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JP3633149B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を記録再生する映像磁気記録再生装置(以下、VTRと略す)における映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の映像信号処理装置について図面を参照しながら説明する。
【0003】
図4は従来のVTRのクランプ処理を行う映像信号処理装置の構成を示したブロック図、図5及び図6は図3の各部における信号の波形図である。図4において、1は入力された映像信号を所定のDCレベルにクランプするクランプ回路、2はクランプ回路1の出力信号から水平同期信号を分離する同期信号分離回路、7は第3のパルス信号発生器である。
【0004】
以上のように構成された従来の映像信号処理装置について、以下その動作について説明する。
【0005】
入力された映像信号は、クランプ回路1で所定のDCレベルにクランプされる。クランプ回路1の出力は同期信号分離回路2に入力され、図6(b)に示すような映像信号の同期信号が分離される。同期信号分離回路2の出力同期信号は、図6(a)に示す入力映像信号より位相が少し遅れているため、第3のパルス信号発生器7で図6(c)に示すように出力同期信号よりも位相幅の狭いパルスを発生させ、クランプ回路1はそのパルスをクランプパルスとして使用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、入力信号に応じた同期信号が出力されるようになっており、図6(a)に示すように通常の映像信号に特殊信号が含まれていた場合、クランプ回路1は同期信号から作成される一定幅のパルス(図6(c))をクランプパルスとして使用しているため、特殊信号の擬似同期信号部分がクランプパルスより幅が狭い場合、通常の映像信号の同期信号以外もクランプされ、図6(d)に示すように特殊信号部分の同期信号41のレベルが、通常の映像信号部分の同期信号のレベルに比べ低下してしまう。このような信号がテレビジョン受像機に入力されると画面の同期が乱れてしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、特殊信号が挿入されている映像信号に対しても正確なクランプ処理を行うことができ、画面の同期を乱すことのない映像信号処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、映像信号を所定のパルス期間、所定のDCレベルにクランプするクランプ回路と、同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力と後述する第1のゲート回路の出力を入力とする第2のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし、前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとして第1の所定の幅のパルスを出力する第1のパルス信号発生器と、ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号を入力とし前記ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーとし第2の所定の幅のパルスを出力する第2のパルス信号発生器と、前記第1のパルス信号発生器の出力と前記第2のパルス信号発生器を入力とする第1のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし、前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとし第3の所定の幅のパルスを出力する第3のパルス信号発生器とを備えたものである。
【0009】
この構成によって、特殊信号が挿入されている映像信号に対しても正確なクランプ処理を行うことができ、画面の同期を乱すことのない映像信号処理装置を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、映像磁気記録再生装置において、映像信号を所定のパルス期間、所定のDCレベルにクランプするクランプ回路と、同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力と後述する第1のゲート回路の出力を入力とする第2のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし、前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとして第1の所定の幅のパルスを出力する第1のパルス信号発生器と、ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号を入力とし前記ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーとし第2の所定の幅のパルスを出力する第2のパルス信号発生器と、前記第1のパルス信号発生器の出力と前記第2のパルス信号発生器を入力とする第1のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし、前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとし第3の所定の幅のパルスを出力する第3のパルス信号発生器とを備え、特殊信号が挿入されている映像信号に対しても正確なクランプ処理を行うことができ、画面の同期を乱すことがないという作用を有する。
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の映像信号処理装置の構成を示したブロック図、図2及び図3は図1のブロック図における各部の波形図である。図1において、1は映像信号を所定のパルス期間、所定のDCレベルにクランプするクランプ回路、2はクランプ回路1の出力信号から同期信号を分離する同期信号分離回路、3は同期信号分離回路2の出力信号と後述する第1のゲート回路5の出力信号とを論理積演算する第2のゲート回路で、本実施の形態ではAND素子よりなる。4は第2のゲート回路3の出力信号を入力信号とし第2のゲート回路3の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとして第1の所定の幅のパルスを出力する第1のパルス信号発生器であり、出力信号の立ち下がりは1水平同期期間の3/4以上で1水平同期期間未満に設定する。6はヘッド切り換え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号(以下、ロータリースイッチ信号と記す)を入力信号としヘッド切り換え信号またはロータリースイッチ信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーとし第2の所定幅のパルスを出力する第2のパルス信号発生器、5は第1のパルス信号発生器4の出力信号と第2のパルス信号発生器6の出力信号とを否定積演算する第1のゲート回路で、本実施の形態ではNAND素子よりなる。7は第1のゲート回路5の出力信号を入力信号とし第1のゲート回路5の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとし第3の所定の幅のパルスを出力する第3のパルス信号発生器である。
【0012】
以上のように構成された本実施の形態の映像信号処理装置について、以下その動作について説明する。
【0013】
入力された映像信号は、クランプ回路1で所定のDCレベルにクランプされる。クランプ回路1の出力信号は同期信号分離回路2に入力され、映像信号の同期信号が分離される。図3(b)に示す同期信号分離回路2の出力同期信号は、図3(a)に示すような入力される映像信号より位相が少し遅れている状態で、第2のゲート回路3に入力される。
【0014】
一方、ヘッド切り換え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号(ロータリースイッチ信号)が第2のパルス信号発生器6に入力される。第2のパルス信号発生器6は、入力されるヘッド切り換え信号またはロータリースイッチ信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーとした図2(e)に示すような第2の所定幅のパルスを出力する。第2のパルス発生器6より出力された信号は、第1のゲート回路5に入力される。
【0015】
第1のゲート回路5には第1のパルス信号発生器4の出力信号(図2(d))も入力され、第2のパルス信号発生器6の出力信号(図2(e))と否定積演算を行う。第1のゲート回路5からは、図3(c)に示すような信号が出力され、第2のゲート回路3に入力される。第2のゲート回路3では、第1のゲート回路5の出力信号(図3(c))と同期信号分離回路2の出力信号(図3(b))とが入力されて論理積演算され、図3(d)に示すような信号が出力される。第2のゲート回路3の出力信号は、第3のパルス信号発生器7へ入力され、第3のパルス信号発生器7は図3(e)に示すように、第2のゲート回路3の出力信号の立ち上がりをトリガーとした第3の所定幅を有するパルスを発生する。この第3のパルス信号発生器7の出力信号をクランプ回路1の制御パルスとして使用する。クランプ回路1は第3のパルス信号発生器7の出力信号を制御パルスとして、図3(f)に示すようにDCレベルでクランプされた信号を出力する。
【0016】
ここで、第2のパルス信号発生器6の出力信号により、第1のゲート回路5が開放している場合は、第2のゲート回路3の出力信号(図3(d))において、第1のパルス信号発生器4の出力によって同期信号分離回路2の出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりから第1の所定幅の期間、同期信号分離回路2の出力信号を制限する。
【0017】
また、第2のゲート回路3の出力において、第2のパルス信号発生器6の出力信号により第1のゲート回路5が閉鎖している場合は、第1のパルス信号発生器4の出力信号によって同期信号分離回路2の出力を制限することを禁止することにより、同期信号分離回路2の出力信号である同期信号から特殊信号の擬似同期信号に相当する部分の分離同期信号を除いた信号が得られる。この信号を第3のパルス信号発生器7に入力して得られる出力信号をクランプ回路1の制御パルスとして使用する。
【0018】
以下、通常の映像信号に特殊信号が挿入された映像信号が入力された場合について説明する。
【0019】
図3(a)に示すように特殊信号が挿入された映像信号が入力された場合、同期信号分離回路2において、図3(b)のように特殊信号の擬似同期信号に対しても同期信号が出力される。この時、第1のゲート回路5が開放している場合、同期分離信号は第1のパルス信号発生器4の出力によって制御されるため、図3(d)のように第2のゲート回路3の出力信号は、擬似同期信号部分の同期信号が除去された信号となる。よって、第3のパルス信号発生器7の出力信号は、図3(e)のように擬似同期信号部分にパルスが発生しない信号となる。これにより特殊信号の擬似同期信号部分はクランプ回路1によってクランプされないため、特殊信号挿入部分のシンクチップレベルの低下を防ぐことができる。
【0020】
以上のように本実施の形態によれば、特殊信号が挿入されている映像信号に対しても正確なクランプ処理を行うことができ、画面の同期を乱すことはない。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、特殊信号が挿入されている映像信号に対して正確なクランプ処理を行うことができ、画面の同期を乱すことのない映像信号処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における映像信号処理装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態における映像信号処理装置の各部の波形図
【図3】本発明の実施の形態における映像信号処理装置の各部の詳細波形図
【図4】従来の映像信号処理装置のブロック図
【図5】従来の映像信号処理装置における各部の波形図
【図6】従来の映像信号処理装置における各部の詳細波形図
【符号の説明】
1 クランプ回路
2 同期信号分離回路
3 第2のゲート回路
4 第1のパルス信号発生器
5 第1のゲート回路
6 第1のパルス信号発生器
7 第3のパルス信号発生器

Claims (1)

  1. 映像信号を所定のパルス期間、所定のDCレベルにクランプするクランプ回路と、前記映像信号から同期信号を分離する同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力と後述する第1のゲート回路の出力を入力とする第2のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとして第1の所定の幅のパルスを出力する第1のパルス信号発生器と、ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号を入力とし前記ヘッド切り替え信号または低域変換された色信号の位相回転方向を示す信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーとし第2の所定の幅のパルスを出力する第2のパルス信号発生器と、前記第1のパルス信号発生器の出力と前記第2のパルス信号発生器の出力とを入力とする第1のゲート回路と、前記第2のゲート回路の出力を入力とし前記第2のゲート回路の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをトリガーとし第3の所定の幅のパルスを出力する第3のパルス信号発生器とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
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