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JP4158656B2 - 複合機 - Google Patents
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JP4158656B2 - 複合機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機能を併せ持ち、その内の2以上の機能を並行して実行可能な複合機に関し、詳しくは、実行中の機能に関する情報を表示する構成に特徴を有する複合機に関する。
近年のファクシミリ装置には、ファクシミリ機能の他に、コピー機能,スキャナ機能等も実行可能な複合機として構成されたものがある。また、このような複合機では、ファクシミリ機能によるデータ送信中(いわゆるフェーズC)にコピー機能を実行可能にするなど、2以上の機能を並行して実行可能にすることが考えられている。
複合機では、実行中の機能に関する情報を液晶ディスプレイ等の表示手段に表示しているが、2以上の機能を並行して実行しているときは、表示手段にどのような表示を行うべきか工夫を要する。例えば、2以上のディスプレイまたは大型のディスプレイを設けて機能毎に個々に情報を表示すれば、ディスプレイが多数必要になってコストアップにつながる。また、実行中の機能に関する情報に優劣を付けず、同サイズで表示すると使い勝手が悪い場合がある。実行中の機能に関する情報を交互に表示する場合も同様に使い勝手が悪い場合がある。そこで、最初から実行されていた機能と後から割り込み実行された機能とに応じてテーブルを参照し、どちらの機能に関する情報を優先的に表示するかを決定することが考えられている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2−92146号公報
しかしながら、最初から実行されていた機能と後から割り込み実行された機能とに応じて情報を優先的に表示すべき機能を一律に決定すると、次のような不具合が生じることがある。例えば、モードキーによりコピーモード,ファクシミリモード等を切替可能に構成された複合機では、そのモードキーによって例えばコピーモードに切り替えたとき、使用者はコピー専用機を扱うような感覚で操作をする。ところが、コピー機能の実行中にFAX受信等の割り込みがあってそちらの機能に表示が切り替えられると、使用者は操作を中断しなければならない事態も生じる可能性がある。
そこで、本発明は、2以上の機能を並行して実行しているとき、表示手段がどの機能に関する情報を優先的に表示するかを、状況に応じて適切に切り替えることのできる複合機の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明は、複数の機能を併せ持ち、その内の2以上の機能を並行して実行可能な複合機であって、実行中の機能に関する情報を表示する表示手段と、ある機能を実行している際に他の機能を割り込み実行した場合の表示優先順位に関して、割り込まれる側となる複数の機能のそれぞれと、割り込み側となる複
数の機能のそれぞれとの間の前記表示優先順位の関係が予め設定された複数のモードにおける優先関係を複数組備え、前記複数の優先関係から1つの組を選択し、2以上の機能を並行して実行しているとき、上記表示手段がどの機能に関する情報を優先的に表示するかを、上記選択された優先関係に応じて制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明では、表示制御手段は、予め設定された複数の優先関係から1つの組を選択し、複合機が2以上の機能を並行して実行しているとき、その複合機に設けられた表示手段がどの機能に関する情報を優先的に表示するかを、表示制御手段が上記選択された優先関係に応じて制御する。このため、並行して実行されている機能の内のどの機能に関する情報を優先的に表示するかが、状況に応じて適切に切り替えられる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記表示手段が、優先的に表示するべき1つの機能に関する情報のみを表示することを特徴としている。
本発明では、優先的に表示するべき1つの機能に関する情報のみを表示手段が表示するので、表示手段を必要最小限のものにすることができ、一層のコストダウンを図ることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成に加え、使用者によって操作される操作部を、更に備え、上記表示制御手段が、上記操作部の操作に応じて上記優先関係の1つの組を選択することを特徴としている。
本発明では、表示制御手段が、操作部の操作に応じて上記優先関係の選択を行う。このため、使用者が操作部を操作することにより、並行して実行されている機能の内のどの機能に関する情報を優先的に表示するかを切り替えることができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の構成に加え、上記操作部が、上記表示手段に優先的に情報表示したい機能を直接指定する手段であることを特徴としている。
本発明では、使用者が操作部を操作することにより、優先的に情報表示したい機能を直接指定することが可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の構成に加え、上記操作部を介してどの機能が指定されているかを報知する報知手段を、更に備えたことを特徴としている。
本発明では、操作部を介してどの機能が指定されているかを、報知手段が報知する。このため、本発明では、操作部によってどの機能に関する情報を優先的に表示するように設定されているかを、使用者が報知手段から容易に把握することができる。
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の構成に加え、実行中の機能に関する指示を与えるためのキーを有する操作パネルを備え、上記操作部を介してどの機能が指定されているかに応じて、上記キーの役目が変化することを特徴としている。
本発明では、操作部を介してどの機能が指定されているかに応じて、操作パネルのキーの役目が変化する。そして、そのキーを介して、実行中の機能に関する指示を与えることができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、上記機能として、少なくともコピー機能及びファクシミリ機能を併せ持ったことを特徴としている。
複合機の機能の内でも、コピー機能やファクシミリ機能は使用頻度の高い機能である。本発明は、これらの機能を併せ持っているので、利便性が高く、しかも、上記のように表示を切り替える効果が顕著になる。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の構成に加え、表示手段が情報を優先的に表示していた機能の実行が終了したとき、上記表示制御手段が、その機能に関する情報が優先的に表示される前に優先的に表示されていた機能に関する情報を、上記表示手段に優先的に表示させることを特徴としている。
本発明では、表示手段が情報を優先的に表示していた機能の実行が終了したとき、表示制御手段は、その機能に関する情報が優先的に表示される前に優先的に表示されていた機能に関する情報を、表示手段に優先的に表示させる。このため、割り込み実行された機能に関する情報が優先的に表示された場合にも、その機能の実行が終了すると割り込みがなされる前の状態に表示が戻る。
このように、請求項1記載の発明では、並行して実行される機能の内のどの機能に関する情報を優先的に表示するかを、予め設定された複数の優先関係のなかから選択された1つの組の優先関係に応じて適切に切り替えることができる。従って、優先順位を固定的に設定する場合に比べて、本発明の複合機は極めて操作性が向上する。
請求項2記載の発明では、表示手段を必要最小限のものにすることができる。従って、請求項1記載の発明の効果に加えて、一層のコストダウンを図ることができるといった効果が生じる。
請求項3記載の発明では、使用者が操作部を操作することにより、その操作に応じた優先関係を選択することができる。従って、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、優先的に表示される機能の情報を使用者の要請に合わせることによって、複合機の操作性を一層向上させることができるといった効果が生じる。
請求項4記載の発明では、使用者は、操作部を操作することにより、優先的に情報表示したい機能を直接指定することができる。従って、請求項3記載の発明の効果に加えて、優先的に表示される機能の情報を使用者の要請に一層適合させ、複合機の操作性を一層向上させることができるといった効果が生じる。
請求項5記載の発明では、どの機能に関する情報を優先的に表示するように設定されているかを、使用者が報知手段から把握できるので、請求項4記載の発明の効果に加えて、複合機の操作性を一層向上させることができるといった効果が生じる。
請求項6記載の発明では、操作部を介してどの機能が指定されているかに応じて、操作パネルのキーの役目が変化するので、そのキーを複数の機能に対する兼用のキーとすることができる。従って、請求項4または5記載の発明の効果に加えて、一層のコストダウンを図ることができるといった効果が生じる。
請求項7記載の発明は、使用頻度の高いコピー機能とファクシミリ機能とを、上記機能として併せ持っている。従って、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の効果が一層顕著になり、更に、複合機の利便性が一層向上するといった効果が生じる。
請求項8記載の発明では、割り込み実行された機能に関する情報が優先的に表示された場合にも、その機能の実行が終了すると割り込みがなされる前の状態に表示が戻るので、請求項1〜7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、複合機の操作性を一層向上させることができるといった効果が生じる。
次に本発明の実施の形態について例を挙げて説明する。
複合機1は、プリンタ、コピー、スキャナ、及びファクシミリとしての機能を有する装置であって、図1に示すように、本体後側に配設された印刷給紙部12、本体上部の後側に配設された読取給紙部14、本体前側に配設された印刷排紙部16及び読取排紙部18、本体上面の中央部に配設された表示パネル20、本体上部の前側に配設された操作パネル30、等を備えている。また、この複合機1には、図2に示すように、複合機1全体の動作を制御する制御部40、プリンタ部50、スキャナ部60等が内蔵されている。
操作パネル30は、「0」〜「9」の数字キー31、「*」キー32、「#」キー33、利用すべき機能(コピー機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のいずれか)を切り替える機能キー34、機能毎の設定を行う設定キー35、スタートキー36、電源キー37、コピー機能に関する設定を行うための拡大縮小切換キー38a,濃淡切換キー38b,画質切換キー38c、並びに、ファクシミリ機能実行時にダイヤル入力を簡略化するためのワンタッチダイヤルキー39、等の各種キーを備えている。
制御部40(図2)は、CPU41、ROM42、RAM43、PCインターフェース部(以下、PCI/Fという)44、NCU(network control unit)45、等がバス46を介して接続されてなり、後述のように表示制御手段にも相当するものである。
これらの内、CPU41は、予めROM42に記憶されている処理手順に従い、処理結果をRAM43に記憶させながら、複合機1の各構成要素にバス46経由で指令を送ることによって、複合機1全体の動作を制御する。また、PCI/F44は、複合機1を通信ケーブル経由で別の周知のパーソナルコンピュータ(PC)とデータ通信可能に接続するためのインターフェースである。更に、NCU45は、複合機1を電話回線網に接続するためのインターフェースである。
プリンタ部50は、印刷給紙部12にセットされた用紙を印刷排紙部16まで搬送しながら用紙への画像の印刷を行う構成要素である。なお、このプリンタ部50における印刷方式は、インクジェット方式でも、レーザ方式、熱転写方式でもよい。すなわち、印刷のできる方式であれば、どのような方式でもよい。スキャナ部60は、読取給紙部14にセットされた原稿を読取排紙部18まで搬送しながら原稿に印刷された画像の読み取りを行う構成要素である。
表示手段としての表示パネル20の前側に配設された操作部としての機能キー34は、図3に拡大して示すように、ファクシミリ機能を指定するためのFAXモードキー34a、コピー機能を指定するためのコピーモードキー34b、及び、スキャナ機能を指定するためのスキャナモードキー34cを備えている。また、各キー34a,34b,34cは発光ダイオード(報知手段に相当)を内蔵し、最後に押下されたキー(34a,34b,34cのいずれか)が点灯するように構成されている。
表示パネル20は、基本的には1つの機能に関する情報のみを表示するが、ある機能(1次)を実行しているときに他の機能(2次)を割り込み実行した場合には、制御部40は次のように表示パネル20の表示を制御する。
機能キー34にてファクシミリ機能が指定されているときは、図4(A)に示すテーブルに沿って表示を制御する。すなわち、1次または2次のいずれかがファクシミリ機能である場合は、ファクシミリ機能に関する情報を表示パネル20に表示する。1次または2次がコピー機能であり2次または1次がスキャナ機能である場合は、コピー機能に関する情報を表示パネル20に表示する。
同様に、コピー機能が指定されているときは、図4(B)のテーブルに沿って、1次または2次のいずれかがコピー機能である場合はコピー機能に関する情報を、1次または2次がファクシミリ機能であり2次または1次がスキャナ機能である場合はファクシミリ機能に関する情報を、それぞれ表示パネル20に表示する。更に、スキャナ機能が指定されているときは、図4(C)のテーブルに沿って、1次または2次のいずれかがスキャナ機能である場合はスキャナ機能に関する情報を、1次または2次がファクシミリ機能であり2次または1次がコピー機能である場合はファクシミリ機能に関する情報を、それぞれ表示パネル20に表示する。
図5は、このような表示パネル20の制御を実現するために、制御部40が実行する処理を表すフローチャートである。なお、制御部40は、電源投入後、この処理を所定タイミングで繰り返し実行する。また、図5は、制御部40が実行する処理の内、表示パネル20の制御に関する処理のみを抽出したもので、制御部40は別ルーチンによって他の各種処理を実行する。
図5に示すように、処理を開始すると制御部40は、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、FAXモードキー34aが押下されているか否か、すなわち、ファクシミリ機能が指定されているか否かを判断する。FAXモードキー34aが押下されているときは(S1:Y)、S2にて、制御部40が別ルーチンで実行しているプリンタ部50等の制御処理において、ファクシミリ機能に関する情報の表示要求(以下、FAX表示要求という:コピー機能等についても同様とする)があるか否かを判断する。FAX表示要求がある場合は(S2:有り)、S3へ移行し、そのファクシミリ機能に関する情報を表示パネル20に表示する処理(以下、FAX表示処理という:コピー機能等についても同様とする)を実行して一旦処理を終了する。
FAX表示要求がない場合は(S2:無し)、S4にてコピー表示要求があるか否かを判断し、ある場合は(S4:有り)、コピー表示処理(S5)を実行して一旦処理を終了する。更に、FAX表示要求もコピー表示要求もない場合は(S4:無し)、S6へ移行し、その他の表示要求(例えばスキャナ機能に関する表示要求)があるか否かを判断する。その他の表示要求がある場合は(S6:有り)、該その他の表示要求に対応する表示処理(S7)を実行して一旦処理を終了する。また、その他の表示要求もない場合は(S6:無し)、FAXモードの待機表示をして(S9)、一旦処理を終了する。以上の、S2〜S9の処理により、図4(A)のテーブルに沿った表示が実行される。
一方、FAXモードキー34aが押下されていないときは(S1:N)、S11にて、コピーモードキー34bが押下されているか否かを判断する。コピーモードキー34bが押下されているときは(S11:Y)、S12へ移行し、コピー表示要求があるか否かを判断する。コピー表示要求がある場合は(S12:有り)、コピー表示処理(S13)を実行して一旦処理を終了する。コピー表示要求がなく(S12:無し)、FAX表示要求がある場合は(S14:有り)、FAX表示処理(S15)を実行して一旦処理を終了する。コピー表示要求もFAX表示要求もない場合は(S14:無し)、その他の表示要求があるか否かを判断し(S16)、その他の表示要求がある場合は(S16:有り)、該その他の表示要求に対応する表示処理(S17)を実行して一旦処理を終了する。また、その他の表示要求もない場合は(S16:無し)、コピーモードの待機表示をして(S19)、一旦処理を終了する。以上の、S12〜S19の処理により、図4(B)のテーブルに沿った表示が実行される。
更に、図示省略したが、FAXモードキー34aもコピーモードキー34bも押下されておらず(S11:N)、スキャナモードキー34cが押下されている場合は、上記S2
〜S7またはS12〜S17と同様にして、スキャナ機能に関する情報を表示パネル20に優先的に表示する。
以上のように、本実施の形態の複合機1では、機能キー34によって指定された機能に関する情報を表示パネル20に優先的に表示している。このため、複数の機能が並行して実行される場合でも、複合機1の操作性を良好に向上させることができる。次に、表示パネル20における具体的な表示をいくつか例示する。
図6は、ファクシミリ機能による送信中(スキャナ部60による原稿の読み取りが完了した後)に、コピーモードキー34bを押下してコピーモードへ移行し、コピーを行う場合の表示の変化を表す説明図である。コピーモードキー34bが押下されるまでは、表示パネル20には次のようなファクシミリ機能に関する情報が表示される。例えば、表示パネル20の上段には、1ジョブ目の第1頁を送信していることを表す「Sending #001P01」といった表示がなされ、表示パネル20の下段には、通信解像度が標準であることを表す「Res:Standard」といった表示とがなされる。
コピーモードキー34bが押下され、更に読取給紙部14に原稿がセットされると、表示パネル20にはコピー機能に関する情報が表示される。例えば、表示パネル20の上段には、コピーの部数を表す「Stack Copies:01」といった表示がなされ、表示パネル20の下段には、複写倍率を表す「100%」,濃淡を表すバー,画質を表す「Auto」が表示される。このとき、複写倍率,濃淡,及び画質は、拡大縮小切換キー38a,濃淡切換キー38b,または画質切換キー38cの操作によって設定することができる。例えば、画質切換キー38c(Qualityキー)を押下すると、「Auto」と上下の矢印とが表示され、設定キー35の操作により画質を変更することができる。また、この表示状態では、数字キー31を押下することにより、コピーの部数を設定することもできる。
所望の設定後にスタートキー36を押下すると、スキャナ部60及びプリンタ部50を駆動する周知の処理によりコピーがなされる。このとき、表示パネル20の下段には、コピー中であることを表す「Copying」とその頁数が表示される。なお、コピーの部数を2部以上に設定した場合は、図7の冒頭に示す「Copy:Stacking01」等のようにコピー中の部数が表示される。
そして、コピーが終了した時点で前述のファクシミリ機能による送信が継続していたら、最初に示したような表示がなされる。すなわち、コピー表示要求はなくなったが(S12:無し)、FAX表示要求は残っているので(S14:有り)、FAX表示処理がなされる(S15)。なお、図6の例では、コピー中に2頁分の送信処理がなされており、上段には1ジョブ目の第3頁を送信していることを表す「Sending #001P03」が、下段には前述の「Res:Standard」が、それぞれ表示されている。
一方、コピーが終了した時点でファクシミリ機能による送信が終了していたら、コピーモードキー34bを押下して原稿をセットしたときと同様の表示がなされる。この表示が、コピーモード(この時点ではコピーモードキー34bが点灯中)における複合機1の待機表示となる(S19)。また、コピーが終了した時点で送信が継続していた場合にも、送信終了後2秒経過してからこの待機表示となる。なお、送信終了時には、表示パネル20の上段に「Completed」と表示される。
図7は2部以上のコピーを行っているとき(1部目の原稿読み取り終了後)に、ファクシミリ機能による送信を実行する場合の表示の変化を表す説明図である。FAXモードキー34aを押下して原稿を読取給紙部14にセットするか、原稿をセットしてからFAX
モードキー34aを押下すると、表示パネル20の表示はコピー中を表す表示から変化し、上段は空欄になると共に下段に前述の「Res:Standard」が表示される。数字キー31によりダイヤル入力すると入力された電話番号が上段に表示され、入力後にスタートキー36を押下すると、スキャナ部60が原稿の読み取りを開始する。読み取り中、表示パネル20の上段には、「Memory #001」等のように読み取り中のジョブ番号が表示される。
読み取りが終了してダイヤリングが開始されると、上段の表示は「Dialing #001」等のように変化し、更に、フェーズCが開始されると「Sending #001P01」等のように変化する。通信が終了すると、表示パネル20の上段には「Completed」と表示され、それから2秒経過後、コピー継続中であれば図7の冒頭と同様の表示がなされる。すなわち、FAX表示要求はなくなったが(S2:無し)、コピー表示要求は残っているので(S4:有り)、コピー表示処理がなされる(S5)。なお、ファクシミリ機能による送信中になされたコピーの部数に応じて「Copy:Stacking」の数値は変化する。
一方、通信が終了して2秒経過した時点でコピーが終了していたら、表示パネル20の上段に日付,時刻,及び自動受信を表す「Auto」の表示がなされる。この表示が、ファクシミリモード(この時点ではFAXモードキー34aが点灯中)における複合機1の待機表示となる(S9)。
図8(A)は、コピー継続中(すなわちコピーモードキー34bが点灯するコピーモード中)にファクシミリ機能による受信がなされた場合の表示の変化を表す説明図である。この場合、コピー継続中は常にコピー表示要求があるので(S12:有り)、受信の状態に関わらず、常に「Copy:Stacking」等のコピー表示処理(S13)がなされ、コピー終了後はコピーモードの待機表示がなされる(S19)。なお、ファクシミリ機能により受信したデータの印刷は、上記コピーの終了後になされる。
一方、コピーモードの待機表示中に受信した場合は、コピー表示要求がないので(S12:無し)、電話回線からの呼出信号入力後に回線閉結してFAX表示要求が発生すると(S14:有り)、受信を表す「Receiving」が表示パネル20の上段に表示される。このとき、表示パネル20の下段は空欄である。そして、フェーズCが開始されると、「Receiving」の後に頁数が表示され、通信が終了すると「Completed」と表示される。そして、その2秒後にコピーモードの待機表示となる(S19)。なお、図8(A)に沿った表示の途中でFAXモードキー34aを押下すると、図8(B)に示すような「Receiving」等の表示に切り替えることができる。
このように、複合機1では、機能キー34によって指定された機能に関する情報を表示パネル20に優先的に表示しているので、極めて操作性を向上させることができる。例えば、コピーモードキー34bを押下してコピーを行っている際は、FAXの受信の有無に関わらずコピー専用機と同様に取り扱うことができる。また、このときコピーモードキー34bが点灯しているので、コピーモードであることは使用者が容易に把握できる。更に、図8(B)のように、コピーモードの待機表示中にファクシミリ機能を割り込み実行した場合にも、そのファクシミリ機能の実行が終了すると再びコピーモードの待機表示に戻るので、操作性を一層向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、表示パネル20は上段,下段に別れることなく1行だけの表示を行ってもよい。逆に、表示パネル20をもう少し大きくして、複数の機能に関する情報を同時に表示できるようにしてもよい。但し、この場合も
、優先して表示すべき情報を上に表示するとか大きく表示するとかするとよい。また、複数の機能に関する情報を、表示パネル20の表示を交互に切り替えて表示してもよいが、この場合、優先して表示すべき情報の表示時間を長くするとよい。
更に、上記実施の形態では、機能キー34の操作に応じて優先して情報表示すべき機能を設定しているが、昼と夜とで優先して情報表示すべき機能を切り替えるなど、各種状況に応じて表示パネル20の表示を切り替えることが考えられる。また更に、上記実施の形態では、コピー部数を入力するための数字キー31とダイヤル入力のための数字キー31とを共通にして、モードに応じて役目を変化させて一層のコストダウンを図っているが、両者を別体に設けてもよい。
本発明が適用された複合機の構成を表す斜視図である。 その複合機の内部構成を表すブロック図である。 その複合機の機能キーの構成を表す拡大図である。 その複合機の表示処理に係るテーブルを表す説明図である。 その複合機の制御部が実行する処理を表すフローチャートである。 その複合機の表示動作の具体例を表す説明図である。 その複合機の表示動作の他の具体例を表す説明図である。 その複合機の表示動作の更に他の具体例を表す説明図である。
符号の説明
1…複合機
20…表示パネル
30…操作パネル
31…数字キー
34…機能キー
34a…FAXモードキー
34b…コピーモードキー
34c…スキャナモードキー
36…スタートキー
40…制御部
50…プリンタ部
60…スキャナ部

Claims (8)

  1. 複数の機能を併せ持ち、その内の2以上の機能を並行して実行可能な複合機であって、
    実行中の機能に関する情報を表示する表示手段と、
    ある機能を実行している際に他の機能を割り込み実行した場合の表示優先順位に関して、割り込まれる側となる複数の機能のそれぞれと、割り込み側となる複数の機能のそれぞれとの間の前記表示優先順位の関係が予め設定された複数のモードにおける優先関係を複数組備え、前記複数の優先関係から1つの組を選択し、2以上の機能を並行して実行しているとき、上記表示手段がどの機能に関する情報を優先的に表示するかを、上記選択された優先関係に応じて制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする複合機。
  2. 上記表示手段が、優先的に表示するべき1つの機能に関する情報のみを表示することを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 使用者によって操作される操作部を、更に備え、
    上記表示制御手段が、上記操作部の操作に応じて上記優先関係の1つの組を選択することを特徴とする請求項1または2記載の複合機。
  4. 上記操作部が、上記表示手段に優先的に情報表示したい機能を直接指定する手段であることを特徴とする請求項3記載の複合機。
  5. 上記操作部を介してどの機能が指定されているかを報知する報知手段を、更に備えたことを特徴とする請求項4記載の複合機。
  6. 実行中の機能に関する指示を与えるためのキーを有する操作パネルを備え、
    上記操作部を介してどの機能が指定されているかに応じて、上記キーの役目が変化することを特徴とする請求項4または5記載の複合機。
  7. 上記機能として、少なくともコピー機能及びファクシミリ機能を併せ持ったことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の複合機。
  8. 表示手段が情報を優先的に表示していた機能の実行が終了したとき、上記表示制御手段が、その機能に関する情報が優先的に表示される前に優先的に表示されていた機能に関する情報を、上記表示手段に優先的に表示させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の複合機。
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