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JP4700575B2 - 多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造 - Google Patents
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JP4700575B2 - 多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造 - Google Patents

多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造 Download PDF

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Description

本発明は、スロットルボデーに装着される燃料噴射弁に向けて燃料源にて昇圧された燃料を供給する燃料分配管に関し、そのうち特に側方に隣設して複数のスロットルボデーが固定配置され、各スロットルボデーに装着されるそれぞれの燃料噴射弁に、燃料を分配供給する多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造に関する。
従来の多連スロットルボデーにおける燃料分配管は、本件出願人の出願になる特願2006−039086号がある。これによると、燃料噴射弁を備えるスロットルボデーが、側方に隣設して複数固定配置され、各燃料噴射弁に向けて燃料分配管より燃料が供給される多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造において、燃料分配管は、内部に穿設される燃料分配路に連なり、一側方Aに向けて開口する第1噴射弁挿入孔と、燃料分配路に連なり、他側方に向けて開口する第2噴射弁挿入孔と、一側壁より一側方Aに向けて突出して形成される第1取付け鍔部、第2取付け鍔部と、他側壁より他側方Bに向けて突出して形成される第3取付け鍔部、第4取付け鍔部とを備え、一方、隣設する第1のスロットルボデーの他側壁には、他側方Bに向かう第1支持腕部、第2支持腕部が突出して形成されるとともに隣設する第2のスロットルボデーの一側壁には、一側方Aに向かう第3支持腕部、第4支持腕部が突出して形成され、前記燃料分配管を、隣設する第1のスロットルボデーの他側壁と第2のスロットルボデーT2の一側壁との間に配置するとともに第1噴射弁挿入孔内に第1のスロットルボデーに装着される第1の燃料噴射弁の後端部を挿入し、第2噴射弁挿入孔内に第2のスロットルボデーに装着される第2の燃料噴射弁の後端部を挿入し、更に第1取付け鍔部と第1支持腕部、第2取付け鍔部と第2支持腕部、第3取付け鍔部と第3支持腕部、第4取付け鍔部と第4支持腕部とをネジ部材にて螺着固定した技術が開示される。
特願2006−039086号
かかる従来の多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造によると、燃料噴射弁の交換あるいはそのメンテナンス作業を簡便にすることができない。これは以下の理由による。すなわち、燃料分配管と各スロットルボデーとを螺着する第1取付け鍔部と第1支持腕部、第2取付け鍔部と第2支持腕部、第3取付け鍔部と第3支持腕部、第4取付け鍔部と第4支持腕部、との間に配置されるネジを緩め、燃料分配管を各スロットルボデーより外し、次いで各スロットルボデーを下側方へ移動することによって、各燃料噴射弁を燃料分配管より取外す必要があることによる。上記によれば、隣設するスロットルボデーの固着が解除されて自由状態となることにより、燃料噴射弁のメンテナンス作業後において再び隣設する各スロットルボデーの再固着作業が必要となり、燃料噴射弁のメンテナンス作業を容易に行なうことができないという欠点を有する。
本発明は、上記課題に鑑み成されたもので、燃料噴射弁のメンテナンス作業性を向上することのできる多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造を提供することを目的とする。
本発明になる多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造は、前記目的を達成するために、燃料噴射弁を備えるスロットルボデーが側方に隣接して対向配置され、各燃料噴射弁に向けて燃料分配管より燃料が供給される多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造において、平坦面をなす一側端面と平坦面をなす他側端面とが平行に形成される分配部材は、一側端面から他側端面に向けて、燃料分配路と、スロットルボデー取付け孔と、噴射弁支持部材取付け孔とが貫通して穿設されるとともに、燃料分配路に向けて燃料流入路が連通して穿設され、一方、平坦面をなす一側端面と、平坦面をなす他側端面とが平行に形成される噴射弁支持部材は、他側端面に沿って延出する噴射弁支持ボスが連設されるとともに一端が他側端面に開口し、他端が噴射弁支持ボスの下端に開口する噴射弁支持孔に連なる燃料供給路が穿設され、更に一側端面から他側端面に向けて取付けネジ孔と取付け孔とが貫通して穿設され、前記分配部材を、隣接する一側スロットルボデーの一側対向側壁と他側スロットルボデーの他側対向側壁との間に配置するとともに、スロットルボデー取付け孔を介して一側スロットルボデー、他側スロットルボデーに螺着固定配置し、更に、分配部材の一側端面上に、噴射弁支持部材の他側端面を当接配置することにより分配部材の燃料分配路と噴射弁支持部材の燃料供給路を連通するとともに分配部材の他側端面上に噴射弁支持部材の他側端面を当接配置することにより分配部材の燃料分配路と噴射弁支持部材の燃料供給路とを連通し、かかる状態において分配部材の噴射弁支持部材取付け孔、噴射弁支持部材の取付けメネジ孔、取付け孔を介して噴射弁支持部材を分配部材に向けて螺着固定配置し、更に又一側スロットルボデーに配置される一側燃料噴射弁を、一側スロットルボデーに穿設される噴射弁支持孔と噴射弁支持部材の噴射弁支持孔とにより挟持し、他側スロットルボデーに配置される他側燃料噴射弁を、他側スロットルボデーに穿設される噴射弁支持孔と噴射弁支持部材の噴射弁支持孔とにより挟持したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記分配部材の一側端面上に配置される噴射弁支持部材及び分配部材の他側端面上に配置される噴射弁支持部材を同一の噴射弁支持部材によって共用したことを第2 の特徴とする。
本発明の多連スロットルボデーの燃料分配管構造によると、分配部材は、スロットルボデー取付け孔内に挿入されるネジにより隣接する一側及び他側スロットルボデーの側壁に螺着固定された状態に保持される。かかる状態において噴射弁支持部材の取付けネジ孔、取付け孔、分配部材の噴射弁支持部材取付け孔内に挿入されるネジを緩めることにより各噴射弁支持部材と分配部材との螺着が解除される。そしてかかる状態において、一方の噴射弁支持部材の他側端面を、分配部材の一側端面上に沿って移動することにより他側スロットルボデーに取着された他側燃料噴射弁を他側スロットルボデーより取外すことができる。又、他方の噴射弁支持部材の他側端面を、分配部材の他側端面上に沿って移動することにより一側スロットルボデーに取着された一側燃料噴射弁を一側スロットルボデーより取外すことができる。このように、燃料噴射弁のメンテナンスは、各噴射弁支持部材と分配部材との螺着を解除し、各噴射弁支持部材の他側端面を分配部材の端面に沿って移動すればよいので、燃料噴射弁のメンテナンス作業を極めて容易に且つ短時間で行なうことができる。又、かかる作業時において、隣接する各スロットルボデーは、分配部材によって依然として連結されて固定状態にあるので、スロットルボデーの再組みつけの必要がなく、隣接するスロットルボデーは初期の組付け状態が維持されるもので、隣接するスロットルボデー間にまたいで配置されるスロットルリンク機構等の調整、点検等が不要である。更には、スロットルボデーが機関に取着された状態で前記燃料噴射弁のメンテナンス作業を行なうことができる。
又、本発明の第2の特徴によると、同一の噴射弁支持部材が用意され、噴射弁支持部材の他側端面を分配部材の一側端面上に配置することにより他側燃料噴射弁を挟持でき、又この噴射弁支持部材を180度反転させて噴射弁支持部材の他側端面を分配部材の他側端面上に配置することにより一側燃料噴射弁を挟持できるので噴射弁支持部材を共用できて製造コストを低減できる。
以下、本発明になる多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造の一実施例について図により説明する。図1は、本発明の多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造に用いられる分配部材の正面図。図2は図1の上部平面図。図3は図1の右側面図である。図1、図2、図3を用いて分配部材Dについて説明する。分配部材Dは、平坦面をなす一側端面1と、平坦面をなす他側端面2とが平行に形成された例えば15ミリメートル程度の厚肉フランジ状をなすもので、一側端面1から他側端面2に向けて以下が穿設される。3は分配部材Dの略中心部に穿設された燃料分配路であり、他側端面2に開口する燃料分配路3を囲繞して第1シールリング溝4が穿設され、一側端面1に開口する燃料分配路3を囲繞して第2シールリング溝5が穿設される。6は、第1、第2シールリング溝4、5の外側方にそれぞれ穿設された噴射弁支持部材取付け孔であり、後述するネジの外径より大径に形成される。7は噴射弁支持部材取付け孔6、6より更に外側方にそれぞれ穿設されたスロットルボデー取付け孔である。又、前記燃料分配路に向けて燃料流入路8が連絡して開口する。本例における燃料流入路8は上方に向かって突出して形成された。
次に、噴射弁支持部材Sは以下によって形成される。図4は噴射弁支持部材の正面図。図5は図4の上部平面図である。噴射弁支持部材Sは平坦面をなす一側端面10と平坦面をなす他側端面11とが平行に形成されるもので、その外周には前記他側端面に沿い且つ、斜め下方に向かって噴射弁支持ボス12が突出して連設される。噴射弁支持部材S内には燃料供給路13が穿設されるもので、この燃料供給路13の一端13aは他側端面11に開口し、他端13bは噴射弁支持ボス12の下端12aに斜め下方に向けて開口し、後述する燃料噴射弁の後端部が挿入される噴射弁支持孔14内に開口する。又、一側端面10から他側端面11に向けて取付けネジ孔15と取付け孔16とが貫通して穿設される。図5において取付けネジ孔15は、燃料供給路13の一端13aより右方に穿設され、取付け孔16は燃料供給路13の一端13aより左方に穿設された。
一方、多連スロットルボデーは同一のスロットルボデーが一対T1、T2隣接して配置されてなるもので、図6においてその左方に一側スロットルボデーT1が配置され、右方に他側スロットルボデーT2が配置される。一側スロットルボデーT1は、内部を吸気通路20が貫通して穿設され、吸気通路20は駆動側の絞り弁軸21に取着された絞り弁22によって開閉される。尚、23は駆動側の絞り弁軸21の端部に配置された駆動レバーであり、この駆動レバー23は、図示せぬアクセルグリップと開弁用ワイヤー、閉弁用ワイヤーを介して連結される。又、他側スロットルボデーT2に対向する一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1aには、噴射弁支持孔24が穿設されるもので、この噴射弁支持孔24は、一側対向側壁T1aから絞り弁22より下方の吸気通路20内に向けて左斜め下方に向けて傾斜角X度をもって穿設されるとともに後述する燃料噴射弁の先端部が挿入配置される。更に一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1aより他側スロットルボデーT2側に向けて分配部材取付け鍔部25が形成される。尚、26a、26bは、一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1aより他側スロットルボデーT2側に向けて突出して形成された連結鍔部である。他側スロットルボデーT2は、内部を吸気通路30が貫通して穿設され、吸気通路30は従動側の絞り弁軸31に取着された絞り弁32によって開閉される。尚、33は従動側の絞り弁軸31の端部に配置された従動レバーであり、この従動レバー33は、スロットルリンク機構Lによって駆動レバー23と同期的に連結される。又、一側スロットルボデーT1に対向する他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2aには、噴射弁支持孔34が穿設されるもので、この噴射弁支持孔34は、他側対向側壁T2aから絞り弁32より下方の吸気通路30内に向けて右斜め下方に向けて前記と同一の傾斜角X度をもって穿設されるとともに後述する燃料噴射弁の先端部が挿入配置される。更に他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2aより一側スロットルボデーT1側に向けて分配部材取付け鍔部35が形成される。尚、36a、36bは、他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2aより一側スロットルボデーT1側に向けて突出して形成された連結鍔部である。
そして、多連スロットルボデーは以下の如く組みつけられる。一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1aと他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2aとが隣接して対向配置され、かかる状態において、平板状をなす連結ステー40と各スロットルボデーT1、T2の連結鍔部26a、26b、36a、36bとがボルト41にて螺着固定されるとともに、駆動レバー23と従動レバー33とがスロットルリンク機構34によって周期的にリンク結合される。又、分配部材Dは、一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1aと他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2aとの隣接空間内に配置されるとともに一側スロットルボデーT1の分配部材取付け鍔部25及び他側スロットルボデーT2の分配部材取付け鍔部35に臨んで配置され、かかる状態においてボルト42がスロットルボデー取付け孔7、7内に挿通され、それぞれの分配部材取付け鍔部25、35に螺着され、もって分配部材Dが一側スロットルボデーT1の一側対向側壁T1a、他側スロットルボデーT2の他側対向側壁T2a間にあって、一側スロットルボデーT1、他側スロットルボデーT2に螺着固定される。尚、分配部材Dの一側端面1、他側端面2に開口する第1シールリング溝4、第2シールリング溝5内にはOリング等の弾性シールリングRが配置される。
次いで、図4に示される状態にある噴射弁支持部材S(噴射弁支持ボス12が図4において右斜め下方に向かって突出する状態)の噴射弁支持孔14内に他側燃料噴射弁Jaの後端部J1が気密的に挿入され、かかる他側燃料噴射弁Jaを備える噴射弁支持部材Sがその他側端面11を分配部材Dの一側端面1に臨ませた状態において図6において右斜め下方(図6においてAにて示される)に向かって移動配置される。かかる右斜め下方Aの移動によると、他側燃料噴射弁Jaの先端部J2 は他側スロットルボデーT2の噴射弁支持孔34内に気密的に挿入され、一方、噴射弁支持部材Sの他側端面11は、分配部材Dの一側端面1上を右斜め下方Aに向かって移動し、前記他側燃料噴射弁の先端部J2が他側スロットルボデーT2の噴射弁支持孔34内に挿入が完了した状態において、噴射弁支持部材Sの取付けネジ孔15が分配部材Dの一側端面1に開口する右方の噴射弁支持部材取付け孔6に臨んで配置され、燃料供給路13の一端13aが分配部材Dの一側端面1に開口する燃料分配路3に臨んで配置され、更に取付け孔16が分配部材Dの一側端面1に開口する左方の噴射弁支持部材取付け孔6に臨んで配置される。以上によって、噴射弁支持部材Sの他側端面11が分配部材Dの一側端面1上に配置された。
次に図5に示される噴射弁支持部材Sが更に1個用意されるもので、この噴射弁支持部材Sは、図5において実線で示される状態から図5においてC方向の反時計方向に180度回転した状態に保持される。この状態は、図5及び図6において一点鎖線で示されるもので、図5において一側端面10は上方位置にあり、他側端面11は下方位置にあり、噴射弁支持ボス12は図4において左斜め下方に向かって突出し、燃料供給路13の一端13aが開口する他側端面11は図4において紙面の表側にある。そして、図4において、左斜め下方に突出した状態にある噴射弁支持ボス12の下端12aに開口する噴射弁支持孔14内に一側燃料噴射弁Jbの後端部J1が気密的に挿入され、かかる一側燃料噴射弁Jbを備える噴射弁支持部材Sがその他側端面11を分配部材Dの他側端面2に臨ませた状態において図6において左斜め下方(図6においてBにて示される)に向かって移動配置される。かかる左斜め下方Bの移動によると、一側燃料噴射弁Jbの先端部J2 は一側スロットルボデーT1の噴射弁支持孔24内に気密的に挿入され、一方、噴射弁支持部材Sの他側端面11は、分配部材Dの他側端面2上を左斜め下方Bに向かって移動し、前記一側燃料噴射弁の先端部J2が一側スロットルボデーT1の噴射弁支持孔24内に挿入が完了した状態において、噴射弁支持部材Sの取付けネジ孔15が分配部材Dの他側端面2に開口する噴射弁支持部材取付け孔6に臨んで配置され、燃料供給路13の一端13aが分配部材Dの他側端面2に開口する燃料分配路3に臨んで配置され、更に取付け孔16が分配部材Dの他側端面2に開口する噴射弁支持部材取付け孔6に臨んで配置される。以上によれば、噴射弁支持部材Sの他側端面11が分配部材Dの他側端面2に臨んで配置された。
そして前述した如く、分配部材Dの一側端面1上に一方の噴射弁支持部材S1の他側端面11が配置され、分配部材Dの他側端面2上に他方の噴射弁支持部材S2の他側端面11が配置された状態において、一方の噴射弁支持部材S1の取付け孔16から分配部材Dの噴射弁支持部材取付け孔6、他方の噴射弁支持部材Sの取付けネジ孔15に向けてボルト45が螺着配置される。又、他方の噴射弁支持部材S2の取付け孔16から分配部材Dの噴射弁支持部材取付け孔6、一方の噴射弁支持部材S1のネジ孔15に向けてボルト46が螺着配置される。尚、説明を容易にする為に一方の噴射弁支持部材S1を図7において下方の噴射弁支持部材とし、他方の噴射弁支持部材S2を図において上方の噴射弁支持部材と呼んだ。
以上によると、分配部材Dの一側端面1上に、一方の噴射弁支持部材S1の他側端面11が螺着配置され、他側燃料噴射弁Jaが一方の噴射弁支持部材S1と他側スロットルボデーT2とにより挟持され、又分配部材Dの他側端面2上に、他方の噴射弁支持部材S2の他側端面11が螺着配置され、一側燃料噴射弁Jaが他方の噴射弁支持部材S2と一側スロットルボデーT1とにより挟持される。
そして、分配部材Dの燃料流入路8と図示せぬ燃料ポンプの吐出路とが燃料供給管50によって連結されるもので、燃料ポンプによって一定圧力に昇圧された燃料が燃料供給管50、燃料流入路8を介して分配部材Dの燃料分配路3内に向けて供給される。そして、燃料分配路3内に供給された燃料の一部は、分配部材Dの一側端面1から一方の噴射弁支持部材S1の燃料供給路13を介して他側燃料噴射弁Jaに供給され、他側燃料噴射弁Jaより他側スロットルボデーT2の吸気通路30内に噴射供給される。又、燃料分配路3内に供給された燃料の他部は、分配部材Dの他側端面2から他方の噴射弁支持部材S2の燃料供給路13を介して一側燃料噴射弁Jbに供給され、一側燃料噴射弁Jbより一側スロットルボデーT1の吸気通路20内に噴射供給される。
ここで燃料噴射弁の交換・点検は以下によって行なわれる。まずボルト45、46が緩められ、一方の噴射弁支持部材S1、他方の噴射弁支持部材S2と分配部材Dとの螺着が解除される。そして、一方の噴射弁支持部材S1の他側端面11が分配部材Dの一側端面1に略当接した状態において、一点鎖斜Aで示される左斜め上方に向けて一方の燃料噴射弁支持部材S1が引き上げられる。以上によると、他側燃料噴射弁Jaの先端部J2を噴射弁支持孔34より取り出すことができ、かかる状態において後端部J1を一方の噴射弁支持部材S1の噴射弁支持孔14より取り出すことができ、これによって他側燃料噴射弁Jaの交換・点検を実施できる。又、他方の噴射弁支持部材S2の他側端面11が分配部材Dの他側端面2に略当接した状態において、一点鎖斜Bで示される右斜め上方に向けて他方の燃料噴射弁支持部材S2が引き上げられる。以上によると、一側燃料噴射弁Jbの先端部J2を噴射弁支持孔24より取り出すことができ、かかる状態において後端部J1を他方の噴射弁支持部材S2の噴射弁支持孔14より取り出すことができ、これによって一側燃料噴射弁Jbの交換・点検を実施できる。以上によれば、一側スロットルボデーT1と他側スロットルボデーT2とは、連結ステー40、分配部材Dとによって連結保持された状態のままで、一側及び他側燃料噴射弁Jb、Jaの交換・点検を行なうことができるので、燃料噴射弁のメンテナンス作業を極めて容易にして且つ短時間に行なうことができる。又、一側及び他側スロットルボデーT1、T2が連結されたままで燃料噴射弁のメンテナンス作業を行なうことができたことにより、両スロットルボデー間にまたがって配置されるスロットルリンク機構等の取り外し、再組みつけが不要となったものである。
又、一側スロットルボデーT1と他側スロットルボデーT2とが隣接して配置されるツインスロットルボデーにあっては、一般的にそれぞれのスロットルボデーT1、T2の対向する一側対向側壁T1aと他側対向側壁T2aとに燃料噴射弁が配置され、且つ一側燃料噴射弁Jb、他側燃料噴射弁Jaは吸気通路の長手軸心線に対して同一なる傾斜角X度をもって配置される。以上によれば、図4に示される如く垂直線に対して傾斜角X度を有する噴射弁支持ボス12を備える噴射弁支持部材Sを用意すれば、他側スロットルボデーT2に臨み、他側燃料噴射弁Jaを挟持する一方の噴射弁支持部材S1を形成でき、又かかる噴射弁支持部材を図5においてC方向に180度回転することにより、一側スロットルボデーT1に臨み、一側燃料噴射弁Jbを挟持する他方の噴射弁支持部材S2を形成できる。上記によれば、一方の噴射弁支持部材S1、他方の噴射弁支持部材S2を共用とすることができ、安価な燃料分配管構造を提供できる。
本発明の燃料分配管構造に用いられる分配部材の一実施例を示す正面図。 図1の上部平面図。 図1の右側面図。 本発明の燃料分配管構造に用いられる噴射弁支持部材の一実施例を示す正面図。 図4の上部平面図。 本発明になる多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造の一実施例を示す正面図。 図6の要部上平面図。
1 一側端面
2 他側端面
3 燃料分配路
6 噴射弁支持部材取付け孔
7 スロットルボデー取付け孔
8 燃料流入路
10 一側端面
11 他側端面
12 噴射弁支持ボス
13 燃料供給路
14 噴射弁支持孔
15 取付けネジ孔
16 取付け孔
D 分配部材
Ja 他側燃料噴射弁
Jb 一側燃料噴射弁
S 噴射弁支持部材
T1 一側スロットルボデー
T2 他側スロットルボデー

Claims (2)

  1. 燃料噴射弁を備えるスロットルボデーが側方に隣接して対向配置され、各燃料噴射弁に向けて燃料分配管より燃料が供給される多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造において、平坦面をなす一側端面(1)と平坦面をなす他側端面(2)とが平行に形成される分配部材(D)は、一側端面(1)から他側端面(2)に向けて、燃料分配路(3)と、スロットルボデー取付け孔(7)と、噴射弁支持部材取付け孔(6)とが貫通して穿設されるとともに、燃料分配路(3)に向けて燃料流入路(8)が連通して穿設され、一方、平坦面をなす一側端面(10)と、平坦面をなす他側端面(11)とが平行に形成される噴射弁支持部材(S)は、他側端面(11)に沿って延出する噴射弁支持ボス(12)が連設されるとともに一端が他側端面(11)に開口し、他端が噴射弁支持ボス(12)の下端(12a)に開口する噴射弁支持孔(14)に連なる燃料供給路(13)が穿設され、更に一側端面(10)から他側端面(11)に向けて取付けネジ孔(15)と取付け孔(16)とが貫通して穿設され、前記分配部材を、隣接する一側スロットルボデー(T1)の一側対向側壁(T1a)と他側スロットルボデー(T2)の他側対向側壁(T2a)との間に配置するとともに、スロットルボデー取付け孔(7)を介して一側スロットルボデー(T1)、他側スロットルボデー(T2)に螺着固定配置し、更に、分配部材(D)の一側端面(1)上に、噴射弁支持部材(S)の他側端面(11)を当接配置することにより分配部材(D)の燃料分配路(3)と噴射弁支持部材(S)の燃料供給路(13)を連通するとともに分配部材(D)の他側端面(2)上に噴射弁支持部材(S)の他側端面(11)を当接配置することにより分配部材(D)の燃料分配路(3)と噴射弁支持部材(S)の燃料供給路(13)とを連通し、かかる状態において分配部材(D)の噴射弁支持部材取付け孔(6、6)、噴射弁支持部材(S)の取付けネジ孔(15)、取付け孔(16)を介して噴射弁支持部材(S、S)を分配部材(D)に向けて螺着固定配置し、更に又一側スロットルボデー(T1)に配置される一側燃料噴射弁(Jb)を、一側スロットルボデー(T1)に穿設される噴射弁支持孔(24)と噴射弁支持部材(S)の噴射弁支持孔(14)とにより挟持し、他側スロットルボデー(T2)に配置される他側燃料噴射弁(Ja)を、他側スロットルボデー(T2)に穿設される噴射弁支持孔(34)と噴射弁支持部材(S)の噴射弁支持孔(14)とにより挟持したことを特徴とする多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造。
  2. 前記分配部材(D)の一側端面(1)上に配置される噴射弁支持部材(S)及び分配部材(D)の他側端面(2)上に配置される噴射弁支持部材(S)同一の噴射弁支持部材によって共用したことを特徴とする請求項1記載の多連スロットルボデーにおける燃料分配管構造。
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