JP5916072B2 - 粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 - Google Patents
粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5916072B2 JP5916072B2 JP2011251518A JP2011251518A JP5916072B2 JP 5916072 B2 JP5916072 B2 JP 5916072B2 JP 2011251518 A JP2011251518 A JP 2011251518A JP 2011251518 A JP2011251518 A JP 2011251518A JP 5916072 B2 JP5916072 B2 JP 5916072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- binder
- carbonaceous material
- coated sand
- refractory aggregate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
また本発明に係る鋳物の製造方法は、上記の鋳型を用い、鋳型に溶湯を注湯することによって鋳造を行なうにあたって、溶湯の作用による糖類の熱分解で二酸化炭素と水を分解ガスとして発生させると共に溶湯の作用による炭素質材料の分解でガスを発生させ、鋳型の表面と溶湯との間にこの分解ガスでバリアを形成させることを特徴とするものである。
140℃に加熱したフラタリーサンド30kgをワールミキサーに入れ、これに糖類としてデキストリン(日澱化學(株)製「ND−S」)750gを水450gに溶解乃至分散させた水溶液と、炭素質材料として固定炭素量が95質量%、平均粒径が100μmの天然黒鉛の粉末を150g加え、約60秒間混練した。崩壊した後、滑剤としてステアリン酸カルシウム15gを添加して20秒間混練し、さらにエアーレーションを行なうことによって、粘結剤コーテッドサンド(1)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(1)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0.5%であった。
140℃に加熱したフラタリーサンド30kgをワールミキサーに入れ、これに糖類として酵素変性デキストリン(日澱化學(株)製「アミコールNo6−H」)750gを水450gに溶解乃至分散させた水溶液と、炭素質材料として固定炭素量が70質量%、平均粒径が50μmの石炭ピッチコークスの粉末150を加え、約60秒間混練した。崩壊した後、滑剤としてステアリン酸カルシウム15gを添加して20秒間混練し、さらにエアーレーションを行なうことによって、粘結剤コーテッドサンド(2)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(2)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0.5%であった。
150℃に加熱したフラタリーサンド30kgをワールミキサーに入れた。一方、糖類としてコーンスターチを750g、炭素質材料として固定炭素量が82質量%、平均粒径が30μmの天然黒鉛の粉末を150g、水500gに混合して溶解乃至分散させた水溶液を調製し、この水溶液をワールミキサーに投入して、約60秒間混練した。崩壊した後、滑剤としてステアリン酸カルシウム15gを添加して20秒間混練し、さらにエアーレーションを行なうことによって、粘結剤コーテッドサンド(3)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(3)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0.5%であった。
140℃に加熱したフラタリーサンド30kgをワールミキサーに入れ、これに炭素質材料として固定炭素量が80質量%、平均粒径が30μmの石炭ピッチコークスの粉末を150g加えて、約15秒間混合し、次に糖類としてデキストリン(日澱化學(株)製「ND−S」)750gを水450gに溶解乃至分散させた水溶液を加えて、約60秒間混練した。崩壊した後、滑剤としてステアリン酸カルシウム15gを添加して20秒間混練し、さらにエアーレーションを行なうことによって、粘結剤コーテッドサンド(4)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(4)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0.5%であった。
140℃に加熱したフラタリーサンド30kgをワールミキサーに入れ、これに糖類としてデキストリン(日澱化學(株)製「ND−S」)750gを水450gに溶解乃至分散させた水溶液を加えて、15秒間混練し、次に炭素質材料として固定炭素量が80質量%、平均粒径が30μmの石炭ピッチコークスの粉末を180g加えて、約45秒間混練した。崩壊した後、滑剤としてステアリン酸カルシウム15gを添加して20秒間混練し、さらにエアーレーションを行なうことによって、粘結剤コーテッドサンド(5)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(5)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0.6%であった。
糖類としてデキストリン(日澱化學(株)製「ND−S」)を750g、炭素質材料として固定炭素量が80質量%、平均粒径が30μmの石炭ピッチコークスの粉末を180g、それぞれ水1500gに加えて、良く混合することによって分散乃至溶解させた。次にこの液をステンレスバットに払い出し、これを80℃の乾燥器に入れて約12時間を要して乾燥させた後、冷却し、粒径100μm以下に粉砕した。
上記の(粘結剤コーテッドサンド(1)の調製)において、炭素質材料を加えないようにした他は、同じようにして、粘結剤コーテッドサンド(7)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(7)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0%であった。
上記の(粘結剤コーテッドサンド(2)の調製)において、炭素質材料を加えないようにした他は、同じようにして、粘結剤コーテッドサンド(8)を得た。この粘結剤コーテッドサンド(8)はさらさらとした粒状物であり、フラタリーサンドに対する糖類の質量比率は2.5%、炭素質材料の質量比率は0%であった。
粘結剤コーテッドサンド(1)〜(8)を用いて鋳型を作製した。すなわち、キャビティの大きさが20mm×10mm×80mmに形成された成形型を120℃に予熱して用い、そしてまず、粘結剤コーテッドサンド(1)〜(8)を、ゲージ圧力0.1MPaの空気圧で成形型内に吹き込んで充填した(図1(b)参照)。
ガス発生量(mL/cm3)=
発生したガス量(mL)/試験片の体積(cm3)
これらの結果を表2に示す。
成形型1として、図3に示すように、上下割の型1a,1bからなるものを用いた。上の型1aに下方へ開口する半球状凹面の凹所6aを設けると共に上面と凹所6aとに面して開口する注入口3を形成した。また下の型1bの上面に半球状突面のコア部6bを設け、コア部6aの外側に上下に連通するエアーベント7を形成した。そして上下の型1a,1bを型締めすることによって、凹所6aとコア部6bの間にキャビティ6が形成され、注入口3及びエアーベント7がこのキャビティ6に連通するようになっている。
2 粘結剤コーテッドサンド
Claims (11)
- 耐火骨材の表面に、粘結成分としての糖類と炭素質材料とを含有する粘結層を被覆して形成される粘結剤コーテッドサンドであって、粘結層には耐火骨材100質量部に対して0.5〜5.0質量部の糖類と、0.1〜3.0質量部の炭素質材料とが含有されており、この粘結剤コーテッドサンドを用いて造型された鋳型を1000℃で120秒間加熱したときのガス発生量が、鋳型1cm 3 当り35mL以上であることを特徴とする粘結剤コーテッドサンド。
- 粘結剤コーテッドサンドは、水蒸気で加熱して粘結層の糖類を粘結・固化させることにより鋳型を造型するために用いられるものであることを特徴とする請求項1に記載の粘結剤コーテッドサンド。
- 炭素質材料の固定炭素量が50〜98質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘結剤コーテッドサンド。
- 耐火骨材に糖類と炭素質材料を同時に加えて混合することによって、耐火骨材の表面に糖類と炭素質材料を含有する粘結層を被覆することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘結剤コーテッドサンドの製造方法。
- 耐火骨材に糖類と炭素質材料とを予め混合したものを加えて混合することによって、耐火骨材の表面に糖類と炭素質材料を含有する粘結層を被覆することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘結剤コーテッドサンドの製造方法。
- 耐火骨材に炭素質材料を加えて混合した後、これに糖類を加えて混合することによって、耐火骨材の表面に糖類と炭素質材料を含有する粘結層を被覆することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘結剤コーテッドサンドの製造方法。
- 耐火骨材に糖類を加えて混合した後、これに炭素質材料を加えて混合することによって、耐火骨材の表面に糖類と炭素質材料を含有する粘結層を被覆することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘結剤コーテッドサンドの製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の粘結剤コーテッドサンドを成形型内に充填し、この成形型内に水蒸気を通して水蒸気により粘結層の糖類を粘結・固化させることを特徴とする鋳型の製造方法。
- 水蒸気として過熱水蒸気を用いることを特徴とする請求項8に記載の鋳型の製造方法。
- 成形型内に水蒸気を通した後、成形型内に乾燥気体を通すことによって成形型内を乾燥することを特徴とする請求項8又は9に記載の鋳型の製造方法。
- 請求項8乃至10のいずれかに記載の製造方法で製造した鋳型を用い、鋳型に溶湯を注湯することによって鋳造を行なうにあたって、溶湯の作用による糖類の熱分解で二酸化炭素と水を分解ガスとして発生させると共に溶湯の作用による炭素質材料の分解でガスを発生させ、鋳型の表面と溶湯との間にこの分解ガスでバリアを形成させることを特徴とする鋳物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011251518A JP5916072B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011251518A JP5916072B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013107081A JP2013107081A (ja) | 2013-06-06 |
| JP5916072B2 true JP5916072B2 (ja) | 2016-05-11 |
Family
ID=48704424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011251518A Active JP5916072B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5916072B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6146130B2 (ja) | 2013-05-21 | 2017-06-14 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置のゲート駆動電源供給回路 |
| US9827609B2 (en) | 2013-07-10 | 2017-11-28 | Lignyte Co., Ltd. | Cast mold fabrication device |
| JP6565011B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2019-08-28 | リグナイト株式会社 | 鋳型の製造方法 |
| JP6528167B2 (ja) * | 2016-11-28 | 2019-06-12 | リグナイト株式会社 | 鋳型用粘結材料、粘結剤コーテッド耐火物及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52123319A (en) * | 1976-04-08 | 1977-10-17 | Hirofumi Matsui | Molding sand composion |
| JPS61169128A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-07-30 | Rigunaito Kk | シエルモ−ルド用フエノ−ル樹脂粘結剤及びシエルモ−ルド用レジンコ−テツドサンド |
| JP4656474B2 (ja) * | 2001-04-20 | 2011-03-23 | リグナイト株式会社 | シェルモールド用レジンコーテッドサンド |
| WO2011030795A1 (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | リグナイト株式会社 | 粘結剤コーテッド耐火物、鋳型、鋳型の製造方法 |
-
2011
- 2011-11-17 JP JP2011251518A patent/JP5916072B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2013107081A (ja) | 2013-06-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5801200B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP6978366B2 (ja) | コーテッドサンド及びそれを用いた鋳型の製造方法並びに鋳物砂の再生方法 | |
| US10507516B2 (en) | Method of producing casting mold and casting mold | |
| JP7345596B2 (ja) | 鋳型材料組成物及びこれを用いた鋳型の製造方法 | |
| JP5916072B2 (ja) | 粘結剤コーテッドサンド及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳物の製造方法 | |
| JP5933169B2 (ja) | 粘結剤コーテッド耐火物、鋳型、鋳型の製造方法 | |
| JP2015131762A (ja) | 耐火レンガ用組成物、耐火レンガ、耐火レンガの製造方法 | |
| JP5727202B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP5717242B2 (ja) | 粘結剤コーテッド耐火物、鋳型、鋳型の製造方法 | |
| JP5713486B2 (ja) | 粘結剤コーテッド耐火物、鋳型、鋳型の製造方法 | |
| JP6528167B2 (ja) | 鋳型用粘結材料、粘結剤コーテッド耐火物及びその製造方法、鋳型の製造方法、鋳造方法 | |
| JPWO2019070051A1 (ja) | 鋳型材料及びその製造方法、鋳型及びその製造方法、並びに鋳物砂の再生方法 | |
| JP6121120B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP6565011B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP5517246B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP5951227B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP7202238B2 (ja) | コーテッドサンド及びそれを用いた鋳型の製造法 | |
| JP7418279B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP6501147B2 (ja) | 鋳型の製造方法 | |
| JP2022009343A (ja) | コーテッドサンドの製造方法 | |
| JP7467221B2 (ja) | 鋳型の造型方法 | |
| JP2020163425A (ja) | コーテッドサンド及びそれを用いた鋳型の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141031 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150818 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151001 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160105 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160229 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160307 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160401 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160401 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5916072 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |