JP4239329B2 - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システムおよびその方法に関する。
特に、本発明は、同期を獲得するタイミングが異なる環境間で通信を行う際に、それぞれの環境における同期タイミングに関わる時刻情報を比較し、その比較結果に対応して、環境間の時刻管理を行うことにより、異なる環境間の同期を確立することができるようにした、通信システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、P1394.1 (bridge)working group において、IEEE1394環境内のbridge format の標準化活動が行われている(この点については、P1394.1 Draft 0.03 Oc t 18,1997 を参照)。
IEEE1394ブリッジ(以下、ブリッジと略記する)は、IEEE1 394 バス(以下、適宜、バスと略記する)に接続されているポータル(portal)と称する装置の組により構成されており、このブリッジを介して、複数(2つ以上)のバスの間でデータの伝送を行うことができる。ブリッジ(ポータル間)におけるデータの伝送は、例えばケーブル、電波、または赤外線を用いて行うことができる。
【0003】
また、図9に示すように、ブリッジを介して、例えば、ノード101−1乃至101−6がIEEE1394バス(またはIEEE1394ケーブル)により接続されているIEEE1394環境(有線環境)と、ノード102−1とノード102−2の間のデータの授受が無線方式を用いて行われる無線環境との間の通信を行うこともできる。このようなシステムにおいて、無線環境における各ノードはブリッジであると見なすことができる。すなわち、いまの場合、ノード102−1とノード102−2の組み合わせで1つのブリッジとして扱うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、IEEE1394において、1回のアイソクロナス通信のサイクルは、IEEE1394バスに接続されているノードのうちのサイクルマスタノードがサイクルスタートパケット(Cycle Start Packet)を送信する間隔である125μsとされている。そして、各ノードは、このサイクルスタートパケットを受信し、これに対応して自分自身に内蔵しているサイクルタイムレジスタのカウント値(サイクルタイム)を調整(補正)することにより、サイクル同期(以下、適宜、単に同期という)を確立するようになされている。
【0005】
しかしながら、上述のように、ブリッジを介して異なる環境間で通信を行う場合、各ノードにおけるサイクルタイムレジスタ(Cycle Time Register )の補正間隔(同期タイミング)が環境毎に異なる(例えば、無線環境の場合、4ms間隔)ため、同期の整合を取ることができないという課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、異なる環境間における同期通信の同期を確立できる通信システムおよびその方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題を解決して上述した目的を達成するために、本発明の通信システムは、第1の信号処理装置と、少なくとも1つの第2の信号処理装置と、少なくとも1つの第3の信号処理装置であって、当該少なくとも1つの第3の信号処理装置の1つは、第3の信号処理装置のマスタとして動作する、第3の信号処理装置とを有する。
当該通信システムにおいて、前記第1の信号処理装置と前記第2の信号処理装置とは、第1の通信周期によるパケットにより、無線による通信を行うように構成されており、前記第1の信号処理装置と前記第3の信号処理装置のマスタとは、前記第1の通信周期より短い第2の通信周期によるパケットにより、有線による通信を行うように構成されている。
【0008】
前記第1の信号処理装置は、有線環境において基準となる第1の時刻情報を保持する第1の時計と、無線環境において基準となる第2の時刻情報を保持する第2の時計と、前記第1の時刻情報と前記第2の時刻情報とを比較する比較手段と、前記比較手段における比較の結果に基づいて前記第2の時計における前記第2の時刻情報を補正する第1の時刻補正手段とを有する。
前記第1の信号処理装置は、前記第3の信号処理装置のマスタとの有線による通信と、前記第2の信号処理装置との無線による通信とを行うように構成されている。
【0009】
前記第2の信号処理装置の各々は、当該第2の信号処理装置内の第3の時刻を計時して第3の時刻情報を生成する第3の時計と、前記第1の信号処理装置から送信された前記第2の時刻情報を受信したとき、該受信した第2の時刻情報によって前記第3の時計の値を補正する第2の時刻補正手段とを有する。
【0010】
前記第3の信号処理装置の各々は、当該第3の信号処理装置内の第4の時刻を計時して第4の時刻情報を生成する第4の時計を有する。
【0011】
前記第3の信号処理装置のマスタは、前記第2の通信周期によるパケットとして、当該マスタ内の前記第4の時刻情報を有線により前記第1の信号処理装置に送信する。
前記第1の信号処理装置内の前記第1の時計は、前記第3の信号処理装置のマスタから前記第2の通信周期によるパケットとして受信した前記第4の時刻情報に基づいて前記第1の時刻情報を補正される。さらに、前記第1の信号処理装置の前記比較手段は前記第1の時刻情報と前記第2の時刻情報を比較して時刻の誤差を算出し、前記第1の時刻補正手段は前記算出された誤差に対応して前記第2の時計で生成する第2の時刻情報を補正信号を生成して前記第2の時計に出力する。
前記第1の信号処理装置は、無線環境におけるマスタとして、前記第2の時刻情報を、第1の通信周期によるパケットとして前記第2の信号処理装置に送信する。
前記第2の信号処理装置内の前記第2の時刻補正手段が、前記第1の信号処理装置から送信された前記第2の時刻情報に基づいて、前記第3の時計の時刻情報
を補正する。
【0012】
これにより、通信システムの時刻情報が、第3の信号処理装置のマスタ内の第4の時刻情報に同期して補正されていく。
特に、第3の信号処理装置から第1の信号処理装置には短い周期で、第4の時刻情報が送信されるので、第1の信号処理装置内の第1の時刻情報を短い周期で補正されていく。この第1の時刻情報に一致するように第2の時刻情報が補正される。
さらに、第1の信号処理装置が無線環境のマスタとなって、第2の通信周期より長い第1の通信周期で、補正された第2の時刻情報を、第2の信号処理装置に一括して無線で通信する。
【0013】
好ましくは、前記第3の信号処理装置が有線によって通信可能に構成されて複数存在するとき、前記第3の信号処理装置のマスタは、他の第3の信号処理装置に、当該マスタの第3の信号処理装置内の第4の時刻情報を前記第2の通信周期で有線により送信する。前記他の第3の信号処理装置は、前記マスタの第3の信号処理装置から送信された前記第4の時刻情報に基づいて自己の装置内の時計の時刻情報を補正する。
これにより、有線環境にある第3の信号処理装置は、短い周期である第2の通信周期で時刻情報が同期されていく。
【0014】
本発明によれば、上記通信システムにおいて上述した通信処理を行う方法が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態に係わる通信システムを説明する。
図1は、本実施形態の通信システム1の構成図である。
図1に示すように、通信システム1は、ノード1−1,1−2、ブリッジ2およびノード3−1,3−2を有する。
ここで、ブリッジ2が本発明の第1の信号処理装置に対応し、ノード3−1,3−2が本発明の第2の信号処理装置に対応し、ノード1−1,1−2が本発明の第3の信号処理装置に対応している。
【0016】
ノード1−1、ノード1−2、およびブリッジ2は、ケーブル(例えば、IEEE1394ケーブル)を介して接続された有線環境で通信を行う。
ブリッジ2、ノード3−1、およびノード3−2は、それぞれのアンテナ22、アンテナ22,32−1およびアンテナ32−2を介して無線通信を行う無線環境を構成している。
また、ブリッジ2を介して、有線環境と無線環境の間で通信を行うことができるようになされている。
なお、図1では、ブリッジ2を1つのノードであるように示したが、実際には、有線環境のノードと無線環境のノードの2つのノードにより構成されている。また、各環境におけるノードの数は、同図に示したノードの数に限定されないものとする。
【0017】
有線環境のノード1−1およびノード1−2は、それぞれサイクルタイムレジスタ(CTR :Cycle Time Register )10−1およびサイクルタイムレジスタ10−2を有している。
ここで、サイクルタイムレジスタ10−1,10−2が本発明の第4の時計に対応し、これらがカウントするサイクルタイムが本発明の第4の時刻情報に対応している。
【0018】
ブリッジ2は、有線環境のサイクルタイム(時刻情報)をカウントするためのサイクルタイムレジスタ20−1と、無線環境のサイクルタイムをカウントするためのサイクルタイムレジスタ20−2を有しており、さらに、これらの2つのサイクルタイムレジスタのサイクルタイムを比較するための比較部(CMP :Comparator)21を有している。
【0019】
ブリッジ2は、有線環境と無線環境との間の通信を行うとともに、サイクルタイムレジスタ20−1のサイクルタイムとサイクルタイムレジスタ20−2のサイクルタイムとの比較値(誤差値)を用いてサイクルタイムレジスタ20ー2のサイクルタイムを補正する。
ここで、ブリッジ2は、無線環境におけるサイクルマスタとなり、例えば4ms毎にフレームの開始を示すフレーム同期パケット(Frame Sync Packet )を無線環境の各ノード(ノード3−1,3−2)に送信している。無線環境の各ノードのサイクルタイムレジスタ30−1,30−2のサイクルタイムは、ブリッジ2から受信したフレーム同期パケットに基づいて、サイクルタイムレジスタ20−2がカウントするサイクルタイムに合うように補正される。
【0020】
本実施形態では、ノード1−1は、有線環境と無線環境の全てのノードの時間基準の役割となるサイクルマスタとされており、例えば125μs毎にサイクルスタートパケットを有線環境の各ノード(ノード1−2およびブリッジ2)に送信している。
有線環境における各ノードは、サイクルマスタ(ノード1−1)により送信されるサイクルスタートパケットを受信し、自分自身のサイクルタイムレジスタのサイクルタイムを補正する。
なお、有線環境におけるサイクルマスタは、ノード1−1以外のノードであってもよい。
【0021】
無線環境のノード3−1,ノード3−2は、それぞれサイクルタイムレジスタ30−1,30−2を有している。
ここで、サイクルタイムレジスタ30−1,30−2が本発明の第3の時計に対応し、そのサイクルタイムが本発明の第3の時刻情報に対応している。
ノード3−1,3−2は、ブリッジ2から受信したフレーム同期パケットを用いて、自分自身のサイクルタイムレジスタ30−1,30−2がカウントするサイクルタイムを補正している。
【0022】
図2は、ブリッジ2のより詳細な構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、ブリッジ2は、サイクルタイムレジスタ20−1,20−2、有線送受信部23、PLL(Phase Locked Loop) 部24および無線送受信部25を有する。
ここで、サイクルタイムレジスタ20−1が本発明の第1の時計に対応し、そのサイクルタイムが本発明の第1の時刻情報に対応している。また、サイクルタイム20−2が本発明の第2の時計に対応し、そのサイクルタイムが本発明の第2の時刻情報に対応している。また、比較部21が本発明の比較手段に対応している。また、PLL部24が本発明の補正手段に対応している。
【0023】
有線送受信部23は、ケーブルを介して受信した所定のパケットをデコードし、デコードして得られたデータをサイクルタイムレジスタ20−1または図示せぬ装置に出力するとともに、サイクルタイムレジスタ20−1または図示せぬ装置より供給されたデータをパケット化し、ケーブルを介して送信するようになされている。
【0024】
サイクルタイムレジスタ20−1は、有線環境におけるサイクルタイムをカウントするようになされており、ノード1−1より送信され、有線送受信部23を介して受信されたサイクルスタートパケットに対応してサイクルタイムを補正する。また、サイクルタイムレジスタ20−1は、自らがカウントするサイクルタイムを比較部21に出力する。
【0025】
無線送受信部25は、無線環境における各ノードから送信されたデータ(パケット)をアンテナ22を介して受信し、デコードした後、得られたデータをサイクルタイムレジスタ20−2または図示せぬ装置に出力するとともに、サイクルタイムレジスタ20−2または図示せぬ装置より供給されたデータをパケット化し、アンテナ22を介して送信するようになされている。
サイクルタイムレジスタ20−2は、無線環境において基準となるサイクルタイムをカウントする。
無線送受信部25は、サイクルタイムレジスタ20−2がカウントしたサイクルタイムを基準としたフレーム同期パケットをを、無線送受信部25およびアンテナ22を介してノード3−1,3−2に送信する。ノード3−1,3−2は、ブリッジ2から受信したフレーム同期パケットに基づいて、サイクルタイムレジスタ30−1,30−2のサイクルタイムを補正する。
【0026】
比較部21は、サイクルタイムレジスタ20−1のサイクルタイムとサイクルタイムレジスタ20−2のサイクルタイムとを比較し、その誤差値(差分)をPLL部24と無線送受信部25に出力している。
PLL部24は、比較部21より供給される誤差値に対応して、サイクルタイムレジスタ20−2の値を補正するための補正信号をサイクルタイムレジスタ20−2に出力する。
サイクルタイムレジスタ20−2は、PLL部24より供給された補正信号に基づいてそのサイクルタイムを補正する。
なお、IEEE1394においては、サイクルレジスタがカウントしたサイクルタイムのカウントダウンは規定されておらず、ケーブルを介して受信したサイクルスタートパケットに基づいて、サイクルタイムレジスタ20−1がそのサイクルタイムをを1クロック分(40ns)進めるか(Increment )またはそのサイクルタイムを1クロック分遅らせるか(Hold) の2種類の補正方法が用いられる。
従って、無線環境のサイクルタイムレジスタにおいても、この2種類の補正方法を用いるものとする。但し、無線環境のサイクルタイムレジスタでは、サイクルタイムの補正内容は4msec毎に決まるが、実際にサイクルタイムレジスタのサイクルタイムを補正するタイミングは4msec内のいずれのタイミングで行ってもよい。
図3(A)は図1に示すマスタとなるサイクルタイムレジスタ10−1のサイクルタイムを示し、図3(B)はサイクルタイムレジスタ20−1が1クロック分進める補正を行った場合を示し、図3(C)はサイクルタイムレジスタ20−1が1クロック分遅らせる補正を行った場合を示している。
【0027】
また、サイクルタイムレジスタ20−2が示すサイクルタイムを基準としたフレーム同期パケットが、無線送受信部25により無線環境のノード3−1,3−2に送信される。
【0028】
図4は、PLL部24の構成例を示すブロック図である。
この例において、PLL部24は、減算部41、ループフィルタ42、およびVCO(Voltage Controlled Oscillator )43により構成されている。
減算部41は、図2の比較部21の出力からVCO43の出力を減算し、その値をループフィルタ42に出力する。
ループフィルタ42は、減算部41の出力に対してフィルタリングを行い、VCO43に出力する。
VCO43は、ループフィルタ42の出力に対応して、図2のサイクルタイムレジスタ20−2に補正信号を出力する。
【0029】
図5は、ループフィルタ42の構成例を示すブロック図である。
この例において、ループフィルタ42は、増幅部51,52、加算部53、遅延部54、および加算部55により構成されている。
図4に示す減算部41の出力は、増幅部51に入力され、増幅された後、加算部55と増幅部52に出力される。
増幅部52は、増幅部51の出力を増幅し、加算部53に出力する。
加算部53は、増幅部52の出力と、遅延部54の出力を加算し、遅延部54に出力する。
遅延部54は、加算部53の出力を遅延させた後、加算部53と加算部55に出力している。
加算部55は、増幅部51の出力に遅延部54の出力を加算し、図4のVCO43に出力する。
【0030】
図6は、図1のノード3−1のより詳細な構成例を示すブロック図である。
この例においては、無線送受信部61は、アンテナ32−1を介して受信したパケットをデコードし、得られたデータをサイクルタイムレジスタ30−1、PLL部63、または図示せぬ他の装置に出力している。
サイクルタイムレジスタ30−1は、無線環境におけるサイクルタイムをカウントする。
PLL部63は、ブリッジ2より送信され無線送受信部61により受信されたフレーム同期パケットを基準として、サイクルタイムレジスタ30−1がカウントするサイクルタイムを補正する。
このように、サイクルタイムレジスタ30−1のサイクルタイムは、無線環境のサイクルマスタであるブリッジ2から送信されたフレーム同期パケットに基づいてPLL部63よって補正されるので、ブリッジ2のサイクルタイムレジスタ20−2のサイクルタイムに同期させることができる。このとき、サイクルタイムレジスタ20−2は、前述したように、有線環境のサイクルマスタであるノード1−1のサイクルタイムレジスタ10−1と同期していることから、サイクルタイムレジスタ30−1のサイクルタイムは、サイクルタイム10−1のサイクルタイムと同期している。
なお、PLL部63の詳細な構成は、図4に示したPLL部24と同様の構成とされており、その説明は省略する。
また、ノード3−2の構成は、上述したノード3−1の構成と同じである。
【0031】
次に、以上の通信システム1の動作を説明する。
ブリッジ2において、比較部21は、サイクルタイムレジスタ20−1のサイクルタイムとサイクルタイムレジスタ20−2のサイクルタイムとを比較し(即ち、有線環境におけるサイクルタイムと無線環境におけるサイクルタイムとを比較し)、その比較の結果に基づいて、PLL部24がサイクルタイム20−2のサイクルタイムを補正する。
これにより、サイクルタイム20−1がカウントするサイクルタイムと、サイクルタイム20−2がカウントするサイクルタイムとの同期が確立される。
なお、サイクルタイムレジスタ20−1のサイクルタイムは、ケーブルを介して125μs毎に受信されるサイクルスタートパケットに基づいて、サイクルマスタであるノード1−1のサイクルタイムレジスタ10−1のサイクルタイムと同期している。
【0032】
そして、サイクルタイム20−2のサイクルタイムを基準として、ブリッジ2からノード3−1,3−2にフレーム同期パケットが送信される。
【0033】
そして、ノード3−1の無線送受信部61は、ブリッジ2から受信したフレーム同期パケットをデコードしてPLL部63に出力する。
PLL部63は、入力したフレーム同期パケットに基づいて、サイクルタイムレジスタ30−1のサイクルタイムを補正する。
これによって、サイクルタイムレジスタ30−1のサイクルタイムと、ブリッジ2のサイクルタイム20−2とが同期する。
ノード3−2においても、ブリッジ2から受信したフレームパケットに基づいて、サイクルタイムレジスタ30−2のサイクルタイムが補正される。
【0034】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、ブリッジ2と同じ機能を持つ2以上のブリッジを用いて有線環境および無線環境を接続してもよい。
例えば、図7に示すように、ブリッジ2aによって有線環境100aと無線環境101との間の同期通信を可能にし、ブリッジ2bによって有線環境100bと無線環境101との間の同期通信を可能にしてもよい。
また、図8に示すように、ブリッジ2aによって有線環境100aと無線環境101との間の同期通信を可能にし、ブリッジ2bによって有線環境100bと無線環境101との間の同期通信を可能にし、ブリッジ2cによって有線100cと無線環境101との間の同期通信を可能にしてもよい。
【0035】
また、本発明の実施の形態においては、有線環境と無線環境の間で同期通信を行うようにしたが、他の環境間で同期通信を行う場合においても、本発明を適用することができる。
【0036】
また、上記各種の処理を行うコンピュータプログラムは、磁気ディスク、CD−ROMなどの記録媒体を介してユーザに提供したり、ネットワークなどの提供媒体を介してユーザに提供し、必要に応じて内蔵するRAMやハードディスクなどに記録して利用させるようにすることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線環境と有線環境との間で、それぞれが用いる時刻情報を相互に同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した通信システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図2は、図1のブリッジのより詳細な構成例を示すブロック図である。
【図3】図3は、ブリッジ内の無線環境用のサイクルタイムレジスタほ補正方法を説明するための図である。
【図4】図4は、図2のPLL部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図5】図5は、図4のループフィルタの詳細な構成例を示すブロック図である。
【図6】図6は、図1に示す無線環境のノードのより詳細な構成例を示すブロック図である。
【図7】図7は、本発明の実施形態において、有線環境と無線環境との接続形態のその他の説明するための図である。
【図8】図8は、本発明の実施形態において、有線環境と無線環境との接続形態のその他の説明するための図である。
【図9】従来の通信システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−2,3−1,3−2…ノード、10−1,10−2,20−1,20−2,30−1,30−2…サイクルタイムレジスタ、21…比較部、23…有線送受信部、24,63…PLL部、25,61…無線送受信部
Claims (4)
- 第1の信号処理装置と、
少なくとも1つの第2の信号処理装置と、
少なくとも1つの第3の信号処理装置であって、当該少なくとも1つの第3の信号処理装置の1つは、第3の信号処理装置のマスタとして動作する、第3の信号処理装置と、
を有し、
前記第1の信号処理装置と前記第2の信号処理装置とは第1の通信周期によるパケットにより、無線による通信を行うように構成され、
前記第1の信号処理装置と前記第3の信号処理装置のマスタとは前記第1の通信周期より短い第2の通信周期によるパケットにより、有線による通信を行うように構成され、
前記第1の信号処理装置は、
有線環境において基準となる第1の時刻情報を保持する第1の時計と、
無線環境において基準となる第2の時刻情報を保持する第2の時計と、
前記第1の時刻情報と前記第2の時刻情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段における比較の結果に基づいて前記第2の時計における前記第2の時刻情報を補正する第1の時刻補正手段と
を有し、
前記第3の信号処理装置のマスタとの有線による通信と、前記第2の信号処理装置との無線による通信とを行うように構成され、
前記第2の信号処理装置の各々は、
当該第2の信号処理装置内の第3の時刻を計時して第3の時刻情報を生成す
る第3の時計と、
前記第1の信号処理装置から送信された前記第2の時刻情報を受信したとき、該受信した第2の時刻情報によって前記第3の時計の値を補正する第2の時刻補正手段と
を有し、
前記第3の信号処理装置の各々は、当該第3の信号処理装置内の第4の時刻を計時して第4の時刻情報を生成する第4の時計を有し、
前記第3の信号処理装置のマスタは、前記第2の通信周期によるパケットとして、当該マスタ内の前記第4の時刻情報を有線により前記第1の信号処理装置に送信し、
前記第1の信号処理装置内の前記第1の時計は、前記第3の信号処理装置のマスタから前記第2の通信周期によるパケットとして受信した前記第4の時刻情報に基づいて前記第1の時刻情報を補正し、
前記第1の信号処理装置の前記比較手段は前記第1の時刻情報と前記第2の時刻情報を比較して時刻の誤差を算出し、前記第1の時刻補正手段は前記算出された誤差に対応して前記第2の時計で生成する第2の時刻情報を補正信号を生成して前記第2の時計に出力し、
前記第1の信号処理装置は、無線環境におけるマスタとして、前記第2の時刻情報を、前記第1の通信周期によるパケットとして前記第2の信号処理装置に送信し、
前記第2の信号処理装置内の前記第2の時刻補正手段が、前記第1の信号処理装置から送信された前記第2の時刻情報に基づいて、前記第3の時計の時刻情報
を補正する、
通信システム。 - 前記第3の信号処理装置が有線によって通信可能に構成されて複数存在するとき、
前記第3の信号処理装置のマスタは、他の第3の信号処理装置に、当該マスタの第3の信号処理装置内の第4の時刻情報を前記第2の通信周期で有線により送信し、
前記他の第3の信号処理装置は、前記マスタの第3の信号処理装置から送信された前記第4の時刻情報に基づいて自己の装置内の時計の時刻情報を補正する、 請求項1に記載の通信システム。 - 第1の信号処理装置と、少なくとも1つの第2の信号処理装置と、少なくとも1つの第3の信号処理装置であって、当該少なくとも1つの第3の信号処理装置の1つは第3の信号処理装置のマスタとして動作する第3の信号処理装置と、を有し、
前記第1の信号処理装置と前記第2の信号処理装置とは第1の通信周期によるパケットにより無線による通信を行うように構成され、前記第1の信号処理装置と前記第3の信号処理装置のマスタとは前記第1の通信周期より短い第2の通信周期によるパケットにより有線による通信を行うように構成されており、
前記第1の信号処理装置は、有線環境において基準となる第1の時刻情報を保持する第1の時計と、無線環境において基準となる第2の時刻情報を保持する第2の時計と、前記第2の時計における前記第2の時刻情報を補正する第1の時刻
補正手段とを有し、前記第3の信号処理装置のマスタとの有線による通信と、前記
第2の信号処理装置との無線による通信とを行うように構成され、
前記第2の信号処理装置の各々は、当該第2の信号処理装置内の第3の時刻を計時して第3の時刻情報を生成する第3の時計と、前記第1の信号処理装置から
送信された前記第2の時刻情報を受信したとき、該受信した第2の時刻情報によっ
て前記第3の時計の値を補正する第2の時刻補正手段とを有し、
前記第3の信号処理装置の各々は、当該第3の信号処理装置内の第4の時刻を計時して第4の時刻情報を生成する第4の時計を有する、
通信システムにおける時刻情報の同期処理を行うため、
前記第3の信号処理装置のマスタが、前記第2の通信周期によるパケットとして、当該マスタ内の前記第4の時刻情報を有線により前記第1の信号処理装置に送信する第1の工程と、
前記第1の信号処理装置内の前記第1の時計が、前記第3の信号処理装置のマスタから前記第2の通信周期によるパケットとして受信した前記第4の時刻情報に基づいて前記第1の時刻情報を補正する第2の工程と、
前記第1の信号処理装置は前記第1の時刻情報と前記第2の時刻情報を比較して時刻の誤差を算出し、前記第1の時刻補正手段は前記算出された誤差に対応して前記第2の時計で生成する第2の時刻情報を補正する第3の工程と、
前記第1の信号処理装置が、無線環境におけるマスタとして、前記第2の時刻情報を、第1の通信周期によるパケットとして前記第2の信号処理装置に送信する第4の工程と、
前記第2の信号処理装置内の前記第2の時刻補正手段が、前記第1の信号処理装置から送信された前記第2の時刻情報に基づいて、前記第3の時計の時刻情報
を補正する第5の工程と
を有する、通信方法。 - 前記第3の信号処理装置が有線によって通信可能に構成されて複数存在するとき、
前記第3の信号処理装置のマスタが、他の第3の信号処理装置に、当該マスタの第3の信号処理装置内の第4の時刻情報を前記第2の通信周期で有線により送信する第6の工程と、
前記他の第3の信号処理装置が、前記マスタの第3の信号処理装置から送信された前記第4の時刻情報に基づいて自己の装置内の時計の時刻情報を補正する第7の工程と
を有する、
請求項3に記載の通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP32883199A JP4239329B2 (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 通信システムおよび通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2001148687A JP2001148687A (ja) | 2001-05-29 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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|---|---|
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-
1999
- 1999-11-18 JP JP32883199A patent/JP4239329B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2001148687A (ja) | 2001-05-29 |
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