JP3823331B2 - 遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機を複数台並べて構成したパチンコ遊技島や、パチンコ機とスロットマシンを併用設置して構成されたいわゆる併用島、或いはパチンコ機を片面だけに並べたいわゆる壁島など、遊技機を複数台並べて構成された遊技島におけるパチンコ玉貯留量平均化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコホール(パチンコ遊技場)においては、パチンコ機を複数台ずつ並べたパチンコ遊技島(以下、遊技島という)を多数構成し、遊技に際して入賞時に各パチンコ機から景品玉として払い出したり、客に玉貸し機から貸し玉として払い出すパチンコ玉を各遊技島の貯留タンクにそれぞれ貯留させておくようにしたシステムが知られている。そして、各遊技島でのパチンコ玉の貯留量が不足してしまわないように、景品玉計数器に返されたパチンコ玉を再び遊技島へ戻す様に構成されていた。このパチンコ玉の回収及び補給機構としては全店方式、島還元方式、及び独立島方式が知られている。
【0003】
全店方式とは、景品交換場に景品玉計数器を設置しておき、返却された景品玉の計数を行うと共に、該景品玉と地下に埋設された回収樋からのアウト玉を揚送機にて揚送し、天井部に配設した補給樋にて遊技島の上部から各遊技島のパチンコ玉を補給するようにしたものである。
【0004】
島還元方式とは、天井や地下を使用しないワンフロアータイプの設備であり、各遊技島に還元機と貯留タンクを設置し、必要とするパチンコ玉量を各遊技島単位で貯留し還元するように構成されているもので、例えば、特公昭48−37416号があった。
【0005】
独立島方式とは、上記した樋を一切省略し、各遊技島に景品玉計数器を設置して、各景品玉計数器からそれぞれの設置されている遊技島の貯留タンクへだけパチンコ玉を返却するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、パチンコ遊技場において、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化する際に、遊技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限にすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、
複数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するための
パチンコ玉貯留量平均化装置において、
前記遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を制御する返却制御手段を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項2に記載の本発明は、
複数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ玉貯留量平均化装置において、
前記遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段のパチンコ玉を受け入れるパチンコ玉投入口の開度を可変制御する返却制御手段を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項3に記載の本発明は、
前記パチンコ玉返却手段は、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器である、ことを特徴としている。
【0027】
【作用及び発明の効果】
上記のように構成された請求項1に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置では、返却制御手段が、遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を制御する。そして、この請求項1のパチンコ玉貯留量平均化装置によれば、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化する際に、パチンコ玉の返却が完全に禁止されることがないため、遊技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限にすることができる。
また、請求項2に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置では、返却制御手段が、遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段のパチンコ玉を受け入れるパチンコ玉投入口の開度を可変制御する。そして、この請求項2のパチンコ玉貯留量平均化装置によれば、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化する際に、パチンコ玉の返却が完全に禁止されることがないため、遊技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限にすることができる。
また、請求項3に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置では、各遊技島のパチンコ玉返却手段として、景品玉計数器を備えており、返却制御手段が、遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その景品玉計数器のパチンコ玉を受け入れるパチンコ玉投入口によるパチンコ玉の返却速度を、返却制御手段が制御する(その景品玉計数器に設けられたパチンコ玉投入口の開度を、返却制御手段が可変制御する)。そして、この請求項3のパチンコ玉貯留量平均化装置によれば、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化する際に、パチンコ玉の返却が完全に禁止されることがないため、遊技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限にすることができる。
【0028】
【実施例】
以下、本発明が適用された実施例のパチンコホールについて説明する。
まず、図1に示すように、本実施例のパチンコホールには、多数のパチンコ機1,1,…及び玉貸し機(図示せず)を交互に並べて配設した複数(本実施例では6つ)の遊技島5A,5B,…,5Fが、それぞれ独立して並設されている。
【0029】
そして、各遊技島5A,5B,…,5Fには、その一端と中央の両面とに、パチンコ玉返却手段としての景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Bm,7Bl,7Br,…,7Fm,7Fl,7Frと、紙幣両替器(図示せず)とが配置されている。これにより、遊技者が、どの遊技島5A,5B,…,5Fにおいても紙幣の両替とパチンコ玉の計数とをすることができる様に構成されている。尚、以下の遊技島及び景品玉計数器に関する説明において、個々を特に区別する必要のない場合には、単に符号「5」及び符号「7」を用いる。また、遊技島は、単に島ともいい、景品玉計数器は、カウンタともいう。
【0030】
そして更に、本実施例のパチンコホールには、各パチンコ機1から遊技者へ入賞時に払い出される景品玉(セーフ玉)の数や、各パチンコ機1から発射されたパチンコ玉(アウト玉)の数等を計数して、各パチンコ機1の稼働状態を管理する周知のホール管理コンピュータHKと、各景品玉計数器7からの計数データを入力すると共に、その計数データに基づいて、各景品玉計数器7におけるパチンコ玉の計数動作(即ち、遊技者による遊技島5へのパチンコ玉の返却)を制限するホストコンピュータHCと、が設けられている。尚、図1において、符号8は、ホストコンピュータHCに接続された表示装置である。
【0031】
次に、図2に示すように、各遊技島5には、各パチンコ機1,1,…から入賞時に景品玉として払い出したり、各玉貸し機から貸し玉として払い出すためのパチンコ玉を貯留する、パチンコ玉貯留手段としてのメインタンク9が設置されている。尚、図2においては、遊技島5の一端に設けられた景品玉計数器7は省略している。
【0032】
メインタンク9は、例えば30万個以上のパチンコ玉を貯留可能な大きなもので、図示の様に、中央に向かって左右から下るように傾斜した底板11,11を備え、上開きの箱状に構成されている。そして、図示中央の玉揚送機13へとパチンコ玉を少しずつ徐々に送り込めるように送出口15,15が設けられている。
【0033】
玉揚送機13は、革ベルトと布ベルトとの間にパチンコ玉を挟み込んで上方に持ち上げ、遊技島上部の配給樋17,17へとパチンコ玉を配給するためのものである。尚、この玉揚送機13は、パチンコ玉を革ベルトと布ベルトに挟んで上方へ持ち上げる間に研磨も施すようになっている。
【0034】
配給樋17,17は、図示の様に左右へ向かって下るように傾斜配置されており、常時パチンコ玉が満杯状態にされ、各パチンコ機1,1,…や各玉貸し機に対して、必要な数のパチンコ玉をいつでも分配できるように構成されている。この状態を保つため、玉揚送機13は原則として常時玉を揚送している(時たまタイマーによって停止されることはある)。このため、配給樋17,17から溢れたパチンコ玉を再びメインタンク9へと戻すための戻し樋19,19も設けられている。また、各パチンコ機1,1,…からのアウト玉は、アウト玉排出口21,21,21,…を介して、メインタンク9へと戻されるようになっている。更に、景品玉計数器7から返却されるパチンコ玉もメインタンク9へと戻されるようになっている。
【0035】
次に、図3に示すように、景品玉計数器7は、その正面下部にパチンコ玉投入口23を備えており、遊技者が、このパチンコ玉投入口23にパチンコ玉(景品玉)を投入すると、その投入されたパチンコ玉を計数してメインタンク9へ戻すと共に、計数したパチンコ玉の数を景品レシートや景品カード、或いは当該パチンコホールの会員カードに記録して出力する。そして、遊技者は、その景品レシート等を所定の景品交換所に持って行って、所望の景品と交換するようになっている。
【0036】
尚、図3において、符号「25」は、遊技者が、投入した景品玉を全て計数したい場合に押す全数計数ボタンであり、符号「27」は、遊技者が、投入した景品玉の数に景品交換が可能な最小個数よりも小さな余りが出たときに、その余り玉を返却してもらいたい場合に押す返却ボタンである。そして、符号「29」は、計数結果を表示する景品玉数ディスプレイであり、符号「31」は、返却ボタン27が押された際に返却した余り玉の数を表示する余り玉数ディスプレイである。また、符号「33」は、景品レシートを発行するための景品レシート発行口であり、符号「35」は、景品カードを発行するための景品カード発行口であり、符号「37」は、遊技者が会員カードを投入するための会員カード投入口である。また更に、符号「39」は、返却ボタン27が押された際にアームを前方に延出させて、前記余り玉を遊技者へ返却するための余り玉返却器である。
【0037】
そして、景品玉計数器7のパチンコ玉投入口23には、投入口の開度を調節するためのシャッタ41が設けられており、このシャッタ41は、ホストコンピュータHCからのシャッタ開度指令信号に応じて作動するシャッタ駆動用アクチュエータ43によって、図3における矢印Yの方向に開閉制御される。
【0038】
また、景品玉計数器7の正面中央部には、様々なメッセージを表示するための主ディスプレイ45が設けられており、景品玉計数器7の正面上部には、遊技者に優先して使用してもらいたい景品玉計数器7を案内するメッセージを表示するための、表示手段としての事前誘導ディスプレイ47が設けられている。
【0039】
尚、図3に示すように、事前誘導ディスプレイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の表示面を有しており、この形状によって、側方からの視認性を向上させている。よって、遊技島間の通路を歩行中の遊技者は、通路に面した2つの景品玉計数器7のうち、どちらを優先的に使用すべきかが一目で分かる。
【0040】
一方、景品玉計数器7において、主ディスプレイ45の下部には、遊技者がパチンコ玉を投入するために接近したことを検出するための赤外線センサ49と、どの遊技島5から払い出された景品玉が投入されたのかを検出するためのアンテナ51と、が設けられている。
【0041】
ここで、上記アンテナ51の作用について説明する。まず、本実施例のパチンコホールにおいては、図4に示すように、遊技者がパチンコ機1から払い出された景品玉を蓄えるため、及びその景品玉を景品玉計数器7へ投入するために用いる景品玉貯留箱(所謂、ドル箱)53が、各パチンコ機1に1対1に対応して配置されており、各景品玉貯留箱53には、所属するパチンコ機1の台番号(図4に示す例では、101番)が表示されている。そして更に、各景品玉貯留箱53には、上記アンテナ51の検出エリア内に入ると、自己が所属するパチンコ機1の台番号を示す番号データを電波にて送出するIDタグ55が取り付けられている。
【0042】
つまり、景品玉計数器7に設けられたアンテナ51は、所定の検出エリア(例えば、アンテナ51からの距離が0.5mの範囲)内に、常時、検出用電波を送出しており、IDタグ55は、その検出用電波を受けると、自己が所属するパチンコ機1の台番号(番号データ)を送出するようになっている。そして、アンテナ51は、IDタグ55からの番号データを受信して、今回投入された景品玉が、どのパチンコ機1、延いては、どの遊技島5から払い出されたものであるかを識別できるようにしている。
【0043】
尚、本実施例においては、IDタグ55から送出される番号データが島識別情報に相当し、アンテナ51が情報検出手段に相当している。また、本実施例において、各景品玉貯留箱53には、所属する遊技島5毎に異なる色の着色がなされており、景品玉貯留箱53が所属の異なる遊技島5に配置されてしまったことが一目で分かるようになっている。
【0044】
以上の様なハード的構成を備えた本実施例のパチンコホールでは、各景品玉計数器7には、CPU,ROM,RAM等を主要部とした周知のマイクロコンピュータが備えられており、図5及び図6に示す制御処理を実行する。そして、ホストコンピュータHCが、各景品玉計数器7からの計数データに基づいて、図8〜図11の制御処理を実行することにより、各遊技島5におけるメインタンク9内のパチンコ玉貯留量を平均化させる。
【0045】
そこで以下、各景品玉計数器7及びホストコンピュータHCが夫々実行する各制御処理について説明する。尚、以下の説明において、各景品玉貯留箱53のIDタグ55が送出する番号データを、キャリアIDという。
まず、各景品玉計数器7は、夫々、図5に示す計数処理を実行する。この計数処理は、アンテナ51により景品玉貯留箱53(IDタグ55)からのキャリアIDが受信されると実行が開始され、まず、ステップ(以下、単に「S」と記す)110にて、アンテナ51にて受信されたキャリアIDを読み込み、続くS120にて、パチンコ玉投入口23に投入されたパチンコ玉の計数を行う。そして、続くS130にて、計数したカウント値に、そのとき受信されたキャリアIDを付した計数データを作成し、その計数データ(図においては、キャリアID別のカウント値)をホストコンピュータHCへ送信する、計数結果出力手段としての処理を実行し、その後、当該計数処理を終了する。
【0046】
例えば、遊技者によりキャリアIDが「101」である景品玉貯留箱53を介して、4000個のパチンコ玉が返却された場合には、「101」と「4000」とを表す2進データが、計数データとしてホストコンピュータHCへ送信される。
【0047】
次に、各景品玉計数器7は、夫々、図6に示すシャッタ開度変更処理を所定時間毎に実行している。このシャッタ開度変更処理の実行が開始されると、まず、S210にて、ホストコンピュータHCから後述するように出力されるシャッタ開度指令信号を入力する。そして、続くS220にて、パチンコ玉投入口23に設けられたシャッタ41の開度(以下、単に、シャッタ開度ともいう)が、S210で入力したシャッタ開度指令信号の表す開度となるように、シャッタ駆動用アクチュエータ43を駆動し、続くS230にて、主ディスプレイ45に、図7に示すようなメッセージを表示した後、当該シャッタ開度変更処理を終了する。
【0048】
尚、S230の表示処理によって表示されるメッセージは、図7に示すように、現在の計数速度(即ち、現在のシャッタ開度)と、本計数システムの概要とを遊技客に知らせるものである。また、S230の表示処理は、主ディスプレイ45の下部に設けられた赤外線センサ49によって、当該景品玉計数器7に遊技客が接近したことが検出されたときに実行され、それ以外の時には、他の画像を表示するようにしている。
【0049】
一方、ホストコンピュータHCは、各景品玉計数器7から夫々送信された計数データを、それらを送信した景品玉計数器7を識別しつつ、逐次、受信バッファ等に記憶すると共に、図8に示す集計処理、図9に示すシャッタ制御処理、及び、図10に示す表示制御手段としての事前誘導ディスプレイ制御処理を、夫々、所定時間毎に実行する。
【0050】
図8に示すように、ホストコンピュータHCは、集計処理の実行を開始すると、まず、S310にて、受信した各景品玉計数器7からの計数データ(キャリアID別のカウント値)を夫々入力し、続くS320にて、入力した計数データを集計して図12(a)に示すテーブル1を作成する移動量算出手段としての処理を実行する。
【0051】
尚、図12(a)に示したテーブル1は、各遊技島5に、夫々、50台のパチンコ機1が配設された場合を例示している。そして、テーブル1において、「Aキャリア,Bキャリア,…,Fキャリア」とは、パチンコ玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属する遊技島5A〜5Fを表しており、TXY(X=A〜F,Y=A〜F)で示されている値は、夫々、遊技島Y(Y=5A〜5F)から払い出されて遊技島X(X=5A〜5F)の景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の数、即ち、各遊技島5の相互間でのパチンコ玉の移動量を表している。
【0052】
ここで、S320の処理は、下記の(1)〜(3)のような手順で実行される。
(1)まず、入力した各計数データを、それらを送出した景品玉計数器7が設置された遊技島5A,5B,…,5F毎(テーブル1において、A島,B島,…,F島)に分類する。
【0053】
(2)次に、(1)で分類した各計数データを、更に、各自に付されたキャリアIDをチェックすることにより、どの遊技島5から払い出された景品玉のカウント値を表すものであるかを判別し、それら各計数データを、景品玉の払い出し元である遊技島5A,5B,…,5F毎(テーブル1において、Aキャリア,Bキャリア,…,Fキャリア)に分類する。よって、上記(1)及び(2)の分類により、各計数データは、「6×6」の36通りに分類される。
【0054】
(3)そして、上記のように36通りに分類された各計数データの表すカウント値を、夫々累算し、その累算値(テーブル1において、TAA,TAB,…,TAF,TBA,TBB,…,TBF,………,TFA,TFB,…,TFF)を、RAM等の記憶媒体に格納する。
【0055】
つまり、各景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Bm,7Bl,7Br,…,7Fm,7Fl,7Frから送出される計数データには、夫々、景品玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属するパチンコ機1、即ち返却された景品玉の払い出し元であるパチンコ機1を表すキャリアIDが付されているため、各景品玉計数器7からの各計数データをみれば、どの遊技島5A〜5Fから、どの遊技島5A〜5Fへ、どれだけのパチンコ玉が返却されたのかが分かる。そこで、ホストコンピュータHCは、各景品玉計数器7からの計数データを逐次集計して、各遊技島5の相互間でのパチンコ玉の移動量を表すテーブル1を作成するようにしている。
【0056】
このように、S320でテーブル1の作成のための処理を終了すると、ホストコンピュータHCは、続くS330にて、テーブル1を参照して図12(b)に示すテーブル2を作成する。即ち、このS330では、各遊技島5A,5B,…,5Fの夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へ返却されたパチンコ玉の数(他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量)と、自己の遊技島から他の遊技島へ返却されたパチンコ玉の数(自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量)との差(以下、この差の値を他自差玉という)ATG,BTG,…,FTGを算出して、RAM等の記憶媒体に格納する。
【0057】
例えば、遊技島5Aについての他自差玉ATGは、「ATG=(TAB+TAC+TAD+TAE+TAF)−(TBA+TCA+TDA+TEA+TFA)」の式によって算出され、同様に、遊技島5Fについての他自差玉FTGは、「FTG=(TFA+TFB+TFC+TFD+TFE)−(TAF+TBF+TCF+TDF+TEF)」の式によって算出される。
【0058】
そして、このようにS330にて、各遊技島5A〜5Fについての他自差玉ATG,BTG,…,FTGを夫々算出した後、S340に進んで、算出した他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があるか否かを判定し、なければそのまま当該集計処理を一旦終了し、他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があった場合には、続くS350にて、表示装置8に調査が必要である旨を表示した後、当該集計処理を終了する。
【0059】
つまり、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値は、通常時には所定範囲内で変移するはずであるが、何等かの原因で、特定の遊技島5だけにパチンコ玉の返却が集中した場合や、特定の遊技島5へ長時間にわたってパチンコ玉の返却がなされなかった場合には、その遊技島5のパチンコ玉貯留量が過剰になったり不足になったりしてしまう可能性がある。そこで、本実施例では、上述のように算出した他自差玉ATG〜FTGが、通常時に取り得る所定範囲外の値になった際に、パチンコホールの従業員に対して調査を行うように指示するようにしている。
【0060】
次に、ホストコンピュータHCは、図9に示すシャッタ制御処理の実行を開始すると、まず、S410にて、集計処理のS330で算出した他自差玉ATG〜FTGを読み込み、続くS420にて、読み込んだ他自差玉ATG〜FTGの値を図13に示すテーブル3に夫々当てはめて、各遊技島5A〜5Fの夫々について、景品玉計数器7に設けられたシャッタ41の開度を算出する。そして、続くS430にて、その算出したシャッタ開度を表すシャッタ開度指令信号を、対応する各遊技島5の景品玉計数器7へ夫々出力し、その後、当該シャッタ制御処理を一旦終了する。尚、本実施例では、同じ遊技島5に設けられた景品玉計数器7に対しては、同じ開度を表すシャッタ開度指令信号が出力される。
【0061】
すると、各景品玉計数器7では、上述したシャッタ開度変更処理(図6)の実行により、パチンコ玉投入口23に設けられたシャッタ41の開度が、シャッタ開度指令信号の表す開度となるように制御される。
尚、図13に示すように、本実施例においては、他自差玉ATG〜FTGの値が−3万個から+3万個までの範囲内で、その値が大きくなるほど、シャッタ41の開度が小さくなる(即ち、パチンコ玉の返却速度が小さくなる)ように設定されている。そして、シャッタ41の開度は、他自差玉の値が−3万個以下であれば100%となり、他自差玉の値が0のときに80%となり、他自差玉の値が+3万個以上になると20%に保持されるようになっている。
【0062】
また、本実施例においては、各景品玉計数器7で実行されるシャッタ開度変更処理(図6)のS210,S220と、ホストコンピュータHCが実行する集計処理(図8)のS330及びシャッタ制御処理(図9)とが、返却制御手段としての処理に相当している。
【0063】
次に、図10に示す事前誘導ディスプレイ制御処理は、景品玉計数器7の1つずつについて、順次所定時間毎に繰り返して実行されるものである。よって、この処理が18回実行される毎に、全ての景品玉計数器7についての制御が行われることとなる。
【0064】
ホストコンピュータHCは、事前誘導ディスプレイ制御処理の実行を開始すると、まず、S510にて、シャッタ制御処理のS420で算出した各遊技島5についてのシャッタ開度を読み込み、続くS520にて、今回の処理実行で制御する景品玉計数器7(事前誘導ディスプレイ47)を決定する。尚、本実施例では、7Am,7Al,7Ar,7Bm,7Bl,7Br,…,7Fm,7Fl,7Frの順で、制御する景品玉計数器が決定される。
【0065】
そして、続くS530にて、S520で今回の制御対象として決定された景品玉計数器7(以下、制御計数器という)が、対面配置のものであるか否か、即ち、遊技島5の中央の両面に設けられたものであるか否かを判定し、対面配置のものであると判定した場合には、S540に進んで、制御計数器に対面する景品玉計数器7があるか否かを判定する。
【0066】
そして、S540にて対面する景品玉計数器7がないと判定した場合、つまり、S520にて図1における景品玉計数器7Al又は7Frが制御計数器として決定された場合には、S550に進んで、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「景品玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示させた後、当該事前誘導ディスプレイ制御処理を一旦終了する。
【0067】
また、S540にて制御計数器に対面する景品玉計数器7があると判定した場合には、S560に進んで、制御計数器に対面する景品玉計数器7が、パチンコ玉の計数中であるか否かを判定し、計数中であると判定した場合には、S550に移行するが、計数中でないと判定した場合には、S570に進む。
【0068】
S570では、制御計数器のシャッタ開度と、それに対面する景品玉計数器7のシャッタ開度とを比較して、対面する景品玉計数器7のシャッタ開度の方が5%以上大きいか否かを判定し、対面する側のシャッタ開度が5%以上大きくない場合には、S550に移行するが、5%以上大きい場合には、S580に進んで、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「向いのカウンタの使用を御願いします。」とのメッセージを表示させた後、当該事前誘導ディスプレイ制御処理を一旦終了する。
【0069】
一方、S530にて、制御計数器が、対面配置のものではない、即ち、遊技島5の一端に設けられたもの(図1において、7Am,7Bm,…,7Fm)であると判定した場合には、S590に移行して、隣接誘導処理を実行した後、当該事前誘導ディスプレイ制御処理を終了する。
【0070】
ここで、隣接誘導処理は図11に示す如く実行され、この処理の実行が開始されると、まず、S600にて、制御計数器が端のものであるか否か、つまり、図1における景品玉計数器7Am又は7Fmであるか否かを判定する。そして、制御計数器が端のものであると判定した場合には、S610に進んで、制御計数器のシャッタ開度よりも、隣島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度の方が5%以上大きいか否かを判定し、5%以上大きくないと判定した場合には、続くS620にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「景品玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0071】
また、S610にて、隣島の景品玉計数器7のシャッタ開度の方が5%以上大きいと判定した場合には、S630に移行して、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「隣のカウンタの優先使用をお願いします。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処理を終了する。
一方、S600にて、制御計数器が端のものではないと判定した場合には、S640に移行して、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きくなく、且つ左隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さいか否かを判定し、右隣よりも5%以上大きくなく、且つ左隣よりも5%以上小さいと判定した場合には、続くS650にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「左隣のカウンタの優先使用をお願いします。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0072】
また、S640にて、否定判定した場合、即ち、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或いは左隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さくない場合には、S660に移行して、今度は、制御計数器のシャッタ開度が、左隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きくなく、且つ右隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さいか否かを判定し、左隣よりも5%以上大きくなく、且つ右隣よりも5%以上小さいと判定した場合には、続くS670にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「右隣のカウンタの優先使用をお願いします。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0073】
一方、S660にて、否定判定された場合、即ち、制御計数器のシャッタ開度が、左隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或いは右隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さくないと判定した場合には、S680に移行して、制御計数器のシャッタ開度が、左右両隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか否かを判定し、5%以上大きいと判定した場合には、続くS690にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「景品玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0074】
また、S680にて、制御計数器のシャッタ開度が両隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きくないと判定した場合には、S700に移行して、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47の表示内容を前回の内容に保持したまま、当該隣接誘導処理を終了する。
【0075】
つまり、事前誘導ディスプレイ制御処理では、遊技島5間の通路を挟んで対面配置された景品玉計数器7Ar,7Bl,7Br,…,7El,7Er,7Flの夫々については(S540:YES)、対面するもの同士のシャッタ開度を比較して、シャッタ開度が5%以上大きい方の景品玉計数器の使用を促すメッセージを、各事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにしている(S580)。
【0076】
また、遊技島5の一端に設けられた景品玉計数器7Am,7Bm,…,7Fmのうち、両隣のない景品玉計数器7Am,7Fmについては(S600:YES)、隣のものとのシャッタ開度を比較して、隣側のシャッタ開度の方が5%以上大きい場合に(S610:YES)、隣の景品玉計数器の使用を促すメッセージを、事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにしており(S630)、両隣のある景品玉計数器7Bm,7Cm,7Dm,7Emの夫々については(S600:NO)、隣接するもの同士のシャッタ開度を比較して(S640,S660,S680)、シャッタ開度が5%以上大きな景品玉計数器の使用を促すメッセージを、各事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにしている(S650,S670,S690)。
【0077】
このように、事前誘導ディスプレイ制御処理では、隣接する遊技島5に夫々設けられた各景品玉計数器7についてシャッタ開度を比較し、各景品玉計数器7の事前誘導ディスプレイに、シャッタ開度がより大きい方の景品玉計数器の使用を遊技者に対して促すためのメッセージを表示させるようにしている。
【0078】
次に、上述した各制御処理の実行によって、各遊技島5A〜5Fのパチンコ玉貯留量がどの様に均等化されるのかについて、例を挙げて説明する。
まず、パチンコホールの開店時には、各遊技島5A〜5Fのメインタンク9には、予め用意された初期量のパチンコ玉が貯留され、また、ホストコンピュータHCの集計処理(S330)で算出される他自差玉ATG,BTG,…,FTGは、夫々「0」となる。よって、各景品玉計数器7のシャッタ開度は、図13に示したように、全て初期値としての80%に制御される。
【0079】
その後、例えば、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brに、他の遊技島5A,5C〜5Fから払い出された景品玉が多量に投入(返却)され、遊技島5Bから払い出された景品玉は、他の遊技島5A,5C〜5Fの景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Cm,7Cl,7Cr,…,7Fm,7Fl,7Frには少量しか投入されないという状態が発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留量が過剰気味になってしまう。
【0080】
ところが、この場合には、ホストコンピュータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉BTGが0よりも大きくなるため、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開度は80%よりも小さくなる。すると、遊技島Bで遊技している者も含めて、パチンコホール内の遊技客は、こうした制限のない他の遊技島へパチンコ玉を返却するようになる。この結果、遊技島Bについては、他の遊技島からのパチンコ玉の返却量が減少すると共に、遊技島Bから他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が増加して、パチンコ玉貯留量が減少し、これに伴い、他自差玉BTGの値も小さくなって、景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開度が再び大きくなっていく。このように、何れかの遊技島におけるパチンコ玉貯留量が過剰になってしまうことが防止される。
【0081】
一方、上記例とは全く逆に、例えば、遊技島5Bから払い出された景品玉が、他の遊技島5A,5C〜5Fの景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Cm,7Cl,7Cr,…,7Fm,7Fl,7Frに多量に投入され、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brには、他の遊技島5A,5C〜5Fから払い出された景品玉が少量しか投入されないという状態が発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留量が不足気味になってしまう。
【0082】
ところが、この場合には、ホストコンピュータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉BTGが0よりも小さくなるため、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開度は80%よりも大きくなる。すると、パチンコホール内の遊技客は、シャッタ開度の大きな遊技島Bへパチンコ玉を返却するようになるため、遊技島Bについては、他の遊技島からのパチンコ玉の返却量が増加すると共に、遊技島Bから他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が減少して、パチンコ玉貯留量が増加し、これに伴い、他自差玉BTGの値も大きくなって、景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開度が再び小さくなっていく。このように、何れかの遊技島5におけるパチンコ玉貯留量が不足してしまうことが防止される。
【0083】
以上詳述したように、本実施例のパチンコホールにおいては、各パチンコ機1に1対1に対応して配置させた景品玉貯留箱53に、対応するパチンコ機1を表すキャリアIDを送出するIDタグ55を取り付けておき、これにより、各景品玉計数器7に投入された景品玉が、どのパチンコ機1、延いては、どの遊技島5から払い出されたものであるかを識別できるようにしている。
【0084】
そして、ホストコンピュータHCが、各景品玉計数器7から送信された、景品玉のカウント値とキャリアIDとを表す計数データに基づき、各遊技島5の相互間でのパチンコ玉の移動量(テーブル1におけるTXY:X=A〜F,Y=A〜F)を算出すると共に、その算出結果に基づき、各遊技島5の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差である他自差玉ATG,BTG,…,FTGを算出し、その各値に応じて、対応する遊技島5に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度を、他自差玉の値が大きくなるほど開度が小さくなるように制御するようにしている。
【0085】
そして、このような本実施例のパチンコホールによれば、上記例を挙げて説明したように、各遊技島5のパチンコ玉貯留量を一定に保たせることができ、特定の遊技島にてパチンコ玉貯留量が過剰になったり不足したりするといった不具合を事前に防止することができる。
【0086】
また、本実施例では、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が−3万個以上の範囲で、その値が大きくなるほど景品玉計数器7のシャッタ開度を小さくするようにしているため、遊技者が何れかの遊技島5に設けられた景品玉計数器7へ景品玉(特に、他の遊技島で獲得した景品玉)を投入している最中に、パチンコ玉の返却が突然できなくなるということがない。よって、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平均化を達成することができる。
【0087】
また更に、本実施例では、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が+3万個以上になっても、景品玉計数器7のシャッタ開度は20%に保持されるようにしているため、パチンコ玉の返却が完全に禁止されることがない。
よって、例えば、本パチンコホールの閉店直前時等、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の計数を行いたい場合にも、パチンコ玉を計数できないということがなく、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平均化を達成することができる。
【0088】
一方、本実施例では、隣接する遊技島5に夫々設けられた各景品玉計数器7についてシャッタ開度を常時比較し、各景品玉計数器7の事前誘導ディスプレイ47に、シャッタ開度の大きい方の景品玉計数器の使用を遊技者に対して促すためのメッセージを表示させるようにしている。よって、シャッタ開度が大きい景品玉計数器7、即ち、パチンコ玉の返却の制限の度合が小さい景品玉計数器7へ、遊技者を自然に導くことができるようになり、各遊技島5間でのパチンコ玉貯留量の平均化を、よりスムーズに達成することができる。
【0089】
また、既述したように、事前誘導ディスプレイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の表示面を有しているため、遊技者は、遊技島5間の通路を歩行中に、或いは各遊技島5の端から、通路に面した2つの景品玉計数器7のうち、どちらを優先的に使用すべきかを一目で認識することができる。
【0090】
尚、上記実施例では、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が−3万個以上のときに、景品玉計数器7のシャッタ開度を100%から小さくさせて、パチンコ玉の返却を制限するものであったが、シャッタ開度の減少を開始させる他自差玉の値は、各遊技島5に貯留されるパチンコ玉の初期量やメインタンク9の容量、或いは更に各パチンコ機1の特性等に応じて適宜設定することができる。
【0091】
また、上記実施例では、景品玉貯留箱53を各パチンコ機1に夫々対応させて配置するようにしているため、究極的には、どのパチンコ機1から払い出された景品玉が、どの景品玉計数器7に返却されたのかを検出できるのであるが、景品玉貯留箱53は、各遊技島5毎にのみ対応させて配置するようにしてもよい。
【0092】
そして、このように構成した場合には、景品玉貯留箱53に取り付けるIDタグ55は、所属する遊技島5の識別コードを出力するだけでよく、IDタグ55の種類を少なくすることができる。また、景品玉貯留箱53を各遊技島毎にのみ配置する場合には、各景品玉計数器7が、景品玉貯留箱53の色を検出することにより、投入された景品玉が、どの遊技島5から払い出されたものであるかを識別するように構成してもよい。
【0093】
一方、上記実施例では、各遊技島5に夫々設けられた3つの景品玉計数器7について、そのシャッタ開度を同じ値に制御するようにしたものであったが、例えば、図1の景品玉計数器7Al,7Frについては、他の景品玉計数器7までに距離があるため、遊技者の便宜を考えて、可変制御されるシャッタ開度を他のものよりも大きめに設定したり、また、100%に固定しておいたりしてもよい。
【0094】
ところで、上記実施例では、他自差玉ATG〜FTGの増減に応じて、遊技島5のパチンコ玉貯留量も増減するという点に着目し、他自差玉の値に応じて景品玉計数器7のシャッタ開度を制御するようにしたが、例えば、特定の遊技島5において、遊技者が多量の景品玉を自島に返却することなく貯留し、且つ、その遊技島5へ他の遊技島で払い出された景品玉が多量に返却される、といった特殊な場合には、実際のパチンコ玉貯留量が減少しているにも関わらず、その遊技島5について算出される他自差玉の値は大きくなって、景品玉計数器7のシャッタ開度が小さく設定されてしまい、その結果、パチンコ玉貯留量の減少が助長されてしまうという虞がある。
【0095】
そこで、以下、第2実施例として、遊技者が多量の景品玉を返却することなく足元等に貯留した場合にも対応することのできるパチンコホールについて説明する。尚、以下の説明において、遊技者が返却することなく貯留している景品玉を持玉といい、その数を持玉量或いは持玉数という。
【0096】
第2実施例のパチンコホールは、上述した第1実施例のパチンコホールに対して、ホストコンピュータHCに、図14に示す持玉量設定スイッチ61が接続される点、及び、ホストコンピュータHCが、図15に示す他自差玉補正処理を実行する点、が異なっている。
【0097】
持玉量設定スイッチ61は、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量をホストコンピュータHCへ入力するために使用されるものであり、図14に示すように、各遊技島5A〜5Fに夫々対応する6つのスライド型のスイッチ63a,63b,…,63fを備えている。各スイッチ63a〜63fは、当該持玉量設定スイッチ61の盤面65に設けられた溝67a,67b,…,67fに夫々沿ってスライド操作されるものであり、前記盤面65には、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量を万単位で示す目盛69が付されている。
【0098】
このような持玉量設定スイッチ61は、当該パチンコホールの従業員によって操作される。即ち、従業員は、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量を目測によって把握した後、各遊技島5A〜5Fに対応するスイッチ63a〜63fを、夫々、目測した持玉量を示す目盛69の位置までスライドさせる。
【0099】
すると、持玉量設定スイッチ61からホストコンピュータHCへは、各スイッチ63a〜63fのスライド位置に対応した値が、各遊技島5A〜5Fの持玉量として出力される。
一方、ホストコンピュータは、図15に示す他自差玉補正処理を実行することにより、集計処理のS330で算出した他自差玉ATG〜FTGの値を、持玉量設定スイッチ61から出力された持玉量に基づいて補正する。尚、他自差玉補正処理も、既述した他の処理と同様に、所定時間毎に繰り返し実行される。
【0100】
図15に示すように、ホストコンピュータHCは、他自差玉補正処理の実行を開始すると、まず、S810にて、持玉量設定スイッチ61から出力された各遊技島5A〜5Fの持玉量(以下、設定値という)KA,KB,…,KFを読み込む。そして、続くS820にて、読み込んだ設定値KA,KB,…,KFの平均値KHを算出し、続くS830にて、各設定値KA,KB,…,KFと平均値KHとの差を、偏差値SA,SB,…,SFとして算出する。
【0101】
そして、続くS840にて、集計処理のS330で算出した他自差玉ATG,BTG,…,FTGの夫々から、S830で算出した偏差値SA,SB,…,SFを減じて、その各値を新たな他自差玉ATG,BTG,…,FTGとして設定し、その後、当該他自差玉補正処理を終了する。
【0102】
すると、図9に示したシャッタ制御処理のS420では、上記S840で設定された他自差玉ATG,BTG,…,FTGに基づいて、各景品玉計数器7のシャッタ開度が算出される。
従って、このような第2実施例のパチンコホールによれば、持玉量の多い遊技島5ほど、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が小さくなるように補正されるため、上述した特殊な例のように、多量の持玉が発生してパチンコ玉貯留量が減少している遊技島については、その遊技島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度を、通常制御時よりも大きく設定させることができ、延いては、パチンコ玉貯留量を速やかに増加させることができる。
【0103】
次に、第3実施例について説明する。第3実施例のパチンコホールは、第2実施例のパチンコホールに対して、持玉量設定スイッチが図16に示すように構成されている点、及び、ホストコンピュータHCが、図15に示した他自差玉補正処理に加えて、更に、図17に示す自動補正処理を実行する点、が異なっている。
【0104】
まず、図16に示すように、本第3実施例で用いられる持玉量設定スイッチ71は、その盤面73に、各遊技島5A,5B,…,5Fに夫々対応付けされた複数の操作ボタンを備えている。即ち、持玉量設定スイッチ71には、自動設定ボタン75a,75b,…,75fと、増加ボタン77a,77b,…,77f及び減少ボタン79a,79b,…,79fと、現在の設定値KA,KB,…,KFを目盛81に対応して表すための複数の発光ダイオード(以下、LEDという)83と、が設けられている。
【0105】
尚、本第3実施例においても、目盛81の単位は「万」である。また、図16において、自動設定ボタン75a,75b,…,75fと増加ボタン77a,77b,…,77fとの間に示された「○」印の位置には、夫々、赤色のLEDと青色のLEDとが2つ1組で設けられており、LED83とは、赤・青の1組のLEDを指している。
【0106】
このような持玉量設定スイッチ71において、自動設定ボタン75a〜75fは、既述した他自差玉補正処理(図15)で用いる各設定値KA〜KFを、夫々、自動的に算出するか、或いは手動で入力するか、を選択するためのものであり、1回押す毎に、自動と手動とが切り替わるようになっている。
【0107】
また、増加ボタン77a〜77f及び減少ボタン79a〜79fは、自動設定ボタン75a〜75fによって、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFを手動入力すると設定された場合にのみ有効となる。そして、増加ボタン77a〜77fを1回押す毎に、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、目盛81の1つ分(本実施例では、5万個)だけ増加し、逆に、減少ボタン79a〜79fを1回押す毎に、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、目盛81の1つ分だけ減少するようになっている。
【0108】
次に、ホストコンピュータHCが実行する自動補正処理について説明する。この自動補正処理は、各遊技島5の1つずつについて、5A,5B,5C,5D,5E,5Fの順に設定値KA〜KFを算出するものであり、所定時間毎に繰り返して実行される。よって、この処理が6回実行される毎に、全ての遊技島5A〜5Fについて設定値KA〜KFが算出される。
【0109】
尚、以下では、遊技島5Aについての場合、即ち設定値KAを算出する場合を例に挙げて説明する。
図17に示すように、ホストコンピュータHCは、自動補正処理の実行を開始すると、まず、S910にて、今回の処理実行で設定値を算出すべき遊技島を決定すると共に、決定した遊技島(本例の場合は遊技島5A)に対応する図16の自動設定ボタン75aによって、設定値KAの算出が自動に設定されているか否かを判定する。そして、自動に設定されていると判定した場合には、S920へ進んで、遊技島5Aでのセーフ玉数SFA及びアウト玉数OTAを、ホール管理コンピュータHKから入力する。
【0110】
尚、本実施例において、ホール管理コンピュータHKは、図2の配給樋17から各パチンコ機1へ夫々供給されるパチンコ玉の数を、各パチンコ機1のセーフ玉数として常時累算して計数すると共に、図2の各アウト玉排出口21からメインタンク9へ戻されるパチンコ玉の数を、各パチンコ機1のアウト玉数として常時累算して計数している。また更に、ホール管理コンピュータHKは、各玉貸し機から遊技者に払い出されたパチンコ玉の数も、常時累算して計数している。そして、上記セーフ玉数SFAとは、遊技島5Aに配設された全パチンコ機1のセーフ玉数を合計した値に、遊技島5Aの全玉貸し機から払い出されたパチンコ玉の数を加算したものであり、上記アウト玉数OTAとは、遊技島5Aに配設された全パチンコ機1のアウト玉数を合計したものである。
【0111】
そして、続くS930では、図12(a)のテーブル1を参照して、遊技島5Aから払い出されて何れかの景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の総数AGを、「AG=TAA+TBA+TCA+TDA+TEA+TFA」の式によって算出し、続くS940にて、S920で入力したセーフ玉数SFAからアウト玉数OTAを引き、更に、その値(SFA−OTA)からS930で算出した総数AGを引いた値(SFA−OTA−AG)を、遊技島5Aにおける持玉数AMとして記憶する。そして、続くS950にて、S940で算出した持玉数AMを、他自差玉補正処理(図15)のS820及びS830で用いる設定値KAとして設定し、続くS960にて、自動設定ボタン75aと増加ボタン77aとの間に設けられたLED83のうち、S940で算出した持玉数AMに対応する目盛81の位置にある赤色のLEDを点灯させ、その後、当該自動補正処理を終了する。
【0112】
つまり、ホール管理コンピュータHKからのセーフ玉数SFAとアウト玉数OTAとの差(SFA−OTA)は、遊技島5Aのパチンコ機1及び玉貸し機から遊技者へ払い出されたパチンコ玉の合計を表しているため、その値(SFA−OTA)から、遊技島5Aから払い出されて何れかの景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の総数AGを引けば、その値(SFA−OTA−AG)は、遊技島5Aから払い出されたパチンコ玉のうち、遊技者によって返却されずに貯留されている持玉の数AMとなる。よって、S920〜S950の処理では、ホール管理コンピュータHKからのセーフ玉数SFA及びアウト玉数OTAに基づき算出した持玉数AMを、設定値KAとして自動設定するようにしている。
【0113】
一方、S910にて、自動設定ボタン75aによって設定値KAの算出が自動に設定されていないと判定した場合には、自動設定ボタン75aと増加ボタン77aとの間に設けられたLED83のうち、現在の設定値KAに対応する目盛81の位置にある青色のLEDを点灯させた後、S970に移行する。
【0114】
そして、S970では、増加ボタン77aが押されたか否かを判定し、押されたと判定した場合には、続くS980にて、点灯させる青色のLEDを、図16において上へ1つ移動させる。そして、S980の処理を実行するか、或いはSS970で増加ボタン77aが押されていないと判定すると、S990に移行して、今度は、減少ボタン79aが押されたか否かを判定し、押されたと判定した場合には、続くS1000にて、点灯させる青色のLEDを、図16において下へ1つ移動させる。
【0115】
そして、S1000の処理を実行するか、或いはSS990で減少ボタン79aが押されていないと判定すると、S1010に移行して、現在点灯している青色のLEDの位置に対応した値を、他自差玉補正処理(図15)のS820及びS830で用いる設定値KAとして設定し、その後、当該自動補正処理を終了する。例えば、目盛81の値が「10」である位置のLEDが点灯している場合には、設定値KAとして10万個が設定されることとなる。
【0116】
つまり、S970〜S1010の処理では、自動設定ボタン75aにより手動に設定された場合に、増加ボタン77a及び減少ボタン79aの操作により、設定値KAを任意に設定できるようにしている。
尚、他の遊技島5B〜5Fについても、上述した遊技島5Aの場合と全く同様に、自動設定ボタン75b〜75fの切り替え操作によって、設定値KB〜KFが、自動或いは手動で算出される。
【0117】
以上のような第3実施例によれば、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量(持玉数)、即ち、他自差玉ATG〜FTGを補正するための設定値KA〜KFを自動的に算出することができるため、各遊技島5A〜5Fにおけるパチンコ玉貯留量を、第2実施例のパチンコホールに比べて、より簡単に安定させることができる。
【0118】
一方、ホストコンピュータHCが、上述した自動補正処理のS920〜S940を各遊技島5A〜5Fの夫々について実行すれば、各遊技島5A〜5Fにおける持玉数AM〜FMを自動的に且つ正確に算出することができ、算出した持玉数AM〜FMを用いれば、各遊技島5A〜5Fにおける景品玉計数器7のシャッタ開度を様々に制御することができる。
【0119】
そこで次に、第4実施例について説明する。第4実施例は、第3実施例に対して、ホストコンピュータHCが、図16に示した持玉量設定スイッチ71の操作に関わらず、各遊技島5A〜5Fの夫々について自動補正処理のS920〜S950を実行する点、及び、ホストコンピュータHCが、下記(a)〜(e)のような処理を追加して所定時間毎に繰り返して実行する点、が異なっている。
【0120】
以下、ホストコンピュータHCが追加して実行する処理について、遊技島5Aについての場合を例に挙げて説明する。尚、下記(a)〜(e)の処理は、遊技島5A以外の遊技島5B〜5Fについても全く同様に実行されるものである。
第4実施例において、ホストコンピュータHCは、
(a)まず、遊技島5Aの景品玉計数器7Al,7Am,7Arからの計数データに基づいて、遊技島5Aに返却されたパチンコ玉の総数GKAを算出する。
【0121】
(b)そして、その総数GKAと、上記セーフ玉数SFA(パチンコ機1のセーフ玉数+玉貸し機から払い出されたパチンコ玉の数)と、上記アウト玉数OTAと、遊技島5Aのメインタンク9に貯留されたパチンコ玉の初期量SKAとから、下記の数式1に基づき、遊技島5Aのメインタンク9に現在貯留されているパチンコ玉の残量ZAを算出する。
【0122】
【数1】
ZA=SKA−(SFA−OTA−GKA) …… 数式1
(c)次に、メインタンク9の最大貯留量MXAと上記の如く算出した残量ZAとの差、即ち、その時点で遊技島5Aへ返却可能なパチンコ玉の許容量(MXA−ZA)を算出する。
【0123】
(e)そして、パチンコホールが閉店する所定時間前(例えば1時間前)になったら、それ以後は、図9に示したシャッタ制御処理の代わりに、上記許容量(MXA−ZA)が自動補正処理のS940で算出した持玉数AMよりも大きいか否かを判定し、許容量(MXA−ZA)の方が大きい場合には、遊技島5Aに設けられた景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャッタ開度を100%にし、逆に持玉数AMの方が大きい場合には、持玉数AMと許容量(MXA−ZA)との差(AM−(MXA−ZA))に応じて、その値が大きいほど、景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャッタ開度を小さく設定する。
【0124】
つまり、第4実施例では、上記数式1により、各遊技島5A〜5Fのメインタンク9に現在貯留されているパチンコ玉の残量を算出すると共に、その値をメインタンク9の最大貯留量から引いて、各遊技島5へ返却可能なパチンコ玉の許容量を算出するようにしている。そして、パチンコホールが閉店する所定時間前になると、その後は、返却可能なパチンコ玉の許容量が持玉数よりも大きい遊技島5については、景品玉計数器7のシャッタ開度を制限せずに100%に設定し、返却可能なパチンコ玉の許容量が持玉数よりも小さい遊技島5については、持玉数と上記許容量との差に応じて、その値が大きいほど、景品玉計数器7のシャッタ開度を小さく設定するようにしている。
【0125】
従って、第4実施例によれば、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の返却を行おうとするパチンコホールの閉店直前時において、その島の持玉を全て収容するだけの余裕がある遊技島5については、速やかにパチンコ玉の返却を行わせ、また、持玉を全て収容しようとするとメインタンク9が満杯になってしまう遊技島5については、パチンコ玉の返却を抑制することができる。この結果、パチンコホールの閉店直前時に、特定の遊技島5のメインタンク9だけが満杯になってしまうといった不具合を防ぐことができ、パチンコ玉の返却を、よりスムーズに行わせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコホールの平面図である。
【図2】 実施例の遊技島の内部構造を示す断面図である。
【図3】 実施例の遊技島に設けられた景品玉計数器を表す斜視図である。
【図4】 実施例のパチンコホールに用いられた景品玉貯留箱を説明する説明図である。
【図5】 実施例の景品玉計数器にて実行される計数処理を表すフローチャートである。
【図6】 実施例の景品玉計数器にて実行されるシャッタ開度変更処理を表すフローチャートである。
【図7】 景品玉計数器の主ディスプレイに表示されるメッセージを説明する説明図である。
【図8】 実施例のホストコンピュータが実行する集計処理を表すフローチャートである。
【図9】 実施例のホストコンピュータが実行するシャッタ制御処理を表すフローチャートである。
【図10】 実施例のホストコンピュータが実行する事前誘導ディスプレイ制御処理を表すフローチャートである。
【図11】 事前誘導ディスプレイ制御処理のS590で実行される隣接誘導処理を表すフローチャートである。
【図12】 ホストコンピュータが集計処理の実行時に作成するテーブル1,2を説明する説明図である。
【図13】 ホストコンピュータがシャッタ制御処理の実行時に参照するテーブル3を説明する説明図である。
【図14】 第2実施例で使用される持玉量設定スイッチを表わす平面図である。
【図15】 第2実施例のホストコンピュータが実行する他自差玉補正処理を表わすフローチャートである。
【図16】 第3実施例で使用される持玉量設定スイッチを表わす平面図である。
【図17】 第3実施例のホストコンピュータが実行する自動補正処理を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
1…パチンコ機 5,5A〜5F…遊技島
7,7Al,7Am,7Ar〜7Fl,7Fm,7Fr…景品玉計数器
HC…ホストコンピュータ HK…ホール管理コンピュータ
9…メインタンク 13…玉揚送機 23…パチンコ玉投入口
41…シャッタ 43…シャッタ駆動用アクチュエータ
45…主ディスプレイ 47…事前誘導ディスプレイ 51…アンテナ
53…景品玉貯留箱 55…IDタグ 61,71…持玉量設定スイッチ
Claims (3)
- 複数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ玉貯留量平均化装置において、
前記遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を制御する返却制御手段を備えたこと、
を特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置。 - 複数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ玉貯留量平均化装置において、
前記遊技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段のパチンコ玉を受け入れるパ
チンコ玉投入口の開度を可変制御する返却制御手段を備えたこと、
を特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置。 - 前記パチンコ玉返却手段は、
計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00267595A JP3823331B2 (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 |
Related Child Applications (4)
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| JP2005044308A Division JP4289305B2 (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 管理装置 |
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1995
- 1995-01-11 JP JP00267595A patent/JP3823331B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH08187349A (ja) | 1996-07-23 |
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