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JP4193136B2 - 長尺成形品の製造方法 - Google Patents
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JP4193136B2 - 長尺成形品の製造方法 - Google Patents

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本発明は、自動車のドアやトランクリッド等の扉体と車体の開口部との間をシールするために使用する、押出成形により成形された自動車用ウエザストリップ等の長尺成形品の製造方法である。さらに詳しくは、多数の仕様の異なる長尺成形品を押出し、その長尺成形品を所定寸法に切断する長尺成形品の製造方法に関するものである。
自動車用ウエザストリップ等の長尺成形品は、インサートを埋設して、押出成形により成形されている。この場合、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等の材料を使用して、押出成形によりインサートを被覆した後に、合成ゴムの場合には加硫槽で加硫されて、連続した長尺成形品が成形される。そして、所定寸法に切断された後に、必要な場合には、ウエザストリップの断面略U字形のトリム部の内側に、シーラントの充填を行い、また、車体のコーナー部等に対応する部位を型成形により成形して、自動車用ウエザストリップ等の製品となる(例えば、特許文献1参照。)。
自動車用ウエザストリップの場合には、通常、押出成形により長尺成形品を成形して、その後、所定寸法に切断して製造している。その自動車用ウエザストリップは、基本的な断面形状は同じである。しかし、車種によって、あるいは同じ車種でも取付けられる場所が左右やフロント側、リヤ側により、全体の長さ寸法、型成形の形状、シーラントの充填位置等によりウエザストリップの仕様は多種類になる。
この多種類の長尺成形品であるウエザストリップの製造は、図2に示すように、まず1本の切断前の長尺成形品を押出成形により連続的に成形する。即ちインサート成形機(図示せず)により長い帯状の金属板を打ち抜き、連結部で連結した短冊状のインサート54を準備する。このリールに巻かれて準備されたインサート54を、必要な場合は、プレフォーム機で後工程である押出成形をし易いように、若干折り曲げ、押出成形機1に送り、インサート54を合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂等で被覆して、トリム部や中空シール部を形成してウエザストリップ50を成形する。ここで、押出成形機1は、トリム部を形成するソリッド材を押出しするとともに中空シール部を形成するスポンジ材を押出することができる。その後、加硫槽2に移送し、熱風やUHF(高周波加熱装置)により加熱、加硫する。
加硫し、1本の連続的に形成した長尺成形品は、引取機3により引取られたのち、インサート分離機4により長尺成形品の柔軟性を向上させるために、インサート54の連結部が分離される。インサート54が分離された長尺成形品は、曲げ機5に移送され、上曲げローラー5aと下曲げローラー5bにより図1に示すように、トリム部52を断面略U字形となるように折り曲げる。また、トリム部52には、中空状の中空シール部58が一体的に設けられている。折り曲げられた長尺成形品は、品番ごとに所定の寸法に切断される。
この長尺成形品の所定寸法の切断は、光電管の位置を切断する長尺成形品の所定寸法に合わせて設置し、光電管により長尺成形品が所定寸法の位置に達したことを検知してそれぞれ同一寸法で切断を行っている(例えば、特許文献2参照。)。
上記のように加硫された連続した長尺成形品は、品番ごとに所定の寸法に切断された後に、それぞれの製品の使用に応じて加工がなされていた。このため、連続した加工が困難であり、手間がかかり、自動化が困難であった。そのため所定寸法に切断する前に1本の連続したまま長尺成形品を加工することが考えられていた。
しかしながら、ウエザストリップ50は、外観形状が同じであるため、それぞれ仕様に応じた加工をした後に、それぞれの仕様に応じた所定寸法に合わせて切断寸法を変えて、確実に切断することが必要であった。
そして、1本の長いままでそれぞれの加工がなされた長尺成形品は、図7に示すように、所定寸法に切断するため、切断装置110の切断台111上に光電管を備えたガイド112を介して送られていた。そして、切断装置110の切断部113で、切断された長尺成形品(ウエザストリップ50)は、すぐ横に設けられた移動台120に送られていた。
しかしながら、切断後すぐに、単に移動台120に送られるのみであるため、移動台120の上で長尺成形品が折り重なってしまい、検査台130で長尺成形品(ウエザストリップ50)の切断長さ寸法の検査をするときに、整列させるため、並び替えをする必要があった。
特開平6−106597号公報(第3−5頁、第4図) 特公平6−53359号公報
従って、長尺成形品を各種の仕様に合わせて、適切に切断し、切断された長尺成形品を自動的に平行に並べて、検査を容易に行うことができるようにして、製造効率を向上させることが望まれていた。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、長尺成形品を押出成形機により形成し、切断装置により所定長さに切断し、該切断装置の移動台の側部下方に設けられた検査台に移動させる長尺成形品の製造方法において、
上記切断装置は、押出成形された上記長尺成形品の長手方向に沿って形成され、かつ、上記長尺成形品を切断する切断台と、該切断台の側部に設けられて切断された上記長尺成形品を移動する移動台と、移動された上記長尺成形品の所定長さを検査する検査台とを有し、
上記切断台は、長方形の板状の切断テーブルと、該切断テーブルの上記押出成形機側の端部に設けられ、上記長尺成形品に設けられたマークを検知し、該検知した信号に基づき、上記長尺成形品を所定の切断寸法に切断する切断部と、を備え、
上記切断された長尺成形品を上記移動台に移動させる工程は、上記切断台の切断テーブルに設けられたエアー吹出し口から上記切断された長尺成形品に対して側方からエアーを吹き付けることにより切断された長尺成形品を自動的に上記移動台に移動させてなり
上記移動台は、上記切断テーブルの側部下方に斜めに連続して設けられ、該側部下方の斜め方向に沿って配置される複数本のコンベアベルトを有し、該コンベアベルトの間の移動台の表面は四フッ化エチレン樹脂等の摩擦抵抗の低い材料で形成されて滑り易くされ、上記コンベアベルトは、上記長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、該ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、上記コンベアベルトを間歇的に動かすことによって上記長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に検査台に移動させ、該検査台上に平行に整列させることを特徴とする長尺成形品の製造方法である。
請求項1の本発明では、長尺成形品を押出成形機により形成し、切断装置により所定長さに切断し、切断装置の移動台の側部下方に設けられた検査台に移動させる長尺成形品の製造方法において、切断装置は、押出成形された長尺成形品の長手方向に沿って形成され、かつ、長尺成形品を切断する切断台と、該切断台の側部に設けられて切断された長尺成形品を移動する移動台と、この移動された長尺成形品の所定長さを検査する検査台とを有し、切断台は、長方形の板状の切断テーブルと、切断テーブルの上記押出成形機側の端部に設けられ、長尺成形品に設けられたマークを検知し、該検知した信号に基づき、長尺成形品を所定の切断寸法に切断する切断部とを備えている。
このため、長尺成形品に設けられたマークを基準にして切断箇所が明確になり、所定の寸法に確実に切断することができる。したがって、多種類の外観形状は同じでも寸法の異なる長尺成形品を容易に切断できる。
また、切断された長尺成形品を自動的に移動台に移動させることにより、切断台上において次々と長尺成形品を自動的に所定の寸法に切断することができる。
切断された長尺成形品を移動台に移動させる工程は、切断台の切断テーブルに設けられたエアー吹出し口から切断された長尺成形品に対して側方からエアーを吹き付けることにより切断された長尺成形品を自動的に移動台に移動させてなり
移動台は、切断テーブルの側部下方に斜めに連続して設けられ、該側部下方の斜め方向に沿って配置される複数本のコンベアベルトを有し、該コンベアベルトの間の移動台の表面は四フッ化エチレン樹脂等の摩擦抵抗の低い材料で形成されて滑り易くされ、コンベアベルトは、長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、該ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、コンベアベルトを間歇的に動かすことによって長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に検査台に移動させ、該検査台上に平行に整列させている。このため、切断された長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行にコンベアベルトで間歇的に移動して、そのコンベアベルトの移動分だけ離して検査台上に平行に整列させることができる。したがって、検査台上で長尺成形品を揃えることなく、そのままで、直に検査することができる。
また、請求項の本発明では、切断された長尺成形品を、切断台の切断テーブルに設けられたエアー吹出し口から切断された長尺成形品に対して側方からエアーを吹き付けることにより切断された長尺成形品を自動的に移動台に移動させているため、長尺成形品をスムースに移動させることができ、押しバー等の治具で長尺成形品を押す場合と比べて、長尺成形品が切断装置の切断テーブルと摩擦や擦れることがなく、確実に移動ができ、表面に傷がつくことがない。
また、請求項の本発明では、移動台は、切断テーブルの側部下方に斜めに連続して設けられ、該側部下方の斜め方向に沿って配置される複数本のコンベアベルトを有し、該コンベアベルトの間の移動台の表面は四フッ化エチレン樹脂等の摩擦抵抗の低い材料で形成されて滑り易くされ、コンベアベルトは、長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、該ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、コンベアベルトを間歇的に動かすことによって長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に検査台に移動させ、該検査台上に平行に整列させているため、複数のコンベアベルトにより長尺成形品が移動台上を移動するときに、長尺成形品はスムースに移動し、長尺成形品が移動台と摩擦して平行状態が乱れることがない。
さらに、コンベアベルトは、長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、コンベアベルトを間歇的に動かしているので、切断された長尺成形品が確実にベルト溝に保持され、かつ、平行に移動させることができ、移動時に長尺成形品が折り重なったり、曲がったりすることがない。
また、検査台上で長尺成形品を並べる必要がなく、そのまますぐに長尺成形品を検査することができる。このため、検査時間を短縮することができ、効率が良い。
請求項の本発明は、長尺成形品に設けられたマークは、長尺成形品に埋設されたインサートの側端部に形成された切欠部であり、センサーは、磁気近接センサーである長尺成形品の製造方法である。
請求項の本発明では、長尺成形品に設けられたマークは、インサートの側端部に形成された切欠部であるため、インサートを形成するときに、今から製造する製品の長さ寸法に合わせて切欠部を打ち抜いておくことにより、後工程においてその切欠部が消えることがなく、確実にマークとして検知することができる。また、切欠部は、長尺成形品の内部に埋設されるため、外観品質を損なうことがない。
センサーは、磁気近接センサーであるため、長尺成形品に接触することなく切欠部を検知することができ、長尺成形品の外観を損なうことがない。また、長尺成形品の移動中も確実に検知することができる。
また、請求項の本発明は、長尺成形品に設けられたマークは、長尺成形品の表面に形成された記号であり、センサーは、画像処理装置である長尺成形品の製造方法である。
請求項の本発明では、長尺成形品に設けられたマークは、長尺成形品の表面に形成された記号であるため、いくつかの記号を選択することにより多種類の製品を識別することができ、また、長尺成形品の表面に直接記号を形成するため、後工程においてその記号が消えることがなく、確実に検知することができる。
センサーは、CCDカメラを含む画像処理装置であるため、多種類の記号を素早くカメラで読み取り、検知することができ、多種類の仕様の異なった製品を識別することができる。また、長尺成形品に接触することなく長尺成形品の外観を損なうことがなく、長尺成形品の移動中も確実に検知することができる。
請求項の本発明は、長尺成形品は、自動車の開口部周縁をシールするウエザストリップである長尺成形品の製造方法である。
請求項の本発明では、長尺成形品は、自動車の開口部周縁をシールするウエザストリップであるため、トリム部にインサートを有するウエザストリップを所定寸法に確実に切断することができる。
また、ウエザストリップのトリム部に埋設された金属インサートに切欠部を設けて切断位置を制御することができるため、特に特別な部品を必要とせず、製造が容易である。また、トリム部に埋設される金属インサートによりトリム部の把持力を高くすることができ、断面略U字形のトリム部で自動車のドアや開口部のフランジに強固に把持することができる。また、トリム部の外表面にマークを設けて孔あけ位置を制御することができる。
本発明は、切断装置が長尺成形品に設けられたマークを検知して、検知した信号に基づき、切断装置の切断部で長尺成形品を所定の切断寸法に切断している。このため、長尺成形品に設けられたマークを基準にして切断箇所が明確になり、仕様が異なっても、所定の寸法に確実に切断することができる。
また、移動台は、切断テーブルの側部下方に斜めに連続して設けられ、側部下方の斜め方向に沿って配置される複数本のコンベアベルトを有し、コンベアベルトの間の移動台の表面は四フッ化エチレン樹脂等の摩擦抵抗の低い材料で形成されて滑り易くされ、コンベアベルトは、長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、該ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、コンベアベルトを間歇的に動かすことによって長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に検査台に移動させ、検査台上に平行に整列させているため、複数のコンベアベルトにより長尺成形品が移動台上を移動するときに、長尺成形品はスムースに移動し、長尺成形品が移動台と摩擦して平行状態が乱れることがない。
さらに、コンベアベルトは、長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、コンベアベルトを間歇的に動かしているので、切断された長尺成形品が確実にベルト溝に保持され、かつ、平行に移動させることができ、移動時に長尺成形品が折り重なったり、曲がったりすることがない。
また、検査台上で長尺成形品を並べる必要がなく、そのまますぐに長尺成形品を検査することができる。このため、検査時間を短縮することができ、効率が良い。
本発明の実施の形態を図1〜図6に基づき説明する。本発明について自動車用ウエザストリップを例にとり説明するが、他の押出成形により成形される長尺成形品にも使用することができる。
図1は、本発明の製造方法で製造される自動車用ウエザストリップ50の断面図である。ウエザストリップ50は、断面略U字形のトリム部52とトリム部52から車外方向に突出する中空シール部58からなるウエザストリップ本体51とトリム部52及び後述するカバーリップ53の上面に設けられた装飾層57から構成される。
トリム部52は、断面略U字形をなし、内部にインサート54が埋設され、上部に車室内側に延びるカバーリップ53が設けられている。このカバーリップ53は、所定箇所で部分的に切取られる場合もある。また、インサート54は、後述するように、1本分の長尺成形品の先端部分と後端部分に切欠部54bが設けられている。トリム部52の断面略U字形の内面には複数の車外側保持リップ55と1つの車内側保持リップ56が設けられている。トリム部52の内部にドアや車体開口縁のフランジが挿入され、車外側保持リップ55と車内側保持リップ56により保持されて、ウエザストリップ50が装着される。
トリム部52は、ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂等のソリッド材又は微発泡材で形成され、中空シール部58は、ゴムや熱可塑性エラストマー等のスポンジ材で構成されている。
トリム部52の上面とカバーリップ53の上面には、被覆層として装飾層57が固着されている。トリム部52の上面とカバーリップ53の上面は車内側から見えるため、この装飾層57は、デザイン的に自動車の内装の色彩に対応してその色彩を変化させることが必要であり、そのため、多種の色彩をした装飾層57が使用される。
なお、装飾層57は、エラストマーや軟質合成樹脂等のソリッド材又は微発泡材で構成されあるいはファブリックを貼着するようにして構成させてもよい。
次に、このウエザストリップ50の製造方法を説明する。
図2は、ウエザストリップ50の製造工程の模式図である。ウエザストリップ50の製造は、まず、所定寸法に切断される前の1本の連続した長尺成形品を、押出成形により連続的に成形する。この押出成形の前に、まず、インサート54が製造される。
インサート54の製造は、インサート成形機(図示せず)等に長い帯状の金属板を挿入し、この帯状の金属板をインサート54として必要な形状に打ち抜くことや圧延することにより製造される。
次に、上記のように製造されたインサート54を、従来技術と同様に押出成形機1に送り、インサート54に合成ゴム、熱可塑性エラストマー等を被覆して、トリム部52や中空シール部58を形成し、ウエザストリップ50を成形する。その後、合成ゴムの場合は、加硫槽2に移送し、熱風やUHFにより加熱、加硫する。なお、トリム部52はソリッド材で形成し、中空シール部58はスポンジ材で形成することが好ましい。
加硫した、連続した長尺成形品は、引取機3により引取られたのち、インサート分離機4により、長尺成形品の柔軟性を向上させるために、インサート54の連結部が分離される。インサート分離機4は、複数の上ローラー4aと下ローラー4bの間に長尺成形品をジグザグ状に通して、長尺成形品を繰り返し折り曲げ、インサート54の連結部を分離させるものである。
インサート54が分離された長尺成形品は、曲げロール機(曲げ機)5に移送され、凸曲げローラー5aと凹曲げローラー5bにより、図1に示すように、トリム部52を断面略U字形に折り曲げる。折り曲げられたウエザストリップ50は、必要な場合は、中空シール部58に空気抜き孔を設けるとともに、従来の技術の説明で述べたと同様に、所定寸法に切断される。切断後は、ウエザストリップ50の端部は端部型成形等の加工が行われ、ウエザストリップ50として製品となる。
このインサート54を打ち抜くときに、図6に示すように、インサート54の短冊状の幅方向の端部に製造するウエザストリップ50の長さに適合した所定間隔で切欠部54bを設ける。この切欠部54bの間隔は、例えば、製造するウエザストリップ50の1本分の長さと同じ、即ち、1本分のウエザストリップ50の先端部分と後端部分の両方に切欠部54bを設けると、押出成形後の加工において、長尺成形品であるウエザストリップ50の所定寸法での切断に利用することができる。
また、ウエザストリップ50の先端部分に該当するトリム部52の表面に、画像認識装置が認識できるように製品マークを付してもよい。例えば、図6に示すように製品マークはアルファベットのAがレーザーマーキング装置によって付されている。このAは予め記憶されている該当品番と照合されて、その後の切断工程で切断される対象品番とその寸法がわかるように、切断部11に伝達される。
次に、押出成形後のウエザストリップ50をU字形曲げやシーラント充填、空気抜き孔あけ等の加工を行った後に、所定寸法に切断する切断装置8について説明する。
図3は、切断装置8の斜視図であり、図4は、切断装置8の正面図であり、図5は、切断装置8の平面図である。
切断装置8は、押出成形された長尺のウエザストリップ50を切断する切断台10と、切断されたウエザストリップ50を移動する移動台20と、切断されたウエザストリップ50を検査する検査台30を有する。
切断台10は、図4と図5に示すように、長方形の板状の切断テーブル17を有し、切断テーブル17の一方の端の外側には、切断前の連続したウエザストリップ50を受け入れる2つの送りローラー13、14を有する。送りローラー13、14の間は若干空間が設けられ、ウエザストリップ50は、送りローラー14と送りローラー13の間で、U字形に垂れる。これによって、送りローラー13のウエザストリップ50の送り速度調整をすることができる。この送りローラー14と送りローラー13の間には、ウエザストリップ50の垂れる量を検知する位置センサー15が設けられている。位置センサー15によって、ウエザストリップ50のU字形に垂れた最下部を検知する。これによって、送りローラー14と送りローラー13の間のウエザストリップ50の量を測定することができる。
切断テーブル17の下の送りローラー13に近接した部分には、寸法センサー12が設けられている。この寸法センサー12は、例えば、ウエザストリップ50のトリム部52に埋設されたインサート54の切欠部54bを検知する磁気近接センサーや、ウエザストリップ50の表面に付された記号を検知するCCDカメラ等の画像処理装置が使用される。切断テーブル17の上をウエザストリップ50が通過すると、この寸法センサー12によって、切欠部54bや記号が検知される。
切断テーブル17の下には、ウエザストリップ50が通る部分には複数の移動ローラー17bが設けられて、移動ローラー17bの上部が若干切断テーブル17の上面よりも出ている。このため、ウエザストリップ50は、移動ローラー17bの上を通り、スムースに移動することができる。なお、移動ローラー17bの替わりに、切断テーブル17の表面にテフロン(登録商標)等の摩擦抵抗が低い材料を張ることにより、ウエザストリップ50をスムースに移動させることができる。
寸法センサー12の近傍には、切断部11が設けられ、切断部11を通り、ウエザストリップ50は送られる。切断部11は、寸法センサー12が検知した信号を受け取り、その信号を処理して予め記憶されているデーターからその仕様に応じた切断寸法を選出する。そして、その切断寸法に基づき、ウエザストリップ50を所定寸法だけ送りローラー13で送った後、切断シリンダー11cを作動させ、切断刃11bで切断する。
なお、本実施状態では、切断テーブル17の下側に切断刃11b等を設け、押し上げるようにして切断する例を示したが、切断テーブル17の上側に切断刃11b等を設ける仕様にしてもよい。
切断テーブル17の上面にウエザストリップ50の移動方向に沿って、複数のエアー吹出口16が設けられている。切断されたウエザストリップ50は、このエアー吹出口16から噴出すエアーにより、後述する移動台20に移動させられる。
移動台20は、切断台10の側部下方に連続して斜めに設けられている。移動台20には、本実施の形態では中央と左右に合計3本のコンベアベルト21が設けられている。コンベアベルト21は、切断されたウエザストリップ50を1本ずつ保持できるようにベルト溝21bが、多数設けられている。コンベアベルト21は、徐々に連続して動くこともできるし、ウエザストリップ50の切断に併せて間歇的に動くこともできる。
コンベアベルト21が設けられていない移動台20は、表面にテフロン(登録商標)の摩擦抵抗の低い材料が設けられている。このため、ウエザストリップ50が滑りやすくなっている。
移動台20の下に、検査台30が設けられている。検査台30は、水平に設置され、検査台30の上面には、移動台20から順に1本ずつコンベアベルト21の動きによって、切断されたウエザストリップ50が平行に並べられる。この検査台30上でウエザストリップ50を検査できる。
次に、ウエザストリップ50を所定寸法に切断する方法について説明する。
トリム部52が断面略U字形に曲げられた、長尺状に連続する、ウエザストリップ50は、送りモーター14bにより回転された送りローラー14により引取られて、切断装置8内に移送される。ウエザストリップ50は、送りローラー13と送りローラー14の間でU字状に垂れた後に、送りローラー13により、切断テーブル17上に移送される。
そのときウエザストリップ50は、寸法センサー12上を通過し、寸法センサー12の検知した信号により切断寸法が選出される。寸法センサー12は、ウエザストリップ50のインサート54の切欠部54bが通過すると、磁気近接センサーによりそれを検知して信号を切断部11に送り、その信号に基づき、予め記憶させたデーターから切断寸法を選出し、選出された切断寸法に基づき、送りローラー13が回転し、所定寸法だけウエザストリップ50を切断テーブル17上に移送する。
なお、図6に示すように、切断された後にウエザストリップ50の先端と後端になる部分のインサート54に切欠部54bを設け、寸法センサー12を切断テーブル17の下の切断寸法に対応する2箇所に設け、先端と後端がその2箇所の寸法センサー12に達したときに、切断部11でウエザストリップ50を切断することもできる。
その後、移送を止め、切断部11でウエザストリップ50を切断する。切断前のウエザストリップ50は、送りローラー13と送りローラー14の間で垂れているので、送りローラー13は、素早くウエザストリップ50を送ることができる。送りローラー13によりウエザストリップ50の垂れが少なくなると。位置センサー15が検知して、送りローラー14の回転を上げ、ウエザストリップ50を送りローラー13に送る。ウエザストリップ50の垂れが大きくなると、送りローラーの回転14を下げる。
切断されたウエザストリップ50は、切断テーブル17上のエアー吹出口16から噴出したエアーにより、移動させられて、移動台20に達し、移動台20のコンベアベルト21のベルト溝21bに入る。このとき、コンベアベルト21は、移動台20の中央と左右の端部にあるため、ウエザストリップ50は、水平に保持される。その後、コンベアベルト21が移動し、次に切断されたウエザストリップ50が、コンベアベルト21の次のベルト溝21bに入る。このようにして、切断されたウエザストリップ50を順に、平行に移動台20上に並べて、検査台30に送ることができる。
その後、移動台20から順にウエザストリップ50が検査台30に送られて、検査台30上には、ウエザストリップ50が平行に並ぶため、検査をすぐ行うことができ、効率が良い。
本発明の実施の形態の製造方法により製造される自動車用ウエザストリップの断面形状である。 本発明の実施の形態の製造方法における、ウエザストリップを押出成形する工程の模式図である。 本発明の実施の形態の製造方法における、切断装置の概略斜視図である。 本発明の実施の形態の製造方法における、切断装置の正面図である。 本発明の実施の形態の製造方法における、切断装置の平面図である。 ウエザストリップのインサートの切欠部とセンサーの関係を示す模式図である。 従来の製造方法における、切断装置の概略斜視図である。
符号の説明
8 切断装置
10 切断台
11 切断部
12 寸法センサー
16 エアー吹出口
17 切断テーブル
20 移動台
21 コンベアベルト
30 検査台
50 ウエザストリップ
54 インサート

Claims (4)

  1. 長尺成形品を押出成形機により形成し、切断装置により所定長さに切断し、該切断装置の移動台の側部下方に設けられた検査台に移動させる長尺成形品の製造方法において、
    上記切断装置は、押出成形された上記長尺成形品の長手方向に沿って形成され、かつ、上記長尺成形品を切断する切断台と、該切断台の側部に設けられて切断された上記長尺成形品を移動する移動台と、移動された上記長尺成形品の所定長さを検査する検査台とを有し、
    上記切断台は、長方形の板状の切断テーブルと、該切断テーブルの上記押出成形機側の端部に設けられ、上記長尺成形品に設けられたマークを検知し、該検知した信号に基づき、上記長尺成形品を所定の切断寸法に切断する切断部と、を備え、
    上記切断された長尺成形品を上記移動台に移動させる工程は、上記切断台の切断テーブルに設けられたエアー吹出し口から上記切断された長尺成形品に対して側方からエアーを吹き付けることにより切断された長尺成形品を自動的に上記移動台に移動させてなり
    上記移動台は、上記切断テーブルの側部下方に斜めに連続して設けられ、該側部下方の斜め方向に沿って配置される複数本のコンベアベルトを有し、該コンベアベルトの間の移動台の表面は四フッ化エチレン樹脂等の摩擦抵抗の低い材料で形成されて滑り易くされ、上記コンベアベルトは、上記長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持する複数のベルト溝を設け、該ベルト溝に上記エアーによって移動させられた長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に保持させ、上記コンベアベルトを間歇的に動かすことによって上記長尺成形品をそれぞれ1本ずつ平行に検査台に移動させ、該検査台上に平行に整列させることを特徴とする長尺成形品の製造方法。
  2. 上記長尺成形品に設けられたマークは、長尺成形品に埋設されたインサートの側端部に形成された切欠部であり、上記センサーは、磁気近接センサーである請求項1に記載の長尺成形品の製造方法。
  3. 上記長尺成形品に設けられたマークは、上記長尺成形品の表面に形成された記号であり、上記センサーは、画像処理装置である請求項1に記載の長尺成形品の製造方法。
  4. 上記長尺成形品は、自動車の開口部周縁をシールするウエザストリップである請求項1乃至請求項のいずれかに記載の長尺成形品の製造方法。
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