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JP4862285B2 - 画像表示装置、画像表示装置の起動制御方法、起動制御プログラム、および、当該起動制御プログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体 - Google Patents
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JP4862285B2 - 画像表示装置、画像表示装置の起動制御方法、起動制御プログラム、および、当該起動制御プログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の起動制御方法、起動制御プログラム、および、当該起動制御プログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示装置、画像表示装置の起動制御方法、起動制御プログラム、および、当該起動制御プログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体に関する。
従来の多くの画像表示装置は、終了処理時に、現在の動作状態や操作者により設定された動作設定を、動作状態データとしてメモリに記録している(例えば、特許文献1参照)。
このように、動作状態や動作設定を動作状態データとして記録しておくことで、画像表示装置は、次回起動時に、メモリに記録された動作状態データに基づいて、前回動作時と同じ動作状態および動作設定で起動することができる。
例えば、特許文献1に記載のプロジェクタは、光源ランプが切れると、光源ランプが切れている旨の動作状態データを記憶部に記録し、さらに、光源ランプが交換されると、前記動作状態データをリセットする。これにより、特許文献1に記載のプロジェクタは、次回起動時に、光源ランプが切れているか否かを瞬時に把握することができる。そして、光源ランプが切れている場合は、操作者に光源ランプの交換を促す画面表示等を行うことができる。
特開2000−81666号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクタでは、動作中の停電等により不意の電源断が発生すると、終了処理が行なわれないために、現在の動作状態や動作設定を記録することができない。たとえ、設定変更に応じて動作状態データの更新を逐次行っていたとしても、この動作状態データの書込中に電源断が発生した場合、動作状態データに欠損が生じる恐れがある。
このように、動作状態データが欠損している状態で画像表示装置が起動すると、画像表示装置は、この欠損した動作状態データに基づいて起動するため、誤動作を起こす恐れがある。
この誤動作を防ぐために、欠損のある動作状態データを用いず、製造時に記録された初期設定データに基づいて起動することもできるが、この場合、現在およびこれまでの動作状態や動作設定等が、全て失われてしまうという問題がある。
本発明の目的は、動作中にいかなるタイミングで電源断が発生しても、電源断前の動作状態を可能な限り復元して起動することのできる画像表示装置を提供することである。
前記した目的を達するために、入力する画像情報に基づく画像を表示する画像表示手段と、当該画像表示手段を含む装置本体の駆動制御を行う制御手段を備えた画像表示装置であって、前記制御手段は、当該画像表示装置の設定の変更に応じて動作状態データを更新する演算処理部と、複数の記憶領域を有し、前記各記憶領域に動作状態データをそれぞれ記憶するメモリとを備え、前記演算処理部は、前記動作状態データの初期値が設定された初期設定データを記憶する記憶部と、当該画像表示装置の設定の変更に基づく動作状態データを、前記メモリの前記各記憶領域にそれぞれ記録するデータ更新部と、当該画像表示装置の起動時に、前記各記憶領域に保存されている動作状態データが正常か否かを判定する正否判定部と、当該正否判定部により正常と判定された動作状態データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行う起動処理部とを備え、前記正否判定部により前記各記憶領域に保存されている前記動作状態データの全てが正常でないと判定されると、前記起動処理部は、前記初期設定データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行うことを特徴とする。
動作状態データとは、画像表示装置が備える各内部装置の動作状態や動作設定が記録されたデータである。例えば、画像表示装置としてリアプロジェクタを採用した場合、動作状態データとして、光源ランプの点灯設定や、アラームの出力設定等が挙げられる。
本発明によれば、データ更新部は、動作状態データをメモリ内の複数の記憶領域にそれぞれ記録するので、メモリ内には、同一の動作状態データが複数記録されていることになる。そして、画像表示装置の起動時に、正否判定部は、メモリ内に記録されている動作状態データの中から正常な動作状態データを判定し、この正常な動作状態データに基づいて、起動処理部が画像表示装置の起動処理を行う。
データ更新部による動作状態データの記録中に、画像表示装置に不意の電源断が発生すると、記録中の動作状態データに欠損が生じるが、本発明によれば、上述のように、メモリ内に複数の動作状態データが記録されているので、記録中ではない動作状態データに欠損が生じることはない。
さらに、次回の起動時には、欠損を持たない正常な動作状態データが選別されるので、画像表示装置は、この正常な動作状態データに基づいて起動することができる。
従って、画像表示装置は、いかなるタイミングで電源断が生じても、電源断前の動作状態を可能な限り復元して起動することができる。言い換えれば、動作中の画像表示装置において、いかなるタイミングで電源を落としてもよい。
そして、データ更新部は、画像表示装置の終了処理時ではなく、設定変更時に逐次動作状態データを更新するので、最新の動作設定を反映した動作状態データをメモリに記録しておくことができる。従って、画像表示装置は、終了処理を行わずに電源が断たれても、メモリに記録された最新の動作状態データに基づいて、電源断前の動作状態を復元することができる。
本発明では、前記データ更新部は、前記画像表示装置の設定の変更を検出し、当該設定の変更に基づく動作状態データを取得する設定変更検出部と、前記画像表示装置の動作中、前記設定の変更が検出されると、前記複数の記憶領域のうち1つの記憶領域に記録されているデータを消去するデータ消去部と、続いて、当該データ消去部によりデータを消去された記憶領域に、前記設定変更検出部により取得された動作状態データを書込み、当該動作状態データの書込みの最後に、当該記憶領域にデータの書込完了を示す識別フラグを書込むデータ書込部とを備え、前記データ消去部によるデータの消去、および、前記データ書込部による前記設定変更検出部により取得された動作状態データの書込みは、前記複数の記憶領域に対し、順次、繰り返して行われることが好ましい。
本発明によれば、メモリ内の複数の記憶領域では、動作状態データの消去と書込みが、順次1つずつ行われる。すなわち、動作状態データの更新において、ある時点でデータの更新作業が行われる記憶領域は1つである。よって、動作状態データの更新中に電源断が発生しても、データが欠損されるのは、動作状態データの更新作業が行われていた記憶領域のみであり、他の記憶領域の動作状態データに影響は及ばない。従って、不意の電源断が発生しても、画像表示装置は、正常な動作状態データを保存しておくことができる。
そして、データ書込部は、記憶領域への動作状態データの書込みが完了すると、当該記憶領域に識別フラグを書込む。すなわち、識別フラグの有無は、記憶領域に保存されている動作状態データが正常であるか否かを示す目印となる。
本発明では、前記正否判定部は、記憶領域に識別フラグが記録されているか否かで、当該記憶領域に保存されている動作状態データが正常か否かを判定することが好ましい。
データ書込部は、記憶領域への動作状態データの書込みの最後に、当該記憶領域に識別フラグを書込む。すなわち、識別フラグが記録されている記憶領域では、動作状態データの書込みが完了しており(記録されている動作状態データが正常であり)、識別フラグが記録されていない記憶領域では、動作状態データの書込みが完了していない(記録されている動作状態データは欠損している)と判断することができる。
本発明によれば、正否判定部が、記憶領域に識別フラグが記録されているか否かを判定することで、当該記憶領域に保存されている動作状態データが正常か否かを判定することができる。従って、正否判定部は、記憶領域に保存されている動作状態データを走査しなくとも、識別フラグを基に当該動作状態データが正常であるか否かを、速やかに判定することができる。
本発明では、前記演算処理部は、前記正否判定部により正常ではないと判定された動作状態データを、前記正否判定部により正常と判定された動作状態データに書き換えるデータ書換部を備えていることが好ましい。
例えば、メモリが2つの記憶領域を備え、一方の記憶領域には正常な動作状態データが記録されており、他方の記憶領域には欠損した動作状態データが記録されているとする。
画像表示装置の設定が変更されると、データ更新部が、この設定の変更に応じて動作状態データの更新を行う。しかし、データ更新部を構成するデータ書込部が、一方の記憶領域に新しい動作状態データを書込んでいる際に電源断が発生した場合、一方の記憶領域においても動作状態データの欠損が生じてしまう。
これに対し、本発明によれば、データ書換部は、画像表示装置の起動時において、正常でない動作状態データを、正常である動作状態データに書き換える。これにより、画像表示装置の設定変更時には、メモリ内の記憶領域に記録されている動作状態データは、全て正常な状態とすることができる。従って、上述のようなメモリ内の全ての動作状態データが欠損してしまう事態を回避することができる。
本発明では、前記演算処理部は、それぞれ中央処理装置により構成される主処理部及び副処理部を有し、前記主処理部は、前記データ更新部を有し、前記副処理部は、前記起動処理部を有することが好ましい。
本発明は、前述した画像表示装置だけではなく、画像表示装置の起動制御方法としても構成することができる。すなわち、本発明の起動制御方法は、入力する画像情報に基づく画像を表示する画像表示手段と、当該画像表示手段を含む装置本体の駆動制御を行う制御手段を備えた画像表示装置の起動制御方法であって、前記制御手段は、当該画像表示装置の設定の変更に応じて動作状態データを更新する演算処理部と、複数の記憶領域を有し、当該複数の記憶領域に前記更新された動作状態データを記憶するメモリとを備え、前記演算処理部は、前記動作状態データの初期値が設定された初期設定データを記憶する記憶部を有し、前記演算処理部が、前記設定の変更に応じた動作状態データを、前記メモリの各記憶領域に記録するデータ更新ステップと、当該画像表示装置の起動時に、前記各記憶領域に記録されている前記動作状態データが正常か否かを判定する正常判定ステップと、前記正常と判定された動作状態データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行う起動処理ステップと、前記正否判定ステップにて前記各記憶領域に保存されている前記動作状態データの全てが正常でないと判定されると、前記初期設定データに基づいて、前記画像表示装置の起動処理を行う異常時起動ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、前述した作用および効果と同様の作用および効果を享受することができる。さらに、本発明を起動制御方法として構成したので、任意の画像表示装置で実行されることができる。つまり、本発明の起動制御方法を用いて画像表示装置の起動処理を行うことにより、前述した本発明の画像表示装置の作用および効果を享受することができるので、汎用性を拡大することができる。
また、本発明は、前記起動制御方法の発明を画像表示装置上で実行させる起動制御プログラムとしても構成することができる。
本発明によれば、前述した本発明の起動制御方法をプログラムとして構成することにより、任意の画像表示装置を、前述した作用および効果を享受できる画像表示装置とすることができるので、汎用性を拡大することができる。
本発明の記録媒体は、前記起動制御プログラムがコンピュータ読取可能に記録されていることを特徴とする。
ここで、記録媒体として、FROM(Flash Read Only Memory)等の半導体メモリ、DAT(Digital Audio Tape)等の磁気テープ、FD(Flexible Disc)等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク等が挙げられる。
本発明によれば、記録媒体にコンピュータ読取可能に記録された前記起動制御プログラムを、任意の画像表示装置に内蔵された制御手段が実行することで、前述した作用および効果を享受できる。
本発明の一実施形態では、画像表示装置としてリアプロジェクタ1を採用する。
本実施形態のリアプロジェクタ1は、リアプロジェクタ1に入力する画像情報に応じて光学像を形成し、形成した光学像をリアプロジェクタ1に設けられた透光性のスクリーン(図示省略)に拡大投射するものである。
〔1.リアプロジェクタ1の内部構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクタ1の内部構成を示すブロック図である。
リアプロジェクタ1は、図1に示すように、操作パネル11と、信号入力端子12と、画像表示手段としての光学エンジン2と、制御手段としての制御基板3とを備えている。
操作パネル11は、リアプロジェクタ1の筐体外面に露出した複数の操作ボタン(図示省略)を備えている。操作パネル11は、これら操作ボタンの入力操作に応じたデジタル形式の操作信号を、後述する制御基板3に出力する。操作信号として、例えば、リアプロジェクタ1を起動するための起動操作信号や、リアプロジェクタ1の動作設定を変更するための設定変更操作信号が挙げられる。
なお、操作パネル11は、赤外線通信等を用いて、リアプロジェクタ1を遠隔操作するリモートコントローラ(図示省略)に設けられるものであってもよい。
信号入力端子12は、外部に設置されたアンテナが受信したテレビジョン放送信号や、DVD(Digital Versatile Disc)プレイヤ等の再生装置から入力する映像信号等を、後述する制御基板3へ入力するための信号入力インターフェイスである。
光学エンジン2は、光源ランプ21と、後述する制御基板3から入力する画像情報に応じて、光源ランプ21から射出された光束を変調し光学像を形成する液晶パネル22と、形成された光学像を拡大投射する投射レンズ23とを備えている。
〔2.制御基板3の構成〕
制御基板3は、回路基板として構成され、図1に示すように、演算処理部としてのメインCPU(Central Processing Unit)31およびサブCPU32と、メモリ33と、チューナ36と、デコーダ37と、液晶パネル制御部39とを備えている。これら制御基板3を構成する各回路は、バスBを介して、各種信号やデータを互いに伝送しあう。
このうち、メモリ33は、メインCPU31およびサブCPU32によって処理されるプログラムや各種データが格納されている。具体的には、メモリ33には、リアプロジェクタ1の起動制御プログラム4や、後述する動作状態データ等が格納されている。
図2は、メモリ33の内部構成を説明するための模式図である。
メモリ33は、図2に示すように、データを記録するセクタとして、第1記憶領域34と、第2記憶領域35を備えている。第1、第2記憶領域34,35は、後述する識別フラグFが記録されるフラグ記憶領域A1と、動作状態データDが記録されるデータ記録部A2とを備えている。
メモリ33では、記憶領域34,35ごとに、データの更新を行うことができる。
なお、動作状態データDとは、リアプロジェクタ1の内部装置の動作状態や設定等が記録されたデータであり、例えば、通信設定データ、光源ランプ点灯設定データ、アラーム出力設定データ等が挙げられる。
チューナ36は、信号入力端子12を介してアンテナから入力するテレビジョン放送信号から、ユーザが選択したチャンネルに応じた周波数の放送信号を選択して受信し、一定周波数の信号に変換して出力する。
デコーダ37は、チューナ36により変換された信号から、画像情報および音声情報を分離、抽出し、抽出した画像情報をメインCPU31に出力する。なお、抽出された音声情報は、図示を省略するが、音声処理回路を介して、リアプロジェクタ1に設けられたスピーカより音声出力される。
画像処理部38は、デコーダ37から入力する画像情報を、光学エンジン2の液晶パネル22の仕様に適応する画像情報に変換する。
具体的には、画像処理部38は、入力する画像情報に対し、デコード処理、ガンマ補正処理、さらに、画像サイズの調整や画面表示位置の調整等の描画処理を行う。その後、画像処理部38は、処理を施した画像情報を液晶パネル制御部39に出力する。
なお、デコーダ37から入力する画像情報がアナログ形式であるとき、画像処理部38は、当該画像情報に対し、アナログ/デジタル変換処理や同期信号分離処理等を加えて行う。
液晶パネル制御部39は、メインCPU31より処理された画像情報に基づいて、光学エンジン2の液晶パネル22を駆動する。すると、光学エンジン2では、光源ランプ21から出力された光束が液晶パネル22によって変調され、前記画像情報に応じた光学像が形成される。形成された光学像は、投射レンズ23によりスクリーンに投射される。
〔2-1.メインCPU31の機能的構成〕
図3は、メインCPU31の機能的構成を説明するためのブロック図である。
メインCPU31は、入力する画像情報に対する画像処理や、リアプロジェクタ1の設定変更の監視、動作状態データD(図2)の更新処理等を行う。メインCPU31は、図3に示すように、バスコントローラ311と、画像処理部38と、データ更新部312と、データ調整部313と、バッファ314とを備えている。
このうち、バスコントローラ311は、メインCPU31と周辺回路とを接続するバスBの伝送処理を制御する。例えば、後述するサブCPU32から、メインCPU31を起動させるための起動信号が入力すると、バスコントローラ311は、メインCPU31とメモリ33間のバスB1(図1)による伝送通路を確保する。
バッファ314は、メインCPU31内に設けられた記憶領域であり、リアプロジェクタ1の初期設定データDを格納している。初期設定データDとは、リアプロジェクタ1の通信処理設定データ、光源ランプ点灯設定データ、アラーム出力設定データの初期値であり、リアプロジェクタ1の製造時にバッファ314に記録される。
データ更新部312は、リアプロジェクタ1の設定の変更に応じて、メモリ33に記録された動作状態データDを更新する。データ更新部312は、設定変更検出部3121と、データ消去部3122と、データ書込部3123とを備えている。
設定変更検出部3121は、リアプロジェクタ1の設定(通信処理、光源ランプ点灯、アラーム出力等)を変更するための設定変更信号を検出する。そして、設定変更検出部3121は、設定変更信号を検出すると、当該設定変更信号から新しい設定に応じた動作状態データDを取得する。
データ消去部3122は、設定変更検出部3121が設定変更信号を検出すると、メモリ33内の第1記憶領域34に記録されている全データを消去する。
データ書込部3123は、第1記憶領域34のデータ記憶領域A2に、設定変更検出部3121が取得した新たな動作状態データDを書込む。次に、データ書込部3123は、当該動作状態データDの書込みが完了すると、第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書込む。
次に、データ消去部3122およびデータ書込部3123は、第2記憶領域35に対して、第1記憶領域34と同様に、全データの消去、新たな動作状態データDの書込み、最後に、識別フラグFの書込みを行う。
このように、データ消去部3122およびデータ書込部3123が行う動作状態データDの更新処理は、メモリ33に格納された記憶領域に対して上位階層順から行われる。
データ調整部313は、リアプロジェクタ1の起動後に、第1、第2記憶領域34,35に記録された動作状態データDの記録状態を調べ、欠損のある動作状態データDを復元する。データ調整部313は、状態取得部3131と、正否判定部3132と、データ書換部3133とを備えている。
状態取得部3131は、サブCPU32から起動信号が入力すると、メモリ33の第1、第2記憶領域34,35の各フラグ記憶領域A1を探索し、それぞれのフラグ記憶領域A1にデータが記録されているか否かを示すフラグ記憶領域情報を取得する。
正否判定部3132は、状態取得部3131が取得した第1、第2記憶領域34,35の各フラグ記憶領域情報を基に、第1、第2記憶領域34,35に識別フラグFが記録されているか否かを判定する。
なお、記憶領域に識別フラグFが記録されている場合、当該記憶領域に記録された動作状態データDに欠損は無く、動作状態データDは正常であると判断できる。
一方、記憶領域に識別フラグFが記録されていない場合、当該記憶領域に記録された動作状態データDに欠損があり、正常ではないと判断できる。
データ書換部3133は、正否判定部3132により識別フラグFが確認されない記憶領域の動作状態データDを、識別フラグFが確認された記憶領域の動作状態データDに書き換える。なお、識別フラグFが確認された記憶領域のうち、最上階層の記憶領域に記録された動作状態データDが、模写元として採用される。
具体的に説明すると、データ書換部3133は、まず、正否判定部3132により識別フラグFが確認されない一方の記憶領域内の全データを消去する。
次に、データ書換部3133は、正否判定部3132により識別フラグFが確認された他方の記憶領域から動作状態データDを読取り、一方の記憶領域のデータ記憶領域A2に書き込む。そして、データ書換部3133は、この動作状態データDの書込みが完了すると、一方の記憶領域のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書き込む。
また、第1、第2記憶領域34,35のいずれにも識別フラグFが確認されない場合、データ書換部3133は、バッファ314に格納された初期設定データDを読取り、上述のように、第1、第2記憶領域34,35に対して初期設定データDおよび識別フラグFを書き込む。
〔2-2.サブCPU32の機能的構成〕
図4は、サブCPU32の機能的構成を説明するためのブロック図である。
サブCPU32は、リアプロジェクタ1と外部機器との通信処理や、リアプロジェクタ1の起動制御処理など、メインCPU31の支援処理を行う。本実施形態では、リアプロジェクタ1の起動制御処理に関わる機能的構成について説明する。
サブCPU32は、図4に示すように、バスコントローラ321と、起動制御部322と、バッファ323とを備える。
このうち、バスコントローラ321は、サブCPU32と周辺回路とを接続するバスBの伝送処理を制御する。例えば、後述する起動処理部3223から起動信号が出力されると、バスコントローラ321は、サブCPU32とメモリ33間のバスB2(図1)による伝送処理を中断する。
また、バッファ323は、サブCPU32内に設けられた記憶領域であり、リアプロジェクタ1の初期設定データDを格納している。当該初期設定データDは、前述したメインCPU31のバッファ314に格納された初期設定データDと同一である。
起動制御部322は、リアプロジェクタ1の起動時に、起動処理およびメインCPU31の起動制御を行う。起動制御部322は、状態取得部3221と、正否判定部3222と、起動処理部3223とを備えている。
状態取得部3221は、リアプロジェクタ1を起動するための起動操作信号が入力すると、メモリ33の第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1を探索し、当該フラグ記憶領域A1にデータが記録されているか否かを示すフラグ記憶領域情報を取得する。
正否判定部3222は、状態取得部3131が取得した第1記憶領域34のフラグ記憶領域情報を基に、第1記憶領域34に識別フラグFが記録されているか否かを判定する。
第1記憶領域34に識別フラグFが記録されている場合、正否判定部3222は、起動処理部3223に、第1記憶領域34に記録されている動作状態データD(図2)は正常である旨を連絡する。
一方、第1記憶領域34に識別フラグFが記録されていない場合、状態取得部3221は、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1を探索し、第2記憶領域35のフラグ記憶領域情報を取得する。
このように、状態取得部3221および正否判定部3222は、メモリ33の上位階層の記憶領域から識別フラグFの有無を調べ、記憶領域に識別フラグFを確認すると、当該記憶領域を起動処理部3223に連絡して処理を終了する。
起動処理部3223は、正否判定部3222から識別フラグFが確認された記憶領域が連絡されると、当該記憶領域に記録された動作状態データDを取得する。そして、起動処理部3223は、当該取得した動作状態データDに基づいてリアプロジェクタ1の起動処理を実行し、さらに、起動信号をメインCPU31に出力する。
〔3.制御基板3の作用〕
図5〜図8を用いて、制御基板3の作用を説明する。
制御基板3は、リアプロジェクタ1の設定の変更に応じてデータ更新処理を実行する。この制御基板3によるデータ更新処理中に、電源断が生じてリアプロジェクタ1が停止した場合、その後のリアプロジェクタ1の電源投入時に、制御基板3は、起動制御処理およびデータ調整処理を実行する。
制御基板3は、これらデータ更新処理、起動制御処理およびデータ調整処理を、メモリ33に格納された起動制御プログラム4(図1)に従って実行する。
〔3-1.データ更新処理〕
データ更新処理は、リアプロジェクタ1の設定の変更に応じて、メインCPU31が実行する。図5は、メインCPU31が実行するデータ更新処理を説明するためのフロー図、図6は、メモリ33内の動作状態データの記録状態を説明するための模式図である。
メインCPU31を構成するデータ更新部312において、設定変更検出部3121は、入力する設定変更信号を監視しており(S1)、設定変更信号を検出したか否かを判定している(S2)。
設定変更信号を検出しない場合、設定変更検出部3121は、処理S1に戻り、設定変更信号の監視を続行する。
一方、設定変更信号を検出した場合、設定変更検出部3121は、当該設定変更信号から新しい設定に応じた動作状態データDn+1を取得する(S3)。
次に、データ消去部3122は、図6(A)に示すように、メモリ33の第1記憶領域34に記録された全データを消去する(S4)。
そして、データ書込部3123は、設定変更検出部3121が取得した動作状態データDn+1を、全データが消去された第1記憶領域34のデータ記憶領域A2に書込む(S5)。
動作状態データDn+1の書込みを完了すると、データ書込部3123は、図6(B)に示すように、第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書込む(S6)。
次に、データ消去部3122は、メモリ33の第2記憶領域35に記録された全データ(動作状態データDおよび識別フラグF)を消去する(S7)。
そして、データ書込部3123は、設定変更検出部3121が取得した動作状態データDn+1を、図6(C)に示すように、全データが消去された第2記憶領域35のデータ記憶領域A2に書込む(S8)。
動作状態データDn+1の書込みを完了すると、データ書込部3123は、図6(D)に示すように、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書込む(S9)。
このようにして、リアプロジェクタ1の設定の変更に応じた動作状態データDn+1が更新される。
データ更新部312による動作状態データDn+1の記録中(処理S5、処理S8)に、リアプロジェクタ1に不意の電源断が発生すると、記録中の動作状態データDn+1に欠損が生じるが、前述したデータ更新処理によれば、メモリ内に複数の動作状態データが記録されているので、記録中ではないもう一方の動作状態データ(第2記憶領域35の動作状態データD、または、第1記憶領域34の動作状態Dn+1)に欠損が生じることはない。従って、いかなるタイミングで電源断が発生しても、電源断時のリアプロジェクタ1の動作設定、または、その1つ前の動作設定を示す動作状態データが、メモリ33に記録されていることとなる。
そして、データ更新部312は、リアプロジェクタ1の終了処理時ではなく、設定変更時に逐次動作状態データを更新するので、最新の動作設定を反映した動作状態データDn+1をメモリに記録しておくことができる。従って、リアプロジェクタ1は、終了処理を行わずに電源が断たれても、メモリ33に記録された最新の動作状態データDn+1に基づいて、電源断前の動作状態を復元することができる。
〔3-2.起動制御処理〕
次に、起動制御処理について説明する。
起動制御処理は、停止中のリアプロジェクタ1に入力する操作起動信号に応じて、サブCPU32が実行する。図7は、サブCPU32が実行する起動制御処理を説明するためのフロー図である。
サブCPU32を構成する起動制御部322において、状態取得部3221は、操作パネル11から出力される起動操作信号を監視しており(SA1)、起動操作信号が入力したか否かを判定している(SA2)。
起動操作信号が入力しない場合、状態取得部3221は、処理SA1に戻り、起動操作信号の監視を続行する。
一方、起動操作信号が入力した場合、状態取得部3221は、メモリ33内の第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1(図6)を探索し、第1記憶領域34のフラグ記憶領域情報取得する(SA3)。
そして、正否判定部3222は、状態取得部3221が取得したフラグ記憶領域情報を基に、第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されているか否かを判定する(SA4)。
図6(C)に示すように、第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されている場合、起動処理部3223は、第1記憶領域34のデータ記憶領域A2に記録されている動作状態データDn+1を取得する(SA5)。
一方、図6(A)に示すように、第1記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されていない場合、状態取得部3221は、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1を探索し、第2記憶領域35のフラグ記憶領域情報取得する(SA6)。
そして、正否判定部3222は、状態取得部3221が取得したフラグ記憶領域情報を基に、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されているか否かを判定する(SA7)。
図6(A)に示すように、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されている場合、起動処理部3223は、第2記憶領域35のデータ記憶領域A2に記録されている動作状態データDを取得する(SA8)。
一方、第2記憶領域35のフラグ記憶領域A1に識別フラグFが記録されていない場合、起動処理部3223は、サブCPU32のバッファ323に格納された初期設定データDを取得する(SA9)。
起動処理部3223は、取得した動作状態データDn+1,D、または、初期設定データDに基づいて、リアプロジェクタ1の起動処理を行う。さらに、起動処理部3223は、メインCPU31に起動信号を出力する(SA10)。
起動処理部3223から起動信号が出力されると、バスコントローラ321は、サブCPU32とメモリ33間のバスB2による伝送処理を中断する(SA11)。
このような起動制御処理によれば、メモリ33内の第1,第2記憶領域34,35では、動作状態データDn+1の消去と書込みが、順次1つずつ行われる。すなわち、動作状態データDn+1の更新において、ある時点でデータの更新作業が行われる記憶領域は1つである。よって、動作状態データDn+1の更新中に電源断が発生しても、データが欠損されるのは、動作状態データDn+1の更新作業が行われていた記憶領域のみであり、他の記憶領域の動作状態データD,Dn+1に影響は及ばない。従って、不意の電源断が発生しても、リアプロジェクタ1は、正常な動作状態データを保存しておくことができる。
そして、正否判定部3222によって、欠損を持たない正常な動作状態データが選別されるので、リアプロジェクタ1は、この正常な動作状態データに基づいて起動することができる。
なお、前述したように、リアプロジェクタ1に電源断が発生しても、メモリ33には、電源断時のリアプロジェクタ1の動作設定、または、その1つ前の動作設定を示す動作状態データが記録されている。すなわち、リアプロジェクタ1は、少なくとも、電源断時の1つ前の動作設定で起動することができる。
従って、リアプロジェクタ1は、いかなるタイミングで電源断が生じても、電源断前の動作状態を可能な限り復元して起動することができる。言い換えれば、動作中のリアプロジェクタ1において、いかなるタイミングで電源を落としてもよい。
また、前述したデータ更新処理(図5)において、データ書込部312は、各記憶領域34,35への動作状態データDn+1の書込みが完了すると、当該記憶領域34,35に識別フラグFを書込む(処理S6、処理S9)。すなわち、識別フラグFが記録されている記憶領域では、動作状態データDn+1の書込みが完了しており(記録されている動作状態データDn+1が正常であり)、識別フラグFが記録されていない記憶領域では、動作状態データDn+1の書込みが完了していない(記録されている動作状態データDn+1は欠損している)と判断することができる。
これにより、前述した起動制御処理(図7)の処理SA4および処理SA7において、正否判定部3132は、各記憶領域に記録されている動作状態データDn+1を走査しなくとも、各記憶領域34,35の識別フラグFを基に、各記憶領域34,35に記録されている動作状態データDn+1が正常であるか否かを速やかに判定することができる。
〔3-3.データ調整処理〕
最後に、データ調整処理について説明する。
データ調整処理は、前述に起動制御処理(図7)においてサブCPU32が出力した起動信号に応じて、メインCPU31が実行する。図8は、メインCPU31が実行するデータ調整処理を説明するためのフロー図である。
前述したように、起動制御処理(図7)の処理SA10において、サブCPU32は、メインCPU31に起動信号を出力する。
メインCPU31では、サブCPU32から起動信号が入力する(SB1)。
起動信号が入力すると、バスコントローラ311は、メインCPU31とメモリ33間のバスB1(図1)の伝送通路を確保する(SB2)。
そして、状態取得部3131は、確保されたバスB1を介して、メモリ33内の第1、第2記憶領域34,35のフラグ記憶領域A1を探索し、第1、第2記憶領域34,35の各フラグ記憶領域情報を取得する(SB3)。
正否判定部3132は、状態取得部3131が取得した第1、第2記憶領域34,35の各フラグ記憶領域情報を基に、第1、第2記憶領域34,35のいずれのフラグ記憶領域A1にも識別フラグFが記録されているか否かを判定する(SB4)。
図6(D)に示すように、第1、第2記憶領域34,35のいずれにも識別フラグFが記録されている場合、メインCPU31は、メモリ33に格納されたリアプロジェクタ制御プログラムに従って、通常の動作処理を開始する。
一方、図6(C)に示すように、第1、第2記憶領域34,35のいずれにも識別フラグFが記録されているわけではない場合、正否判定部3132は、状態取得部3131が取得した第1、第2記憶領域34,35のフラグ記憶領域情報を基に、第1、第2記憶領域34,35の少なくともいずれか一方に識別フラグFが記録されているか否かを判定する(SB5)。
第1、第2記憶領域34,35の少なくともいずれか一方に識別フラグFが記録されている場合、例えば、図6(C)に示す状態の場合、データ書換部3133は、識別フラグFが記録されていない第2記憶領域35内の全データを消去して、識別フラグFが記録されている第1記憶領域34内の動作状態データDn+1を、第2記憶領域34に書き込む。
そして、動作状態データDn+1の記録を完了すると、データ書換部3133は、図6(D)に示すように、第2記憶領域34のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書き込む(SB6)。
その後、メインCPU31は、メモリ33に格納されたリアプロジェクタ制御プログラムに従って、通常の動作処理を開始する。
一方、第1、第2記憶領域34,35のいずれにも識別フラグFが記録されていない場合、データ書換部3133は、第1、第2記憶領域34,35内の全データを消去して、バッファ314に格納されている初期設定データDを、第1、第2記憶領域34,35に書き込む。なお、データ書換部3133は、各記憶領域への初期設定データDの書込みの最後に、当該記憶領域のフラグ記憶領域A1に識別フラグFを書き込む(SB7)。
その後、メインCPU31は、メモリ33に格納されたリアプロジェクタ制御プログラムに従って、通常の動作処理を開始する。
前述したデータ書換処理によれば、データ書換部3133は、リアプロジェクタ1の起動後において、正常でない動作状態データを、正常である動作状態データまたは初期設定データDに書き換える。これにより、リアプロジェクタ1の設定変更時には、メモリ33内の第1、第2記憶領域34,35に記録されている動作状態データは、全て正常な状態とすることができる。従って、メモリ33内の全ての動作状態データが欠損してしまう事態を回避することができる。
本実施形態では、これらデータ更新処理(図5)、起動制御処理(図7)およびデータ調整処理(図8)は、メモリ33に格納された起動制御プログラム4に従って実行されるとした。この起動制御プログラム5をインストールすることによって、任意のリアプロジェクタを、前述した作用および効果を享受できる本実施形態のリアプロジェクタ1とすることができるので、汎用性を拡大することができる。
〔4.前記実施形態の変形〕
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前記実施形態は、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、プロジェクタ1に液晶パネル22を採用したが、本発明では、デジタル・マイクロミラー・デバイス(テキサスインスツルメント社商標)を採用してもよい。
さらに、本発明では、画像表示装置として、フロントプロジェクタ、プラズマディスプレイや、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、モニタ付デジタルカメラ、モニタ付プリンタ等を採用してもよい。
本発明は、画像表示装置、画像表示装置を起動するための起動制御方法、起動制御プログラム、および、当該起動制御プログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るリアプロジェクタの内部構成を示すブロック図。 前記実施形態に係るメモリの内部構成を説明するための模式図。 前記実施形態に係るメインCPUの機能的構成を示すブロック図。 前記実施形態に係るサブCPUの機能的構成を示すブロック図。 前記実施形態に係る制御基板が実行するデータ更新処理を説明するためのフロー図。 前記実施形態に係る第1、第2記憶領域に記録された動作状態データおよび識別フラグを説明するための模式図。 前記実施形態に係る制御基板が実行する起動制御処理を説明するためのフロー図。 前記実施形態に係る制御基板が実行するデータ調整処理を説明するためのフロー図。
符号の説明
1…リアプロジェクタ(画像表示装置)、2…光学エンジン(画像表示手段)、3…制御基板(制御手段)、31…メインCPU(中央演算処理部)、312…データ更新部、3121…設定変更検出部、3122…データ消去部、3123…データ書込部、3131…状態取得部、3132…正否判定部、3133…データ書換部、32…サブCPU(中央演算処理部)、3221…状態取得部、3222…正否判定部、3223…起動処理部、33…メモリ、34…第1記憶領域、35…第2記憶領域、D,D,Dn+1…動作状態データ、F…識別フラグ

Claims (8)

  1. 入力する画像情報に基づく画像を表示する画像表示手段と、当該画像表示手段を含む装置本体の駆動制御を行う制御手段を備えた画像表示装置であって、
    前記制御手段は、
    当該画像表示装置の設定の変更に応じて動作状態データを更新する演算処理部と、
    複数の記憶領域を有し、前記各記憶領域に動作状態データをそれぞれ記憶するメモリとを備え、
    前記演算処理部は、
    前記動作状態データの初期値が設定された初期設定データを記憶する記憶部と、
    当該画像表示装置の設定の変更に基づく動作状態データを、前記メモリの前記各記憶領域にそれぞれ記録するデータ更新部と、
    当該画像表示装置の起動時に、前記各記憶領域に保存されている動作状態データが正常か否かを判定する正否判定部と、
    当該正否判定部により正常と判定された動作状態データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行う起動処理部とを備え、
    前記正否判定部により前記各記憶領域に保存されている前記動作状態データの全てが正常でないと判定されると、前記起動処理部は、前記初期設定データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行うことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記データ更新部は、
    前記画像表示装置の設定の変更を検出し、当該設定の変更に基づく動作状態データを取得する設定変更検出部と、
    前記画像表示装置の動作中、前記設定の変更が検出されると、前記複数の記憶領域のうち1つの記憶領域に記録されているデータを消去するデータ消去部と、
    続いて、当該データ消去部によりデータを消去された記憶領域に、前記設定変更検出部により取得された動作状態データを書込み、当該動作状態データの書込みの最後に、当該記憶領域にデータの書込完了を示す識別フラグを書込むデータ書込部とを備え、
    前記データ消去部によるデータの消去、および、前記データ書込部による前記設定変更検出部により取得された動作状態データの書込みは、前記複数の記憶領域に対し、順次、繰り返して行われることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記正否判定部は、記憶領域に識別フラグが記録されているか否かで、当該記憶領域に保存されている動作状態データが正常か否かを判定することを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記演算処理部は、
    前記正否判定部により正常ではないと判定された動作状態データを、前記正否判定部により正常と判定された動作状態データに書き換えるデータ書換部を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記演算処理部は、それぞれ中央処理装置により構成される主処理部及び副処理部を有し、
    前記主処理部は、前記データ更新部を有し、
    前記副処理部は、前記起動処理部を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 入力する画像情報に基づく画像を表示する画像表示手段と、当該画像表示手段を含む装置本体の駆動制御を行う制御手段を備えた画像表示装置の起動制御方法であって、
    前記制御手段は、
    当該画像表示装置の設定の変更に応じて動作状態データを更新する演算処理部と、
    複数の記憶領域を有し、当該複数の記憶領域に前記更新された動作状態データを記憶するメモリとを備え、
    前記演算処理部は、前記動作状態データの初期値が設定された初期設定データを記憶する記憶部を有し、
    前記演算処理部が、
    前記設定の変更に応じた動作状態データを、前記メモリの各記憶領域に記録するデータ更新ステップと、
    当該画像表示装置の起動時に、前記各記憶領域に記録されている前記動作状態データが正常か否かを判定する正常判定ステップと、
    前記正常と判定された動作状態データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行う起動処理ステップと、
    前記正否判定ステップにて前記各記憶領域に保存されている前記動作状態データの全てが正常でないと判定されると、前記初期設定データに基づいて、前記画像表示装置の起動処理を行う異常時起動ステップと、を実行することを特徴とする画像表示装置の起動制御方法。
  7. 入力する画像情報に基づく画像を表示する画像表示手段と、当該画像表示手段を含む装置本体の駆動制御を行う制御手段を備えた画像表示装置を起動するためのコンピュータ実行可能な起動制御プログラムであって、
    前記制御手段は、
    当該画像表示装置の設定の変更に応じて動作状態データを更新する演算処理部と、
    複数の記憶領域を有し、当該複数の記憶領域に前記更新されている動作状態データを記憶するメモリとを備え、
    前記演算処理部は、前記動作状態データの初期値が設定された初期設定データを記憶する記憶部を有し、
    前記演算処理部に、
    前記設定の変更に応じた動作状態データを、前記メモリの各記憶領域に記録するデータ更新ステップと、
    当該画像表示装置の起動時に、前記各記憶領域に記録された前記動作状態データが正常か否かを判定する正常判定ステップと、
    前記正常と判定された動作状態データに基づいて、当該画像表示装置の起動処理を行う起動処理ステップと、
    前記正否判定ステップにて前記各記憶領域に保存されている前記動作状態データの全てが正常でないと判定されると、前記初期設定データに基づいて、前記画像表示装置の起動処理を行う異常時起動ステップと、を実行させることを特徴とする起動制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の起動制御プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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