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JP4925318B2 - 収納棚 - Google Patents
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JP4925318B2 - 収納棚 - Google Patents

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Description

本発明は、収納棚に関するものである。
従来から収納棚として、間隔を隔てて平行に配置した一対の支持枠部と、支持枠部の長手方向にずらして配置して一対の支持枠部の間に架け渡した複数の架設部とを備えて形成したものが知られている。特に、浴室などの水廻り部分に配置される収納棚では、良好な水切り性能や良好なお手入れ性能を確保するため、支持枠部や架設部をそれぞれステンレス線材で構成させた収納棚が知られている(たとえば特許文献1参照)。そして、このような収納棚にあって、支持枠部と架設部との連結には溶接にて行われることが一般的である。
ところで、収納棚は、水切り性能やお手入れ性能を向上させたいのであれば、具体的に収納物を載せる架設部の配設密度を低くする(すなわち架設部の配設本数や架設部の間隔幅を大きくする)ことが好ましいのであるが、収納棚の配設場所によって棚に載せると予期される収納物の種類が異なるのであり、たとえば予期される収納物がボトル等の大物である場合には収納物を載せる架設部の間隔は比較的広く形成しても差し支えないが、収納物がカミソリ等の小物である場合には収納物を載せる架設部の間隔が広いと架設部の間から収納物が落下してしまう恐れがある。
このように収納棚は、その配設場所に応じて収納物を載せる架設部の配置数や架設部の間隔幅を適宜設定可能にするのが好ましいが、叙述のように支持枠部と架設部との連結を溶接で行わせたものでは、支持枠部と架設部とが溶着一体化し、架設部の配置数や架設部の間隔幅を適宜設定可能にすることなどできないのであった。
実用新案登録第3093543号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納棚の配設場所に応じて架設部の配置数や架設部の間隔幅を適宜設定可能にする収納棚を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る収納棚にあっては、間隔を隔てて平行に配置した一対の支持枠部2と、支持枠部2の長手方向にずらして配置して一対の支持枠部2の間に架け渡した複数の架設部3とを備えて成る収納棚1であって、架設部3の架け渡し方向の両端に支持枠部2に対してその長手方向にスライド自在にして着脱自在に嵌合する嵌め込み部4を備え、支持枠部2に被着した介在部材5を嵌め込み部4と支持枠部2との間に圧入させて嵌め込み部4を支持枠部2の長手方向の任意位置に固定したことを特徴とする。これによると、支持枠部2に架設部3を着脱自在にできると共に、この架設部3は支持枠部2の任意箇所に介在部材5を介して取外し自在に固定できたことから、収納棚1の配設場所に応じて、架設部3の配置数や架設部3の間隔幅を適宜設定できる。
また請求項2に係る収納棚にあっては、請求項1において、上記一対の支持枠部2の各先端部間に連結枠部6を一体に架設すると共に、支持枠部2への架設部3の着脱を各支持枠部2の基端部からの嵌め込み部4の抜き差しにて行わせるようにし、各支持枠部2の基端部に収納棚1の設置面8に対して固定する台座7を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。これによると、収納棚1の設置面8に固定した台座7に対して支持枠部2の基端部を着脱自在にしたことで、台座7から外した支持枠部2の基端部での嵌め込み部4の抜き差しによって支持枠部2への架設部3の着脱が可能になるのであり、したがって、一対の支持枠部2の各先端部間に連結枠部6を一体に架設する構造を採用できて、収納棚1の剛性強度を向上できる。
本発明にあっては、収納棚の配設場所に応じて架設部の配置数や架設部の間隔幅を適宜設定できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の収納棚1は、浴室の壁面に設置するに好適な収納棚であり、図1のように収納棚1の外縁を構成する支持枠体9と、支持枠体9の対向部間に着脱自在に架け渡されて収納物を載せる複数の架設部3と、支持枠体9に着脱自在に被設されて収納棚1を浴室の壁面である設置面8に固定する台座7とを備えたステンレス製のワイヤー収納棚である。
詳しくは、支持枠体9は、左右に間隔を隔てて略水平且つ平行に配置した一対の支持枠部2と、この一対の支持枠部2の先端間を繋ぐ連結枠部6とで平面視コ字状に形成された枠体であり、支持枠部2や連結枠部6はそれぞれ直棒形状であってその長さ方向に亙って同一の円形断面を備えるように形成されている。なお、便宜上、支持枠部2に沿ってその先端に向く方向を前方(矢印a)と称すると共に、支持枠部2に沿ってその基端に向く方向を後方(矢印b)と称し、一対の支持枠部2の並設方向を左右方向(矢印c:左方、矢印d:右方)とし、上記前後方向と左右方向とにそれぞれ垂直な方向を上下方向(矢印e:上方、矢印f:下方)として説明をしていく。
架設部3は、上記支持枠体9の一対の支持枠部2に対して左右に架け渡される桟部材であり、主体を構成する横架部10の両端部から立設部11が略垂直上方に延びて正面視略U字状を成し、この立設部11の上端部に支持枠部2にそれぞれ着脱自在(取り付け・取り外し自在)に嵌合する嵌め込み部4が形成されている。本例の嵌め込み部4は内部に前後方向に貫通する円孔状の貫通孔4aを有したリング形状に形成されており、また上記貫通孔4aはその内周面が支持枠部2の外周面よりも大径に形成されており、支持枠部2は貫通孔4aに遊嵌状態で挿通可能にされている。また、横架部10や立設部11はそれぞれ直棒形状であってその長さ方向に亙って同一の円形断面を備えるように形成されている。
この架設部3を支持枠体9に固定するには、支持枠部2に被着した介在部材5を嵌め込み部4と支持枠部2との間に圧入させることで行われる。本例の介在部材5は弾性体で且つ側方に切れ目12のあるC字筒状のブッシング材5aで構成されており、このブッシング材5aは内面部に支持枠体9を外嵌する嵌合部13を備えると共に外面部に架設部3の嵌め込み部4に内嵌する被嵌合部14を備えている。嵌合部13は前後に貫通する取付孔13aで形成され、被嵌合部14は前方程外径が太くなるテーパ面14aで構成されており、ブッシング材5aの外面部の前端には外方へ突出するフランジ部15が形成されている。
このブッシング材5aは、図2(b)のように、支持枠部2の軸線のスラスト方向から支持枠部2に近接させて切れ目12から嵌合部13に支持枠部2を押し込むようにすることで、嵌合部13に支持枠部2を嵌合させた状態で支持枠部2の任意位置に簡単に被着できる。そして、この支持枠部2に被着したブッシング材5aに対して、支持枠部2に嵌め込み部4が遊嵌された架設部3を支持枠部2に沿わせて前方にスライドさせることで、ブッシング材5aの被嵌合部14を架設部3の嵌め込み部4に内嵌することができ、つまり、ブッシング材5aを嵌め込み部4と支持枠部2との間に圧入させることができて、架設部3を支持枠体9に固定することができる。ここで、フランジ部15は、支持枠部2に沿って前方にスライドする架設部3の嵌め込み部4がブッシング材5aの被嵌合部14を通り過ぎようとした際に嵌め込み部4が当てられるのであり、ブッシング材5aを介して確実に架設部3を支持枠体9に固定させるようにされている。なお、ブッシング材5aを介して支持枠体9に固定された架設部3は後方にスライドさせることで、嵌め込み部4と支持枠部2との間でのブッシング材5aの圧入状態を解除でき、架設部3の支持枠体9への固定状態を解除できる。
このように架設部3はブッシング材5aを介して支持枠部2に固定されるのであるが、本例では図2(a)のように架設部3は支持枠部2に対して前後方向に所定間隔ごとに複数固定されるのであり、この複数の架設部3の水平面内に並ぶ各横架部10によって収納物を載置する収納面を形成させている。
台座7は、内部に前後に貫通する挿入孔16を有した筒状部材であり、挿入孔16に挿入した支持枠体9の基端部を台座7の周面から挿入孔16に向けて螺進させた取付ビス17によって締め付けることで、支持枠体9の基端部に着脱自在に被設される。ここで、支持枠体9の基端部における外周面の下部には取付ビス17の先端端面を当接させる凹所状の切欠部18が略水平に切欠いたように形成されており、凹所状の切欠部18に取付ビス17が引っ掛かることで抜けを防止しつつ、取付ビス17の先端端面の支持枠体9への当接面を大きくして、台座7と支持枠体9との強固な取付強度の確保が図られている。台座7における支持枠体9が挿入孔16に挿入される側と反対側の筒端面は設置面8への接地面となり、台座7は適宜の手段を用いて設置面8に固定される。本例の台座7は接地面を接着剤で設置面8に接着させることで設置面8に固定されるのであるが、たとえばビス等による固定具を用いてこれを行わせてもよい。ここで、台座7を被設する支持枠体9の基端部は、架設部3の嵌め込み部4を支持枠体9から抜き差しして架設部3を支持枠体9に着脱させる部位であるが、台座7が被設されている状態では架設部3の嵌め込み部4が支持枠体9から抜き差しできない状態となる。つまり、架設部3の支持枠体9への着脱は、台座7を被設しない状態の支持枠体9の基端部で行われるのである。
上記構成の本例の収納棚1にあっては、上記のように支持枠部2に架設部3を着脱自在にできると共に、この架設部3は支持枠部2の任意箇所に介在部材5を介して取外し自在に固定できたものであり、すなわち支持枠部2と架設部3とが組み付け自在にされている。したがって、収納棚1はその配設場所に応じて収納すると予期される収納物が異なるのであるが、図3(a)のように収納すると予期される収納物がボトルB等の大物である場合には、任意の架設部3の支持枠部2への固定を解除して支持枠部2から架設部3を取外したりすることで、収納物を載せる架設部3の配置数を少なく、且つ架設部3の間隔を比較的広く形成することができ、水切れの良い収納棚1を形成することができる。一方、図3(b)のように収納すると予期される収納物がカミソリC等の小物である場合には、支持枠部2に新たな架設部3を取付けて新たな介在部材5を介して支持枠部2に固定させることで、架設部3の配置数を多く、且つ架設部3の間隔を比較的狭く形成することができ、架設部3の間から収納物が落下しないようにできるのである。このように本例の収納棚1にあっては、収納棚1の配設場所に応じて、架設部3の配置数や架設部3の間隔幅を適宜設定できる、という利点を有するのである。
しかも、本例の収納棚1にあっては、収納棚1の設置面8に固定した台座7に対して支持枠部2の基端部が着脱自在にされると共に、台座7から外した支持枠部2の基端部での嵌め込み部4の抜き差しによって支持枠部2への架設部3の着脱が可能にされている。したがって、一対の支持枠部2の各先端部間に連結枠部6を一体に架設する構造の支持枠体9を用いることができたのであり、優れた剛性強度を有する収納棚1を実現できたのである。
なお、本例の収納棚1は、叙述のように支持枠体9や架設部3をそれぞれステンレスなどの金属製線材で構成してあって水切れが良くて水垢が付着しにくくて浴室に設置するに好適な収納棚とされているが、たとえば軽量化を期して支持枠体9や架設部3を樹脂製線材で構成して化粧キャビネットの壁面から突出する収納棚に好適なものとしてもよい。また、本例の収納棚1は、実際に収納物を載置する架設部3の部位は横架部10であり、収納棚1の外縁を構成する支持枠体9は架設部3の横架部10よりも上方に位置しているから(図2(a))、この支持枠体9は架設部3を支持する機能に加えて、架設部3に載置した収納物の落下防止索としても機能するのである。また、架設部3はブッシング材5aを介して支持枠部2の前後方向の任意箇所に固定できるから、収納棚1の用途の応じて、収納棚1の前後の任意域(たとえば後部域)に対して架設部3の配置密度を高めるように複数の架設部3を集中して配置する態様にも簡単に設定できる。
本発明の実施の形態の例の収納棚の分解斜視図である。 (a)は同上の側面図であり、(b)は(a)のA部の側断面図である。 (a)は同上の収納棚の一の使用形態図であり、(b)は収納棚の他の使用形態図である。
符号の説明
1 収納棚
2 支持枠部
3 架設部
4 嵌め込み部
5 介在部材
5a ブッシング材
6 連結枠部
7 台座
8 設置面
9 支持枠体

Claims (2)

  1. 間隔を隔てて平行に配置した一対の支持枠部と、支持枠部の長手方向にずらして配置して一対の支持枠部の間に架け渡した複数の架設部とを備えて成る収納棚であって、架設部の架け渡し方向の両端に支持枠部に対してその長手方向にスライド自在にして着脱自在に嵌合する嵌め込み部を備え、支持枠部に被着した介在部材を嵌め込み部と支持枠部との間に圧入させて嵌め込み部を支持枠部の長手方向の任意位置に固定したことを特徴とする収納棚。
  2. 上記一対の支持枠部の各先端部間に連結枠部を一体に架設すると共に、支持枠部への架設部の着脱を各支持枠部の基端部からの嵌め込み部の抜き差しにて行わせるようにし、各支持枠部の基端部に収納棚の設置面に対して固定する台座を着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の収納棚。
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