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JP4244551B2 - 記録再生システム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツの記録と再生が可能なディスクのコンテンツの記録再生を行なうための記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DVDに代表される光ディスクや光磁気ディスクなどの大記憶容量のディスクにテレビ番組や音楽などのコンテンツを記録、再生することが実現されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような大容量のディスクには、多くのコンテンツが記録可能である。したがって、どのディスクにどのコンテンツが記録されているかを見出すためには、いちいちディスクを記録再生装置に装填して再生してみる必要があり、煩雑で手間がかかるという問題がある
そこで本発明の目的は、ディスクのコンテンツを再生することなく、どのようなコンテンツがどのディスクに記録されているかを容易に知ることが可能な記録再生システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の記録再生システムは、ディスクと、記録再生装置とを備え、前記ディスクは、光ピックアップによって情報の記録再生が可能に構成され、該ディスクに固有に割り当てられたディスク識別情報が、ディスクに対する情報の記憶形態として記録され、さらに、前記ディスク識別情報は、前記情報の記憶形態と異なった形態で外部から視認可能にディスクに設けられ、前記ディスクには、その中心に設けられた中心孔と、前記中心孔の外側に環状に延在するディスク保持用領域と、前記ディスク保持用領域の外側に環状に延在する情報記録に使用されないトランジション領域と、前記トランジション領域の外側に環状に延在する情報を記録するための情報記録領域とが形成され、前記情報記録領域は、径方向内側に位置し情報が書き替え不能に記録される第1環状領域と、前記第1環状領域の径方向外側に位置し情報が書き替え可能に記録される第2環状領域とから構成され、前記トランジション領域と、前記第1環状領域からなる環状領域とが第3環状領域として設定され、前記ディスクに対する情報の記憶形態として記録された前 記ディスク識別情報は、前記第3環状領域に、前記第2環状領域に対する情報の記録形態とは異なる記録形態として前記光ピックアップによって読み取り可能に記録され、前記記録再生装置は、該記録再生装置に装填された前記ディスクにコンテンツと、前記コンテンツ毎に割り当てられたコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの内容に関わる情報であるコンテンツ内容情報とを光ピックアップにより記録する記録手段と、前記ディスクに対する情報の記憶形態として記録された前記ディスク識別情報とコンテンツとコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とを光ピックアップにより読み出して再生する再生手段と、再生手段によって再生された前記ディスク識別情報とコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とを関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に記録されている前記ディスク識別情報とコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とから情報を検索する検索手段とを備え、前記コンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報を生成する情報生成手段を設け、前記記録手段は、前記情報生成手段から出力される前記コンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報を前記ディスクに記録するように構成されていることを特徴とする。
そのため、記録再生装置の記憶手段には、記録再生装置に装填されたディスクのディスクに固有に割り当てられたディスク識別情報と関連付けてコンテンツ識別情報、コンテンツ内容情報が記憶される。
したがって、検索手段によって、外部から視認できるディスク識別情報に基づいて記憶手段のコンテンツ識別情報およびコンテンツ内容情報を検索したり、コンテンツ内容情報に基づいて前記外部から視認できるディスク識別情報を検索することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
(光ディスクの構成)
光ディスクについて説明する。
図1は、本実施の形態におけるディスクの一例としての光ディスクの構成を示す斜視図、図2は本実施の形態における光ディスクの物理フォーマットを説明する概要図である。
図1、図2に示されているように、光ディスク100は円板状の基体100Aを備え、基体100Aの中心に中心孔101が形成されている。
前記基体100Aの一方の面には環状の記録面110が形成され、この記録面110は、それぞれ半径方向内側から外側に向けて並べられた環状のディスク保持用領域111、トランジション領域113、情報記録領域114、リム領域115となっている。そして、前記情報記録領域114に対する情報の記録および再生は前記記録面110側から光ピックアップにより光ビームが照射されることによりなされる。
前記基体100Aの他方の面、すなわち記録面110と反対側の面には環状の面(以下基盤面という)103が形成されており、本例においてはこの基盤面103に後述するディスク識別情報が記録されるようになっている。また、前記基盤面は、オーディオCDやCD−Rなどにおいて文字や画像などの印刷が施される側の面である。
【0009】
前記ディスク保持用領域111は、光ディスク100を周知のクランピング機構によってクランプするための領域であり、図2に示すように内周側に設けられているインナーエリア111Aと、該インナーエリア111Aの外周側に設けられているクランピングエリア111Bとから構成されている。
トランジション領域113は前記ディスク保持用領域111と情報記録領域114との間に形成されている部分であり、情報の記録がなされない領域である。リム領域115は情報記録領域114と光ディスク100の外縁部102との間に形成されている部分であり、情報の記録がなされない領域である。
情報記録領域114は、光ディスク100の径方向内側に形成されるエンボス領域(特許請求の範囲の第1環状領域に相当)114Aと、エンボス領域の径方向外側に形成されるリライタブル領域(特許請求の範囲の第2環状領域に相当)114Bとから構成されている。上記トランジション領域113とエンボス領域114Aとが特許請求の範囲の第3環状領域に相当している。
エンボス領域114Aは、情報が書き替え不能に記録された領域であり、上記エンボス領域114Aに対する情報の記録は、凹状のピットを成形加工で設けることによって行なわれる。この成形加工は、次に説明する図3(A)、(B)の成形加工と同時に行なわれる。
上記エンボス領域114Aには凹状のピットによって情報が記録されているため、この情報を書き換えることは不可能となっている。
【0010】
リライタブル領域114Bは、光ディスク100内でのアドレス情報を示すピット(成形加工によって設けられている)を含み、情報が書き替え可能な領域であり、上記リライタブル領域114Bに対する情報の記録は、ピックアップから照射される光ビームによってグルーブまたはランドの記録膜に結晶状態と非結晶状態によりピット状のパターンを形成することによって行なわれる。
【0011】
情報記録領域114は、上記エンボス領域114Aとリライタブル領域114Bによって構成されているが、情報記録領域114のフォーマットは図1、図2に示されているように、内周からリードイン領域1141、データ領域1142、リードアウト領域1143に区分されている。
リードイン領域1141は、エンボス領域114Aの全てとリライタブル領域114Bのうちエンボス領域114Aに隣接している一部とから構成されている。
このリードイン領域1141には、リードイン情報として、ディスク一般情報(例えば回転速度、ディスク種類、トラッキング情報など)、レーザパワー較正領域、欠陥管理情報などが記録されるようになっている。
リードアウト領域1143は、情報記録領域114の外周寄りの一部から構成され、リードアウト情報として欠陥管理情報などが記録されるようになっている。
データ領域1142は、情報記録領域114のうち、上記リードイン領域1141とリードアウト領域1143に挟まれた領域であり、コンテンツが書き替え可能に記録される領域である。
なお、本実施の形態において、前記の光ディスク100は上述のように情報の書き替えが可能な相変化型光ディスクであり、この相変化型光ディスクは、その記録膜が結晶状態と非結晶質(アモルファス)状態とに可逆的に変化し、上記結晶状態と非結晶質(アモルファス)状態とで記録膜の反射率が変化することを利用して情報の記録再生を行なうように構成されている。
【0012】
(光ディスクの製造)
つぎに、光ディスクの製造工程について説明する。
図3は本実施の形態におけるディスクの製造工程の説明図である。
まず、溶融したポリカーボネートをスタンパ1のついた金型に充填することによりPC基板2(図1の基体100Aに相当)を射出成形する(図3(A)、(B))。これにより、PC基板2にランド2Aとグルーブ2Bを形成する。前述したように、スタンパ1には、前述したエンボス領域114Aのピットやリライタブル領域114B内のピットを形成するための凸部が設けられており、この射出成形によって上記ピットが形成されるようになっている。
次いで、PC基板2上に相変化による記録が可能な記録膜3を形成し(図3(C))、記録膜3の上に保護層4を形成する。次いで、記録膜3にレーザビームを照射もしくは加熱することで記録膜5の初期化を行ない(図3(E))、これにより環状のディスク保持用領域111、クランピング領域112、トランジション領域113、情報記録領域114、リム領域115からなる記録面110を有する光ディスク100が完成する。
【0013】
(ディスクの特徴)
本発明では、上述のように構成された光ディスク100毎に固有のディスク識別情報を割り当ててその光ディスク100に記録するとともに、光ディスク100に記録したディスク識別情報を該外部から視認可能に光ディスク100の箇所に設ける点に特徴を有する。以下これについて説明する。
ディスク識別情報は、光ディスク100毎に固有に割り当てられる情報であり、例えば一連の続き番号として順次生成してもよいし、ランダムな番号として生成してもよく、光ディスク100毎に異なる情報であればよい。
また、ディスク識別情報は、数字またはアルファベットなどの文字の一方または双方の組み合わせによって構成することができる。
【0014】
(第3環状領域へのディスク識別情報の形成)
図1を参照して光ディスク100に対するディスク識別情報の記録について説明する。
ディスク識別情報は、光ディスク100毎に固有に割り当てられる情報であるため、この光ディスク100に対して記録再生を行なう記録再生装置に装填されたときに、この記録再生装置のピックアップによって読取り可能な形態で光ディスク100に記録する必要がある。
また、情報記録領域114には書き替え不能な情報を記録するエンボス領域114Aが設定されているが、このエンボス領域114Aにピットを形成するにはスタンパが必要であり、光ディスク毎に異なるスタンパを用意することは現実的ではない。
したがって、ディスク識別情報は、情報記録領域114に対する情報の記録形態と異なる記録形態によって記録する必要がある。
このため、トランジション領域113とエンボス領域114A(特許請求の範囲の第1環状領域に相当)とを、ディスク識別情報を記録する領域(特許請求の範囲の第3環状領域に相当)として使用する。
ディスク識別情報は、光ディスクの径方向に長さを有し、周方向に幅を有する矩形を複数個周方向に間隔をおいて形成することで記録し、複数個の矩形の周方向の間隔の疎密の組み合わせ、あるいは複数個の矩形の幅方向の寸法の大小の組み合わせによってディスク識別情報を表現する。上記矩形の形成は、次のような方法によって行なうことができる。
トランジション領域113とエンボス領域114Aの部分にも相変化記録膜が設けられているため、矩形の形成は相変化記録膜に対するレーザビームの照射による相変化記録膜の相変化によって行なう。すなわちレーザーマーキング加工による記録である。
また、トランジション領域113とエンボス領域114Aの部分も保護膜によって覆われているため、矩形の形成は上記保護膜の表面に対する印刷加工によって行なう。
あるいは、光ディスクが光磁気ディスクであった場合には、トランジション領域113とエンボス領域114Aの部分にもアルミなどからなる反射膜が形成されている。このため、矩形の形成は反射膜に対するレーザビームの照射による反射膜の除去によって行なう。すなわちレーザートリミング加工による記録である。
また、トランジション領域113とエンボス領域114Aの部分にエンボス加工によって矩形を形成してもよい。
このように形成された矩形は矩形以外の箇所と反射率が異なるため、ピックアップによる読取りが可能となる。
なお、ディスク識別情報を記録する領域としてトランジション領域113とエンボス領域114Aの全体を使用するか、一部を使用するかは任意である。以下、本実施の形態では、トランジション領域113にディスク識別情報を記録するものとして説明する。
【0015】
(視認可能な箇所に対するディスク識別情報の形成)
上記ディスク識別情報は、外部から視認可能な箇所にも設ける。外部から視認可能な箇所に設けるディスク識別情報の記録は、前記第3環状領域に対する情報の記録形態と異なる形態で行なう。
本例では、前記光ディスク100の基盤面103にディスク識別情報を視認可能に設けており、図4、図5において符号202は外部から視認可能な箇所に設けたディスク識別情報を示している。
前記面103に記録するディスク識別情報は、ユーザーが所有する複数のディスク100の中で重複することがなく、かつ、ユーザーが目視して簡単に識別できればよいので、例えば3、4桁程度の数字が表示されればよい。したがって、光ディスク100に記録されているディスク識別情報のうち、下3桁か4桁を基盤面103に記録すれば実用的に差し支えはないものと考えられる。
すなわち、光ディスク100のトランジション領域113の箇所に記録されるディスク識別情報がN桁の文字の組み合わせによって構成されているとすれば、前記基盤面103に設けられるディスク識別情報202は、N桁の文字の組み合わせのうち、最下位桁を含む下M桁(ただしM<N)の文字の組み合わせで示されていればよい。
【0016】
前記視認可能なディスク識別情報の形態は種々考えられ、例えば光ディスクに100に記録して設けることも可能である。
図4はディスク識別情報を光ディスクに記録する工程の説明図である。
まず、前述した工程によって光ディスク100が製造される(図4(A))。
次いで、光ディスク100に対して割り当てられたディスク識別情報を、光ディスク100のトランジション領域113にレーザーマーキング装置Lによってレーザービームを照射することなどにより相変化記録膜に相変化を与えて記録する(図4(B))。
次いで、上記ディスク識別情報のうち、下4桁(例えば「1234」)からなるディスク識別情報202を光ディスク100の基盤面103にレーザーマーキング装置Lによってレーザービームを照射することによって設ける(図4(C))。
なお、基盤面103に対するディスク識別情報の記録方法としては、彫刻、超音波ペンマーキング、エアペンマーキング、インクジェット印刷など任意の方法を採用することができる。
【0017】
また、次のような工程により、ディスク識別情報202を基盤面103に設けることも可能である。
まず、光ディスク100にディスク識別情報をレーザーマーキングあるいは加熱などの方法で記録する。
次いで、光ディスク100のディスク識別情報をピックアップによって読み取り、読み取ったディスク識別情報に基づいて前述と同様にして基盤面103にディスク識別情報202をレーザーマーキングあるいは前述した任意の方法で設ける。
【0018】
また、次のような工程により、ディスク識別情報202を基盤面103に設けることもできる。
まず、光ディスク100に、ディスク識別情報をレーザーマーキングあるいは加熱などの方法で記録する。
次いで、光ディスク100のディスク識別情報に基づいて前述と同様にして基盤面103にディスク識別情報202をレーザーマーキングあるいは前述した任意の方法で設ける。
すなわち、光ディスク100からディスク識別情報を読み取る工程を省き、光ディスク100にディスク識別情報を記録するとともに、そのディスク識別情報に基づいて基盤面103にディスク識別情報202を設けてもよい。
【0019】
(記録再生システム)
次に、上述したディスク100を記録再生する記録再生システムの構成について説明する。
図5は本実施の形態における記録再生システムの全体構成図、図は本実施の形態における記録再生システムの構成を示すブロック図である。
図5、図6に示されているように、記録再生システム2000は、ディスク100、記録再生装置2100、ディスプレイ2200などから構成されている。
図6に示されているように、記録再生装置2100は、筐体2110、筐体2110に設けられた電源スイッチ2112、操作部2114、ディスクトレイ2116、受信部2118、動作状態などを表示する表示部2120と、記憶手段2122とを備えている。前記操作部は、再生、停止、早送り、巻き戻し、イジェクトなどの操作を行なうものである。
ディスクトレイ2116は、筐体2110の前方に突出する突出位置と、筐体2110の内方に没入する没入位置とに移動可能に設けられ、突出位置でディスク100の収容および取出しが可能となるように構成されている。そして、ディスク100を収容したディスクトレイ2116が没入位置に移動することにより筐体2110内部に設けられたピックアップ2128(図6参照)によってディスク100に対する記録再生が可能となるように構成されている。
受信部2118は、リモコン2130から送信される無線制御信号(赤外線信号)を受信するものである。リモコン2130を操作することで操作部2114を操作するのと同様に遠隔操作ができるようになっている。
【0020】
図6に示されているように、記憶再生装置2100は、上記構成に加えてCPU2124、記録再生部2126、ピックアップ2128を備えている。
CPU2124は、操作部2114、受信部2118、記憶部2122、記録再生部2126、ピックアップ2128の制御を司るものである。
記録再生部2126は、ピックアップ2128によって光ディスク100から再生される再生信号を処理してディスプレイ2200によって画面表示可能な信号として出力する機能と、記録しようとする情報の記録信号をピックアップ2128に入力しての光ディスク100に情報を記録する機能とを備えている。
ピックアップ2128は、光ビームを光ディスク100に照射して、情報の記録と再生を行なうものである。すなわち、入力される記録信号に基づいて光ディスクの情報記録領域のリライタブル領域に情報(コンテンツ、後述するコンテンツ識別情報やコンテンツ内容情報)を記録し、光ディスク100のエンボス領域とリライタブル領域に記録されている情報を読み取って再生信号を出力する。
また、リモコン2130と操作部2114は、後述するコンテンツ内容情報を手動によって入力することができるように構成されており、その入力されたコンテンツ内容情報は、CPU2124の制御により記録再生部2126からピックアップ2128に記録信号として入力され、光ディスクのリライタブル領域のデータ領域に管理されて記録されるようになっている。
なお、上記記憶部2122によって特許請求の範囲の記憶手段が構成され、CPU2124と記録再生部2126とピックアップ2128とによって特許請求の範囲の記録手段および再生手段が構成されている。また、CPU2124によって特許請求の範囲の検索手段が構成されている。また、操作部2114、リモコン2130、受信部2118によって特許請求の範囲の操作手段が構成されている。また、ディスプレイ2200によって特許請求の範囲の表示手段が構成されている。
【0021】
次に、図5、図6で説明した記録再生システム2000の動作を説明する。
以下、光ディスクを装填してテレビ番組を記録および再生する場合を例にとって説明する。
光ディスク100が装填されると、CPU2124の制御によって、光ディスク100に対して情報の再生および記録と、記憶部2122に対して情報の再生および記録とが行なわれる。
【0022】
光ディスク100に記録される、コンテンツ、コンテンツ識別情報、コンテンツ内容情報について説明する。
コンテンツとは、番組そのものの情報であり、画像データ、音声データ、文字データなどを含む情報であり、データ領域1142に記録されるものである。
コンテンツ識別情報は、データ領域1142に記録されるコンテンツ毎に割り当てられ、少なくとも同一の光ディスク内においては重複しないように付されるものである。コンテンツ識別情報は、例えばCPU2124によって生成され、光ディスク100のデータ領域1142部分に管理されて記録される。
コンテンツ内容情報は、光ディスク100のデータ領域1142に記録されるコンテンツ毎にそのコンテンツの内容に関わる情報、例えば番組のタイトル、キーワード、放送日時、録画時間、番組の概要を示す文字データ、音声データ、画像データ(サムネイル)などを含むものである。コンテンツ内容情報は、例えばユーザーが操作部2114やリモコン2130を操作することによって生成され、光ディスク100のデータ領域1142部分に管理されて記録される。
また、コンテンツ内容情報の書式(フォーマット)は予め設定しておき、この書式に沿って入力するようにしておけばよい。
【0023】
ここで、リードイン領域1141のエンボス領域114Aに記録される情報とリードアウト領域1143に記録される情報について説明する。
図1、図2に示されているように、光ディスク100のリードイン領域1141のうち、エンボス領域114Aは、書き替え不能な情報として例えばディスク一般情報(ディスクタイプ、線速、トラッキング情報など)や調整用信号などが記録されている。したがって、このエンボス領域114Aに対して、記録再生装置2100から情報を記録する動作は行なわれず、情報の再生のみが行なわれるようになっている。
リードイン領域1141のうち、リライタブル領域114Bに相当する領域は、レーザパワー較正に使用されたり、ディスク欠陥管理情報などが記録されたりする。
リードアウト領域1143にも、ディスク欠陥管理情報などのリードアウト情報が記録される。
【0024】
次に、記録再生装置2100の記憶部2122に記録される情報について説明する。
図7は、本実施の形態における記録再生システムの記録再生装置の記憶部の記録内容を示す説明図である。
図7に示されているように、記憶部2122には、光ディスク100に記録されているディスク識別情報ID(ID1、ID2、ID3、……)毎に、コンテンツ識別情報CN(CN1、CN2、CN3、CN4、CN5、……)とコンテンツ内容情報CD(CD1、CD2、CD3、CD4、CD5、……)が関連付けられて記録される。
したがって、CPU2124は、記憶部2122に格納された情報に対して検索動作を行なうことができる。例えば、ディスク識別情報IDをキーにしてコンテンツ識別情報CNとコンテンツ内容情報CDを検索することができる。あるいは、コンテンツ内容情報CDをキーにしてディスク識別情報IDとコンテンツ識別情報CNを検索することができる。
【0025】
これらディスク識別情報ID、コンテンツ識別情報CN、コンテンツ内容情報CDの記憶部2122に対する記録は、記録再生装置2100に装填された光ディスク100にコンテンツが記録される際に行なわれる。
あるいは、記録再生装置2100に装填された既にコンテンツが記録されている光ディスク100からコンテンツが再生される際に行なわれる。
また、CPU2124によるコンテンツ識別情報CNの生成は、同一のディスク識別情報IDに対応する複数のコンテンツ識別情報CDの間で重複しないように、記憶部2122に記憶されているディスク識別情報IDとコンテンツ識別情報CNの内容に基づいて行なわれる。
また、CPU2124によるコンテンツ内容情報CDの生成は、使用者が操作部2114やリモコン2130を操作して作成、入力する。したがって、本例では、コンテンツ内容情報CDは、操作部2114やリモコン2130で入力可能な番組名、放送日時、放送時間、番組の概要を示す情報(文字情報)などである。なお、記録再生装置2100がコンピュータと接続可能に構成されていれば、コンピュータを利用してサムネイルなどの画像情報や音声情報をコンテンツ内容情報CDとして記憶部2122に記録することができる。
なお、記憶部2122は例えば半導体メモリあるいはハードディスクなどによって構成することができる。そして、記憶部2122の記憶容量は有限であるため、記憶部2122に記憶されている情報が記憶容量いっぱいになった場合には、記憶部2122に記憶されている情報のうち、記録された日時の古い情報から順次削除して新しい情報を記録するように構成すればよい。
【0026】
次に、図5乃至図7を参照して、光ディスク100のディスク識別情報、コンテンツ識別情報、コンテンツ内容情報を利用した検索動作について説明する。
図5示されているように、既にコンテンツが記録された複数の光ディスク100があるものとする。各光ディスク100の基盤面103に設けられたディスク識別情報202は、前述したようにディスク識別情報IDのうちの下4桁の数字で示されている。各ディスク識別情報202は、例えば「1234」、「5678」、「0001」、「3333」、「0111」、「6666」だとする。
【0027】
まず、ディスク識別情報202が「1234」の光ディスク100に記録されているコンテンツの内容を知りたい場合の検索動作について説明する。
コンテンツの内容を知りたいディスク100に視認可能に設けられているディスク識別情報202「1234」をリモコン2130(あるいは操作部2114)を操作して入力することで、該ディスク識別情報202「1234」をキーにした検索動作を指示する。
CPU2124は、受信部2118を介して受信した検索動作の指示に応じて、記憶部2122に対してディスク識別情報202「1234」をキーにして検索を行なう。
そして、その検索結果をディスプレイ2200に出力する。すなわち、図5に表示されているように、上記ディスク識別情報202と同じくディスク識別情報IDの下4桁の数字で示されるディスク識別情報202「1234」が表示されるとともに、コンテンツ識別情報CN:「333」、「456」、……が表示される。そして、各コンテンツ識別情報CNに対応してコンテンツ内容情報CD:「映画「ABC」、2001/10/01」、「日本シリーズ「G対L」、2000/10/13」……といった情報が一覧表示される。図5の例では、コンテンツ内容情報CDとして番組名と記録開始年月日が含まれている。
したがって、使用者は光ディスク100を実際に記録再生装置2100に装填することなく、所望の光ディスク100に記録されているコンテンツ内容情報CDを知ることができる。
【0028】
また、あるコンテンツがどの光ディスク100に記録されているかを知りたいときは次のように検索する。
まず、リモコン2130(あるいは操作部2114)を操作してコンテンツ内容情報CDに含まれる情報、例えばキーワードをキーにした検索動作を指示する。
CPU2124は、記憶部2122に対して上記キーワードをキーにして検索を行なう。
そして、その検索結果をディスプレイ2200に出力する。
たとえば、1つあるいは2以上のキーワードに該当して複数のディスク識別情報2202がディスプレイ2200に表示されるととともに、各ディスク識別情報2202に対応するコンテンツ識別情報CNおよびコンテンツ内容情報CDがリストで表示される。この際、ディスプレイ2200に表示されるディスク識別情報は、光ディスク100に視認可能に設けられているディスク識別情報202と同様に例えば4桁の数字で表示される。
したがって、使用者は光ディスク100に設けられているディスク識別情報202に基づいて所望のコンテンツが記録されている光ディスク100を特定することができる。
つまり、使用者は、光ディスク100を実際に記録再生装置2100に装填することなく、所望のコンテンツが記録されているディスク100をディスプレイに表示されるディスク識別情報2202によって知ることができる。
【0029】
また、光ディスク100のデータ領域1142に記録されている各コンテンツのアドレスなどの情報と、コンテンツ識別情報CNとを関連付けて記録、管理することによって、コンテンツ内容情報を利用して次のような機能を記録再生装置2100に持たせることができる。
例えば、ディスプレイ2200上に、あるディスク識別情報2202と、そのディスク識別情報2202に対応するコンテンツ識別情報CNとコンテンツ内容情報CDが表示されている状態で、再生したいコンテンツ識別情報CNを例えば操作部2114などの操作でCPU2124に入力しておく。
次いで表示されているディスク識別情報2202に対応する光ディスク100を記録再生装置2100に装填する。
CPU2124は、装填された光ディスク100に対して上記指定したコンテンツ識別情報CNに関連付けられたコンテンツのアドレスが集中管理されているデータ領域1142から読み出して、ピックアップ2128、記録再生部2126を制御してコンテンツの再生動作を行なう。
【0030】
また、コンテンツ内容情報CDにコンテンツの記録されている記録時間が含まれている場合には、CPU2124によって光ディスク100の未記録領域の時間から各コンテンツの記録時間の総和を減算することにより、記録可能な時間を算出して記録再生装置の表示部2120に表示させるように構成することが可能である。
また、残量と記録すべきコンテンツの時間とを比較演算して、記録可能な光ディスクの選択を行なうように構成することもできる。
また、選択した光ディスクにコンテンツがすべて記録できるように記録品位を調整するように構成することもできる。
【0031】
なお、コンテンツ識別情報CNおよびコンテンツ内容情報CDは、上述したように使用者が操作部2114やリモコン2130を操作して作成、入力する他、放送局から番組とともに送信される付加的な情報を利用して作成することも可能である。
また、市販ソフト、撮影済みのビデオカセットからコンテンツを光ディスクに記録する際にも、これらのソフトやビデオカセットに記録されている付加的な情報を利用してコンテンツ識別情報CNおよびコンテンツ内容情報CDを作成することも可能である。
以下、このような付加的な情報について説明する。
【0032】
図8は、放送コンテンツ、市販ソフト、記録済みビデオカセットに記録されている付加的な情報の説明図である。
まず、放送コンテンツを光ディスク100に記録する場合について説明する。
BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上波デジタル放送などは、EPG(電子プログラム情報)が付加情報としてコンテンツに付加されている。このEPGには、その番組に固有に割り当てられたコンテンツIDと、その番組の内容を示す内容情報とが含まれている。この内容情報は、番組名、番組名、放送時間帯、放送時間などの情報を含むものである。
なお、図8において、内容情報は、現在設定されている設定済み情報と、その他の追加情報とから構成され、この追加情報は使用者が追加して作成できる情報である。
したがって、上記コンテンツIDをコンテンツ識別情報CNとして利用し、上記内容情報をコンテンツ内容情報CDとして利用することが可能である。
また、アナログ地上波など上記EPGに相当する付加情報がない場合には、コンテンツ識別情報CNを記録再生装置2100で生成し、コンテンツ内容情報CDを操作部2114やリモコン2130から入力する必要がある。
【0033】
次に、市販ソフトを光ディスク100に記録する場合について説明する。
市販ソフトのうち、上記EPGと同様のコンテンツIDや内容情報を含む付加情報が記録されてもの(コピー権利付で販売されているもの)に関しては、上述したBSデジタル放送の場合と同様にこれらコンテンツIDや内容情報を利用してコンテンツ識別情報CNやコンテンツ内容情報CDを光ディスク100に記録することができる。
また、市販ソフトのうち、付加情報が記録されていないもの(例えば市販のビデオテープなど)に関しては、コンテンツ識別情報CNを記録再生装置2100で生成し、コンテンツ内容情報CDを操作部2114やリモコン2130から入力する必要がある。
【0034】
次に、デジタルビデオ(DV)などによる撮影済みのコンテンツやユーザーによって編集されたコンテンツを光ディスク100に記録する場合について説明する。
これらの場合には、上述したEPGに相当する付加情報がないため、これらについてはコンテンツ識別情報CNを記録再生装置2100で生成し、コンテンツ内容情報CDを操作部2114やリモコン2130から入力する必要がある。
【0035】
(外部から視認可能なディスク識別情報の他の形態)
上述した実施の形態では、ディスク識別情報IDを光ディスク100に記録するとともに、ディスク識別情報202を外部から視認可能な箇所である基盤面103に設けた。
しかしながら、以下に説明するように、ディスク識別情報202を光ディスク100の基盤面103に設けた上に、あるいは、基盤面103に設ける代わりに光ディスク100に上記とは別の形態でディスク識別情報を記録してもよい。
図9は、ディスク識別情報を記録する手段を光ディスクに設けた実施の形態を示す説明図であり、図9(A)はシールを使用した記録例を示す斜視図、図9(B)はバーコードラベルを使用した記録例を示す斜視図、図9(C)はメモリを使用した例を示す斜視図である。
すなわち、図9(A)に示すように、光ディスク100に設けたディスク識別情報202と同じ形態(文字の組み合わせで表示)のディスク識別情報301が印刷されたシール300Aを光ディスク100の製造工程で外部から視認可能な箇所である基盤面103に貼付することができる。
【0036】
図9(B)に示すように、光ディスク100の光ディスク100に記録されているディスク識別情報IDをバーコードの形態で示すディスク識別情報302が印刷されたバーコードラベル300Bを光ディスク100の製造工程で外部から視認可能な箇所である基盤面103に貼付することができる。
この場合、記録再生装置2100またはリモコン2130にバーコード読取り装置を設け、あるいは、専用のバーコード読取り装置を記録再生装置と別に設け、このバーコード読取り装置によって上記バーコードラベル300Bからディスク識別情報302を読み取るように構成することができる。この場合には、光ディスク100をピックアップで再生すること無くバーコードラベル300Bからディスク識別情報302を読み取ることができる。
【0037】
図9(C)に示すように、光ディスク100に記録されているディスク識別情報IDを磁気的に記録した磁気記録部300C(特許請求の範囲の副記憶手段に相当)を光ディスク100の製造工程で基盤面103上に設けることができる。
この場合、記録再生装置2100に磁気記録部300Cの情報読取りが可能な読取り装置を設け、この読取り装置によって上記磁気記録部300Cからディスク識別情報IDを読み取るように構成することができる。この場合には、光ディスク100をピックアップで再生すること無く磁気記録部300Cからディスク識別情報を読み取ることができる。
【0038】
また、図示はしないが、光ディスク100に記録されているディスク識別情報IDを格納したメモリ(特許請求の範囲の副記憶手段に相当)をディスク100の製造工程で基盤面103上に設けることができる。
この場合、記録再生装置2100にメモリの情報読取りが可能なメモリ読取り装置を設け、このメモリ読取り装置によって上記メモリからディスク識別情報IDを読み取るように構成することができる。この場合には、光ディスク100をピックアップで再生すること無くメモリからディスク識別情報を読み取ることができる。
上記メモリは、接続端子が外部に露出されたいわゆる接触式であっても、接続端子が露出されないいわゆる非接触式の形態のいずれであってもよい。
【0039】
また、図4で示した実施の形態においては、ディスク識別情報202を光ディスク100の基盤面103にレーザーマーキング装置Lによってレーザービームを照射することによって設けた例を説明したが、光ディスクの基盤面103の表面にレーザーマーキングに適したマーキング用材料からなるマーキング層を予め形成しておき、このマーキング層に対してレーザーマーキングを行なうように構成することもできる。
図10(A)はマーキング層を形成した光ディスクの説明図、(B)は(A)の光ディスクの構成を示す断面図である。
光ディスク100は内部に記録層104が形成されており、基盤面103の表面には環状のマーキング層105が形成されている。
このようにマーキング層105を光ディスク100に設けた場合には、レーザーマーキング装置Lからマーキング層105に照射されたレーザビームによってマーキング層105にディスク識別情報402が記録されるため、基盤面103にレーザーマーキングを行なう場合に比べて記録をより適切に行なうことができる。
マーキング層105に対するディスク識別情報402の記録形態は、数字の形態(符号402A)であってもよいし、バーコード(符号402B)であってもよい。図10(A)に示すように、ディスク識別情報をマーキング層105の周方向に沿って間隔をおいて複数個設ければ、どの方向から見てもディスク識別情報を視認することが容易となる利点がある。
【0040】
(光ディスクを収容するケース)
図11は光ディスクを収容するケースの構成例を示す説明図である。
ケース500は、本体502と蓋504から構成されている。
本体502は、光ディスク100を収容する収容凹部が形成されている。本体502の四辺のうち1つの辺の端面5022には光ディスク100の基盤面103に設けられたディスク識別情報202と同じディスク識別情報5024がケース500の外部から視認可能に設けられている。
蓋504は、矩形板状に構成され本体502にヒンジ部を介して取着され前記収容凹部を開閉するように構成されている。蓋504の表面には光ディスク100の基盤面103に設けられたディスク識別情報202と同じディスク識別情報5042がケース500の外部から視認可能に設けられている。
前記本体502の収容凹部に光ディスク100を収容した状態で蓋504を閉じることによりケース500内に光ディスク100が収納される。
【0041】
したがって、図12(A)に示すように、ケースの蓋にディスク識別情報を設けた場合には、ケース500の蓋504が不透明な材料で形成され内部の光ディスク100を視認できない場合でも光ディスク100のディスク識別情報202を容易に視認することができる。
また、図12(B)に示すように、ケース500の端面5022にディスク識別情報5024を設けた場合には、図12(C)に示すように複数のケース500を各端面5022の位置を揃えて、ケース500の厚さ方向に重ねて並べることにより各端面5022に設けたディスク識別情報5024を一目で視認することができる。
なお、図12(D)に示すように、ケース500の蓋504が透明な材料から形成されていれば、蓋504の内側にある光ディスク100のディスク識別情報202を無論透視することもできる。また、図13に示すように、透明な樹脂材料から形成されたポケット602を冊子状に結合して構成されたディスク収容ファイル600を用いた場合、ポケット602内に収容された光ディスク100のディスク識別情報202をポケット602の外部から透視することもできる。
【0042】
また、外部から視認可能なディスク識別情報を設ける光ディスクの箇所は、光ディスクの厚さ方向のいずれか一方の面の他、図14に示すように、光ディスク100の径方向外方に面した端面106であってもよく、上述した場合と同様に図14(A)に示すようにディスク識別情報は数字の組み合わせによって示されていても、図14(B)に示すようにバーコードで示されていてもよい。
【0043】
また、叙述した実施の形態では、ディスクとして相変化型光ディスクを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばMDなどで使用される光磁気ディスク、あるいはCD−Rなどで使用される色素変化型ディスクに適用することができることはもちろんである。
【0044】
(半導体記録装置)
上述した実施の形態では、光ディスクに該光ディスク固有のディスク識別情報を割り当てた場合について説明した。例えばメモリカードのように記憶手段と該記憶手段を収容する本体とが一体的に設けられた半導体記録装置においても、該半導体記録装置に固有の識別情報を割り当てることが考えられる。
この場合にも、識別情報を半導体記録装置の外部から視認可能に設けることは、半導体記録装置に格納されているコンテンツを再生することなく、どのようなコンテンツがどの半導体記録装置に記録されているかを容易に知る上で有効である。
【0045】
以下、半導体記録装置に識別情報を視認可能に設けた構成について説明する。
図15(A)は識別情報を外部から視認可能に設けた半導体記録装置の一例を示す構成図である。
半導体記録装置3000は、コンテンツを含む情報の書き換えが可能な半導体メモリなどから構成される記憶手段3002と、前記記憶手段3002を収容する本体3004とが一体的に構成されている。
前記記憶手段3002には、予め前記半導体記録装置3000に固有に割り当てられた識別情報が格納されている。
前記本体3004は、厚さを有する矩形板状に構成され、厚さ方向の一方の面3005に複数の端子3006が外方に露出して設けられている。各端子3006は、記憶手段3002に接続され、これら端子3006を介して記憶手段3002に対する給電、情報の記録および再生が行なわれるように構成されている。
【0046】
前記本体3004の外部から視認可能な箇所である面3005に前記識別情報3008が設けられている。前記面3005に記録する識別情報は、ユーザーが所有する複数の半導体記録装置3000の中で重複することがなく、かつ、ユーザーが目視して簡単に識別できればよいので、例えば3、4桁程度の数字が表示されればよい。したがって、半導体記録装置3000に記録されている識別情報のうち、下3桁か4桁を面3005に記録すれば実用的に差し支えはないものと考えられる。
すなわち、前記識別情報がN桁の文字の組み合わせによって構成されているとすれば、本体3004に設けられる識別情報3008は、N桁の文字の組み合わせのうち、最下位桁を含む下M桁(ただしM<N)の文字の組み合わせで示されていればよい。
前記識別情報の記録方法としては、彫刻、超音波ペンマーキング、エアペンマーキング、インクジェット印刷など任意の方法を採用することができる。
また、外部から視認可能に設けられる識別情報は、前記本体に貼付されたシールに設けられていてもよい。
また、外部から視認可能に設けられる識別情報は、バーコードとして表示されていてもよい。
また、外部から視認可能に設けられる識別情報は、光学的に再生可能に構成されていてもよい。
また、図15(B)に示すように、外部から視認可能に設けられる識別情報3008は、半導体記録装置3000の本体3004の四辺のうちの一辺の端面3009に設けてもよい。
【0047】
このように構成された半導体記録装置3000においても、半導体記録装置固有に割り当てられた識別情報が記録されているので、前記記憶手段3002にコンテンツを記録するとともに、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報およびコンテンツの内容に関するコンテンツ内容情報を記憶手段3002に記録しておけば、半導体記録装置用の記録再生装置によってこれらコンテンツ識別情報およびコンテンツ内容情報を識別情報と関連付けて記憶させることが可能となる。
また、識別情報は、外部から視認可能に本体3004の箇所に設けられているので、半導体記録装置のコンテンツを再生することなく、どのようなコンテンツがどの半導体記録装置に記録されているかを容易に知ることが可能となる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の記録再生システムによれば、記録再生装置の記憶手段にはディスク識別情報と関連付けてコンテンツ識別情報、コンテンツ内容情報が記憶されている。したがって、検索手段によって、外部から視認できるディスク識別情報に基づいて記憶手段のコンテンツ識別情報およびコンテンツ内容情報を検索したり、コンテンツ内容情報に基づいて前記外部から視認できるディスク識別情報を検索することができる。
したがって、ディスクのコンテンツを再生することなく、どのようなコンテンツがどのディスクに記録されているかを容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における光ディスクの構成を示す斜視図である。
【図2】 本実施の形態における光ディスクの物理フォーマットを説明する概要図である。
【図3】 本実施の形態におけるディスクの製造工程の説明図である。
【図4】 ディスク識別情報を光ディスクとディスクケースに記録する工程の説明図である。
【図5】 本実施の形態における記録再生システムの全体構成図である。
【図6】 本実施の形態における記録再生システムの構成を示すブロック図である。
【図7】 本実施の形態における記録再生システムの記録再生装置の記憶部の記録内容を示す説明図である。
【図8】 放送コンテンツ、市販ソフト、記録済みビデオカセットに記録されている付加的な情報の説明図である。
【図9】 ディスク識別情報を記録する手段をディスクに設けた実施の形態を示す説明図であり、(A)はシールを使用した記録例を示す斜視図、(B)はバーコードラベルを使用した記録例を示す斜視図、(C)はメモリを使用した例を示す斜視図である。
【図10】 マーキング層を形成した光ディスクの説明図、(B)は(A)の光ディスクの構成を示す断面図である。
【図11】 光ディスクを収容するケースの構成例を示す説明図である。
【図12】 (A)、(B)、(C)は光ディスクをケースに収容した状態を示す説明図、(D)はケースを並べた状態を示す説明図である。
【図13】 ディスク収容ファイルに光ディスクが収容された状態を示す説明図である。
【図14】 (A)は光ディスクの端面に数字の組み合わせの形態で示されたディスク識別情報を設けた状態を示す説明図、(B)は光ディスクの端面にバーコードの形態で示されたディスク識別情報を設けた状態を示す説明図である。
【図15】 (A)は半導体記録装置の面に識別情報を設けた状態を示す説明図、(B)は半導体記録装置の端面に識別情報を設けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100……光ディスク、103……基盤面、114……情報記録領域、113……トランジット領域、114A……エンボス領域、114B……リライタブル領域、1141……リードイン領域、1142……データ領域、1143……リードアウト領域、200……ケース、ID、202、302、2202……ディスク識別情報、CN……コンテンツ識別情報、CD……コンテンツ内容情報、2000……記録再生システム、2100……記録再生装置、2114……操作部、2122……記憶部、2124……CPU、2118……受信部、2126……記録再生部、2128……ピックアップ、2130……リモコン、2200……ディスプレイ、3000……半導体記録装置、3002……記憶手段、3004……本体、3008……識別情報。

Claims (12)

  1. ディスクと、記録再生装置とを備え、
    前記ディスクは、光ピックアップによって情報の記録再生が可能に構成され、該ディスクに固有に割り当てられたディスク識別情報が、ディスクに対する情報の記憶形態として記録され、さらに、前記ディスク識別情報は、前記情報の記憶形態と異なった形態で外部から視認可能にディスクに設けられ、
    前記ディスクには、その中心に設けられた中心孔と、前記中心孔の外側に環状に延在するディスク保持用領域と、前記ディスク保持用領域の外側に環状に延在する情報記録に使用されないトランジション領域と、前記トランジション領域の外側に環状に延在する情報を記録するための情報記録領域とが形成され、
    前記情報記録領域は、径方向内側に位置し情報が書き替え不能に記録される第1環状領域と、前記第1環状領域の径方向外側に位置し情報が書き替え可能に記録される第2環状領域とから構成され、
    前記トランジション領域と、前記第1環状領域からなる環状領域とが第3環状領域として設定され、
    前記ディスクに対する情報の記憶形態として記録された前記ディスク識別情報は、前記第3環状領域に、前記第2環状領域に対する情報の記録形態とは異なる記録形態として前記光ピックアップによって読み取り可能に記録され、
    前記記録再生装置は、該記録再生装置に装填された前記ディスクにコンテンツと、前記コンテンツ毎に割り当てられたコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの内容に関わる情報であるコンテンツ内容情報とを光ピックアップにより記録する記録手段と、前記ディスクに対する情報の記憶形態として記録された前記ディスク識別情報とコンテンツとコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とを光ピックアップにより読み出して再生する再生手段と、再生手段によって再生された前記ディスク識別情報とコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とを関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に記録されている前記ディスク識別情報とコンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報とから情報を検索する検索手段とを備え
    前記コンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報を生成する情報生成手段を設け、
    前記記録手段は、前記情報生成手段から出力される前記コンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報を前記ディスクに記録するように構成されている、
    ことを特徴とする記録再生システム。
  2. 前記第3環状領域へ記録されたディスク識別情報の記録形態は、前記コンテンツ識別情報および前記コンテンツ内容情報の記録形態と異なることを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  3. 前記第2環状領域のうち前記第1環状領域に接する径方向内側の領域リードイン情報が記録可能なリードイン領域として構成され、前記第2環状領域のうち前記リードイン領域を除く領域は、コンテンツ情報が記録可能なデータ領域とリードアウト情報が記録可能なリードアウト領域から構成されていることを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  4. 前記コンテンツ識別情報と前記コンテンツ内容情報との記録は前記第2環状領域部分に行なわれることを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  5. 前記検索手段による情報の検索は、前記ディスク識別情報をキーにして前記コンテンツ識別情報とコンテンツ内容情報を検索するものであることを特徴とする請求項1記載の記録再生システム。
  6. 前記検索手段による情報の検索は、前記コンテンツ内容情報をキーにして前記ディスク識別情報を検索するものであることを特徴とする請求項1記載の記録再生システム。
  7. 前記検索手段によって検索された情報を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の記録再生システム。
  8. 前記情報生成手段は手動操作によって情報入力を行なう操作手段を備え、前記情報生成手段による前記コンテンツ内容情報の生成は前記操作手段に対する操作によって行なわれることを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  9. 前記コンテンツには、前記コンテンツを識別するコンテンツIDおよび前記コンテンツの内容に関する内容情報の少なくとも一方を含む付加情報が付加され、
    前記情報生成手段は、前記コンテンツIDに基づく前記コンテンツ識別情報の生成および前記内容情報に基づく前記コンテンツ内容情報の生成の少なくとも一方を行なうことを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  10. 前記コンテンツはBSデジタル放送あるいはCSデジタル放送あるいは地上波デジタル放送放送される放送番組であり、前記付加情報は前記放送番組に対応して放送される電子プログラム情報であることを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  11. 前記コンテンツは放送番組であり、コンテンツ内容情報は、前記放送番組の番組名、放送時間帯、放送時間、番組の概要、番組のキーワードを示す情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の記録再生システム。
  12. 前記コンテンツ内容情報は、文字、画像、音声の少なくとも1つの形態の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の記録再生システム。
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