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JP5076389B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description

本発明は複数の図柄要素のそれぞれを可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像を図柄表示器に表示する構成のパチンコ遊技機に関する。
上記パチンコ遊技機には図柄表示器に図柄遊技の映像を表示するときにビデオデータ等の演出データを再生し、図柄遊技の映像を演出データの再生結果に基づいて演出する構成のものがある。このパチンコ遊技機の場合には演出データの作成結果をメモリに電気的に記録して使用している。このため、メモリの演出データが使用途中で作成結果に対して変位し、演出データの作成結果に応じた内容の演出を行うことができなくなる虞がある。この変位が使用頻度の低い演出データで発生したときには演出データの変位を確認する機会が少なくなるので、演出データの変位を容易に発見することができない。
特開平7−31737号公報
従来のパチンコ遊技機には大当りおよび外れを判定する制御プログラムが保存されたプログラムメモリに識別データを記録し、書込み不能な専用メモリに判定データを記録し、プログラムメモリの識別データおよび専用メモリの判定データ相互間の同一性に基づいてプログラムメモリの不正交換の有無を判断する構成のものがある。この従来のパチンコ遊技機は識別データの変位および判定データの変位のそれぞれが発生しないことを前提にプログラムメモリの不正交換の有無を判断するものであり、メモリの演出データが使用途中で変位したことを検出することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メモリの演出データが使用途中で変位したことを容易に検出することが可能なパチンコ遊技機を提供することにある。
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の説明
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]始動口〜[14]手段を備えたところに特徴を有している。
[1]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号24は始動口の一例である。
[2]可変入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態相互間で切換えられるものである。図2の入賞口台板26は遊技球が入賞不能な閉鎖状態および遊技球が入賞可能な開放状態に相互に切換えられる特別入賞口を有するものであり、特別入賞口は可変入球口に相当する。
[3]当落判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に可変入球口を開放する大当りおよび可変入球口を開放しない外れを判定するものであり、図11のステップS52は当落判定手段の一例である。
[4]図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、複数の図柄要素を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものである。図2の装飾図柄表示器32は図柄表示器の一例である。
[5]図柄遊技手段は図柄表示器に図柄遊技の映像を表示するものであり、当落判定手段が大当りを判定したときには複数の図柄要素が予め決められた大当りの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示し、当落判定手段が外れを判定したときには複数の図柄要素が大当りの組合せとは相違する外れの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示するものである。図3のVDP84は図柄遊技手段の一例であり、図32はVDP84が装飾図柄表示器32に表示する図柄遊技の映像の一例である。
[6]複数のメモリのそれぞれは図柄遊技の映像を演出するための演出データが予め記録されたものである。図3のVROM85〜VROM92のそれぞれはメモリの一例であり、VROM85に記録された装飾図柄遊技用のビデオデータ〜VROM92に記録された装飾図柄遊技用のビデオデータのそれぞれは図柄遊技の映像の背景となる演出映像を表示するための演出データに相当する。
[7]遊技球が始動口に入球した場合に図柄遊技の映像をどのような演出内容で演出するかを判定する手段。図27のステップS333は当該手段に相当する。
]演出データ選択手段は複数のメモリのうち演出内容の判定結果に応じた演出データが記録されたものから演出内容の判定結果に応じた演出データを選択するものである。図3のVDP84は演出データ選択手段の一例であり、VROM85〜VROM92のそれぞれからビデオデータを選択する。
]演出手段は演出データ選択手段の演出データの選択結果を再生することに基づいて図柄遊技の映像を演出するものである。図3のVDP84は演出手段の一例であり、ビデオデータの選択結果を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に図柄遊技の背景となる演出映像を表示する。
10]カウンタ更新手段はカウンタを予め決められた初期値を基準に定量ずつ順に更新するものであり、図37のステップS459はカウンタ更新手段の一例である。このカウンタ更新手段はアドレスカウンタAにジャンプアドレスカウンタΔAを加算することに基づいてアドレスカウンタAを初期値「0」を基準にジャンプアドレスカウンタΔAずつ順に更新するものであり、アドレスカウンタAはカウンタに相当し、ジャンプアドレスカウンタΔAは定量に相当する。
[11]1)カウンタ更新手段がカウンタを更新する毎にメモリのうちカウンタの更新結果に応じたアドレスから演出データを検出する処理と2)演出データを検出する毎にチェックサムを演算する処理と3)チェックサムを演算する毎にチェックサムの演算結果を累積する処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。図柄制御回路80は当該手段に相当し、図37のステップS456でデータ要求コマンド2が送信されることに基づいて図37のステップS455で送信されたアドレスカウンタAに応じたビデオデータを検出する。図37のステップS458はチェックサムを演算するものであり、図37のステップS459チェックサムの演算結果を累積するものであり、サムカウンタSはチェックサムの累積結果に相当する。
[12]複数のメモリのそれぞれのチェックサムの正確な累積結果であるサム判定値が予め記録された手段。図3のPROM82は当該手段に相当する。
[13]メモリのチェックサムの累積結果をメモリに応じたサム判定値と比較する処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。図37のステップS462は当該手段に相当する。
[14]4)メモリのチェックサムの累積結果がメモリに応じたサム判定値と一致していると判断された場合に予め決められた輪郭形状のチェック図柄を図柄表示器の予め決められた表示位置に表示する処理であってメモリのチェックサムの累積結果がメモリに応じたサム判定値と一致していないと判断された場合にはチェック図柄を表示しない処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。これら複数のメモリのそれぞれに応じたチェック図柄は複数のメモリの全てに対してチェック図柄が表示された場合に複数のチェック図柄から1つの形状の絵柄が構成されると共に複数のメモリの一部に対してチェック図柄が表示されなかった場合に1つの形状の絵柄の一部が欠損するように表示位置および輪郭形状が設定されている。図3の図柄制御回路80は当該手段に相当する(図37のステップS463とS464とS465参照)。
請求項1記載のパチンコ遊技機によれば、メモリから演出データを検出する毎にチェックサムを演算する処理およびチェックサムを演算する毎にチェックサムの演算結果を累積する処理が複数のメモリのそれぞれに対して行われる。これら複数のメモリのそれぞれのチェックサムの累積結果はメモリに応じたサム判定値と比較されるものであり、チェックサムの累積結果がサム判定値と一致している場合にはチェック図柄が表示され、チェックサムの累積結果がサム判定値と一致していない場合にはチェック図柄が表示されない。このため、演出データの変位が使用頻度の低い演出データで発生したときであっても検査者がチェック図柄の表示の有無から演出データの変位を容易に発見することができる。しかも、複数のメモリのそれぞれから演出データが定量に相当する間隔で間欠的に検出される。このため、複数のメモリのそれぞれから全ての演出データを検出する場合に比べて演出データの検出からチェックサムの累積に至る処理時間が短縮されるので、検査者が演出データの変位の有無を確認するのに要する検査時間が短縮される。しかも、複数のメモリの全てに対してチェック図柄が表示された場合には複数のチェック図柄から1つの形状の絵柄が構成され、複数のメモリの一部に対してチェック図柄が表示されなかった場合には1つの形状の絵柄の一部が欠損する。このため、1つの形状の絵柄が完成しているか否かを視認することで複数のメモリの全てが正常であるか否かを一挙に検査できる。
[1]機械的構成および電気的構成の説明
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には横長な長方形状の上皿板3および横長な長方形状の下皿板4が上下2段に固定されており、上皿板3の前面には上面が開口する上皿5が固定され、下皿板4の前面には上面が開口する下皿6が固定されている。
下皿板4の前面には右端部に位置してハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。このハンドル台7の後方には発射ソレノイド9が固定されており、発射ソレノイド9には打球槌10が連結されている。この発射ソレノイド9は打球槌10の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が回動操作されたときには発射ソレノイド9に駆動電源が印加され、打球槌10が駆動することに基づいて上皿5内の遊技球を上皿5内から弾き出す。
前枠2の前面には窓枠11が装着されている。この窓枠11は円形孔状の窓部12を有するものであり、窓部12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。この窓枠11の後面には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置してスピーカ14が固定されており、各スピーカ14の前方には網状のスピーカカバー15が配置されている。これら各スピーカカバー15は窓枠11に固定されたものであり、各スピーカ14が再生する効果音は前方のスピーカカバー15を通して放出される。窓枠11には各スピーカカバー15の下方に位置して2個のランプカバー16が固定されており、各ランプカバー16の後方には複数の電飾LED17(図3参照)が配置されている。これら各電飾LED17は窓枠11に固定されたものであり、各ランプカバー16は後方の電飾LED17が発光することに基づいて照明される。
前枠2には、図2に示すように、遊技盤18が装着されており、遊技盤18は窓枠11のガラス窓13により前方から覆われている。この遊技盤18の前面には外レール19および内レール20が固定されている。これら外レール19および内レール20相互間には円弧状の発射通路21が形成されており、打球槌10が弾いた遊技球は発射通路21を通して遊技領域22内に放出される。この遊技領域22内には複数の障害釘23が固定されており、遊技領域22内に放出された遊技球は障害釘23に当りながら遊技領域22内を落下する。この遊技領域22は外レール19および内レール20によって囲まれた領域のうち発射通路21を除く円形状の領域を称するものであり、遊技球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
遊技領域22内には始動口24が固定されている。この始動口24は上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技領域22内を転動する遊技球は始動口24内に上面から入賞可能にされている。この始動口24内には始動口センサ25(図3参照)が固定されており、始動口センサ25は始動口24内に遊技球が入賞したことを検出して始動信号を出力する。遊技領域22内には、図2に示すように、入賞口台板26が固定されており、入賞口台板26には前面が開口する四角筒状の特別入賞口が固定されている。この特別入賞口内にはカウントセンサ27(図3参照)が固定されており、カウントセンサ27は遊技球が特別入賞口内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
入賞口台板26には、図2に示すように、扉28が下端部の水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この扉28は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)に連結されており、特別入賞口ソレノイド29は扉28を垂直状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖し、扉28を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞可能に開放する。即ち、特別入賞口は遊技球が入賞不能な閉鎖状態および遊技球が入賞可能な開放状態に切換わるものであり、可変入球口に相当する。
入賞口台板26には、図2に示すように、特別図柄表示器30が固定されている。この特別図柄表示器30はLED表示器から構成されたものであり、特別図柄表示器30には特別図柄が表示される。遊技領域22内には表示台枠31が固定されており、表示台枠31には図柄表示器に相当する装飾図柄表示器32が固定されている。この装飾図柄表示器32は特別図柄表示器30に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器から構成されたものであり、装飾図柄表示器32には装飾図柄が表示される。この装飾図柄は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3列の組合せ図柄から構成されたものであり、大当りおよび外れを識別する識別図柄に相当する。
図3のメイン制御回路50は遊技内容を制御する最上位の制御手段であり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよび制御データに基づいて制御動作を実行する。出力回路54は始動口センサ25からの始動信号およびカウントセンサ27からのカウント信号のそれぞれを波形成形してメイン制御回路50に出力するものであり、メイン制御回路50は出力回路54からの始動信号およびカウント信号のいずれかを検出することに基づいて賞球コマンドを設定する。タイマ回路55はメイン制御回路50に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、メイン制御回路50はタイマ回路55からのパルス信号を検出する毎にタイマ割込処理を実行する。
ソレノイド回路56は特別入賞口ソレノイド29を通断電するものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路56を駆動制御することに基づいて特別入賞口の扉28を開閉操作する。LED回路57は特別図柄表示器30に特別図柄を表示するものであり、メイン制御回路50はLED回路57を駆動制御することに基づいて特別図柄表示器30の表示内容を制御する。このメイン制御回路50のCPU51は当落判定手段に相当するものである。
払出制御回路60は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。この払出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU61はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよび制御データに基づいて賞品球の払出動作を実行する。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドの設定結果が送信されるものであり、賞球コマンドの設定結果を検出することに基づいて駆動信号を設定する。モータ回路64は払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路60からの駆動信号の設定結果に基づいて払出モータ65を駆動する。この払出モータ65は遊技球を上皿5内に賞品球として払出す賞球払出装置の駆動源に相当するものであり、上皿5内には払出モータ65が駆動することに基づいて賞球コマンドに応じた個数の賞品球が払出される。
演出制御回路70は装飾図柄遊技の演出内容を総括的に制御するものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU71はRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよび制御データに基づいて処理動作を実行する。この演出制御回路70はメイン制御回路50からコマンドの設定結果が送信されるものであり、メイン制御回路50から送信されるコマンドの設定結果を検出することに基づいてコマンドを設定する。タイマ回路74は演出制御回路70に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、演出制御回路70はタイマ回路74からのパルス信号を検出する毎にタイマ割込処理を実行する。
図柄制御回路80はCPU81とPROM82とPRAM83とVDP84とVROM85〜VROM92とVRAM93を有している。この図柄制御回路80のVROM85〜VROM92のそれぞれはメモリに相当するものであり、VROM85〜VROM92のそれぞれには、図4に示すように、画像データとして装飾図柄遊技用のビデオデータと大当り遊技用のビデオデータとスプライトデータが予め記録されている。各ビデオデータは装飾図柄表示器32に動画を表示するものであり、予め決められた形式に圧縮して保存されている。各スプライトデータは背景となるビデオデータの画像の前方に重ねて表示されるものであり、表示位置を指定することに基づいて背景に対して移動表示される。これら各画像データはパーソナルコンピュータを利用して作成されたものであり、画像データの作成結果はVROM85〜VROM92のそれぞれに電気的に記録されている。尚、VROM85〜VROM92のそれぞれに記録された装飾図柄遊技用のビデオデータは演出データに相当するものである。
図柄制御回路80のCPU81はカウンタ更新手段とチェックサム演算手段とチェックサム比較手段のそれぞれに相当するものであり、演出制御回路70から送信されるコマンドの設定結果に基づいてコマンドを設定し、VDP84にコマンドの設定結果を送信する。このVDP84は図柄遊技手段と演出データ選択手段と演出手段とデータ検出手段とチェックサム表示手段と報知手段のそれぞれに相当するものであり、CPU81から送信されるコマンドの設定結果に応じた画像データをVROM85〜VROM92のいずれかから検出し、画像データの検出結果に基づいて画像信号を生成する。このVDP84は画像信号の設定結果をLCD回路96(図3参照)に出力するものであり、LCD回路96はVDP84から送信される画像信号の設定結果に応じた画像を装飾図柄表示器32に表示する。タイマ回路97(図3参照)は図柄制御回路80に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、図柄制御回路80のCPU81はタイマ回路97からのパルス信号を検出する毎にタイマ割込処理を実行する。
図柄制御回路80のPROM82はプログラムメモリに相当するものである。このPROM82には、図5に示すように、プログラム領域94およびデータ領域95が設定されており、データ領域95にはCPU用の複数のデータおよびVDP用の複数のデータが記録されている。プログラム領域94にはCPU用の制御プログラムおよびVDP用の制御プログラムの双方が記録されており、CPU81はPRAM83をワークエリアとしてPROM82のCPU用の制御プログラムおよびCPU用のデータに基づいて処理動作を実行し、VDP84はVRAM93をワークエリアとしてPROM82のVDP用の制御プログラムおよびVDP用のデータに基づいて処理動作を実行する。
音制御回路110は、図3に示すように、CPU111とROM112とRAM113を有している。この音制御回路110のCPU111は演出制御回路70から送信されるコマンドの設定結果に応じた音データをROM112から検出し、音データの検出結果に基づいて音信号を生成してスピーカ回路114に出力するものであり、スピーカ回路114は音信号に応じた音を両スピーカ14から出力する。このCPU111の一連の動作はROM112に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM113はCPU111のワークメモリとして機能する。
電飾制御回路120はCPU121とROM122とRAM123を有している。この電飾制御回路120のCPU121は演出制御回路70から送信されるコマンドの設定結果に応じた電飾データをROM122から検出し、電飾データの検出結果に基づいて電飾信号を生成してLED回路124に出力するものであり、LED回路124は複数の電飾LED17を電飾信号に応じた内容で発光させる。このCPU121の一連の動作はROM122に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM123はCPU121のワークメモリとして機能する。
[2]遊技機能の説明
[2−1]特別図柄遊技機能
遊技者が上皿5内に遊技球を投入して発射ハンドル8を回動操作すると、遊技盤18の遊技領域22内に遊技球が発射され、障害釘23に当りながら落下する。この遊技球が始動口24内に入賞したときには賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿5内に賞品球として払出され、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は特別図柄表示器30に特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、特別図柄の変動停止時の態様には、図12に示すように、外れの態様および大当りの態様の2種類が設定されている。
[2−2]大当り遊技機能
特別図柄表示器30に特別図柄が大当りの態様で停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は特別入賞口を開放し、特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。この特別入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返される。この大当りラウンドの繰返しは大当り遊技に相当するものであり、各回の大当りラウンド中には装飾図柄表示器32に大当り遊技を映像的に演出する大当りラウンド表示が行われ、両スピーカ14から大当り遊技を音的に演出する効果音が出力され、複数の電飾LED17が大当りラウンド表示の表示内容に応じて発光する。
[2−3]特別図柄遊技保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中および大当り遊技中に遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。この特別図柄遊技の保留回数には上限値(例えば4回)が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。この特別図柄遊技が保留されない遊技球の入賞を無効な入賞と称し、特別図柄遊技が保留される入賞を有効な入賞と称する。
[2−4]装飾図柄遊技機能(図柄遊技機能)
遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技に連動して装飾図柄遊技が開始される。この装飾図柄遊技は装飾図柄表示器32に映像を表示し、両スピーカ14から装飾図柄表示器32の映像に応じた効果音を出力し、複数の電飾LED17を装飾図柄表示器32の映像に応じて発光させることで組成されるものである。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、装飾図柄の変動停止時の態様に基づいて外れおよび大当りの判定結果を遊技者に報知するものである。この装飾図柄の変動開始は特別図柄の変動開始に時間的に同期して行われ、装飾図柄の変動停止は特別図柄の変動停止に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄が外れの態様で変動停止するときには装飾図柄が完全外れの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかで変動停止し、特別図柄が大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が大当りの組合せで変動停止する。
[3]メイン制御回路50の内部処理
[3−1]メイン処理
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図6のステップS1の電源投入処理でRAM53の全データを初期設定し、ステップS2でタイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU51がタイマ回路55からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU51はステップS2でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS3へ移行し、タイマ割込フラグをオフする。
CPU51はステップS3でタイマ割込フラグをオフすると、ステップS4の入力処理〜ステップS6のデータ取得処理を順に実行する。このステップS6のデータ取得処理を終えたときにはステップS7の大当り判定処理〜ステップS12の大当り遊技処理のいずれかをメイン制御フラグの設定状態に基づいて択一的に実行し、ステップS7の大当り判定処理〜ステップS12の大当り遊技処理のいずれかを終えたときにはステップS2に復帰する。このメイン制御フラグはステップS1の電源投入処理で大当り判定処理に初期設定されるものであり、CPU51はステップS2に復帰したときにはタイマ割込フラグのオンを新たに検出することに基づいてステップS3へ移行する。
[3−2]入力処理
図7はステップS4の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51は図7のステップS21で出力回路54からの始動信号の出力状態を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22で始動信号フラグをオフし、始動信号があることを判断したときにはステップS23で始動信号フラグをオンする。即ち、遊技球が始動口24内に入賞したときには出力回路54から始動信号が出力され、始動信号フラグがオンされる。
[3−3]カウンタ更新処理
CPU51は図6のステップS5のカウンタ更新処理へ移行すると、ランダムカウンタR1の計測値〜ランダムカウンタR3の計測値のそれぞれに「1」を加算する。これらランダムカウンタR1〜R3の加算内容は次の通りである。
(1)ランダムカウンタR1は変動パターンを選択する乱数値に相当するものであり、図8に示すように、初期値「0」から上限値「100」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(2)ランダムカウンタR2は外れの判定時に判定結果を完全外れおよび外れリーチに振分ける乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(3)ランダムカウンタR3は大当りの発生の有無を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「328」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[3−4]データ取得処理
図9は図6のステップS6のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51は図9のステップS31で始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときには図7の入力処理で始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図9のステップS31で始動信号フラグのオンを判断し、ステップS32でランダムカウンタR1〜R3のそれぞれの計測値を取得する。
メイン制御回路50のRAM53には、図10に示すように、保留データエリア1〜保留データエリア4が設定されている。これら保留データエリア1〜保留データエリア4のそれぞれはランダムカウンタR1〜R3の取得結果を保存しておくものであり、CPU51は図9のステップS33へ移行したときには保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されていないことを判断したときにはステップS34へ移行し、ランダムカウンタR1〜R3の取得結果を保留データエリア1に記録する。
CPU51は図9のステップS33で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されていることを判断すると、ステップS35で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R3が保存されていないことを判断したときにはステップS36へ移行し、ランダムカウンタR1〜R3の取得結果を保留データエリア2に記録する。
CPU51はステップS35で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R3が保存されていることを判断すると、ステップS37で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R3が保存されていないことを判断したときにはステップS38へ移行し、ランダムカウンタR1〜R3の取得結果を保留データエリア3に記録する。
CPU51はステップS37で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R3が保存されていることを判断すると、ステップS39で保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R3が保存されていないことを判断したときにはステップS40へ移行し、ランダムカウンタR1〜R3の取得結果を保留データエリア4に記録する。即ち、ランダムカウンタR1〜R3の保存数には上限値「4組」が設定されており、上限組のランダムカウンタR1〜R3がRAM53に保存されている状態で遊技球が始動口24内に入賞したときにはステップS41でランダムカウンタR1〜R3の取得結果がクリアされ、遊技球が始動口24内に入賞したことが無効化される。
[3−5]大当り判定処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされていることを判断すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS7の大当り判定処理へ移行する。図11はステップS7の大当り判定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図11のステップS51で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されていることを判断したときにはステップS52へ移行し、保留データエリア1からランダムカウンタR3の保存結果を検出し、ランダムカウンタR3の検出結果をROM52に予め記録された大当り値「7」と比較する。
CPU51はステップS52でランダムカウンタR3の検出結果が大当り値「7」と同一であることを判断すると、大当りと判定する。そして、ステップS53で大当りフラグをオンし、ステップS54で特別図柄を大当りの態様(図12参照)に設定する。次にステップS55で演出制御回路70に大当りコマンドを送信し、ステップS56でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
CPU51はステップS52でランダムカウンタR3の検出結果が大当り値「7」と相違していることを判断したときには外れと判定し、ステップS57で大当りフラグをオフし、ステップS58で特別図柄を外れの態様(図12参照)に設定する。そして、ステップS59で保留データエリア1からランダムカウンタR2の保存結果を検出し、ランダムカウンタR2の検出結果をROM52に予め記録された5個の外れリーチ値「0〜4」のそれぞれと比較する。ここでランダムカウンタR2の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれかと同一であることを判断したときには外れリーチと判定し、ステップS60で外れリーチフラグをオンする。次にステップS61で演出制御回路70に外れリーチコマンドを送信し、ステップS56でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
CPU51はステップS59でランダムカウンタR2の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれとも相違していることを判断したときには完全外れと判定し、ステップS62で外れリーチフラグをオフする。そして、ステップS63で演出制御回路70に完全外れコマンドを送信し、ステップS56でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
[3−6]変動パターン設定処理
CPU51はメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS8の変動パターン設定処理へ移行する。図13はステップS8の変動パターン設定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図13のステップS71で大当りフラグの設定状態を判断する。例えば直前の大当り判定処理で大当りを判定したときにはステップS71で大当りフラグのオンを判断し、ステップS72へ移行する。
メイン制御回路50のROM52には大当り用の変動パターンテーブルおよび外れ用の変動パターンテーブルが記録されている。これら各変動パターンテーブルはランダムカウンタR1と変動パターンと変動表示時間の相関関係を示すものであり、CPU51はステップS72へ移行したときにはROM52から大当り用の変動パターンテーブルを選択する。図14の(a)は大当り用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものであり、CPU51は図13のステップS72で大当り用の変動パターンテーブルを選択したときにはステップS74で保留データエリア1からランダムカウンタR1の保存結果を検出し、大当り用の変動パターンテーブルからランダムカウンタR1の検出結果に応じた大当り用の変動パターンを選択する。そして、ステップS75へ移行し、大当り用の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR1の検出結果が「40」であるときには変動パターンP1が選択され、変動パターンの選択結果がP1であるときには変動表示時間「60.0sec」が選択される。
CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチまたは完全外れを判定したときには図13のステップS71で大当りフラグのオフを判断し、ステップS73でROM52から外れ用の変動パターンテーブルを選択する。そして、ステップS74で保留データエリア1からランダムカウンタR1の保存結果を検出し、外れ用の変動パターンテーブルから外れ用の変動パターンを選択する。
図14の(b)は外れ用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものである。この変動パターンテーブルの変動パターンP5〜P8のそれぞれは外れリーチの判定時に選択対象となる外れリーチ用のものであり、CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチを判定したときには大当りフラグのオフおよび外れリーチフラグのオンを順に判断し、図13のステップS74で変動パターンP5〜P8のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じたものを選択する。そして、ステップS75へ移行し、変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。図14の(b)の変動パターンP9は完全外れの判定時に選択対象となる完全外れ用のものであり、CPU51は直前の大当り判定処理で完全外れを判定したときには大当りフラグのオフおよび外れリーチフラグのオフを順に判断し、図13のステップS74でランダムカウンタR1の検出結果に拘らず完全外れ用の変動パターンP9を選択する。そして、ステップS75へ移行し、変動パターンの選択結果P9に応じた変動表示時間を選択する。
CPU51はステップS75で変動表示時間を選択すると、ステップS76で変動パターンの選択結果を変動パターンコマンドとして演出制御回路70に送信する。そして、ステップS77で変動表示時間の選択結果をタイマT1にセットし、ステップS78で保留データエリア1に保存されているランダムカウンタR1〜R3のそれぞれをクリアする。
CPU51はステップS78で保留データエリア1に保存されているランダムカウンタR1〜R3のそれぞれをクリアすると、ステップS79で保留データエリア2の保存データを保留データエリア1にシフトし、ステップS80で保留データエリア3の保存データを保留データエリア2にシフトする。そして、ステップS81で保留データエリア4の保存データを保留データエリア3にシフトし、ステップS82でメイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。これら保留データエリア1〜保留データエリア4のそれぞれはランダムカウンタR1等が保存されていない状態でデフォルトデータが保存されるものであり、保留データエリア2〜保留データエリア4のそれぞれにランダムカウンタR1等が保存されているときにはステップS79〜ステップS81のそれぞれでランダムカウンタR1等がシフトされ、ランダムカウンタR1等が保存されていないときにはデフォルトデータがシフトされる。
[3−7]特別図柄変動開始処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動開始処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS9の特別図柄変動開始処理へ移行する。図15はステップS9の特別図柄変動開始処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS91でLED回路57に特別図柄変動開始信号を出力する。すると、LED回路57は特別図柄変動開始信号を検出することに同期して特別図柄の変動表示を開始する。この特別図柄の変動表示は特別図柄を「大当りの態様」および「外れの態様」で交互に可変表示するものである。
CPU51はステップS91で特別図柄変動開始信号を出力すると、ステップS92で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS93へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動停止処理をセットする。この装飾図柄遊技開始コマンドは装飾図柄遊技の開始指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技開始コマンドを受信することに基づいて図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれにコマンドを送信する。
[3−8]特別図柄変動停止処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動停止処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS10の特別図柄変動停止処理へ移行する。図16はステップS10の特別図柄変動停止処理の詳細を示すものであり、CPU51は図16のステップS101でタイマT1の計測値から設定値ΔT(4msec)を減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS102へ移行し、タイマT1の減算結果を「0」と比較する。この特別図柄遊技は装飾図柄遊技に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄遊技の残り時間は装飾図柄遊技の残り時間と同一である。
CPU51はステップS102でタイマT1の減算結果が「0」であることを検出すると、特別図柄遊技の終了を判断する。そして、ステップS103へ移行し、LED回路57に特別図柄変動停止信号を出力する。この特別図柄変動停止信号は特別図柄の変動表示を大当り判定処理の選択結果で停止することを指示するものであり、大当り判定処理で大当りが判定されたときには特別図柄が図12の大当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で外れリーチおよび完全外れのいずれかが判定されたときには特別図柄が図12の外れの態様で停止表示される。
CPU51は図16のステップS103でLED回路57に特別図柄変動停止信号を出力すると、ステップS104で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信する。この装飾図柄遊技停止コマンドは装飾図柄遊技の停止指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技停止コマンドを検出することに基づいて図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路12のそれぞれにコマンドを送信する。即ち、装飾図柄遊技は特別図柄の変動開始に同期して始まり、特別図柄の変動停止に同期して終わるものであり、特別図柄の変動表示時間は装飾図柄遊技の所要時間に相当する。
CPU51はステップS104で装飾図柄遊技停止コマンドを送信すると、ステップS105でタイマT2にウェイト時間(2.0sec)をセットする。そして、ステップS106へ移行し、メイン制御フラグにウェイト処理をセットする。このウェイト時間はメイン制御回路50のROM52に記録されたものであり、特別図柄遊技が保留されている場合に保留された次の特別図柄遊技を開始するまでの待機時間を称する。
[3−9]ウェイト処理
CPU51はメイン制御フラグがウェイト処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS11のウェイト処理へ移行する。図17はステップS11のウェイト処理の詳細を示すものであり、CPU51は図17のステップS111でタイマT2の計測値から設定値ΔT(4msec)を減算することに基づいて残りウェイト時間を更新する。そして、ステップS112へ移行し、タイマT2の減算結果を「0」と比較する。
CPU51はステップS112でタイマT2の減算結果が「0」であることを検出すると、ステップS113で大当りフラグの設定状態を判断する。ここで大当りフラグのオンを判断したときにはステップS114へ移行し、メイン制御フラグに大当り遊技処理をセットする。そして、ステップS115で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信し、ステップS117で大当りフラグをオフし、ステップS118で外れリーチフラグをオフする。この大当り遊技開始コマンドは大当り遊技の演出開始指令に相当するものであり、演出制御回路70は大当り遊技開始コマンドを検出することに基づいて図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれにコマンドを送信する。
CPU51はステップS113で大当りフラグのオフを判断すると、ステップS116でメイン制御フラグに大当り判定処理をセットする。そして、ステップS117で大当りフラグをオフし、ステップS118で外れリーチフラグをオフする。
[3−10]大当り遊技処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り遊技処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS12の大当り遊技処理へ移行する。図18はステップS12の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU51は図18のステップS121で大当りラウンドを実行する。この大当りラウンドは特別入賞口を開放する遊技者有利の状態を生成するものであり、特別入賞口内に上限値(例えば10個)の遊技球が入賞あるいは特別入賞口の開放時間が上限値(例えば30sec)に到達することに基づいて終了する。この大当りラウンドは上限回(例えば15回)だけ繰返されるものであり、CPU51はステップS122へ移行したときには大当りラウンドの繰返し回数を上限回と比較する。ここで「繰返し回数=上限回」を判断したときにはステップS123へ移行する。
CPU51はステップS123へ移行すると、演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信し、ステップS124でメイン制御フラグを大当り判定処理にセットする。この大当り遊技停止コマンドは大当り遊技の演出停止指令に相当するものであり、演出制御回路70は大当り遊技停止コマンドを検出することに基づいて図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれにコマンドを送信する。
[4]演出制御回路70の内部処理
[4−1]メイン処理
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図19のステップS201の電源投入処理でRAM73の全データを初期設定する。そして、ステップS202へ移行し、タイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU71がタイマ回路74からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU71はステップS202でタイマ割込フラグのオフを検出したときにはステップS203のカウンタ更新処理1へ移行し、ステップS202でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS204へ移行する。このステップS204でタイマ割込フラグをオフし、ステップS205のカウンタ更新処理2およびステップS206のコマンド処理を当該順序で実行する。
[4−2]INT割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50からのストローブ信号(INT信号)を受信すると、INT割込処理を起動する。このストローブ信号はメイン制御回路50がコマンドと共に送信するものであり、CPU71はINT割込処理を起動したときには図20のステップS211でコマンドを受信し、ステップS212でコマンドの受信結果をRAM73に記録する。そして、ステップS213へ移行し、コマンド処理フラグをコマンドの受信結果に応じてセットする。このコマンド処理フラグはステップS201の電源投入処理でコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、図21はメイン制御回路50から送信されるコマンドの種類とコマンド処理フラグの設定内容との関係を示している。
CPU71はメイン制御回路50からの大当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを受信したときにはコマンド処理フラグを当落コマンド処理にセットし、変動パターンコマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを変動パターンコマンド処理にセットし、装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットする。また、装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットし、大当り遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技開始コマンド処理にセットし、大当り遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技停止コマンド処理にセットする。
[4−3]カウンタ更新処理1
図22はステップS203のカウンタ更新処理1の詳細を示すものであり、CPU71は図22のステップS221でランダムカウンタR11の現在の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR11は装飾図柄の各列の図柄要素を設定するためのものであり、3桁のカウンタから構成されている。このランダムカウンタR11の1桁目は、図23に示すように、「0」から「7」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算され、2桁目は1桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算され、3桁目は2桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算される。
CPU71は図22のステップS221でランダムカウンタR11を更新すると、ステップS222でランダムカウンタR11の更新結果の1桁目と3桁目とを比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS223へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の完全外れ図柄エリアに格納する。即ち、完全外れ図柄エリアは、図23に示すように、左列および右列が相違する完全外れ図柄の基礎データが格納されるものであり、完全外れ図柄エリアの格納データは次回のステップS223で更新される。
CPU71は図22のステップS222でランダムカウンタR11の1桁目と3桁目とが同一であることを検出すると、ステップS224でランダムカウンタR11の1桁目と2桁目を比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS225へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の外れリーチ図柄エリアに格納する。即ち、外れリーチ図柄エリアは、図23に示すように、左列および右列が同一で中列が相違する外れリーチ図柄の基礎データが格納されるものであり、外れリーチ図柄エリアの格納データは次回のステップS225で更新される。
[4−4]カウンタ更新処理2
CPU71は図19のステップS205のカウンタ更新処理2へ移行すると、ランダムカウンタR12の計測値およびランダムカウンタR13の計測値のそれぞれに「1」を加算する。ランダムカウンタR12は大当り図柄を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「7」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタR13は演出パターンコマンドを抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「30」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[4−5]コマンド処理
図24は図19のステップS206のコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS206のコマンド処理では図24のステップS301のコマンド待ち処理〜ステップS307の大当り遊技停止コマンド処理をコマンド処理フラグの設定状態に基づいて択一的に実行する。
[4−6−1]コマンド待ち処理
CPU71はコマンド処理フラグがコマンド待ち処理にセットされていることを検出すると、図24のステップS301のコマンド待ち処理を経て図19のステップS202に復帰する。このコマンド待ち処理はメイン制御回路50からのコマンドを待つ処理であり、実質的な処理動作が行われない。
[4−6−2]当落コマンド処理
メイン制御回路50が図11の大当り判定処理で演出制御回路70に大当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から当落コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが当落コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS302の当落コマンド処理を実行する。図25はステップS302の当落コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS321でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS322へ移行し、コマンドの検出結果を大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が大当りコマンドであることを判断したときにはステップS323へ移行し、装飾図柄を大当りの組合せに設定する。
図26は演出制御回路70のROM72に記録された大当り図柄テーブルを示すものである。この大当り図柄テーブルにはランダムカウンタR12および図柄要素の相関関係が記録されており、CPU71は図25のステップS323でランダムカウンタR12の計測値を取得し、図26の大当り図柄テーブルからランダムカウンタR12の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタR12の取得結果が「6」であるときには図柄要素として「7」が選択され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが共通の「7」に設定され、装飾図柄が大当りの組合せ「777」に設定される。
CPU71は図25のステップS322でコマンドの検出結果が大当りコマンドと相違していることを判断すると、ステップS324でコマンドの検出結果を外れリーチコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が外れリーチコマンドであることを判断したときにはステップS325へ移行し、RAM73の外れリーチ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「0」であるときには中列の図柄要素が「1」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「1」であるときには右列の図柄要素が「2」に設定され、装飾図柄が外れリーチの組合せ「212」に設定される。
CPU71は図25のステップS324でコマンドの検出結果が外れリーチコマンドと相違していることを判断すると、完全外れコマンドであると判断する。この場合にはステップS326へ移行し、RAM73の完全外れ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「7」であるときには中列の図柄要素が「8」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「3」であるときには右列の図柄要素が「4」に設定され、装飾図柄が完全外れの組合せ「284」に設定される。
CPU71は装飾図柄を大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せのいずれかに設定すると、図25のステップS327でRAM73に記録されているコマンドの受信結果(大当りコマンド,外れリーチコマンド,完全外れコマンド)をクリアする。そして、ステップS328で左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを図柄制御回路80に送信し、ステップS329でコマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。
[4−6−3]変動パターンコマンド処理
メイン制御回路50が図13の変動パターン設定処理で演出制御回路70に変動パターンコマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から変動パターンコマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが変動パターンコマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS303の変動パターンコマンド処理を実行する。図27はステップS303の変動パターンコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS331でRAM73から変動パターンコマンドの受信結果を検出し、ステップS332でランダムカウンタR13の計測値を取得し、ステップS333へ移行する。
演出制御回路70のROM72には、図28に示すように、演出パターンテーブルが記録されている。この演出パターンテーブルは変動パターンコマンドとランダムカウンタR13と演出パターンコマンドの相関関係を示すものであり、CPU71は図27のステップS333へ移行したときには演出パターンテーブルから変動パターンコマンドの受信結果およびランダムカウンタR13の取得結果の双方に応じた演出パターンコマンドを選択する。例えば変動パターンコマンドの受信結果が「P1」でランダムカウンタR13の取得結果が「11」であるときには演出パターンコマンドC1−2が選択される。
CPU71はステップS333で演出パターンコマンドを選択すると、ステップS334で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに演出パターンコマンドの選択結果を送信する。そして、ステップS335でRAM73に記録されている変動パターンコマンドの受信結果をクリアし、ステップS336でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
音制御回路110のROM112には装飾図柄遊技用の複数の音データが記録されている。これら各音データには演出パターンコマンドC1―1〜C9―1のいずれかが割付けられており、音制御回路110のCPU111は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた音データをROM112から選択し、音データの選択結果をRAM113に記録する。電飾制御回路120のROM122には装飾図柄遊技用の複数の電飾データが記録されている。これら各電飾データには演出パターンコマンドC1―1〜C9―1のいずれかが割付けられており、電飾制御回路120のCPU121は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた電飾データをROM122から選択し、電飾データの選択結果をRAM123に記録する。
図柄制御回路80のVROM85〜VROM92のそれぞれには、図4に示すように、ビデオデータV1―1〜V9―1が分配して記録されており、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70から送信される演出パターンコマンドの設定結果を受信したときにはビデオデータV1―1〜V9―1のいずれかを選択するためのビデオコマンドを設定してVDP84に送信する。図29は図柄制御回路80のPROM82に予め記録されたビデオコマンドテーブルを示している。このビデオコマンドテーブルは演出パターンコマンドおよびビデオコマンドの相関関係を示すものであり、CPU81はビデオコマンドテーブルから演出パターンコマンドの受信結果に応じたビデオコマンドを選択してVDP84に送信する。
VDP84はCPU81からのビデオコマンドを受信したときにはVROM85〜VROM92のいずれかからビデオコマンドの受信結果に応じたビデオデータを選択し、ビデオデータの選択結果を解凍してVRAM93に保存する。このVRAM93のビデオデータはメイン制御回路50から装飾図柄遊技開始コマンドが送信されることに同期して再生開始され、メイン制御回路50から装飾図柄遊技停止コマンドが送信されることに同期して再生停止されるものであり、ビデオデータV1−1〜V9−1のそれぞれの再生時間は装飾図柄遊技開始コマンドが送信されてから装飾図柄遊技停止コマンドが送信されるまでの所要時間である変動表示時間と同一値に設定されている。例えばビデオデータV1―1は演出制御回路70が演出パターンコマンドC1―1を設定したときに選択されるものであり、ビデオデータV1―1の再生時間は変動パターンP1の変動表示時間と同一値「60.0sec」に設定されている。
[4−6−4]装飾図柄遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図15の特別図柄変動開始処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技開始コマンド処理に書換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS304の装飾図柄遊技開始コマンド処理を実行する。
図30はステップS304の装飾図柄遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図30のステップS341で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS342でRAM73に記録されている装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果をクリアし、ステップS343でコマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。
音制御回路110のCPU111は装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはRAM113に記録されている音データを再生し、両スピーカ14から音データに応じた効果音を出力する。電飾制御回路120のCPU121は装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはRAM123に記録されている電飾データを再生し、複数の電飾LED17を電飾データに応じたパターンで点滅させる。
図柄制御回路80のCPU81は装飾図柄遊技開始コマンドを受信すると、PRAM83に装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果を記録し、VDP84にコマンドを送信する。この処理はCPU81がPROM82に予め記録されたCPU用の制御プログラムに基づいて実行するものであり、VDP84はCPU81からのコマンドを受信したときにはPROM82に予め記録されたVDP用の制御プログラムに基づいて装飾図柄表示器32に装飾図柄遊技の映像を表示する。
図31はPROM82に予め記録されたCPU用の制御プログラムの一例を示している。この制御プログラムはCPU81がタイマ回路97からのパルス信号を検出する毎に実行するものであり、CPU81はステップS411で装飾図柄遊技フラグの設定状態を判断する。この装飾図柄遊技フラグは装飾図柄遊技の実行状態でオンされ、装飾図柄遊技の停止状態でオフされるものであり、CPU81は装飾図柄遊技の停止状態ではステップS411で装飾図柄遊技フラグのオフを判断してステップS412へ移行する。
CPU81はステップS412へ移行すると、PRAM83に装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果が記録されているか否かを判断する。この装飾図柄遊技開始コマンドは演出制御回路70が図30の装飾図柄遊技開始コマンド処理で送信するものであり、CPU81は図31のステップS412でPRAM83に装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS413へ移行し、装飾図柄遊技フラグをオンする。そして、ステップS414へ移行し、タイマT21を「0」にリセットする。
CPU81はステップS414でタイマT21をリセットすると、ステップS415でVDP84に再生開始コマンドを送信する。すると、VDP84はVRAM93に記録されているビデオデータの解凍結果を再生開始し、装飾図柄表示器32にビデオデータに応じた装飾図柄遊技の背景の演出映像を表示する。図32はVDP84がビデオデータV1―1を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する演出映像を示すものである。この場合にはリングの映像が表示され、リング上に2人のレスラーのそれぞれが入場する映像が表示される。次に一方のレスラーが他方のレスラーに技を掛ける物語調の映像が表示され、一方のレスラーが他方のレスラーを倒す結末で物語調の映像が終了する。
CPU81は図31のステップS415でVDP84に再生開始コマンドを送信すると、ステップS416でVDP84に変動開始コマンドを送信する。そして、ステップS417へ移行し、PRAM83に記録されている装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果をクリアする。VDP84は変動開始コマンドを受信したときにはビデオデータにスプライトデータを重ね、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動表示する。これら各列の変動表示は縦一例に並ぶ8種類の図柄要素「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」を縦方向に表示範囲が移動するようにスクロール表示するものであり、各列の図柄要素は上から下へ移動しながら「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」・・・の順序で循環的に変化する。
CPU81はステップS411で装飾図柄遊技フラグのオンを判断すると、ステップS418でタイマT21に単位時間ΔT(4msec)を加算する。そして、ステップS419へ移行し、タイマT21の加算結果をPROM82に予め記録された左列の変動停止時間と比較する。ここで「T21=左列の変動停止時間」を判断したときにはステップS420へ移行し、VDP84に左列の図柄要素の設定結果を送信する。この左列の図柄要素は演出制御回路70が図25の当落コマンド処理で送信したものであり、CPU81は図31のステップS420でVDP84に左列の図柄要素の設定結果を送信したときにはステップS421へ移行し、VDP84に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、VDP84は左列の変動表示を図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器32の左列に演出制御回路70の設定結果に応じた図柄要素を静止状態で表示する。
CPU81はステップS422へ移行すると、タイマT21の加算結果をPROM82に予め記録された右列の変動停止時間(>左列の変動停止時間)と比較する。ここで「T21=右列の変動停止時間」を判断したときにはステップS423へ移行し、VDP84に右列の図柄要素の設定結果を送信する。この右列の図柄要素は演出制御回路70が図25の当落コマンド処理で送信したものであり、CPU81は図31のステップS423でVDP84に右列の図柄要素の設定結果を送信したときにはステップS424へ移行し、VDP84に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、VDP84は右列の変動表示を図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器32の右列に演出制御回路70の設定結果に応じた図柄要素を静止状態で表示する。
CPU81はステップS425へ移行すると、タイマT21の加算結果をPROM82に予め記録された中列の変動停止時間(>右列の変動停止時間)と比較する。ここで「T21=中列の変動停止時間」を判断したときにはステップS426へ移行し、VDP84に中列の図柄要素の設定結果を送信する。この中列の図柄要素は演出制御回路70が図25の当落コマンド処理で送信したものであり、CPU81は図31のステップS426でVDP84に中列の図柄要素の設定結果を送信したときにはステップS427へ移行し、VDP84に中列の変動停止コマンドを送信する。すると、VDP84は中列の変動表示を図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器32の中列に演出制御回路70の設定結果に応じた図柄要素を静止状態で表示する。
CPU81はステップS428へ移行すると、PRAM83に装飾図柄遊技停止コマンドの受信結果が記録されているか否かを判断する。この装飾図柄遊技停止コマンドは演出制御回路70がメイン制御回路50からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信することに基づいて図24のステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理で送信するものであり、CPU81は図31のステップS428でPRAM83に装飾図柄遊技停止コマンドの受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS429へ移行し、VDP84に再生停止コマンドを送信する。すると、VDP84はビデオデータの再生処理を停止し、今回の装飾図柄遊技を終える。
CPU81はステップS429でVDP84に再生停止コマンドを送信すると、ステップS430でPRAM83に記録されている装飾図柄遊技停止コマンドの受信結果をクリアする。そして、ステップS431へ移行し、装飾図柄遊技フラグをオフする。
[4−6−5]装飾図柄遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図16の特別図柄変動停止処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理を実行する。
図33はステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS351で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに装飾図柄遊技停止コマンドを送信し、ステップS352でRAM73に記録されている装飾図柄遊技停止コマンドをクリアする。そして、ステップS353へ移行し、コマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信すると、PRAM83に装飾図柄遊技停止コマンドの受信結果を記録する。そして、図31の装飾図柄遊技処理でVDP84に再生停止コマンドを送信し、VDP84は再生停止コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路110のCPU111は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路120のCPU121は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
[4−6−6]大当り遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図17のウェイト処理で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技開始コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS306の大当り遊技開始コマンド処理を実行する。
図34はステップS306の大当り遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS361で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに大当り遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS362でRAM73に記録されている大当り遊技開始コマンドの受信結果をクリアし、ステップS363でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技開始コマンドを受信すると、VDP84に大当り遊技開始コマンドを送信する。すると、VDP84は大当り遊技用のビデオデータを再生開始し、装飾図柄表示器32に大当り遊技用の演出映像を表示する。このビデオデータはVROM85〜VROM92のそれぞれに記録されたものであり、VDP84は大当り遊技用のビデオデータをVROM85〜VROM92のそれぞれから予め決められた順序で選択し、ビデオデータを選択順に再生する。
音制御回路110のCPU111は大当り遊技開始コマンドを受信すると、ROM112から大当り遊技用の音データを選択する。そして、音データの選択結果を再生し、両スピーカ14から大当り遊技用の効果音を出力する。電飾制御回路120のCPU121は大当り遊技開始コマンドを受信すると、ROM122から大当り遊技用の電飾データを選択する。そして、電飾データの選択結果を再生し、複数の電飾LED17を大当り遊技用の電飾パターンで点滅させる。
[4−6−7]大当り遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図18の大当り遊技処理で演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS307の大当り遊技停止コマンド処理を実行する。図35はステップS307の大当り遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS371で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS372でRAM73に記録されている大当り遊技停止コマンドの受信結果をクリアし、ステップS373でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技停止コマンドを受信すると、VDP84に大当り遊技停止コマンドを送信する。すると、VDP84は大当り遊技停止コマンドを受信し、大当り遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路110のCPU111は大当り遊技停止コマンドを受信すると、大当り遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路120のCPU121は大当り遊技停止コマンドを受信したときには大当り遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
[5]図柄制御回路80の内部処理
図柄制御回路80には、図3に示すように、検査制御回路130がコネクタ140を介して着脱可能に接続される。この検査制御回路130はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPU131とROM132とRAM133を有している。この検査制御回路130はパチンコ遊技機を出荷する前に図柄制御回路80のVROM85〜VROM92のそれぞれを検査する目的で図柄制御回路80に接続されるものであり、パチンコ遊技機を出荷するときには図柄制御回路80から取外される。この検査制御回路130には検査モードスイッチ134および検査開始スイッチ135のそれぞれが接続されており、検査制御回路130のCPU131は検査モードスイッチ134が操作されたことを判断したときには図柄制御回路80に検査モードコマンドを送信し、検査開始スイッチ135が操作されたことを判断したときには図柄制御回路80に検査開始コマンドを送信する。
検査制御回路130にはジャンプアドレススイッチ136が接続されている。このジャンプアドレススイッチ136は4回路のスイッチを1パッケージに収めたディップスイッチからなるものであり、検査制御回路130のCPU131はジャンプアドレススイッチ136の設定内容に応じてジャンプアドレスコマンド1とジャンプアドレスコマンド2とジャンプアドレスコマンド3とジャンプアドレスコマンド4のいずれかを図柄制御回路80に送信する。このジャンプアドレススイッチ136は指定手段に相当するものである。
図36はPROM82に予め記録されたCPU用の制御プログラムの一例を示すものであり、図柄制御回路80のCPU81は電源が投入されたときにはステップS401の電源投入処理でPRAM83の全てのデータを初期設定する。そして、ステップS402へ移行し、検査モードフラグの設定状態を判断する。この検査モードフラグはCPU81がステップS401の電源投入処理でオフ状態に初期設定するものであり、検査制御回路130からの検査モードコマンドを受信することに基づいてステップS407でオンする。
CPU81はステップS402で検査モードフラグのオフを判断すると、ステップS403でタイマ割込みフラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU81がタイマ回路97からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込み処理でオンするものであり、CPU81はステップS403でタイマ割込みフラグのオンを判断したときにはステップS404へ移行し、タイマ割込みフラグをオフする。そして、ステップS405へ移行し、図31の装飾図柄遊技処理を実行する。
CPU81は図36のステップS403でタイマ割込みフラグのオフを判断すると、ステップS406で検査モードコマンドの有無を判断する。例えば検査者が検査制御回路130の接続状態で検査モードスイッチ134を操作したときには検査制御回路130から図柄制御回路80に検査モードコマンドが送信される。この場合にはCPU81はステップS406で検査モードコマンドが有ることを判断し、ステップS407で検査モードフラグをオンする。
CPU81は検査モードフラグのオン状態ではステップS402からステップS408へ移行し、検査処理を実行する。図37はステップS408の検査処理の詳細を示すものであり、CPU81は図37のステップS441で検査開始コマンドの有無を判断する。例えば検査者が検査制御回路130の接続状態で検査開始スイッチ135を操作したときには検査制御回路130から図柄制御回路80に検査開始コマンドが送信される。この場合にはCPU81はステップS441で検査開始コマンドが有ることを判断し、ステップS442へ移行する。
CPU81はステップS442へ移行すると、検査制御回路130にデータ要求コマンド1を送信する。このデータ要求コマンド1はジャンプアドレススイッチ136の設定状態を送信することを要求するものであり、検査制御回路130はデータ要求コマンド1を受信したときにはジャンプアドレススイッチ136の設定内容に応じてジャンプアドレスコマンド1〜ジャンプアドレスコマンド4のいずれかをCPU81に送信する。
CPU81はステップS442で検査制御回路130にデータ要求コマンド1を送信すると、ステップS443で検査制御回路130からのジャンプアドレスコマンドの有無を判断する。ここでジャンプアドレスコマンドを受信したときにはステップS444でジャンプアドレスコマンドの受信結果をPRAM83に記録し、ステップS445へ移行する。
図柄制御回路80のPROM82にはジャンプアドレスデータが予め記録されている。このジャンプアドレスデータは、図38に示すように、ジャンプアドレスコマンドおよびジャンプ値(定量に相当する)の相関関係を示すものであり、CPU81は図37のステップS445へ移行したときにはPRAM83からジャンプアドレスコマンドの受信結果を検出し、図38のジャンプアドレスデータからジャンプアドレスコマンドの検出結果に応じたジャンプ値を選択する。そして、図37のステップS446へ移行し、ジャンプ値の選択結果をジャンプアドレスカウンタΔAにセットする。例えばジャンプアドレスコマンド1の検出時にはジャンプ値A1(1000)が選択され、ジャンプアドレスカウンタΔAにジャンプ値A1がセットされる。
CPU81は図37のステップS446でジャンプアドレスカウンタΔAを設定すると、ステップS447でPROM82に予め記録された初期値「1」をROMカウンタNに設定する。このROMカウンタNはVROM85〜VROM92のそれぞれを特定するための変数として機能するものであり、図39に示すように、「N=1」はVROM85に相当し、「N=2」はVROM86に相当し、「N=3」はVROM87に相当し、「N=4」はVROM88に相当し、「N=5」はVROM89に相当し、「N=6」はVROM90に相当し、「N=7」はVROM91に相当し、「N=8」はVROM92に相当する。
CPU81は図37のステップS447でROMカウンタNに初期値をセットすると、ステップS448でROMカウンタNの設定結果をPROM82に予め決められた上限値「8」と比較する。ここで「N≦8」を判断したときにはステップS449へ移行し、PROM82に予め記録された初期値「0」をサムカウンタSに設定する。このサムカウンタSはチェックサムの累積値に相当するものであり、CPU81はステップS449でサムカウンタSを初期設定したときにはステップS450へ移行し、PROM82に予め記録された初期値「0」をアドレスカウンタAに設定する。このアドレスカウンタAはサムカウンタSを累積するためのデータの取得先を特定する変数として機能するものであり、CPU81はステップS450でアドレスカウンタAを初期設定したときにはステップS451へ移行する。
図柄制御回路80のPROM82には、図40に示すように、エンドアドレスデータが予め記録されている。このエンドアドレスデータはVROM85の最終のアドレスAend1とVROM86の最終のアドレスAend2とVROM87の最終のアドレスAend3とVROM88の最終のアドレスAend4とVROM89の最終のアドレスAend5とVROM90の最終のアドレスAend6とVROM91の最終のアドレスAend7とVROM92の最終のアドレスAend8のそれぞれが記録されたものであり、最終のアドレスAend1〜最終のアドレスAend8のそれぞれにはROMカウンタNが設定されている。
CPU81は図37のステップS451へ移行すると、ROMカウンタNの設定結果に応じたエンドアドレスを図40のエンドアドレスデータから選択する。そして、図37のステップS452へ移行し、エンドアドレスの選択結果をエンドアドレスカウンタAeに設定する。例えば「N=1」であるときにはエンドアドレスAend1が選択され、エンドアドレスカウンタAeにAend1が設定される。
CPU81は図37のステップS452でエンドアドレスカウンタAeを設定すると、ステップS453でアドレスカウンタAの設定結果をエンドアドレスカウンタAeの設定結果と比較する。ここで「A≦Ae」を判断したときにはステップS454へ移行し、VDP84にROMカウンタNの設定結果を送信する。そして、ステップS455でVDP84にアドレスカウンタAの設定結果を送信し、ステップS456でVDP84にデータ要求コマンド2を送信する。このデータ要求コマンド2はVROM85〜VROM92のうちRONカウンタNの受信結果に応じたものからアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスの画像データを送信することを要求するものであり、VDP84は「N=1」の受信時にはVROM85のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=2」の受信時にはVROM86のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=3」の受信時にはVROM87のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=4」の受信時にはVROM88のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=5」の受信時にはVROM89のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=6」の受信時にはVROM90のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=7」の受信時にはVROM91のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出し、「N=8」の受信時にはVROM92のうちアドレスカウンタAの受信結果に応じたアドレスから画像データを検出する。これら各画像データは1バイトの単位で検出されるものであり、VDP84は1バイトの画像データの検出結果をCPU81に送信する。
CPU81はステップS456でVDP84にデータ要求コマンド2を送信すると、ステップS457でVDP84からの画像データの有無を判断する。ここでVDP84からの画像データを受信したときにはステップS458へ移行し、画像データの受信結果に基づいてチェックサムを演算する。このチェックサムはデジタルデータを数値とみなして合計を演算したものであり、CPU81はステップS458でチェックサムを演算したときにはステップS459でチェックサムの演算結果をサムカウンタSに加算することに基づいてチェックサムを累積する。そして、ステップS460でアドレスカウンタAにジャンプアドレスカウンタΔAの設定結果を加算し、ステップS453に復帰する。
即ち、ステップS453〜ステップS460では先頭のアドレスからエンドアドレスカウンタAeの設定結果に応じた最終のアドレスまでアドレスカウンタΔAの設定結果に応じた間隔で画像データが間欠的に検出され、画像データが検出される毎にチェックサムが演算される。このチェックサムがサムカウンタSに加算されることに基づいてチェックサムが累積される。このサムカウンタSの更新処理はVROM85〜VROM92のうちROMカウンタNの設定結果に応じたものを対象に実行されるものであり、CPU81はステップS453で「アドレスカウンタA≦エンドアドレスカウンタAe」ではないことを判断したときにはステップS461へ移行する。
図柄制御回路80のPROM82には、図41に示すように、サム判定値データが記録されている。このサム判定値データは複数のサム判定値を有するものであり、各サム判定値にはROMカウンタNおよびジャンプ値が設定されている。これら各サム判定値は正確なチェックサムの累積結果を称するものであり、正確なチェックサムはVROM85〜92のそれぞれに対してジャンプ値A1〜A3毎に演算され、VROM85〜92のそれぞれに対してジャンプ値A1〜A3毎に累積されている。例えばサム判定値S1(85)は、図42に示すように、VROM85の画像データを先頭のアドレス「0000H」を基準にジャンプ値A1の間隔で間欠的に検出し、複数の画像データの検出結果のそれぞれに対してチェックサムを演算し、複数のチェックサムの演算結果を累積した正常なチェックサムであり、サム判定値S1(85)には、図41に示すように、「ROMカウンタN=1」およびジャンプ値A1のそれぞれが設定されている。
CPU81は図37のステップS461へ移行すると、図41のサム判定値データからROMカウンタNの設定結果およびジャンプ値の選択結果の双方に応じたサム判定値を検出する。そして、図37のステップS462へ移行し、サム判定値の検出結果をサムカウンタSの累積結果と比較する。例えば「ROMカウンタN=1」および「ジャンプ値=A1」であるときにはサム判定値S1(85)が検出され、サム判定値S1(85)がサムカウンタSの累積結果と比較される。
図柄制御回路80のPROM82には、図43に示すように、チェックデータ「O」〜「!」が記録されている。チェックデータ「O」はチェック図柄「O」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「O」には「ROMカウンタN=1」が設定されている。チェックデータ「K」はチェック図柄「K」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「K」には「N=2」が設定されている。チェックデータ「U」はチェック図柄「U」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「U」には「N=3」が設定されている。チェックデータ「M」はチェック図柄「M」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「M」には「N=4」が設定されている。チェックデータ「u」はチェック図柄「u」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「u」には「N=5」が設定されている。チェックデータ「R」はチェック図柄「R」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「R」には「N=6」が設定されている。チェックデータ「A」はチェック図柄「A」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「A」には「N=7」が設定されている。チェックデータ「!」はチェック図柄「!」を装飾図柄表示器32に表示するための画像データからなるものであり、チェックデータ「!」には「N=8」が設定されている。
CPU81は図37のステップS462で「サムカウンタS=サム判定値」を判断すると、ステップS463で図43のチェックデータからROMカウンタNの設定結果に応じたものを選択する。そして、図37のステップS464へ移行し、VDP84にチェックデータの選択結果を送信する。例えば「N=1」の設定時にはチェックデータ「O」が選択され、VDP84にチェックデータ「O」が送信される。
CPU81はステップS464でチェックデータの選択結果をVDP84に送信すると、ステップS465でVDP84にチェックデータ表示コマンドを送信する。すると、VDP84はチェックデータの受信結果に応じた表示位置にチェックデータの受信結果を表示する。この表示位置はPROM82に表示位置データ1として記録されたものであり、図44に示すように、チェックデータ「O」は表示位置C1に表示され、チェックデータ「K」は表示位置C2に表示され、チェックデータ「U」は表示位置C3に表示され、チェックデータ「M」は表示位置C4に表示され、チェックデータ「u」は表示位置C5に表示され、チェックデータ「R」は表示位置C6に表示され、チェックデータ「A」は表示位置C7に表示され、チェックデータ「!」は表示位置C8に表示される。
CPU81は図37のステップS466へ移行すると、VDP84にROMカウンタNの設定結果を送信する。そして、ステップS467でVDP84にサム値データを送信し、ステップS468でVDP84にサム値データ表示コマンドを送信する。サム値データはサムカウンタSの演算結果を16進の数値で表示するための画像データであり、VDP84はサム値データ表示コマンドを受信したときにはROMカウンタNの受信結果に応じた表示位置にサム値データの受信結果を表示する。この表示位置はPROM82に表示位置データ2として記録されたものであり、図44に示すように、「N=1」の受信時にはサム値データが表示位置S1に表示され、「N=2」の受信時にはサム値データが表示位置S2に表示され、「N=3」の受信時にはサム値データが表示位置S3に表示され、「N=4」の受信時にはサム値データが表示位置S4に表示され、「N=5」の受信時にはサム値データが表示位置S5に表示され、「N=6」の受信時にはサム値データが表示位置S6に表示され、「N=7」の受信時にはサム値データが表示位置S7に表示され、「N=8」の受信時にはサム値データが表示位置S8に表示される。
CPU81は図37のステップS468でVDP84にサム値データ表示コマンドを送信すると、ステップS469でROMカウンタNに「1」を加算する。そして、ステップS448に復帰し、ROMカウンタNの加算結果を上限値「8」と比較する。例えばVROM85〜VROM92のそれぞれについてサムカウンタSの演算処理とサム値データの送信処理とサム値データ表示コマンドの送信処理が実行された状態ではROMカウンタNが「9」に加算されている。この場合にはCPU81はステップS448で「N≦8」ではないことを判断し、ステップS470へ移行する。
即ち、VROM85のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の選択結果と同一であるときには表示位置C1にチェックデータ「O」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「O」が表示されない。このVROM85のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S1に16進の数値で表示される。VROM86のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の選択結果と同一であるときには表示位置C2にチェックデータ「K」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「K」が表示されない。このVROM86のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S2に16進の数値で表示される。VROM87のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C3にチェックデータ「U」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「U」が表示されない。このVROM87のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S3に16進の数値で表示される。VROM88のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C4にチェックデータ「M」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「M」が表示されない。このVROM88のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S4に16進の数値で表示される。
VROM89のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C5にチェックデータ「u」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「u」が表示されない。このVROM89のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S5に16進の数値で表示される。VROM90のサムカウンタSの累積結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C6にチェックデータ「R」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「R」が表示されない。このVROM90のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S6に16進の数値で表示される。VROM91のサムカウンタSの演算結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C7にチェックデータ「A」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「A」が表示されない。このVROM91のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S7に16進の数値で表示される。VROM92のサムカウンタSの演算結果がサム判定値の検出結果と同一であるときには表示位置C8にチェックデータ「!」が表示され、両者が相違しているときにはチェックデータ「!」が表示されない。このVROM92のサムカウンタSの累積結果はサム判定値の選択結果と同一であるか否かに拘らず表示位置S8に16進の数値で表示される。
CPU81は図37のステップS470へ移行すると、PROM82に予め記録されたバージョンデータを検出する。このバージョンデータはPROM82の更新日時を示すものであり、CPU81はバージョンデータを検出したときにはステップS471でVDP84にバージョンデータの検出結果を送信し、ステップS472でVDP84にバージョンデータ表示コマンドを送信する。このバージョンデータには、図44に示すように、表示位置Vが設定されている。この表示位置VはPROM82に表示位置データ3として予め記録されたものであり、VDP84はバージョンデータ表示コマンドを受信したときにはバージョンデータの受信結果を表示位置Vに表示する。
図45の(a)および(b)のそれぞれはCPU81からVDP84にバージョンデータ表示コマンドが送信された直後の装飾図柄表示器32の表示内容を示すものであり、VROM85のサムカウンタSの累積結果〜VROM92のサムカウンタSの累積結果のそれぞれがサム判定値と同一であるときには、図45の(a)に示すように、チェック図柄「O」〜チェック図柄「!」が背景の非表示状態で横一列に表示され、チェック図柄「O」の下方〜チェック図柄「!」の下方のそれぞれにサムカウンタSの累積結果が表示される。VROM85のサムカウンタSの累積結果〜VROM92のサムカウンタSの累積結果のいずれかがサム判定値と相違しているときには、図45の(b)に示すように、チェック図柄「O」〜チェック図柄「!」のうち記録不良状態にあるVROMに対応するものが非表示状態になり、VROM85のサムカウンタSの累積結果〜VROM92のサムカウンタSの累積結果のそれぞれが図44の表示位置データに応じた表示位置に表示される。
CPU81は図37のステップS472でVDP84にバージョンデータ表示コマンドを送信すると、ステップS473で検査モードフラグをオフする。この検査モードフラグのオフ状態ではCPU81は図36のステップS402からステップS403へ移行し、ステップS403でタイマ割込みフラグのオンを検出する毎にステップS405の装飾図柄遊技処理を実行する。即ち、装飾図柄表示器32の各チェックデータと各サムカウンタSとバージョンデータのそれぞれはステップS405の装飾図柄遊技処理でCPU81からVDP84に再生開始コマンドが送信されることに基づいてVDP84が消去するものであり、ステップS405の装飾図柄遊技処理でCPU81からVDP84に再生開始コマンドが送信されるまでは継続的に表示される。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
VROM85〜VROM92のそれぞれから複数の画像データを検出し、VROM85〜VROM92のそれぞれについて各画像データの検出結果のチェックサムを演算した。そして、VROM85〜VROM92のそれぞれについて複数のチェックサムの演算結果を累積することに基づいてサムカウンタSを演算し、VROM85〜VROM92のそれぞれについて装飾図柄表示器32にサムカウンタSの演算結果を表示した。このため、画像データの変位が使用頻度の低い画像データで発生したときであっても検査者がサムカウンタSの表示結果を正確なチェックサムと比較することに基づいて画像データの変位を容易に発見することができる。
サムカウンタSの演算結果そのものを装飾図柄表示器32に表示したので、VROM85〜VROM92のそれぞれが誤使用されているか否かを確認することができる。しかも、PROM82にバージョンデータを記録し、装飾図柄表示器32にサムカウンタSの演算結果と共にバージョンデータを表示したので、VROM85〜VROM92のそれぞれがバージョンデータに整合するものであるか否かも確認することが可能になる。
VROM85〜VROM92のそれぞれから画像データを一定の間隔ΔAで間欠的に検出した。このため、VROM85〜VROM92のそれぞれから全ての画像データを検出する場合に比べて画像データの検出からサムカウンタSの累積に至るCPU81の処理時間が短縮されるので、検査者が画像データの変位の有無を確認するのに要する検査時間が短縮される。しかも、VROM85〜VROM92のそれぞれから画像データをジャンプアドレススイッチ136の設定結果に応じた間隔ΔAで間欠的に検出した。このため、検査者がサムカウンタSの精度および検査時間の双方を考慮してディップスイッチ136を操作することで間隔A1〜A4のいずれかを選択することが可能になるので、利便性が向上する。
サムカウンタSの累積結果を正確なサム判定値と比較し、両者の比較結果を装飾図柄表示器32にチェック図柄「O」〜チェック図柄「!」のそれぞれとして表示した。このため、検査者がサムカウンタSの表示結果を正確なチェックサムと比較することに基づいて画像データの変位の有無を確認する手間が不要になるので、利便性が向上する。
VROM85用のチェックデータ〜VROM92用のチェックデータのそれぞれを相互に異なる図柄を表示するものに設定し、VROM85用のチェックデータ〜VROM92用のチェックデータのそれぞれを予め決められた固定的な表示位置に表示した。このため、チェック図柄「O」〜チェック画像「!」のそれぞれに基づいてVROMを特定することが可能になるので、VROM85〜VROM92のいずれが記録不良状態にあるかを新たに検査することなくVROM85〜VROM92のいずれかを交換する等の異常処置を行うことが可能になる。
図柄制御回路80のPROM82には、図46に示すように、相互に同一な長方形状のチェック図柄を相互に異なる色彩で表示するための複数のチェックデータが記録されており、図柄制御回路80のCPU81は図37のステップS462で「サムカウンタS=サム判定値」を判断したときにはステップS463で図46のチェックデータからROMカウンタNの設定結果に応じたものを選択し、VDP84にチェックデータの選択結果を送信する。例えば「N=1」の設定時には白色のチェックデータが選択され、VDP84に白色のチェックデータが送信される。「N=2」の設定時には黄色のチェックデータが選択され、VDP84に黄色のチェックデータが送信される。「N=3」の設定時には水色のチェックデータが選択され、VDP84に水色のチェックデータが送信される。「N=4」の設定時には緑色のチェックデータが選択され、VDP84に緑色のチェックデータが送信される。「N=5」の設定時には紫色のチェックデータが選択され、VDP84に紫色のチェックデータが送信される。「N=6」の設定時には赤色のチェックデータが選択され、VDP84に赤色のチェックデータが送信される。「N=7」の設定時には青色のチェックデータが選択され、VDP84に青色のチェックデータが送信される。「N=8」の設定時には黒色のチェックデータが選択され、VDP84に黒色のチェックデータが送信される。
CPU81は図37のステップS464でチェックデータを送信すると、ステップS465でチェックデータ表示コマンドを送信する。すると、VDP84はチェックデータの受信結果に応じた表示位置にチェックデータの受信結果を表示する。この表示位置は、図46に示すように、PROM82に表示位置データ11として予め記録されたものであり、図47に示すように、白色のチェックデータは表示位置C11に表示され、黄色のチェックデータは表示位置C12に表示され、水色のチェックデータは表示位置C13に表示され、緑色のチェックデータは表示位置C14に表示され、紫色のチェックデータは表示位置C15に表示され、赤色のチェックデータは表示位置C16に表示され、青色のチェックデータは表示位置C17に表示され、黒色のチェックデータは表示位置C18に表示される。
表示位置C11〜C18のそれぞれは白色のチェックデータ〜黒色のチェックデータの全てが装飾図柄表示器32に同時に表示されたときに全てのチェック図柄から単一の正方形状の絵柄が構成されるように設定されたものであり、VROM85〜VROM92のそれぞれに画像データが正常に記録されているときには、図48の(a)に示すように、装飾図柄表示器32に正方形状の単一の絵柄が表示され、VROM85〜VROM92のいずれかに画像データが正常に記録されていないときには、図48の(b)に示すように、正方形状の単一の絵柄が一部欠損する異常状態で表示される。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
VROM85用の白色のチェックデータ〜VROM92用の黒色のチェックデータの全てが装飾図柄表示器32に同時に表示されたときに全てのチェック図柄から単一の正方形状の絵柄が構成されるようにPROM82にチェックデータを記録した。このため、装飾図柄表示器32に正方形状の絵柄が表示されているか否かに基づいてVROM85の記録状態〜VROM92の記録状態のそれぞれを一挙に検査することができるので、チェック図柄の正常性をチェック図柄毎に目視で確認する手間が不要になる。しかも、VROM85用のチェックデータ〜VROM92用のチェックデータを相互に異なる色彩に設定した。このため、白色のチェック図柄〜黒色のチェック図柄のそれぞれに基づいてVROMを特定することが可能になるので、VROM85〜VROM92のいずれが記録不良状態にあるかを新たに検査することなくVROM85〜VROM92のいずれかを交換する等の異常処置を行うことが可能になる。
上記実施例2においては、VROM85用のチェックデータ〜VROM92用のチェックデータの全てが装飾図柄表示器32に同時に表示されたときに全てのチェック図柄から単一の動物の絵柄・植物の絵柄・人物の絵柄等が構成されるようにPROM82にチェックデータを記録しても良い。
図柄制御回路80のCPU81は図49のステップS462で「サムカウンタS=サム判定値」を判断すると、ステップS474でLEDコマンドを選択する。このLEDコマンドはROMカウンタNの設定結果に応じて選択されるものであり、図50に示すように、「N=1」の設定時にはLEDコマンド1が選択され、「N=2」の設定時にはLEDコマンド2が選択され、「N=3」の設定時にはLEDコマンド3が選択され、「N=4」の設定時にはLEDコマンド4が選択され、「N=5」の設定時にはLEDコマンド5が選択され、「N=6」の設定時にはLEDコマンド6が選択され、「N=7」の設定時にはLEDコマンド7が選択され、「N=8」の設定時にはLEDコマンド8が選択される。これらLEDコマンド1〜LEDコマンド8はPROM82にLEDコマンドデータとして予め記録されたものである。
CPU81は図49のステップS474でLEDコマンドを選択すると、ステップS475でLEDコマンドの選択結果をLED回路に送信する。このLED回路には、図51に示すように、チェックLED151〜チェックLED158が接続されており、LED回路はLEDコマンド1を受信したときにはチェックLED151を点灯し、LEDコマンド2を受信したときにはチェックLED152を点灯し、LEDコマンド3を受信したときにはチェックLED153を点灯し、LEDコマンド4を受信したときにはチェックLED154を点灯し、LEDコマンド5を受信したときにはチェックLED155を点灯し、LEDコマンド6を受信したときにはチェックLED156を点灯し、LEDコマンド7を受信したときにはチェックLED157を点灯し、LEDコマンド8を受信したときにはチェックLED158を点灯する。即ち、装飾図柄表示器32にはVROM85のサムカウンタSの累積結果〜VROM92のサムカウンタSの累積結果のそれぞれに加えてPROM82のバージョンデータは表示されるものの各サムカウンタSの累積結果が正常であるか否かの判定結果は表示されない。
チェックLED151〜チェックLED158のそれぞれは検査基板150の後面に一列に搭載されたものである。この検査基板150は遊技盤18の後面側に装着されたものであり、チェックLED151〜チェックLED158のそれぞれは遊技者が遊技を行っているときには前方から視覚的に認識不能にされている。即ち、チェックLED151〜チェックLED158のそれぞれは検査者が前方から前枠2を回動操作し、遊技盤18の後面側を前方に露出することで視覚的に認識可能になる。
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
遊技盤18の後面側にチェックLED151〜チェックLED158を装着し、チェックLED151〜チェックLED158を点灯することに基づいてサムカウンタSが正常であるか否かの判定結果を報知した。このため、検査者がVROM85の検査結果〜VROM92の検査結果のそれぞれを確認するために遊技盤18の後面側をわざわざ開放する必要ができるので、VROM85の検査結果〜VROM92の検査結果のそれぞれが検査者以外に不用意に知られることがなくなる。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、VROM85〜VROM92のそれぞれについてサムカウンタSおよびサム判定値相互間の比較結果を装飾図柄表示器32に文字で表示しても良い。例えばVROM85のサムカウンタSがサム判定値と同一であるときには「VROM(85)OK」を表示し、VROM85のサムカウンタSがサム判定値と相違しているときには「VROM(85)NG」を表示する。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、図柄制御回路80のCPU81が検査制御回路130からの検査終了コマンドを受信することに基づいて装飾図柄表示器32の各チェックデータと各サムカウンタSとバージョンデータのそれぞれを消去して検査フラグをオフする構成としても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、メイン制御回路50に検査モードスイッチ134と検査開始スイッチ135とジャンプアドレススイッチ136のそれぞれを接続し、検査モードスイッチ134が操作されたときにはメイン制御回路50から演出制御回路70を通して図柄制御回路80に検査モードコマンドおよびジャンプアドレスコマンドのそれぞれを送信し、検査開始スイッチ135が操作されたときにはメイン制御回路50から演出制御回路70を通して図柄制御回路80に検査開始コマンドを送信する構成としても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、演出制御回路70に検査モードスイッチ134と検査開始スイッチ135とジャンプアドレススイッチ136のそれぞれを接続し、検査モードスイッチ134が操作されたときには演出制御回路70から図柄制御回路80に検査モードコマンドおよびジャンプアドレスコマンドのそれぞれを送信し、検査開始スイッチ135が操作されたときには演出制御回路70から図柄制御回路80に検査開始コマンドを送信する構成としても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、図柄制御回路80に検査モードスイッチ134と検査開始スイッチ135とジャンプアドレススイッチ136のそれぞれを直接的に接続し、検査モードスイッチ134が操作されたときには図柄制御回路80が検査モードスイッチ134の操作を直接的に検出すると共にジャンプアドレススイッチ136の設定内容を直接的に検出し、検査開始スイッチ135が操作されたときには図柄制御回路80が検査開始スイッチ135の操作を直接的に検出する構成としても良い。
図柄制御回路80のCPU81は図52のステップS401の電源投入処理を終えると、ステップS408の検査処理へ移行する。図53はステップS408の検査処理の詳細を示すものであり、CPU81は検査開始コマンドを受信することなく検査処理を自動的に開始する。このステップS408の検査処理を終えたときには図52のステップS403でタイマ割込みフラグの設定状態を判断し、タイマ割込みフラグのオンを検出する毎にステップS405の装飾図柄遊技処理を実行する。即ち、図柄制御回路80のCPU81は電源が投入される毎にVROM85〜VROM92のそれぞれについてサムカウンタSを自動的に累積し、VROM85〜VROM92のそれぞれについてサムカウンタSの累積結果を装飾図柄表示器32に自動的に表示するものであり、検査制御回路130は廃止されている。
図54はメイン制御回路50のメイン処理を示すものであり、メイン制御回路50のCPU51はステップS0でROM52に予め記録された検査待ち時間が経過するまで待機する。この検査待ち時間は図柄制御回路80のCPU81が図52のステップS1の電源投入処理を開始してからステップS408の検査処理を終えるまでの所要時間に余裕時間を加えた値に設定されたものであり、CPU51は図54のステップS0で検査待ち時間が経過したことを判断したときにはステップS1へ移行する。即ち、メイン制御回路50と演出制御回路70と図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれは共通の電源基板から電源が同時に投入されることに基づいて同時に起動するものであり、メイン制御回路50は図柄制御回路80が検査処理を終えた後に演出制御回路70にコマンドを送信可能な状態になる。
上記実施例4によれば次の効果を奏する。
図柄制御回路80のVDP84が電源投入毎にVROM85のサムカウンタS〜VROM92のサムカウンタSのそれぞれを装飾図柄表示器32に自動的に表示する構成としたので、検査制御回路130が不要になる。しかも、メイン制御回路50が検査待ち時間の経過後に演出制御回路70にコマンドを送信するように構成した。このため、図柄制御回路80のCPU81が検査処理を実行している最中に演出制御回路70から図柄制御回路80にコマンドが送信されることがなくなるので、検査処理が途中で中断することがなくなる。
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図55のステップS13でリセットスイッチの操作状態を判断する。このリセットスイッチは電源を投入するための電源スイッチと同一の基板に搭載されたものであり、例えば電源スイッチが単独で操作されたときにはCPU51はステップS13でリセットスイッチのオフを判断し、ステップS2でタイマ割込みフラグの設定状態を判断する。
CPU51は電源スイッチおよびリセットスイッチの双方が同時に操作されたときにはステップS13でリセットスイッチのオンを判断する。そして、ステップS14で演出制御回路70にリセットコマンドを送信し、ステップS0へ移行する。ここで検査待ち時間が経過したことを判断したときにはステップS1へ移行し、RAM53の全データを初期設定する。即ち、RAM53の全データは電源の遮断状態でバックアップ電源が印加されることに基づいてバックアップされるものであり、電源スイッチが単独操作されたときにはリセットされず、電源スイッチおよびリセットスイッチが同時操作されたときにはリセットされる。
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図56のステップS207でメイン制御回路50からのリセットコマンドの有無を判断する。ここでリセットコマンドが有ることを判断したときにはステップS208へ移行し、図柄制御回路80にリセットコマンドを送信する。そして、ステップS201へ移行し、RAM73の全データを初期設定する。即ち、RAM73の全データは電源の遮断状態でバックアップ電源が印加されることに基づいてバックアップされるものであり、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されなかったときにはリセットされず、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されたときにはリセットされる。
図柄制御回路80のCPU81は電源が投入されると、図57のステップS400で演出制御回路70からのリセットコマンドの有無を判断する。ここでリセットコマンドが有ることを判断したときにはステップS401へ移行し、PRAM83の全データを初期設定する。そして、ステップS408へ移行し、検査処理を自動的に開始する。即ち、PRAM83の全データは電源の遮断状態でバックアップ電源が印加されることに基づいてバックアップされるものであり、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されなかったときにはリセットされ、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されたときにはリセットされる。このバックアップデータのリセット時には検査処理が自動的に実行され、装飾図柄表示器32にVROM85のサムカウンタS〜VROM92のサムカウンタSのそれぞれが表示され、各サムカウンタSの累積結果が正常であるか否かの判定結果およびバージョンデータが表示される。
図柄制御基板100には、図58に示すように、コネクタ101が搭載されている。このコネクタ101には対のコネクタ102が着脱可能に嵌合されており、演出制御回路70はコネクタ101およびコネクタ102のそれぞれを介して図柄制御基板100の図柄制御回路80に接続されている。この図柄制御基板100のコネクタ101は検査制御回路130のコネクタ140が着脱可能に嵌合されるものであり、VROM85〜VROM92のそれぞれを検査するときには図柄制御基板100のコネクタ101から演出制御回路70のコネクタ102を取外し、図柄制御基板100のコネクタ101に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合する。そして、検査モードスイッチ134と検査開始スイッチ135とジャンプアドレススイッチ136のそれぞれを操作し、検査制御回路130からコネクタ101を通して図柄制御回路80に検査モードコマンドとジャンプアドレスコマンドと検査開始コマンドのそれぞれを送信する。
上記実施例6によれば次の効果を奏する。
図柄制御基板100のコネクタ101に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合し、検査制御回路130を図柄制御回路80にコネクタ101を介して接続する構成とした。このため、図柄制御基板100に検査制御回路130専用のコネクタを搭載する必要がなくなるので、違法信号の入力経路となる非接続状態のコネクタがパチンコ遊技機の使用時に発生することがなくなる。
演出制御基板150は演出制御回路70が搭載されたものであり、演出制御基板150には、図59に示すように、コネクタ151が搭載されている。このコネクタ151には対のコネクタ152が着脱可能に嵌合されており、演出制御回路70はコネクタ151およびコネクタ152のそれぞれを介してメイン制御回路50に接続されている。この演出制御基板150のコネクタ151は検査制御回路130のコネクタ140が着脱可能に嵌合されるものであり、VROM85〜VROM92のそれぞれを検査するときには演出制御基板150のコネクタ151からメイン制御回路50のコネクタ152を取外し、演出制御基板150のコネクタ151に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合する。そして、検査モードスイッチ134と検査開始スイッチ135とジャンプアドレススイッチ136のそれぞれを操作することに基づいて検査制御回路130からコネクタ151を通して演出制御回路70に検査モードコマンドと検査開始コマンドとジャンプアドレスコマンドのそれぞれを送信し、演出制御回路70から図柄制御回路80に検査モードコマンドと検査開始コマンドとジャンプアドレスコマンドのそれぞれを送信する。
上記実施例7によれば次の効果を奏する。
演出制御基板150のコネクタ151に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合し、検査制御回路130を演出制御回路70にコネクタ151を介して接続する構成とした。このため、演出制御基板150に検査制御回路130専用のコネクタを搭載する必要がなくなるので、違法信号の入力経路となる非接続状態のコネクタがパチンコ遊技機の使用時に発生することがなくなる。
上記実施例1〜7のそれぞれにおいては、音制御回路110のROM112のうちアドレスカウンタAの加算結果に応じたアドレスから音データを検出し、音データの検出結果に基づいてチェックサムを演算し、チェックサムの演算結果を累積することに基づいてサムカウンタSを演算し、装飾図柄表示器32にサムカウンタSの演算結果を表示しても良い。
上記実施例1〜7のそれぞれにおいては、電飾制御回路120のROM122のうちアドレスカウンタAの加算結果に応じたアドレスから電飾データを検出し、電飾データの検出結果に基づいてチェックサムを演算し、チェックサムの演算結果を累積することに基づいてサムカウンタSを演算し、装飾図柄表示器32にサムカウンタSの演算結果を表示しても良い。
上記実施例1〜7のそれぞれにおいては、1バイトの画像データを4ビットまたは8ビット等の複数のブロックに分割し、それぞれのブロック内の画像データを数値とみなしてチェックサムを演算しても良い。
上記実施例1〜7のそれぞれにおいては、サムカウンタSの累積結果およびサム判定値を相互に比較せずにサムカウンタSの累積結果だけを表示しても良い。上記実施例には特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の[発明1]が記載されている。この[発明1]の指定手段は定量を相互に異なる複数の選択肢のうちから指定するものであり、図3のジャンプアドレススイッチ136は指定手段の一例である。この[発明1]によれば、メモリから演出データが定量の指定結果に応じた間隔で間欠的に検出される。このため、検査者がチェックサムの精度および検査時間の双方を考慮して複数の定量のいずれかを指定することが可能になるので、利便性が向上する。
[発明1]
前記カウンタ更新手段は、カウンタを更新するための定量を指定手段の指定結果に応じて変えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
実施例1を示す図(パチンコ遊技機の全体構成を示す斜視図) 遊技盤を示す前面図 電気的構成を示すブロック図 VROMの記録内容を示す図 PROMの記録内容を示す図 メイン制御回路のメイン処理を示すフローチャート メイン制御回路の入力処理を示すフローチャート ランダムカウンタの加算内容を説明するための図 メイン制御回路のデータ取得処理を示すフローチャート メイン制御回路の保留データエリアを示す図 メイン制御回路の大当り判定処理を示すフローチャート 特別図柄の一覧を示す図 メイン制御回路の変動パターン設定処理を示すフローチャート 変動パターンを選択するための制御データを示す図 メイン制御回路の特別図柄変動開始処理を示すフローチャート メイン制御回路の特別図柄変動停止処理を示すフローチャート メイン制御回路のウェイト処理を示すフローチャート メイン制御回路の大当り遊技処理を示すフローチャート 演出制御回路のメイン処理を示すフローチャート 演出制御回路のINT割込処理を示すフローチャート メイン制御回路からのコマンドとコマンド処理フラグの相関関係を示す図 演出制御回路のカウンタ更新処理1を示すフローチャート ランダムカウンタの加算内容を説明するための図 演出制御回路のコマンド処理を示すフローチャート 演出制御回路の当落コマンド処理を示すフローチャート 大当り図柄を設定するための制御データを示す図 演出制御回路の変動パターンコマンド処理を示すフローチャート 演出パターンコマンドを選択するための制御データを示す図 ビデオデータを選択するための制御データを示す図 演出制御回路の装飾図柄遊技開始コマンド処理を示すフローチャート 図柄制御回路の装飾図柄遊技処理を示すフローチャート 装飾図柄遊技の映像を示す図 演出制御回路の装飾図柄遊技停止コマンド処理を示すフローチャート 演出制御回路の大当り遊技開始コマンド処理を示すフローチャート 演出制御回路の大当り遊技停止コマンド処理を示すフローチャート 図柄制御回路のメイン処理を示すフローチャート 図柄制御回路の検査処理を示すフローチャート PROMのジャンプアドレスデータを示す図 ROMカウンタおよびVROMの相関関係を示す図 PROMのエンドアドレスデータを示す図 PROMのサム判定値データを示す図 サムカウンタの累積手順を説明するための図 PROMのチェックデータを示す図 PROMの表示位置データを示す図 装飾図柄表示器の表示内容を示す図 実施例2を示す図(PROMの記録内容を示す図) チェックデータの表示位置を示す図 装飾図柄表示器の表示内容を示す図 実施例3を示す図(図柄制御回路の検査処理を示すフローチャート) PROMのLEDコマンドデータを示す図 チェックLEDを示す図 実施例4を示す図(図柄制御回路のメイン処理を示すフローチャート) 図柄制御回路の検査処理を示すフローチャート メイン制御回路のメイン処理を示すフローチャート 実施例5を示す図(メイン制御回路のメイン処理を示すフローチャート) 演出制御回路のメイン処理を示すフローチャート 図柄制御回路のメイン処理を示すフローチャート 実施例6を示す図(図柄制御基板を示す斜視図) 実施例7を示す図(演出制御基板を示す斜視図)
符号の説明
18は遊技盤、24は始動口、32は装飾図柄表示器、50はメイン制御回路、80は図柄制御回路、85〜92のそれぞれはVROM、130は検査制御回路、136はジャンプアドレススイッチを示している。

Claims (1)

  1. 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
    前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態相互間で切換わることが可能な可変入球口と、
    遊技球が前記始動口に入球した場合に前記可変入球口を開放する大当りおよび前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
    前記遊技盤に設けられ、複数の図柄要素を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示される図柄表示器と、
    前記図柄表示器に図柄遊技の映像を表示するものであって、前記当落判定手段が大当りを判定した場合には複数の図柄要素が予め決められた大当りの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示すると共に前記当落判定手段が外れを判定した場合には複数の図柄要素が大当りの組合せとは相違する外れの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示する図柄遊技手段と、
    図柄遊技の映像を演出するための演出データが予め記録された複数のメモリと、
    遊技球が前記始動口に入球した場合に図柄遊技の映像をどのような演出内容で演出するかを判定する手段と、
    前記複数のメモリのうち演出内容の判定結果に応じた演出データが記録されたものから演出内容の判定結果に応じた演出データを選択する演出データ選択手段と、
    前記演出データ選択手段の演出データの選択結果を再生することに基づいて図柄遊技の映像を演出する演出手段と、
    カウンタを予め決められた初期値を基準に定量ずつ順に更新するカウンタ更新手段と、
    次の1)処理〜3)処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段と、
    1)前記カウンタ更新手段がカウンタを更新する毎に前記メモリのうちカウンタの更新結果に応じたアドレスから演出データを検出する処理
    2)演出データを検出する毎にチェックサムを演算する処理
    3)チェックサムを演算する毎にチェックサムの演算結果を累積する処理
    前記複数のメモリのそれぞれのチェックサムの正確な累積結果であるサム判定値が予め記録された手段と、
    前記メモリのチェックサムの累積結果を当該メモリに応じたサム判定値と比較する処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段と、
    次の4)処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段を備え、
    4)前記メモリのチェックサムの累積結果が当該メモリに応じたサム判定値と一致していると判断された場合に予め決められた輪郭形状のチェック図柄を前記図柄表示器の予め決められた表示位置に表示する処理であって、前記メモリのチェックサムの累積結果が当該メモリに応じたサム判定値と一致していないと判断された場合には当該チェック図柄を表示しない処理
    前記複数のメモリのそれぞれに応じたチェック図柄は、
    前記複数のメモリの全てに対してチェック図柄が表示された場合に当該複数のチェック図柄から1つの形状の絵柄が構成されると共に前記複数のメモリの一部に対してチェック図柄が表示されなかった場合に当該1つの形状の絵柄の一部が欠損するように表示位置および輪郭形状が設定されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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