片122e1,122e2がキャリアベース21の上面21eに穿設したトレイ種類検出孔21e2,21e3(図9)に臨んでいる。
【0105】
一方、前面側トレイ支持板122の凹部122eに形成した1つの両面ディスク反転組立体用ロック片122e3は、前面側トレイ支持板122の幅方向中央に突出形成されている。この両面ディスク反転組立体用ロック片122e3は、前述したように両面ディスク反転組立体120の下降時に下側に位置した両面ディスク反転組立体用ロック片122e3が、キャリアベース21の上面21eに穿設したロック孔21e5(図9)に臨んでいる。
【0106】
また、第1レバー151の翼部151bの裏面側の左右には、搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bの左右に形成した位置決め用丸孔4a2,4a2(図3)に嵌合する位置決めピン151b1,151b1が植設されている。
【0107】
また、第1レバー151の翼部151b上の中央部位には、下記する第2レバー157の回動姿勢を規制するストッパ154が左右に間隔を離して取り付けたストッパ支持ブロック155,(155)にシャフト156を介して上下方向に回動自在に設けられている。
【0108】
また、第1レバー151の翼部151b上の中央先端部位には、ディスクチャッキング部材161を固着した第2レバー157が上下方向に回動自在に支持されている。この第2レバー157は、第1レバー151の翼部151b上の中央先端部位の左右に間隔を離して取り付けた第2レバー支持ブロック158,158にシャフト159を介してネジリバネ160により上下のディスクチャッキング部材161,161が互いに接近する方向に付勢されながら回動自在に支持されている。
【0109】
また、第2レバー157の先端部位に固着したディスクチャッキング部材161は、図20(b)に示した如く、両面ディスク3の中心孔3cに嵌合する先端をテーパ状に形成した円筒部161aと、両面ディスク3のA面3a又はB面3bの内周部位に当接するために円周に沿って3か所均等に設けたディスク載置部161bとで樹脂材により一体形成されている。この際、上下の第2レバー157,157に固着したディスクチャッキング部材161,161は、一方の円筒部161aの中央部位に凸部161a1が突出形成され、他方の円筒部161aの中央部位に凹孔部161a2が穿設されており、上下のディスクチャッキング部材161,161で両面ディスク3をチャッキングした時に一方の円筒部161aの凸部161a1と他方の円筒部161aの凹孔部161a2とが嵌合することで、両面ディスク3のディスクチャッキング部材161,161からの抜け防止を図っている。
【0110】
また、前面側トレイ支持板122の外側面122fの中央部位には、支持軸124を中心に第1リンクレバー162が回動自在に設けられている。上記した第1リンクレバー162は、図20(a)に示した如く、長尺な第1アーム部162a,162bが支持軸124を中心に上下左右対称に一対形成され、且つ、一対の第1アーム部162a,162b間に短尺な第2アーム部162c,162dが支持軸124を中心に上下左右対称に一対形成されている。
【0111】
また、前面側トレイ支持板122の外側面122f上で支持軸124を挟んだ左右には、支持軸124に対して上下左右対称にく字状に形成した第2リンクレバー164A,164Bが外側面122fに固着したシャフト165,165を中心に回動自在に一対設けられている。
【0112】
また、前面側トレイ支持板122の上下に回動自在に設けた前記した第1レバー151,151の平坦部151aの後端部位は前面側の水平支持板99A側に突出しており、この第1レバー151,151の平坦部151aの後端部位にL字片163A,163Bが支持軸124に対して上下左右対称に一対取り付けられている。
【0113】
そして、上下の第1レバー151,151の後端部位に取り付けたL字片163A,163Bに、第1リンクレバー162の第1アーム部162a,162bが係合している。この際、前面側トレイ支持板122と第1リンクレバー162との間で支持軸124に嵌入させたネジリバネ167の一端と他端とを前面側トレイ支持板122と第1リンクレバー162にそれぞれ掛止させ、このネジリバネ167によって上下の第1レバー151,151のうちで回動支点となるシャフト153,153を介した翼部151b,151bを互いに閉じる方向に付勢している。
【0114】
また、第1リンクレバー162の第2アーム部162c,162dの先端部位は、第2リンクレバー164A,164Bの一端部164a,164aに係合し、且つ、シャフト165,165を介した他端部164b,164bにローラ166A,166Bが回転自在に固着されており、これらのローラ166A,166Bはキャリアベース21の上面21eに突出形成したカム片21e4に接離自在になっている。
【0115】
次に、上記した両面ディスク反転組立体120をキャリアベース21上で上下動させ、且つ、上昇位置で両面ディスク反転組立体120を反転させる動作について、先に説明した図13と図16乃至図19とを用いて説明する。
【0116】
図16は一対のパンタグラフ部が縮んで両面ディスク反転組立体がキャリアベース上で下降位置に至っている初期状態を示した図、
図17は一対のパンタグラフ部が伸びて両面ディスク反転組立体がキャリアベース上で上昇位置に至っている状態を示した図、
図18は両面ディスク反転組立体が上昇位置で反転を開始した状態を示した図、
図19は両面ディスク反転組立体が上昇位置で反転を完了した状態を示した図である。
【0117】
まず、図16に示した如く、駆動部100が初期状態に至っている時には、キャリアベース21の前面21a側と背面21d側では、第1リンク部材93A,93Bの下端を右側の第1ブラケット91A,91Bに固着した支点ピン91a,91aを支点として、第1リンク部材93A,93Bの上端に植設したピン93e,93eが水平支持板99A,99Bに形成した長孔99a,99a内の左端に移動し、且つ、第2リンク部材94A,94Bの上端を水平支持板99A,99Bに固着した支点ピン99b,99bを支点として、第2リンク部材94A,94Bの下端に植設したピン94a,94aが左側の第2ブラケット92A,92Bに形成した長孔92a,92a内の左端に移動しているので、第1リンク部材93A,93Bと第2リンク部材94A,94Bとをピン95,95を介してX字状にクロスさせた一対のパンタグラフ部90A,90Bは縮んでいる状態となり、前面側の水平支持板99Aと背面側の水平支持板99Bとの間に反転可能に支持させた両面ディスク反転組立体120はキャリアベース21の上面21e上で略水平状態を保って位置決めされて下降位置に至っている。また、下降位置では、両面ディスク反転組立体120内で反転用トレイ4Bが上段位置に装着され、且つ、所望の両面ディスク3のA面3aを上にして載置した搬送用トレイ4Aが下段位置に装着されている。
【0118】
また、スライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bが第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93b及び下方欠歯部93c,93c上を引張バネ98A,98Bによって下方に付勢されている状態で、駆動部100の反転用モータ102からの駆動力を伝達する減速用ギア列(109A〜112A),(109B〜112B)のうちで最終段の2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aが、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bの上方部位及びスライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bの上方部位に位相を合わせて噛合している。この際、背面側のスライドギア96Bの弓形状外歯部96aは背面側の水平支持板99Bに設けた2段ギア130の小径ギア部130bから離間している。
【0119】
次に、図13及び図17に示した如く、上記した初期状態から反転用モータ102を始動させて、減速用ギア列(109A〜112A),(109B〜112B)のうちで最終段の2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aを図示の時計方向に回転させると、この小径ギア部112a,112aに噛合した第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93b及びスライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bが一体となって右側の第1ブラケット91A,91Bに固着した支点ピン91a,91aを中心にして時計方向に回転して上方に移動する。これに伴って、第1リンク部材93A,93Bの上端に植設したピン93e,93eが水平支持板99A,99Bに形成した長孔99a,99a内を右端側に移動し、且つ、第2リンク部材94A,94Bの下端に植設したピン94a,94aが左側の第2ブラケット92A,92Bに形成した長孔92a,92a内を右端側に移動するので、一対のパンタグラフ部90A,90Bは伸びた状態となり、前面側の水平支持板99Aと背面側の水平支持板99Bとの間に反転可能に支持させた両面ディスク反転組立体120はキャリアベース21の上面21e上で上昇位置に至る。
【0120】
ここで、一対のパンタグラフ部90A,90Bは伸びた状態となって、両面ディスク反転組立体120が上昇位置に至った時には、2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aが第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bの下方に形成した下方欠歯部93c,93cに至るので、第1リンク部材93A,93Bは回転を停止し、一対のパンタグラフ部90A,90Bも上昇位置で停止する。一方、スライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bは、第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bよりも下方側を延長して円弧長さが長く形成されているため、2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aが噛合したままとなる。ここでも、背面側のスライドギア96Bの弓形状外歯部96aは背面側の水平支持板99Bに設けた2段ギア130の小径ギア部130bから離間している。また、この上昇位置では、背面側トレイ支持板123の外側面に形成した位置決め片123eの下面に、背面側の水平支持板99Bに形成した長孔99a内を右端側に移動したピン93eの先端部位が入り込んで当接するために両面ディスク反転組立体120は略水平状態の姿勢を取る。
【0121】
次に、図13及び図18に示した如く、2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aを更に図示の時計方向に回転させると、この小径ギア部112a,112aに噛合したスライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bのみが弓形状ガイド孔96c,96dにそれぞれ嵌合したピン95,97に案内されながら停止している第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b及び下方欠歯部93c上を更に時計方向に回転して引張バネ98A,98Bの付勢力に抗して上方に移動する。これにより、背面側のスライドギア96Bに形成した弓形状外歯部96aが背面側の水平支持板99Bに設けた2段ギア130の小径ギア部130bに噛合するので、2段ギア130が図示の反時計方向に回転し、更に、2段ギア130の大径ギア部130aの上方部位に噛合した反転用ギア127が支持軸125を中心に図示の時計方向に回転するので、前面側の水平支持板99Aと背面側の水平支持板99Bとの間に反転可能に支持させた両面ディスク反転組立体120も図示の時計方向に回転して反転を開始する。この際、反転用ギア127の中心部には前述したように一方向クラッチ126が嵌め込まれているので、両面ディスク反転組立体120を反転させた時に支持軸125と一体に反転用ギア127が回転でき、反転用モータ102による反転時の駆動力が反転用ギア127に伝達される。
【0122】
また、この際、前面側の水平支持板99Aには2段ギア及び反転用ギアが設けられていないので、前面側のスライドギア96Aは第1リンク部材93A上を上動するだけである。
【0123】
次に、図13及び図19に示した如く、2段ギア112A,112Bの小径ギア部112a,112aを図18に示した状態から更に図示の時計方向に回転させると、この小径ギア部112a,112aに噛合したスライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bのみが停止中の第1リンク部材93A,93B上をより更に時計方向に回転して引張バネ98A,98Bの付勢力に抗して上方に移動するので、引張バネ98A,98Bは伸びた状態となり付勢力を蓄えると共に、2段ギア130及び反転用ギア127を介して両面ディスク反転組立体120が支持軸125を中心に更に図示の時計方向に回転して、両面ディスク反転組立体120が反転する。ここで、背面側トレイ支持板123の外側面に形成した位置決め片123fの上面に、背面側の水平支持板99Bに形成した長孔99a内を右端側に移動しているピン93eの先端部位が上方から当接するので、両面ディスク反転組立体120は水平状態に対して図示のように僅かな角度傾いている状態を保つ。この状態で、両面ディスク反転組立体120の反転が完了して、反転用モータ102による反転時の駆動を停止させる。この際、両面ディスク反転組立体120が反転完了位置で僅かに傾いている理由はピン93eの高さ位置でピン93eを位置決め片123fに当接させているからである。
【0124】
この反転完了状態では、両面ディスク反転組立体120内で反転用トレイ4Bが下段位置に変更され、且つ、この反転用トレイ4B上に所望の両面ディスク3がB面3bを上にして載置される。一方、搬送用トレイ4Aは上段位置に変更されている。
【0125】
次に、図19の反転完了状態から両面ディスク反転組立体120を下降位置に下ろすには、反転用モータ102を反転時の駆動方向に対して逆転させるものの、スライドギア96A,96Bは反転用モータ102の逆転時の駆動力によらずに反転完了時に蓄えられた引張バネ98A,98Bの付勢力を利用して上昇位置まで戻している。即ち、スライドギア96A,96Bは引張バネ98A,98Bの付勢力で停止中の第1リンク部材93A,93B上を下動しながら、スライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bが第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bと一体となる位置まで戻り、一対のパンタグラフ部90A,90Bを上昇させた上昇位置まで戻る。
【0126】
ここで、スライドギア96A,96Bがバネ力で下動した時に、背面側のスライドギア96Bの弓形状外歯部96aに噛合した2段ギア130及びこの2段ギア130に噛合した反転用ギア127が共に反転時の回転方向に対して逆転するものの、反転用ギア127に嵌め込んだ一方向クラッチ126の作用により反転用ギア127のみが支持軸125に対して空回りして逆転するだけなので、両面ディスク反転組立体120は逆転することなく反転状態を保ったままとなる。
【0127】
そして、スライドギア96A,96Bの弓形状内歯部96b,96bと第1リンク部材93A,93Bの弓形状内歯部93b,93bとが一体となった位置まで戻ったら、反転用モータ102を反転時の回転方向に対して逆転させているので、一対のパンタグフ部90A,90Bが図16に示した初期状態に戻る。従って、両面ディスク反転組立体120が上昇位置で反転を完了してキャリアベース21の上面21e上の下降位置に戻った時には、反転前の初期位置と同じ高さとなる。
【0128】
この後、反転用トレイ4Bに載置した所望の両面ディスク3を両面ディスク反転・キャリアユニット20によりディスク・ドライブユニット180まで搬送し、ディスク・ドライブユニット180内で所望の両面ディスク3のB面3bへの記録及び/又は再生が終了して、反転用トレイ4Bと一体に所望の両面ディスク3を両面ディスク反転・キャリアユニット20に戻した場合に、両面ディスク反転・キャリアユニット20内で所望の両面ディスク3を再度反転し、所望の両面ディスク3のA面3aが上なった状態で搬送用トレイ4A上に載置してから、マガジン10内の元の位置に回収するようにすることで、マガジン10内では両面ディスク3のA面,B面の管理を省略できる。
【0129】
上記したディスク・反転機構部80によれば、キヤリアベース21の前面21a側と背面21d側に第1リンク部材93A,93Bと第2リンク部材94A,94AとをX字状にクロスさせた一対のパンタグラフ部90A,90Bを上下動可能に設け、且つ、一対のパンタグラフ部90A,90Bの一部を構成する一対の水平支持板99A,99Bに両面ディスク反転組立体120を反転可能に支持させた際、一対のパンタグラフ部90A,90Bの上下動をスムースに行うことができ、また、両面ディスク反転組立体120への反転時の駆動源(モータ)を両面ディスク反転組立体120に取り付けていないので、両面ディスク反転組立体120側には駆動源(モータ)への配線の引き回しがなくなりワイヤレスとなり、しかも両面ディスク反転組立体120を軽量に構成できるので両面ディスク反転組立体120の反転時の負荷が小さくなると共に、装置1の品質及び信頼性の向上を図ることができる。
【0130】
次に、両面ディスク反転組立体120の前面側トレイ支持板122の上下に略対称に取り付けた一対のディスクチャッキング機構部150,150の動作について、先に説明した図15と図20及び図21とを用いて説明する。
【0131】
図20(a),(b)は一対のディスクチャッキング機構部が初期状態に至っている態様を示した正面図,側面図、
図21(a),(b)は一対のディスクチャッキング機構部がディスクチャッキング状態に至っている態様を示した正面図,側面図である。
【0132】
一対のパンタグラフ部90A,90Bの上方部位に反転可能に支持された両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21上で下降位置に位置決めされている時には、図15及び図20(a),(b)に示した如く、両面ディスク反転組立体120の前面側トレイ支持板122の上下に略対称に取り付けた一対のディスクチャッキング機構部150,150が上下に拡開して初期状態となっている。
【0133】
即ち、前面側トレイ支持板122の外側面122fに設けた第1リンクレバー162の第1アーム部162a,162bは、上下の第1レバー151,151の平坦部151aの後端部位に取り付けたL字片163A,163Bに係合し、且つ、上下の第1レバー151,151の翼部151b,151側が支持軸124に嵌入したネジリバネ167によって互いに閉じる方向に付勢されており、且つ、第1リンクレバー162の第2アーム部162c,162dの先端部位が、第2リンクレバー164A,164Bの一端部164a,164aに係合している状態で、左側の第2リンクレバー164Aのうちでシャフト165を介した他端部に固着したローラ166Aがキャリアベース21の上面21eに突出形成したカム片21e4の下部幅広部に当接しているので、左側の第2リンクレバー164Aがシャフト165を中心に図示反時計方向に回動する。これに伴って、左側の第2リンクレバー164Aと係合した第1リンクレバー162がネジリバネ167の付勢力に抗して支持軸124を中心に図示時計方向に回動するので、第1リンクレバー162と係合した上下の第1レバー151,151の翼部151b,151b側が互いに開いた状態となる。更に、上下の第1レバー151,151の翼部151b,151bの先端部位にシャフト159,159を介して回動自在に支持された第2レバー157,157はネジリバネ160,160により互いに閉じ方向に付勢されているものの、第1レバー151,151の翼部151b,151bに取り付けたストッパ154,154によって第2レバー157,157はネジリバネ160,160に抗して開く。従って、第2レバー157,157の先端に互いに対向して固着させた上下のディスクチャッキング部材161,161が互いに離れるので、上下のディスクチャッキング部材161,161はここでの図示を省略した搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4B上の両面ディスク3の中心孔3cから退避した状態となる。
【0134】
次に、一対のパンタグラフ部90A,90Bの上方部位に反転可能に支持された両面ディスク反転組立体120がキャリアベース21上で下降位置から上昇位置に上動するにつれて、図21(a),(b)に示した如く、左側の第2リンクレバー164Aの他端部に固着したローラ166Aがキャリアベース21の上面21eに突出形成したカム片21e4の下部幅広部からテーパ状の上部幅狭部に向かって摺動するので、第2リンクレバー164Aがシャフト165を中心に図示時計方向に回動する。これに伴って、左側の第2リンクレバー164Aと係合した第1リンクレバー162がネジリバネ167の付勢力により支持軸124を中心に図示反時計方向に回動するので、第1リンクレバー162と係合した上下の第1レバー151,151の翼部151b,151bが互いに閉じた状態となる。更に、上下の第1レバー151,151の翼部151b,151bの先端部位にシャフト159,159を介して回動自在に支持された第2レバー157,157はネジリバネ160,160の付勢力により互いに閉じ、且つ、第2レバー157,157の先端に固着させた上下のディスクチャッキング部材161,161の先端テーパ状の円筒部161a,161aが両面ディスク3の中心孔3c内に上下から進入して円筒部161a,161aの中央部位に形成した凸部161a1と凹孔部161a2とが嵌合する。そして、両面ディスク3は、上下のディスクチャッキング部材161,161から抜けることなく挟持(チャッキング)され、且つ、両面ディスク3は重力により下側のディスクチャッキング部材161のディスク載置部161b上に載置される。この際更に、上下の第1レバー151,151の翼部151b,151bの裏面に植設した位置決めピン151b1,151b1が搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bに形成した位置決め用丸孔4a2,4a2(図3)に上下から嵌合するので、反転時に搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bが反転用枠体121に形成したトレイ案内溝(122a,123a),(122b,123b)から抜けるのを防止できる。
【0135】
この後、両面ディスク反転組立体120が更に上動して、左側の第2リンクレバー164Aの他端部に固着したローラ166Aがキャリアベース21の上面21eに突出形成したカム片21e4から離間するものの、両面ディスク反転組立体120が上昇位置に至っても、両面ディスク3は上下のディスクチャッキング部材161,161によって挟持されたままとなるので、上昇位置で両面ディスク反転組立体120を反転しても両面ディスク3は上下のディスクチャッキング部材161,161から抜けることなく確実に反転でき、しかも、両トレイ4A,4B間に形成される空間内で両面ディスク3がガタついたり踊ったりしないので、両面ディスク3の反転時の信頼性を向上できる。
【0136】
上記により、ディスクチャッキング機構部150,150は、両面ディスク反転組立体120の上動に連動して反転用枠体121の上下のそれぞれ設けた一対のレバー手段(151,157)を閉じる一方、両面ディスク反転組立体120の下降に連動して一対のレバー手段(151,157)を開じている。
【0137】
<ディスク・ドライブユニット>
図22はディスク・ドライブユニットの構成を示した概略図である。
【0138】
図22に示したディスク・ドライブユニット180は、図1に示した筐体2内の右最下部に配設されているものであるが、両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4A及び反転用トレイ4Bは共に左右対称に形成され、且つ、両面ディスク反転・キャリアユニット20も左右対称に形成されているので、ディスク・ドライブユニット180を筐体2内の左側/又は右側に配設しても良いものである。
【0139】
上記したディスク・ドライブユニット180では、箱体181内に設けたターンテーブルモータ182と、このターンテーブルモータ182のモータ軸に固着され、両面ディスク3を搭載して回転自在なターンテーブル183と、両面ディスク3の径方向に移動自在に設けられて両面ディスク3のA面又はB面を記録及び/又は再生する光ピックアップ184とが備えられた周知の構造のものであり、ここでは詳述を省略する。
【0140】
また、両面ディスク反転・キャリアユニット20により搬送された所望の両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bが箱体181のディスク出入口181aから挿入され、この所望の両面ディスク3と一体に搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bが図示しない昇降手段によりターンテーブル183側に移動され、更に、搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bに載置された両面ディスク3はターンテーブル183上に載置されると共に、搬送用トレイ4A又は反転用トレイ4Bは両面ディスク3より退避して下方に下がる。この後、ターンテーブル183と一体に両面ディスク3を回転させて光ピックアップ184で両面ディスク3のA面又はB面を記録及び/又は再生するもである。尚、使用する両面ディスク3の種類により再生のみ行う場合と、記録再生する場合とがある。
【0141】
以上詳述した本発明に係る両面ディスク反転機構及び両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置1では、両面ディスク反転・キャリアユニット20をマガジン10と、ディスク・ドライブユニット180との間で上下動可能に構成したが、これに限ることなく、両面ディスク反転機構部180を備えたベースをディスク・ドライブユニット180の前面側に固定する構造形態であっても良い。この場合を従来例と比較すると、図27及び図28で説明したように従来例ではメイフレーム211をキャリッジ216の反転後に上下動させる駆動源214と、キャリッジ216を反転させる駆動源221と別々に必要であったが、本発明の両面ディスク反転機構部では一つの駆動源で両面ディスク反転組立体120を上下動させることができ且つ両面ディスク反転組立体120を反転させることができる。更に、本発明では従来例と異なって、両面ディスク反転組立体120はベース上で反転前の下降位置と反転後の下降位置で同じ高さ位置を保つことができるので、ディスク・ドライブ装置のディスク出入口に常に対応させることができる。
【0142】
<反転用トレイ交換回路>
図23は反転用トレイ交換回路(第2トレイ交換回路)のブロック図であり、(a)は両面ディスク反転組立体の反転回数に応じて反転用トレイを交換する場合を示し、(b)は反転用トレイのディスク・ドライブユニット側への引き出し回数に応じて反転用トレイを交換する場合を示した図、
図24(a),(b)は第1,第2の反転用トレイ交換方法を示したフロー図、図25は第3の反転用トレイ交換方法を示したフロー図である。
【0143】
前述したように、両面ディスク反転組立体120内に、両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aと、この搬送用トレイ4Aと同一形状に形成された反転用トレイ4Bとを装着した場合に、反転用トレイ4Bは常に両面ディスク反転組立体120内に戻された状態となるので、反転用トレイ4Bの使用頻度が高く、耐用性を考慮して反転用トレイ交換回路(第2トレイ交換回路)190A又は反転用トレイ交換回路(第2トレイ交換回路)190Bのいずれか一方が装置1内に設けられている。
【0144】
まず、図23(a)に示した反転用トレイ交換回路(第2トレイ交換回路)190Aの場合には、両面ディスク反転・キャリアユニット20内で両面ディスク反転組立体120の反転回数を検出して、反転回数が予め設定した所定の反転回数(例えば10000回)以上になった時に、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bをマガジン10内に収納した両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aのうちの搬送用トレイ4A又はマガジン10内に必要に応じて収納した予備用の反転用トレイ4Bと交換している。
【0145】
即ち、前面側トレイ支持板122の上下にそれぞれ形成した2つのトレイ種類検出片122e1,122e2(図15)による2ビット情報を検出するトレイ種類検出センサ191A,191Bと、トレイ種類検出センサ191A,191Bの2ビット情報が両面ディスク反転組立体120の反転で変化することにより反転を検出する反転検出回路192と、反転検出回路192での反転検出結果をカウントする反転回数カウント回路193と、所定の反転回数(例えば10000回)を記憶したROM194と、反転回数カウント回路193からの反転回数とROM194に記憶した所定の反転回数(例えば10000回)とを比較して、反転回数カウント回路193からの反転回数がROM194に記憶した所定の反転回数(例えば10000回)以上になった時に反転用トレイ4Bを交換するための交換指令信号を出力する比較回路195とで構成されている。そして、比較回路195から交換指令信号が出力されたならば、アラームを出して反転用トレイ4Bを交換するか、又は、下記するように反転用トレイ4Bを自動的に交換している。
【0146】
次に、図23(b)に示した反転用トレイ交換回路190B(第2トレイ交換回路)の場合には、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bのディスク・ドライブユニット180側への引き出し回数が所定の引き出し回数(例えば10000回)以上になった時に、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bをマガジン10内に収納した両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aのうちの搬送用トレイ4A又はマガジン10内に必要に応じて収納した予備用の反転用トレイ4Bと交換している。
【0147】
即ち、前面側トレイ支持板122の上下にそれぞれ形成した2つのトレイ種類検出片122e1,122e2(図15)による2ビット情報を検出するトレイ種類検出センサ191A,191Bと、トレイ種類検出センサ191A,191Bの2ビット情報により反転用トレイ4Bが下降位置に位置している情報と、反転用トレイ4Bのディスク・ドライブユニット180側への引き出し指令信号の有無とにより反転用トレイ4Bのディスク・ドライブユニット180側への引き出しを検出する引き出し検出回路196と、引き出し検出回路196での引き出し検出結果をカウントする引き出し回数カウント回路197と、所定の引き出し回数(例えば10000回)を記憶したROM198と、引き出し回数カウント回路197からの引き出し回数とROM198に記憶した所定の引き出し回数(例えば10000回)とを比較して、引き出し回数カウント回路197からの引き出し回数がROM198に記憶した所定の引き出し回数(例えば10000回)以上になった時に反転用トレイ4Bを交換するための交換指令信号を出力する比較回路199とで構成されている。ここでも、比較回路199から交換指令信号が出力されたならば、アラームを出して反転用トレイ4Bを交換するか、又は、下記するように反転用トレイ4Bを自動的に交換している。
【0148】
次に、図23(a)に示した反転用トレイ交換回路190Aの比較回路195又は図23(b)に示した反転用トレイ交換回路190Bの比較回路199により、反転用トレイ4Bの交換指令が出された時に、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bをマガジン10内に収納した予備用の反転用トレイ4Bと交換する方法について、図24(a),(b)及び図25に示した第1〜第3の反転用トレイ交換方法について図を参照しながら説明する。尚、各方法における動作Stepは各図中に記載されているので、ここでは各方法の要点のみを説明する。
【0149】
まず、図24(a)に示した第1の反転用トレイ交換方法では、マガジンとキャリアとの間で反転用トレイの交換を行う方法であり、且つ、マガジン内の適宜な番地(例えばN番地)に交換用として両面ディスク3を載置していない空のトレイNを予め収納しておく方法である。一方、キャリア内では交換前の反転用トレイHが上段のA枠内に位置し、下段のB枠は空いている。そして、同図中のStep1〜Step4の動作により、交換前の反転用トレイHはマガジンのN番地に準備された交換用のトレイNと交換され、且つ、交換前の反転用トレイHはマガジンのN番地に収納される。従って、第1の反転用トレイ交換方法によれば、マガジン内はトレイ交換のために1か所のスペース(N番地)を使うだけで良く、また、交換されたトレイNはキャリア内のB枠内に引き出されるが、B枠を上段に位置させることで、反転用トレイの枠がA枠からB枠に変更されるものの、空の反転用トレイがいずれか一方の枠内に準備されていれば反転可能であるので何等の支障もきたさない。
【0150】
次に、図24(b)に示した第2の反転用トレイ交換方法も、マガジンとキャリアとの間で反転用トレイの交換を行う方法であり、且つ、マガジン内の適宜な番地(例えばN番地)に交換用の空きスペースを用意すると共に、別な番地(例えばM番地)に交換用として両面ディスク3を載置していない空のトレイMを予め収納しておく方法である。一方、キャリア内では交換前の反転用トレイHが上段のA枠内に位置し、下段のB枠は空いている。そして、同図中のStep11〜Step15の動作により、交換前の反転用トレイHはマガジンのN番地に収納され、且つ、マガジンのM番地に準備された交換用のトレイMがキャリア内のA枠内に引き出される。従って、第2の反転用トレイ交換方法によれば、マガジン内はトレイ交換のために2か所のスペース(M,N番地)を使うものの、交換前と交換後でも反転用トレイをA枠内に位置させることができる。
【0151】
次に、図25に示した第3の反転用トレイ交換方法では、マガジンとキャリアとディスク・ドライブとの間で反転用トレイの交換を行う方法であり、且つ、マガジン内に収納した両面ディスク3を載置した搬送用トレイ4Aのうちで搬送用トレイ4Aだけを反転用トレイ4Bの交換用として利用する場合であり、この場合に交換用として利用する搬送用トレイ4Aは反転用トレイ4Bよりも使用頻度が少ないために摩耗が生じていないものである。一方、キャリア内では交換前の反転用トレイHが上段のA枠内に位置し、下段のB枠は空いている。
【0152】
そして、同図中のStep21〜Step33の動作により、キャリア内から交換前の反転用のトレイHをディスク・ドライブに一度挿入し、マガジン内の適宜な2か所の番地(例えばM,N番地)に収納した両面ディスク3を載置したトレイM,Nを用いると共に、ディスク・ドライブからトレイHをキャリアに戻して更にマガジン内に収納し、交換前にN番地に収納した両面ディスク3を載置したトレイNを、交換後には両面ディスク3を載置した反転用のトレイHに置き換えることで、キャリア内のA枠内にトレイNが交換された状態となるものである。
【0153】
従って、第3の反転用トレイ交換方法によれば、動作フローが複雑になるものの、予備用として空の反転用トレイ4Bをマガジン内に準備する必要がなく、しかも、交換前と交換後でも反転用トレイをA枠内に位置させることができる。
【0154】
上記第1〜第3の反転用トレイ交換方法のいずれかの方法により、両面ディスク反転組立体120に装着した反転用トレイ4Bの使用頻度に応じて反転用トレイ4Bをマガジン内のトレイと自動的に交換することで、反転用トレイ4Bの使用頻度に応じて生じる摩耗によるゴミの発生を未然に防ぐことができ、これにより両面ディスク201の信号面にゴミが付着することもなく、ディスク・ドライブユニット180内で両面ディスク201の記録及び/又は再生を良好に行うことができる。
【0155】
【発明の効果】
以上詳述した本発明に係る両面ディスク反転機構及び両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置において、請求項1記載によると、とくに、両面ディスクを載置した搬送用の第1トレイ及びこの第1トレイと同一形状に形成されて第1トレイ上の上の両面ディスクと対向した反転用の第2トレイを下段及び上段にそれぞれ装着した反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体を反転させることで、両面ディスクを両トレイと一体に反転させて、第1トレイ上又は第2トレイ上の両面ディスクをディスク・ドライブ内で記録及び/又は再生する際、両面ディスク反転組立体の反転回数又は第2トレイのディスク・ドライブへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、反転用枠体に装着した第2トレイを交換するための交換指令信号を出力する第2トレイ交換回路を備えたため、交換指令信号が出た時に第2トレイを交換すれば、反転用の第2トレイの使用頻度に応じて生じる摩耗によるゴミの発生を未然に防ぐことができ、これにより両面ディスクの信号面にゴミが付着することもなく、ディスク・ドライブ内で両面ディスクの記録及び/又は再生を良好に行うことができる。
【0156】
また、請求項2記載によると、とくに、両面ディスクを載置した搬送用の第1トレイ及びこの第1トレイと同一形状に形成されて第1トレイ上の上の両面ディスクと対向した反転用の第2トレイを下段及び上段にそれぞれ装着した反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体を反転させることで、両面ディスクを両トレイと一体に反転させて、第1トレイ上又は第2トレイ上の両面ディスクをディスク・ドライブユニット内で記録及び/又は再生する際、マガジン内に両面ディスクを載置した第1トレイを多数組略水平に積層して収納し、且つ、予備用の第2トレイを必要に応じて収納すると共に、両面ディスク反転組立体の反転回数又は第2トレイのディスク・ドライブユニットへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、反転用枠体に装着した第2トレイをマガジン内に収納した第1トレイ又は予備用の第2トレイと交換する第2トレイ交換手段を備えたため、反転用の第2トレイの使用頻度が多くなったら第2トレイを自動的に交換でき、且つ、上記と同様に、反転用の第2トレイの使用頻度に応じて生じる摩耗によるゴミの発生を未然に防ぐことができ、これにより両面ディスクの信号面にゴミが付着することもなく、ディスク・ドライブユニット内で両面ディスクの記録及び/又は再生を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面ディスク反転機構を適用したディスク・オートチェンジャ装置の全体構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示したマガジンを説明するための斜視図であり、(a)はマガジンの外観を示し、(b)はマガジン内から所望の両面ディスクを載置した搬送用トレイを引き出す状態を示した図である。
【図3】(a),(b)は図1に示した搬送用トレイと、反転用トレイとを説明するための平面図,▲1▼−▲2▼断面図である。
【図4】両面ディスク反転・キャリアユニットの全体構成を示し、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した斜視図である。
【図5】両面ディスク反転・キャリアユニットの全体構成を示し、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した斜視図である。
【図6】両面ディスク反転・キャリアユニットの平面図である。
【図7】両面ディスク反転・キャリアユニットの前面図であり、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した図である。
【図8】両面ディスク反転・キャリアユニットの前面図であり、且つ、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部の両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した図である。
【図9】両面ディスク反転・キャリアユニットにおいて、キャリアベース上に設けた両面ディスク反転機構部を取り除いた状態を示した斜視図である。
【図10】図9に示したトレイロック解除機構部及び両面ディスク反転組立体のキャリアベースへのロック機構を説明するために拡大して示した斜視図である。
【図11】(a)〜(c)はトレイロック解除機構部の動作と、下降位置に至った両面ディスク反転組立体をキャリアベースに対してロックする動作とを説明するための図である。
【図12】キャリアベースを取り除いた状態での両面ディスク反転機構部において、両面ディスク反転組立体が下降位置に至っている初期状態を示した斜視図である。
【図13】キャリアベースを取り除いた状態での両面ディスク反転機構部において、両面ディスク反転組立体が上昇位置に至っている状態を示した斜視図である。
【図14】(a),(b)は図12及び図13に示した第1リンク部材,スライドギアをそれぞれ拡大して示した図である。
【図15】図12及び図13に示した両面ディスク反転組立体を説明するための斜視図である。
【図16】一対のパンタグラフ部が縮んで両面ディスク反転組立体がキャリアベース上で下降位置に至っている初期状態を示した図である。
【図17】一対のパンタグラフ部が伸びて両面ディスク反転組立体がキャリアベース上で上昇位置に至っている状態を示した図である。
【図18】両面ディスク反転組立体が上昇位置で反転を開始した状態を示した図である。
【図19】両面ディスク反転組立体が上昇位置で反転を完了した状態を示した図である。
【図20】(a),(b)は一対のディスクチャッキング機構部が初期状態に至っている態様を示した正面図,側面図である。
【図21】(a),(b)は一対のディスクチャッキング機構部がディスクチャッキング状態に至っている態様を示した正面図,側面図である。
【図22】ディスク・ドライブユニットの構成を示した概略図である。
【図23】反転用トレイ交換回路(第2トレイ交換回路)のブロック図であり、(a)は両面ディスク反転組立体の反転回数に応じて反転用トレイを交換する場合を示し、(b)は反転用トレイのディスク・ドライブユニット側への引き出し回数に応じて反転用トレイを交換する場合を示した図である。
【図24】(a),(b)は第1,第2の反転用トレイ交換方法を示したフロー図である。
【図25】第3の反転用トレイ交換方法を示したフロー図である。
【図26】(a)〜(d)は従来のディスクの面切り替え機構において、ディスクの面切り替えの基本原理を説明するための図である。
【図27】従来のディスクの面切り替え機構を説明するための斜視図である。
【図28】従来のディスクの面切り替え機構において、両面ディスクの反転が完了した状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1…ディスク・オートチェンジャ装置、
3…両面ディスク、
4A…第1トレイ(搬送用トレイ)、4B…第2トレイ(反転用トレイ)、
10(10A,10)…マガジン、
20…両面ディスク反転・キャリアユニット、21…キャリアベース、
60…トレイ引出し機構部、
80…両面ディスク反転機構部、
90A,90B…一対のパンタグラフ部、93A,93B…第1リンク部材、
94A,94B…第2リンク部材、96A,96B…スライドギア、
99A,99B…水平支持板、
100…駆動部、102…両面ディスク反転用モータ、
120…両面ディスク反転組立体、
121…反転用枠体、122…前面側トレイ支持板、
122e1,122e2…トレイ種類検出片、
123…背面側トレイ支持板
124…支持軸、125…支持軸、
180…ディスク・ドライブユニット、
190A,190B…第2トレイ交換回路(反転用トレイ交換回路)、
191A,191B…トレイ種類検出センサ、192…反転検出回路、
193…反転回数カウント回路、194…ROM、195…比較回路、
196…引き出し検出回路、197…引き出し回数カウント回路、
198…ROM、199…比較回路。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, a first tray for conveyance on which a double-sided disk is placed and a second tray for reversal formed in the same shape as the first tray and facing the double-sided disk on the first tray are respectively arranged in a lower stage and an upper stage. The present invention relates to a double-sided disk reversing mechanism for reversing a double-sided disc integrally with both trays by reversing a mounted reversing frame, and a disc autochanger device equipped with a double-sided disc reversing mechanism.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a large number of optical disks placed on a transport tray are stored in a magazine mounted in a housing, and a desired optical disk is pulled out from the magazine together with the transport tray to a disk carrier unit, and then moved up and down. A disc autochanger device capable of transporting a desired optical disc to a disc drive unit provided below the housing through a carrier unit, and recording and / or reproducing video information, audio information, etc. on the optical disc in the disc drive unit The present applicant has proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-275399.
[0003]
Recently, an optical disc such as a DVD (Digital Versatile Disc) is formed so that both sides can be recorded and reproduced. Therefore, in the disc autochanger device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-275399, only one side of the optical disc is recorded and / or recorded. Or improvement is required because it cannot be reproduced.
[0004]
Here, in a general disk drive apparatus that handles a double-sided optical disk (hereinafter referred to as a double-sided disk), optical pickups are provided above and below the double-sided disk to record / reproduce the A side and B side of the double-sided disk. Or a structure in which a single optical pickup wraps around the A side to the B side or the B side to the A side of the double-sided disc to record / reproduce the double-sided disc. In many cases, a transfer tray is not used.
[0005]
On the other hand, JP 2000-40284 discloses a disk surface switching mechanism in which a reversing tray and a disk transport tray are arranged above and below a double-sided disk, and the double-sided disk is reversed together with both trays. Has been.
[0006]
26A to 26D are diagrams for explaining the basic principle of disk surface switching in a conventional disk surface switching mechanism;
FIG. 27 is a perspective view for explaining a conventional disk surface switching mechanism,
FIG. 28 is a perspective view showing a state in which the reversal of the double-sided disk is completed in the conventional disk surface switching mechanism.
[0007]
The conventional disk surface switching mechanism shown in FIGS. 26 to 28 is disclosed in the above-mentioned Japanese Patent Laid-Open No. 2000-40284, and will be briefly described here.
[0008]
First, the basic principle of disk surface switching in the conventional disk surface switching mechanism shown in FIGS. 26A to 26D will be described. A disk on which a double-
[0009]
Next, a conventional disk
[0010]
As shown in FIG. 27, in the conventional disk
[0011]
Also, the
[0012]
Further, both ends of the
[0013]
Here, the above-described
[0014]
A
[0015]
Then, as shown in FIG. 28, when the
[0016]
Thereafter, the carriage
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional disk
[0018]
Therefore, in consideration of the frequency of use of the reversing
[0019]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above problems, and the first invention is a first tray for conveyance on which a double-sided disk is placed, and is formed in the same shape as the first tray and is on the first tray. In a double-sided disk reversing mechanism for reversing the double-sided disk integrally with both trays by reversing the reversing frame body mounted on the lower and upper stages of the second tray for reversing facing the double-sided disk,
A double-sided disk reversing assembly in which the reversing frame body mounted with the first tray and the second tray on which the double-sided disk is mounted is assembled in a reversible manner;
A tray pulling mechanism provided movably in the longitudinal direction of the first and second trays;
Driving means for inverting the double-sided disk inverting assembly;
A disk drive for recording and / or reproducing the double-sided disk;
When the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly or the number of times the second tray is pulled out to the disk drive exceeds a predetermined number, the second tray mounted on the reversing frame is removed. A double-sided disk reversing mechanism comprising a second tray replacement circuit that outputs a replacement command signal for replacement.
[0020]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a first tray for conveyance on which a double-sided disk is placed, and a second tray for reversal formed in the same shape as the first tray and facing the double-sided disk on the first tray. Is a disk autochanger device equipped with a double-sided disk reversing mechanism for reversing the double-sided disk integrally with both trays by reversing the reversal frame mounted respectively on the lower and upper stages,
A magazine in which a large number of sets of the first trays on which the double-sided discs are placed are stacked in a substantially horizontal manner, and a spare second tray is stored as necessary.
A disk drive unit for recording and / or reproducing the double-sided disk;
A carrier base provided between the magazine and the disk drive unit so as to be movable up and down; a tray pulling mechanism provided on the carrier base so as to be movable in the longitudinal direction of the first and second trays; A double-sided disk reversing assembly in which the reversing frame mounted with the first tray and the second tray on which a double-sided disk is mounted is reversibly assembled; and the double-sided disk reversing set provided on the carrier base. A double-sided structure comprising a driving means for moving a solid body up and down between a lowered position and a raised position on the carrier base and for reversing the double-sided disk reversing assembly when the double-sided disk reversing assembly reaches the raised position. Disc reversal / carrier unit,
When the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly or the number of times the second tray is pulled out to the disk drive unit is equal to or greater than a predetermined number set in advance, the second tray mounted on the reversing frame is removed. A disk autochanger device having a double-sided disk reversing mechanism, comprising: a second tray replacing means for replacing the first tray or the spare second tray stored in the magazine.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of a disk autochanger device equipped with a double-sided disk reversing mechanism and a double-sided disk reversing mechanism according to the present invention will be described below with reference to FIGS. The tray will be described in detail in the order of <Tray>, <Double-sided disk reversing / carrier unit>, <Disk / drive unit>, <Reversing tray replacement circuit>.
[0022]
<Overall configuration of disk autochanger device>
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of a disk autochanger device to which a double-sided disk reversing mechanism according to the present invention is applied.
[0023]
As shown in FIG. 1, in a
[0024]
<Magazine and tray>
2A and 2B are perspective views for explaining the magazine shown in FIG. 1. FIG. 2A is an external view of the magazine, and FIG. 2B is a state in which a transfer tray on which a desired double-sided disk is placed is pulled out from the magazine. Figure showing
3 (a) and 3 (b) are plan views (1)-(2) cross-sectional views for explaining the transport tray and the reversing tray shown in FIG.
[0025]
As shown in FIGS. 2A and 2B, the magazine 10 (10A, 10B) is formed in a symmetrical shape so as to be attached to the left and right in the
[0026]
In addition, slits for detecting the stacking number of the
[0027]
When the
[0028]
When the magazine 10B is attached to the right side in the
[0029]
Next, as shown in FIGS. 3A and 3B, the
[0030]
Here, the
[0031]
Further, on the side surface in the longitudinal direction of the
[0032]
Further, on the side surface in the short direction of the
[0033]
As shown in FIG. 2B, the
[0034]
Further, when the
[0035]
<Double-sided disc inversion / carrier unit>
FIG. 4 is a perspective view showing an overall configuration of the double-sided disk reversing / carrier unit, and showing an initial state in which the double-sided disk reversing assembly of the double-sided disk reversing mechanism provided on the carrier base has reached the lowered position;
FIG. 5 is a perspective view showing the entire configuration of the double-sided disk reversing / carrier unit, and showing a state where the double-sided disk reversing assembly of the double-sided disk reversing mechanism portion provided on the carrier base has reached the ascending position;
FIG. 6 is a plan view of the double-sided disk reversal / carrier unit.
FIG. 7 is a front view of the double-sided disk reversing / carrier unit, and shows an initial state in which the double-sided disk reversing assembly of the double-sided disk reversing mechanism provided on the carrier base has reached the lowered position;
FIG. 8 is a front view of the double-sided disk reversing / carrier unit, and shows a state where the double-sided disk reversing assembly of the double-sided disk reversing mechanism portion provided on the carrier base has reached the ascending position;
FIG. 9 is a perspective view showing a state where the double-sided disk reversing mechanism portion provided on the carrier base is removed in the double-sided disk reversing / carrier unit;
FIG. 10 is an enlarged perspective view for explaining the mechanism for locking the tray lock releasing mechanism portion and the double-sided disk reversing assembly shown in FIG. 9 to the carrier base,
FIGS. 11A to 11C are views for explaining the operation of the tray lock release mechanism and the operation of locking the double-sided disk reversing assembly that has reached the lowered position with respect to the carrier base.
[0036]
As shown in FIGS. 4 to 8, the double-sided disk reversing /
[0037]
First, as shown in FIG. 9, the
[0038]
The
[0039]
Also, on the
[0040]
Here, although the detailed illustration of the carrier unit up-and-down moving mechanism for moving the double-sided disk inversion and the
[0041]
[0042]
In addition,
[0043]
In addition, positioning holes 21e1 are formed in four bosses on the upper surface 21e of the
[0044]
In addition, tray type detection holes 21e2 and 21e3 are formed on the upper surface 21e of the
[0045]
Further, a cam piece 21e4 is formed on the upper surface 21e of the
[0046]
In addition, a lock hole 21e5 is formed in the center in the width direction on the front side on the upper surface 21e of the
[0047]
Further, a tray presence /
[0048]
A tray
[0049]
In the tray
[0050]
Here, in the mechanism for locking the tray
[0051]
On the upper surface of the
[0052]
Further, a
[0053]
The above-described
[0054]
Further, a
[0055]
When the double-sided
[0056]
Also, a U-shaped hole 52d1 is formed at the tip of the
[0057]
Here, the operation of the tray
[0058]
First, as shown in FIG. 11A, when the tray
[0059]
Thereafter, as shown in FIG. 11 (b), when the
[0060]
11 (a) and 11 (b), the case where the
[0061]
As described above, the double-sided
[0062]
Returning to FIG. 9, the
[0063]
The
[0064]
Next, the double-sided
[0065]
FIG. 12 is a perspective view showing an initial state in which the double-sided disk reversing assembly reaches the lowered position in the double-sided disk reversing mechanism portion with the carrier base removed.
FIG. 13 is a perspective view showing a state in which the double-sided disk reversing assembly has reached the raised position in the double-sided disk reversing mechanism portion with the carrier base removed.
14 (a) and 14 (b) are enlarged views of the first link member and the slide gear shown in FIGS. 12 and 13, respectively.
FIG. 15 is a perspective view for explaining the double-sided disk reversing assembly shown in FIGS.
[0066]
As shown in FIGS. 12 and 13, the double-sided
[0067]
At this time, the lowered positions of the pair of
[0068]
First, a pair of
[0069]
Further, a
[0070]
The
[0071]
Then, the substantially central portion of the flat plate portions 93a and (93a) of the
[0072]
In addition, slide gears 96A and 96B are slidably provided on the arcuate
[0073]
As shown in an enlarged view in FIG. 14B, the above-described slide gears 96A and (96B) are formed in a substantially arch shape using a resin material, and arch-shaped
[0074]
Then, the arch-shaped
[0075]
Further, according to the above configuration, the slide gears 96A and 96B move integrally with the arcuate
[0076]
And the fulcrum pins 91a and 91a planted in the
[0077]
Also, the pins 94a and (94a) planted at the lower ends of the
[0078]
Further, a front
[0079]
Further, fulcrum pins 99b, (99b) drilled on the right end side of the
[0080]
A double-sided
[0081]
Next, the
[0082]
Further, a
[0083]
A pair of
[0084]
On the other hand, as described above, the
[0085]
A pair of
[0086]
In the
[0087]
Next, as shown in FIG. 15, the above-described double-sided
[0088]
Further, a front side
[0089]
On the above-described front side
[0090]
On the other hand, the back side
[0091]
The tray guide groove 122a of the front side
[0092]
In addition, the tray guide groove 122b of the front side
[0093]
In addition, positioning projections 122c1 and 122d1 are formed to project from the left and right ends of the upper and
[0094]
Further,
[0095]
Further, a reversing
[0096]
Further, a
[0097]
In addition,
[0098]
Further, two positioning recesses (not shown) are formed at predetermined positions on the outer surface of the reversing
[0099]
Next, the pair of disc
[0100]
The pair of disc
[0101]
Here, the pair of disc
[0102]
The upper
[0103]
The
[0104]
At this time, the two tray type detection pieces 122e1 and 122e2 are different in the presence / absence state of the detection holes formed here on the upper side and the lower side of the front side
[0105]
On the other hand, one double-sided disk reversing assembly locking piece 122e3 formed in the recess 122e of the front side
[0106]
Further, on the left and right sides of the back surface side of the
[0107]
In addition, a
[0108]
Further, a
[0109]
Further, as shown in FIG. 20B, the
[0110]
In addition, a
[0111]
Further, second link levers 164A and 164B formed in a square shape symmetrically with respect to the
[0112]
Further, the rear end portion of the flat portion 151a of the
[0113]
The first arm portions 162a and 162b of the
[0114]
Further, the distal end portions of the second arm portions 162c and 162d of the
[0115]
Next, the operation of moving the double-sided
[0116]
FIG. 16 is a diagram showing an initial state in which a pair of pantograph portions are contracted and the double-sided disk reversing assembly reaches a lowered position on the carrier base;
FIG. 17 is a diagram showing a state in which a pair of pantograph portions are extended and the double-sided disk reversing assembly reaches the raised position on the carrier base;
FIG. 18 is a diagram showing a state where the double-sided disk reversing assembly starts reversing at the raised position,
FIG. 19 is a diagram showing a state where the reversal of the double-sided disk reversing assembly is completed at the raised position.
[0117]
First, as shown in FIG. 16, when the driving
[0118]
Further, the arcuate
[0119]
Next, as shown in FIGS. 13 and 17, the reversing
[0120]
Here, when the pair of
[0121]
Next, as shown in FIGS. 13 and 18, when the small-diameter gear portions 112a and 112a of the two-
[0122]
At this time, since the front-side
[0123]
Next, as shown in FIGS. 13 and 19, when the small-diameter gear portions 112a and 112a of the two-
[0124]
In this reversal completion state, the reversing tray 4B is changed to the lower position in the double-sided
[0125]
Next, in order to lower the double-sided
[0126]
Here, when the slide gears 96 </ b> A and 96 </ b> B are moved downward by a spring force, the two-
[0127]
When the arcuate
[0128]
Thereafter, the desired double-
[0129]
According to the disk / reversing
[0130]
Next, the operation of the pair of disk
[0131]
20 (a) and 20 (b) are a front view and a side view showing a state in which a pair of disk chucking mechanism portions has reached an initial state,
FIGS. 21A and 21B are a front view and a side view showing a state in which a pair of disk chucking mechanism portions have reached a disk chucking state.
[0132]
When the double-sided
[0133]
That is, the first arm portions 162a and 162b of the
[0134]
Next, as the double-sided
[0135]
Thereafter, the double-sided
[0136]
As described above, the
[0137]
<Disk drive unit>
FIG. 22 is a schematic diagram showing the configuration of the disk drive unit.
[0138]
The
[0139]
In the
[0140]
Also, a
[0141]
In the
[0142]
<Reverse tray replacement circuit>
FIG. 23 is a block diagram of the reversing tray replacement circuit (second tray replacement circuit). FIG. 23A shows the case where the reversing tray is replaced according to the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly, and FIG. A diagram showing the case where the reversing tray is replaced according to the number of times the reversing tray is pulled out to the disk drive unit.
FIGS. 24A and 24B are flow charts showing the first and second reversing tray replacement methods, and FIG. 25 is a flow chart showing the third reversing tray replacement method.
[0143]
As described above, when the
[0144]
First, in the case of the reversing tray replacement circuit (second tray replacement circuit) 190A shown in FIG. 23A, the number of reversals of the double-sided
[0145]
That is, tray
[0146]
Next, in the case of the reversing tray replacement circuit 190B (second tray replacement circuit) shown in FIG. 23B, the reversing tray 4B mounted on the double-sided
[0147]
That is, tray
[0148]
Next, a replacement instruction for the reversing tray 4B is issued by the
[0149]
First, in the first reversing tray replacement method shown in FIG. 24A, the reversing tray is replaced between the magazine and the carrier, and an appropriate address (for example, N address) in the magazine is used. ) In which an empty tray N on which the double-
[0150]
Next, the second reversing tray replacement method shown in FIG. 24B is also a method of replacing the reversing tray between the magazine and the carrier, and an appropriate address in the magazine (for example, N In this method, an empty space for replacement is prepared in the address (address), and an empty tray M on which the double-
[0151]
Next, in the third reversing tray replacement method shown in FIG. 25, the reversing tray is replaced between the magazine, the carrier, and the disk drive, and the double-
[0152]
Then, by the operation of
[0153]
Therefore, according to the third reversing tray replacement method, although the operation flow is complicated, it is not necessary to prepare an empty reversing tray 4B in the magazine as a spare, and the reversing is performed before and after replacement. The tray can be positioned in the A frame.
[0154]
According to any one of the first to third reversing tray replacement methods, the reversing tray 4B is automatically set to the tray in the magazine according to the frequency of use of the reversing tray 4B mounted on the double-sided
[0155]
【The invention's effect】
In the disk autochanger device provided with the double-sided disk reversing mechanism and the double-sided disk reversing mechanism according to the present invention as described in detail above, according to the first aspect, in particular, the first tray for carrying the double-sided disk and the first tray. A double-sided disk reversing assembly in which a reversing frame is formed in the same shape as one tray and mounted with a reversing second tray mounted on the lower and upper stages, respectively, opposite to the double-sided disk on the first tray. Of the double-sided disc reversing assembly when the double-sided disc is flipped together with both trays so that the double-sided disc on the first tray or the second tray is recorded and / or reproduced in the disc drive. Mounted on the reversal frame when the number of reversals or the number of times the second tray is pulled out to the disk drive exceeds a preset number. Since the second tray exchange circuit for outputting the exchange command signal for exchanging the second tray is provided, if the second tray is exchanged when the exchange command signal is issued, the second tray for reversing is used according to the frequency of use. Generation of dust due to wear caused by wear can be prevented in advance, so that dust does not adhere to the signal surface of a double-sided disk, and recording and / or reproduction of a double-sided disk can be performed well in a disk drive. it can.
[0156]
According to the second aspect of the present invention, in particular, the first tray for conveyance on which the double-sided disk is placed and the reverse tray formed in the same shape as the first tray and facing the double-sided disk on the first tray are provided. By reversing the double-sided disk reversing assembly in which the reversing frame body with the second tray mounted on the lower stage and the upper stage, respectively, is reversed, the double-sided disk is inverted together with both trays, and the first tray or the second tray is reversed. When recording and / or reproducing double-sided discs on two trays in a disc drive unit, a large number of first trays with double-sided discs placed in a magazine are stacked horizontally and stored, and a spare first 2 trays are stored as necessary, and the number of times the double-sided disk reversing assembly is reversed or the number of times the second tray is pulled out to the disk drive unit is set to a predetermined number of times. The second tray for reversing is provided with the second tray replacing means for replacing the second tray mounted on the reversing frame with the first tray stored in the magazine or the spare second tray when the above is reached. The second tray can be automatically replaced when the frequency of use increases, and in the same manner as described above, it is possible to prevent the generation of dust due to wear caused by the frequency of use of the second tray for reversal, Thus, dust does not adhere to the signal surface of the double-sided disk, and recording and / or reproduction of the double-sided disk can be performed well in the disk drive unit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the overall configuration of a disk autochanger device to which a double-sided disk reversing mechanism according to the present invention is applied.
FIGS. 2A and 2B are perspective views for explaining the magazine shown in FIG. 1, wherein FIG. 2A shows the appearance of the magazine, and FIG. 2B pulls out a transfer tray on which a desired double-sided disk is placed from the magazine. It is the figure which showed the state.
FIGS. 3A and 3B are plan views and (1)-(2) cross-sectional views for explaining the transport tray and the reversing tray shown in FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing an overall configuration of a double-sided disk reversing / carrier unit and showing an initial state where a double-sided disk reversing assembly of a double-sided disk reversing mechanism provided on a carrier base has reached a lowered position; .
FIG. 5 is a perspective view showing the entire configuration of a double-sided disk reversing / carrier unit and showing a state in which a double-sided disk reversing assembly of a double-sided disk reversing mechanism provided on a carrier base has reached an ascending position.
FIG. 6 is a plan view of a double-sided disk reversing / carrier unit.
FIG. 7 is a front view of the double-sided disk reversing / carrier unit and showing an initial state in which the double-sided disk reversing assembly of the double-sided disk reversing mechanism provided on the carrier base has reached the lowered position.
FIG. 8 is a front view of a double-sided disk reversing / carrier unit and a state where a double-sided disk reversing assembly of a double-sided disk reversing mechanism portion provided on a carrier base has reached an ascending position.
FIG. 9 is a perspective view showing a state where a double-sided disk reversing mechanism provided on the carrier base is removed from the double-sided disk reversing / carrier unit.
10 is an enlarged perspective view for explaining a mechanism for locking the tray lock releasing mechanism and the double-sided disk reversing assembly shown in FIG. 9 to the carrier base.
FIGS. 11A to 11C are views for explaining the operation of the tray lock release mechanism and the operation of locking the double-sided disk reversing assembly that has reached the lowered position with respect to the carrier base. FIGS.
FIG. 12 is a perspective view showing an initial state in which the double-sided disk reversing assembly has reached the lowered position in the double-sided disk reversing mechanism with the carrier base removed.
FIG. 13 is a perspective view showing a state in which the double-sided disk reversing assembly has reached the raised position in the double-sided disk reversing mechanism portion with the carrier base removed.
14 (a) and 14 (b) are enlarged views of the first link member and the slide gear shown in FIGS. 12 and 13, respectively.
15 is a perspective view for explaining the double-sided disk reversing assembly shown in FIGS. 12 and 13. FIG.
FIG. 16 is a view showing an initial state in which a pair of pantograph portions are contracted and a double-sided disk reversing assembly reaches a lowered position on a carrier base.
FIG. 17 is a view showing a state in which a pair of pantograph portions are extended and a double-sided disk reversing assembly reaches a raised position on a carrier base.
FIG. 18 is a diagram showing a state where the double-sided disk reversing assembly starts reversing at the raised position.
FIG. 19 is a diagram showing a state where the double-sided disk reversing assembly has been reversed at the raised position.
FIGS. 20A and 20B are a front view and a side view showing a state in which a pair of disk chucking mechanism portions have reached an initial state.
FIGS. 21A and 21B are a front view and a side view showing a state in which a pair of disk chucking mechanism portions have reached a disk chucking state, respectively.
FIG. 22 is a schematic view showing a configuration of a disk drive unit.
FIG. 23 is a block diagram of a reversing tray replacement circuit (second tray replacement circuit), where (a) shows a case where the reversing tray is replaced according to the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly; FIG. 5 is a diagram showing a case where the reversing tray is replaced according to the number of times the reversing tray is pulled out to the disk drive unit side.
FIGS. 24A and 24B are flowcharts showing first and second reversing tray replacement methods.
FIG. 25 is a flowchart showing a third reversing tray replacement method.
FIGS. 26A to 26D are diagrams for explaining the basic principle of disk surface switching in a conventional disk surface switching mechanism; FIGS.
FIG. 27 is a perspective view for explaining a conventional disk surface switching mechanism;
FIG. 28 is a perspective view showing a state where the reversal of the double-sided disk is completed in the conventional disk surface switching mechanism.
[Explanation of symbols]
1 ... disk autochanger device,
3 ... Double-sided disc,
4A ... 1st tray (transport tray), 4B ... 2nd tray (reversing tray),
10 (10A, 10) ... Magazine,
20 ... Double-sided disk reversal / carrier unit, 21 ... Carrier base,
60 ... Tray drawer mechanism,
80: Double-sided disk reversing mechanism,
90A, 90B ... a pair of pantograph sections, 93A, 93B ... a first link member,
94A, 94B ... second link member, 96A, 96B ... slide gear,
99A, 99B ... horizontal support plate,
DESCRIPTION OF
120 ... Double-sided disk reversing assembly,
121 ... Frame for reversal, 122 ... Front side tray support plate,
122e1, 122e2 ... tray type detection piece,
123 ... Back side tray support plate
124 ... support shaft, 125 ... support shaft,
180 ... disk drive unit,
190A, 190B ... second tray replacement circuit (reversing tray replacement circuit),
191A, 191B ... tray type detection sensor, 192 ... reverse detection circuit,
193: Inversion count circuit, 194: ROM, 195: Comparison circuit,
196 ... Drawer detection circuit, 197 ... Drawer count circuit,
198 ROM, 199 Comparison circuit.
Claims (2)
前記両面ディスクを載置した前記第1トレイ及び前記第2トレイを装着した前記反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体と、
前記第1,第2トレイの長手方向に移動自在に設けたトレイ引き出し機構部と、 前記両面ディスク反転組立体を反転させる駆動手段と、
前記両面ディスクを記録及び/又は再生するディスク・ドライブと、
前記両面ディスク反転組立体の反転回数又は前記第2トレイの前記ディスク・ドライブへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、前記反転用枠体に装着した前記第2トレイを交換するための交換指令信号を出力する第2トレイ交換回路とを具備したことを特徴とする両面ディスク反転機構。A first tray for conveyance on which a double-sided disk is placed and a second tray for reversing formed on the first tray and facing the double-sided disk on the first tray are mounted on the lower and upper stages, respectively. In a double-sided disk reversing mechanism for reversing the double-sided disk integrally with both trays by reversing the reversal frame,
A double-sided disk reversing assembly in which the reversing frame body mounted with the first tray and the second tray on which the double-sided disk is mounted is assembled in a reversible manner;
A tray pulling mechanism provided movably in the longitudinal direction of the first and second trays, and drive means for inverting the double-sided disk inverting assembly,
A disk drive for recording and / or reproducing the double-sided disk;
When the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly or the number of times the second tray is pulled out to the disk drive exceeds a predetermined number, the second tray mounted on the reversing frame is removed. A double-sided disk reversing mechanism comprising: a second tray exchanging circuit that outputs an exchange command signal for exchanging.
前記両面ディスクを載置した前記第1トレイを多数組略水平に積層して収納し、且つ、予備用の第2トレイを必要に応じて収納したマガジンと、
前記両面ディスクを記録及び/又は再生するディスク・ドライブユニットと、
前記マガジンと前記ディスク・ドライブユニットとの間を上下動自在に設けられたキャリアベースと、前記キャリアベース上で前記第1,第2トレイの長手方向に移動自在に設けたトレイ引き出し機構部と、前記両面ディスクを載置した前記第1トレイ及び前記第2トレイを装着した前記反転用枠体を反転可能に組み立てた両面ディスク反転組立体と、前記キャリアベースに設けられ、且つ、前記両面ディスク反転組立体を前記キャリアベース上の下降位置と上昇位置との間で上下動させると共に、前記両面ディスク反転組立体が上昇位置に至った時に該両面ディスク反転組立体を反転させる駆動手段とで構成した両面ディスク反転・キャリアユニットと、
前記両面ディスク反転組立体の反転回数又は前記第2トレイの前記ディスク・ドライブユニットへの引き出し回数が、予め設定した所定の回数以上になった時に、前記反転用枠体に装着した前記第2トレイを前記マガジン内に収納した前記第1トレイ又は前記予備用の第2トレイと交換する第2トレイ交換手段とを具備したことを特徴とする両面ディスク反転機構を備えたディスク・オートチェンジャ装置。A first tray for conveyance on which a double-sided disk is placed and a second tray for reversing formed on the first tray and facing the double-sided disk on the first tray are mounted on the lower and upper stages, respectively. A disk autochanger device having a double-sided disk reversing mechanism for reversing the double-sided disk integrally with both trays by reversing a reversal frame,
A magazine in which a large number of sets of the first trays on which the double-sided discs are placed are stacked in a substantially horizontal manner, and a spare second tray is stored as necessary.
A disk drive unit for recording and / or reproducing the double-sided disk;
A carrier base provided between the magazine and the disk drive unit so as to be movable up and down; a tray pulling mechanism provided on the carrier base so as to be movable in the longitudinal direction of the first and second trays; A double-sided disk reversing assembly in which the reversing frame mounted with the first tray and the second tray on which a double-sided disk is mounted is reversibly assembled; and the double-sided disk reversing set provided on the carrier base. A double-sided structure comprising a driving means for moving a solid body up and down between a lowered position and a raised position on the carrier base and for reversing the double-sided disk reversing assembly when the double-sided disk reversing assembly reaches the raised position. Disc reversal / carrier unit,
When the number of reversals of the double-sided disk reversing assembly or the number of times the second tray is pulled out to the disk / drive unit exceeds a predetermined number of times, the second tray mounted on the reversing frame is removed. A disk autochanger device comprising a double-sided disk reversing mechanism, comprising: a second tray replacing means for replacing the first tray or the spare second tray stored in the magazine.
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