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JP4571516B2 - 防潮板及び防潮用フェンス - Google Patents
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本発明は、海岸線に沿って設置され、波しぶき等により発生する海塩粒子を含んだ海水飛沫が周辺民家に飛来するのを防止する防潮板及び防潮用フェンスに関するものである。
防風や防雪を目的に設置されるフェンスとしては、例えば、特許文献1において、多数の小孔を穿設した折板状の防雪板を支柱に取り付けて形成した防雪柵が開示されている。かかる防雪柵は、強風に耐えるのに充分な機械的強度を有するとともに、吹雪等の際の雪を防ぐのには有効であるが、飛沫が小孔を透過するために飛沫を捕捉するには不適当なものであった。
一方、飛沫を捕捉し得るものとしては、例えば、特許文献2において、繊維状の合成樹脂により不織布状に形成されたフェンス用パネルが開示されている。
実開昭59−92714号公報 特開昭61−294072号公報
しかしながら、特許文献2に記載のフェンス用パネルは、飛沫を捕捉するには有効である反面、繊維状の合成樹脂により不織布状に形成されているために機械的強度が弱く、海側から非常に強い風が吹いてくる場合がある海岸線に設置するフェンス用パネルとして使用するには不適当なものであった。
本発明は、上記の如き問題に鑑みてなされたものであり、高い機械的強度と良好な捕捉性能を兼ね備える防潮板及び防潮用フェンスを提供する。
即ち、本発明は、海岸線に沿って適宜間隔を置いて立設された支柱に取り付けられ、海側から吹いてくる風に含まれる海水飛沫を捕捉する防潮板であって、
多数の通気孔を有する金属等の剛性材料からなる有孔板と、化学繊維、天然繊維又はそれらを混合した繊維で不織布状に形成されたフィルターとを積層し、上記フィルターは、上記有孔板に着脱可能に取り付けられ、上記フィルターが上記有孔板と通気性を有する保持部材との間にサンドイッチ状に挟持されているとともに、上記有孔板と上記保持部材とが着脱可能に連結され、上記保持部材は、多数の線材で網状に形成されたメッシュパネルからなることを特徴とする防潮板である。
上記構成により、海側から吹いてきた風が、メッシュパネルの線材間を通り抜けてフィルターを透過するので、風がフィルターを透過する際に、風中に含まれる海水飛沫がフィルターに付着して捕捉される。剛性材料からなる有孔板にフィルターを積層することで、有孔板が補強部材となって充分な機械的強度を得ることができるとともに、捕捉性能に優れたフィルターにより飛沫を捕捉することができるので、高い機械的強度と良好な捕捉性能とを兼ね備えることができる。
また、上記フィルターは、上記有孔板に着脱可能に取り付けられることにより、フィルターを有孔板から取り外すことができるので、フィルターが目詰まりした場合でも、フィルターを新しいものと交換したり、洗浄して再度利用することができる。
また、上記フィルターが上記有孔板と通気性を有する保持部材との間にサンドイッチ状に挟持されているとともに、上記有孔板と上記保持部材とが着脱可能に連結されていることにより、フィルターを有孔板に直接に取り付ける必要がなくなり、支柱に有孔板を取り付けておくことで、有孔板を取り外さずにフィルターを取り外すことができ、フィルターの交換が容易である。
また、上記保持部材が、多数の線材で網状に形成されたメッシュパネルからなることにより、海側から吹いてきた風が防潮板に当たると、その風は、メッシュパネルの線材間を容易に通り抜けることになり、フィルター内での通風が促進される。
また、本発明の防潮板において、水平方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成することが好ましい。これにより、防潮板の機械的強度を更に向上できるとともに、防潮板の表面積を増大できる。従って、高い機械的強度を得ることができるとともに、海側から吹いてくる風との接触面積が増大して効果的な捕捉が行える。
また、本発明は、海岸線に沿って複数の支柱が適宜間隔を置いて立設された支柱に、海側から吹いてくる風に含まれる海水飛沫を捕捉する防潮板を取り付けた防潮用フェンスにおいて、上記防潮板が、多数の通気孔を有する金属等の剛性材料からなる有孔板と、化学繊維、天然繊維又はそれらを混合した繊維で不織布状に形成されたフィルターとを積層し、上記防潮板が、上記支柱に前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に、かつ、それぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に設けられるとともに、前列の防潮板と後列の防潮板とが、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されていることを特徴とする防潮用フェンスである。
上記構成により、海側から吹いてきた風が、メッシュパネルの線材間を通り抜けてフィルターを透過するので、風がフィルターを透過する際に、風に含まれる海水飛沫がフィルターに付着して捕捉される。防潮板を剛性材料からなる有孔板にフィルターを積層して構成することで、有孔板が補強部材となって充分な機械的強度を得ることができるとともに、捕捉性能に優れたフィルターにより飛沫を捕捉することができるので、防潮板に高い機械的強度と良好な捕捉性能とを兼ね備えることができる。
また、上記防潮板が、上記支柱の前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に、かつ、それぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に設けられるとともに、前列の防潮板と後列の防潮板とが、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されることにより、海側から吹いてきた風が前列の防潮板の間を通り抜け、この風が防潮板の間を通り抜ける際に増速し、この増速によって防潮板に当たった風が前列の防潮板の間に誘導されることにより、上方への風の吹き上がりを防止できる。
本発明の防潮用フェンスにおいて、上記防潮板は、上記フィルターが海側に面するように積層されることが好ましい。これにより、防潮板は、フィルターに海水飛沫が捕捉されるのに有孔板が邪魔になることがなく、また、フィルターの表面の凹凸が下方から上方に吹き上がる風に対する抵抗となり海水飛沫の乗り越えを低減することができる。
また、本発明の防潮用フェンスにおいて、上記防潮板は、水平方向に延長した山部と谷部とが上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成され、かつ、その谷部が海側に面するように取り付けられることが好ましい。これにより、海側から吹いてきた風が山部に当たって谷部に流れると、谷部で強い乱流が発生して風が滞留することで風に含まれる海水飛沫がフィルターに捕捉される割合を高くすることができる。
また、本発明の防潮用フェンスにおいて、上記防潮板が、上記支柱の前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に、かつ、それぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に設けられるとともに、前列の防潮板と後列の防潮板とが、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されることが好ましい。これにより、海側から吹いてきた風が前列の防潮板の間を通り抜け、この風が防潮板の間を通り抜ける際に増速し、この増速によって防潮板に当たった風が前列の防潮板の間に誘導されることにより、上方への風の吹き上がりを防止できる。
また、本発明の防潮用フェンスにおいては、最下段の防潮板と地面との間に、隙間を覆う硬質合成樹脂等の剛性材料からなる透明又は半透明な無孔板又は有孔板が取り付けられることが好ましい。これにより、透明又は半透明な無孔板又は有孔板によって陸側より海側を見通すことができ、海岸線の様子を眺望することが可能である。
更に、本発明の防潮用フェンスにおいては、最上段の防潮板上に、風を海側に誘導する吹き上がり受けが海側に突出するように取り付けられることが好ましい。これにより、海側から吹いてきた風が防潮板に当たって上方に吹き上がっても、その風を吹き上がり受けにより海側へ誘導させることにより、吹き上がった風が防潮用フェンスを乗り越えて陸側へ浸入するのを防止できる。
本発明によれば、防潮板に高い機械的強度と良好な捕捉性能とを兼ね備えさせることができるとともに、防潮板のフィルターのみを交換して長期間に亘る使用においても良好な透過性能を維持できて海水飛沫を継続して捕捉できる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る防潮用フェンスの一実施の形態を示した海側から見た正面図、図2はその横断面図、図3は図1の主要部分の拡大正面図、図4は図1の主要部分の拡大平面図である。
図1乃至図4において、1は適宜間隔を置いて立設された支柱で、断面H型の金属製の型材よりなり、その下端部を基礎コンクリート2中に埋設して支持固定されている。支柱1には、海水飛沫に含まれる海塩粒子等によって腐食されないように溶融アルミニュウムめっき等の耐候性処理が施されている。
3は隣接する支柱1間に取り付けられた防潮板で、支柱1の前面壁1a及び後面壁1bに前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に配置して取り付けられるとともに、前面壁1a及び後面壁1bにそれぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に配置して取り付けられている。尚、ここでは、海側に面する支柱1の壁を前面壁1aとし、陸側に面する支柱1の壁を後面壁1bとする。
支柱1の前面壁1aに取り付けられる防潮板3と、支柱1の後面壁1bに取り付けられる防潮板3とは、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されている。尚、ここでは、支柱1の前面壁1aに取り付けられる防潮板3の数と、支柱1の後面壁1bに取り付けられる防潮板3の数とを相違させている。本実施の形態では、支柱1の前面壁1aに取り付けられる防潮板3が6つであり、支柱1の後面壁1bに取り付けられる防潮板3が5つである。
防潮板3は、図5及び図6に示すように、通気孔4aを有する有孔板4と、海水飛沫を捕捉するフィルター5と、有孔板4にフィルター5を保持させるメッシュパネル6とを前後方向に積層し、これらを固着金具7、ボルト8及びナット9により一体的に連結して構成されている。防潮板3は、フィルター5が海側に面するように支柱1に取り付けられている。
有孔板4は、全面に多数の通気孔4aが穿設された金属製または硬質合成樹脂製の板材により構成されており、その通気孔4aを風が通り抜けるようになっている。有孔板4は、本実施の形態では、例えば、空隙率が約42%程度に設定されている。有孔板4は、機械的強度を向上させるために、長手方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接する波形状に折り曲げ形成されている。尚、金属製の有孔板4の場合、海塩粒子等によって腐食されないように例えば溶融亜鉛アルミ合金めっき等の耐候性処理が施されている。
フィルター5は、例えばサラン繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維を不織布状に形成したものであり、その内部全体には合成繊維同士の隙間によって形成された風が透過可能な連続空隙5aを有している。この連続空隙5aは、フィルター5の表面に連続し、しかも、迷路の如く複雑な方向性を持って連通しており、海水飛沫を含んだ風が透過すると、風中に含まれる海水飛沫を合成繊維に付着させて捕捉する機能を持っている。フィルター5は、本実施の形態では、合成繊維が200〜5000デニール程度、嵩密度30〜500kg/m3程度、厚み5〜30mm程度に設定されている。例えば、旭化成ライフ&リビング株式会社製の商品名「サランロック」が使用される。
メッシュパネル6は、例えば、線材を縦横に互いに交叉するように組み合わせてその交点を抵抗溶接等により固着し、格子状の金網に形成されている。メッシュパネル6は、有孔板4と略同一の形状及び大きさになるように、長手方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接する波形状に折り曲げ形成されている。
防潮板3は、有孔板4、フィルター5及びメッシュパネル6を順次積層し、メッシュパネル6側に固着金具7をそのボルト孔7aが有孔板4のボルト孔4bと相対するように沿わせ、固着金具7のボルト孔7a、フィルター5及び有孔板4のボルト孔4bにボルト8を挿通してナット9で締め付けて、有孔板4にメッシュパネル6を固着金具7、ボルト8及びナットを介して固定することにより、フィルター5を有孔板4とメッシュパネル6との間にサンドイッチ状に挟持させている。
防潮板3は、有孔板4の両側部を図示しない適宜の固定手段、例えば、ボルト・ナット等を介して支柱1の前面壁1a及び後面壁1bに固定することにより、支柱1に取り付けられている。
また、最下段の防潮板3と地面との間(海水飛沫が含まれる風が当たらない所)には、隙間を覆うように無孔板10が支柱1間に取り付けられている。無孔板10は、両側部を図示しない適宜の固定手段、例えば、ボルト・ナット等を介して支柱1の前面壁1aに固定することにより、支柱1に取り付けられている。
無孔板10は、例えば硬質合成樹脂等の剛性材料からなる透明又は半透明な板材により構成されており、陸側(海側)より海側(陸側)を見通すことが可能である。無孔板10は、機械的強度を向上させるために、長手方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成されている。
また、最上段の防潮板3上には、防潮板3の上端に沿って長手方向に吹き上がり受け11が海側に突出するように傾斜状に取り付けられている。吹き上がり受け11は、両側下端部を図示しない適宜の固定手段、例えば、ボルト・ナット等を介して支柱1の後面壁1bに固定することにより、支柱1に取り付けられている。
吹き上がり受け11は、金属等の剛性材料からなる無孔板により構成されており、防潮板3に当たって上方に吹き上がった風を海側へ誘導させる。これにより、防潮板3に当たって上方に吹き上がった風が防潮用フェンスを乗り越えて陸側へ浸入するのを防止する。尚、金属製の吹き上がり受け11の場合、海塩粒子等によって腐食されないように例えば溶融亜鉛アルミ合金めっき等の耐候性処理が施されている。
本実施の形態に係る防潮用フェンスは上記の如き構成からなっており、海岸線の堤防等の構造物に沿って設置される。そして、海側から吹いてきた風が防潮板3に当たると、その風は、メッシュパネル6の線材間を通り抜けてフィルター5内に流れ込み、フィルター5内の連続空隙5aを透過して有孔板4の通気孔4aを通り抜けて陸側に流れる。その際、海側から吹いてきた風がフィルター5の連続空隙5aを透過することにより、風に含まれる海水飛沫がフィルター5の合成繊維に付着して捕捉されるため、海水飛沫が陸側の周辺民家に飛来するのを防止することができる。
本実施の形態では、防潮板3を、金属製又は硬質の合成樹脂製の有孔板4と、合成繊維による不織布状のフィルター5と、有孔板4及びフィルター5を保持するメッシュパネル6とを前後方向に積層して構成させたことで、有孔板4により強い風にも充分に耐えることができる高い機械的強度が得られるとともに、フィルター5を風に含まれる海水飛沫を良好に捕捉することができる。しかも、有孔板4にフィルター5を着脱可能に取り付けているので、支柱1から有孔板4を取り外さずにフィルター5を取り外すことができる。これにより、フィルター5の連続空隙5aに海水飛沫に含まれる海塩粒子が目詰まりした場合でも、フィルター5を新しいものと交換したり、洗浄して再度利用することが可能となり、長期に亘る使用においても良好な透過性能を維持できて海水飛沫に含まれる海塩粒子を継続して捕捉することができる。
また、本実施の形態では、防潮板3を長手方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成することにより、防潮板3は機械的強度が向上してより高い機械的強度が得られる。また、防潮板3を波形状に折り曲げ形成することで、防潮板3の表面積を増大することができ、これによって海側から吹いてくる風との接触面積を増大できて風に含まれる海水飛沫を効果的に捕捉することができる。
更に、本実施の形態では、防潮板3を、支柱1の前面壁1a及び後面壁1bに前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に取り付けるとともに、支柱1の前面壁1a及び後面壁1bにそれぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に取り付け、支柱1の前面壁1aに取り付けられた防潮板3と、支柱1の後面壁1bに取り付けられた防潮板3とが、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されていることにより、海側から吹いてきた風を支柱1の前面壁1aに取り付けられた防潮板3の間を通り抜けさせることができる。これにより、風が支柱1の前面壁1aに取り付けられた防潮板3の間を通り抜ける際に増速し、この増速によって防潮板3に当たった風を、支柱1の後面壁1bに取り付けられた防潮板3の間に半強制的に誘導することにより、上方への風の吹き上がりを防止することができる。
以上説明した本実施の形態では、剛性材料からなる有孔板4と、合成繊維による不織布状のフィルター5と、有孔板4とともにフィルター5を挟持させるメッシュパネル6とから防潮板3を構成しているが、有孔板4とフィルターとから防潮板3を構成することも可能である。この場合、有孔板4にフィルター5を適宜の固定手段で着脱可能に固定すれば、フィルター5の連続空隙5aに海水飛沫に含まれる海塩粒子が目詰まりした場合でも、フィルター5のみを交換することができる。
また、本実施の形態では、防潮板3を有孔板4が陸側に面するように取り付けているが、防潮板3を有孔板4が海側に面するように取り付けることも可能である。
また、本実施の形態では、フィルター5として合成繊維を使用したが、フィルター5として合成繊維以外の半合成繊維や再生繊維等の化学繊維を使用することもできる。また、植物繊維(例えば、綿、麻等)や動物繊維(例えば、羊毛等)の天然繊維を使用したり、適当な化学繊維と適当な天然繊維とを混合した繊維を使用することもできる。
また、本実施の形態では、防潮板3を波形状に折り曲げ形成するようにしているが、防潮板3を平面状に形成することも可能である。
また、本実施の形態では、支柱1の前面壁1aに取り付けられる防潮板3が6つであり、支柱1の後面壁1bに取り付けられる防潮板3が5つであるが、これに限らず適宜増減することも可能であり、支柱1の前面壁1aに取り付けられる防潮板3の数と、支柱1の後面壁1bに取り付けられる防潮板3の数を同数とすることも可能である。
また、本実施の形態では、最下段の防潮板3と地面との間に無孔板10を取り付けるようにしているが、地面まで防潮板3を取り付けることも可能である。
また、本実施の形態では、最下段の防潮板3と地面との間に無孔板10を取り付けるようにしているが、この部分に海水飛沫を含んだ風が吹き付けない場合は有孔板を取り付けることも可能である。
また、本実施の形態では、最上段の防潮板3上に吹き上がり受け11を取り付けるようにしているが、吹き上がり受け11を取り付けなくても構わない。
本発明の一実施の形態を示した正面図である。 図1の横断面図である。 図1の主要部分の拡大正面図である。 図1の主要部分の拡大平面図である。 防潮板の側面図である。 防潮板の分解図である。
符号の説明
1…支柱、1a…支柱の前面壁、1b…支柱の後面壁、2…基礎コンクリート、3…防潮板、4…有孔板、4a…通気孔、5…フィルター、5a…連続空隙、6…メッシュパネル、7…固着金具、8…ボルト、9…ナット、10…無孔板、11…吹き上がり受け

Claims (7)

  1. 海岸線に沿って適宜間隔を置いて立設された支柱に取り付けられ、海側から吹いてくる風に含まれる海水飛沫を捕捉する防潮板であって、
    多数の通気孔を有する金属等の剛性材料からなる有孔板と、化学繊維、天然繊維又はそれらを混合した繊維で不織布状に形成されたフィルターとを積層し、上記フィルターは、上記有孔板に着脱可能に取り付けられ、上記フィルターが上記有孔板と通気性を有する保持部材との間にサンドイッチ状に挟持されているとともに、上記有孔板と上記保持部材とが着脱可能に連結され、上記保持部材は、多数の線材で網状に形成されたメッシュパネルからなることを特徴とする防潮板。
  2. 水平方向に延長した山部と谷部が上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成されたことを特徴とする請求項に記載の防潮板。
  3. 海岸線に沿って複数の支柱が適宜間隔を置いて立設された支柱に、海側から吹いてくる風に含まれる海水飛沫を捕捉する防潮板を取り付けた防潮用フェンスにおいて、
    上記防潮板が、多数の通気孔を有する金属等の剛性材料からなる有孔板と、化学繊維、天然繊維又はそれらを混合した繊維で不織布状に形成されたフィルターとを積層し、上記防潮板が、上記支柱に前後方向に所定の間隔をおいて前後2列に、かつ、それぞれ上下方向に所定の間隔をおいて数段に設けられるとともに、前列の防潮板と後列の防潮板とが、互いに上下方向に所定のピッチだけずれて千鳥状に配置されていることを特徴とする防潮用フェンス。
  4. 上記防潮板は、上記フィルターが海側に面するように積層されていることを特徴とする請求項に記載の防潮用フェンス。
  5. 上記防潮板は、水平方向に延長した山部と谷部とが上下方向に交互に連接した波形状に折り曲げ形成され、かつ、その山部が陸側に面するように取り付けられていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の防潮用フェンス。
  6. 最下段の防潮板と地面との間に、隙間を覆う硬質合成樹脂等の剛性材料からなる透明又は半透明な無孔板又は有孔板が取り付けられていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の防潮用フェンス。
  7. 最上段の防潮板上に、風を海側に誘導する吹き上がり受けが海側に突出するように取り付けられていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の防潮用フェンス。
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