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JP4537234B2 - 防潮柵 - Google Patents
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JP4537234B2 - 防潮柵 - Google Patents

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Description

本発明は、季節風や強風時に海岸から舞い上がる飛沫が風に乗って内陸側に移動することによって生じる塩害を防止するために、海岸部又はその近傍に設置される防潮柵に関する。
海岸地域の開発による海岸付近の潮の流れの変化や、温暖化による海水面の上昇等の環境の変化から汀線の後退や海水位の上昇が起こり、季節風や強風時に海水の飛沫が強風に乗って防波堤を乗り越え、民家や施設に降り注ぐ現象が見られるようになっている。そのため、一般家屋では、屋根の腐食が進行したり、エアコン室外機に腐食が発生したり、工場などでは電動機器の腐食が進行するなどの塩害が発生している。
このような飛沫による塩害を防止するために、従来から防風柵などにより潮風を遮蔽したり減衰させることが行われてきた。例えば、下記特許文献1では吹雪対策の吹払い減風柵の一部として、多数の透孔を有する波状板を防風板として使用することが記載されている。また、下記特許文献2では、一定間隔に配置した前・後柵の遮蔽板に透孔を設けるとともに、前記透孔の位置を前・後柵でずらして設けた越波・砂柵が開示されている。この越波・砂柵によれば、後方柵の無孔部分の遮蔽部により前方から通り抜けてきた直接の流体を二次的に後方の柵に当てることにより、飛沫は後方柵の透孔より飛散されるようになるため、交通路や港湾施設の方に直接飛ぶことが防止できると記載されている。
更には、市販の有孔折板(ジグザグ状に折曲げ加工した鋼板)を高さ方向にジグザグ状になるように設置したり、細かい網ネットを防潮柵として用いることも行われている。
特開昭64−21105号公報 特開昭59−206508号公報
しかしながら、前記特許文献1記載の多数の透孔を有する波状板や、前記有孔折板を防潮柵として使用する場合には、風速の低減効果は認められるが、透孔を通して飛沫が内陸側に飛散するとともに、柵を越える、所謂吹上げ飛沫量が多くなるため、飛沫の飛散防止効果は満足のいくものではなかった。
また、前記特許文献2記載の越波・砂柵は、直接的に透孔を通過する飛沫量は低減できるようになるが、遮蔽部に当たった潮風が、やはり柵を乗り越えて内陸側に飛散するようになるため、飛沫の飛散防止効果として満足のいくものではなかった。
そこで本発明の主たる課題は、海岸部又はその近傍位置に設置され、風に乗って飛散する飛沫を捕捉及び沈降落下させることにより、飛沫が内陸側へ飛散するのを防止するための防潮柵であって、飛沫の柵通過量を低減し得ると同時に、柵を乗り越えて内陸側に飛散する吹上げ飛沫量を低減することにより、従来よりも飛散防止効果の高い防潮柵を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、海岸部又はその近傍位置に設置され、風に乗って飛散する飛沫を捕捉及び沈降落下させることにより、飛沫が内陸側へ飛散するのを防止するための防潮柵であって、
前記防潮柵は、海側に対面する方向に列を成すように棒状体を所定間隔で配置した棒状体列を前記海側に対面する方向に対して直交する方向に少なくとも2列以上配置するとともに、隣接する棒状体列間で前列側の棒状体列と後列側の棒状体列とは千鳥状配置とされ、かつ前記棒状体の断面形状は、円形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形のいずれかとされるとともに、風に対して対向する平面を有しない向きで配向されており、
前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して4倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して2倍に設定されていることを特徴とする防潮柵が提供される。
請求項2に係る本発明として、海岸部又はその近傍位置に設置され、風に乗って飛散する飛沫を捕捉及び沈降落下させることにより、飛沫が内陸側へ飛散するのを防止するための防潮柵であって、
前記防潮柵は、海側に対面する方向に列を成すように棒状体を所定間隔で配置した棒状体列を前記海側に対面する方向に対して直交する方向に少なくとも2列以上配置するとともに、隣接する棒状体列間で前列側の棒状体列と後列側の棒状体列とは千鳥状配置とされ、かつ前記棒状体の断面形状は、円形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形のいずれかとされるとともに、風に対して対向する平面を有しない向きで配向されており、
前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して3倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して1.5倍に設定されていることを特徴とする防潮柵が提供される。
上記請求項1、2記載の本発明は、海側に対面する方向に列を成すように棒状体を所定間隔で配置した棒状体列を前記海側に対面する方向に対して直交する方向に少なくとも2列以上配置するとともに、隣接する棒状体列間で前列側の棒状体列と後列側の棒状体列とは千鳥状配置とされ、かつ前記棒状体の断面形状は、円形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形のいずれかとされるとともに、風に対して対向する平面を有しない向きで配向するものである。従って、潮風に対し前面側に位置する棒状体の列で風を縮流し、後方側の棒状体列に衝突させる。或いは前面側に位置する棒状体の列により生起した風の剥離渦を後方側に位置する棒状体の列に衝突させることにより、飛沫と棒状体との衝突確率を増大させるようにする。
また、棒状体の背後で生じる剥離渦は、大小様々なスケールの渦で形成されていることから、下流に流れていく際に飛沫同士がぶつかり合い、凝集により大粒径の粒となり沈降速度を促進させることにより、飛沫が内陸側に飛散するのを防止することができる。
すなわち、従来の透孔波板や有孔折板を用いた柵では吹上げ量が大きくなって、沈降には逆にマイナスの効果が生じるが、本発明では風が棒状体の間を吹き抜けることを認めつつ、棒状体の間を吹き抜ける過程で棒状体との衝突や接触確率を大きくすることにより、飛沫を捕捉するとともに、風の縮流や剥離流により乱流状態を人工的に作り、飛沫同士の接触機会を高めることにより飛沫同士を凝集させ、沈降速度を増大させることにより柵及び柵の後方側ですぐに地上に落下させるようにするものである。
また、請求項1では前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して4倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して2倍に設定され、請求項2では前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して3倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して1.5倍に設定されている。前列側の棒状体で縮流された風や剥離渦はある程度の拡散傾向を示すため、ある程度の隙間が生じている場合であっても、飛沫の飛散防止効果として所望の効果を奏することができる。
以上詳説のとおり本発明によれば、飛沫の柵通過量を低減し得ると同時に、柵を乗り越えて内陸側に飛散する吹上げ飛沫量を低減することが可能となり、従来品よりも増して飛沫の飛散防止効果が得られるようになる。また、棒状体の間がスリットになっているので透光が可能で、従来の板状の柵と違い開放感もある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る防潮柵1の正面図であり、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図4は図2のA部拡大図、図5は柵パネル2の正面図である。
防潮柵1は、所定の間隔で基礎コンクリート7、7…を地盤に造成した後、この基礎コンクリート7に埋込部3aを固定した支柱3、3…を立設し、この支柱3、3…間に柵パネル2からなる防潮柵本体を、風向きに対面するように取り付けたものである。なお、図示例では前記支柱3,3…は斜め方向に配置した控え柱8によって風圧に対する耐力補強が図られている。
前記柵パネル2は、詳細には図1、図5に示されるように、上桟5Aと下桟5Bとを支持材として、これら上桟5A、下桟5B間に多数の棒状体4,4…群が配置されたものである。
前記棒状体4,4…は、図4に示されるように、風の通過方向に少なくとも2列以上の配置、図示例では2列の配置としてあり、前列側の棒状体列4Aと、後列側の棒状体列4Bとは千鳥配置となっている。この場合、海側対向面列(海側に対して対面する方向の水平列を指す。具体的には上記棒状体列4A、4B)における前記棒状体4,4…の水平間隔Pは、前記棒状体4の正面視幅B海側に対面する方向の棒状体幅寸法)に対して4倍(又は3倍)に設定し、潮風通過方向の列間隔Pを前記棒状体4の見込み幅B海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法)に対して2倍(又は1.5倍)に設定するのが望ましい。前列側の棒状体列4Aで縮流された風や剥離渦はある程度の拡散傾向を示すため、少々の隙間が生じている場合であっても、飛沫の飛散防止効果として所望の効果を奏することができる。
前記棒状体4の断面形状は、図示例では円形としたが、任意の断面形状を採用することができる。例えば、図6(A)〜(G)に示されるように、矩形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形等を挙げることができる。これらの断面形状の内、風向きに対して対向する平面を有する図6(A)の矩形状よりも、風に対して対向する平面を有しない図6(B)〜(G)の方が、吹上げ飛沫量を低減する効果が大きい。また、図6(G)のような断面形状の場合にはカルマン渦の生起効果に優れるものと予想される。
前記柵パネル2を支柱3,3に取り付けるには、前記支柱3,3…間に柵パネル2,2を持ち込み、下段側から順に柵パネル2を取付け金具6b〜6fで取り付けたならば、その上段側に積み重ねるように柵パネル2を設置し、取付け金具6a〜6dにより固定する。図示例では、前記柵パネル2を上下2段の配置としたが段数は任意である。防潮柵1の高さHは、防潮柵1を設置する海岸部で想定されるしぶきの高さに合わせて設定される。この際、支柱高Hは柵パネル2の整数倍となるように設定する。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、棒状体4,4…を縦方向に配向したが、横方向に配向することでもよい。
(2)飛沫の吹き上がりを防止するため、防潮柵1の頂部に、水平方向に沿って海側に突き出した軒部を設けるようにしてもよい。
本実験例では、本発明に係る防潮柵の飛沫飛散防止効果について検証実験を行った。
(1)実験方法
(A)実験装置
実験は、建屋内に延長6m×高さ1.8m×幅1mで下面には床、両側面には壁を設け上面は天井無しとした簡易風洞を設置するとともに、送風機を設置し、風速10mの風を発生させるようにし、本実施例に係る柵(実施例1〜実施例4)及び比較例に係る柵(比較例1、2)を送風機から2.5m地点に設置した。そして、飛沫の代わりに、着色粉剤(バスクリン)を送風機に、0.5(l/min)の条件で10分間噴霧し、風に乗せて飛散させ、飛沫測定地点にガーゼ(20cm×20cm)を設置し、ガーゼで捕捉された着色剤の量を計測した。
(B)測定項目及び計算方法
(a)飛沫通過量
飛沫通過量は、風洞の6m地点(終端)で下面に落下しない飛沫量と定義される値である。計測は、風洞6m地点に高さ方向に複数のガーゼを設置し、ガーゼに付着した着色剤量(単位時間(分)・単位ガーゼ面積20cm×20cm)あたりの着色剤量から計算により全通過飛沫量を求める。
ガーゼ1枚あたりの付着量は、回収したガーゼ(濡れたまま)をある量の水で溶かし、付着した着色剤を出来るだけ完全に溶かす。そして、水を加え全溶液量を調整する。全溶液量の吸光度を吸光光度計により測定する。吸光度と濃度とについて、予め図8に示されるような検定線を作成しておき、その検定線より溶液濃度を計算する。全溶液量がわかっているので、その中に含まれる(すなわちガーゼに付着した)着色剤の絶対量が判明する。すなわち、全溶液量の濃度(g/l)×全溶液量の体積(1)=着色剤の絶対量(g)となる。
後述する通過量のグラフ(図11)は、20cm×20cmのガーゼに一分間付着した着色剤溶液量である。従って、計算方法は着色剤の絶対量(g)/3% (バスクリン濃度)/実験時間(min)×1minとなる。
全体の通過飛沫量は、図9に示されるように、高さ方向に積分することにより、単位幅あたりの通過飛沫量を求めてから風洞幅に換算する。具体的には、高さ方向の関数f(x)をx=0からx=max(測定高をx軸とし、地面から飛沫量が0となる高さ)までを積分した後、積分値/20cm(ガーゼの幅)×1m(風洞幅)により風洞の幅に換算する。
(b)飛沫沈降量
飛沫沈下量は、風洞延長6m区間で床面に沈降した飛沫量と定義される値である。所定位置(横断方向に3箇所×流下方向に6箇所で計18箇所)にトレイを置き、トレイに落下した着色剤量から全沈降量を求める。横断方向の平均値を取る。また、棒状体設置位置にはトレイを設置できないため、棒状体設置位置の沈降量の値=棒状体群内の沈降量g/10min / (風洞幅m×トレイ長さ)×トレイ面積(1枚)mとなるため、前記棒状体群内沈降量=(直前の通過量―直後の通過量)g×フェンス地点における噴霧面積m(当該実験においてはガーゼ面積の9倍)/ 測定時間min×10minより求める。そして、風洞延長方向に積分することにより、風洞方向の沈降量を求めた後、積分値/24cm(トレイの幅)×1m(風洞幅)により風洞幅に換算する。
(c)飛沫吹上げ量
飛沫吹上げ量は、防潮柵を乗り越えて飛散する飛沫量と定義される値である。断面中央1箇所の柵上部にガーゼを設置し、ガーゼで捕捉された着色剤量から求める。
(d)風速
通過風速の測定は、高さ0.65mで風洞断面中心と左右20cmの位置で計測する。また、吹上げ風速は断面中央上部の1箇所で計測する。
(2)試験柵(供試体)の製作
実験は、本発明に係る防潮柵として図7(A)(D)に示す下記(a)(d)の条件の種類の棒状体配列の柵(実施例1、2)のモデルと、従来技術の柵として、柵無し(比較例1)と、有孔折板を使用したもの(比較例2)と、黒ネット(網目:500mm×50mmの開口を有効率45%で形成)を使用したもの(比較例3)と、図7(B)、(C)に示す下記(b)、(c)の条件の2種類の棒状体配列の柵(比較例4,5)の計5種類の柵モデルとについて行った。
(a)実施例1(3D-6):図7(A)に示されるように、円柱の純間隔を円柱径の3倍の75mmとし、円柱群の配列を風向方向に6列の千鳥配置とした防潮柵。
(b)比較例4(1D-6[18.4]):図7(B)に示されるように、円柱の純間隔を円柱径の1倍の25mmとし、円柱群の配列を風向方向に6列の千鳥配置し、かつ風下側の円柱を各列で順次8本、5本、2本と抜いて風下側からの円柱の配列角度を18.4°とした防潮柵。
(c)比較例5(1D-2):図7(C)に示されるように、円柱の純間隔を円柱径の1倍の25mmとし、円柱群の配列を風向方向に2列の千鳥配置とした防潮柵。
(d)実施例(2D-6):図7(D)に示されるように、円柱の純間隔を円柱径の2倍の50mmとし、円柱群の配列を風向方向に6列の千鳥配置とした防潮柵。
(3)実験結果
(a)通過風速
通過風速の結果を図10に示す。本実施例1〜4に係る柵4種類は、風速が柵通過後急速に低減し、比較例2〜3の柵に比べて低減効果がみられる。
(b)飛沫通過量
図11に、測定点6.0m地点(風洞終端)における高さ15cm、65cm、115cmの着色粉剤捕捉量を示す。図11において実施例1、2(3D-6、2D-6)に係る柵は、比較例2の有孔折板に比べ飛砂捕捉量が少なくなっている。
(c)吹上げ飛沫量
柵からの風の吹上げによる飛沫量を図12に、吹き上げ風速を図13に示す。図12、図13から吹き上げ飛沫と吹き上げ風速はほぼ比例関係にあることが分かる。吹き上げ飛沫量は図12のように、本実施例1、2に係る柵は比較例2〜5比べ格段に減少させることができる。また、吹上風速も図13に示されるように、本実施例1、2に係る柵比較例1〜5より小さくなる結果を得られた。
(d)飛沫沈降量
図14に横軸を風洞距離とした飛沫沈降量の分布図を示す。同図より、本実施例1、2に係る柵は、柵によりかなりの飛沫を沈降させ得ることが判明している。また、図15に全沈降量(風洞内)を示す。同図より、実施例1(3D-6)の柵は比較例2の有孔折板の沈降量以上の沈降量は得られなかったが、ほぼ同程度である。実施例4に係る柵は、比較例2,3(有孔折板、黒ネット)に係る柵よりも多くの飛沫を沈降させ得ることが判明し、飛沫の飛散防止の効果が非常に高いことが分かる。
(e)全沈降量、吹上げ飛沫量、通過量の割合
下表1に実施例1、2、比較例1〜の各例について、全沈降量、吹上げ飛沫量、飛沫通過量、全量を示す。なお、全沈降量、吹上げ飛沫量、飛沫通過量の割合は全量に対する百分率である。また、全量に対する各項目の割合を図16に示した。
同表1、図16から分かるように、本実施例1、2に係る柵は、全沈降量が多く、かつ吹上げ飛沫量が少なく、かつ飛沫通過量も少なくなっていることが分かる。
Figure 0004537234
以上から、本発明に係る防潮柵は、風が透過する際に急速に風速を低減させることができるとともに、飛沫粒子を従来品以上に沈降させることができ、高い飛沫飛散防止効果が得られることが認められる。
本発明に係る防潮柵1の正面図である。 防潮柵1の横断面(図1のII−II線矢視図)である。 防潮柵1の縦断面図(図1のIII−III線矢視図)である。 図2のA部拡大図である。 柵パネル2の正面図である。 棒状体4の断面形状例を示す図である。 実施例における実施例1、2及び比較例4,5の棒状体配置を示す図である。 吸光度と濃度との相関図である。 飛沫通過量の計算要領を示す図である。 通過風速を示すグラフである。 飛沫通過量を示すグラフである。 吹上げ飛沫量を示す棒グラフである。 吹上げ風速を示す棒グラフである。 風洞内沈降量の分布図である。 風洞内全沈降量を示す棒グラフである。 通過量、吹上げ飛沫量、全沈降量の割合を示す棒グラフである。
1…防潮柵、2…柵パネル、3…支柱、4…棒状体、5A…上桟、5B…下桟、6a〜6f…取付け金具、7…基礎コンクリート

Claims (2)

  1. 海岸部又はその近傍位置に設置され、風に乗って飛散する飛沫を捕捉及び沈降落下させることにより、飛沫が内陸側へ飛散するのを防止するための防潮柵であって、
    前記防潮柵は、海側に対面する方向に列を成すように棒状体を所定間隔で配置した棒状体列を前記海側に対面する方向に対して直交する方向に少なくとも2列以上配置するとともに、隣接する棒状体列間で前列側の棒状体列と後列側の棒状体列とは千鳥状配置とされ、かつ前記棒状体の断面形状は、円形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形のいずれかとされるとともに、風に対して対向する平面を有しない向きで配向されており、
    前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して4倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して2倍に設定されていることを特徴とする防潮柵。
  2. 海岸部又はその近傍位置に設置され、風に乗って飛散する飛沫を捕捉及び沈降落下させることにより、飛沫が内陸側へ飛散するのを防止するための防潮柵であって、
    前記防潮柵は、海側に対面する方向に列を成すように棒状体を所定間隔で配置した棒状体列を前記海側に対面する方向に対して直交する方向に少なくとも2列以上配置するとともに、隣接する棒状体列間で前列側の棒状体列と後列側の棒状体列とは千鳥状配置とされ、かつ前記棒状体の断面形状は、円形、三角形、菱形、半円形、切欠き円形、楕円形、三日月形のいずれかとされるとともに、風に対して対向する平面を有しない向きで配向されており、
    前記棒状体列の棒状体間隔は、海側に対面する方向の棒状体幅寸法に対して3倍に設定され、前記棒状体列間の間隔は、海側に対面する方向に対して直交する方向の棒状体幅寸法に対して1.5倍に設定されていることを特徴とする防潮柵。
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