JP5076389B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]始動口〜[14]手段を備えたところに特徴を有している。
[1]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号24は始動口の一例である。
[2]可変入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態相互間で切換えられるものである。図2の入賞口台板26は遊技球が入賞不能な閉鎖状態および遊技球が入賞可能な開放状態に相互に切換えられる特別入賞口を有するものであり、特別入賞口は可変入球口に相当する。
[3]当落判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に可変入球口を開放する大当りおよび可変入球口を開放しない外れを判定するものであり、図11のステップS52は当落判定手段の一例である。
[4]図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、複数の図柄要素を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものである。図2の装飾図柄表示器32は図柄表示器の一例である。
[5]図柄遊技手段は図柄表示器に図柄遊技の映像を表示するものであり、当落判定手段が大当りを判定したときには複数の図柄要素が予め決められた大当りの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示し、当落判定手段が外れを判定したときには複数の図柄要素が大当りの組合せとは相違する外れの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示するものである。図3のVDP84は図柄遊技手段の一例であり、図32はVDP84が装飾図柄表示器32に表示する図柄遊技の映像の一例である。
[6]複数のメモリのそれぞれは図柄遊技の映像を演出するための演出データが予め記録されたものである。図3のVROM85〜VROM92のそれぞれはメモリの一例であり、VROM85に記録された装飾図柄遊技用のビデオデータ〜VROM92に記録された装飾図柄遊技用のビデオデータのそれぞれは図柄遊技の映像の背景となる演出映像を表示するための演出データに相当する。
[7]遊技球が始動口に入球した場合に図柄遊技の映像をどのような演出内容で演出するかを判定する手段。図27のステップS333は当該手段に相当する。
[8]演出データ選択手段は複数のメモリのうち演出内容の判定結果に応じた演出データが記録されたものから演出内容の判定結果に応じた演出データを選択するものである。図3のVDP84は演出データ選択手段の一例であり、VROM85〜VROM92のそれぞれからビデオデータを選択する。
[9]演出手段は演出データ選択手段の演出データの選択結果を再生することに基づいて図柄遊技の映像を演出するものである。図3のVDP84は演出手段の一例であり、ビデオデータの選択結果を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に図柄遊技の背景となる演出映像を表示する。
[10]カウンタ更新手段はカウンタを予め決められた初期値を基準に定量ずつ順に更新するものであり、図37のステップS459はカウンタ更新手段の一例である。このカウンタ更新手段はアドレスカウンタAにジャンプアドレスカウンタΔAを加算することに基づいてアドレスカウンタAを初期値「0」を基準にジャンプアドレスカウンタΔAずつ順に更新するものであり、アドレスカウンタAはカウンタに相当し、ジャンプアドレスカウンタΔAは定量に相当する。
[11]1)カウンタ更新手段がカウンタを更新する毎にメモリのうちカウンタの更新結果に応じたアドレスから演出データを検出する処理と2)演出データを検出する毎にチェックサムを演算する処理と3)チェックサムを演算する毎にチェックサムの演算結果を累積する処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。図柄制御回路80は当該手段に相当し、図37のステップS456でデータ要求コマンド2が送信されることに基づいて図37のステップS455で送信されたアドレスカウンタAに応じたビデオデータを検出する。図37のステップS458はチェックサムを演算するものであり、図37のステップS459チェックサムの演算結果を累積するものであり、サムカウンタSはチェックサムの累積結果に相当する。
[12]複数のメモリのそれぞれのチェックサムの正確な累積結果であるサム判定値が予め記録された手段。図3のPROM82は当該手段に相当する。
[13]メモリのチェックサムの累積結果をメモリに応じたサム判定値と比較する処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。図37のステップS462は当該手段に相当する。
[14]4)メモリのチェックサムの累積結果がメモリに応じたサム判定値と一致していると判断された場合に予め決められた輪郭形状のチェック図柄を図柄表示器の予め決められた表示位置に表示する処理であってメモリのチェックサムの累積結果がメモリに応じたサム判定値と一致していないと判断された場合にはチェック図柄を表示しない処理を複数のメモリのそれぞれに対して行う手段。これら複数のメモリのそれぞれに応じたチェック図柄は複数のメモリの全てに対してチェック図柄が表示された場合に複数のチェック図柄から1つの形状の絵柄が構成されると共に複数のメモリの一部に対してチェック図柄が表示されなかった場合に1つの形状の絵柄の一部が欠損するように表示位置および輪郭形状が設定されている。図3の図柄制御回路80は当該手段に相当する(図37のステップS463とS464とS465参照)。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には横長な長方形状の上皿板3および横長な長方形状の下皿板4が上下2段に固定されており、上皿板3の前面には上面が開口する上皿5が固定され、下皿板4の前面には上面が開口する下皿6が固定されている。
[2]遊技機能の説明
[2−1]特別図柄遊技機能
遊技者が上皿5内に遊技球を投入して発射ハンドル8を回動操作すると、遊技盤18の遊技領域22内に遊技球が発射され、障害釘23に当りながら落下する。この遊技球が始動口24内に入賞したときには賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿5内に賞品球として払出され、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は特別図柄表示器30に特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、特別図柄の変動停止時の態様には、図12に示すように、外れの態様および大当りの態様の2種類が設定されている。
[2−2]大当り遊技機能
特別図柄表示器30に特別図柄が大当りの態様で停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は特別入賞口を開放し、特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。この特別入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返される。この大当りラウンドの繰返しは大当り遊技に相当するものであり、各回の大当りラウンド中には装飾図柄表示器32に大当り遊技を映像的に演出する大当りラウンド表示が行われ、両スピーカ14から大当り遊技を音的に演出する効果音が出力され、複数の電飾LED17が大当りラウンド表示の表示内容に応じて発光する。
[2−3]特別図柄遊技保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中および大当り遊技中に遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。この特別図柄遊技の保留回数には上限値(例えば4回)が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。この特別図柄遊技が保留されない遊技球の入賞を無効な入賞と称し、特別図柄遊技が保留される入賞を有効な入賞と称する。
[2−4]装飾図柄遊技機能(図柄遊技機能)
遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技に連動して装飾図柄遊技が開始される。この装飾図柄遊技は装飾図柄表示器32に映像を表示し、両スピーカ14から装飾図柄表示器32の映像に応じた効果音を出力し、複数の電飾LED17を装飾図柄表示器32の映像に応じて発光させることで組成されるものである。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、装飾図柄の変動停止時の態様に基づいて外れおよび大当りの判定結果を遊技者に報知するものである。この装飾図柄の変動開始は特別図柄の変動開始に時間的に同期して行われ、装飾図柄の変動停止は特別図柄の変動停止に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄が外れの態様で変動停止するときには装飾図柄が完全外れの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかで変動停止し、特別図柄が大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が大当りの組合せで変動停止する。
[3]メイン制御回路50の内部処理
[3−1]メイン処理
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図6のステップS1の電源投入処理でRAM53の全データを初期設定し、ステップS2でタイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU51がタイマ回路55からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU51はステップS2でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS3へ移行し、タイマ割込フラグをオフする。
[3−2]入力処理
図7はステップS4の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51は図7のステップS21で出力回路54からの始動信号の出力状態を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22で始動信号フラグをオフし、始動信号があることを判断したときにはステップS23で始動信号フラグをオンする。即ち、遊技球が始動口24内に入賞したときには出力回路54から始動信号が出力され、始動信号フラグがオンされる。
[3−3]カウンタ更新処理
CPU51は図6のステップS5のカウンタ更新処理へ移行すると、ランダムカウンタR1の計測値〜ランダムカウンタR3の計測値のそれぞれに「1」を加算する。これらランダムカウンタR1〜R3の加算内容は次の通りである。
(1)ランダムカウンタR1は変動パターンを選択する乱数値に相当するものであり、図8に示すように、初期値「0」から上限値「100」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(2)ランダムカウンタR2は外れの判定時に判定結果を完全外れおよび外れリーチに振分ける乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(3)ランダムカウンタR3は大当りの発生の有無を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「328」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[3−4]データ取得処理
図9は図6のステップS6のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51は図9のステップS31で始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときには図7の入力処理で始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図9のステップS31で始動信号フラグのオンを判断し、ステップS32でランダムカウンタR1〜R3のそれぞれの計測値を取得する。
[3−5]大当り判定処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされていることを判断すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS7の大当り判定処理へ移行する。図11はステップS7の大当り判定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図11のステップS51で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R3が保存されていることを判断したときにはステップS52へ移行し、保留データエリア1からランダムカウンタR3の保存結果を検出し、ランダムカウンタR3の検出結果をROM52に予め記録された大当り値「7」と比較する。
[3−6]変動パターン設定処理
CPU51はメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS8の変動パターン設定処理へ移行する。図13はステップS8の変動パターン設定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図13のステップS71で大当りフラグの設定状態を判断する。例えば直前の大当り判定処理で大当りを判定したときにはステップS71で大当りフラグのオンを判断し、ステップS72へ移行する。
[3−7]特別図柄変動開始処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動開始処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS9の特別図柄変動開始処理へ移行する。図15はステップS9の特別図柄変動開始処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS91でLED回路57に特別図柄変動開始信号を出力する。すると、LED回路57は特別図柄変動開始信号を検出することに同期して特別図柄の変動表示を開始する。この特別図柄の変動表示は特別図柄を「大当りの態様」および「外れの態様」で交互に可変表示するものである。
[3−8]特別図柄変動停止処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動停止処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS10の特別図柄変動停止処理へ移行する。図16はステップS10の特別図柄変動停止処理の詳細を示すものであり、CPU51は図16のステップS101でタイマT1の計測値から設定値ΔT(4msec)を減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS102へ移行し、タイマT1の減算結果を「0」と比較する。この特別図柄遊技は装飾図柄遊技に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄遊技の残り時間は装飾図柄遊技の残り時間と同一である。
[3−9]ウェイト処理
CPU51はメイン制御フラグがウェイト処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS11のウェイト処理へ移行する。図17はステップS11のウェイト処理の詳細を示すものであり、CPU51は図17のステップS111でタイマT2の計測値から設定値ΔT(4msec)を減算することに基づいて残りウェイト時間を更新する。そして、ステップS112へ移行し、タイマT2の減算結果を「0」と比較する。
[3−10]大当り遊技処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り遊技処理にセットされていることを検出すると、図6のステップS6のデータ取得処理からステップS12の大当り遊技処理へ移行する。図18はステップS12の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU51は図18のステップS121で大当りラウンドを実行する。この大当りラウンドは特別入賞口を開放する遊技者有利の状態を生成するものであり、特別入賞口内に上限値(例えば10個)の遊技球が入賞あるいは特別入賞口の開放時間が上限値(例えば30sec)に到達することに基づいて終了する。この大当りラウンドは上限回(例えば15回)だけ繰返されるものであり、CPU51はステップS122へ移行したときには大当りラウンドの繰返し回数を上限回と比較する。ここで「繰返し回数=上限回」を判断したときにはステップS123へ移行する。
[4]演出制御回路70の内部処理
[4−1]メイン処理
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図19のステップS201の電源投入処理でRAM73の全データを初期設定する。そして、ステップS202へ移行し、タイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU71がタイマ回路74からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU71はステップS202でタイマ割込フラグのオフを検出したときにはステップS203のカウンタ更新処理1へ移行し、ステップS202でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS204へ移行する。このステップS204でタイマ割込フラグをオフし、ステップS205のカウンタ更新処理2およびステップS206のコマンド処理を当該順序で実行する。
[4−2]INT割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50からのストローブ信号(INT信号)を受信すると、INT割込処理を起動する。このストローブ信号はメイン制御回路50がコマンドと共に送信するものであり、CPU71はINT割込処理を起動したときには図20のステップS211でコマンドを受信し、ステップS212でコマンドの受信結果をRAM73に記録する。そして、ステップS213へ移行し、コマンド処理フラグをコマンドの受信結果に応じてセットする。このコマンド処理フラグはステップS201の電源投入処理でコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、図21はメイン制御回路50から送信されるコマンドの種類とコマンド処理フラグの設定内容との関係を示している。
[4−3]カウンタ更新処理1
図22はステップS203のカウンタ更新処理1の詳細を示すものであり、CPU71は図22のステップS221でランダムカウンタR11の現在の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR11は装飾図柄の各列の図柄要素を設定するためのものであり、3桁のカウンタから構成されている。このランダムカウンタR11の1桁目は、図23に示すように、「0」から「7」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算され、2桁目は1桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算され、3桁目は2桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算される。
[4−4]カウンタ更新処理2
CPU71は図19のステップS205のカウンタ更新処理2へ移行すると、ランダムカウンタR12の計測値およびランダムカウンタR13の計測値のそれぞれに「1」を加算する。ランダムカウンタR12は大当り図柄を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「7」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタR13は演出パターンコマンドを抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「30」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[4−5]コマンド処理
図24は図19のステップS206のコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS206のコマンド処理では図24のステップS301のコマンド待ち処理〜ステップS307の大当り遊技停止コマンド処理をコマンド処理フラグの設定状態に基づいて択一的に実行する。
[4−6−1]コマンド待ち処理
CPU71はコマンド処理フラグがコマンド待ち処理にセットされていることを検出すると、図24のステップS301のコマンド待ち処理を経て図19のステップS202に復帰する。このコマンド待ち処理はメイン制御回路50からのコマンドを待つ処理であり、実質的な処理動作が行われない。
[4−6−2]当落コマンド処理
メイン制御回路50が図11の大当り判定処理で演出制御回路70に大当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から当落コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが当落コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS302の当落コマンド処理を実行する。図25はステップS302の当落コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS321でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS322へ移行し、コマンドの検出結果を大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が大当りコマンドであることを判断したときにはステップS323へ移行し、装飾図柄を大当りの組合せに設定する。
[4−6−3]変動パターンコマンド処理
メイン制御回路50が図13の変動パターン設定処理で演出制御回路70に変動パターンコマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から変動パターンコマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが変動パターンコマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS303の変動パターンコマンド処理を実行する。図27はステップS303の変動パターンコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS331でRAM73から変動パターンコマンドの受信結果を検出し、ステップS332でランダムカウンタR13の計測値を取得し、ステップS333へ移行する。
[4−6−4]装飾図柄遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図15の特別図柄変動開始処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技開始コマンド処理に書換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS304の装飾図柄遊技開始コマンド処理を実行する。
[4−6−5]装飾図柄遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図16の特別図柄変動停止処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理を実行する。
[4−6−6]大当り遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図17のウェイト処理で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技開始コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS306の大当り遊技開始コマンド処理を実行する。
[4−6−7]大当り遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図18の大当り遊技処理で演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS307の大当り遊技停止コマンド処理を実行する。図35はステップS307の大当り遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS371で図柄制御回路80と音制御回路110と電飾制御回路120のそれぞれに大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS372でRAM73に記録されている大当り遊技停止コマンドの受信結果をクリアし、ステップS373でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
[5]図柄制御回路80の内部処理
図柄制御回路80には、図3に示すように、検査制御回路130がコネクタ140を介して着脱可能に接続される。この検査制御回路130はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPU131とROM132とRAM133を有している。この検査制御回路130はパチンコ遊技機を出荷する前に図柄制御回路80のVROM85〜VROM92のそれぞれを検査する目的で図柄制御回路80に接続されるものであり、パチンコ遊技機を出荷するときには図柄制御回路80から取外される。この検査制御回路130には検査モードスイッチ134および検査開始スイッチ135のそれぞれが接続されており、検査制御回路130のCPU131は検査モードスイッチ134が操作されたことを判断したときには図柄制御回路80に検査モードコマンドを送信し、検査開始スイッチ135が操作されたことを判断したときには図柄制御回路80に検査開始コマンドを送信する。
VROM85〜VROM92のそれぞれから複数の画像データを検出し、VROM85〜VROM92のそれぞれについて各画像データの検出結果のチェックサムを演算した。そして、VROM85〜VROM92のそれぞれについて複数のチェックサムの演算結果を累積することに基づいてサムカウンタSを演算し、VROM85〜VROM92のそれぞれについて装飾図柄表示器32にサムカウンタSの演算結果を表示した。このため、画像データの変位が使用頻度の低い画像データで発生したときであっても検査者がサムカウンタSの表示結果を正確なチェックサムと比較することに基づいて画像データの変位を容易に発見することができる。
VROM85用の白色のチェックデータ〜VROM92用の黒色のチェックデータの全てが装飾図柄表示器32に同時に表示されたときに全てのチェック図柄から単一の正方形状の絵柄が構成されるようにPROM82にチェックデータを記録した。このため、装飾図柄表示器32に正方形状の絵柄が表示されているか否かに基づいてVROM85の記録状態〜VROM92の記録状態のそれぞれを一挙に検査することができるので、チェック図柄の正常性をチェック図柄毎に目視で確認する手間が不要になる。しかも、VROM85用のチェックデータ〜VROM92用のチェックデータを相互に異なる色彩に設定した。このため、白色のチェック図柄〜黒色のチェック図柄のそれぞれに基づいてVROMを特定することが可能になるので、VROM85〜VROM92のいずれが記録不良状態にあるかを新たに検査することなくVROM85〜VROM92のいずれかを交換する等の異常処置を行うことが可能になる。
遊技盤18の後面側にチェックLED151〜チェックLED158を装着し、チェックLED151〜チェックLED158を点灯することに基づいてサムカウンタSが正常であるか否かの判定結果を報知した。このため、検査者がVROM85の検査結果〜VROM92の検査結果のそれぞれを確認するために遊技盤18の後面側をわざわざ開放する必要ができるので、VROM85の検査結果〜VROM92の検査結果のそれぞれが検査者以外に不用意に知られることがなくなる。
図柄制御回路80のVDP84が電源投入毎にVROM85のサムカウンタS〜VROM92のサムカウンタSのそれぞれを装飾図柄表示器32に自動的に表示する構成としたので、検査制御回路130が不要になる。しかも、メイン制御回路50が検査待ち時間の経過後に演出制御回路70にコマンドを送信するように構成した。このため、図柄制御回路80のCPU81が検査処理を実行している最中に演出制御回路70から図柄制御回路80にコマンドが送信されることがなくなるので、検査処理が途中で中断することがなくなる。
図柄制御回路80のCPU81は電源が投入されると、図57のステップS400で演出制御回路70からのリセットコマンドの有無を判断する。ここでリセットコマンドが有ることを判断したときにはステップS401へ移行し、PRAM83の全データを初期設定する。そして、ステップS408へ移行し、検査処理を自動的に開始する。即ち、PRAM83の全データは電源の遮断状態でバックアップ電源が印加されることに基づいてバックアップされるものであり、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されなかったときにはリセットされ、メイン制御回路50からリセットコマンドが送信されたときにはリセットされる。このバックアップデータのリセット時には検査処理が自動的に実行され、装飾図柄表示器32にVROM85のサムカウンタS〜VROM92のサムカウンタSのそれぞれが表示され、各サムカウンタSの累積結果が正常であるか否かの判定結果およびバージョンデータが表示される。
図柄制御基板100のコネクタ101に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合し、検査制御回路130を図柄制御回路80にコネクタ101を介して接続する構成とした。このため、図柄制御基板100に検査制御回路130専用のコネクタを搭載する必要がなくなるので、違法信号の入力経路となる非接続状態のコネクタがパチンコ遊技機の使用時に発生することがなくなる。
演出制御基板150のコネクタ151に検査制御回路130のコネクタ140を嵌合し、検査制御回路130を演出制御回路70にコネクタ151を介して接続する構成とした。このため、演出制御基板150に検査制御回路130専用のコネクタを搭載する必要がなくなるので、違法信号の入力経路となる非接続状態のコネクタがパチンコ遊技機の使用時に発生することがなくなる。
[発明1]
前記カウンタ更新手段は、カウンタを更新するための定量を指定手段の指定結果に応じて変えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
Claims (1)
- 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態相互間で切換わることが可能な可変入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記可変入球口を開放する大当りおよび前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記遊技盤に設けられ、複数の図柄要素を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示される図柄表示器と、
前記図柄表示器に図柄遊技の映像を表示するものであって、前記当落判定手段が大当りを判定した場合には複数の図柄要素が予め決められた大当りの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示すると共に前記当落判定手段が外れを判定した場合には複数の図柄要素が大当りの組合せとは相違する外れの組合せとなるように複数の図柄要素のそれぞれを停止表示する図柄遊技手段と、
図柄遊技の映像を演出するための演出データが予め記録された複数のメモリと、
遊技球が前記始動口に入球した場合に図柄遊技の映像をどのような演出内容で演出するかを判定する手段と、
前記複数のメモリのうち演出内容の判定結果に応じた演出データが記録されたものから演出内容の判定結果に応じた演出データを選択する演出データ選択手段と、
前記演出データ選択手段の演出データの選択結果を再生することに基づいて図柄遊技の映像を演出する演出手段と、
カウンタを予め決められた初期値を基準に定量ずつ順に更新するカウンタ更新手段と、
次の1)処理〜3)処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段と、
1)前記カウンタ更新手段がカウンタを更新する毎に前記メモリのうちカウンタの更新結果に応じたアドレスから演出データを検出する処理
2)演出データを検出する毎にチェックサムを演算する処理
3)チェックサムを演算する毎にチェックサムの演算結果を累積する処理
前記複数のメモリのそれぞれのチェックサムの正確な累積結果であるサム判定値が予め記録された手段と、
前記メモリのチェックサムの累積結果を当該メモリに応じたサム判定値と比較する処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段と、
次の4)処理を前記複数のメモリのそれぞれに対して行う手段を備え、
4)前記メモリのチェックサムの累積結果が当該メモリに応じたサム判定値と一致していると判断された場合に予め決められた輪郭形状のチェック図柄を前記図柄表示器の予め決められた表示位置に表示する処理であって、前記メモリのチェックサムの累積結果が当該メモリに応じたサム判定値と一致していないと判断された場合には当該チェック図柄を表示しない処理
前記複数のメモリのそれぞれに応じたチェック図柄は、
前記複数のメモリの全てに対してチェック図柄が表示された場合に当該複数のチェック図柄から1つの形状の絵柄が構成されると共に前記複数のメモリの一部に対してチェック図柄が表示されなかった場合に当該1つの形状の絵柄の一部が欠損するように表示位置および輪郭形状が設定されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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