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JP3678591B2 - キーテレホンシステム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CTS(Computer Telephony System)システムにおけるキーテレホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
キーテレホン主装置は、CTSシステムの中で、1つの局として位置し、多種回線収容と各種端末、アダプタ、FAX(ファクシミリ)並びにPC(パーソナル コンピュータ)を制御し、音声データ及びデジタル情報の送受信及び格納機能を有する。
【0003】
キーテレホン主装置は、主装置筐体内部、機能制御を実行する主装置ソフトウェア、電話機、アダプタ、局線及び専用線との接続制御を実行する各種インタフェース基板から構成される。
【0004】
キーテレホン機能は、主装置に搭載される主装置ソフトウェアが、各種インタフェース基板を経由して、電話機、アダプタ、局線及び専用線を制御し、対局との回線接続、主装置内の通話及びトーンに関するパス接続、電話機制御、アダプタを経由したFAX或はPCとの音声及び情報データの送受信・格納を実現する。
【0005】
従来のキーテレホンシステムは、例えば、特開平7―95638号公報及び特開平9―116625号等に開示されている。これら従来のキーテレホンシステムにおいて、キーテレホン主装置と、CTSシステム構成機器である電話機、アダプタ、局線及び専用線との各接続インタフェースにて発生するノイズが問題となる。そこで、キーテレホン主装置ソフトウェアが不正なインタフェース動作やノイズの発生を監視・検出して、発生時にはCTSシステム構成機器をリセットする。これにより、キーテレホンシステムを再立ち上げし、キーテレホンシステムが制御できなくなるのを回避している。
【0006】
キーテレホン主装置ソフトウェアのノイズ判定基準は、インタフェース基板経由で受信する応答データのデータ解析、データ不正の有無判定、期待するコード外のデータを受信したことによるノイズ発生と、ノイズ発生状態からの復旧判定である。このノイズ判定処理は、CTSシステム構成機器として接続されるデバイス毎の識別ではなく、一律な判断基準であった。また、この判断処理は、全インタフェースについて実施する為に、接続するCTSシステム構成機器が増加すると、キーテレホン主装置ソフトウェアの処理能力は低下するという欠点があった。
【0007】
従来のPkgインタフェース手順を図5に示す。図5においては、キーテレホン主装置ソフトウェア201、Pkg202及び電話機203間でのPkgインタフェース手順を示す。即ち、電話機203とのインタフェースを実行する基板であるPkg202と、電話機203とのインタフェース例である。図5において、キーテレホン主装置ソフトウェア201は、Pkg202から受信した応答データを監視し、各データの解析、データ不正有無の判定並びにノイズ発生と復旧判定を行っているので、本来機能のスループット低下並びにPkg202との状態不一致による処理矛盾が発生していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のキーテレホンシステムにあっては、キーテレホン主装置ソフトウェアとCTSシステム構成機器との状態不一致が発生し、キーテレホンシステムの稼動が停止してしまう。また、局線及び専用線制御において、回線補足状態のままとなって、高額な回線使用料金をユーザが負担することになる可能性がある。更に、電話機及び局線の増数時等による保守員が実施する保守作業時に発生した二次的なノイズなのか、通常運用時に発生したノイズなのかの明確な判断がつかない。
【0009】
従って、キーテレホン主装置ソフトウェアのスループットを維持向上させる為のインタフェース構成及び手順が必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明によるキーテレホンシステムは、次のような特徴的な構成を採用している。
【0011】
(1)キーテレホン主装置とCTSシステム構成機器である電話機、アダプタ、局線及び専用線等との各接続インタフェースを有するキーテレホンシステムにおいて、
前記各接続インタフェースに対する制御コマンドに応答して、前記CTSシステム構成機器から出力される応答データを受信してメモリに記憶し、記憶された応答データが前記CTSシステム構成機器について予め定めた回数同じデータであるときには、そのCTSシステム構成機器はノイズの発生がないと判断して同期通知コードを、一部異なるデータがあるときには非同期通知コードを前記キーテレホン主装置に送出し、前記同期通知コードを受信したときにはそのCTSシステム構成機器にノイズの発生がないと判断し、前記非同期通知コードを受信したときにノイズが発生したと判断し、
前記CTSシステム構成機器を構成する基板の挿抜又は入れ替えがあった場合には、前記メモリの記憶内容を待機状態に戻すキーテレホンシステム。
【0012】
(2)前記ノイズ発生情報を編集、記憶し、該情報を外部表示機器へ出力して表示する上記(1)のキーテレホンシステム。
【0013】
(3)前記ノイズ情報表示は、ノイズ発生日時及び復旧日時と共に表示する上記(1)又は(2)のキーテレホンシステム。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のキーテレホンシステムのキーテレホン主装置の好適実施形態例を添付図、特に図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
【0016】
先ず、図1を参照して、本発明のキーテレホンシステムの主装置101の好適実施形態例のブロック図を説明する。このキーテレホン主装置101は、PC情報処理部111、PCインタフェース部112、ノイズ情報処理部121、ノイズ情報設定部122、S.W.123、Pkg情報処理部131、Pkgインタフェース部132、Pkg133、端末制御部141、アダプタ制御部142、局線制御部143、専用線制御部144及び機能制御部151を有する。
【0017】
PC情報処理部111は、PCインタフェース部112を制御し、ノイズ情報処理部121から送られるノイズ情報を、外部機器であるPC(パーソナルコンピュータ)161へ出力制御を実行する。PCインタフェース部112は、PC情報処理部111からの指示によって、PC161とのノイズ情報出力制御を実行する。
【0018】
ノイズ情報処理部121は、Pkg情報処理部131から送られるノイズ情報を編集・記憶する処理を、S.W.123の指定をもとにノイズ情報設定部122から受領する内容で実行する。ノイズ情報設定部122は、ノイズ監視、検出、記憶の実施有無及び記憶したノイズ情報の削除をS.W.123の指定で判定してノイズ情報処理部121へ通知する。
【0019】
Pkg情報処理部131は、Pkgインタフェース部132及び各種インタフェース基板であるPkg133を制御して、キーテレホン主装置101に直接接続される電話機162、アダプタ163、局線164並びに専用線165へのコマンド出力と処理情報入力を行う。また、Pkg情報処理部131は、Pkgインタフェース部132から受信するノイズ発生状況の信号を引き取り、ノイズ発生に関する情報を、ノイズ情報処理部121へ通知する。更に、Pkg情報処理部131は、ノイズ情報を除く各情報を、そのデータ毎に該当通知先を判断して、端末制御部141、アダプタ制御部142、局線制御部143、専用線制御部144へ通知する。
【0020】
機能制御部151は、キーテレホン主装置101の通話、音声データ及びデジタル情報の送受信・蓄積に関わる各機能を実現する。また、機能制御部151は、キーテレホン主装置101の電源投入後の立上げ制御を実行した後、各制御部である端末制御部141、アダプタ制御部142、局線制御部143、専用線制御部144を起動し、各機能制御が開始できる状態にする。この起動を機に、端末制御部141、アダプタ制御部142、局線制御部143、専用線制御部144は、Pkg情報処理部131へ、各基板との制御を開始することを通知する。
【0021】
Pkg情報処理部131は、キーテレホン主装置101の電源が投入されると、実装されている各基板を初期化し、基板名称を記憶する。そして、先の各制御部からの指示に従って基板への出力指示をPkgインタフェース部132へ与える。また、Pkg133から入力し、Pkgインタフェース部132から受信した各機能制御に関わる情報を、該当する上述の各制御部141〜144へ返送する。
【0022】
また、Pkg制御部131は、Pkg133との制御を実行する間に、Pkg133と電話機162、アダプタ163、局線164及び専用線165との各インタフェースにおいて検出されたノイズ情報に関する内容を、各発生時において、ノイズ情報処理部121へ通知する。
【0023】
尚、ここで、ノイズの主な印加発生箇所は、キーテレホン主装置101の筐体に収容する各種インタフェース基板と、CTSシステム構成機器である電話機162、アダプタ163、局線164及び専用線165との接続ラインケーブルである。これら接続ラインケーブルを抜き差し(接続又は取外し)する際にもノイズ発生時と同様状況となる。
【0024】
各種インタフェースパッケージ(Pkg.)133は、キーテレホン主装置ソフトウェアが出力したコマンドをもとに、CTSシステム構成機器を制御する。このPkg.133がCTSシステム構成機器から受信する応答を入力・記憶し、規定受領回数した応答データが全て等しい値であればノイズの発生はなく、一部異る値があると、非同期通知コードをキーテレホン主装置ソフトウェアへ送信する。キーテレホン主装置ソフトウェアは、この非同期通知コードの有無を監視・検出することによって、ノイズ発生が判断可能となる。また、非同期通知コードを送信した後には、復旧の監視を行い、同期通知コードが受信されることを監視する。
【0025】
次に、図2を参照して、本発明のキーテレホンシステムの通常状態、ノイズ発生状態、ノイズ復旧状態を示すPkg.インタフェース手順を説明する。図2において、Pkg.302は、要求コマンドを電話機303に送ると、電話機303からの応答データとして同一内容を3回受信する規約を設ける(即ち、図2中の応答データ▲1▼、▲2▼及び▲3▼)。そこで、Pkg.302は、その受信した応答データ▲1▼〜▲3▼が全て同一の場合には、データが正常でありノイズの発生はないものと判断する。そして、キーテレホン主装置ソフトウェア301へのノイズ発生状況の通知を行なわない。
【0026】
しかし、これら応答データ▲1▼〜▲3▼が不一致の場合、Pkg.302は、ノイズが発生したと判断し、非同期通知コードをキーテレホン主装置ソフトウェア301へ出力する。ノイズが発生した電話機303とのインタフェースにて、再度データの一致が検出されると、ノイズが復旧したと判断して同期通知コードをキーテレホン主装置ソフトウェア301へ出力する。
【0027】
上述のように、電話機とのインタフェース上で発生するノイズ発生と復旧との判断は、Pkg.302において行われる。その状況をコードとして、キーテレホン主装置ソフトウェア301へ通知する。尚、基板の挿抜又は基板の入れ替えがあった場合には、ノイズ発生中の状況は、全て待機状態に移され、新たな検出状況を監視する。各種インタフェース基板の挿抜は、キーテレホン主装置のCPU基板に実装されるLSI(図示せず)が監視・検出する。また、発生イベントは、キーテレホン主装置ソフトウェアへの割込み処理としてLSIレジスタのステータス通知として実施される。
【0028】
図3は、キーテレホン主装置ソフトウェア401が検出・記憶しているノイズ情報を、外部表示機器であるPC402へ出力するインタフェース手順を図示している。PC402から手順開始の指示をキーテレホン主装置ソフトウェア401へ問合せ、通信可の応答があると、ノイズ情報の要求を実施する。
【0029】
次に、PC402は、ステータスを判定し、主装置ソフトウェア401が記憶した情報がなければ手順終了となる。他方、PC402は、ノイズ情報があるステータスを受信すると、ノイズ情報のデータ要求を出力して、図4に示す如きイメージのノイズ情報詳細データをブロック単位に分割して受信する。ノイズ情報の最終ブロックを受信すると通信を終了する。
【0030】
図4は、外部表示機器におけるノイズ情報の表示例である。ここには、通番1及至6につき、スロット番号、基板名称、ポード番号、発生日時及び復旧日時が表示されている。
【0031】
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、キーテレホン主装置に接続されるCTSシステム構成機器とのインタフェース上に発生するノイズ状況を監視する接続インタフェースを設けている。これにより、キーテレホン主装置内にノイズ発生状況を記憶する。また、外部表示機器へのノイズ情報を出力するインタフェースを設けることによって、キーテレホン主装置の稼動状況を容易に把握することができる。これにより、設置及び保守時に発生する人為的なノイズとの切り分けが可能となる。
【0032】
以上、本発明のキーテレホンシステムの好適実施形態例を詳述したが、本発明は斯る実施形態例のみに限定されるべきではなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること勿論である。
【0033】
【発明の効果】
上述の説明から理解される如く、本発明のキーテレホンシステムによると、キーテレホン主装置内にノイズ発生状況を記憶し、外部表示機器へのノイズ情報を出力することによって、キーテレホン主装置の稼動状況の把握が容易になるという実用上の顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーテレホンシステムのキーテレホン主装置の好適実施形態例のブロック図である。
【図2】図1のキーテレホンシステムのPkg.インタフェース手順を示す図である。
【図3】図1のキーテレホンシステムのノイズ情報出力インタフェース手順を示す図である。
【図4】図1のキーテレホンシステムのノイズ情報表示例を示す図である。
【図5】従来のキーテレホンシステムのPkg.インタフェース手順を示す図である。
【符号の説明】
101 キーテレホン主装置
111 PC情報処理部
121 ノイズ情報処理部
131 Pkg.情報処理部
141〜144 各種外部機器制御部
151 機能制御部
161〜165 外部機器

Claims (3)

  1. キーテレホン主装置とCTSシステム構成機器である電話機、アダプタ、局線及び専用線等との各接続インタフェースを有するキーテレホンシステムにおいて、
    前記各接続インタフェースに対する制御コマンドに応答して、前記CTSシステム構成機器から出力される応答データを受信してメモリに記憶し、記憶された応答データが前記CTSシステム構成機器について予め定めた回数同じデータであるときには、そのCTSシステム構成機器はノイズの発生がないと判断して同期通知コードを、一部異なるデータがあるときには非同期通知コードを前記キーテレホン主装置に送出し、前記同期通知コードを受信したときにはそのCTSシステム構成機器にノイズの発生がないと判断し、前記非同期通知コードを受信したときにノイズが発生したと判断し、
    前記CTSシステム構成機器を構成する基板の挿抜又は入れ替えがあった場合には、前記メモリの記憶内容を待機状態に戻すことを特徴とするキーテレホンシステム。
  2. 前記ノイズ発生情報を編集、記憶し、該情報を外部表示機器へ出力して表示することを特徴とする請求項1に記載のキーテレホンシステム。
  3. 前記ノイズ情報表示は、ノイズ発生日時及び復旧日時と共に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のキーテレホンシステム。
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