JP4346885B2 - アライメント方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアライメント装置に関し、特に、基板とマスクの位置合わせに用いるアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、基板とマスクとの位置合わせを行うために、図11に示すようなアライメント装置101が用いられている。
アライメント装置101はマスクホルダ120と、基板移動装置150とを有している。
【0003】
マスクホルダ120には板状のマスク115が水平に取り付けられており、基板110を基板移動装置150によりマスク115上に水平に保持させ、基板移動装置150を鉛直に下降させて基板110をマスク115上に載せる。
【0004】
基板110とマスク115には不図示のアライメントマークが設けられており、基板110をマスク115に密着させた状態で、各アライメントマークの座標を測定し、測定された座標から、アライメントマークが位置すべき座標までの位置ずれを求める。
【0005】
次いで、基板移動装置150により基板110をマスク115から鉛直方向に持ち上げ、上述した工程で求められた位置ずれ量に基づき、マスクホルダ120と基板移動装置150を相対的に移動させて位置合わせを行った後、基板移動装置150により基板110を鉛直方向に下降させ、マスク115に載せると、基板110のアライメントマークとマスク115のアライメントマークが互いに対応する位置に配置された状態になる。
【0006】
従って、その状態で蒸着法等により成膜を行えば、マスク115のパターンに基づき、基板110表面の所定位置に薄膜のパターンを形成することができる。しかしながら、従来のアライメント装置101でガラス基板のような基板110と、金属からなるマスク115との位置合わせを行う場合、基板110をマスク115から基板移動装置150に移し替えるときや、基板110を基板移動装置150からマスク115上に移し替えるときに基板110がマスク115上で滑り、基板110の位置がずれることがある。
【0007】
基板110の位置がずれると位置合わせが不正確になり、また、位置ずれ量が著しく大きい場合には位置合わせをやり直す必要があるので、位置合わせに要する時間が長くなってしまう。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−241924号公報 (第3−4頁、第2図)
【特許文献2】
特開平9−209127号公報 (第4頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の要求に応じるために創作されたものであり、その目的は、基板の位置ずれを防止するアライメント装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、アライメント方法であって、基板を基板保持部から、マスクホルダのマスク側ゴム部材上に移し変え、前記基板を前記マスクホルダに配置されたマスク上に配置した後、前記マスクを前記基板に密着させ、前記マスクと前記基板との位置ずれ量を求める仮密着工程と、前記基板を前記マスク側ゴム部材上から前記基板保持部に移し替え、前記仮密着工程で得られた位置ずれ量に基づいて、前記基板と前記マスクとを相対的に位置合わせをする位置合わせ工程と、前記位置合わせ工程の後、前記基板を前記基板保持部から前記マスク側ゴム部材上に載置し、前記マスクを前記基板に密着させる密着工程とを有するアライメント方法である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のアライメント方法であって、前記仮密着工程と前記密着工程は、前記基板の前記マスク側ゴム部材に載置される面とは反対側の面に磁石を有する基板密着部材を接触させ、前記基板密着部材により発生する磁力により、前記マスクを前記基板に密着させるアライメント方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下で図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1の符号1は本発明の成膜装置の一例を示している。この成膜装置1は、搬送室2と、複数の成膜室3とを有している。ここでは成膜装置1は3台の成膜室3を有しており、各成膜室3はそれぞれ同じ搬送室2に接続されている。
【0012】
図2は成膜室3を示す斜視図である。図2を参照し、成膜室3は装置本体である真空槽12を有しており、真空槽12内には、成膜源である蒸着源13が真空槽12の一壁面の近傍に配置され、該壁面と対向する壁面の近傍位置には本発明のアライメント装置5が蒸着源13と対向する位置に配置されている。
ここでは、蒸着源13は真空槽12の底壁側に配置され、アライメント装置5は蒸着源13の上方の真空槽12の天井側に配置されている。
【0013】
図3はアライメント装置5の内部構成を示す図面であり、アライメント装置5は、主軸部40と、副軸部50とを有している。主軸部40は、第一、第二のモータ46、47と、筒41と、棒42と、マスクホルダ20と、基板密着部材45とを有している。
真空槽12の天井の真空槽12外部側の面には台座44が取り付けられており、第一のモータ46は台座44の上部の真空槽12天井の上方位置に配置されている。
【0014】
真空槽12の天井の第一のモータ46の直下位置には開口38が形成されており、筒41は開口38に鉛直に挿通され、下端が真空槽12内に突き出された状態で、上端が第一のモータ46に接続されている。筒41の上下方向の中央部分は、真空槽12の外部に位置しており、その部分には封止部48が取り付けられている。
【0015】
封止部48には筒状のベロース49の上端が取り付けられており、ベロース49の下端は真空槽12の天井に取り付けられている。筒41はこのベロース49に挿通された状態になっている。
【0016】
ベロース49の上端と封止部48との間、ベロース49の下端と真空槽12の天井との間、及び封止部48と筒41との間は気密に構成されており、真空槽12の内部と、ベロース49の内部とは外部空間から遮断されている。台座44には容器43が開口を下にして取り付けられ、その容器43内には第一のモータ46が収容されている。
【0017】
第二のモータ47は容器43の上部に固定されており、棒42は筒41に挿通された状態でその上端が第二のモータ47に接続され、その下端が筒41の下端から真空槽12内に突き出されている。
【0018】
封止部48と筒41の間及び筒41の上端内部と棒42との間にはそれぞれ磁性流体シールが設けられており、真空槽12内を真空雰囲気にし、第一、第二のモータ46、47を動作させ、筒41をその中心軸線を中心として回転させ、棒42を上下に移動させても、真空槽12内が気密に維持されるようになっている。
【0019】
棒42の下端には支持板36が水平に取り付けられており、棒42を上下させると支持板36が上下に移動するようになっている。マスクホルダ20は板状のハンド21を有しており、ハンド21はアーム31を介して支持板36よりも下方位置で筒41の下端に水平に取り付けられ、上述したように筒41を回転させると、ハンド21が支持板36の下方位置で水平面内で回転するようになっている。
【0020】
支持板36には伸縮可能な棒状の押さえ部37が複数本取り付けられており、それらの下端は支持板36から鉛直方向下方に向けて突き出されているので、マスク15をマスクホルダ20に配置し、後述する基板10をマスク15と支持板36との間に配置した状態で、支持板36を下方に移動させると、押さえ部37の下端が基板10に当接され、更に支持板36を下降させると押さえ部37が基板10をマスクホルダ20に押さえ付けた状態で縮むようになっている。
【0021】
基材密着部材45は板状であり、支持板36の裏面であって、真空槽12の底壁側に向けられた面に水平に取り付けられているので、押さえ部37が縮むと基材密着部材45が基板10に当接されるようになっている。
【0022】
基板密着部材45の基板10に密着される面は平坦であり、基板密着部材45は磁力によってマスク15を吸着可能な磁石で構成されているので、基板密着部材45を基板10に当接させると、磁力によりマスク15が基板密着部材45に引き付けられ、図9に示すように基板の裏面であって、後述する薄膜が形成される成膜面にマスク15の表面が当接されるようになっている。
【0023】
副軸部50はそれぞれ4個の第三のモータ56と、軸52と、基板保持部53とを有しており、前記各第三のモータ56は取り付け板51上に固定されている。真空槽12外には不図示の移動手段が配置されており、取り付け板51はこの移動手段によって水平に保持されており、全ての第三のモータ56が上下方向及び水平方向に移動可能に構成されている。
【0024】
取り付け板51と真空槽12の天井との間であって、第三のモータ56の真下位置には筒状のベロース59が配置され、ベロース59の上端は取り付け板51に、ベロース59の下端は真空槽12の天井にそれぞれ気密に固定されている。
【0025】
真空槽12の天井と取り付け板51の、第三のモータ56の真下位置であって、ベロース59内部と連通する位置には孔がそれぞれ形成されており、軸52はそれらの孔及びベロース59に鉛直に挿通され、下端が真空槽12内部に突き出された状態で、上端が第三のモータ56に取り付けられている。
【0026】
取り付け板51上の孔には封止部58が配置されており、封止部58と取り付け板51との間と、封止部58と軸52との間と、ベロース59の上端と取り付け板51の間と、ベロース59の下端と取り付け板51の間はそれぞれ気密に構成され、真空槽12の内部とベロース59の内部は外部空間から遮断されている。
【0027】
このベロース59は伸縮可能であり、真空槽12内に真空雰囲気を形成した状態で、移動手段によって取り付け板51を上下又は水平に移動させると、真空槽12内の真空雰囲気が維持された状態で、各第三のモータ56と各軸52とが一緒に上下又は水平方向に移動するようになっている。
【0028】
また、封止部58と軸52との間には磁性流体シールが設けられており、真空槽12内の真空雰囲気を維持をしながら、第三のモータ56を起動させ、軸52をその中心軸線を中心として回転させると、真空槽12内が気密に維持された状態で、軸52の下端が回転するようになっている。
【0029】
基板保持部53は細長の板で構成され、軸52の下端に水平に取り付けられている。各軸52を水平方向に一緒に移動させると各基板保持部53は一緒に水平方向に移動し、また各軸52を上下方向に一緒に移動させると各基板保持部53の高さはマスクホルダ20と支持板36との間で一緒に上下方向に移動するようになっている。また、第三のモータ56により軸52を回転させると、基板保持部53は水平面内で回転するようになっている。
【0030】
次に、本発明のアライメント装置5のマスクホルダ20について説明する。図4を参照し、マスクホルダ20はハンド21と、ハンド21に取り付けられた枠部材22とを有しており、この枠部材22にはマスク15が水平に取り付けられている。
【0031】
枠部材22の表面であってマスク15が配置される側の面には、フッ素ゴム(例えば、デュポン ダウ エラストマー ジャパン(株)社製の商品名「カルレッツ」)等のゴム材料の小片であるマスク側ゴム部材24が、各角部分にそれぞれ1個以上(ここでは2個ずつ)設けられている。
【0032】
マスク15をマスクホルダ20に配置した状態では、マスク側ゴム部材24の先端はマスク15の表面よりも上方に突き出されており、本発明に用いられる基板10は、その平面形状がマスク側ゴム部材24で囲まれた領域よりも大きいので、基板10はマスク側ゴム部材24に載置され、マスク15上に保持されるようになっている。
【0033】
その状態では基板10はマスク15に直接接触せず、マスク側ゴム部材24の上端が突き出された分だけ離間しているので、基板10が動くことなくマスク15上に保持されるようになっている。
【0034】
次に、副軸部50を用いて基板10をマスク15上に配置する工程について説明する。
各軸52はマスク15の枠部材22よりも外側に位置し、各基板保持部53を同じ高さに配置させ、各基板保持部53の先端をマスク15に向ける。基板保持部53の先端には保持部側ゴム部材54が設けられており、上述した基板10を保持部側ゴム部材54上に載せると、基板10がマスク15上で保持部側ゴム部材24に保持されるようになっている。
【0035】
その状態で、各基板保持部53を一緒に下降させ、基板10を下方に移動させると、マスク側ゴム部材24の先端が基板10の裏面に当接し、基板10が保持部側ゴム部材54からマスク側ゴム部材24に移し替えられるようになっている。
【0036】
枠部材22のマスク15よりも外周位置には凹部29が形成されており、基板10がマスク側ゴム部材24に移し替えられた時には、基板保持部53の先端が凹部29内に位置しており、その状態で軸52を回転させると、基板保持部53の先端が基板10の下方位置から退避されるようになっている。
【0037】
次に、この成膜装置1を用いて成膜対象物である基板を成膜する工程を説明する。予め、真空排気により搬送室2内と真空槽12内に所定圧力の真空雰囲気を形成しておき、図1に示すような基板搬送装置4を搬送室2に気密に接続し、成膜対象物である基板10を基板搬送装置4から搬送室2内に搬入する。
【0038】
次いで、搬送室2を成膜室3に接続し、図7(a)に示すように、搬送室2内に設置された搬送ロボット9により基板10を真空槽12内に搬入し、保持部側ゴム部材54上に基板10を載せる。
上述した工程で基板10を保持部側ゴム部材54からマスク側ゴム部材24に移し替えた後、基板保持部53の先端を基板10の下方位置から退避させる(図7(b))。
【0039】
次に、図7(c)に示すように支持板36を下降させ、基板密着部材45を基板10に当接し、基板10の成膜面にマスク15の表面を密着させる。
真空槽12の上方にはCCDカメラ60が設けられており、真空槽12天井に設けられた窓部61を介してマスク15と基板10とを観察し、マスク15が基板10に密着した状態の位置ずれ量を求める(仮密着工程)。
【0040】
例えば、マスク15と基板10の互いに対応する位置にそれぞれアライメントマークを設けておき、実際に各アライメントマークが位置する座標を測定し、各アライメントマークの位置すべき座標からその位置ずれ量を求める。
【0041】
位置ずれ量を求めた後、基板密着部材45を上方に移動させて基板10から離すと、マスク15と基板密着部材45との間の距離が大きくなり、マスク15の表面は基板10の成膜面から離れる(図7(d))。
【0042】
次に、軸52を回転させ、基板保持部53の先端を凹部29内に配置し、基板保持部53を上方に移動させて、基板10をマスク側ゴム部材24から保持部側ゴム部材54に移し替える。次いで、仮密着工程で求められた位置ずれ量に基づき、その位置ずれ量がなくなるように、マスク15を水平面内で回転させると共に基板10を水平面内で移動させる(位置合わせ)。
【0043】
位置合わせ後、マスク15と基板10の水平面内での移動を行わずに、基板10を位置ずれ量がなくなった状態を維持するように下降させ、基板10を保持部側ゴム部材54からマスク側ゴム部材24へ移し替える。
次いで、図8(f)に示すように支持板36を下降させて基板密着部材45を基板10表面に当接し、マスク15表面を基板10成膜面に密着させる。
【0044】
CCDカメラ60により、マスク15と基板10の位置ずれ量がなくなったことを確認し、アライメント工程を終了する。
上述したように、マスク側ゴム部材24はフッ素ゴムのようなゴム材料で構成されており、ガラス板のような基板10とゴム部材24、54との摩擦係数は大きいので、基板10をマスク側ゴム部材24に移し替えるときや、保持部側ゴム部材54に移し替えるときに、基板10が滑りにくい。
【0045】
従って、本発明のアライメント装置5では、仮密着後や位置合わせ後に基板10の位置ずれが起こり難く、位置合わせが正確に行われ、また、仮密着後や位置合わせ後に位置ずれが起こらなければ位置合わせをやり直す必要もないので、結果としてアライメント工程の時間が短くてすむ。
【0046】
アライメント終了後、蒸着源13に予め配置された蒸着材料を加熱すると、真空槽12内に蒸着材料の蒸気が放出される。
マスク15には所定パターンの開口が形成されており、マスク15の表面及び裏面は少なくとも外周を除く部分がマスクホルダ20から露出しているので、放出された上記はマスク15の露出された部分の開口を通って基板10の成膜面に到達する。
【0047】
このとき、マスク15の表面が基板10の成膜面に密着しているので、マスク15の開口を通過した蒸気が基板10に到達するまでに拡散せず、基板10の表面にはマスク15の開口と同じ形状の薄膜が形成される。
薄膜が所定膜厚まで成長したところで成膜を終了し、マスク15を基板10から離した後、基板保持部53により基板10を持ち上げ、搬送ロボット9により成膜後の基板10を搬送室2へ搬送する。
【0048】
次いで、その基板10を他の成膜室3に送り、各成膜室3内で成膜を行うと共に、新たな基板を基板搬送装置4から搬送室2に搬送し、前の基板10の成膜が終了した成膜室3へ送る。
【0049】
各成膜室3での成膜が終了し、薄膜が積層された状態の基板10を搬送室2から基板搬送装置4へ搬出しながら、新たな基板を搬送室2へ順次送れば複数枚の基板を連続して成膜処理することができる。
【0050】
以上はマスク15の縁部分が枠部材22に固定され、その縁部分よりも内側の部分が露出する場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。
図10の符号80は本発明に用いられるマスクホルダの他の例を示している。このマスクホルダ80では、枠部材82の内周がマスク15の平面形状よりも大きく、マスク15はハンド81に直接固定され、マスク15の基板密着部材45側の面全部が枠部材22の内側に露出している。
【0051】
マスク側ゴム部材84は枠部材82上に配置されており、このマスク側ゴム部材84に基板10の四隅を載せると、マスク15の基板密着部材45側の面全部が基板10で覆われるようになっている。
【0052】
また、マスク側ゴム部材24が配置される場所は枠部材22上に限定されず、マスク15をマスクホルダ20に配置したときに、その先端がマスク15表面よりも高く突き出されるように構成されているのであればよく、例えばハンド21上に直接配置したり、マスク15上に配置することもできる。
【0053】
マスク側ゴム部材24や保持部側ゴム部材54の形状は特に限定されず、シート状や球状など種々の形状のものを用いることができる。また、それらゴム部材24、54を構成するゴム材料もフッ素ゴムに限定されず、シリコーンゴムやニトリルゴム等種々のゴム材料を用いることができるが、耐熱性などを考慮するとフッ素ゴムを用いることが望ましい。
【0054】
本発明に用いる基板の構成材料はガラスに限定されず、金属、樹脂等種々の材料からなる基板を用いることができる。
マスク15は永久磁石や電磁石等の磁石で吸着される材料の板をパターニングして形成されている。マスク15を構成する材料は特に限定されず、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、鉄(Fe)やFe成分の多いステンレス合金等の種々の金属材料や、また、磁石で吸着される材料と、磁石で吸着されない材料との混合物も用いることができる。
【0055】
以上は基板密着部材45を基板10に当接させる場合について説明したが、結果としてマスク15が基板10に密着するのであれば、基板密着部材45を基板10に当接する必要はない。
【0056】
基板密着部材45の構成材料も磁石(永久磁石)に限定されず、基板密着部材45をコイルで構成し、該コイルに通電して磁界を発生させることで、マスク15表面を基板10の成膜面に密着させることもできる。
【0057】
また、基板10が柔軟性を有する場合には、基板密着部材45を基板10に押し付けることで、基板10の成膜面をマスク15表面に密着させることもできる。また、成膜源の種類も蒸着源に限定されず、本発明の成膜装置の成膜源としては、スパッタ源などを用いることもできる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、位置ずれ量を測定した後及び位置合わせを行った後に基板の位置ずれが起こらないので、位置合わせをやり直す必要がなく、正確、かつ短時間で基板の位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる成膜装置の一例を説明する斜視図
【図2】成膜室の一例を説明する斜視図
【図3】本発明のアライメント装置の内部構成を説明する図
【図4】マスクホルダの一例を説明する斜視図
【図5】基板をマスク上に配置する工程を説明する斜視図
【図6】基板をマスク上に配置した状態を説明する斜視図
【図7】(a)〜(d):本発明のアライメント装置によるアライメント工程の前半を説明する斜視図
【図8】(e)、(f):本発明のアライメント装置によるアライメント工程の後半を説明する斜視図
【図9】マスクを基板に密着した状態を説明する図
【図10】本発明に用いるマスクホルダの他の例を説明する斜視図
【図11】従来技術のアライメント装置を説明する図
【符号の説明】
1……成膜装置 5……アライメント装置 10……基板 15……マスク 20、80……マスクホルダ 24、84……マスク側ゴム部材 45……基板密着部材 53……基板保持部材
Claims (2)
- 基板を基板保持部から、マスクホルダのマスク側ゴム部材上に移し変え、前記基板を前記マスクホルダに配置されたマスク上に配置した後、前記マスクを前記基板に密着させ、前記マスクと前記基板との位置ずれ量を求める仮密着工程と、
前記基板を前記マスク側ゴム部材上から前記基板保持部に移し替え、前記仮密着工程で得られた位置ずれ量に基づいて、前記基板と前記マスクとを相対的に位置合わせをする位置合わせ工程と、
前記位置合わせ工程の後、前記基板を前記基板保持部から前記マスク側ゴム部材上に載置し、前記マスクを前記基板に密着させる密着工程とを有するアライメント方法。 - 前記仮密着工程と前記密着工程は、前記基板の前記マスク側ゴム部材に載置される面とは反対側の面に磁石を有する基板密着部材を接触させ、前記基板密着部材により発生する磁力により、前記マスクを前記基板に密着させる請求項1記載のアライメント方法。
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