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JP4745157B2 - ウイングホルダー - Google Patents
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JP4745157B2 - ウイングホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、ウイングを閉状態に保持するウイングホルダーに関し、特にバン型トラックのウイングを閉状態に保持するためのウイングホルダーに関する。
物品を収容する収容装置の開閉手段として、鳥の羽根がはばたくように開閉する“ウイング”がある。このようなウイングは、例えばバン型トラックの荷箱の開閉手段として、トラック側部において上下方向に開閉するように、荷台上に設けられる。
特許文献1には、「回動して開状態にされるウイングを閉状態に保持するためのウイングロックであって、基台側に枢支され、操作により該基台側に接近又は離間するように枢動するハンドル部材と、前記基台側に枢支され、且つ前記ハンドル部材の枢動に伴い、該ハンドル部材からの付勢力を受けて該ハンドル部材の枢動方向とは反対方向に、且つ前記ウイングに接近又は離間するように枢動するストッパ部材と、を備え、前記ストッパ部材の中間部は前記ハンドル部材の中間部と交差されて連結ないし係合され、前記ストッパ部材は、前記中間部で前記ハンドル部材から付勢されて、該ストッパ部材の端部が前記ウイングに近接してウイングの開放を阻止する初期位置に係止され、前記ハンドル部材の一方向への枢動により、前記初期位置から枢動し、前記ウイングと離間して該ウイングを開放可能とし、前記ハンドル部材の他方向への枢動により、該ハンドル部材から前記初期位置方向に付勢されて、該初期位置方向に枢動することを特徴とするウイングロック」が提案されている。
図1は、上述のウイングロックに関連する、従来例に係るウイングホルダーの動作図である。
図1を参照すると、従来例に係るウイングホルダーは、基台(あおり1)側のベースプレート2に枢支されたハンドル4と、ベースプレート2に枢支されウイングWを閉止状態にホールドするストッパ3と、を備え、ストッパ3の中間部はハンドル4の中間部と交差されて連結ないし係合され、ストッパ3においてハンドル4と交差可能な中間部に形成された摺動部6と、ハンドル4においてストッパ3と交差可能な中間部に形成された当り面17を有し、当り面17はハンドル4軸方向に平行な面である。当り面17の長さL1は、8の長さと同じである。当り面17の長さL1は、ストッパ3が閉止位置から最大開度αの間で枢動する区間、摺動部6が8内で摺動するよう、十分に長く形成されている。
特許第3523029号公報(請求項1)
上記ウイングホルダーにおいて、ハンドル4を操作してストッパ3を閉じることによりウイングWをホールドする際、ストッパ3とハンドル4の係合部において、ストッパ3側の摺動部6が、ハンドル4側のハンドル軸方向に平行な当り面17と略直角方向に当たると、両者間に作用する摩擦力が増大し、ストッパ3が滑らかに回転しなかったり、或いは、ストッパ3を閉止位置へ向って押し込むために必要な、ハンドル4の操作力が増大してしまうという問題がある。
また、上記の場合、経年で当り面17が磨耗ないし削れていき、この結果、ハンドル4がストッパ3に作用する回転力の方向と、ストッパ3の軸方向(接触部(面)の法線方向)がほぼ同じとなり、さらに摩擦力を増大させ、ストッパ3に作用する回転方向の力がストッパ3とハンドル4間の摩擦力に負けてしまうおそれがある。
本発明の目的は、ハンドルを操作してストッパを閉じることによりウイングをホールドする際、小さな力で操作でき、ハンドルとストッパが係合ないし摺動する部分の耐久性が向上されたウイングホルダーを提供することである。本発明の別の又は更なる目的は、ハンドルとストッパが係合ないし摺動する部分の外部異物による損傷を防止できるウイングホルダーを提供することである。
本発明は、第1の視点において、基台に直接又は間接的に枢支され該基台との間でウイングを挟んで該ウイングの閉止状態をホールドするストッパと、前記基台に前記ストッパの枢支点より上部に直接又は間接的に枢支され、前記ウイングの閉止状態をホールドする際は操作によって下方に向かって枢動することにより前記ストッパの一部を押圧して上方の閉止位置に向かって枢動させるハンドルと、を有し、前記ストッパと前記ハンドルは互いに交差しながら枢動するウイングホルダーであって、前記ストッパと前記ハンドルとの間に介設され該ハンドルが受けた操作力を該ストッパに伝達する係合手段を有し、前記係合手段は、前記ストッパにおいて前記ハンドルと交差可能な中間部に形成された摺動部と、前記ハンドルにおいて前記ストッパと交差可能な中間部に形成され前記摺動部が摺動する複数の当り面と、を有し、前記ハンドルには、該ハンドルの内面側が開口する溝が形成され、前記複数の当り面のうち、最大に開放された前記ストッパを閉止する際に最初に前記摺動部が摺動する、前記ハンドルの先端側に形成された第1の当り面は、前記溝の内側壁に形成された斜面又は該溝の縁に形成された曲面であり、前記斜面又は曲面は、該先端側から該ハンドルの枢支点側に向って徐々に低くなる、ことを特徴とするウイングホルダーを提供する。
本発明のウイングホルダーは、最大に開放された前記ストッパを閉止する際に最初に前記摺動部が摺動する、前記ハンドルの先端側に形成された第1の当り面が、該先端側から該ハンドルの枢支点側に向って、徐々に低くなる(後退する面であることを特徴としている。このように、ハンドルの軸方向に対して所定の角度を有するよう、第1の当り面が形成されていることにより、ハンドルの閉止操作に伴って第1の当り面とストッパの摺動部が互いに動き出して摺動する際、ストッパの回転方向に作用する力の成分が増加するため(第1の当り面が摺動部を横から押す)、ハンドルを小さな力で操作してストッパを回転させ閉止することができる。
また、本発明によれば、摺動部と第1の当り面が直角方向に当ることが防止できるため、ハンドルとストッパの係合部に局所的な磨耗が発生せず、係合部の静止摩擦係数が増大することが防止される。
本発明のウイングホルダーはウイングを供えた車両又は倉庫等に好適に適用される。なお、「ウイング」とは、閉止時は所定の空間を覆い、開放時は回動ないしはね上げられることにより所定の空間を開放するものであり、特に、トラック又はトレーラ等に搭載される、或いは定置される荷箱、荷室又はコンテナ、或いはステージを開閉するために用いられる。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいては、前記の底面に、前記ハンドルの軸方向に平行な第2の当り面が形成される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーは、前記摺動部において前記第1の当り面に当る部位は、前記ストッパの幅方向外面側を向いている。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーは、前記ストッパの最大開度を規定する開き止めを有し、前記斜面は、前記ストッパが最大開度にある位置で、前記摺動部が該斜面に当接するよう形成される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいて、前記第1の当り面は、前記ストッパの摺動部が該斜面に当接した状態から前記ストッパが所定角度回転するまで、該摺動部が該斜面上を摺動する長さに形成される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいて、前記第1の当り面は、直線状、又は曲面状、例えばR面状に形成され、場合によっては凹曲面又は凸曲面状に形成され、ハンドルとストッパ間の静止摩擦力を小さくする。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいて、前記ストッパの枢軸は、前記基台に対して遊嵌される。本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいて、前記ストッパの枢軸を受容する軸受は、前記ストッパの閉止状態においては、該ストッパの枢軸が該軸受の前記基台側端部に密着し、同開放状態においては該軸受の前記基台側端部から離間するよう、異形断面形状の空間を有する。これらの形態によれば、ストッパを開く際、ストッパ枢軸近傍の内面と、それが対向する基台外面との間に隙間が生じるため、この隙間を通じて、両者に間に溜まっている砂等のゴミが落下する。これによって、使用後も、ストッパを初期位置まで閉止することができる。また、ストッパとハンドルの摺動部ないし係合部の外部異物による損傷が防止される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいては、前記ストッパにおいて、該ストッパの枢支点と前記摺動部の間に、該ストッパの内面側から外面側に貫通するスリットを設ける。この形態によれば、スリットを通じて、ストッパ枢軸近傍の内面と、それが対向する基台外面との間に溜まっている砂等のゴミが落下する。これによって、使用後も、ストッパを初期位置まで閉止することができる。また、ストッパとハンドルの摺動部ないし係合部の外部異物による損傷が防止される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいては、ハンドルの枢軸は、クランク状である。すなわち、ハンドルの枢軸は、ハンドルの内面が基台外面と対面する閉止状態において、該枢軸と基台外面との間に砂等のゴミを溜めることが可能な空間を有する。この形態によれば、ハンドルが閉じる際、一端、基台から浮いて回転を始め、閉じ終わりに基台に再度密着する。これによって、クランク状の部分において、ハンドル内面と、それが対向する基台外面との間に隙間が生じるため、この隙間を通じて、ハンドル枢軸近傍の内面と、それが対向する基台外面との間に溜まっている砂等のゴミが効率よく落下する。これによって、使用後も、ハンドルを初期位置まで閉止することができる。また、ストッパとハンドルの摺動部ないし係合部の外部異物による損傷が防止される。
本発明の好ましい実施の形態に係るウイングホルダーにおいては、ハンドルの根元に砂たまりを設け、さらにハンドルに穴若しくはスリットを設ける。この形態によれば、ハンドル根元に砂が入っても、ハンドルに溜まった砂が効率よく外に流出されるため、砂がハンドルの回転の妨げとならない。
本発明の好ましい実施の形態において、ストッパないしハンドル等は、ベースプレート(ブラケット)を介して基台に取り付けられる。ベースプレートと他の部材が一体である場合、全体を基台とみなすことができる。例えば、本発明のストッパ等は、ベースプレートを介して、回動可能なあおり(基台)に取り付けられる。なお、本発明のストッパ等は、あおりのような回動可能な部材とウイングを備えた車両又は装置に好適に適用されるが、基台として、不動なものにも適用され得る。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図2、図3(A)及び図3(B)は、本発明の実施例1に係るウイングホルダーの説明図であり、図2は正面図、図3(A)は図2の要部側面図、図3(B)は図3(A)の動作図である。図4は図3(B)の一部破断図である。
図2、図3(A)及び図3(B)を参照すると、本発明の実施例1に係るウイングホルダーは、基台であるあおり1にベースプレート2を介して間接的に枢支されあおり1ないしベースプレート2との間でウイングWを挟んでウイングWの閉止状態をホールドするストッパ3と、あおり1にベースプレート2を介して間接的にストッパ3の枢支点より上部に枢支され、ウイングWの閉止状態をホールドする際は操作によって下方に向かって枢動することによりストッパ3の一部を押圧して上方の閉止位置に向かって枢動させるハンドル4と、を有し、ストッパ3とハンドル4は互いに交差しながら枢動する。
さらに、このウイングホルダーは、ストッパ3とハンドル4との間に介設されハンドル4が受けた操作力をストッパ3に伝達する係合手段5を有している。
特に、図4を参照すると、係合手段5は、ストッパ3においてハンドル4と交差可能な中間部に形成された摺動部6と、ハンドル4においてストッパ3と交差可能な中間部に形成された複数の当り面7と、から構成されている。
複数の当り面7は、ハンドル4にハンドル4の内面側に向って開口するよう形成された8内に形成されている。複数の当り面7のうち、第1の当り面7aはハンドル4先端側に形成されている。第1の当り面7aは、最大に開放されたストッパ3を閉止する際に最初に摺動部6が摺動する面である。第1の当り面7aは、ハンドル4先端側からハンドル4枢支点側に向って、徐々に低くなる面(ハンドル4内面側から外面側へ後退する面である。
第2の当り面7bは、8の底面に形成されて、第1の当り面7aのハンドル4枢支点側に位置し、ハンドル4の軸方向に平行な面を有している。
8内に、摺動部6は進入するよう形成され、摺動部6において第1の当り面7aに当る部位は、ストッパ3の幅方向外面側を向いている。
第2の当り面7bの長さL2は、8の長さよりも短く、L2<L1(図1参照)とされている。第2の当り面7bの長さL2は、ストッパ3の最大開度αから所定角度閉止方向に枢動する区間、摺動部6が第1の当り面7a上で摺動するよう、十分に短く形成されている。
ストッパ3は、二股上のハンドル4の内側に配置され、ピン9(枢支点)を介してあおり1側に枢支されている。ハンドル4は、ストッパ3の左右両側に配置されたピン10(枢支点)を介してあおり1側に枢支されている。
ハンドル4の先端側には、ハンドル4の軸方向に沿って移動自在なラッチ(不図示)が内蔵され、ハンドル4の閉止位置において、ベースプレート2に取り付けられたフック(不図示)と係合し、ハンドル4をロックすることができる。なお、ラッチ(不図示)にばね力を作用させることにより、ハンドル4のロックを確実にすることができる。
ストッパ3の枢支点近傍端には、ストッパ3の最大開度を規定する開き止め3aが形成されている。開き止め3aがあおり1側のベースプレート2に当接した際、摺動部6が第1の当り面7a上に位置するよう、摺動部6と第1の当り面7aの相互位置が設定されている。
ベースプレート2とストッパ3の間には、両者を弾性的に接続し、ストッパ3が開き止め3aに当接した際、ストッパ3が最大に開いた状態を保持する付勢力を発揮する弾性機構15が接続されている。
このウイングホルダーの動作を説明する。ストッパ3がウイングWをベースプレート2との間で挟み、ストッパ3の枢動がハンドル4によって阻止されている状態から、ラッチ(不図示)とフック(不図示)の係合を解除し、ハンドル4を持ち上げると、ストッパ3は開き勝手のウイングWから付勢されて、ハンドル4と交差するように枢動して、ウイングWを跳ね上げ可能な位置まで開く。ストッパ3が設定角度枢動すると、図3に示したように、開き止め3aがベースプレート2に当接して、ストッパ3が最大に開いた状態になる。
上記状態から、ウイングWを閉じてストッパ3によりホールドするとき、操作者がハンドル4を押し下げて下方に向けて枢動させると、まず、摺動部6は静止状態から先ず第1の当り面7a上を摺動する。このとき、第1の当り面7aは、摺動部6を横から押すことができる。換言すると、ハンドルからストッパの回転方向に作用する力の成分が大きいため、ハンドルを小さな力で操作してストッパを回転させ閉止することができる。ストッパ3が十分に動き出した後、摺動部6は第2の当り面7b上に移行して摺動する。ストッパ3とハンドル4がベースプレート2と平行な位置に到達し、ウイングWがストッパ3によってホールドされた後、操作者はラッチ(不図示)をフック(不図示)に係合し、ハンドル4をベースプレート2にロックする。
本発明の実施例2に係るウイングホルダーを説明する。なお、本実施例に係るウイングホルダーが、前記実施例1に係るウイングホルダーと同様の構成を有し、同様の動作をする点に関しては、前記実施例1の記載を適宜参照することができるものとし、以下の説明においては、主として本実施例と前記実施例1の相違点について説明する。
図5は、本発明の実施例2に係るウイングホルダーの一部破断動作図である。図5を参照すると、複数の当り面7は、ハンドル4にハンドル4の内面側に向って開口するよう形成された8の内と8縁に形成されている。複数の当り面7のうち、第1の当り面7aはハンドル4先端側の8縁に形成されている。第1の当り面7aは、最大に開放されたストッパ3を閉止する際に最初に摺動部6が摺動する面である。第1の当り面7aは、ハンドル4先端側からハンドル4枢支点側に向って、ハンドル4内面側から外面側へ後退するR面である。
第2の当り面7bは、8の底面に形成されて、第1の当り面7aのハンドル4枢支点側に位置し、ハンドル4の軸方向に平行な面を有している。
8内に、摺動部6は進入可能に形成され、摺動部6において第1の当り面(8の縁)7aに当る部位は、ストッパ3の幅方向外面側を向いている。
第2の当り面7bの長さL3は、L3<L1(図1参照)とされている。第2の当り面7bの長さL3は、ストッパ3が最大開度αから所定角度閉止方向に枢動する区間、摺動部6が第1の当り面7a上で摺動するよう、十分に短く形成されている。
本実施例に係るウイングホルダーの動作を説明する。ウイングWを閉じてストッパ3によりホールドするとき、操作者がハンドル4を押し下げて下方に向けて枢動させると、摺動部6は静止状態から先ず第1の当り面7a上(8の縁)を摺動する。このとき、第1の当り面7aは、摺動部6を横から押すことができる。換言すると、ハンドルからストッパの回転方向に作用する力の成分が大きいため、ハンドルを小さな力で操作してストッパを回転させ閉止することができる。ストッパ3が十分に動き出した後、摺動部6は第2の当り面7b上に移行して摺動する。
本発明の実施例3に係るウイングホルダーを説明する。なお、本実施例に係るウイングホルダーが、前記実施例1に係るウイングホルダーと同様の構成を有し、同様の動作をする点に関しては、前記実施例1の記載を適宜参照することができるものとし、以下の説明においては、主として本実施例と前記実施例1の相違点について説明する。
図6(A)〜(C)及び図7(A)〜(C)は、本発明の実施例3に係るウイングホルダーの説明図であり、図6(A)〜(C)は側面動作図、図7(A)〜(C)はそれらのストッパ枢軸付近の要部拡大図である。
図6(C)を参照すると、ストッパ3の内面3bの枢軸近傍と、ベースプレート2の間には、砂等のゴミが溜まるおそれがある。
図6(A)〜(C)及び図7(A)〜(C)を参照すると、本実施例に係るウイングホルダーにおいて、ストッパ3の枢軸であるピン9は、遊びをもってベースプレート2に枢支される。具体的には、ピン9の軸受13は、ピン9の径よりも大きく長穴状に形成されている。詳細には、軸受13は、ストッパ3の閉止状態においては、ピン9が軸受13のあおり1側端部に密着し、同開放状態においては軸受13のあおり1側端部から離間するよう、異形断面形状の空間を有している。
本実施例によれば、ストッパ3を開く際、内面3bと、対向するベースプレート2外面との間に隙間が生じるため、この隙間を通じて、両者に間に溜まっている砂等のゴミが落下する。これによって、使用後も常時、ストッパ3を初期位置まで閉止することができる。
本発明の実施例4に係るウイングホルダーを説明する。なお、本実施例に係るウイングホルダーが、前記実施例1に係るウイングホルダーと同様の構成を有し、同様の動作をする点に関しては、前記実施例1の記載を適宜参照することができるものとし、以下の説明においては、主として本実施例と前記実施例1の相違点について説明する。
図8は、本発明の実施例4に係るウイングホルダーの正面図であり、図9は図8の一部破断側面動作図である。
図9を参照すると、ストッパ3の内面3bの枢軸近傍と、ベースプレート2の間には、砂等のゴミが溜まるおそれがある。
図8及び図9を参照すると、本実施例に係るウイングホルダーにおいては、ストッパ3において、ストッパ3の枢支点(ピン9)と摺動部6の間に、ストッパ3の内面3b側から外面3c側に貫通するスリット14を設ける。この形態によれば、スリット14を通じて、ストッパ3枢軸(ピン9)近傍の内面3bと、それが対向する基台外面(ベースプレート2外面)との間に溜まっている砂等のゴミが落下する。これによって、使用後も常時、ストッパ3を初期位置まで閉止することができる。
本発明は、バン型トラックの側面開放式のウイングのホルダー機構として、好適に適用されるが、後面開放式又は前面開放式など種々の形態のウイングのホルダー機構として好適に適用される。特に、ウイングとあおりを備えた車両又は装置に好適に適用される。また、トラックなどの車両以外に、ステージ、或いは収容庫などの固定物のウイングのホルダー機構にも適用される。
従来例に係るウイングホルダーの動作図である。 本発明の実施例1に係るウイングホルダーの正面図である。 (A)は図2の要部側面図、(B)は(A)の動作図である。 図3(B)の一部破断図である。 本発明の実施例2に係るウイングホルダーの一部破断動作図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施例3に係るウイングホルダーの側面動作図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、図6(A)〜(C)の要部拡大図である。 本発明の実施例4に係るウイングホルダーの正面図である。 図8の一部破断側面動作図である。
符号の説明
1 基台,あおり
2 ベースプレート
3 ストッパ
3a 開き止め
3b 内面
3c 外面
4 ハンドル
5 係合手段
6 摺動部
7、17 当り面
7a 第1の当り面
7b 第2の当り面
溝(
9 ピン(ストッパ3の枢軸)
10 ピン(ハンドル3の枢軸)
13 軸受
14 スリット
15 弾性機構
W ウイング
L1 当たり面の長さ
L2 第2の当り面の長さ
L3 第2の当り面の長さ
α 最大開度

Claims (4)

  1. 基台に直接又は間接的に枢支され該基台との間でウイングを挟んで該ウイングの閉止状態をホールドするストッパと、前記基台に前記ストッパの枢支点より上部に直接又は間接的に枢支され、前記ウイングの閉止状態をホールドする際は操作によって下方に向かって枢動することにより前記ストッパの一部を押圧して上方の閉止位置に向かって枢動させるハンドルと、を有し、前記ストッパと前記ハンドルは互いに交差しながら枢動するウイングホルダーであって、
    前記ストッパと前記ハンドルとの間に介設され該ハンドルが受けた操作力を該ストッパに伝達する係合手段を有し、
    前記係合手段は、前記ストッパにおいて前記ハンドルと交差可能な中間部に形成された摺動部と、前記ハンドルにおいて前記ストッパと交差可能な中間部に形成され前記摺動部が摺動する複数の当り面と、を有し、
    前記ハンドルには、該ハンドルの内面側が開口する溝が形成され、
    前記複数の当り面のうち、最大に開放された前記ストッパを閉止する際に最初に前記摺動部が摺動する、前記ハンドルの先端側に形成された第1の当り面は、前記溝の内側壁に形成された斜面又は該溝の縁に形成された曲面であり、
    前記斜面又は曲面は、該先端側から該ハンドルの枢支点側に向って徐々に低くなる、
    ことを特徴とするウイングホルダー。
  2. 前記の底面に、前記ハンドルの軸方向に平行な第2の当り面が形成されたことを特徴とする請求項記載のウイングホルダー。
  3. 前記ストッパの枢軸は、前記基台に対して遊嵌されたことを特徴とする請求項1又は2記載のウイングホルダー。
  4. 前記ストッパにおいて、該ストッパの枢支点と前記摺動部の間に、該ストッパの内面側から外面側に貫通するスリットを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一に記載のウイングホルダー。
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