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JP4313997B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP4313997B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潜像担持体と、複数の現像器を有し、所定の現像位置で前記潜像担持体に対向して設けられた第一現像手段と、前記第一現像手段とは異なる現像位置で前記潜像担持体に対向して設けられた第二の現像手段とを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転型カラー現像器と黒色現像器が別々に設けた画像形成装置では、回転型カラー現像器が正常に回転しなくなったときには装置全体のエラーとして扱っていた為、以後の画像形成を行なうことは出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カラーよりも白黒の画像形成を行なうことの方が多いユーザにとっては、回転型カラー現像器だけが正常に動作しなくなった場合でも装置全体のエラーとはせずに可能な限り白黒画像のみでも画像形成できるようにしておくことが望まれる。そこで本発明では、回転型カラー現像器が正常に回転しないときでも回転型カラー現像器が有する各現像器の位置に応じて、カラー画像の形成のみを禁止し、白黒画像の形成は可能することで装置のダウンタイムを最小に抑え、これによりユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第一の発明は、潜像担持体(図1に示される感光ドラム111)と、複数の現像器(図1に示されるマゼンダ、イエロー、シアンの各色に対応する現像器122、123、124)が回転軸の周りに配置され、該回転軸を中心に回転動作をすることで、任意の前記現像器を前記潜像担持体に対向した第一の現像位置に移動させて現像を行なう第一現像手段(図1に示す回転カラー現像器116)と、前記第一の現像位置とは異なる第二の現像位置で前記潜像担持体に対向して設けられた第二の現像手段(図1に示す黒色現像器115と、前記第一現像手段を使って画像形成を行なう第一モード(カラー画像形成モード)と、前記第一現像手段を使わずに画像形成を行なう第二モード(白黒画像形成モード)とを切り替え制御する制御手段(本体制御部200)と、を有し、前記制御手段は、前記第一現像手段の回転動作が異常であり、かつ、前記複数の現像手段のいずれもが前記第一の現像位置に存在しない場合、前記第一モードを回避し、前記第二モードで画像形成する(本体制御部200は、カラー画像形成モードを禁止し、白黒画像形成モードでは可能とする)ことを特徴とする画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置100を説明する。各図において、同一の参照番号を付した部材は同一部材を表すものとし、重複説明は省略する。図1は、本発明の第1の実施形態を示す画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は上部にデジタルカラー画像リーダ部150(以下、「リーダ部150」と記す)、下部にデジタルカラー画像プリンタ部170(以下、「プリンタ部170」と記す)を有する。
【0017】
リーダ部150は原稿載置台として使用される原稿台ガラス101と、スキャナ102と、原稿照明ランプ103と、走査ミラー104〜106と、レンズ107と、フルカラーイメージセンサ部108(以下、「イメージセンサ部108」と記す)とを具備する。スキャナ102は、モータ(図示せず)により駆動され、所定方向に往復走査する。原稿照明ランプ103は原稿に照射する光を発するランプである。スキャナ102が原稿台ガラス101に載置された原稿の走査を行なう際は、原稿照明ランプ103が原稿に照射した光の反射光像を走査ミラー104〜106、レンズ107の順に通過させ、RGB3色分解フィルタと一体形成されたイメージセンサ部108内のCCDセンサ201に結像し、カラー色分解画像アナログ信号を得る。カラー色分解画像アナログ信号は、後述のCCDセンサ201にて増幅回路(図示せず)を経てデジタル化される。プリンタ部170は、画像形成部110を有する。画像形成部110は、レーザーユニット109と、感光ドラム111と、クリーニング112と、前露光ランプ113と、一次帯電器114と、黒色現像器115と、回転カラー現像器116と、中間転写ベルト117と、一次転写帯電器118とによって構成される。
【0018】
レーザーユニット109はレーザ光発生部とポリゴンスキャナ等で構成される。レーザ光発生部は、イメージセンサ部108で電気信号に変換され、更に所定の画像処理が施された画像信号に基づいて変調されたレーザ光120を発生し、潜像担持体である感光ドラム111に照射する。感光ドラム111はモータ(不図示)により矢印方向に駆動し、前露光ランプ113で除電され、一次帯電器114によって所定の電位に一様に帯電された後、レーザーユニット109が発するレーザ光120の照射を受け、静電潜像を形成する。感光ドラム111上に形成された静電潜像は、所定の現像器を動作させて現像し、感光ドラム111上にトナー画像を形成する。
【0019】
回転カラー現像器116は、回転軸180の周りにマゼンダ、イエロー、シアンの各色に対応する現像器122、123、124を配置して構成される。感光ドラム111上にトナー画像を形成する際に、カラー画像の形成を行なう場合は、回転カラー現像器116をステッピングモータ(不図示)の回転により、現像を行なう各分解色に応じて122〜124の所定の現像器を択一的に回転軸180を中心に感光ドラム111に接触(または近接)させた現像位置に回転動作させて現像を行なう。黒色の現像を行なうときは感光ドラム111に近接(または接触)して配置された黒色現像器115を用いる。つまり、白黒画像の形成の場合は、黒色現像器115のみが用いられる。この際、モータの回転により回転カラー現像器116のマゼンダ、イエロー、シアンの各色に対応する現像器122、123、124は後述のホームポジションとされる所定の位置に保持される。なお、マゼンダ、イエロー、シアンの各色のトナーは2成分トナーを使用しており、黒色のトナーは1成分トナーを用いている。また、各現像器は現像スリーブを有する。
【0020】
感光ドラム111上に現像されたトナー画像は、1次転写帯電器118によって印加された高圧により、中間転写ベルト117に転写される。カラー画像形成の場合は4色のトナー像を中間転写ベルト117に重ねて転写し、白黒画像の場合は黒色トナー像のみを転写する。なお、本実施形態では、中間転写ベルトの全周の1/2以下の記録材を使用する場合には、中間転写ベルト上に対して2枚の記録材に対応する画像を同時に形成可能である。1次転写終了後の感光ドラム111は、表面の残留トナーがクリーニング手段112により清掃された後、再度画像形成工程に供される。
【0021】
プリンタ部170は、2次転写帯電器138と、紙搬送ベルト139と、定着器140と、排紙フラッパ141と右カセットデッキ125と、左カセットデッキ126と、上段カセットデッキと127、下段カセットデッキ128とを有し、カセットデッキ125〜128には画像形成部110において中間転写ベルト117上に形成されたトナー画像を転写する記録紙が格納されている。
【0022】
右カセットデッキ125に格納された記録紙は、ピックアップローラ129と、給紙ローラ133によって給送され、レジストローラ137により中間転写ベルト117上のトナー画像を記録紙に転写する2次転写位置へと搬送される。同様に、左カセットデッキ126内の記録紙についてはピックアップローラ130と、給紙ローラ134とによって給送され、上段カセットデッキ127内の記録紙についてはピックアップローラ131と給紙ローラ135で給送され、下段カセットデッキ128内の記録紙についてはピックアップローラ132と給紙ローラ136とによって給送され、レジストローラ137により2次転写位置へと搬送される。
【0023】
画像形成部110において、トナー像を中間転写ベルト117へ転写し終えた後、カセットデッキからレジストローラ137に搬送された記録材は2次転写位置である2次転写ローラ138の位置へと搬送され、記録材への2次転写が行なわれる。2次転写終了後の中間転写ベルト117は、表面の残留トナーがクリーニング手段121で清掃された後、再度画像形成工程に供される。また本実施形態においては、所望のタイミングで偏心カム(不図示)を動作させることにより、中間転写ベルト117と2次転写ローラ138とのギャップが任意に設定可能な構成となっている。カラー画像を形成する際は、複数色のトナー像を中間転写ベルト117上に重ねて形成するときはギャップを設け、トナー像を記録紙に転写するときはギャップを無くすようになっている。また、スタンバイ中や電源オフ時にはギャップを設ける。
【0024】
2次転写が終了した記録紙は、2次転写ローラを通過した後、紙搬送ベルト139により搬送され、熱ローラ定着器140にて加圧と加熱をすることによって記録紙上に転写されたトナーが定着され、排出ローラ148によって画像形成装置本体100の外に排出される。
【0025】
排紙フラッパ141は、トナーが定着された記録紙の排出先を、搬送パス142側または排出パス148側に切り替える。記録紙の片面だけに画像を形成する場合は、排紙フラッパを148側にする。記録紙の両面に画像を形成する場合は、排紙フラッパを搬送パス142側にし、搬送された記録紙を、反転パス143を介して下搬送パス144に搬送し、再給紙パス145へと導く。このとき、反転パス143と下搬送パスを通過することによって記録紙は裏返しになる。また、画像形成装置本体100から記録紙を裏返して排出する場合、排紙フラッパを142側にして記録紙を反転パス143に引き込み、反転ローラ142を逆転して記録紙を排出ローラ148へと搬送する。
【0026】
図2は、画像形成装置100の制御回路の構成を示すブロック図である。画像形成装置100の制御回路は、本体制御部200と、CCD201と、画像処理部202と、画像データセレクタ203と、レーザーユニット109と、画像形成部205と、CPU間通信インタフェース(I/F)部206と、画像データ圧縮/伸長部207と、画像メモリ208と、ファンクション制御部209と、CPU間通信インタフェース(I/F)部210と、HD(ハードディスク)制御部211と、HD(ハードディスク)212と、スキャン画像変更部213と、プリント画像変換部214と、ネットワーク通信インタフェース(I/F)部215と、原稿給送装置制御部216と、後処理装置制御部217と、原稿読取り部218と、操作部219とを有する。
【0027】
ここで、本体制御部200は、画像形成装置100に設けられているリーダ部150と、画像形成部110等との駆動制御を行なう。また本体制御部200は、CPUと、このCPUに作業領域を提供するRAMと、上記CPUの制御プログラムを格納しているROMとによって構成されている。尚、上記ROMは、後述するカラー画像形成と白黒画像形成を切り替える自動カラー選択(ACS)モード、カラー画像形成モード(カラーモードとも称す)、白黒画像形成モードなどの各動作モードを実行するための制御プログラムと、画像形成装置100全体を制御する制御プログラムとを格納している。たとえば、CCD201が読取った画像データを、画像処理部202を用いて所定の画像データに変換する制御プログラムと、画像データセレクタ203が受け取った画像データをレーザーユニット109、画像データ圧縮部207、画像メモリ208、ファンクション制御部209のうちのいずれかに送出するように切り換る制御プログラムとを格納している。また原稿給送装置制御部216を用いて原稿を給送する制御プログラムと、図1に不図示である後処理装置の後処理装置制御部217に設定されている所定のモードを実行する制御プログラムと、画像データに対して所定の処理を施す制御プログラムと、例えば、インデックス紙挿入モードなど画像形成装置100が実行するように制御する制御プログラムとを格納している。
【0028】
画像処理部202は、CCD201が出力した画像データに対して、所定の画像処理を施す。なお、上記所定の画像処理は、操作部219を介して設定された画像処理モードに応じた処理である。画像データセレクタ203は、画像データバスを介して、各部と接続されており、本体制御部200から制御情報を受け取り、この受け取った制御情報に基づいて、画像データが流れる方向を決定する。レーザーユニット109は、図1で先述の通りである。
【0029】
CPU間通信I/F部206は、本体制御部200とファンクション制御部209との間で、制御情報を送受信するインタフェースである。ファンクション制御部209は、本体制御部200との間で通信し、本体制御部200から受け取った画像データ制御情報を、スキャン画像変換部213と、プリント画像変換部214とへ送出する。なお、上記画像データ制御情報として、画像データセレクタ203が送出した画像データをスキャン画像変更部213へ送出すべき制御情報と、プリント画像変換部214が送出した画像データを、画像データセレクタ203へ送出すべき制御情報とが考えられる。また、プリント画像変換部214は、ネットワーク通信I/F部215からプリント画像データ受け取り、この受け取った画像データに所定の変換処理を施し、この変換処理された画像データを、画像データセレクタ203へ送出する。また、ファンクション制御部209は、操作部219を介して入力された制御情報であって、画像形成装置100全体を制御する制御情報を、CPU間通信I/F206を介して、本体制御部200へ送出する。
【0030】
スキャン画像変更部213は、画像データセレクタ203が送出した画像データを、PDL(Page Description Language)によって記述される画像データに変換し、この変換された画像データを、ネットワーク通信I/F215を介して接続されているホストコンピュータ(図示せず)に転送する。なお、上記ホストコンピュータは、PDLによって記述された画像データを処理することができる。また、スキャン画像変更部213は、上記ホストコンピュータから受け取ったPDLの画像データを、画像形成部110が印字出力できる形式の画像データに変更する。また、スキャン画像変更部213における上記変更処理は、本体制御部200の制御に基づいて行われる。ネットワーク通信I/F215は、画像形成装置100を、ネットワークに接続する。そして、所定の通信規約(プロトコル)に基づいて、上記ネットワークに接続されている機器(たとえばコンピュータ)との間で、画像データや制御情報を送受する。
【0031】
原稿給送装置制御部216は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、原稿給送装置180を制御し、後処理制御部217は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、後処理装置190を制御する。原稿読取り制御部218は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、光学ユニット駆動装置を制御する。なお、上記光学ユニット駆動装置が、リーダ部150を駆動する。また、上記光学リーダ部150は、原稿照明ランプ103と、走査ミラー104〜106と、レンズ107等とを具備し、これらの手段を用いて原稿を照射する。また、上記光学ユニットが駆動することによって、原稿に記録されている画像が、CCD201に結像される。
【0032】
操作部219は、画像形成装置100に情報を入力するときに、ユーザが使用する。また、操作部219を介して、画像形成装置100の動作状況がユーザに示される。なお、操作部219に設けられているキーを介して入力されたキー情報が、ファンクション制御部209に通知される。そして、ファンクション制御部209が、上記キー情報のコマンドを解析し、この解析されたコマンドを、CPU間I/F206を介して、本体制御部200に送出することによって、ユーザが入力した制御情報が、本体制御部200に通知される。
【0033】
図3は、回転カラー現像器116の制御回路の構成を示すブロック図である。回転カラー現像器116をステッピングモータ1301の回転により、現像を行なう各分解色に応じて122〜124の所定の現像器を択一的に回転軸180を中心に感光ドラム111に接触(または近接)させた現像位置に回転動作させて現像を行なう。回転カラー現像器116の制御回路は、ステッピングモータ1301、モータドライバ1302、本体制御部200のCPU1303、ROM1304、RAM1305、光学センサ1006を有する。本体制御部200のCPU1303は、回転カラー現像器116を回転する際にステッピングモータ1301を制御するモータドライバ1302に対してパルス送出をする。また、本体制御部200のROMに格納されたプログラムは、パルスの送出と光学センサ1006のホームポジションフラグ1007の検知との関係で回転動作の状態を判別する。
【0034】
図4は、操作部219の構成を示す図である。操作部219は、テンキー301と、スタートキー302と、ストップキー303と、LCD304と、ユーザモードキー305とを有する。ここで、テンキー301は、コピーの置数や、コピーするときの画像移動量などを入力するときにユーザが使用するキーである。スタートキー302は、コピージョブをスタートするときにユーザが押し下げるキーである。ストップキー303は、スタートしたジョブを途中で停止するときに、ユーザが押し下げるキーである。LCD304は、画像形成装置100の動作状態を表示する表示部である。また、LCD304には、パネルスイッチが設けられており、このパネルスイッチを介して、コピージョブのモードを、ユーザが設定することができる。
【0035】
ユーザモードキー305は、ユーザモード画面をLCD304に表示するときに、ユーザが押し下げるキーである。上記ユーザモード画面において、画像形成装置100が有する機能毎の仕様、例えば後述の形成する画像がカラー画像であるか白黒画像であるかを判別し、カラー画像形成と白黒画像形成を切り替える自動カラー選択(ACS)モード、カラー画像形成モード(カラーモードとも称す)、白黒画像形成モード(白黒モードとも称す)のいずれかの指定がユーザにより明示的になされなかった場合に標準モード(デフォルト)として選択されるモードの設定や、白黒画像形成時に用紙サイズが不定型サイズ用紙である場合、用紙サイズの縦方向・横方向のサイズ入力を行なうか否かの設定や、あるいは自動カラー選択モードで用紙サイズが不定型サイズ用紙である場合に、最初に用紙の縦横サイズの入力を行なうかカラー原稿を検知した時点で縦横サイズの入力を行なうかを指定する設定などといった、複写機の標準動作をユーザが設定することができる。
【0036】
図5は、LCD304における標準状態での表示画面を示す図である。画面400において、401、402は画像形成を行なう際の倍率を設定するためのボタンである。403は用紙選択ボタンであり、各種の定型サイズおよび不定型サイズ用紙などの用紙のサイズを指定するためのボタンである。404、405、406はそれぞれ自動カラー選択(ACS)モード、カラーモード、白黒モードにて画像形成を行なうためのボタンである。この三つのボタンは一つだけが排他的に選択され、同時に選択することはできない。407、408、409は画像の印字濃度を調整するためのボタンである。410は排紙処理装置(不図示)にて記録紙束に対して行なうステイプル等の処理を指定するためのボタンである。411は原稿から記録紙に画像形成を行なう際に、片面から片面、片面から両面、あるいは両面から片面、両面から両面のいずれの形式で画像を配置するかを指定するためのボタンである。412は各種の応用モードを指定するためのボタンである。
【0037】
図6は、後述する本体制御部200によって回転カラー現像器116の異常が判別された状態でのLCD304の表示画面の一例を示す図である。この状態では、回転カラー現像器116の回転動作が異常であると判別し、回転カラー現像器116を構成する各現像器の現像スリーブ1003、1004、1005のいずれもが感光ドラム111に対向する位置、またはその近傍の位置に無い場合(図9。詳細については後述する。)、自動カラー選択(ACS)モードとカラーモードは禁止され、白黒モードでの画像形成だけが可能である。また自動カラー選択(ACS)モード、カラーモードを選択するボタン501、502の表示輝度(あるいは濃度)を落すなどして選択が不可能であることを示す(また実際にボタン501、502側への入力も無視するように制御する)。
【0038】
回転カラー現像器116を構成する各現像器の現像スリーブ1003、1004、1005のいずれか一つが感光ドラム111に対向した位置またはその近傍に位置する場合、つまり、感光ドラム111に対向した位置を含む第一の範囲内に存在する場合(図9。詳細については後述する。)、つまり、カラー現像器が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼす位置である回転カラー現像器を構成する現像器のいずれか一つが感光ドラムに対向しているか、その近傍に存在する場合には、カラー選択(ACS)モードとカラーモードのみならず白黒モードでの画像形成も禁止される。この場合はLCD304上に回転カラー現像手段116のエラーである旨が表示(「回転カラー現像器にエラーが発生しました。」)され、さらに操作部219上のスタートキー302が赤く点灯し、押下できないように操作部219およびファンクション制御部209にて制御される。
【0039】
回転カラー現像器116の異常判別は、回転カラー現像器116の駆動時に行なう。回転カラー現像器116を駆動するのは、回転カラー現像器116をホームポジションに移動するとき、カラーモードまたは自動カラー選択(ACS)モードにおけるカラー画像の形成時等に現像色を切り替えるときである。以下、ホームポジションへの移動動作と異常検知について説明し、次に現像色の切り替え動作と異常検知について述べる。
【0040】
図7は、ホームポジション1007と各現像スリーブ1003、1004、1005と感光ドラム111との位置関係を示す図である。 本体制御部200により、回転カラー現像器116は、カラーモードまたは自動カラー選択(ACS)モードでカラーの現像を行っている時以外は、所定の回転位置、すなわちホームポジションに保持する。ホームポジションは、一色目の現像色であるマゼンダの現像スリーブ1003が感光ドラム111に対向する60度手前の位置である。回転カラー現像器116にはホームポジションフラグ1007が取り付けられている。本体制御部200は、ホームポジションに移動する場合、回転カラー現像器116をステッピングモータにより回転させ、回転カラー現像器116の近傍に取り付けられた光センサ1006がホームポジションフラグ1007を検知した時点から所定のパルス分だけモータを回転することで回転カラー現像器116をホームポジションに移動する。
【0041】
この回転カラー現像器116をホームポジションに移動するためのホームポジション検知動作は、画像形成装置100の電源が投入されたときや、低消費電力モードから通常のモードへの復帰時、ジャム処理等により画像形成装置100の前ドアカバー(不図示)が閉じられた後、そしてカラーモードあるいは自動カラー選択(ACS)モードによる画像形成時においてマゼンダ、イエロー、シアンの三色の現像処理を終える度に実施される。
【0042】
ホームポジション検知動作時に、回転カラー現像器116を回転するステッピングモータに対して回転カラー現像器116の一回転に相当するパルスを送出しても光学センサ1006がホームポジションフラグ1007を検出しなかった場合は、本体制御部200のROMに格納されたプログラムによって、回転カラー現像器116の回転動作が異常であると判別される。なお、光学センサ1006の検知結果は、図3のように本体制御部200のCPUに伝達される。また、回転カラー現像器116を回転するステッピングモータ1301へのパルス送出は本体制御部200のCPUからステッピングモータ1301を制御するモータドライバ1302に対して行なう。
【0043】
図8は、回転位置検出フラグ1108、1109、1110と各現像スリーブ1003、1004、1005と光学センサ1006と感光ドラム111との関係を示す図である。回転カラー現像器116にはホームポジションフラグ1007の他に、現像位置検出フラグ1108、1109、1110が取り付けられている。現像位置検出フラグ1108、1109、1110はそれぞれ、現像スリーブ1003、1004、1005が感光ドラム111に対向する位置またはその近傍に位置するときに、光学センサ1006がこれを検知する位置に取り付けられている。
【0044】
図9は、現像スリーブ1003が感光ドラム111に対向及び近傍する位置を示す。尚、現像スリーブ1004、1005についても同様である。ここで対向とは、具体的には図9における位置Bのことで、これは現像スリーブが現像を行なうときの位置である。また、その近傍の位置とは、位置AとCの間の範囲(但し、位置Bは対向なので除く)に現像スリーブが位置するときのことで、この位置AとCは本実施形態においては、現像スリーブと感光ドラム111の間のギャップが少なくとも3mm以上となる位置とする。これは、回転カラー現像器116が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼさなくなる位置に基づいて決定する。尚、位置A、Cは、装置の現像方法、例えばジャンピング現像や接触現像など、またトナー、例えば1成分や2成分、非磁性や磁性などの装置構成により異なる場合もある。また、位置A、Cは、白黒モードへの影響を十分排除するため、大きめに設定したほうがより好ましい。また、先述のとおり位置A、Cの定義には現像スリーブと感光ドラム111の間のギャップで表したが、現像スリーブは回転カラー現像器を構成する各色毎の現像器に各々含まれており、現像器と感光ドラム111との位置関係で定義しても良い。
【0045】
現像スリーブが位置Aに達した時、現像位置検出フラグ1108、1109、1110は光学センサ1006がこれを検知する直前の位置aに存在し、現像スリーブが位置Cに達した時、現像位置検出フラグは光学センサ1006がこれを検知し終えた直後の位置cに存在し、この間は光学センサ1006が現像位置検出フラグを検知している状態となるように、現像位置検出フラグの長さは調節されている。
【0046】
なお、本実施形態では、ホームポジションフラグ1007と現像位置検出フラグ1108、1109、1110は回転カラー現像器116の同じ側の端の円周上に配置することで同一の光学センサ1006にてこれらを検知できるようにし、また両フラグの長さを変えることで、光学センサ1006の検知時間の違いから両者を区別できるようにしている。
【0047】
もちろん、光学センサの数を増やし、フラグを取り付ける円周の位置を変えることでもそれぞれのフラグを見分けることは可能である。また、本実施形態では光学センサ1006が現像位置検出フラグを検知している間は、回転カラー現像器116が位置A〜Cのどこにいるかは検出していないが、位置A〜Cの間にいることは判る。正確な位置検知については、光学センサ1006がフラグを検出してから経過した時間や、ステッピングモータに送出したパルス数を計数すること、さらには現像位置検出フラグの形状や数を変更することによって実現することができる。尚、本発明は、センサの配置や個数、フラグの配置や個数、形状をいずれの方式にも限定するものではない。
【0048】
上記により決定した位置AからCの間の範囲を第一の範囲とする。回転カラー現像器116を構成する現像器の現像スリーブのいずれか一つが感光ドラム111に対して、この第一の範囲に位置する場合は、本体制御部200は、カラー選択(ACS)モードとカラーモードのみならず白黒モードでの画像形成も禁止する。
【0049】
一方、回転カラー現像器が感光ドラム111に対して、第一の範囲を除いた第二の範囲、つまり光学センサ1006が現像位置検出フラグ1108、1109、1110を検知していない位置にあるときは、回転カラー現像器が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼさない位置となる。
【0050】
図10は、回転カラー現像器116のホームポジション検知動作の際に、回転動作の異常を検知するフローチャートを示す。まず本体制御部200は、回転カラー現像手段116を回転してホームポジションの検知を試みる。(S601)。このとき、本体制御部200のCPUからモータドライバ1302に対してステッピングモータの一周に相当するパルスを送出する前にホームポジションフラグを検知した場合は異常がないものと判断し、一周分のパルスを送出してもホームポジションフラグを検知することができなかった場合には、本体制御部200のROMに格納されたプログラムによって回転カラー現像手段116の動作異常と判断する(S602)。回転カラー現像器に異常がないと判断した場合、自動カラー選択(ACS)モード、カラーモード、白黒モードの全てのモードにおいて画像形成が可能となる(S603)。このときのLCD304上の標準画面は図5を表示する。一方、回転カラー現像器116に異常があると判断した場合、まず自動カラー選択(ACS)モードとカラーモードを禁止する(S604)。そして、このとき光学センサ1006が現像位置検出フラグを検知しているかどうかを調べ、(S605)、これによって回転カラー現像器内の現像器のうちいずれかが感光ドラムに対向する位置、またはその近傍に存在するかどうか(回転カラー現像器内の現像器のいずれか一つが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在するかどうか、つまり黒色現像に影響を及ぼす位置にあるのか)を確認する(S606)。もしいずれかの現像器が感光ドラムに対向するかその近傍に位置する場合(回転カラー現像器内の現像器のどれか一つが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在する場合、つまり黒色現像に影響を及ぼす位置の場合)には(S608)、白黒モードによる画像形成も禁止し(S608)、画像形成装置100はエラー状態となる(S609)。このときはLCD304上にその旨が表示され、操作部上のスタートキー302は赤く点灯し、押下できない。またいずれの現像器も感光ドラムに接触する位置には存在せず、またその近傍にも存在しない(回転カラー現像器内の現像器のいずれもが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在しない、つまり黒色現像に影響を及ぼさない位置の場合)場合は、カラー現像器が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼすことはないので、白黒モードによる画像形成のみ可能となる(S607)。このときのLCD304上の画面は図6を表示する。
【0051】
次に、現像色の切り替え時における回転カラー現像器116の制御と異常判別について順に説明する。現像色の切り替えは、カラーモードや自動カラー選択(ACS)モード、さらに濃度補正のためのパッチを感光ドラム111に形成するときなどに行なう。
【0052】
図11はカラーモードにおける回転カラー現像器116の駆動制御を示す。回転カラー現像器116は画像形成動作開始時には後述するホームポジションに位置しており、このとき、一色目であるマゼンダの現像スリーブ1003は感光ドラム111に対向する位置から60度手前に存在する。このため、カラー画像形成時はまず回転カラー現像器116を60度回転し(S901)、ここで正常に回転動作が行われたか否かを判別し(S902)、正常であれば続けて現像処理を行なう(S904)。異常があった場合(S903)の処理については後で図12を用いて詳細に説明する。一色目の現像処理が終わったら、今度は回転カラー現像器116を120度回転して二色目であるイエローの現像スリーブ1004を感光ドラム111に対向させる。ここから現像処理までの手順は一色目と同様である(S902〜S904)。二色目のイエローの現像を終えたら、今度は三色目のシアンについても同様の処理を行なう。マゼンダ、イエロー、シアンの現像を終えたら、回転カラー現像器116はホームポジション検知動作により元のホームポジションに戻ると共に、回転カラー現像器116とは別に設けられた黒色現像手段115を用いて黒色の現像を行ない(S907)、現像の過程は終了する。そして更に次の画像形成を行なうか否かを判別し(S908)、画像形成を行なう場合は最初のステップ(S901)に戻り、画像形成を行なう必要がない場合はそこで終了する。尚、白黒画像形成モードでは、回転カラー現像器116を制御することはなくホームポジションに位置したままであり、黒色現像装置115だけを用いて現像処理を行なう。
【0053】
また自動カラー選択(ACS)モードにおいては、形成する画像がカラー画像であるか白黒画像であるかを画像毎に判別し、前者の場合は図11に示したカラーモード時と同じ手順で回転カラー現像器116を制御し、後者の場合は白黒モード時と同様に黒色現像手段115だけを用いて現像を行なう。
【0054】
カラーモード時または自動カラー選択(ACS)モード時にカラー画像を形成しているときの、回転カラー現像器116の回転動作の異常は、図8に示した現像位置検出フラグ1108、1109、1110を用いて判別する。例えば、第一色目の現像色であるマゼンダの現像スリーブ1103を感光ドラム111に対向させるために、ホームポジションから回転カラー現像器116を60度回転する時は、60度の回転に相当するパルスをステッピングモータに送出しても光学センサ1006が現像位置検出フラグ1108を検出しなかった時に、回転動作が異常であると判断する。同様に、第二色目のイエロー、第三色目のシアンの現像スリーブ1104、1105を感光ドラム111に対向させるときは、120度の回転に相当するパルスをステッピングモータに送出しても光学センサ1006が現像位置検出フラグ1109、1110を検出しなかった時に回転動作が異常であると判断する。
【0055】
なお、現像色の切り替え時については、回転動作の異常を判別した時点で、いずれの現像スリーブも感光ドラム111に対向する位置またはその近傍には存在していないことが分かる。
【0056】
図12は、自動カラー選択(ACS)モードまたはカラーモードにてカラー画像の形成を行なう際に、回転カラー現像器の回転異常を検出したときに行なう処理のフローチャートを示す。カラー画像の形成がはじまるとまず、本体制御部200は、白黒継続フラグの初期化を行ない(S1201)、次のステップでこのフラグがセットされているか否かを調べる(S1202)。そして、最初に現像を行なう現像器に対応する番号を現像器フラグにセットし(S1204)、本体制御部200のCPUからステッピングモータ1301を制御するモータドライバ1302に対して行なうことでステッピングモータ1301に対して所定のパルスを送出して回転カラー現像器を回転する(S1205)。このとき、光学センサ106が現像位置検出フラグを検知しているかどうかを調べることで、回転カラー現像器の回転異常の有無を判別し(S1206)、異常が判別されなかった場合は、露光、現像、一次転写の一連のプロセス処理を行なう(S1207)。同様の動作を全ての現像器について行ない(S1208、S1209、S1205〜S1207)、全ての現像器に関して現像を終えたら二次転写を行なう(S1210)。さらに次の画像データが存在する場合(S1211)、さらにステップS1202に戻って同様の処理を行なう。
【0057】
上記の一連の処理のフローにおいて、回転カラー現像器116の回転異常を判別するステップS1206において異常が判別された場合、回転カラー現像器116が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼすことはないので、感光ドラムのクリーニングを行ない(S1212)、本体制御部200は、白黒にて画像形成を再度行なって画像形成を継続するか否かをLCD304にてユーザに確認する(S1213)。このとき、ユーザが処理の継続を希望した場合、白黒継続フラグをセットして異常発生時に途中まで形成していた画像を白黒にて再度形成し(S1214)、さらにその後の画像形成を白黒モードにて継続する(S1203)。S1213にてユーザが処理の継続を希望しなかった場合、処理はそこで終了する。全ての処理が終了した後のLCD304の表示画面は図6を表示する。つまり、白黒画像形成モードを可能とし、それ以外のモードを禁止した表示とする。
【0058】
ここまで、本実施形態においてはホームポジションや現像位置といった回転カラー現像器116の位置検知および異常判別の機構として、ホームポジション検知フラグ、現像位置検出フラグおよびこれらのフラグを検出する光学センサを設ける手法を中心に説明してきた。
【0059】
回転カラー現像器116の位置検知や異常判別はもちろん、これ以外の方法でも実現することは可能であり、本発明は上記実施形態だけに限定されるものではない。
【0060】
例えば、回転カラー現像器116の外側に複数のマークを円周に沿って一列に並べて設け、さらにホームポジションとなるマークを設けて、回転中にセンサによりこのマーク検知してその数を計数することも現像器の位置を検知できるし、マークを検知する時間を計測することで異常を判別することが可能である。また、このような原理を具現化したデバイスであるロータリエンコーダを回転カラー現像器116の中心軸上に設ければより精度の高い位置検出、異常判別を行なうことが可能となる。このような実施形態における自動カラー選択(ACS)モードまたはカラーモードにてカラー画像の形成を行なう際に、回転カラー現像器の回転異常を検出したときに行なう処理のフローチャートを図13に示す。カラー画像の形成がはじまるとまず、白黒継続フラグの初期化を行ない(S701)、次のステップでこのフラグがセットされているか否かを調べる(S702)。そして、最初に現像を行なう現像器に対応する番号を現像器フラグにセットし(S704)、回転カラー現像器を回転する(S705)。このとき、回転カラー現像器の回転に異常が判別されなかった場合は、現在の回転位置が現像器が現像を行なう位置(感光ドラムと接触する位置)であるかどうかを調べ(S707)、そうでなければさらに回転を続け、現像器を現像位置まで動かす(S705〜S707)。現像器が現像位置に達したらそこで露光、現像、一次転写の一連のプロセス処理を行なう(S708)。同様の動作を全ての現像器について行ない(S709、S710、S705〜S708)、全ての現像器に関して現像を終えたら二次転写を行なう(S711)。さらに次の画像データが存在する場合、さらにステップS702に戻って同様の処理を行なう(S712)。上記の一連の処理のフローにおいて、回転カラー現像器を回転するステップS705において回転異常が判別された場合、そのときの回転カラー現像器の回転位置を調べ(S713)、回転カラー現像器内の現像器のうちいずれかが感光ドラムに接触する位置、またはその近傍に存在するかどうか(回転カラー現像器内の現像器のどれか一つが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在するかどうか)を確認する(S714)。もしいずれかの現像器が感光ドラムに接触するかその近傍に位置する場合(回転カラー現像器内の現像器のどれか一つが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在する場合)には、画像形成装置100はエラー状態となり(S718)、LCD304にその旨が表示され、スタートキー302は赤色に点灯する。いずれの現像器も感光ドラムに接触する位置には存在せず、またその近傍にも存在しない(回転カラー現像器内の現像器のいずれもが感光ドラムに対向した位置を含む第一の範囲内に存在しない)場合は、カラー現像器が白黒モードでの画像形成に影響を及ぼすことはないので、感光ドラムのクリーニングを行ない、白黒にて画像形成を再度行なって画像形成を継続するか否かをLCD304にてユーザに確認する(不図示)。このとき、ユーザが処理の継続を希望した場合、白黒継続フラグをセットし、異常発生時に途中まで形成していた画像を白黒にて再度形成し(S717)、さらにその後の画像形成を白黒モードにて継続する(S703)。キャンセルした場合、処理はそこで終了する。ステップS715以降の処理が全て終了した後のLCD304の表示画面は図6と同様のものとなる。つまり、白黒画像形成モードを可能とし、それ以外のモードを禁止したものとなる。
【0061】
尚、第一現像器として回転カラー現像器を中心に説明してきたが、複数の現像器が回転軸の周りに配置された構成でなくても良い。また、第一現像器としてマゼンダ、イエロー、シアンの三色を有する構成としたが黒も有する四色であっても、同一色を複数有した構成であってもよい。例えば、第一現像器にマゼンダ、イエロー、シアン、ブラックを有し、第二現像器に文字用ブラックとすることで、第一現像器が故障した際でも白黒出力を可能とし、さらに文字画像については良好な出力を維持することもできる。また、第二の現像器として、白黒現像器を中心に説明してきたが、他の色としても良い。また、第一の現像器、第二の現像器ともに回転型現像器としても良く、その場合には、本実施形態と同様に第一の現像器での故障を検知したことに応じて、第二の現像器についても動作状態を確認し第二の現像器が正常に動作するようであれば第二の現像器のみを使用して画像形成を継続させることが出来る。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、第一現像手段が正常に回転しなくなった場合でも、装置全体をエラーとして扱わずに、第二現像手段を用いた画像形成動作を可能にすることで、装置のダウンタイムを抑えることが可能となり、ユーザの利便性を向上させるという効果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像形成装置100の構成を示す断面図である。
【図2】画像形成装置100の制御回路を示すブロック図である。
【図3】回転カラー現像器の制御回路を示すブロック図である。
【図4】操作部219の構成を示す図である。
【図5】操作部上のLCDの標準画面400を示す図である。
【図6】回転現像器異常判別手段により回転カラー現像器が回転異常となったときの操作部上のLCDの画面500を示す図である。
【図7】ホームポジション1007と光学センサ1006との関係を示す図である。
【図8】現像位置検出フラグ1108、1109、1110と光学センサ1006との関係を示す図である。
【図9】回転カラー現像器の感光ドラム111に対向した位置を含む第一の範囲と第二の範囲を示す図である。
【図10】画像形成装置本体100の電源投入時またはスリープモードからの復帰時において回転カラー現像器の回転異常を検出した際に行なう処理のフローチャートである。
【図11】カラー画像形成モードにおける回転カラー現像器116の駆動制御のフローチャートである。
【図12】回転カラー現像器の回転異常を検出した際に行なう処理のフローチャートである。
【図13】カラー画像の形成を行なう際に、回転カラー現像器116の回転異常を検出した際に行なう処理のフローチャートである。
【符号の説明】
111 感光ドラム
115 黒色現像器
116 回転カラー現像器
117 中間転写ベルト
404 自動カラー選択(ACS)モードボタン
405 カラーモードボタン
406 白黒モードボタン

Claims (8)

  1. 潜像担持体と
    複数の現像器が回転軸の周りに配置され、該回転軸を中心に回転動作をすることで、任意の前記現像器を前記潜像担持体に対向した第一の現像位置に移動させて現像を行なう第一現像手段と、
    前記第一の現像位置とは異なる第二の現像位置で前記潜像担持体に対向して設けられた第二の現像手段と、
    前記第一現像手段を使って画像形成を行なう第一モードと、前記第一現像手段を使わずに画像形成を行なう第二モードとを切り替え制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第一現像手段の回転動作が異常であり、かつ、前記複数の現像手段のいずれもが前記第一の現像位置に存在しない場合、前記第一モードを回避し、前記第二モードで画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第一現像手段の回転動作が異常であり、かつ、前記複数の現像手段のいずれかが前記第一の現像位置に存在する場合、前記第一モードと前記第二モードともに回避するように制御することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記第一現像手段は複数のカラー現像器を有し、前記第一モードはカラー画像形成モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第二モードは単色画像形成モードであることを特徴とする請求1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、読取った原稿に応じて前記第一モードと前記第二のモードを切り替える自動選択モードを有し、前記第一現像手段の回転動作が異常である場合、前記自動選択モードを回避するように制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、第一モード中に前記第一現像手段の回転動作を異常と判別したことに応じて、前記複数の現像手段のいずれかが前記第一の現像位置に存在するか否かを判別することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、さらに表示手段を有し、
    前記制御手段が第一モードを中断し、第二モードで画像形成を継続可能とする場合、さらに前記表示手段でユーザに第二モードでの画像形成の継続の要否を確認することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数の現像器は、現像スリーブを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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