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JP5170122B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description

本発明は、半導体素子に接合されたヒートシンクの半導体素子とは反対側の面をモールド樹脂より露出させてなる半導体装置の製造方法に関する。
一般に、この種の半導体装置は、板状のヒートシンクの一面側に、パワーMOS等の発熱量の大きい半導体素子を接合し、ヒートシンクおよび前記半導体素子を金型に投入して、ヒートシンクの他面がモールド樹脂より露出するように、モールド樹脂で封止することにより製造される。
ここで、従来では、モールド工程において金型のキャビティの内面にヒートシンクの他面を接触させて密着させることで、ヒートシンクの他面をモールド樹脂より露出させるようにしている。
しかし、従来では、当該モールド工程において、キャビティの内面とヒートシンクの他面との隙間から樹脂が侵入し、樹脂バリがヒートシンクの他面に発生するという問題があった。この樹脂バリは外観上、見映えが悪く、また、半導体装置のヒートシンクを、プリント基板等にはんだ付けする際、この樹脂バリの存在によって、ヒートシンクと基板との熱的な接触面積が縮小されてしまうという問題がある。
これを解決するためには、樹脂バリを除去する工程が必要になる。一般に樹脂バリを除去する方法としては、アルカリや酸の溶液等への浸漬やウォータージェット等の方法が実施されているが、これら工程によるコストアップは大きなものとなっている。
また、特許文献1には、モールド成形時に金型に工夫を加えて、樹脂バリの広がりを防ぎ、封止後にヒートシンクから樹脂バリを取りやすくする方法が提案されている。しかし、このものは、樹脂バリ自身の発生を防止するものではなく、放熱性の低下が懸念される。また、樹脂バリを取るという工程が増えるため、コストアップも懸念される。
また、特許文献2や特許文献3には、ヒートシンクと金型との隙間を無くすことで樹脂バリを防止するために、金型に設けた孔からヒートシンクを真空吸引して両者の密着性を向上させて樹脂バリを防ぐ方法が提案されている。
また、特許文献4では、ヒートシンクへの樹脂バリを防止するためにヒートシンクに凸部を形成し、モールドの際の金型に押さえられる部分を凸部のみにして十分な押さえを可能にし、樹脂漏れを低減する方法が提案されている。また、特許文献5では、ヒートシンク上への樹脂バリの広がりを防止するために、ヒートシンクに溝を形成しておくことも検討されている。
特開昭55−127026号公報 特開平5−144865号公報 特開平5−55280号公報 特開平4−199664号公報 特開2002−237550号公報
しかしながら、上記特許文献2〜5に記載されている各方法においては、ヒートシンクの他面と金型との隙間のない接触を実現することが必要であり、そのために、ヒートシンクの他面にて十分な平面度が要求され、そのための平面加工などが必要となり、コストアップにつながる。
また、初期的にはヒートシンクの他面と金型との隙間のない接触を実現していても、モールドの熱により、ヒートシンクと半導体素子との熱膨張率差によるヒートシンクの熱変形が局所的に発生する可能性がある。すると、その変形部分にて上記隙間が生じ、そこから樹脂が侵入して、樹脂バリが発生してしまうという問題も生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、半導体素子に接合されたヒートシンクの半導体素子とは反対側の面をモールド樹脂より露出させてなる半導体装置において、ヒートシンクの平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、以下の各点を特徴とする半導体装置の製造方法を提供するものである。
・モールド樹脂(50)の封止工程では、モールド樹脂(50)の成形用の金型(100)のキャビティ(103)に、半導体素子(20)が接合されたヒートシンク(10)を、当該ヒートシンク(10)の他面(12)がキャビティ(103)の内面に接触するように配置した後、キャビティ(103)にモールド樹脂(50)を充填することにより、モールド樹脂(50)の封止を行うこと。
・金型(100)として、キャビティ(103)におけるヒートシンク(10)の他面(12)と接触する内面のうちヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部に対応する部位に、キャビティ(103)とキャビティ(103)の外部とを連通する第1の孔(105)および第2の孔(106)が設けられるとともに、第1の孔(105)、第2の孔(106)はヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かって順次配列されているものを用いること。
・モールド樹脂(50)の封止工程では、キャビティ(103)の外部から第1の孔(105)を介してキャビティ(103)へ流体を吹き込むとともに、第2の孔(106)を介して流体をキャビティ(103)から吹き出させることにより、キャビティ(103)内において、ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かう流体の流れを形成した状態とし、この状態においてモールド樹脂(50)の充填を行うこと。本製造方法は、これらの点を特徴としている。
樹脂バリは、ヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部から内部側に向かってモールド樹脂(50)が進行することで形成されるが、本製造方法によれば、そのモールド樹脂(50)の進行方向とは反対方向の流体流れを形成した状態でモールド樹脂(50)の充填を行うから、樹脂バリの形成が防止される。よって、本発明によれば、ヒートシンク(10)の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。
請求項2に記載の発明では、以下の各点を特徴とする半導体装置の製造方法を提供するものである。
・モールド樹脂(50)の封止工程では、モールド樹脂(50)の成形用の金型(100)のキャビティ(103)に、半導体素子(20)が接合されたヒートシンク(10)を、当該ヒートシンク(10)の他面(12)がキャビティ(103)の内面に接触するように配置した後、キャビティ(103)にモールド樹脂(50)を充填することにより、モールド樹脂(50)の封止を行うこと。
・金型(100)として、キャビティ(103)におけるヒートシンク(10)の他面(12)と接触する内面のうちヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部に対応する部位に、キャビティ(103)とキャビティ(103)の外部とを連通する第1の孔(105)および第2の孔(106)が設けられるとともに、第1の孔(105)、第2の孔(106)はヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かって順次配列されているものを用いること。
・モールド樹脂(50)の封止工程では、キャビティ(103)の外部から第1の孔(105)を介してキャビティ(103)へ流体を吹き込むとともに、第2の孔(106)を介して流体をキャビティ(103)から吹き出させることにより、キャビティ(103)内において、ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かう流体の流れを形成した状態とし、この状態においてモールド樹脂(50)の充填を行うこと。
さらに、ヒートシンク(10)として、その他面(12)のうち第1の孔(105)と第2の孔(106)との間に対応する部位に、流体の流れに沿って形成された溝(13)が設けられたものを用いること。
樹脂バリは、ヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部から内部に向かってモールド樹脂(50)が進行することで形成されるが、本製造方法によれば、そのモールド樹脂(50)の進行方向とは反対方向の流体流れを形成した状態でモールド樹脂(50)の充填を行うから、樹脂バリの形成が防止される。また、ヒートシンク(10)の溝(13)により、流体の流れを安定して形成することができる。よって、ヒートシンク(10)の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。また、ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かった流体の流れは第2の孔(106)で金型(100)の内側に向かうから、流体がヒートシンク(10)の他面(12)より外のキャビティ(103)内に広がることは無い。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の製造方法において、第1の孔(105)の開口面積が、第2の孔(106)の開口面積よりも小さいことを特徴とする。
それによれば、第1の孔(105)の吹き込み圧力と第2の孔(106)の吹き出し圧力とでは、第1の孔(105)の方が高圧となり、第2の孔(106)の方が低圧となるので、ヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部側から内部側へ侵入しようとするモールド樹脂(50)が、当該内部側に位置する第1の孔(105)側へ流れるのをより抑制しやすい。それとともに流体がヒートシンク(10)の他面(12)より外のキャビティ(103)内に広がることをより抑制しやすい。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の概略断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図であり、(a)はワークおよび金型の概略断面図、(b)は(a)中の両孔の部分の拡大図である。 図2中の金型の構成を示す図であり、(a)は下型におけるキャビティの内面を示す平面図、(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は(a)中のB−B断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図であり、(a)はワークおよび金型の要部の概略断面図、(b)はヒートシンクの他面側の概略平面図である。。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第4実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第5実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第6実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第7実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第8実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第9実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 本発明の第10実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。 参考例としての半導体装置の製造方法におけるモールド工程を示す工程図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る樹脂モールドパッケージタイプの半導体装置1の概略断面構成を示す図である。この半導体装置1は、たとえばQFP(クワッドフラットパッケージ)、SOP(スモールアウトラインパッケージ)などとして適用することができる。
ヒートシンク10は、Cu、Fe、Mo、42アロイ、コバールなどの金属など、放熱性に優れた材料からなる板状のものであり、たとえば矩形板状をなす。ここで、図1中のヒートシンク10の上面を一面11、下面を他面12とする。
このヒートシンク10の一面11側には、半導体素子20が搭載されている。半導体素子20としては、半導体よりなりヒートシンク10に搭載されるものであればよく、ICチップなどのワイヤボンディング実装品、またはフリップチップやミニモールドICなどのバンプによる実装品などが挙げられる。そして半導体素子20の熱がヒートシンク10によって放熱されるようになっている。
ここでは、半導体素子20はICチップ20である。このICチップ20は、シリコン基板などからなるもので、半導体プロセス技術を用いてトランジスタなどの素子が形成されたものである。このヒートシンク10とICチップ20とは、図示しない樹脂製の接着剤などを介して接着され固定されている。
また、ヒートシンク10およびICチップ20の周囲には、Cuや42アロイ合金などの金属からなるリードフレーム30が配置されている。そして、ICチップ20とリードフレーム30とは、金やアルミニウムなどからなるワイヤ40によって結線され電気的に接続されている。
そして、モールド樹脂50は、ヒートシンク10、ICチップ20、リードフレーム30およびワイヤ40を包み込むように封止している。ここでは、ヒートシンク10の他面12をモールド樹脂50から露出させており、この他面12を露出面とすることによって、放熱性の向上を図っている。
このモールド樹脂50は、この種の半導体装置に用いられる金型により成形される通常のモールド材料であれば、特に限定するものではないが、エポキシ系樹脂などが挙げられる。本例では、モールド樹脂50は、エポキシ系樹脂からなり、さらに熱膨張係数を調整する等のためにシリカなどからなるフィラーが含有されたものである。
次に、本実施形態の半導体装置1の製造方法について、図2、図3を参照して述べる。図2は、本製造方法におけるモールド樹脂50の封止工程、いわゆるモールド工程を示す工程図であり、(a)は同工程におけるワークおよび金型100の概略断面図、(b)は(a)中の両孔105、106の部分の拡大図である。
また、図3は金型100の構成を示す図であり、(a)は下型102におけるキャビティ103の内面を示す平面図、(b)は(a)中の一点鎖線A−Aに沿った金型100の断面図、(c)は(a)中の一点鎖線B−Bに沿った金型100の断面図である。
まず、本製造方法においては、ヒートシンク10とリードフレーム30とを、かしめ、溶接、接着などにより一体に固定した後、ICチップ20を、上記接着剤を介してヒートシンク10に搭載し、ワイヤボンディングを行う。
ここまでの状態のワークは、上記図1においてモールド樹脂50を省略したものに相当する。そして、このワークを、当該ワークに取り付け・取り外し可能なモールド樹脂50の成形用の金型100に設置してモールド工程を行う。
この金型100は、図2、図3に示されるように、上記ワークにおけるヒートシンク10の一面11側に位置する上型101と、ヒートシンク10の他面12側に位置する下型102とを備え、これら上下型101、102が締結などにより合致することで、その内部にキャビティ103が形成されるものである。
ここで、キャビティ103は、成形された上記モールド樹脂50の形状に対応する空間形状をなしており、上記ワークにおけるリードフレーム30のうちのアウターリードの部分を、上下型101、102によって挟み付けることで、上記ワークが金型100に固定されるようになっている。
そして、モールド工程後には、これら上下型101、102を分解することにより、上記ワークから金型100が取り外されるようになっている。また、金型100には図示しないゲートが設けられ、このゲートからキャビティ103に、溶融状態のモールド樹脂50が注入されるようになっている。
ここで、金型100のうちの下型102においては、キャビティ103の内面の一部が、モールド樹脂50からの露出面であるヒートシンク10の他面12に接触する面104、すなわち接触面104となっている。そして、図2に示されるように、ヒートシンク10の他面12を接触面104に接触させた状態として、上記ワークがキャビティ103内に設置されるようになっている。
また、図2および図3に示されるように、本実施形態では下型102において、キャビティ103におけるヒートシンク10の他面12と接触する内面である上記接触面104のうち、ヒートシンク10の他面12の周辺部に対応する部位に、キャビティ103とキャビティ103の外部とを連通する第1の孔105および第2の孔106が設けられている。
そして、これら2個の第1の孔105、第2の孔106は、ヒートシンク10の他面12の内部側から周辺部側に向かって順次配列されている。つまり、上記接触面104のうちヒートシンク10の他面12の周辺部に対応する部位において、第1の孔105は第2の孔106よりもヒートシンク10の他面12の内部寄りに位置し、第2の孔106は第1の孔105よりもヒートシンク10の他面12の周辺部寄りに位置している。
ここでは、図3に示されるように、これら2個の両孔105、106の組は、平面矩形のヒートシンク10の他面12の各辺に対応して、4組設けられている。これら孔105、106の孔形状は、図3では丸孔形状とされているが、特に限定するものではなく、たとえば多角形の孔形状であってもよい。
また、図3に示されるように、下型102における上記接触面104のうちヒートシンク10の他面12の周辺部に対応する部位には、ヒートシンク10の他面12の内部側に位置して第1の孔105に連通する環状の第1の溝107、この第1の溝107よりもヒートシンク10の他面12の周辺部側に位置して第2の孔106に連通する環状の第2の溝108が設けられている。ここでは、内側の第1の溝107、その外側の第2の溝108ともに平面形状が矩形環状の溝とされている。
つまり、第1の孔105は、第1の溝107内に位置し、その溝107の底部から下型102の外面まで貫通する貫通孔であり、一方、第2の孔106は、第2の溝108内に位置し、その溝108の底部から下型102の外面まで貫通する貫通孔である。
なお、ここでは、2個の両孔105、106の組は、上述のように4組設けられているが、1組のみ、2組のみ、3組のみであってもよいし、さらには5組以上であってもよい。また、平面矩形のヒートシンク10の他面12の各辺に対応して、両孔105、106の組が2組以上設けられていてもよい。さらには、当該各辺に対応して両孔105、106の組を多数設けることにより、第1の溝107、第2の溝108のそれぞれにおいて、第1の孔105、第2の孔106が、断続的に環状に配置された状態としてもよい。
ここで、第1の孔105および第2の孔106は、それぞれ金型100の外部にて図示しないエアーポンプに接続されるようになっている。具体的には、当該エアーポンプによって、ヒートシンク10の他面12の内部側に位置する第1の孔105には、キャビティ103に空気が吹き込まれるように正圧を加え、当該他面12の周辺部側に位置する第2の孔106には、キャビティ103から空気が吸い出されるように負圧を加える。
また、ヒートシンク10を金型100に設置した状態、すなわちヒートシンク10の他面12を上記接触面104に接触させた状態においては、上記第1の溝107、第2の溝108はヒートシンク10の他面12で覆われるため、流体としての空気が通る通路とされる。
それゆえ、ヒートシンク10を金型100に設置し、第1の孔105に上記正圧、第2の孔106に上記負圧を加えた状態においては、第1の溝107の内部は正圧の状態、第2の溝108の内部は負圧の状態となる(図2(b)参照)。
そして、このような圧力差を実現することで、空気は、キャビティ103の外部から第1の孔105を介してキャビティ103に吹き込まれ、第1の溝107内に拡がって、さらに第1の溝107から、ヒートシンク10の他面12と接触面104との隙間を通って第2の溝108側へ入り込み、第2の孔106を介してキャビティ103の外部へ吸引されて吹き出されるようになっている。
つまり、上記圧力差の発生した状態においては、ヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104との間では、第1の孔105側から第2の孔106側へ向かう空気の流れ、すなわち、ヒートシンク10の他面12の内部側から周辺部側に向かう空気の流れが形成されるのである(図2(b)参照)。
なお、第1の孔105と第2の孔106との間、および、第1の溝107と第2の溝108との間において、ヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104とは隙間を持った状態でもよいし、接触した状態でもよい。しかし、当該接触状態であっても、圧力を加えれば空気が通る程度の微小な隙間は必ず存在するため、上記空気の流れが形成される。
そして、本モールド工程では、このような両孔105、106を有する金型100を用いて、ICチップ20が接合されたヒートシンク10としての上記ワークを、当該ヒートシンク10の他面12がキャビティ103の内面のうちの接触面104に接触するように配置した後、キャビティ103にモールド樹脂50を充填する。
このとき、図2(b)に示されるように、モールド工程では、上述のように、キャビティ103の外部から第1の孔105を介してキャビティ103へ空気を吹き込むとともに、第2の孔106を介して空気をキャビティ103から吸い出して吹き出させる。
それにより、キャビティ103内において、具体的には、ヒートシンク10の他面12とこれに対向して接触するキャビティ103の接触面104との間において、ヒートシンク10の他面12の内部側から周辺部側に向かう空気の流れを形成した状態とする。そして、この状態においてモールド樹脂50の充填を行う。
具体的には、金型100の上記図示しないゲートから注入されたモールド樹脂50は上型101と下型102とで挟まれたキャビティ103を充填するが、この注入による圧力によりヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104との隙間にはみ出すものが出てくる(図2(b)参照)。
当該はみ出たモールド樹脂50は圧力によりヒートシンク10の中央側に向かって進行し、第2の溝108に到達すると、この第2の溝108内に拡がる。しかし、第2の溝108と第1の溝107と間の領域では、第1の孔105から出てくる空気が、ヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104との隙間から樹脂バリの拡がる方向とは反対方向に流れている。そのため、モールド樹脂50は、この領域よりも内側には入っていかないので、樹脂バリを第2の溝108の領域までで確実に止めることが可能となる。
このように、本モールド工程では、上記空気の流れを形成した状態とすることで、当該空気の流れによって、キャビティ103内におけるヒートシンク10の他面12に周辺部から内部側に向かうモールド樹脂50の進行が阻害される。つまり、本モールド工程では、このようなモールド樹脂50の進行を防止しつつ、モールド樹脂50の充填を行うのである。
こうして、モールド樹脂50の注入が完了した後、モールド樹脂50を硬化させ、金型100の取り外しを行う。そして、本モールド工程により、ヒートシンク10の他面12をモールド樹脂50より露出させるように、ヒートシンク10およびICチップ20、さらにワイヤ40、リードフレーム30のインナーリード部分がモールド樹脂50で封止される。その後は、必要に応じて、リードフレーム30のカットや成形などを行えば、本実施形態の半導体装置1ができあがる。
ところで、上述のように、樹脂バリは、ヒートシンク10の他面12の周辺部から内部側に向かってモールド樹脂50が進行することで形成されるが、本製造方法によれば、そのモールド樹脂50の進行方向とは反対方向の空気流れを形成した状態でモールド樹脂50の充填を行うから、キャビティ103内におけるヒートシンク10の他面12に周辺部から内部側に向かうモールド樹脂50の進行が、空気の流れによって阻害されることとなり、樹脂バリの形成が防止される。
よって、本実施形態によれば、ヒートシンク10の他面12の平面度が悪く、ヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104との間にてモールド樹脂50が侵入可能な大きさの隙間が存在しても、当該隙間へのモールド樹脂50の侵入が防止される。それゆえ、本実施形態によれば、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。
また、ヒートシンク10の他面12の内部側から周辺部側に向かった流体の流れは第2の孔106で金型100の内側に向かうから、流体がヒートシンク10の他面12より外のキャビティ103内に広がることは無い。
なお、本実施形態では上記空気の流れが形成されるならば、上記第1の溝107、第2の溝108は省略してもよい。たとえば、キャビティ103の接触面104のうちヒートシンク10の他面12の周辺部に対応する部位に、第1の孔105、第2の孔106を断続的に環状に多数配列すれば、上記各溝107、108は省略されても、上記空気の流れが形成される。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るモールド工程を示す図であり、(a)は同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図、(b)は本実施形態におけるヒートシンク10の他面12側の概略平面図である。なお、図4(b)では、ヒートシンク10を金型100に設置した状態において対応する上記両孔105、106の位置を破線にて示してある。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態に比べて、モールド工程の前に予め、ヒートシンク10の他面12に溝13を設けたことが相違するものであり、ここでは、その相違点を中心に述べることとする。
図4に示されるように、本実施形態では、ヒートシンク10として、その他面12のうち第1の孔105と第2の孔106との間に対応する部位に、上記した空気の流れに沿って形成された溝13が設けられたものを用いる。この溝13は、切削やプレス、エッチングなどにより形成されるものであり、ここでは、平面矩形環状の溝13とされている。
本実施形態の製造方法は、この溝13を有するヒートシンク10を用いること以外は、上記第1実施形態と同様であり、本製造方法によっても、モールド工程において、ヒートシンク10の他面12の周辺部から内部に向かって進行するモールド樹脂50に対して、そのモールド樹脂50の進行方向とは反対方向の空気流れを形成した状態でモールド樹脂50の充填を行うから、樹脂バリの形成が防止される。
また、仮に、ヒートシンク10の溝13が無い場合には、ヒートシンク10の他面12の平面度およびこれに対向するキャビティ103の接触面104の平面度の両平面度のばらつきにより、2個の孔105、106の間においてヒートシンク10の他面12とキャビティ103の接触面104との隙間の大きさもばらつくため、当該2個の孔105、106の間にて空気流れが不安定となる恐れがある。
その点、本製造方法によれば、ヒートシンク10の溝13により、両孔105、106の間をつなぐように溝13が形成された状態となるから、空気の流れを安定して形成することができる。よって、本実施形態によれば、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第2実施形態と同様に、ヒートシンク10の他面12に溝13を設けてモールド工程を行うものであるが、そのヒートシンク10の溝13の形状を変形したところが相違するものであり、ここでは、その相違点を中心に述べることとする。
図4に示されるように、本実施形態においても、ヒートシンク10として、その他面12のうち第1の孔105と第2の孔106との間に対応する部位に、上記した空気の流れに沿って形成された溝13が設けられたものを用いる。ここで、上記第2実施形態では、溝13の外郭がヒートシンク10の他面12の外郭よりも内側に位置するものであったが、本実施形態の溝13は、その外郭が当該他面13の外郭まで拡がり、当該両外郭が一致した位置とされている。
このような本実施形態の溝13の場合も、両孔105、106の間を流れる空気の流れを安定して形成することができるから、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態においてキャビティ103の接触面104における両孔105、106の間の部位に、上記空気の流れに沿って形成された溝109を設けたところが上記第1実施形態と相違するものであり、ここでは、その相違点を中心に述べることとする。
このキャビティ103の接触面104における両孔105、106間の溝109を、ここでは孔間の溝109と言うこととする。この孔間の溝109は、たとえば、当該接触面104のうち上記図3(a)に示される第1の溝107と第2の溝108との間の部位を、凹ませることにより形成される。
本実施形態の場合、この孔間の溝109によって、両孔105、106の間を流れる空気の流れを安定して形成することができるから、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。つまり、この孔間の溝109は上記第2および第3実施形態に示したヒートシンク10の溝13と同様の機能を有する。なお、本実施形態は上記第2および第3実施形態と組み合わせてもよい。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態においてキャビティ103の接触面104における両孔105、106の間の部位に、上記空気の流れをスムーズにするための傾斜面110を設けたものである。
この傾斜面110によって、両孔105、106の間を流れる空気の流れを安定して形成することができるから、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。なお、本実施形態は上記第2および第3実施形態と組み合わせてもよい。
(第6実施形態)
図8は、本発明の第6実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態においてキャビティ103の接触面104における第2の孔106よりも外側(つまり第2の孔106よりもヒートシンク10の他面の周辺部側)の部位に、環状の突起111を設けたところが相違する。
そして、本製造方法では、この突起111の先端部をヒートシンク10の他面に接触させた状態で、上記第1実施形態と同様にモールド工程を行う。それによれば、この突起111がモールド樹脂50の進行をせき止めるダムの役割を果たすため、樹脂バリの防止の点で好ましい。
また、第2の孔106からキャビティ103に空気が漏れようとするのを、当該突起111がせき止めるため、モールド樹脂50内のボイドの発生等を防止することができる。なお、本実施形態は上記第2〜第6実施形態と組み合わせてもよい。
(第7実施形態)
図9は、本発明の第7実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態においてヒートシンク10の他面12のうち第2の孔106に対向する部位に、柱状をなす柱状突起14を設けたところが相違するものである。
このヒートシンク10の柱状突起14は、ヒートシンク10を金型100に設置したときに当該柱状突起14が第2の孔106に挿入され、第2の孔106と当該第2の孔106よりも外側のキャビティ103との間を密閉するものである。
そして、本製造方法では、この柱状突起14による上記密閉状態にて、上記第1実施形態と同様にモールド工程を行う。それによれば、第2の孔106からキャビティ103に空気が漏れだすのを防止できるため、モールド樹脂50内のボイドの発生等を防止することができる。
(第8実施形態)
図10は、本発明の第8実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第2実施形態と同様に、ヒートシンク10の他面12に溝13を設けてモールド工程を行うものであるが、そのヒートシンク10の溝13の形状を変形したところが相違するものである。
具体的には、図10に示されるように、ヒートシンク10の溝13に、上記空気の流れをスムーズにするための傾斜面13aを設けたものである。ここでは、第1の孔105から当該溝13内に吹き込まれた空気を第2の孔106に案内するように傾斜した傾斜面13aとされている。
そして、この傾斜面13aによって、両孔105、106の間を流れる空気の流れを安定して形成することができるから、ヒートシンク10の平面度の精度に関係なく、樹脂バリ防止を行うことができる。
(第9実施形態)
図11は、本発明の第9実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第2実施形態と同様に、ヒートシンク10の他面12に溝13を設けてモールド工程を行うものであるが、そのヒートシンク10の溝13の形状を変形したところが相違するものである。
具体的には、図11に示されるように、ヒートシンク10の溝13のうち第2の孔106寄りの部位13bをより深く形成し、ここに、進行してくるモールド樹脂50を溜めるようにしている。つまり、この部位13bは樹脂貯留部13bとして機能するものである。それによれば、樹脂バリ防止の点で好ましい。
(第10実施形態)
図12は、本発明の第10実施形態に係るモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態において第1の孔105と第2の孔106とで開口面積を異ならせたところが相違するものである。具体的には、第1の孔105の開口面積が第2の孔106の開口面積よりも小さいものとされている。このことは、たとえば当該孔の幅や孔径を変えて開口面積を変えることで容易に実現できる。
それによれば、第1の孔105の吹き込み圧力と第2の孔106の吹き出し圧力とでは、第1の孔105の方が高圧となり、第2の孔106の方が低圧となるので、モールド樹脂50は、ヒートシンク10の他面12の周辺部側の第2の孔106から内部側の第1の孔105へ向かう方向に対して、より流れにくくなる。
つまり、本製造方法によれば、ヒートシンク10の他面12の周辺部側から内部側へ侵入しようとするモールド樹脂50が、当該内部側に位置する第1の孔105側へ流れるのをより抑制しやすいという利点がある。それとともに流体がヒートシンク10の他面12より外のキャビティ103内に広がることをより抑制しやすい。
なお、本製造方法は、両孔105、106の孔の開口面積を変える構成であるから、上記第1実施形態だけでなく、上記した各実施形態に組み合わせて適用することが可能である。
(参考例)
図13は、本発明の参考例としてのモールド工程を示す図であり、同工程におけるワークおよび金型100の要部の概略断面図である。
この例は、ヒートシンク10の樹脂バリを防止するものではないが、上記第1実施形態に示した樹脂バリ防止の製造方法を、リードフレーム30のアウターリードにおける樹脂バリの防止に応用したものである。
図13に示されるように、本例では、モールド工程において、金型100のキャビティ103から漏れ出してくるモールド樹脂50が、リードフレーム30のアウターリードに付着するのを防止する。
そのために、本例では、金型100(ここでは上型101)において上記アウターリードと接触する内面に、上記第1の孔105、第2の孔106を、キャビティ103側とは反対側からキャビティ103側へ向かって順次配列した形で設けている。
このものによれば、モールド工程では、金型100の外部から第1の孔105から空気を吹き込み、第2の孔106から吹き出させることにより、当該アウターリードに対してキャビティ103とは反対側からキャビティ103側へ向かう空気の流れが形成される。そして、この状態においてモールド樹脂50の充填を行えば、アウターリード側へのモールド樹脂50の漏れ出しが防止されるため、アウターリードにおける樹脂バリの防止がなされる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態において、第1の孔105から吹き込み第2の孔106から噴出させる流体としては、上記空気に代えて窒素などの空気以外の気体、溶融状態のはんだなど溶融金属等の流体でもよい。
10 ヒートシンク
11 ヒートシンクの一面
12 ヒートシンクの他面
13 ヒートシンクの溝
20 半導体素子としてのICチップ
50 モールド樹脂
100 金型
103 キャビティ
105 第1の孔
106 第2の孔

Claims (3)

  1. 板状のヒートシンク(10)の一面(11)側に半導体素子(20)を接合し、前記ヒートシンク(10)および前記半導体素子(20)をモールド樹脂(50)で封止するとともに、前記ヒートシンク(10)の他面(12)を前記モールド樹脂(50)より露出させてなる半導体装置の製造方法において、
    前記モールド樹脂(50)の封止工程では、前記モールド樹脂(50)の成形用の金型(100)のキャビティ(103)に、前記半導体素子(20)が接合された前記ヒートシンク(10)を、当該ヒートシンク(10)の他面(12)が前記キャビティ(103)の内面に接触するように配置した後、前記キャビティ(103)に前記モールド樹脂(50)を充填することにより、前記モールド樹脂(50)の封止を行うものであり、
    前記金型(100)として、前記キャビティ(103)における前記ヒートシンク(10)の他面(12)と接触する内面のうち前記ヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部に対応する部位に、前記キャビティ(103)と前記キャビティ(103)の外部とを連通する第1の孔(105)および第2の孔(106)が設けられるとともに、前記第1の孔(105)、前記第2の孔(106)は前記ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かって順次配列されているものを用い、
    前記モールド樹脂(50)の封止工程では、前記キャビティ(103)の外部から前記第1の孔(105)を介して前記キャビティ(103)へ流体を吹き込むとともに、前記第2の孔(106)を介して前記流体を前記キャビティ(103)から吹き出させることにより、前記キャビティ(103)内において、前記ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かう前記流体の流れを形成した状態とし、この状態において前記モールド樹脂(50)の充填を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 板状のヒートシンク(10)の一面(11)側に半導体素子(20)を接合し、前記ヒートシンク(10)および前記半導体素子(20)をモールド樹脂(50)で封止するとともに、前記ヒートシンク(10)の他面(12)を前記モールド樹脂(50)より露出させてなる半導体装置の製造方法において、
    前記モールド樹脂(50)の封止工程では、前記モールド樹脂(50)の成形用の金型(100)のキャビティ(103)に、前記半導体素子(20)が接合された前記ヒートシンク(10)を、当該ヒートシンク(10)の他面(12)が前記キャビティ(103)の内面に接触するように配置した後、前記キャビティ(103)に前記モールド樹脂(50)を充填することにより、前記モールド樹脂(50)の封止を行うものであり、
    前記金型(100)として、前記キャビティ(103)における前記ヒートシンク(10)の他面(12)と接触する内面のうち前記ヒートシンク(10)の他面(12)の周辺部に対応する部位に、前記キャビティ(103)と前記キャビティ(103)の外部とを連通する第1の孔(105)および第2の孔(106)が設けられるとともに、前記第1の孔(105)、前記第2の孔(106)は前記ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かって順次配列されているものを用い、
    前記モールド樹脂(50)の封止工程では、前記キャビティ(103)の外部から前記第1の孔(105)を介して前記キャビティ(103)へ流体を吹き込むとともに、前記第2の孔(106)を介して前記流体を前記キャビティ(103)から吹き出させることにより、前記キャビティ(103)内において、前記ヒートシンク(10)の他面(12)の内部側から周辺部側に向かう前記流体の流れを形成した状態とし、この状態において前記モールド樹脂(50)の充填を行うものであり、
    さらに、前記ヒートシンク(10)として、その他面(12)のうち前記第1の孔(105)と前記第2の孔(106)との間に対応する部位に、前記流体の流れに沿って形成された溝(13)が設けられたものを用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記金型(100)として、前記第1の孔(105)の開口面積が、前記第2の孔(106)の開口面積よりも小さいものを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
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