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Description

本発明は、ハンドルの操作でボーデンワイヤのインナワイヤを移動させることによって操作対象体を操作するオープナ装置に関する。
従来のオープナ装置としては、特許文献1及び特許文献2に開示されたものがある。
このオープナ装置は、ドアのハンドルベースを有し、このハンドルベースにハンドルが揺動自在に取付けられている。ハンドルにはボーデンワイヤのインナワイヤの先端が接続されている。ハンドルベースにはボーデンワイヤのアウタチューブの先端が接続されている。ボーデンワイヤの他端側はドアロック機構に接続されている。
上記構成において、ハンドルを開方向に操作すると、インナワイヤが引っ張られてアウタチューブ内を移動する。このインナワイヤの移動によってドアロック機構のドアロック状態が解除され、ドアが開放される。
ところで、この種のオープナ装置にあっては、ハンドルからの駆動力をドアロック機構に伝達するインナワイヤに比較的大きな力が加わるため、インナワイヤを挿通保持するアウタチューブを確実にハンドルベースに取付ける必要がある。
そのため、ハンドルベースが樹脂などで形成され剛性に不安がある場合には、例えば金属などで形成された高剛性の固定プレートをハンドルベースに取付け、この固定プレートを介してハンドルベースにアウタチューブを接続している。アウタチューブを高剛性の固定プレートによって支持することによって、インナワイヤの引っ張り力によってアウタチューブ及びハンドルベースが変移しないようにしたものである。このようにアウタチューブを支持する固定プレートは、ハンドルベースに対して強固に固定する必要があり、従来ではハンドルベースと固定プレート間を複数箇所のネジ止めによって固定していた。
実用新案登録第2586932号公報 特開2000−110425号公報
しかしながら、ハンドルベースに固定プレートを固定する取付け作業は、固定プレートをハンドルベースに密着状態に配置し、その際に双方のネジ止め用の孔が一致するよう位置合わせする。このように位置合わせした状態を保持しつつネジ止め作業を複数箇所で行う必要がある。つまり、ネジ止め作業に入るまでのハンドルベースと固定プレート間の位置合わせ作業が面倒であり、その上に、固定プレートを保持しつつネジ止め作業を複数箇所で行う必要がある。以上より、固定プレートの取付け作業が面倒であるという問題があった。
そこで、本発明は、固定プレートの取付け作業が容易であるオープナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、ハンドルベースに基端側が支承されるハンドルと、該ハンドルベースに固定される固定プレートと、アウタチューブとこのアウタチューブ内に挿通されるインナワイヤとから構成され、且つ該ハンドルの基端側端部にインナワイヤの端部が支持されつつ、該固定プレートに該アウタチューブの端部が固定されるボーデンワイヤとを備えた車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記ハンドルベースと前記固定プレートに、該固定プレートを該ハンドルベースに摺接させた状態で係合し、該固定プレートの取付け位置への移動のみを許容する規制移動手段と、該固定プレートが取付け位置に移動した状態で該ハンドルベースと該固定プレートを嵌合・保持する嵌合手段とを設け、該嵌合手段が、該ハンドルベースに該ボーデンワイヤの配索方向に沿って立設する側壁の基部に形成されるベース側嵌合部と、該固定プレートのハンドルベース側端部にプレート側嵌合部とから構成され、該ボーデンワイヤの配索方向に対して直交する方向に該プレート側嵌合部が移動し、該プレート側嵌合部が該ベース側嵌合部と嵌合することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記規制移動手段は、前記ハンドルベースと前記固定プレートのいずれか一方に設けられたボス部と、他方に設けられ、且つ該ボス部に挿入される丸孔とから構成され、該ボス部を中心に回転することで、該固定プレートが該ハンドルバースに対して取付け位置に移動することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記規制移動手段は、前記ハンドルベースと前記固定プレートのいずれか一方に設けられたボス部と、他方に設けられ、該ボス部に挿入される長穴とから構成され、この長穴を該ボス部がスライドすることで、該固定プレートが該ハンドルベースに対し取付け位置に移動することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記ハンドルベースと前記固定プレートにピン挿通孔を設け、この双方のピン挿通孔に挿通された固定ピンを介して前記ハンドルベースと前記固定プレート間を固定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記固定ピンは、前記ハンドルベースと前記固定プレート間をカシメによって固定することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、前記嵌合手段は、2箇所以上に設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、固定プレートを規制移動手段が係合するようにハンドルベースに密着状態に配置し、固定プレートを規制移動手段の許容する方向に従って移動すると、嵌合手段が嵌合して固定プレートとハンドルベース間が嵌合すると共に固定プレートが取付け位置に位置する。従って、固定ピン等の固定作業に入るまでの固定プレートの位置合わせ作業が従来に較べて容易であり、その上、固定プレートとハンドルベース間が嵌合手段を介して嵌合されているため、固定ピン等の固定作業時に固定プレートを保持する必要がなく、しかも、固定ピン等の固定作業を1箇所で行えば足りる。以上より、固定プレートの取付け作業が容易である。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、固定プレートを取付け位置に移動する際の移動作業が単純であり、作業性が良い。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、固定プレートを取付け位置に移動する際の移動作業が単純であり、作業性が良い。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、固定プレートの回転による緩みによってハンドルベースから外れることがない。つまり、ネジ止めの場合にはネジの緩みによって固定プレートが外れる恐れがあるが、固定ピンは損壊や塑性変形しない限り固定プレートとハンドルベース間の固定を保持し、信頼性が高い。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、固定ピンをカシメ加工すれば良いため、ネジ止めに較べて固定作業が容易である。
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、固定プレートの両端位置に設けることによって、固定プレートの浮き上がりを有効に抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施形態を示し、この第1実施形態ではオープナ装置を車両用インサイドハンドル装置に適用した場合を示す。図1はオープナ装置1Aの斜視図、図2はオープナ装置1Aの内面図、図3はハンドルベース2と固定プレート5の分解斜視図、図4はハンドルベース2の内面に固定プレート5を配置した状態を示す内面図、図5はハンドルベース2に固定プレート5を取付けた状態を示す内面図、図6はハンドルベース2の内面に配置した固定プレート5を回転する前の状態を示す拡大図、図7はハンドルベース2の内面に配置した固定プレート5を回転した状態を示す拡大図である。
図1及び図2において、オープナ装置1Aは、ドア本体(図示せず)に固定されたハンドルベース2と、このハンドルベース2に回転自在に取付けられた2つのハンドルであるインサイドハンドル3及びロックノブ4と、ハンドルベース2に取付けられた固定プレート5とを備えている。
ハンドルベース2は、樹脂などで形成され、車室側に露出された外面側の中央部が窪んでいる。この窪んだ箇所にインサイドハンドル3とロックノブ4が共に取付けられている。インサイドハンドル3とロックノブ4の他端側は、ハンドルベース2の内面側に突出している。この突出したインサイドハンドル3とロックノブ4の各他端に、各ボーデンワイヤ6,7のインナワイヤ6b,7bが接続されている。
インサイドハンドル3に接続されたボーデンワイヤ6の他端は、第1の操作対象体である第1ドアロック機構(図示せず)に接続されている。ロックノブ4に接続されたボーデンワイヤ7の他端は、第2の操作対象体である第2ドアロック機構(図示せず)に接続されている。
固定プレート5は、金属などの剛性の高い材料で形成され、左右一対のワイヤ端末固定部10と、このワイヤ端末固定部10に一体に設けられた平板状のベース部11とから構成されている。一対のワイヤ端末固定部10には、各ボーデンワイヤ6,7のアウタチューブ6a,7aの端末部12がそれぞれ固定されている。
次に、固定プレート5のハンドルベース2への取付け構造を詳しく説明する。図1〜図3に示すように、ハンドルベース2の一端側は、平板部13とこの平板部13の両縁より立設された一対の側壁14とを有する。平板部13には円柱状のボス部15とピン挿通孔16が設けられている。一対の側壁14には嵌合溝17がそれぞれ設けられている。
一方、固定プレート5のベース部11には、ボス部15が挿入され、ボス部15より若干だけ大径の丸孔18が設けられている。固定プレート5の取付け時に、ハンドルベース2のボス部15に丸孔18を挿入した状態で固定プレート5を密着状態で配置すると、固定プレート5の取付け位置への回転のみが許容されるようになっている。つまり、ハンドルベース2のボス部15と固定プレート5の丸孔18とから固定プレート5の取付け位置への移動のみを許容する規制移動手段19が構成されている。
固定プレート5の両側には、嵌合突起20がそれぞれ設けられている。この2箇所の嵌合突起20がハンドルベース2の側壁14の嵌合溝17にそれぞれ嵌合されている。固定プレート5の取付け時に、規制移動手段19で係合された固定プレート5を取付け位置に回転すると、固定プレート5の各嵌合突起20がハンドルベース2の各嵌合溝17にそれぞれ嵌合する。この嵌合状態では固定プレート5とハンドルベース2間の密着状態が保持される。つまり、2箇所の嵌合溝17と嵌合突起20とから2つの嵌合手段21,21が構成されている。
固定プレート5には、ピン挿通孔22が設けられている。固定プレート5が取付け位置に位置すると、ハンドルベース2のピン挿通孔16に固定プレート5のピン挿通孔22が一致するよう設定されている。この双方のピン挿通孔16,22に固定ピン23が挿入され、挿入された固定ピン23の先端はカシメられている。この固定ピン23を介して固定プレート5とハンドルベース2間が固定されている。
上記構成において、ロックノブ4をロック側から解除側に、若しくは、解除側からロック側に操作すると、インナワイヤ7bが引っ張られて、若しくは、押し出されてアウタチューブ7a内を移動する。このインナワイヤ7bの移動によって第2ドアロック機構(図示せず)のドアロック状態が解除され、若しくは、ドアロック状態とされる。
第2ドアロック機構(図示せず)がロック解除状態にあって、インサイドハンドル3を開方向に操作すると、インナワイヤ6bが引っ張られてアウタチューブ6a内を移動する。このインナワイヤ6bの移動によって第1ドアロック機構(図示せず)のドアロック状態が解除される。これにより、ドアを開放できる。
次に、固定プレート5をハンドルベース2に取付ける作業を説明する。図4及び図6に示すように、固定プレート5の丸孔18にハンドルベース2のボス部15を挿入しつつ固定プレート5をハンドルベース2上に配置する。
次に、固定プレート5をボス部15を中心としてA矢印方向に回転する。すると、図5及び図7に示すように、固定プレート5の各嵌合突起20がハンドルベース2の各嵌合溝17にそれぞれ嵌合する。この固定プレート5の回転によって固定プレート5が取付け位置に位置し、双方のピン挿通孔16,22の位置が一致する。
次に、双方のピン挿通孔16,22に固定ピン23を挿入し、固定ピン23の先端をカシメ加工すれば完了する。
以上より、固定ピン23の固定作業に入るまでの固定プレート5の位置合わせ作業が従来に較べて容易であり、その上、固定プレート5とハンドルベース2間が嵌合手段21を介して嵌合されるため、固定ピン23の固定作業時に固定プレート5を保持する必要がなく、しかも、固定ピン23による固定作業を1箇所で行えば足りる。以上より、固定プレート5の取付け作業が容易である。
この第1実施形態では、規制移動手段19は、ハンドルベース2に設けられたボス部15と、固定プレート5に設けられ、ボス部15に挿入される丸孔18とから構成され、固定プレート5をハンドルベース2に対し回転することによって取付け位置に移動するように構成した。従って、固定プレート5の移動操作が単純な回転操作であるため、作業性の向上に寄与する。尚、規制移動手段21は、固定プレート5にボス部15を設け、ハンドルベース2に丸孔18を設けて構成しても良い。
この第1実施形態では、ハンドルベース2と固定プレート5にピン挿通孔16,22を設け、この双方のピン挿通孔16,22に挿通された固定ピン23を介してハンドルベース2と固定プレート5間を固定したので、固定プレート5の回転によってハンドルベース2から外れることがない。つまり、ネジ止めの場合にはネジの回転による緩みによって固定プレートから外れる恐れがあるが、固定ピン23は損壊や塑性変形しない限り固定プレート5とハンドルベース2間の固定を保持する。
また、この第1実施形態では、固定ピン23は、ハンドルベース2と固定プレート5間をカシメによって固定するので、ネジ止めに較べて固定作業が容易である。尚、固定ピン以外の固定部品(例えばネジ)を用いて固定しても良いことはもちろんである。
この第1実施形態では、2箇所に嵌合手段21,21を設け、固定プレート5の両端位置を抑えるため、固定プレート5の浮き上がりを確実に抑えることができる。尚、嵌合手段21,21は、1箇所でも、又、3箇所以上に設けても良い。
この第1実施形態では、嵌合手段21,21は、ハンドルベース2に設けられた嵌合溝17,17と、固定プレート5に設けられた嵌合突起20,20とから構成されているが、反対に、ハンドルベース2に設けられた嵌合突起と、固定プレート5に設けられた嵌合溝とから構成しても良い。
この第1実施形態のオープナ装置1Aでは、インサイドハンドル3とロックノブ4の2つのハンドルを備え、2本のアウタチューブ6a,7aの端末部12が同一の固定プレート5に接続されているため、固定プレート5が有効に利用されている。
図8及び図9は本発明の第2実施形態に係るオープナ装置1Bを示す。図8及び図9に示すように、この第2実施形態のオープナ装置1Bは、前記第1実施形態のものと比較するに、規制移動手段30の構成と嵌合手段21の個数が相違する。
つまり、規制移動手段30は、ハンドルベース2に設けられた円柱状のボス部31と、固定プレート5に設けられ、ボス部31が挿入される長穴32とから構成されている。そして、固定プレート5は、ボス部31に規制されることでハンドルベース2に対しB方向にのみスライドし、このスライドによって取付け位置に移動する。又、嵌合手段21は、1箇所にのみ設けられている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、固定プレート5をハンドルベース2に取付ける作業を説明する。図8に示すように、固定プレート5の長穴32にハンドルベース2のボス部31を挿入しつつ固定プレート5をハンドルベース2に密着状態に配置する。
次に、固定プレート5をボス部31に規制されつつB矢印方向にスライドする。すると、図9に示すように、固定プレート5の嵌合突起20がハンドルベース2の嵌合溝17に嵌合する。この固定プレート5のスライドによって固定プレート5が取付け位置に位置し、双方のピン挿通孔16,22の位置が一致する。
次に、双方のピン挿通孔16,22に固定ピン23を挿入し、固定ピン23の先端をカシメ加工すれば完了する。
以上より、この第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、固定ピン23の固定作業に入るまでの固定プレート5の位置合わせ作業が従来に較べて容易であり、その上、固定プレート5とハンドルベース2間が嵌合手段21を介して嵌合されるため、固定ピン23の固定作業時に固定プレート5を保持する必要がなく、しかも、固定ピン23の固定作業を1箇所で行えば足りる。以上より、固定プレート5の取付け作業が容易である。
この第2実施形態では、規制移動手段30は、ハンドルベース2に設けられたボス部31と、固定プレート5に設けられ、ボス部31に挿入される長穴32であり、固定プレート5がハンドルベース2に対しスライドすることによって取付け位置に移動するように構成された。従って、固定プレート5を取付け位置に移動するための操作が単純であり、作業性の向上に寄与する。尚、規制移動手段30は、固定プレート5にボス部を設け、ハンドルベース2に長穴を設けて構成しても良い。
図10及び図11は本発明の第3実施形態に係るオープナ装置1Cを示す。図10及び図11に示すように、この第3実施形態のオープナ装置1Cは、前記第2実施形態のものと比較するに、嵌合手段21,33が2箇所に設けられている点が異なる。つまり、一の嵌合手段21は前記第2実施形態のものど同様の構成である。他の嵌合手段33は、固定プレート5に設けられた嵌合突起34と、ハンドルベース2の平板部13の突部に設けられた嵌合溝35とから構成されている。
他の構成は、前記第2実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態でも、前記第2実施形態と同様に固定プレート5の取付け作業が容易である。
この第3実施形態では、第2実施形態と比較して固定プレート5とハンドルベース2間が2箇所の嵌合手段21,33で嵌合されるため、固定プレート5の浮き上がりを確実に抑えることができる。尚、この第3実施形態では、ハンドルベース2の平板部13の突部に嵌合溝35を設けたが、前記第1実施形態のように、ハンドルベース2の他方の側壁14に嵌合溝17を設けるようにしても良い。この場合には、固定プレート5には、ハンドルベース2の側壁14より突出する延設部を設け、この延設部に嵌合突起を設ける。
図12及び図13は本発明の第4実施形態に係るオープナ装置1Dを示す。図12及び図13に示すように、この第4実施形態のオープナ装置1Dは、前記第3実施形態と同様に、嵌合手段21,36が2箇所に設けられているが、その1箇所の設置位置が相違する。つまり、嵌合手段36は、ハンドルベース2のボス部31の上端に設けられた嵌合突起37と、固定プレート5に設けられた長穴32とから構成されている。スライド移動のための長穴32が嵌合溝に兼用されている。
他の構成は、前記第3実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態でも、前記第1〜第3実施形態と同様に固定プレート5の取付け作業が容易である。
この第4実施形態では、第3実施形態と同様に、固定プレート5とハンドルベース2間が2箇所の嵌合手段21,36で嵌合されるため、固定プレート5の浮き上がりを確実に抑えることができる。又、長穴32が嵌合溝を兼用するため、構造の単純化に寄与する。
尚、各実施形態では、本発明のオープナ装置を車両用インサイドハンドル装置に適用した場合を説明したが、車両用アウトサイドハンドル装置等にも同様に適用できることはもちろんである。
本発明の第1実施形態に係るオープナ装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るオープナ装置の内面図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドルベースと固定プレートの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドルベースの内面に固定プレートを配置した状態を示す内面図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドルベースに固定プレートを取付けた状態を示す内面図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドルベースの内面に配置した固定プレートを回転する前の状態を示す拡大図である。 本発明の第1実施形態に係るハンドルベースの内面に配置した固定プレートを回転した状態を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るハンドルベースの内面に固定プレートを配置した状態を示す内面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るハンドルベースに固定プレートを取付けた状態を示す内面図、(b)は図9(a)のC−C線断面図である。 本発明の第3実施形態に係るハンドルベースの内面に固定プレートを配置した状態を示す内面図である。 (a)は本発明の第3実施形態に係るハンドルベースに固定プレートを取付けた状態を示す内面図、(b)は図11(a)のD−D線断面図である。 本発明の第4実施形態に係るハンドルベースの内面に固定プレートを配置した状態を示す内面図である。 (a)は本発明の第4実施形態に係るハンドルベースに固定プレートを取付けた状態を示す内面図、(b)は図13(a)のE−E線断面図である。
符号の説明
1A〜1D 車両用インサイドハンドル装置(オープナ装置)
2 ハンドルベース
3 インサイドハンドル(ハンドル)
4 ロックノブ(ハンドル)
6,7 ボーデンワイヤ
6a,7a アウタチューブ
6b、7b インナワイヤ
15 ボス部
16 ピン挿通孔
17 嵌合溝
18 丸孔
19 規制移動手段
20 嵌合突起
21 嵌合手段
22 ピン挿通孔
23 固定ピン
30 規制移動手段
31 ボス部
32 長穴(嵌合溝)
33 嵌合手段
34 嵌合突起
35 嵌合溝
36 嵌合手段
37 嵌合突起

Claims (6)

  1. ハンドルベースに基端側が支承されるハンドルと、該ハンドルベースに固定される固定プレートと、アウタチューブとこのアウタチューブ内に挿通されるインナワイヤとから構成され、且つ該ハンドルの基端側端部にインナワイヤの端部が支持されつつ、該固定プレートに該アウタチューブの端部が固定されるボーデンワイヤとを備えた車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記ハンドルベースと前記固定プレートに、
    該固定プレートを該ハンドルベースに摺接させた状態で係合し、該固定プレートの取付け位置への移動のみを許容する規制移動手段と、
    該固定プレートが取付け位置に移動した状態で該ハンドルベースと該固定プレートを嵌合・保持する嵌合手段とを設け、
    該嵌合手段が
    該ハンドルベースに該ボーデンワイヤの配索方向に沿って立設する側壁の基部に形成されるベース側嵌合部と、
    該固定プレートのハンドルベース側端部にプレート側嵌合部とから構成され、
    該ボーデンワイヤの配索方向に対して直交する方向に該プレート側嵌合部が移動し、該プレート側嵌合部が該ベース側嵌合部と嵌合することを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
  2. 請求項1記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記規制移動手段は、前記ハンドルベースと前記固定プレートのいずれか一方に設けられたボス部と、他方に設けられ、且つ該ボス部に挿入される丸孔とから構成され、
    該ボス部を中心に回転することで、該固定プレートが該ハンドルバースに対して取付け位置に移動することを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
  3. 請求項1記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記規制移動手段は、前記ハンドルベースと前記固定プレートのいずれか一方に設けられたボス部と、他方に設けられ、該ボス部に挿入される長穴とから構成され、
    この長穴を該ボス部がスライドすることで、該固定プレートが該ハンドルベースに対し取付け位置に移動することを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記ハンドルベースと前記固定プレートにピン挿通孔を設け、この双方のピン挿通孔に挿通された固定ピンを介して前記ハンドルベースと前記固定プレート間を固定することを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
  5. 請求項4記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記固定ピンは、前記ハンドルベースと前記固定プレート間をカシメによって固定することを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の車両インサイドドアハンドル用オープナ装置であって、
    前記嵌合手段は、2箇所以上に設けられたことを特徴とする車両インサイドドアハンドル用オープナ装置
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