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JP4598511B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents
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本発明は、部品供給ユニットにより供給された電子部品を吸着ノズルにより吸着して取出し、光源からの光を中空円筒形状の照明部に間隔を存して配設された複数の光ファイバー束に取り込んで前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品に照射し、部品認識カメラでこの電子部品を撮像する電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着装置は、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を撮像カメラで撮像して位置を認識し、その位置ズレを補正した状態でプリント基板上に装着するものである(特許文献1参照)。
特開平11−289199号公報
しかし、吸着ノズルに吸着保持された電子部品をムラ無く照射するには開口角が大きい(広い)光ファイバー束を使用すると、高価なものとなる。このため、開口角が小さい(狭い)光ファイバー束を使用すると、光の照射範囲が小さく、電子部品の大きさも限定されたものしか、電子部品の撮像及び認識ができないという問題がある。
そこで本発明は、安価で且つ光の照射範囲も広くした電子部品の位置認識ができるようにすることを目的とする。
このため第1の発明は、部品供給ユニットにより供給された電子部品を吸着ノズルにより吸着して取出し、中空円筒形状の照明部の内側面に設けられ前記照明部の中心軸の周囲に間隔を存して配設された複数の光ファイバー束から前記中心軸に位置した前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品に光を照射し、前記光ファイバー束により光が照射された電子部品を部品認識カメラで撮像する電子部品装着装置において、前記各光ファイバー束をその光線の照射範囲の開口角内に前記照明部の中心軸を含むように、且つその光線の主軸が前記照明部の中心軸を避けるように配設したことを特徴とする。
また第2の本発明は、第1の発明において、隣り合う前記光ファイバー束を交差するように配設したことを特徴とする。
本発明は、安価で且つ光の照射範囲も広くした電子部品の位置認識ができるため、大きな電子部品にまで適用できる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装置1の基台2上には種々の電子部品を夫々その部品取出部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。対向する供給ユニット3群の間には供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。前記供給コンベア4は上流側装置より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、この位置決め部5で位置決め機構(図示せず)により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送され、下流側装置に搬送される。
8はX方向に長い一対のビームであり、Y軸駆動モータ9の駆動によりネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出部(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。
各ビーム8にはその長手方向、即ちX方向にX軸駆動モータ15によりガイドに沿って移動するヘッド取付体12が設けられ、該取付体12には単数又は複数本の吸着ノズル13を有する装着ヘッド7が設けられる共に基板認識カメラ14が設けられる。そして、前記装着ヘッド7には前記吸着ノズル13を上下動させるための上下軸駆動モータ16が搭載され、また鉛直軸周りに回転させるためのθ軸駆動モータ17が搭載されている。したが.って、装着ヘッド7の吸着ノズル13はX方向及びY方向に移動可能であり、鉛直軸回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。
前記基板認識カメラ14は、前記装着ヘッド7に対応してそれぞれ設けられ、位置決め機構により位置決めされた前記プリント基板Pがどれだけ位置ずれしているかを位置認識するために該基板Pに付された位置決めマークを撮像する。図2に示す18は部品認識カメラで、電子部品Dが吸着ノズル13に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品Dを撮像する。尚、前記位置決めマークは、プリント基板P全体の位置ずれを把握するためのものでもよく、またエリア(ブロック)単位の位置ずれを把握するためのものでもよく、更に個々の電子部品装着のための位置ずれを把握するためのものでもよい。
前記吸着ノズル13は拡散板19を有し、前記装着ヘッド7に着脱可能に設けられる。前記部品認識カメラ18の上方位置にはレンズ20及びハーフミラー21が配設され、更にこのハーフミラー21の上方位置には中空円筒形状の照明部22が配設される(図2参照)。
そして、照明点灯回路23により点灯制御される単一の光源であるストロボ24からの光を各光ファイバー25を介して前記照明部22に導びく構成である。ここで、光源からの光量が少ないと点灯時間が長く必要であって露光時間が長くなるので、部品認識カメラ18で撮像した画像がぶれることとなるが、ストロボ24を使用すると光量が多いので、フライ認識をする場合に好適である。即ち、装着ヘッド7が移動しながら吸着ノズル13に吸着保持された電子部品を部品認識カメラ18が撮像して認識処理する、所謂フライ認識に好適である。
そして、前記光ファイバー25は、複数本毎に束ねられて中空円筒形状の照明部22の内側面最上部の照射部22Aに所定間隔を存して配設されるのが反射照明A用の光ファイバー束25Aで、次の照射部22Bに同様に配設されるのが透過照明用の光ファイバー束25Bで、次の照射部22Cに同様に配設されるのが反射照明B用の光ファイバー束25Cであり、またこの照明部22に近接して照射部22Dに反射照明C用の光ファイバー束25Dが配設され、それぞれ所定角度に照射するように配設される。また、前記各光ファイバー束25A、25B、25C、25Dは途中で途切れており、その各分離位置に電磁ソレノイド26A、26B、26C、26Dにより開閉するシャッター27A、27B、27C、27Dが設けられている。
そして、図3に示すように、反射照明A用の光ファイバー束25Aを例として説明すると、内径が直径約78ミリメートルの中空円筒形状の照明部22には、隣り合う光ファイバー束25Aが交差するように約6.2ミリメートル離間して配設された一対のものを約6.1ミリメートル毎に配設し、合計20対40個の光ファイバー束25Aを配設する。この光ファイバー束25Aは、図4に示すように、光線の照射範囲の開口角は60度であって、上方から見て各光ファイバー束25Aをその光線の照射範囲の開口角内に前記照明部22の中心C(図2に1点鎖線にて示した照明部22の中心軸)を含むように、且つその光線の主軸Sが前記照明部の中心Cを避けるように配設し、しかも隣り合う一対の光ファイバー束25Aを交差するように、即ち主軸Sが交わらないように配設することにより一対の光ファイバー束25Aの光線の照射範囲の開口角は90度となり、均一の光の照射空間は約直径62ミリメートルの円E内となる。
なお、前記吸着ノズル13は先端部(下端部)の細径(小径)の先端ノズル部13Aと、上部の太径(大径)の上ノズル部13Bと、前記先端ノズル部13Aと上ノズル部13Bとを結ぶ下方へ向かって細径となる円錐台形状の中間ノズル部13Cとから構成されている。そして、反射照明Aを行って吸着ノズル13を部品認識カメラ18で撮像して当該吸着ノズル13の取付位置を認識するために、中間ノズル部13Cの画像が白くなって他の部分と明らかに識別できるよう、この中間ノズル部13Cを黒く着色する。
次に、図5は本電子部品装着装置1の制御ブロック図である。30は本装着装置の装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU、31は電子部品の装着順序毎にプリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度位置情報や各部品供給ユニットの配置番号情報等から成る装着データ、電子部品毎の電子部品のサイズや部品認識における照明方式(透過照明、反射照明A、反射照明B、反射照明C)等から成るパーツライブラリデータ等を格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、32はプログラムを格納するROM(リ−ド・オンリー・メモリ)である。
そして、CPU30は前記RAM31に記憶されたデータに基づき、前記ROM32に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU30は、駆動回路33を介して前記X軸駆動モータ15、前記Y軸駆動モータ9、前記上下軸駆動モータ16及び前記θ軸駆動モータ17の駆動を制御する。
34はインターフェース35を介して前記CPU30に接続される認識処理部で、前記基板認識カメラ14及び部品認識カメラ18により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理部34にて行われ、CPU30に処理結果が送出される。即ち、CPU30は、前記基板認識カメラ14及び部品認識カメラ18により撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部34に出力すると共に、認識処理結果を認識処理部34から受取るものである。
即ち、前記認識処理部34の認識処理により電子部品Dの位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU30に送られ、CPU30はプリント基板Pの位置ずれ量に当該電子部品Dの位置ずれ量を加味して、前記ビーム8をY軸駆動モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7をX軸駆動モータ15の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸駆動モータ17によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
42は操作部で、数字をキーインするテンキー43、カーソルキー44、モードの設定等をするSETキー45、電子部品装着装置を教示モードにするための教示キー46、同装置を自動運転モードにするための自動キー47、同装置を手動運転モードにするための手動キー48、始動キー49、作動キー50及び停止キー51とを備えている。
以上の構成により、作業者は自動キー47を押圧して部品装着装置を自動運転モードとし、始動キー49を押圧することにより部品装着装置の自動運転を行なうことができる。即ち、プリント基板Pが上流装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬送され、図示しない位置決め機構により位置決め固定され、Y軸駆動モータ9及びX軸駆動モータ15が駆動して装着ヘッド7が移動することによりプリント基板Pに付された位置決めマークの上方位置に基板認識カメラ14が移動して、前記プリント基板Pがどれだけ位置ずれしているかを位置認識するために位置決めマークを撮像する。そして、認識処理部34により撮像された画像は認識処理され、認識処理結果はRAM31に格納される。
次いで、RAM31に格納されたプリント基板の装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び各部品供給ユニット3の配置番号等が指定された装着データに従い、装着ヘッド7が移動して電子部品の部品種に対応した吸着ノズルが装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出す。
詳述すると、装着ヘッド7の吸着ノズル13は装着ステップ番号0001の装着すべき電子部品を収納する部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路33によりY軸駆動モータ9が駆動して一対のガイド11に沿ってビーム8が移動し、X方向は駆動回路33によりX軸駆動モータ15が駆動して装着ヘッド7が移動し、既に所定の部品供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータ16が駆動回路33により駆動して前記ノズル13が下降して電子部品を吸着して取出し、次に装着ヘッド7は上昇する。
そして、吸着ノズル13は位置決め部5にて位置決めされたプリント基板P上の所定位置に電子部品を装着するように移動するが、この装着ヘッド7の移動途中において、装着ヘッド7が移動しながら部品認識カメラ18の上方位置を通過する際に吸着ノズル13に吸着保持された電子部品が部品認識カメラ18により撮像される(フライ認識)。この撮像は、吸着ノズル13が中心Cの位置に達したときに行なわれる。
そして、電子部品Dが当該吸着ノズル13に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき認識処理部34により認識処理され、この電子部品の認識処理結果及び前述したプリント基板の認識処理結果に基づいて補正され、CPU30によりY軸駆動モータ9、X軸駆動モータ15及びθ軸駆動モータ17が制御され、プリント基板Pの所定位置に装着されることとなる。以下装着ステップ番号0002以降の電子部品に対しても、同様に補正して装着するものである。
ここで、RAM31に格納された当該電子部品の照明方式についてのパーツライブラリデータに従い、部品種に応じて透過照明、反射照明A、反射照明B、反射照明Cが決定されるが、下面(裏面)に複数の半球状のバンプ(端子)の一部が突出した電子部品であるBGA(ボール・グリッド・アレイ)等の認識処理に使用する反射照明Aについて説明する。
部品認識カメラ18の上方を前記装着ヘッド7が移動するが、このとき反射照明A用の光ファイバー25Aの途中の分離位置にあるシャッター27Aを電磁ソレノイド26Aの励磁により開けた状態にして、照明点灯回路23を介してストロボ24を点灯させ、部品認識カメラ18が吸着ノズル13に吸着保持されたBGA等の電子部品Dを撮像する。即ち、このストロボ24からの光を複数の光ファイバー束25Aを介して照射部22Aから照射し、当該電子部品Dの底面に当てることにより生成する前記吸着ノズル13に吸着された電子部品Dのハーフミラー21及びレンズ20を介する反射像を部品認識カメラ18が撮像する。
この場合、中空円筒形状の照明部22に隣り合う光ファイバー束25Aが交差するように所定間隔を存して配設された一対のものを合計20対40個の光ファイバー束25Aを配設し、各光ファイバー束25Aをその光線の照射範囲の開口角内に照明部22の中心Cを含むように、且つその光線の主軸Sが前記照明部の中心Cを避けるように配設することにより均一の光の照射空間が円E内と大きくなる。従って、大きな電子部品Dでも光をムラ無く照射できることとなる。
この撮像された画像は図6に示されるが、長方形部分が当該電子部品Dの外形で、白色の円部分がバンプである。詳述すると、前記バンプには配線が接続されているが、この配線が部品認識カメラ18に映らないように、直下方からではなく側方(実際は斜め下方)から光が電子部品Dの下面に照射され、また前記各バンプの中央部(バンプよりも小円)は暗い画像となりその周囲は明るい画像(白色)となり、正確に任意の該バンプの位置を認識することができ、該電子部品Dの位置が認識される。
そして、この認識処理部34の認識処理により電子部品Dの位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU30に送られ、CPU30はプリント基板Pの位置ずれ量に当該電子部品Dの位置ずれ量を加味して、ビーム8をY軸駆動モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7をX軸駆動モータ15の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸駆動モータ17によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
尚,本実施形態では、照明部22に隣り合う反射照明A用の光ファイバー束25Aが交差するように所定間隔を存して配設し、各光ファイバー束25Aをその光線の照射範囲の開口角内に照明部22の中心Cを含むように、且つその光線の主軸Sが前記照明部の中心Cを避けるように配設したが、透過照明用の光ファイバー束25Bや反射照明B用の光ファイバー束25Cについても、光ファイバー束25Aと同様に配設してもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 各種照明を示す概念図である。 各光ファイバー束25Aの配設状態を説明するための平面図である。 各光ファイバー束25Aの光線の照射範囲の開口角の説明図である。 本電子部品装着装置の制御ブロック図である。 反射照明Aにおいて撮像した画像を示す図である。
符号の説明
3 部品供給ユニット
7 装着ヘッド
13 吸着ノズル
18 部品認識カメラ
22 照明部
24 ストロボ(光源)
25 光ファイバー
25A 光ファイバー束

Claims (2)

  1. 部品供給ユニットにより供給された電子部品を吸着ノズルにより吸着して取出し、中空円筒形状の照明部の内側面に設けられ前記照明部の中心軸の周囲に間隔を存して配設された複数の光ファイバー束から前記中心軸に位置した前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品に光を照射し、前記光ファイバー束により光が照射された電子部品を部品認識カメラで撮像する電子部品装着装置において、前記各光ファイバー束をその光線の照射範囲の開口角内に前記照明部の中心軸を含むように、且つその光線の主軸が前記照明部の中心軸を避けるように配設したことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 隣り合う前記光ファイバー束を交差するように配設したことを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装置。
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