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JP5485002B2 - Led照明器具 - Google Patents
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Description

本発明は、LED照明器具に関する。
従来、車両の室内天井に設置される空気清浄装置(例えば、特許文献1参照)や、LED照明器具等が知られている。これらの装置は、空気清浄ユニットやファン、或いはLED照明ユニットを有する本体と、これらのユニット等を覆うカバーとを有している。そして、各ユニットやファン等のメンテナンス等のために、カバーが本体に開閉自在に取り付けられているのが一般的である。
しかし、カバーを本体に開閉自在に取り付けた場合、車両の振動や衝撃によってカバーが不用意に落下するおそれがあった。そこで、カバーの落下を防ぐため、本体とカバーとを吊り紐やチェーン等によって連結する技術が知られている。
特開2008−30534号公報(図1、図10、段落0011)
しかしながら、従来の本体とカバーとを吊り紐やチェーンによって連結した空気清浄装置やLED照明器具は、吊り紐あるいはチェーン等の部品が必要になるため、部品点数が増大し、コストアップになるという問題があった。更に、吊り紐やチェーンを本体及びカバーに固着するための手段及び面倒な作業が必要になるので、コストアップになるという問題があった。
例えば、固着手段をリングとした場合、このリングを本体及びカバーに取り付け、吊り紐やチェーンをリングに結び付けることが考えられるが、この場合は、吊り紐やチェーンをリングに結び付け又は絡み付けるという面倒で手間がかかる作業が必要になる。また、吊り紐やチェーンによってカバーを本体に連結した場合は、カバーを本体から外した状態で本体を室内天井に取り付ける際に、カバーが揺れ動いて作業の邪魔になり、作業性が悪くなるという問題がある。
さらに、車輛の走行中にカバーが本体から外れた場合、カバーが吊り紐やチェーンによって本体にぶら下がる状態となるので、車両の振動によってカバーが大きく揺れ動き、乗員が不安感を感じるという問題があった。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、カバーが本体から落下するのを確実に防止できると共に、部品点数及び作業工数を低減できてコストダウンが可能であり、更にカバーが本体から外れた場合でも乗員の不安感を低減できるLED照明器具を提供することにある。
本発明に係るLED照明器具は、底部と蓋部とを有し、かつ前記底部と前記蓋部との相互の縁部に設けられた嵌合部を嵌合させることによって一体化されるケース体と、前記ケース体の内部空間に設けられた空気清浄ユニット、及びLED照明ユニットと、を備えるLED照明器具であって、前記底部又は前記蓋部のいずれか一方に設けられスリットいずれか他方に設けられ、前記スリットに着脱自在に係合可能なストッパと、を有する係合部を備え、前記嵌合部は、前記底部又は前記蓋部のいずれか一方に設けられた嵌合孔と、いずれか他方に設けられ、前記嵌合孔に嵌合される嵌合片とを有し、
前記係合部における前記ストッパは、所定の長さの棒状部分と、前記棒状部分の先端に設けられた矢尻状の頭部と、を有しており、前記矢尻状の頭部の、前記スリットに対向する部分の最大寸法は、前記スリットの溝幅より大きく、かつ、前記スリットの周囲が弾性変形することによって、前記スリットの溝幅を弾性的に拡大させ、その後、元の寸法に復帰させることが可能であり、前記ケースが前記嵌合部によって一体化されている状態では、前記ストッパの前記棒状部分の一部が前記スリットを貫通しており、前記係合部の前記ストッパと前記スリットとの係合代は、前記嵌合部の前記嵌合片と前記嵌合孔との嵌合代より大きくなるように構成されている。
ここで、空気清浄ユニットは吸気口を有し、ケース体の内部空間のうち、吸気口に対向しない部分にストッパが設けられている構成にできる。
また、ストッパは2個以上設けられ、ストッパ同士の間にLED照明ユニットが配置されている構成にできる。
本発明のLED照明器具によれば、嵌合部の嵌合が外れてカバーが本体から分離した場合でも、係合部の係合が保持されるので、カバーが本体から落下するのを確実に防止できる。また、本体から分離したカバーは係合部によって保持されているので、カバーが車輛の振動に伴って揺れ動くことを抑制でき、乗員の不安感を抑制できる。更に、吊り紐やチェーンによってカバーと本体とを連結する場合に比べて、部品点数を削減できるとともに、部品の取り付け作業を省略できるので、コストダウンが可能になる。
本発明に係る実施形態のLED照明器具を車両の室内天井に設置した状態を示す模式図 本発明に係る実施形態のカバーと本体とを分解した状態を示す分解斜視図 本発明に係る実施形態の断面図 本発明に係る実施形態の嵌合部及び係合部を示す断面図 本発明に係る実施形態の嵌合部を示す断面図 本発明に係る実施形態の係合部のスリットを示す平面図 本発明に係る実施形態の係合部のストッパを示す断面図 本発明に係る実施形態の嵌合部が外れ、係合部の係合が保持されている状態を示す断面図 本発明に係る実施形態の嵌合部が外れ、係合部の係合が保持されている状態を示す側面図 本発明に係る実施形態の嵌合部が外れ、係合部の係合が保持されている状態を示す正面図であり、図9のB矢視図
以下、本発明の実施形態に係るLED照明器具について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る実施形態のLED照明器具1を車両2の室内天井3に設置した状態を示す模式図である。本実施形態では、LED照明器具1は、ミラー4の近辺に設置されている。また、LED照明器具1は、自動車車内灯として使用されている。
図2は、本発明に係るLED照明器具1を示す分解斜視図、図3は、LED照明器具1の断面図である。このLED照明器具1は、車両の室内天井3に取り付けられる底部である本体11、及び本体11に着脱自在に取り付けられる蓋部であるカバー12を有するケース体10を備えている。
ケース体10の本体11及びカバー12は、相互の縁部11a,12a間に設けられた複数の嵌合部13の嵌合孔13a、及び嵌合片13bを係合させることによって一体化される。なお、嵌合孔13a及び嵌合片13bは、本体11又はカバー12の何れに設けても良い。また、ケース体10の本体11とカバー12によって形成される内部空間には、空気清浄ユニット14と、LED(LIGHT EMITTING DIODE)照明ユニット15とが設けられている。
さらに、ケース体10の本体11とカバー12との間には、複数個、本実施形態では2個の係合部16が設けられている。この係合部16は、本体11又はカバー12の一方、本実施形態では本体11に設けられたスリット16aと、本体11又はカバー12の他方、本実施形態ではカバー12に設けられたストッパ16bとを有している。後述のように、ストッパ16bを、スリット16aに係合させることによって、嵌合部13の嵌合が外れたとしても係合部16の係合が保持され、カバー12が本体11から分離して落下することを防止できる。
次に、上記各構成要素について説明する。ケース体10の本体11は、全体が扁平に形成され、その一端が円弧状に、他端が直線状に形成されている。本体11の上部には、室内天井に固定するための本体固定金具22が設けられている。カバー12は、薄板部材によって本体11とほぼ同形状に形成されている。空気清浄ユニット14は、本体11の側方に開口された空気吹き出し用ノズル17を有している。LED照明ユニット15は、本体11のインナーカバー18に取付けられている。
このインナーカバー18には、本体11の円弧状の端部側に位置する2個の上記スリット16aと、本体11の中間部に位置する2個のガイド棒用孔19とが設けられている。また、カバー12には、カバー12を本体11に取り付けたときに、空気清浄ユニット14の空気吹き出し用ノズル17に整合する吹き出し口20、本体11のガイド棒用孔19に挿入される2個のガイド棒21が設けられている。このガイド棒21は、カバー12と本体11とが所定の距離だけ離間したときでも、ガイド棒用孔19に挿入されている。なお、ガイド棒用孔19及びガイド棒21は、それぞれ1個又は3個以上設けることができる。
図4に示すように、嵌合部13の嵌合孔13a及び嵌合片13bは、カバー12を本体11の所定の位置に組み付けた際に、図3中の左右に整合する位置に配置されている。そして、カバー12を本体11の所定の位置に組み付けることにより、嵌合片13bが嵌合孔13aに嵌合され、本体11とカバー12とが一体化される。
嵌合部13の嵌合孔13aと嵌合片13bと嵌合させ、又は嵌合を外すためには、まず嵌合孔13aと嵌合片13bとを互いに離間する方向に、所定の距離だけ相対移動させる必要がある。
本実施形態では、図5に示すように、嵌合孔13aと嵌合片13bとを嵌合し、又は嵌合を外す際に、嵌合孔13aと嵌合片13bとを相対的に離間させるべき最小距離を、嵌合代K1という。本実施形態の場合、嵌合代K1は、嵌合片13bの基部13cから先端13dまでの長さとほぼ同一である。
また、図4に示すように、本体11における係合部16のスリット16aと、カバー12におけるストッパ16bとは、カバー12を本体11に組み付けた際に、上下に整合する位置に配置されている。これによって、カバー12を本体11に組み付けたときに、ストッパ16bがスリット16aに係合される。なお、係合部16は、後述のように、その係合代K2(図7参照)が、嵌合部13の嵌合代K1(図5参照)より大きくなるように構成されている。
図6に示すように、スリット16aの両側には、スリット16aと平行なスリット16c、16cが、スリット16aに接近させて設けられている。これにより、中央のスリット16aと、両側のスリット16c、16cとの間の実肉部分が弾性変形可能になり、スリット16aの溝幅b1を弾性的に拡大させた後、元の寸法に復帰させることができる。
また、図7に示すように、係合部16のストッパ16bは、所定の長さの棒状部分16dと、棒状部分16dの先端に設けられた矢尻状の頭部16eとを有している。頭部16eのスリット16aに対向する部分の最大寸法b2は、スリット16aの溝幅b1より大きい(b2>b1)。
ここで、頭部16eをスリット16aに押し込むことにより、スリット16aの溝幅b1が頭部16eによって弾性的に拡大される。これにより、ストッパ16bの頭部16eを、スリット16aを貫通させてインナーカバー18の内部空間に入り込ませることができる。また、頭部16eがインナーカバー18の内部空間に入り込んだ後は、スリット16aの溝幅b1が元の寸法に弾性的に復帰して、棒状部分16dがスリット16a内に挿入され、頭部16eがスリット16aに係合される。
なお、係合部16のストッパ16bは、ケース体10の内部空間のうち、空気清浄ユニット14の吸気口(図示せず)及び空気吹き出し用ノズル17に対向しない位置に設けられている。また、LED照明ユニット15は、2個のストッパ16bの間に設けられている。
ここで、スリット16aとストッパ16bとを係合させるため、又は係合を外すために、スリット16aの溝幅b1を弾性的に拡大させるべき寸法を係合代K2と呼ぶ。本実施形態では、係合代K2は、矢尻状の頭部16eにおけるスリット16aと対向する部分の最大寸法b2と、スリット16aの溝幅b1との差である。すなわち、係合代K2=b2−b1である。
本実施形態では、係合部16の係合代K2は、嵌合部13の嵌合代K1より大きくなるように構成されている(K2>K1)。これにより、図8〜図10に示すように、嵌合部13の嵌合が外れることによって、カバー12が本体11から分離した後も、係合部16は係合を保持している。これにより、嵌合部13が外れてカバー12が本体11から分離した後も、カバー12は係合部16によって本体11に連結されている。
また、カバー12が本体11から分離したときも、カバー12と本体11との離間距離が、係合部16によって所定の距離以内に納められているので、カバー12のガイド棒21が本体11のガイド棒用孔19に挿入されている。
次に、カバー12を本体11に取り付ける手順を説明する。なお、本体11は、室内天井に取り付けられているものとする。また、カバー21のガイド棒21の長さは、係合部16のストッパ16bの長さより長く(大きく)設定されている。ここでは、まず最初に、カバー12を本体11に対応させて持ち上げ、ガイド棒21を本体11のガイド棒用孔19に挿入し、そのままカバー12を持ち上げる。これにより、係合部16のストッパ16bの頭部16eが、本体11のスリット16aを貫通してインナーカバー18の内部空間に挿入される。
この状態では、カバー12は上下方向にある程度移動可能であるが、水平方向には係合部16とガイド棒21によって移動制限されている。そこで、続けてカバー12を持ち上げると、カバー12の嵌合孔13aに本体11の嵌合片13bが嵌合され、カバー12が嵌合部13の嵌合によって本体11に一体的に取付けられる。
本実施形態のLED照明器具1によれば、本体11とカバー12とが嵌合部13によって一体的に組み付けられ、更に本体11とカバー12間に設けられた係合部16が係合される。そして、係合部16の係合代K2が、嵌合部13の嵌合代K1より大きくなるように構成されている。従って、振動や衝撃など何らかの原因で嵌合部13が外れて、カバー12が本体11から分離したとしても、係合部16の係合は保持される。
これにより、カバー12が本体11から分離しても、カバー12は係合部16によって本体11に連結されたままとなるので、カバー12が本体11から落下するのを防止できる。また、係合部16の係合によってカバー12が車輛の振動によって大きく揺れ動くのを防止できるので、乗員の不安感を抑制できる。更に、従来のように、カバー12を吊り紐やチェーン等で本体11に連結する必要がないので、部品点数を低減できるとともに、部品の取り付け作業を省略でき、作業の簡略化及びコストダウンが可能になる。
また、カバー12が本体11から分離した後、カバー12に所定の間隔を開けて設けられた2個のガイド棒21が、本体11のガイド棒用孔19に挿入されたままなので、車両の振動によってカバー12が大きく揺れ動くのを更に抑制でき、車両の乗員の不安感を更に抑制できる。特に、LED照明器具1は、車輛の車内に取り付けられることから、カバー12が本体11から分離しても乗員に不安感を感じさせないようにできるので、大変有効である。
また、カバー12の側部を外側から内側に変形させることによって、嵌合部13を外してカバー12を本体11から分離した場合でも、係合部16の係合を維持できるので、図9及び図10に示すように、カバー12を本体11から所定の距離Wだけ離間させた状態で、本体11とカバー12の内部構造を視認できる。これにより、空気清浄ユニット14の空気取り入れ口や、LED照明ユニット15等の清掃やメンテナンスを容易にできる。
なお、嵌合部13の嵌合が外れ、係合部16の係合が保持されている場合、カバー12の先端と本体11との離間寸法Wは、係合部16のストッパ16bの長さ、ガイド棒21の太さとガイド棒用孔19の孔径等の関係で決まる。このため、係合部16のストッパ16bの長さ、及びストッパ16bとガイド棒21との位置関係が同じ場合は、ガイド棒用孔19とガイド棒21とのクリアランスが大きいほど、開口寸法Wは大きくなる。従って、ガイド棒用孔19とガイド棒21とのクリアランスを変えることにより、開口寸法Wを簡単に調整できる。
更に、ガイド棒21,21が、ガイド棒用孔19,19に挿入されることによって、カバー12の重量の一部が支えられるため、嵌合部13における荷重負担が小さくなり、嵌合部13の嵌合力(保持力)を比較的小さくしてもカバー12を支持できる。このように嵌合部13の嵌合力を小さくできるので、嵌合部13を嵌合させるのに要する力を比較的小さくできる。したがって、嵌合部13の嵌合孔13aと嵌合片13bとの嵌合操作が容易になる。
また、係合部16のストッパ16bは、ケース体10の内部空間のうち、空気清浄ユニット14の空気吹き出し用ノズル17、及び吸気口に対向しない部分に設けられているので、ストッパ16bによって空気の吹き出し、及び吸気が阻害されるのを防止できる。
更に、係合部16のストッパ16bが2個設けられ、ストッパ16b同士の間にLED照明ユニット15が配置されているので、カバー12が本体11から分離した場合でも、LED照明ユニット15は所定の位置に保持される。これにより、室内の照明を確保できる。
1 LED照明器具
2 車両
3 室内天井
4 ミラー
10 ケース体
11 本体
11a 縁部
12 カバー
12a 縁部
13 嵌合部
13a 嵌合孔
13b 嵌合片
14 空気清浄ユニット
15 LED照明ユニット
16 係合部
16a スリット
16b ストッパ
17 空気吹き出し用ノズル
18 インナーカバー
19 ガイド棒用孔
20 吹き出し口
21 ガイド棒
22 本体固定用金具

Claims (3)

  1. 底部と蓋部とを有し、かつ前記底部と前記蓋部との相互の縁部に設けられた嵌合部を嵌合させることによって一体化されるケース体と、前記ケース体の内部空間に設けられた空気清浄ユニット、及びLED照明ユニットと、を備えるLED照明器具であって、
    前記底部又は前記蓋部のいずれか一方に設けられスリットいずれか他方に設けられ、前記スリットに着脱自在に係合可能なストッパと、を有する係合部を備え、
    前記嵌合部は、前記底部又は前記蓋部のいずれか一方に設けられた嵌合孔と、いずれか他方に設けられ、前記嵌合孔に嵌合される嵌合片とを有し、
    前記係合部における前記ストッパは、所定の長さの棒状部分と、前記棒状部分の先端に設けられた矢尻状の頭部と、を有しており、前記矢尻状の頭部の、前記スリットに対向する部分の最大寸法は、前記スリットの溝幅より大きく、かつ、前記スリットの周囲が弾性変形することによって、前記スリットの溝幅を弾性的に拡大させ、その後、元の寸法に復帰させることが可能であり、
    前記ケースが前記嵌合部によって一体化されている状態では、前記ストッパの前記棒状部分の一部が前記スリットを貫通しており、
    前記係合部の前記ストッパと前記スリットとの係合代は、前記嵌合部の前記嵌合片と前記嵌合孔との嵌合代より大きくなるように構成されているLED照明装置。
  2. 請求項1に記載のLED照明器具において、
    前記空気清浄ユニットは吸気口を有し、前記ケース体の前記内部空間のうち、前記吸気口に対向しない部分に前記ストッパが設けられているLED照明器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載のLED照明器具において、
    前記ストッパは2個以上設けられ、前記ストッパ同士の間に前記LED照明ユニットが配置されているLED照明器具。
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