JP5515522B2 - 有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび有機エレクトロルミネッセンス表示装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、上述した技術のみで、大気中の水分等の浸入を完全に防ぐことは手間がかかり困難であった。
そこで、上述の技術と組み合わせることにより、より簡便に、かつ、完全に有機EL素子内への大気中の水分、酸素等の浸入を防止する技術が望まれている。
まず、本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタについて説明する。
本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタは、カラーフィルタと有機EL素子を有する有機EL素子基板との間に充填材が封入された有機EL表示装置に用いられる有機EL表示装置用カラーフィルタであって、透明基板と、上記透明基板上の表示領域にパターン状に形成された着色層と、上記透明基板上の表示領域の非画素領域に形成され、上記カラーフィルタおよび上記有機EL素子基板の間のギャップを保持するためのスペーサと、上記透明基板上の非表示領域に上記表示領域を囲むように形成された隔壁とを有し、上記スペーサおよび上記隔壁が同一の材料からなる部材を含むことを特徴とするものである。
図1(a)、(b)はそれぞれ、本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタの一例を示す概略断面図および平面図であり、図1(a)は図1(b)のA−A線断面図である。図1(a)、(b)に例示するように、有機EL表示装置用カラーフィルタ1は、透明基板2と、透明基板2上の表示領域11にパターン状に形成された遮光部3と、透明基板2上の表示領域11の遮光部3の開口部に形成された着色層4(図1(a)、(b)中では4R、4G、4B)と、透明基板2上の表示領域11の遮光部3上に形成されたスペーサ5と、透明基板2上の非表示領域12に表示領域11を囲むように形成された隔壁6とを有している。スペーサ5は、本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタを、カラーフィルタと有機EL素子基板との間に充填材が封入された有機EL表示装置に用いた際に、カラーフィルタと有機EL素子基板との間のギャップを保持するために設けられている。また、スペーサ5および隔壁6は同一の材料からなるものである。さらに、隔壁6は、有機EL表示装置用カラーフィルタに有機EL素子基板を対向させて貼り合わせた際に、有機EL表示装置用カラーフィルタおよび有機EL素子基板の間の気密性を保持できる高さを有することが好ましく、またガスバリア性を有することが好ましい。
上述の図1(a)に例示するように、スペーサ5および隔壁6はそれぞれ単一の部材で構成されており、同一の材料からなるものであってもよい。この場合、スペーサおよび隔壁を同時に形成することができる。
図3(a)に例示するように、スペーサ5が単一の部材で構成され、隔壁6が隔壁用台座部6cおよび隔壁用バリア膜6dを有し、隔壁用台座部6cが単一の部材で構成されており、スペーサ5と隔壁用台座部6cとが同一の材料からなるものであってもよい。この場合、スペーサおよび隔壁用台座部を同時に形成することができる。
図4(a)に例示するように、スペーサ5がスペーサ用台座部5cおよびスペーサ用バリア膜5dを有し、隔壁6が隔壁用台座部6cおよび隔壁用バリア膜6dを有し、スペーサ用台座部5cおよび隔壁用台座部6cがそれぞれ単一の部材で構成されており、スペーサ用台座部5cと隔壁用台座部6cとが同一の材料からなり、スペーサ用バリア膜5dと隔壁用バリア膜6dとが同一の材料からなるものであってもよい。この場合、スペーサ用台座部および隔壁用台座部を同時に形成し、スペーサ用バリア膜および隔壁用バリア膜を同時に形成することができる。
図3(b)に例示するように、スペーサ5が着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層5R,5G,5Bが積層されたスペーサ用着色積層体5Sを有し、隔壁6が隔壁用台座部6cおよび隔壁用バリア膜6dを有し、隔壁用台座部6cが隔壁用遮光部13と着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層6R,6G,6Bが積層された隔壁用着色積層体6Sとを有しており、スペーサ形成用層5R,5G,5Bと隔壁形成用層6R,6G,6Bとがそれぞれ同一の材料からなるものであってもよい。この場合も、スペーサ用着色積層体と隔壁用着色積層体と着色層とを同時に形成することができる。
図4(b)に例示するように、スペーサ5がスペーサ用台座部5cおよびスペーサ用バリア膜5dを有し、スペーサ用台座部5cが着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層5R,5G,5Bが積層されたスペーサ用着色積層体5Sを有し、隔壁6が隔壁用台座部6cおよび隔壁用バリア膜6dを有し、隔壁用台座部6cが隔壁用遮光部13と着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層6R,6G,6Bが積層された隔壁用着色積層体6Sとを有しており、スペーサ形成用層5R,5G,5Bと隔壁形成用層6R,6G,6Bとがそれぞれ同一の材料からなり、スペーサ用バリア膜5dと隔壁用バリア膜6dとが同一の材料からなるものであってもよい。この場合、スペーサ用着色積層体と隔壁用着色積層体と着色層とを同時に形成し、スペーサ用バリア膜および隔壁用バリア膜を同時に形成することができる。
本発明に用いられる隔壁は、透明基板上の非表示領域に表示領域を囲むように形成されるものである。また、隔壁およびスペーサは同一の材料からなる部材を含むものである。
また、隔壁の高さとしては、有機EL表示装置用カラーフィルタの種類によって適宜調整されるものであるが、1μm〜15μmの範囲内であることが好ましく、中でも3μm〜10μmの範囲内、特に5μm〜8μmの範囲内であることが好ましい。隔壁の高さが上記範囲に満たない場合、有機EL表示装置用カラーフィルタおよび有機EL素子基板の間の気密性を保つことが困難であり、隔壁の高さが上記範囲を超える場合、圧力をかけても基板間距離より大きくなってしまうからである。
以下、それぞれの態様について説明する。
本態様の隔壁は、ガスバリア性を有する材料のみからなるものである。
図1(a)に示す例においては、隔壁6およびスペーサ5がそれぞれ単一の部材で構成されており、同一の材料からなる。一方、図5に示す例においては、隔壁6が隔壁用遮光部13と着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層6R,6G,6Bが積層された隔壁用着色積層体6Sとを有し、スペーサ5が着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層5R,5G,5Bが積層されたスペーサ用着色積層体5Sを有しており、隔壁形成用層6R,6G,6Bとスペーサ形成用層5R,5G,5Bとがそれぞれ同一の材料からなる。
例えば隔壁が単一の部材で構成されている場合、隔壁の材料としては、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリアクリルニトリル、ポリイミド、ポリアミド、ポリ塩化ビニルなどの有機材料が用いられる。また、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂などの有機材料に、無機材料であるシリカなどを含有させた有機無機ハイブリッド材料も好適に用いられる。
一方、隔壁が、隔壁用遮光部と、着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層が積層された隔壁用着色積層体とを有する場合、隔壁形成用層の材料としては、上述の有機材料や有機無機ハイブリッド材料に着色剤等が添加されたものを用いることができる。また、隔壁用遮光部の材料としては、上述の有機材料や有機無機ハイブリッド材料に黒色着色剤等が添加されたものを用いることができる。
隔壁が複数形成されている場合、隔壁の数は2個〜10個の範囲内であることが好ましく、中でも2個であることが好ましい。隔壁の数が上記範囲を超える場合、表示領域に隔壁が形成されてしまうおそれがある。
本態様の隔壁は、隔壁用台座部と、隔壁用台座部を覆うように形成され、ガスバリア性を有する無機材料からなるバリア膜とを有するものである。本態様の隔壁は、隔壁用台座部が隔壁用バリア膜で覆われていることで、より高いガスバリア性を有することができる。
図3(a)に示す例においては、隔壁用台座部6cおよびスペーサ5が単一の部材で構成されており、同一の材料からなる。また、図4(a)に示す例においては、スペーサ5がスペーサ用台座部5cおよびスペーサ用バリア5dを有し、隔壁用台座部6cおよびスペーサ用台座部5cが単一の部材で構成されており、隔壁用台座部6cとスペーサ用台座部5cとが同一の材料からなり、隔壁用バリア膜6dとスペーサ用バリア膜5dとが同一の材料からなる。
一方、図3(b)に示す例においては、隔壁用台座部6cが隔壁用遮光部13と着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層6R,6G,6Bが積層された隔壁用着色積層体6Sとを有し、スペーサ5が着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層5R,5G,5Bが積層されたスペーサ用着色積層体5Sを有しており、隔壁形成用層6R,6G,6Bとスペーサ形成用層5R,5G,5Bとがそれぞれ同一の材料からなる。また、図4(b)に示す例においては、隔壁用台座部6cが隔壁用遮光部13と着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層6R,6G,6Bが積層された隔壁用着色積層体6Sとを有し、スペーサ5がスペーサ用台座部5cおよびスペーサ用バリア5dを有し、スペーサ用台座部5cが着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層5R,5G,5Bが積層されたスペーサ用着色積層体5Sを有しており、隔壁形成用層6R,6G,6Bとスペーサ形成用層5R,5G,5Bとがそれぞれ同一の材料からなり、隔壁用バリア膜6dとスペーサ用バリア膜5dとが同一の材料からなる。
以下、隔壁用台座部および隔壁用バリア膜についてそれぞれ説明する。
本態様の隔壁に用いられる隔壁用台座部は、透明基板上に形成されるものである。
また、この場合、隔壁用台座部に用いられるガスバリア性を有しない材料としては、例えば感光性アクリル樹脂、感光性ポリイミド、ポジレジスト、カルド樹脂、ポリシロキサン、ベンゾシクロブテン等が挙げられる。
なお、隔壁用台座部が、隔壁用遮光部と隔壁用着色積層体とを有する場合にも、周縁遮光部としての機能を有することになる。
また、隔壁用台座部の線幅および断面形状としては、隔壁用台座部上に後述する隔壁用バリア膜を形成した際に、上記第1態様の隔壁の線幅および断面形状と同様となるような線幅および断面形状であればよい。
本態様の隔壁に用いられる隔壁用バリア膜は、上記隔壁用台座部を覆うように形成され、ガスバリア性を有する無機材料からなるものである。
隔壁用バリア膜とスペーサ用バリア膜と着色層被覆膜または着色層被覆膜第2層とが一体で形成されている場合、隔壁用バリア膜の膜厚は、隔壁用バリア膜がガスバリア性および透明性を有するように、上述の範囲内で材料の種類に応じて適宜選択される。
本態様の隔壁は、上述した隔壁用台座部および隔壁用バリア膜を有するものである。
また、隔壁の形成位置としては、非表示領域であれば特に限定されるものではない。
また、本態様の隔壁は、図8(b)に例示するように、隔壁用台座部6cおよび隔壁用バリア膜6dを有する隔壁6と、スペーサ用台座部5cおよびスペーサ用バリア膜5dを有するスペーサ5と、着色層4上全面を覆う着色層被覆膜7とが一体で形成されていてもよい。この場合、着色層被覆膜7は、着色層4上全面に形成され、隔壁用台座部6cおよびスペーサ用台座部5cと同一の材料からなる着色層被覆膜第1層7aと、着色層被覆膜第1層7a上に形成され、隔壁用バリア膜6dおよびスペーサ用バリア膜5dと同一の材料からなる着色層被覆膜第2層7bとを有する。隔壁用台座部6cとスペーサ用台座部5cと着色層被覆膜第1層7aとが一体で形成され、隔壁用バリア膜6dとスペーサ用バリア膜5dと着色層被覆膜第2層7bとが一体で形成されている。隔壁用台座部とスペーサ用台座部と着色層被覆膜第1層とを同時に形成し、かつ、隔壁用バリア膜とスペーサ用バリア膜と着色層被覆膜第2層とを同時に形成することができるため、製造工程を簡略化することができる。
なお、隔壁の数については、上記第1態様と同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明に用いられるスペーサは、透明基板上の表示領域の非画素領域に形成されるものであり、本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタを、カラーフィルタと有機EL素子基板との間に充填材が封入された有機EL表示装置に用いた際に、カラーフィルタおよび有機EL素子基板の間のギャップを保持するために設けられるものである。また、スペーサおよび隔壁は、同一の材料からなる部材を含むものである。
なお、スペーサに用いられる材料については、上記隔壁に用いられる材料と同様であるので、ここでの説明は省略する。
なお、上述のような場合については、上記隔壁の項に詳しく記載したので、ここでの説明は省略する。
「表示領域」とは、画素領域全体を含む領域をいう。「画素領域」とは、画像表示に寄与する領域をいう。すなわち、例えば図1(a)、(b)に示す有機EL表示装置用カラーフィルタ1においては、遮光部3の開口部が画素領域となり、画素領域全体を含む領域が表示領域11となる。表示領域は、通常、画素領域および非画素領域を有する。上述のように、表示領域内での画像表示に寄与しない領域は非画素領域である。
また、「非表示領域」とは、表示領域を囲む領域をいう。例えば図1(a)、(b)に示す有機EL表示装置用カラーフィルタ1においては、表示領域11を囲む領域が非表示領域12となる。
なお、スペーサの形成方法については、上記隔壁の形成方法と同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明に用いられる透明基板は、上記のスペーサおよび隔壁を形成可能であり、可視光に対して透明な透明基板であれば特に限定されるものではなく、一般的なカラーフィルタに用いられる透明基板と同様のものとすることができる。
本発明に用いられる着色層は、透明基板上の表示領域にパターン状に形成されるものである。
本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタは、上述したスペーサ、隔壁、透明基板、着色層以外にも適宜必要な部材を有することができる。例えば、着色層を被覆して着色層からの脱ガスを防ぐ着色層被覆膜や、表示領域の画素を画定する遮光部等が挙げられる。
本発明に用いられる着色層被覆膜は、着色層からの脱ガスにより有機EL素子が劣化するのを防ぐために着色層全面に形成されるものであり、ガスバリア性を有するものである。
本発明に用いられる遮光部は、表示領域の画素を画定するものである。
このような遮光部の材料、形状、および形成方法としては、一般的な有機EL表示装置用カラーフィルタに用いられるものと同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタは、ギャップを均一に保持することができることから、大面積の有機EL表示装置に好適に用いられる。本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタが適用される有機EL表示装置の大きさとしては、10インチ〜100インチの範囲内であることが好ましい。
なお、有機EL表示装置用カラーフィルタと対向させる有機EL素子基板については、後述の「B.有機EL表示装置」の項に詳しく記載するのでここでの説明は省略する。
次に、本発明の有機EL表示装置について説明する。
本発明の有機EL表示装置は、上述の有機EL表示装置用カラーフィルタと、有機EL素子を有する有機EL素子基板と、上記有機EL表示装置用カラーフィルタおよび上記有機EL素子基板の間に封入された充填材とを備えることを特徴とするものである。
図2(a)および(b)は、本発明の有機EL表示装置の一例を示す概略断面図である。図2(a)および(b)に示すように、有機EL表示装置30は、有機EL表示装置用カラーフィルタ1と、有機EL素子基板20と、有機EL表示装置用カラーフィルタ1および有機EL素子基板20の間に封入された充填材31と、有機EL表示装置用カラーフィルタ1の隔壁6の外周に形成され、有機EL素子を封止するシール剤32とを備えている。有機EL表示装置用カラーフィルタ1は、図2(a)に示すように、透明基板2と、透明基板2上の表示領域にパターン状に形成された遮光部3と、透明基板2上の表示領域の遮光部3の開口部に形成された着色層4(4R、4B、4G)と、透明基板2上の表示領域の遮光部3上に形成されたスペーサ5と、透明基板2上の非表示領域に表示領域を囲むように形成された隔壁6とを有している。一方、有機EL素子基板20は、図2(a)に示すように、基板21と、基板21上に形成され有機EL素子26と、有機EL素子26上に形成され、有機EL素子26を封止するガスバリア層27とを有している。また、有機EL素子26は、基板21上にパターン状に形成された背面電極層22と、背面電極層22の開口部に形成された絶縁層23と、背面電極層22上に形成された有機EL層24と、有機EL層24上に形成された透明電極層25とを有している。
本発明に用いられる充填材は、有機EL表示装置用カラーフィルタと有機EL素子基板との間に封入されるものである。
さらに、不活性液体としては、一般的な充填材であれば特に限定されるものではなく、例えば、フッ化炭化水素溶液(住友スリーエム社製:商品名フロリナート)を用いることができる。
乾燥剤としては、一般的に有機EL表示装置に用いられる乾燥剤と同様とすることができ、例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物とバインダ樹脂とを有するものや、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物のみからなるものを用いることができる。バインダ樹脂としては、透明性に優れ、かつ、耐アルカリ性を有するものであればよく、例えば非アルカリ現像性硬化性樹脂を用いることができる。
また、乾燥剤の配置としては、乾燥剤が、有機EL表示装置用カラーフィルタの着色層もしくは着色層被覆膜と接触していることが好ましい。
本発明に用いられる有機EL素子基板は、有機EL素子を有するものである。
有機EL素子基板は、有機EL素子を有するものであればよく、例えば、基板と、基板上にパターン状に形成された背面電極層、背面電極層の開口部に形成された絶縁層、背面電極層上に形成され、少なくとも有機発光層を含む有機EL層、有機EL層上に形成された透明電極層を有する有機EL素子とを備えることができる。
以下、有機EL素子基板の各構成について説明する。
有機EL素子基板に用いられる基板としては、後述する有機EL素子等を支持することができるものであればよく、有機EL表示装置に一般的に用いられるものを使用することができる。
本発明においては、有機EL表示装置用カラーフィルタ側から光が取り出されるため、基板は、透明であっても不透明であってもよい。
有機EL素子は、背面電極層および透明電極層と、背面電極層および透明電極層の間に形成され、少なくとも有機発光層を含む有機EL層とを有するものである。
有機EL層は、少なくとも有機発光層を含む1層もしくは複数層の有機層を有するものであり、通常、正孔注入層、正孔輸送層、電子注入層、電子輸送層などを有する。
透明電極層は、透明電極層と背面電極層との間に挟まれた有機EL層に電圧をかけ、発光層で発光を起こさせるために設けられるものである。また、発光層で発生した光を、有機EL表示装置用カラーフィルタ側に透過させるものである。この透明電極層は、有機EL層と有機EL表示装置用カラーフィルタとの間に配置される。
また、背面電極層は、有機EL層と基板との間に配置される。背面電極層は、有機EL層を発光させるための他方の電極をなすものであり、透明電極層と反対の電荷をもつ電極である。
絶縁層は、透明電極層と背面電極層とが直接接触することを防ぐために形成されるものである。
このような絶縁層としては、有機EL表示装置に一般的に用いられるものを使用することができる。
有機EL素子基板には、図示しないが、TFTが形成されていてもよい。
TFTとしては、有機EL表示装置に一般的に用いられるものを使用することができる。
本発明に用いられるシール剤は、有機EL表示装置用カラーフィルタおよび有機EL素子基板の周縁部に形成され、有機EL素子を封止するものである。
このようなシール剤の構成材料としては、有機EL素子が大気中の水分等と接触するのを抑制することができるものであればよく、有機EL表示装置に一般的に用いられるものを使用することができる。
本発明の有機EL表示装置は、必要に応じて他の構成を有していてもよい。他の構成としては、例えば、発光層から発せられる光を吸収し、可視光領域蛍光を発する色変換層を挙げることができる。以下、色変換層について説明する。
本発明に用いられる色変換層は、発光層からの光を吸収し、可視光領域蛍光を発光する蛍光材料を含有する層であり、発光層からの光を青色、赤色、または緑色とするものである。
色変換層の構成は、適用する有機EL表示装置の発光層に応じて適宜選択されるものである。例えば青色発光層の場合、色変換層は、赤色の蛍光を発光する赤色変換層、緑色の蛍光を発光する緑色変換層、および青色発光層からの光をそのまま透過する透過部を有する。
蛍光色素は、発光層から発せられる近紫外領域または可視領域の光、特に青色または青緑色領域の光を吸収して異なる波長の可視光を蛍光として発光するものである。上記発光層が青色発光層である場合は、蛍光色素としては、例えば赤色領域の蛍光を発する蛍光色素および緑色領域の蛍光を発する蛍光色素が用いられる。
次に、本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタの製造方法について説明する。
本発明の有機EL表示装置用カラーフィルタの製造方法は、カラーフィルタと有機EL素子を有する有機EL素子基板との間に充填材が封入された有機EL表示装置に用いられるものであり、透明基板と、上記透明基板上の表示領域にパターン状に形成された着色層と、上記透明基板上の表示領域の非画素領域に形成され、上記カラーフィルタおよび上記有機EL素子基板の間のギャップを保持するためのスペーサと、上記透明基板上の非表示領域に上記表示領域を囲むように形成された隔壁を有する有機EL表示装置用カラーフィルタを製造する有機EL表示装置用カラーフィルタの製造方法であって、上記スペーサおよび上記隔壁が同一の材料からなる部材を含み、上記スペーサおよび上記隔壁を構成する上記同一の材料からなる部材を同時に形成することを特徴とするものである。
この場合、図示しないが、スペーサおよび隔壁用台座部の形成後に、例えば、スペーサ、隔壁用台座部および着色層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着し、その後パターニングすることで、図3(a)に例示するように、隔壁用バリア膜6dを形成することができる。
この場合、図示しないが、スペーサ用台座部および隔壁用台座部の形成後に、スペーサ用台座部、隔壁用台座部および着色層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着することで、図8(a)に例示するように、同一の材料からなるスペーサ用バリア膜5dと隔壁用バリア膜6dと着色層被覆膜7とを同時にかつ一体で形成することができる。
また、図示しないが、スペーサ用台座部および隔壁用台座部の形成後に、スペーサ用台座部、隔壁用台座部および着色層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着し、その後パターニングすることで、図4(a)に例示するように、同一の材料からなるスペーサ用バリア膜5dおよび隔壁用バリア膜6dを同時に形成することができる。
この場合、図示しないが、スペーサ用台座部、隔壁用台座部および着色層被覆膜第1層の形成後に、スペーサ用台座部、隔壁用台座部および着色層被覆膜第1層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着することで、図8(b)に例示するように、同一の材料からなるスペーサ用バリア膜5dと隔壁用バリア膜6dと着色層被覆膜第2層7bとを同時にかつ一体で形成することができる。
この場合、図示しないが、スペーサおよび隔壁用台座部の形成後に、例えば、スペーサ、隔壁用台座部および着色層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着し、その後パターニングすることで、図3(b)に例示するように、隔壁用バリア膜6dを形成することができる。
この場合、図示しないが、スペーサ用台座部および隔壁用台座部の形成後に、スペーサ用台座部、隔壁用台座部および着色層を覆うようにガスバリア性を有する無機材料を蒸着し、その後パターニングすることで、図4(b)に例示するように、同一の材料からなるスペーサ用バリア膜5dおよび隔壁用バリア膜6dを同時に形成することができる。
1.遮光部の形成
透明基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この透明基板を定法にしたがって洗浄した後、ネガ型感光性ブラックレジスト(東京応化工業(株)製 CFPR DN−83)を塗布し、所定のマスクを介して露光、現像、熱処理して格子状の遮光部を形成した。
次に、下記組成の赤色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物、青色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物、緑色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物を調製した。
・赤顔料(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 クロモフタルレッドA2B)
4.8重量部
・黄顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.2重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・青顔料(BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F) 6.0重量部
・顔料誘導体(アビシア社製 ソルスパース5000) 0.6重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 2.4重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・緑顔料(アビシア社製 モナストラルグリーン9Y−C) 4.2重量部
・黄顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.8重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
ここで、上記重量平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、標準ポリスチレン換算値として求めたものである。
青色着色層および緑色着色層も同様に形成した。
次に、上記の着色層を形成したガラス基板上に、下記の透明樹脂組成物をスピンコート法により塗布した。
・メタクリル酸メチル−スチレン−アクリル酸共重合体 32重量部
・エピコート180S70(ジャパンエポキシレジン(株)製) 18重量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 42重量部
・開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製イルガキュア907) 8重量部
・3−メトキシブチルアセテート(メトアセと記す) 300重量部
次に、上記の隔壁用台座部を形成したガラス基板上に酸化ケイ素膜を下記の条件でスパッタリング法にて成膜した。隔壁用バリア膜の膜厚は1500Åとした。
<成膜条件>
・ガス流量比 Ar:O2=1:0.5
・パワー:1.5kW
・ガス圧:3mTorr
上記のようにして、隔壁およびスペーサを有するカラーフィルタを作製した。
(TFT基板の作製)
基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この基板を用い定法にしたがってTFT基板を作製した。
TFT基板上に、DCスパッタリング法により膜厚0.4μmのクロム膜を形成し、さらに連続してスパッタリング法により膜厚150nmのITO膜を形成した。次に、このITO膜上の全面に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、ITO膜のエッチングを行って、透明電極層を形成した。その後、クロム膜をパターニングするために、ITO膜およびクロム膜の上に感光性レジストを塗布し、マスク露光、現像、クロム膜のエッチングを行って、補助電極を形成した。
ポリイミド系樹脂(東レ社製、DL1602)を用いて絶縁層形成用塗工液を調製した。この絶縁層形成用塗工液をスピンコート法により背面電極層上に塗布した後、プリベーク(100℃、5分間)を行って、厚み1μmの樹脂膜を形成した。次に、マスク露光、現像、ポストベーク(200℃、30分間)を行って、絶縁層を形成した。
有機EL素子用隔壁形成用塗工液(日本ゼオン社製、フォトレジスト、ZPN2646)をスピンコート法により絶縁層上に塗布し、プリベーク(100℃、3分間)を行った。その後、所定のフォトマスクを用いて露光し、逆テーパー形成を安定させるためのベーク(100℃、3分間)を行い、現像液(日本ゼオン社製、ZTMA−100)にて現像を行い、ポストベーク(200℃、30分間)を行った。これにより、絶縁層上に有機EL素子用隔壁を形成した。この有機EL素子用隔壁は、高さ4μm、下部(絶縁層側)の幅15μm、上部の幅20μmで逆テーパーの形状を有するものであった。
次いで、上記有機EL素子用隔壁をマスクとして、真空蒸着法により正孔注入層、白色発光層、電子注入層からなる有機EL層を形成した。
まず、4,4´,4´´−トリス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ]トリフェニルアミンを、表示領域に相当する開口部を備えたマスクを介して200nmまで蒸着して成膜し、その後、4,4´−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニルを20nm厚まで蒸着して成膜することによって、隔壁がマスクとなり、隔壁間のみに正孔注入層の形成材料を通過させて、透明電極層上に正孔注入層を形成した。
同様にして、4,4´−ビス(2,2´−ジフェニルビニル)ビフェニルを40nm厚まで蒸着して成膜した。このとき、同時にルブレン(アルドリッチ(株)製)を少量含有させた。これにより白色発光層を形成した。
その後、トリス(8−キノリノール)アルミニウムを20nm厚まで蒸着して成膜することにより電子注入層を形成した。
次に、表示領域よりも広い所定の開口部を備えたマスクを介して、真空蒸着法によりマグネシウムと銀とを同時に蒸着(マグネシウムの蒸着速度=1.3nm/秒〜1.4nm/秒、銀の蒸着速度=0.1nm/秒)して成膜した。これにより、隔壁がマスクとなって、マグネシウム/銀化合物からなる厚み200nmの対向電極層を有機EL層上に形成した。
次に、窒素が充填されたグローブボックスにて、接着剤(熱硬化性樹脂組成物:スリーボンド社製20X−325C)を有機EL素子基板全面に定量ディスペンサーにて塗布した。次に、カラーフィルタを有機EL素子基板の接着面に所定の位置に貼り合せ、ホットプレート上にて90℃1時間加熱して接着剤を硬化させ、有機EL表示装置を得た。
(対向基板の作製)
基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この基板上に真空蒸着法にて蒸着させたい部分以外をメタルマスクにてマスキングし、金属カルシウムを蒸着した。金属カルシウム層の膜厚は1500Åとした。次いで、金属カルシウム層が形成された基板全面にアルミニウムを蒸着により形成した。アルミニウム層の膜厚は1000Åとした。
次に、窒素が充填されたグローブボックスにて予め作製したカラーフィルタにより封止を行い、評価用セルを得た。
透明基板上に遮光部を覆うように赤色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物をスピンコート法により塗布し、赤色着色層用のフォトマスクを介して、露光、現像して、赤色着色層を形成した。その際に、赤色着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層およびスペーサ形成用層も同時に形成した。青色着色層および緑色着色層も同様に形成した。このようにして、着色層と同時に、隔壁形成用層が積層された隔壁用台座部とスペーサ形成用層が積層されたスペーサとを形成した。
それ以外は実施例1と同様に、カラーフィルタ、有機EL表示装置および評価用セルを作製した。
着色層上に隔壁およびスペーサを形成しなかった以外は、実施例1と同様にカラーフィルタ、有機EL表示装置および評価用セルを作製した。
実施例1,2および比較例のカラーフィルタにおける隔壁およびスペーサの寸法をキーエンス社製レーザー顕微鏡にて測定した。結果を表1に記す。
また、有機EL表示装置を発光させ、200時間経時時間経過後の有機EL層の画素収縮およびダークスポット発生を顕微鏡にて目視評価した。画素収縮およびダークスポットがそれぞれ発生したものを×、発生しなかったものを○とした。結果を表1に記す。
また、水蒸気透過性評価用セルを恒温恒湿オーブン中で60℃、湿度90%の条件下で200時間暴露した後、カルシウムの状態を観察した。金属カルシウムは水蒸気と反応し水酸化カルシウムになった部分のみ変色する。レーザー顕微鏡にて試験前後の画像を撮影し、画像処理にて変色した部分の面積を計測した。変色面積と変色したカルシウム層膜厚から変色部分中の水分重量を算出し、隔壁面積と試験時間から水蒸気透過量(g/m2/day)を算出した。結果を表1に記す。
また、有機EL表示装置を白表示させ、表示ムラの有無を目視評価した。表示ムラが発生したものを×、発生しなかったものを○とした。結果を表1に記す。
また、実施例1〜2のようにカラーフィルタに隔壁を設けたものは、比較例のようにカラーフィルタに隔壁を設けないものより、水蒸気透過量が低かった。
2 … 透明基板
3 … 遮光部
4、4R、4G、4B … 着色層
5 … スペーサ
5c … スペーサ用台座部
5d … スペーサ用バリア膜
5R、5G、5B … スペーサ形成用層
5S … スペーサ用着色積層体
6 … 隔壁
6c … 隔壁用台座部
6d … 隔壁用バリア膜
6R、6G、6B … 隔壁形成用層
6S … 隔壁用着色積層体
7 … 着色層被覆膜
20 … 有機EL素子基板
21 … 基板
22 … 背面電極層
23 … 絶縁層
24 … 有機EL層
25 … 透明電極層
26 … 有機EL素子
27 … ガスバリア層
30 … 有機EL表示装置
31 … 充填材
32 … シール剤
Claims (9)
- カラーフィルタと有機エレクトロルミネッセンス素子を有する有機エレクトロルミネッセンス素子基板との間に充填材が封入された有機エレクトロルミネッセンス表示装置に用いられる有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタであって、
透明基板と、
前記透明基板上の表示領域にパターン状に形成された着色層と、
前記透明基板上の表示領域の非画素領域に形成され、前記カラーフィルタおよび前記有機エレクトロルミネッセンス素子基板の間のギャップを保持するためのスペーサと、
前記透明基板上の非表示領域に前記表示領域を囲むように形成されたガスバリア性を有する隔壁と
を有し、
前記隔壁が、隔壁用台座部と、前記隔壁用台座部を覆うように形成され、ガスバリア性を有する無機材料からなる隔壁用バリア膜とを有し、
前記スペーサが、スペーサ用台座部と、前記スペーサ用台座部を覆うように形成され、ガスバリア性を有する無機材料からなるスペーサ用バリア膜とを有し、
前記着色層上に前記着色層を覆うように着色層被覆膜が形成されており、前記着色層被覆膜と前記スペーサ用バリア膜と前記隔壁用バリア膜とが一体で形成されていることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタ。 - 前記隔壁が、前記有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタに前記有機エレクトロルミネッセンス素子基板を対向させて貼り合わせた際に、前記有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび前記有機エレクトロルミネッセンス素子基板の間の気密性を保持できる高さを有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタ。
- 前記スペーサが、前記着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層が積層されたスペーサ用着色積層体を有し、前記隔壁が、前記着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層が積層された隔壁用着色積層体を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタ。
- 前記スペーサ用台座部と前記隔壁用台座部とが同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタ。
- 前記隔壁が、前記非表示領域に複数形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタ。
- 請求項1から請求項5までのいずれかに記載された有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタと、
有機エレクトロルミネッセンス素子を有する有機エレクトロルミネッセンス素子基板と、
前記有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび前記有機エレクトロルミネッセンス素子基板の間に封入された充填材と
を備えることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置。 - カラーフィルタと有機エレクトロルミネッセンス素子を有する有機エレクトロルミネッセンス素子基板との間に充填材が封入された有機エレクトロルミネッセンス表示装置に用いられるものであり、透明基板と、前記透明基板上の表示領域にパターン状に形成された着色層と、前記透明基板上の表示領域の非画素領域に形成され、前記カラーフィルタおよび前記有機エレクトロルミネッセンス素子基板の間のギャップを保持するためのスペーサと、前記透明基板上の非表示領域に前記表示領域を囲むように形成された隔壁とを有する有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタを製造する有機エレクトロルミ
ネッセンス表示装置用カラーフィルタの製造方法であって、
前記スペーサが、スペーサ用台座部と、前記スペーサ用台座部を覆うように形成されたガスバリア性を有する無機材料からなるスペーサ用バリア膜とを有し、前記隔壁が、隔壁用台座部と、前記隔壁用台座部を覆うように形成されたガスバリア性を有する無機材料からなる隔壁用バリア膜とを有しており、
前記着色層上に、前記着色層を覆うように着色層被覆膜が形成されており、前記着色層被覆膜と前記スペーサ用バリア膜と前記隔壁用バリア膜とが同一の材料から同時に形成されることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタの製造方法。 - 前記スペーサが、前記着色層と同一の材料からなるスペーサ形成用層が積層されたスペーサ用着色積層体を有し、前記隔壁が、前記着色層と同一の材料からなる隔壁形成用層が積層された隔壁用着色積層体を有しており、
前記スペーサ形成用層および前記隔壁形成用層を、前記着色層と同時に形成することを特徴とする請求項7に記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタの製造方法。 - 前記スペーサ用台座部と前記隔壁用台座部が同一の材料から同時に形成されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタの製造方法。
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