JP5481977B2 - 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス - Google Patents
温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5481977B2 JP5481977B2 JP2009163663A JP2009163663A JP5481977B2 JP 5481977 B2 JP5481977 B2 JP 5481977B2 JP 2009163663 A JP2009163663 A JP 2009163663A JP 2009163663 A JP2009163663 A JP 2009163663A JP 5481977 B2 JP5481977 B2 JP 5481977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- current
- control
- control unit
- optical element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1919—Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the type of controller
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
しかし、半導体光素子(以下、単に光素子ともいう)に電流を印加して駆動した場合、光素子の自己発熱により素子活性層部の温度が上昇する。その結果、素子活性層部を形成している半導体のバンドギャップエネルギーが変動し、光素子の光学特性が変化する場合がある。
また、下記特許文献2には、波長ロック型LDデバイスにおけるTEC素子の発熱/冷却作用をフィードバック補償しながら出力波長を一定に維持させて駆動するにあたり、当該コントローラを、簡単にかつ瞬時的に温度制御系から出力波長制御系に切替えて、当該制御における不連続性の発生を有効に抑制する方法が記載されている。
また、温度検出デバイスは、一般的に、光素子の近傍に配置されるため、光素子の温度が実際に変化してから、温度検出デバイスが当該温度変化を検出するまでに所定の時間がかかる。
図1に、駆動電流が印加された光素子の出力を一定にするため、フィードバック温度制御(例えば、PID制御)を行なった場合の光素子の出力電圧の時間変化を示す。なお、図1に示す例では、光素子として、SOAを用い、SOAの入力信号として、1552.5nmの波長及び−15dbmのパワーを有する光信号を用いた。この図1では、縦軸がSOAの出力電圧(光出力パワー)を示し、横軸(対数軸)が時間経過を示す。
しかし、上述したように、SOAでの温度変化が温度検出デバイスに到達するまでに約1秒かかるほか、温度制御デバイスからの冷却熱がSOAに到達するまでに所定の時間を要する。その結果、例えば、駆動電流が300mAの場合、駆動電流が印加されてからSOAの光出力パワーは安定(収束)するまでには、約100秒かかる。
ところで、光素子の光出力パワーの上記減衰を補償すべく、光素子に印加される駆動電流量そのものを増加させる方法もあるが、この場合、駆動電流量の増加に伴って、SOAの自己発熱も増加するので、光出力パワーはさらに低下することとなる。そのため、光素子の出力レベルを一定に制御するために駆動電流量を制御する方法は有効でない。
そのため、より高速に光素子を電流制御する場合、フィードバック制御による温度制御では、出力特性の変動に追従できないことがある。また、光素子の周囲の温度状態によっても、光素子の熱状態が変化する場合があり、フィードバック制御では、前記温度変化に高速に対応できないことがある。
電流制御する制御部と、前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を測定した結果に基づいて決定された時間だけ、光デバイスに入力される入力信号に遅延を与える遅延部と、をそなえ、前記制御部が、前記入力信号が前記光デバイスに入力された時点から前記温度制御部を電流制御し、前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間に相当する時間だけ遅延が与えられた入力信号に同期したタイミングにて前記駆動電流を前記光素子に印加する、温度制御装置を用いることができる。
〔1〕一実施形態
(1.1)光モジュール構成
図2は光モジュールの構成の一例を示す図である。
チップ201は、駆動電流を印加されることにより所定の光学機能を発揮する。チップ201には、例えば、電流により波長を制御可能なチューナブルLD,出力をパルス状に出力可能な半導体LD,SOA及びPDなどの各種光機能デバイスを用いることができる。
また、ステム204は、キャリア203を搭載する。ステム204には、例えば、金属部材を用いることができる。
ペルチェTEC205は、チップ201の温度を変化させる。例えば、ペルチェTEC205は、電流(以下、ペルチェ電流という)を印加されることにより、当該ペルチェ電流に応じた冷却熱を発生する。ペルチェTEC205は、例えば、バイアス駆動されることにより、ターゲットを冷却するほか加熱することもできる。なお、ペルチェTEC205の代わりに、例えば、ヒータや水冷デバイスなどの他の温度制御デバイスを用いてもよい。ヒータは、駆動電流に応じた熱を発生させる温度制御デバイスであり、水冷デバイスは、例えば、駆動電流量に応じて冷却水の流量を制御することにより、温度制御可能なデバイスである。
キャリア203及びステム204は、例えば、チップ201の歩留まり、コスト、評価工程を考慮して、通常は分離して配置される。具体的には、例えば、ステム204は、一般的に、レンズ等の光学部品を搭載するので、チップ201を搭載したキャリア203とステム204とを一体で製作した後で、チップ201が品質を満たさないと評価された場合には全てを取り換えることとなり、コストがかかるからである。また、チップ201は他の部材(サーミスタ202,レンズなど)に比して小さいため、チップ201単体では評価できない。そこで、チップ201は、通常、キャリア203にボンディングされ、キャリア203のパターンを用いて通電され評価される。そして、当該評価に合格したチップ201がステム204に搭載されるが、前記ボンディングの際に熱が加えられるため、その時点でチップ201が破壊される可能性がある。そのため、キャリア203にボンディング済みのチップ201を評価し、キャリア203と別に設けられたステム204にキャリア203を搭載したほうが効率的であるからである。
そして、チップ201で発生した熱は、例えば、熱時定数t2(t2>0)の経過後、サーミスタ202に到達し、サーミスタ202においてチップ201の温度変化が検出(観測)される。ここで、熱時定数t2は、熱量が、チップ201からキャリア203を介してサーミスタ202に到達するまでにかかる時間を表す。そのため、t2は、例えば、キャリア203の材料,チップ201とサーミスタ202との距離などにより異なる値をとる。
以上のように、t2は、チップ温度のフィードバック制御を行なう場合の収束時間(チップ201の温度を一定にするまでに要する時間)を増大させる要因の一つである。
そのため、ペルチェTEC205で発生した熱は、例えば、ペルチェTEC205で発生してから熱時定数t1(t1>0)経過後にチップ201に到達し、ペルチェTEC205で発生してから熱時定数t3(t3>0)経過後にサーミスタ202に到達する。ここで、熱時定数t1は、熱量が、ペルチェTEC205からステム204及びキャリア203を介してチップ201に到達するまでにかかる時間を表す。また、熱時定数t3は、熱量が、ペルチェTEC205からからステム204及びキャリア203を介してサーミスタ202に到達するまでにかかる時間を表す。そのため、t1及びt3は、例えば、ステム204及びキャリア203の材料,キャリア203及びステム204の材料幅などにより異なる値をとる。
(1.2)光モジュール200の時間応答特性
ここで、光モジュール200のチップ201に対して、例えば、約300mAのパルス状駆動電流を印加した場合における光モジュール200の各パラメータ時間応答波形の一例を図3に示す。
サーミスタ202は、チップ温度が上昇してからt2経過後に、チップ201で発生した熱を検出する〔図3の(4)サーミスタ温度を参照〕。
チップ201の光出力は、チップ温度の上昇により、「t2+t1(≒t3)+制御時間」の間、下がり続ける〔図3の(3)光出力を参照〕。ここで、制御時間は、サーミスタ温度が低下してからペルチェTEC205が冷却熱を生成するまでの時間をいう。
一般的な光モジュール200及び温度制御装置(サーミスタ202及びペルチェTEC205など)を用いてフィードバック温度制御を行なう場合、「t2+t1(≒t3)+制御時間」が約1秒程度であることは図1で示したとおりである。
一方、駆動電流の印加を停止した場合、自己発熱によるチップ温度の上昇は停止するが、ペルチェTEC205からの冷却熱はしばらくの間供給されるので、チップ温度は低下する。そのため、一時的に光出力は増加する。サーミスタ205は、チップ温度の上昇が停止してからt2経過後に、その温度変化を検出するため、ペルチェTEC205による温度制御がt2遅れるためである。光出力の一時的な増加は、駆動電流の停止後、「t2+t1(≒t3)+制御時間」の間、継続する。
以降、ペルチェTEC205によりチップ201の冷却と加熱とが繰り返され、チップ温度は一定値に収束していく。この収束時間については、図1で示したとおり、駆動電流量に応じて変化する。
そこで、本例では、駆動電流の印加に先だって、ペルチェ電流を制御する。例えば、本例の光モジュール200は、予めt1を算出しておき、駆動電流の印加よりもt1前にペルチェ電流を制御することにより、チップ201の自己発熱による温度上昇と、ペルチェTEC205によるチップ201の冷却とを略同時に進行させる。その結果、チップ温度の変動を抑制することができるので、温度制御をより高速に行なうことが可能となる。
そこで、以下、t1〜t3の算出方法について説明する。
(1.3)t1〜t3の算出方法
まず、図4を用いて熱時定数t2の算出方法を説明する。図4はペルチェ電流を一定とした場合の光モジュール200の各パラメータの時間応答波形を示す図である。
すると、上述したように、駆動電流の印加によりチップ201は自己発熱し、チップ温度が上昇し始める〔図4の(3)チップ温度を参照〕。
そこで、例えば、後述する電流制御部106が、上記動作環境下で、駆動電流を印加してからサーミスタ202が温度変化を検出するまでの時間を計測することにより、熱時定数t2を決定することができる。
この図5に示すように、熱時定数t1及びt3を算出する場合、例えば、チップ201に一定の駆動電流を印加しておき〔図5の(1)駆動電流を参照〕、さらに、ペルチェTEC205にパルス状のペルチェ電流を印加する〔図5の(2)ペルチェ電流を参照〕。なお、図5に示す例では、ペルチェTEC205から冷却熱を発生させるペルチェ電流(冷却側)を印加しているが、ペルチェTEC205が発熱するペルチェ電流(加熱側)を印加してもよい。
ペルチェTEC205からの冷却熱により、ペルチェ電流の印加時からt1後にチップ温度が低下し始め〔図5の(4)チップ温度を参照〕、これに伴って、光出力(強度又は波長)が上昇し始める〔図5の(5)光出力を参照〕。
また、同様に、例えば、後述する電流制御部106が、上記動作環境下で、ペルチェ電流の印加時からサーミスタ温度が低下し始めるまでの時間を計測することにより、熱時定数t3を決定することができる。
(1.4)光デバイス構成
図6は一実施形態に係る光デバイスの構成の一例を示す図である。
この図6に示す光デバイス300は、例示的に、分波部100と、光モジュール200と、分波部102と、PD103と、入力モニタ部104と、レベル制御部105と、電流制御部106とをそなえる。また、当該光デバイス300は、例示的に、PD107と、出力モニタ部108と、遅延部109と、温度センサ(第1の温度センサ)11とをそなえる。
PD103は、入力された光信号を電気信号に変換する。本例のPD103は、分波部100により分波された入力信号を電気信号に変換し、入力モニタ部104に出力する。
入力モニタ部104は、入力された電気信号の強度を監視(モニタ)する。本例の入力モニタ部104は、PD103から入力される電気信号の強度を監視し、その監視結果をレベル制御部105に出力する。
ここで、光モジュール200は、例えば、入力信号に対して所定の光学処理を施す。このため、光モジュール200は、例示的に、チップ201,サーミスタ202,キャリア203,ステム204及びペルチェTEC205をそなえる。なお、チップ201,サーミスタ202,キャリア203,ステム204及びペルチェTEC205の各動作については、図2を用いて前述したとおりである。
PD107は、入力された光信号を電気信号に変換する。本例のPD107は、分波部102により分波された出力信号を電気信号に変換し、出力モニタ部108に出力する。
出力モニタ部108は、入力された電気信号の強度を監視(モニタ)する。本例の出力モニタ部108は、PD107から入力される電気信号の強度を監視し、その監視結果をレベル制御部105に出力する。
電流制御部(制御部)106は、ペルチェTEC205を電流制御する。例えば、電流制御部106は、レベル制御部105からの制御信号,サーミスタ202により検出されるチップ201の温度変化,温度センサ11による周囲温度の計測結果などに基づき、駆動電流,ペルチェ電流を制御する。電流制御部106からの駆動電流は、チップ201に供給され、ペルチェ電流はペルチェTEC205に供給される。
即ち、上記ペルチェTEC205及び電流制御部106は、温度制御装置の一例として機能する。
ここで、図7に上記光デバイス300の各パラメータ時間応答波形を示す。
そして、図7に示すように、電流制御部106は、チップ201に駆動電流を印加するよりもt1早く、ペルチェTEC205にFF制御量に相当するペルチェ電流を印加する〔図7の(2)ペルチェ電流を参照〕。
以上のように、本例では、駆動電流の印加に先だってペルチェ電流の制御を行なう。これにより、チップ温度の変動を抑制することができ、チップ201の温度制御を高速化することが可能となる。
ここで、図8(A)及び図8(B)を用いて、フィードバック温度制御時の温度変化とフィードフォワード温度制御時の温度変化とを比較する。図8(A)はフィードバック制御を用いた場合のチップ温度の時間変化を示す図であり、図8(B)はフィードフォワード温度制御を用いた場合のチップ温度の時間変化を示す図である。
この図9に示すように、本例では、光通信用MSA(Multi Source Agreement)14ピンバタフライパッケージに、SOA素子を気密封止している。また、ヒートシンクは約4℃/Wの熱抵抗を有し、空冷ファンにより風速約0.4m3/分で強制的に空冷している。さらに、光モジュール200の周囲の温度は25℃であり、チップ温度の制御目標値を25℃とした。
図8(A)に示すように、フィードバック温度制御では、時刻0において、チップ201に駆動電流が印加され始めるとともに、サーミスタ202の温度が上昇する。図8(A)の符号cから分かるように、ペルチェTEC205によりチップ201の冷却が行なわれない場合、初期温度から25度程度(サーミスタ電圧で換算すると800mV程度)温度が上昇するが、最初の約1〜2秒で急激に温度が上昇する。
ここで、図8(A)の符号dから分かるように、フィードバック温度制御では、チップ201が発熱してから所定の時間後にペルチェTEC205による温度制御が開始されるので、温度ずれ幅も大きく、チップ温度が収束するまでの復帰時間も20秒程度かかる。
このため、図8(B)の符号dをみると、図8(A)に示す例よりも温度ずれ幅は小さく、チップ温度も4.5秒程度で収束している。
図8(A)及び図8(B)に示した例では、いずれも、同一のチップ201,サーミスタ202,キャリア203,ステム204及びペルチェTEC205を用いて計測した。しかし、上記計測にて用いたペルチェTEC205は、従来の発想に基づいたペルチェ素子であったため、冷却能力が良くない。実際は、図8(A)及び図8(B)の符号cに示す発熱曲線と、時間軸を中心として線対称な冷却曲線を有するペルチェTEC205を用いるのが望ましい。今回の実験に使用したペルチェTEC205は、冷却能力が低いことから、チップ201の発熱量をペルチェ冷却熱により逃がすことができなかったため、チップ温度が収束するまで4.5秒程度かかったが、より冷却能力の高いペルチェTEC205を用いれば、本例では、さらにチップ201の温度収束を高速化することができる。
これに対して、図8(A)に示したフィードバック温度制御では、ペルチェTEC205の冷却能力を高くしても、チップ201の温度変化を検知するまでに2秒程度かかっているため、チップ温度の収束時間を少なくとも2秒以下にすることはできない。
(1.5)FF制御量の算出方法
次に、フィードフォワード制御に係るペルチェ電流量(FF制御量)の算出方法について説明する。
しかし、光モジュール200への入力信号が変動する場合、出力パワー(レベル)一定制御下では、入力パワー(レベル)の変動に応じて駆動電流が変化するので、チップ201での自己発熱量も変動する。
ここで、図12に光モジュール200における熱の入出力関係を例示する。なお、図12に示す光モジュール200は、例示的に、図2に示す構成に加えて、放熱用のヒートシンク(放熱フィン)206をそなえる。なお、光モジュール200がヒートシンク206を有さない場合であっても、光モジュール200の他の部分から自然放熱は生じるので、以下の算出方法は適用可能である。
一方、図12に示す系の冷却(発散)成分としては、例えば、ペルチェ電流ITECに比例する冷却熱量Pperと、チップ201の制御目標値(目標温度)と光モジュール200の周囲温度との差ΔTに比例する自然放熱量Penvとがある。ここで、前記目標温度は、例えば、ユーザにより設定される。なお、ヒートシンク206が、例えば、インテリジェントな強制空冷(チップ温度に応じて内蔵ファンの回転数を制御する等)を受ける場合、Penvは複雑に変化する場合がある。ただ、ヒートシンク206の放熱フィンに一定の風量を与えるような強制空冷を行なう場合、Penvは、チップ201の目標温度と周囲温度との差ΔTに比例する。
Idriveについては、入力信号などに関する情報から算出することができる。例えば、チップ201がSOAである場合、入力信号のレベル(パワー)が分かれば、電流制御部106は、当該入力レベルに対する所望の出力レベル(パワー)を得るためのIdriveを算出することができる。また、例えば、チップ201が波長可変LDとして構成される場合、当該波長可変LDの制御波長が分かれば、電流制御部106は、当該制御波長に基づくIdriveを算出することができる。
そこで、本例では、例えば、光モジュール200の外部に温度センサ11を設けることにより、周囲温度を検出する。
以上のように、Idrive及びΔTの値、及び、式(7)からITEC(FF制御量)を算出することが可能となる。
この図13に示すように、例えば、目標温度と周囲温度とが等しい場合(ΔT=0の場合)、Idrive=0mAであれば、チップ201の自己発熱がないため、ペルチェTEC205を駆動させなくてもよいので、ITEC=0mAとなる。
また、目標温度が周囲温度よりも低い場合(ΔT<0の場合)、Idrive=0mAであっても、チップ201の温度は周囲温度に近づこうとするため、ペルチェTEC205により冷却することになり、ITECは冷却側のある一定の電流値となる。
さらに、上記いずれの場合であっても、Idriveを増加させていくと、チップ201の自己発熱量が増加するため、その発熱分を冷却することとなり、ITECも増加する。そのため、図13に例示するITECのグラフは、Idriveが増加するにしたがって、スタート点(Idrive=0mA)よりも紙面上側(冷却側)へ推移する。
このとき、例えば、Idrive=Ifとすると、系列IIから、ITECの増加分fを得ることができるので、上記ΔT及びIdriveにおいて、光モジュール200の温度平衡状態を保つITEC=hは、次式(8)で算出される。
ここで、図14及び図15に系列I及び系列IIのペルチェ電流量の一例を示す。なお、ペルチェ電流量が「+」の場合は、ペルチェTEC205により冷却が行なわれる一方、ペルチェ電流量が「−」の場合は、ペルチェTEC205により加熱が行なわれる。
ここで、本例の温度制御方法及び光デバイス300の動作の一例について説明する。なお、以下に示す例では、駆動電流の印加に伴うチップ温度の上昇を抑制すべく、例えば、駆動電流の印加前に、サーミスタ202により検出される温度を前記目標温度とした。
そして、光デバイス300の運用時などにおいて、電流制御部106により、入力信号に関する情報(入力変動や、波長制御信号など)に基づき、出力レベルを一定に制御するIdriveを算出する。
さらに、電流制御部106は、図15に示す測定結果に基づいて、前記算出したIdriveに対応するITEC(f)を算出する。
次いで、電流制御部106は、ITECを印加してからt1経過後、入力信号がチップ201に入力されるタイミングで、前記算出したIdriveをチップ201に印加する。
一方、Idriveの供給を停止する場合にも、例えば、Idriveの停止よりt1早くITECを停止すれば、チップ温度の大幅な抑制することができ、光デバイス300の温度制御を高速化することが可能となる。
上述した例では、チップ温度をフィードフォワード制御する例について説明したが、本例のように、フィードフォワード温度制御とフィードバック温度制御とを併用(ハイブリッド制御)してもよい。
図16に第1変形例に係る光デバイス300´の構成の一例を示す。
遅延部109は、入力された光信号に所定の遅延を与える。本例の遅延部109は、例えば、入力信号に対して少なくともt1に相当する遅延を与えることができる。
ヒートシンク(放熱フィン)206は、光モジュール200での発熱を外部へ放出する。本例のヒートシンク206は、例えば、送風機(ファン)などから一定の風量を与えられることにより、光モジュール200の熱量を外部へ発散(放出)することができる。
電流制御部3は、サーミスタ202により検出されるチップ温度,温度センサ11により検出される周囲温度,レベル制御部5からの各種制御情報などに基づいて、光モジュール200に供給するペルチェ電流及び駆動電流を制御する。このため、電流制御部3は、例示的に、フィードバック制御部9と、フィードフォワード制御部10と、加算部12とをそなえる。
フィードフォワード温度制御では、系全体の発熱量が予め予測できないと制御できないが、本例の電流制御部3は、上述したように、図14及び図15に例示するテーブルを事前に測定しておくことで、チップ201の発熱量を予測することができる。そして、電流制御部3は、例えば、入力信号や駆動電流の印加(または変動)よりも先に、温度制御部205に供給する駆動電流(ペルチェ電流)を制御する。
また、本例の光デバイス300´は、フィードフォワード温度制御とフィードバック温度制御とを併用するので、例えば、入力信号のON/OFFなどに起因するチップ温度の急峻な変動に対してはフィードフォワード温度制御で対応し、一方、周囲温度の変化によるチップ温度の緩慢な変動に対してはフィードバック温度制御で対応することができる。その結果、チップ温度の出力安定化を高速に実現することが可能となる。
レベル制御部5は、入力モニタ部1により検出された入力レベル監視結果と、出力モニタ部2により検出された出力レベル監視結果とに基づいて、素子駆動制御部6,フィードバック制御部9及びフィードフォワード制御部10などに各種制御信号を通知する。この制御信号には、例えば、入力信号の変動に関する情報(入力信号が変動するタイミングや、変動量など)が含まれる。
遅延部7は、素子駆動制御部6からの駆動電流に所定の遅延を与える。遅延部7が駆動電流に与える遅延は、例えば、遅延部109が入力信号に与える遅延(例えば、t1)と同じにすることができる。これにより、入力信号の印加(または変動)タイミングと、駆動電流の印加(または変動)タイミングとを同期させることが可能となる。なお、遅延部7での遅延量は、例えば、素子駆動制御部6からの制御により制御するようにしてもよい。
本例の光デバイス300´の動作の一例について説明する。
まず、レベル制御部5は、入力モニタ部1により検出される入力信号の変動に関する情報を得る。なお、監視制御部5は、例えば、入力信号が入力モニタ部1に入力される前に外部から入力信号に関する情報を得られるようにしてもよい。なお、例えば、監視制御部5が、入力信号の入力よりもt1以上早く前記情報を得られるような場合、図16に例示する光デバイス300´の構成から遅延部109及び遅延部7を省略してもよい。
このとき、例えば、フィードバック制御部9は、フィードフォワード制御部10での処理が完了するまで一時的にフィードバック温度制御を中断しておくこともできる。
電流制御部3は、レベル制御部5から通知された駆動電流値(Idrive)と、前記算出したΔTとに基づき、図14に例示する系列Iに関するテーブルと図15に例示する系列IIに関するテーブルとから、FF制御量(ITEC)を算出する。
素子駆動制御部6は、レベル制御部5から通知される駆動電流量を、フィードフォワード制御部10からの通知される駆動タイミングで、生成して出力する。素子駆動制御部6から出力された駆動電流は、遅延部7で所定の遅延(例えば、t1)を受け、素子駆動部8に入力される。そして、素子駆動部8は、遅延部7から入力される駆動電流を用いて、光素子201を駆動する。従って、駆動電流は、ペルチェ電流が温度制御部205に印加されてからt1後に、光素子201に印加される。また、入力信号も、ペルチェ電流が温度制御部205に印加されてからt1後に、光素子201に印加される。これにより、駆動電流の印加によりチップ温度が上昇するt1前に、温度制御部205による冷却制御(フィードフォワード温度制御)を行なうことができる。
さらに、駆動電流を停止する場合、電流制御部3は、例えば、上記動作と同様の流れで、ペルチェ電流のフィードフォワード制御を行なうことができる。また、入力信号が変化した場合や、光素子201の駆動状態が変化した場合などに、上記フィードフォワード制御を開始するようにしてもよい。
また、入力信号光は、波長分割多重(Wavelength Divisional Multiplexing、WDM)信号光であってもよい。この場合、光モジュール200は、例えば、複数のチップ201を有するN(Nは2以上の整数)アレイ素子として構成されることができる。Nアレイ素子として構成された光モジュール200は、例えば、図2に示した構成において、チップ201を紙面垂直方向に複数そなえる。なお、前述した構成はあくまで一例であり、その他の各種構成により、光モジュール200をNアレイ素子として構成することもできる。例えば、サーミスタ202の周囲に円状に複数のチップ201を設けてもよい。
Nアレイ素子は、チップ201の各種特性が均一になるよう作成されるため、どのチップ201に対しても一定の駆動電流を印加した場合、光モジュール200全体の発熱量はチップ201の同時駆動数に比例する。例えば、2個のチップ201に同一の駆動電流を印加した場合、その発熱量は、1個のチップ201に前記駆動電流を印加した場合に生じる発熱量の2倍となる。
例えば、2個のチップ201を同時に駆動する場合、一方のチップ201に100mAの駆動電流を印加し、他方のチップ201に200mAの駆動電流を印加するのであれば、図15に示すテーブルに基づいて、Idrive=100mAのときのペルチェ電流量とIdrive=200mAのときのペルチェ電流量とを加算した値をFF制御量とすることができる。
ここで、本例の温度制御方法及び光デバイスの動作の一例について説明する。
まず、例えば、光デバイスの出荷試験時などに、電流制御部106が、N個のチップ201のうち1つについて、図14及び図15に示すような各測定値を取得する。このとき、N個のチップ201が直線状に配置される場合は、その中央付近のチップ201を前記測定の対象としてもよい。これにより、チップ201の製造時の特性のばらつきを平均化することが可能となる。そして、図4を用いて説明した方法などにより、光モジュール200の熱時定数t1を取得する。なお、t1に加えて、熱時定数t2及びt3を取得してもよい。この場合も、チップ201の製造時の特性のばらつきを考慮し、N個のチップ201が直線状に配置される場合は、その中央付近のチップ201を前記測定の対象としてもよい。
また、電流制御部106は、温度センサ11による周囲温度の測定結果と、サーミスタ202によるチップ温度の測定結果(目標温度)との差(ΔT)を算出し、図14に示す測定結果に基づいて、前記算出したΔTに対応するITECを求める。
そして、電流制御部106は、前記算出したITEC_1〜ITEC_Nの総和とITECとを加算することにより、FF制御量を算出し、入力信号がチップ201に入力されるタイミングよりもt1早く、当該FF制御量をペルチェTEC205に印加する。
以上のように、本例によれば、光モジュール200がNアレイ素子として構成される場合も、1個のペルチェTEC205によりフィードフォワード温度制御を行なうことができるので、各チップ201の温度制御をそれぞれ高速化することが可能となる。また、チップ201毎にペルチェTEC205などを有さなくてもよいので、光デバイスの装置規模を小型化することができる。
なお、上述した光モジュール200及び光デバイス300,300´の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせてもよい。
また、入力信号光は、バースト信号であってもよいし、周期的な信号光であってもよい。
〔5〕付記
(付記1)
駆動電流の印加により駆動する光素子と、前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、前記温度制御部を電流制御する制御部とをそなえた光デバイスにおける温度制御方法であって、
前記制御部が、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を決定し、
前記駆動電流が前記光素子に印加されるタイミングより前記決定した時間前に、前記温度制御部を電流制御する、
ことを特徴とする、温度制御方法。
前記光素子の周囲に設けられる第1の温度センサにより、前記光素子の周囲の温度(以下、環境温度という)を測定し、
前記制御部が、
前記光素子の制御目標となる温度(以下、目標温度という)と前記環境温度との温度差を測定し、
前記駆動電流と前記温度差とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、付記1記載の温度制御方法。
前記制御部が、
前記駆動電流が前記光素子に印加されていない状態で前記目標温度を変化させ、前記光素子の温度を前記変化後の目標温度にする第1の制御電流量を測定し、
前記目標温度と前記環境温度が等しい状態で前記駆動電流を変化させ、前記光素子の温度を前記目標温度にする第2の制御電流量を測定し、
前記第1の制御電流量と前記第2の制御電流量とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、付記2記載の温度制御方法。
前記制御部が、
前記光素子の温度を測定する第2の温度センサでの測定結果に基づいて、前記制御電流量をフィードバック制御する、
ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の温度制御方法。
前記光デバイスに入力される光信号が波長多重信号である、
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の温度制御方法。
(付記6)
前記光デバイスに入力される光信号がバースト信号である、
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の温度制御方法。
駆動電流の印加により駆動する光素子の温度を制御する温度制御装置であって、
前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、
前記温度制御部を電流制御する制御部と、をそなえ、
前記制御部が、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を決定し、
前記駆動電流が前記光素子に印加されるタイミングより前記決定した時間前に、前記温度制御部を電流制御する、
ことを特徴とする、温度制御装置。
前記光素子の周囲に設けられる第1の温度センサをそなえ、
前記第1の温度センサが、前記光素子の周囲の温度(以下、環境温度という)を測定し、
前記制御部が、
前記光素子の制御目標となる温度(以下、目標温度という)と前記環境温度との温度差を測定し、
前記駆動電流と前記温度差とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、付記7記載の温度制御装置。
前記制御部が、
前記駆動電流が前記光素子に印加されていない状態で前記目標温度を変化させ、前記光素子の温度を前記変化後の目標温度にする第1の制御電流量を測定し、
前記目標温度と前記環境温度が等しい状態で前記駆動電流を変化させ、前記光素子の温度を前記目標温度にする第2の制御電流量を測定し、
前記第1の制御電流量と前記第2の制御電流量とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、付記8記載の温度制御装置。
(付記10)
前記光素子の温度を測定する第2の温度センサをそなえ、
前記制御部が、
前記第2の温度センサでの測定結果に基づいて、前記制御電流量をフィードバック制御する、
ことを特徴とする、付記7〜9のいずれか1項に記載の温度制御装置。
(付記11)
前記光素子を複数そなえ、
前記複数の光素子に入力される光信号が波長多重信号である、
ことを特徴とする、付記7〜10のいずれか1項に記載の温度制御装置。
(付記12)
前記光素子に入力される光信号がバースト信号である、
ことを特徴とする、付記7〜10のいずれか1項に記載の温度制御装置。
駆動電流の印加により駆動する光素子と、
前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、
前記温度制御部を電流制御する制御部と、をそなえ、
前記制御部が、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を決定し、
前記駆動電流が前記光素子に印加されるタイミングより前記決定した時間前に、前記温度制御部を電流制御する、
ことを特徴とする、光デバイス。
2,108 出力モニタ部
3,106 電流制御部
4 TEC駆動部
5,105 レベル制御部
6 素子駆動制御部
7,109 遅延部
8 素子駆動部
9 フィードバック制御部
10 フィードフォワード制御部
11 第1温度センサ
12 加算部
100,102 分波部
103,107 PD
200 光モジュール
201 光素子(チップ)
202 第2温度センサ(サーミスタ)
203 キャリア
204 ステム
205 温度制御部(ペルチェTEC)
206 ヒートシンク(放熱フィン)
300,300´ 光デバイス
Claims (11)
- 駆動電流の印加により駆動する光素子と、前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、前記温度制御部を電流制御する制御部とをそなえた光デバイスにおける温度制御方法であって、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を測定した結果に基づいて決定された時間だけ、前記光デバイスに入力される入力信号に遅延を与え、
前記制御部が、
前記入力信号が前記光デバイスに入力された時点から前記温度制御部を電流制御し、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間に相当する時間だけ遅延が与えられた入力信号に同期したタイミングにて前記駆動電流を前記光素子に印加する、
ことを特徴とする、温度制御方法。 - 前記光素子の周囲に設けられる周囲温度センサにより、前記光素子の周囲の温度(以下、環境温度という)を測定し、
前記制御部が、
前記光素子の制御目標となる温度(以下、目標温度という)と前記環境温度との温度差を測定し、
前記駆動電流と前記温度差とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、請求項1記載の温度制御方法。 - 前記制御部が、
前記駆動電流が前記光素子に印加されていない状態で前記目標温度を変化させ、前記光素子の温度を前記変化後の目標温度にする第1の制御電流量を測定し、
前記目標温度と前記環境温度が等しい状態で前記駆動電流を変化させ、前記光素子の温度を前記目標温度にする第2の制御電流量を測定し、
前記第1の制御電流量と前記第2の制御電流量とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、請求項2記載の温度制御方法。 - 素子温度センサにより、前記光素子の温度を測定し、
前記制御部が、
前記測定された温度に基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量をフィードバック制御する、
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度制御方法。 - 前記光デバイスに入力される光信号が波長多重信号である、
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度制御方法。 - 前記光デバイスに入力される光信号がバースト信号である、
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度制御方法。 - 前記光素子の発熱量が、前記駆動電流の大きさの2乗に比例する値であることを仮定することにより、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の温度制御方法。 - 駆動電流の印加により駆動する光素子の温度を制御する温度制御装置であって、
前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、
前記温度制御部を電流制御する制御部と、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を測定した結果に基づいて決定された時間だけ、光デバイスに入力される入力信号に遅延を与える遅延部と、をそなえ、
前記制御部が、
前記入力信号が前記光デバイスに入力された時点から前記温度制御部を電流制御し、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間に相当する時間だけ遅延が与えられた入力信号に同期したタイミングにて前記駆動電流を前記光素子に印加する、
ことを特徴とする、温度制御装置。 - 前記光素子の周囲に設けられる周囲温度センサをそなえ、
前記周囲温度センサが、前記光素子の周囲の温度(以下、環境温度という)を測定し、
前記制御部が、
前記光素子の制御目標となる温度(以下、目標温度という)と前記環境温度との温度差を測定し、
前記駆動電流と前記温度差とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、請求項8記載の温度制御装置。 - 前記制御部が、
前記駆動電流が前記光素子に印加されていない状態で前記目標温度を変化させ、前記光素子の温度を前記変化後の目標温度にする第1の制御電流量を測定し、
前記目標温度と前記環境温度が等しい状態で前記駆動電流を変化させ、前記光素子の温度を前記目標温度にする第2の制御電流量を測定し、
前記第1の制御電流量と前記第2の制御電流量とに基づいて、前記温度制御部に供給する制御電流量を決定する、
ことを特徴とする、請求項9記載の温度制御装置。 - 光デバイスであって、
駆動電流の印加により駆動する光素子と、
前記光素子の温度を変化させる温度制御部と、
前記温度制御部を電流制御する制御部と、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間を測定した結果に基づいて決定された時間だけ、前記光デバイスに入力される入力信号に遅延を与える遅延部と、をそなえ、
前記制御部が、
前記入力信号が前記光デバイスに入力された時点から前記温度制御部を電流制御し、
前記温度制御部からの熱量が前記電流制御により発生してから前記光素子に到達するまでの時間に相当する時間だけ遅延が与えられた入力信号に同期したタイミングにて前記駆動電流を前記光素子に印加する、
ことを特徴とする、光デバイス。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009163663A JP5481977B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス |
| US12/833,200 US20110006124A1 (en) | 2009-07-10 | 2010-07-09 | Temperature control method, temperature control apparatus, and optical device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009163663A JP5481977B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011018833A JP2011018833A (ja) | 2011-01-27 |
| JP5481977B2 true JP5481977B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=43426744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009163663A Expired - Fee Related JP5481977B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20110006124A1 (ja) |
| JP (1) | JP5481977B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9739512B2 (en) * | 2010-08-09 | 2017-08-22 | Empire Technology Development Llc | Control system for thermoelectric devices |
| JP5919679B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2016-05-18 | 住友電気工業株式会社 | 光送信機 |
| JP6025317B2 (ja) * | 2011-10-24 | 2016-11-16 | 株式会社トプコン | モード同期レーザ光源装置及びこれを用いた光干渉断層撮影装置 |
| JPWO2013084746A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-27 | コニカミノルタ株式会社 | 光半導体パッケージ、マイケルソン干渉計、およびフーリエ変換分光分析装置 |
| JP2013229836A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光送受信装置 |
| CN104281177B (zh) * | 2013-07-03 | 2016-12-28 | 致茂电子股份有限公司 | 广域温度控制装置 |
| TWI534573B (zh) | 2013-07-03 | 2016-05-21 | 致茂電子股份有限公司 | 廣域溫度控制裝置 |
| JP6244768B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2017-12-13 | 住友電気工業株式会社 | 光送信器及び光送信器の起動方法 |
| JP6046071B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2016-12-14 | 古河電気工業株式会社 | 波長可変光源の制御装置および制御方法 |
| JP2016100380A (ja) | 2014-11-19 | 2016-05-30 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | レーザ装置、及び、光送信機 |
| WO2018158837A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | パイオニア株式会社 | 温度制御装置、温度制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 |
| JP6891957B2 (ja) * | 2017-06-28 | 2021-06-18 | 日本電気株式会社 | 光ファイバ増幅器および光ファイバ増幅システム |
| FR3076395B1 (fr) * | 2017-12-28 | 2020-01-17 | Thales | Dispositif de controle thermique d'un composant, systeme electronique et plate-forme associes |
| US10651626B2 (en) | 2018-08-10 | 2020-05-12 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Laser control |
| US11901259B2 (en) * | 2020-09-03 | 2024-02-13 | Baidu Usa Llc | Acclimated regulating system for electronics packages |
| WO2022216525A1 (en) * | 2021-04-07 | 2022-10-13 | Pentax Of America, Inc. | Laryngeal stroboscope utilizing solid state light sources |
| CN114296491A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-08 | 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 | 光学器件的温度控制方法及装置、存储介质及电子装置 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04229681A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-08-19 | Ricoh Co Ltd | 補償用半導体レーザ付半導体レーザ及びその駆動回路 |
| JPH05283815A (ja) * | 1992-04-03 | 1993-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | アレイレーザ |
| JPH0758416A (ja) * | 1993-08-09 | 1995-03-03 | Miyazaki Densen Kogyo Kk | レーザーダイオード冷却装置 |
| JP3298042B2 (ja) * | 1995-09-14 | 2002-07-02 | コニカ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
| JP2001308793A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光送信方法および装置 |
| JP4491184B2 (ja) * | 2002-03-19 | 2010-06-30 | 日本電気株式会社 | 発光モジュールの温度制御回路 |
| US6837059B2 (en) * | 2002-09-17 | 2005-01-04 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Temperature adjustment device and laser module |
| JP2004356579A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Toshiba Corp | レーザ光出力装置、映像表示装置、および半導体レーザの駆動制御方法 |
| US7081712B2 (en) * | 2003-12-30 | 2006-07-25 | General Instrument Corporation | Thermal cooler for a laser diode package |
| CN101341000B (zh) * | 2005-12-15 | 2011-08-24 | 通快机床两合公司 | 用于激光装置的光学元件的状态识别的方法以及激光装置 |
| US7911443B2 (en) * | 2006-08-31 | 2011-03-22 | Gigno Technology Co., Ltd. | Driving-control device and method of backlight module |
| JP2008300601A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Sony Corp | レーザ光照射装置、レーザ制御方法、薄膜トランジスタの製造方法、及び表示装置の製造方法 |
| JPWO2009001861A1 (ja) * | 2007-06-25 | 2010-08-26 | 日本電信電話株式会社 | 光変調信号生成装置および光変調信号生成方法 |
| US20090036304A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | General Electric Company | Thermochromic ink and coating compositions and methods for thermal activation |
-
2009
- 2009-07-10 JP JP2009163663A patent/JP5481977B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-07-09 US US12/833,200 patent/US20110006124A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20110006124A1 (en) | 2011-01-13 |
| JP2011018833A (ja) | 2011-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5481977B2 (ja) | 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス | |
| US9806491B2 (en) | Thermo-electric cooling system and method for cooling electronic devices | |
| JP5608922B2 (ja) | 電子部品の温度制御 | |
| US8112243B2 (en) | Forward voltage short-pulse technique for measuring high power laser array junction temperture | |
| US6807206B2 (en) | Semiconductor laser device and drive control method for a semiconductor laser device | |
| JP6381636B2 (ja) | 光送信器および半導体レーザ温度制御方法 | |
| JP2004228384A (ja) | 発光モジュール及び通電制御方法 | |
| CN103650262B (zh) | 高功率脉冲光产生装置 | |
| US20080037601A1 (en) | Avoiding temperature-related faults of a laser by temperature adjustment | |
| JP2009064829A (ja) | 光送信モジュールおよび光送信装置 | |
| US6807208B2 (en) | Laser module | |
| JP2006202992A (ja) | 光送信モジュール | |
| JPWO2018179306A1 (ja) | 光送信機 | |
| JP7127548B2 (ja) | 距離測定装置及びそのsn比を改善する方法 | |
| JP2013197371A (ja) | 駆動回路、光源装置、光増幅器、および、駆動方法 | |
| US8452147B2 (en) | Assembly for measuring optical signal power in fiber lasers | |
| JP5088866B2 (ja) | 波長ロッカー用温度制御装置、波長ロッカー及び光モジュール | |
| JP5473451B2 (ja) | 光送信器、安定化光源およびレーザダイオードの制御方法 | |
| CA2318721A1 (en) | Process and device for the thermal conditioning of electronic components | |
| JP2008277643A (ja) | 波長ロッカー用温度制御装置、波長ロッカー及び光モジュール | |
| JP4667975B2 (ja) | 半導体レーザモジュール | |
| US20250007241A1 (en) | Laser diode based systems, subsystems and methods with temperature control | |
| JP2011023727A (ja) | 発光光線の重心波長を調整するための装置 | |
| JP6635262B2 (ja) | レーザ光源装置 | |
| JPH0376185A (ja) | 半導体レーザ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120405 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130321 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130717 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131022 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131219 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140121 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140203 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5481977 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |