Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5956855B2 - 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5956855B2 - 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法 - Google Patents

切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5956855B2
JP5956855B2 JP2012150674A JP2012150674A JP5956855B2 JP 5956855 B2 JP5956855 B2 JP 5956855B2 JP 2012150674 A JP2012150674 A JP 2012150674A JP 2012150674 A JP2012150674 A JP 2012150674A JP 5956855 B2 JP5956855 B2 JP 5956855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
edge
irradiation
gcib
facets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012150674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014012310A (ja
Inventor
佐藤 明伸
明伸 佐藤
晃子 鈴木
晃子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2012150674A priority Critical patent/JP5956855B2/ja
Priority to US13/908,293 priority patent/US9289910B2/en
Priority to DE102013210277.1A priority patent/DE102013210277B4/de
Priority to CN201310271165.8A priority patent/CN103526160B/zh
Publication of JP2014012310A publication Critical patent/JP2014012310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5956855B2 publication Critical patent/JP5956855B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/0006Cutting members therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/22Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising
    • B28D1/225Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising for scoring or breaking, e.g. tiles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/10Glass-cutting tools, e.g. scoring tools
    • C03B33/105Details of cutting or scoring means, e.g. tips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/0006Cutting members therefor
    • B26D2001/002Materials or surface treatments therefor, e.g. composite materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/0006Cutting members therefor
    • B26D2001/0053Cutting members therefor having a special cutting edge section or blade section
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/929Tool or tool with support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

この発明は、例えば切削工具やカッターなどの機械加工用器具、包丁などの調理器具、メスなどの医療用器具など、刃形状を用いる幅広い器具に応用できるものであって、切れ刃エッジの加工方法及びその加工方法で加工された切れ刃エッジを有する器具に関する。
切れ刃に関しては、そのエッジ(刃先)をどのような形状に加工するかが性能を大きく左右することが知られている。エッジを先鋭化すると切れ味は増すが、エッジのかけが起こりやすくなり、耐久性が劣化することはよくある。また、耐久性をよくするためやエッジに素材が引っかからないようにするために、エッジに丸みをつけたりすることがよく行われている。例えば、特許文献1に、ガラスディスクのエッジをウエットエッチングによって丸めた例がある。また、特許文献2に、はさみの切れ刃をラップ研磨によって丸めた例がある。
また、切れ刃のエッジ強度を増大させるために、ファセットやチャンファと呼ばれる面取りを設けることが行われている。例えば、特許文献3に、切れ刃にチャンファを形成した例がある。このようなファセットやチャンファと呼ばれる面取りを設けると、切れ味をそれほど低下させずに耐久性を向上させることができる。
一方、ウエットエッチングやラップ研磨よりも微細な領域を高精度で研磨する方法として、ガスクラスターイオンビームを用いる方法が提案されている。特許文献4に、ガスクラスターイオンビームを外科用メスに照射して、エッジを先鋭化させている例がある。ガスクラスターイオンビームは、モノマーイオンビームと比較して、材料表面近傍にエネルギーが集中するので、低損傷加工が実現できるという特徴がある。このために、非常に尖鋭な切れ刃の加工であっても、微小クラックなどの損傷を与えずに加工することができる。
また、特許文献5にガスクラスターイオンビームを切れ刃に対して照射した結果が開示されている。これは、ガスクラスターイオンビームにより、10μm四方の最大高さRz(JIS B 0601:2001による)で1μmを超えるダイヤモンド被覆膜表面を平滑化する方法を提供しているものである。切れ刃エッジに対する影響として、ダイヤモンド被覆工具本来のチャンファが残っており、ガスクラスターイオンビーム照射によって切れ刃エッジが丸くならなく、切れ刃エッジに対して垂直方向からガスクラスターイオンビームを照射しても大きな面粗さの変化はないことが示されている。
特開2008−112523号公報 特開2005−224419号公報 特開2004−58168号公報 特表2011−512173号公報 特開2010−36297号公報
ウエットエッチングやモノマーイオンビームエッチングを用いると、結晶材料では異方性が影響してしまい、ある種の結晶面が選択的に出現するようになったりする。場合によっては、この異方性をうまく用いることもできるが、高精度器具に用いる場合には切れ刃エッジの形状を任意に制御できないという問題がある。また、結晶材料ではなく、アモルファス材料などの場合でも、材料内部に存在する分相や各種欠陥に起因して、不均一にエッチングが起こることがあり、この不均一性が切れ刃の機械的耐久性を著しく損なうなどの問題がある。
ラップ研磨のような技術では、切れ刃材料表面を砥粒で削り取っていくようなプロセスであるので、その砥粒で削り取られたときにできる切れ刃材料表面の微細な損傷が避けられず、切れ刃の機械的耐久性を損なうことになる。
切れ刃エッジにファセットやチャンファと呼ばれる面取り(以下、ファセットと言う)を設けると、それなりに機械的耐久性が向上することもあるが、その作製方法が、ウエットエッチングやモノマーイオンビームエッチング、レーザー加工、ラップ研磨等の従来技術で行う限りにおいては、ファセットに微小な傷やクラック、脆性的な加工変質層などが生じてしまい、十分な機械的耐久性が得られないという問題がある。
一方、ガスクラスターイオンビーム技術を用いると、低損傷加工が実現できるが、従来においては、切れ刃を先鋭化する技術しか開示されていない。切れ刃を先鋭化すると、切れ刃の機械的耐久性に関しては不十分になりやすいという問題がある。また、ガスクラスターイオンビーム技術を用いて、切れ刃エッジを鈍化させることも考えられるが、単純に鈍化させると切削抵抗が大きくなるなど切れ味が悪くなるという問題が生じる。
一方、特許文献5では、前述したようにガスクラスターイオンビームを切れ刃に対して照射した結果が開示されている。しかしながら、特許文献5ではガスクラスターイオンビームにより、10μm四方の最大高さで1μmを超えるダイヤモンド被覆膜表面に対して平坦化処理を行っているのであって、平坦化することはできても例えばファセットを形成することはできず、切れ刃エッジの形状を精密に制御できる加工方法については何ら提示されていない。
このように、切れ刃に微小な損傷を与えずに、切れ刃エッジの形状を精密に制御し、理想的なファセットを形成することができるような加工方法は従来においては提案されていなかった。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、低損傷加工が実現でき、かつ切れ刃エッジに理想的なファセットを形成することができる加工方法及びその加工方法で加工された切れ刃エッジを有する器具を提供することにある。
請求項1の発明による切れ刃エッジの加工方法によれば、切れ刃を構成する2つの表面の最大高さRzが1μm以下であって、それら2つの表面及びそれら2つの表面が交わる境界部分に存在する切れ刃エッジに対してガスクラスターイオンビームを同時に照射し、ガスクラスターイオンビームの照射は、前記2つの表面に対しては垂直ではない斜め照射となり、かつ切れ刃エッジにはその少なくとも一部に対して垂直になるような角度で照射することによって、切れ刃エッジにファセットを新たに形成する。
請求項2の発明では請求項1の発明において、前記2つの表面の最大高さRzを1μm以下とするための平坦化加工は、ガスクラスターイオンビームの照射によって行う。
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、ガスクラスターイオンビームのガスに切れ刃を構成する材料と化学反応しないものを用いる。
請求項4の発明では請求項3の発明において、ガスはアルゴン、酸素、窒素及び二酸化炭素のいずれか、もしくはそれらの組み合わせとされる。
請求項5の発明による器具の製造方法によれば、請求項1乃至4記載のいずれかの切れ刃エッジの加工方法によって切れ刃エッジを加工する工程を有する。
請求項6の発明では請求項5の発明において、ファセットが複数形成されているものとされる。
請求項7の発明では請求項5又は6の発明において、ファセットの少なくとも一部が曲面となっているものとされる。
この発明による切れ刃エッジの加工方法によれば、切れ刃エッジに低損傷で、理想的なファセットを形成することができる。よって、切れ味がよく、同時に耐久性が良い切れ刃を生産性良く得ることができる。
エッジへのガスクラスターイオンビームの照射により、エッジに傾斜面が形成される様子を示す模式図。 エッジへのガスクラスターイオンビームの照射によるファセット形成を示す模式図。 ガスクラスターイオンビームの照射面の表面粗さが小さい場合にファセットか゜形成されることを示す模式図。 ガスクラスターイオンビームの照射面の表面粗さが大きい場合にはファセットが形成されないことを示す模式図。 ガスクラスターイオンビームの照射により、切れ刃エッジにファセットが形成される様子を示す模式図。 切れ刃を構成する2つの表面にガスクラスターイオンビームを同じ照射角度で照射した場合に形成されるファセットの状態を示す図。 切れ刃を構成する2つの表面にガスクラスターイオンビームを異なる照射角度で照射した場合に形成されるファセットの状態を示す図。 Aはこの発明の実施例1における切れ刃エッジの初期状態を上方から観察した写真、BはAの拡大写真、CはBを横から見た形状を示す図、Dはガスクラスターイオンビーム照射後の切れ刃エッジの状態を上方から観察した写真、EはDを横から見た形状を示す図。 Aはこの発明の実施例1におけるガスクラスターイオンビーム照射後の切れ刃エッジの状態を横から観察した写真、BはAの状態を上方から観察した写真、CはAをスケッチした図、DはBをスケッチした図。 Aは図9Aの拡大写真、BはAをスケッチした図。
まず、最初に、この発明に至った過程及びこの発明のポイントについて説明する。
ガスクラスターイオンビーム(Gas Cluster Ion Beam:以下、GCIBと言う)の照射によって、切れ刃エッジに(2つの)ファセットが形成される新現象を発見したことがこの発明の最大のポイントである。
従来は、GCIB照射によって、切れ刃がどうなるかというと、
・先鋭化する(特許文献4)
・鈍化することもある、又は鈍化するかもしれない(特許文献4にもごくわずかに記述がある)
・平坦化する(特許文献5)
ことは知られていた。
・先鋭化→照射方向による形状効果(照射した部分だけ削れる)、スパッタ量の異方性
・鈍化→ラテラルスパッタ効果(山を削って谷を埋める感じのもの)
・平坦化→凸部に選択的に衝突し、選択的な研磨が可能(斜め照射による形状効果による)
によるものと考えられていた。
しかしながら、GCIBの照射方法を工夫することによって、「エッジでの物質横移動の非対称性」を効果的に利用することができ、それによってファセットを形成させることができる。この事実およびこれに関するメカニズムを発見したのである。
図1及び図2はエッジでの物質横移動の非対称性及びエッジでのファセット形成のメカニズムをそれぞれ示したものである。図1,2中、10はGCIBのクラスターを示し、20はGCIBが照射される材料を示す。
従来の平坦化モデルでは、エッジにGCIBを照射した場合、どうなるかを理解することはできなかった。これに対し、ある条件でエッジにGCIBを照射すると、エッジに傾斜面が形成される。これは図1に示したような物質横移動の非対称性がそのメカニズムである。
即ち、エッジにある条件でGCIBを照射すると、図1(1)〜(4)に示したように領域21の平坦性は維持するように表面物質が移動し、図1(4)及び図2Aに示したように、一旦、エッジに傾斜面22が形成されると、その傾斜面22の方向にクラスター10の流れができるので、その傾斜面22の長さが大きくなるように成長していく。つまり、材料表面の局所的平坦性を延長するように材料表面物質を移動させるのである。さらに、図2Aに示したクラスター10の流れが傾斜面22の終端22a,22bのエッジをシャープにさせる。なお、図2Bにおいて領域21の平坦性は維持される。
このエッジでの物質横移動の非対称性を用いて、連続的なファセットとして形成させるためには、ファセットを形成させたいエッジを挟む面の表面粗さを小さくする必要がある。どの程度の表面粗さにしなければならないかは、従来の情報からは簡単には推測することはできない。GCIBのクラスター1つが照射されて形成するクレーターの大きさレベルである10nmという大きさよりは大きくてもよいことは、まず推察できる。例えば、最大高さRzが数10nmであった場合には、GCIB照射によって比較的簡単に平坦化が進行するであろう。エッジを挟む面の表面粗さがそれよりももっと大きいとどうなるのかは、鋭意検討した結果、次のように考えられる。
表面粗さが大きいということはある種の大きな段差が存在しているということである。表面に存在しているその段差自体がエッジとして作用してしまうのである。そして、その段差に伴うエッジで物質横移動の非対称性を生じるのである。即ち、エッジに限らず、エッジを挟む表面のいたるところでミクロにエッジでの物質横移動の非対称性が生じてしまうのである。このような条件では、ファセットとして連続した面に成長しないので、ファセットが形成されないのである。ファセットが形成されるかどうかを決めるのはクラスターのエッジ斜面に沿った流れができるか否かであり、図3に示したように表面粗さが小さい場合にはクラスター10のエッジ斜面(傾斜面22)に沿った流れができるが、図4に示したように表面粗さが大きいとエッジ斜面に沿った流れはできず、ファセットは形成されない。
各種の検討から、ファセットとして連続した面に成長させるためには、表面粗さとして、最大高さRzが1μm以下という条件が望ましいことを明らかにした。
但し、ドーズ量を増やすなどの通常考えられる工夫をするなどして、結果的にファセットが形成されれば、本発明の効果が発揮されるものであり、GCIB照射によって、切れ刃エッジにファセットを新たに形成させることが、本発明の重要なポイントであることはいうまでもない。
図5は切れ刃エッジにGCIBを照射した際の「物質横移動の非対称性」を考慮したメカニズムを示したものである。図5中、30は切れ刃を示し、31,32は切れ刃30を構成する2つの表面を示す。また、33は2つの表面31,32が交わる境界部分に存在する切れ刃エッジを示す。GCIBは図5(1)に示したように、2つの表面31,32に対しては垂直ではない斜め照射となり、かつ切れ刃エッジ33にはその少なくとも一部に対して垂直になるような角度で、2つの表面31,32及び切れ刃エッジ33に対して同時に照射される。GCIBの照射により、図5(2)〜(5)に示したように表面物質が移動し、図5(6)に示したように切れ刃エッジ33に2つのファセット33a,33bが形成される。
このように形成されたファセット33a,33bは、切れ刃エッジ30の各面と滑らかにつながっていて、つまり曲面的になっていて応力集中が起こりにくく、この点で、さらに機械的耐久性が高くなることも極めて重要な特徴である。ファセットが曲面的になることの本質はどこからくるのかといえば、エッジ部の「物質横移動の非対称性」からである。エッジ部において最初にこの非対称性が現れ、斜面となるので、斜面となった場合には斜面でない場合に比べて物質の横移動は大きくなる。この斜面が成長していくのであるが、図2Bで言えば、斜面の22b側よりも22a側の方が傾斜角度が大きくなることは本質的なことである。しかしながら、図3Bのような斜面に沿ったGCIBの流れができて、その影響でファセット面が平坦化されるという競合が起こる。このバランスで実際のファセット形状が決まるのである。このようなメカニズムによって、ファセット面が曲面となることは本質的なのである。このようにして、初期にあった切れ刃エッジ面、生成した2つのファセット面などが滑らかにつながり、応力集中が起こりにくくなって機械的耐久性が向上するのである。また、GCIBの従来からの特徴である低損傷加工及び平坦化効果も期待できるので、さらに一段と機械的耐久性が高まるのである。
ところで、ファセットが1つ形成される場合と2つ形成される場合がある。これは次のように考えられる。
エッジでの物質横移動の非対称性は、エッジ角度とGCIB照射角度の2つに大きく依存するのである。エッジ角度が大きければ非対称性は小さくなり、逆にエッジ角度が小さければ非対称性が大きくなる。また、GCIB照射角度が斜めになるほど、そのビーム進行方向に対して多く移動し、進行方向に逆向きには少なくしか移動しない。即ち、エッジに対して角度を大きくして(より斜めにして)GCIBを照射すれば、エッジでの物質横移動の非対称性は大きくなるのである。
このメカニズムを用いると、切れ刃エッジを形成している2つの表面に対して、同じ角度になるようにGCIB照射を行えば、ファセットが2つ形成されやすくなり、逆にどちらかを大きな角度で、どちらかを小さな角度でGCIB照射を行えば、ファセットが1つ形成される状況になりやすい。また、切れ刃エッジに対してどのような角度でGCIBを照射するかなどの制御を行えば、ファセットが2つ形成される場合でも、その2つのファセットの幅などの各種形状を非対称にするなどの制御ができる。
図6及び図7はこのようにGCIBの照射角度によって2つのファセットの形状が変わる様子を示したものであり、図6は切れ刃30を構成する2つの表面31,32にGCIBを同じ照射角度で照射した場合であって、この場合、2つのファセット33a,33bは対称に形成される。一方、図7は切れ刃30を構成する2つの表面31,32にGCIBを異なる照射角度で照射した場合であって、この場合、2つのファセット33a’,33b’は図7Bに示したように非対称になる。
なお、エッジでの物質横移動の非対称性の効果が発現してファセットが形成されるためには、GCIBを照射する切れ刃表面の最大高さRzが1μm以下という条件が望ましいが、GCIB照射による表面平坦化の効果を利用できれば、最大高さRzが1μm以上の表面にGCIB照射することによって、最大高さRzが1μm以下まで平坦化したのちに本発明の効果によりファセットを形成することも可能である。
次に、高速に加工するにはどうすればよいかという点について説明する。
これまでのGCIB技術の常識から考えると、単位時間当たりのドーズ量を大きくする、即ち、加速電圧を大きくする、ガス圧を高くする、化学反応性を利用するといった対策が取られがちだが、それではうまくいかない。なぜうまくいかないかといえば、加速電圧を大きくしたり、化学反応性を利用したりすると、物質横移動量が大きくなる比率よりもスパッタリング率が高くなってしまい、逆効果となるのである。上述した、本発明のポイントとなっている物質横移動のエッジでの非対称性効果を強く発揮させるためには、スパッタリングと物質横移動の割合が重要なのである。
即ち、スパッタリングを少なくして、物質横移動を多くすれば、本発明の特徴であるファセットを切れ刃全体のエッチング量を少なく、効率的に形成することができるようになる。そのための手段として、切れ刃材料とGCIBとの化学反応性を少なくする手法が考えられる。これは、GCIBと切れ刃材料が化学反応を起こすと、見かけのスパッタ率が向上してしまうからである。この点から、GCIBのガスとしては、どの材料に対しても化学反応性がない希ガスが好適であり、また、酸化物材料には酸素、窒化物には窒素などのような組み合わせも化学反応が起こりにくいので、好適な組み合わせとなる。
この発明による加工方法により、切れ刃エッジにファセットを形成すると、切れ味がよく、かつ機械的耐久性が良いのはなぜなのかといえば、
・切れ刃エッジの実質的な先鋭度を落とさずに(または向上させ)、刃先先端の角度だけを大きくできる
・ファセットを含めた切れ刃の各面の微小クラックや傷、各種欠陥を除去している
この2つのことを同時に実現しているからである。
以下、この発明の実施形態を具体的に説明する。
まずこの発明による切れ刃エッジの加工方法を実施する装置としては、例えば下記文献1に記載されているGCIB装置を用いることができる。
文献1:特許第3994111号公報
この文献1に記載されているGCIB装置の概要を以下に記す。
原料ガスをノズルから真空のクラスター生成室内に噴出させて、ガス分子を凝集させ、クラスターを生成する。そのクラスターはスキマーを通してガスクラスタービームとしてイオン化室へ導かれる。イオン化室ではイオナイザーから電子線、例えば熱電子を照射して中性クラスターをイオン化する。このイオン化されたガスクラスタービームは、加速電極によって加速される。入射されたガスクラスターイオンビームがアパーチャーにより、所定のビーム径とされて試料の表面に照射される。電気的絶縁体の試料の表面を平坦化する場合などには、ガスクラスターイオンを電子によりあらかじめ中性化する場合もある。また、試料を傾けることによって、切れ刃エッジに照射する角度を制御することができる。さらに、XYステージや回転機構によって、試料を縦や横に移動させたり、回転させたりすることによって、任意の方向から照射するなどの制御ができる。
ダイヤモンド切削工具を作製するために、単結晶ダイヤモンド素材からレーザー加工によって、厚さ1mm、縦横ともに2mmに切り出した。その後、各面をダイヤモンド砥石により研削して形状を整え、切れ刃部分は、スカイフ盤により研磨仕上げを行った。刃先角は65度とした、切れ刃先端の曲率半径は約50nmであった。また、切れ刃を形成する2つの表面の表面粗さは、10μm角領域を原子間力顕微鏡で測定し、算術平均粗さRaは2nm、最大高さRzは100nmであった。
この切れ刃に対して、切れ刃を形成する2つの表面からともに147.5度になるような角度でGCIBを照射した。これらの照射角度の関係について図6Aを使って説明すると、GCIBの照射方向(矢印で示す)と切れ刃の表面31とのなす角度、及びGCIBの照射方向と切れ刃の表面32とのなす角度をもとに147.5度とした。また、切れ刃エッジ33とGCIBの照射方向とのなす角度が垂直となっている。このような照射を行うことによって、切れ刃を構成する2つの表面と切れ刃エッジに対してGCIBを同時に照射することができ、切れ刃を構成する2つの表面に対しては垂直ではない斜め照射となる。さらには、切れ刃エッジ33の頂点付近ではGCIBが垂直に照射されるようになる。この垂直に照射される箇所を境にして2つのファセットが形成されていくことになる。原料ガスとしてアルゴンを用い、加速電圧20kV、照射ドーズ量は3×1018ions/cm2とした。照射前後の切れ刃エッジを走査型電子顕微鏡により観察した結果を図8に示す。
図8Aの写真はGCIB照射前の切れ刃エッジ33を上方から観察したものであり、図8Bの写真は図8Aを拡大したものである。また、図8Dの写真はGCIB照射後の切れ刃エッジ33の状態を示したものである。なお、図8C及び図8Eはそれぞれ図8B及び図8Dを横から見た形状を示している。図8Dの写真より、切れ刃エッジ33には2つのファセット33a,33bが形成されていることがわかる。ファセット33a,33bの幅は0.6μmであった。
図9は図8D,Eと同じく、GCIB照射後の切れ刃エッジ33の状態を写真及び写真に対するスケッチで示したものであり、図10Aは図9Aの写真を拡大したものである。また、図9Cは図9Aの写真をスケッチしたものである。図9A,Cよりファセットの一部が曲面となっていることがわかる。
この切れ刃を用いて、摺動試験機で摺動試験を行った。石英ブロックに切れ刃を荷重100gで押し付けて、距離10mm、往復速度60cpmで100回往復させた。切れ刃のエッジ(刃先)を観察し、チッピングの有無を調べた結果、チッピングは全く観察されなかった。また、石英ブロックの切り口を観察したところ、非常にシャープで切り口に欠けなどは全くなかった。
[比較例1]
実施例1とGCIB照射を除いて同様にサンプルを作製し、摺動試験を行った。切れ刃のエッジを観察したところ、数多くのチッピングが観察された。また、石英ブロックの切り口の形状はシャープではあるが、欠けが観察された。
[比較例2]
実施例1と、GCIB照射を除いて同様にサンプルを作製した後、ファセットを2つスカイフ研磨で形成した。ファセットの幅は1μmとした。ファセットはきれいな平面となっていた。その後、実施例1と同様の摺動試験を行った。切れ刃のエッジを観察したところ、比較例1よりは少ない量ではあるがチッピングが観察された。また、石英ブロックの切り口は、シャープではなくて欠けが観察された。
実施例1と、GCIBの照射角を除いて同様にサンプルを作製し、摺動試験を行った。作製した切れ刃に対して、切れ刃を形成する2つの表面から、117.5度と177.5度になるような角度でGCIBを照射した。切れ刃先端には2つのファセットが形成されていたが、117.5度の方がファセットの幅が広くなっており、0.8μmであった。177.5度の側のファセット幅は0.4μmであった。摺動試験の結果は、切れ刃エッジにチッピングは全く観察されなかった。また、石英ブロックの切り口は、非常にシャープで欠けなどは全くなかった。
[比較例3]
実施例1と、GCIB照射を除いて同様にサンプルを作製した。その後、CVD法によりダイヤモンド多結晶膜を10μmの厚さで成膜した。ダイヤモンド結晶膜の粗さは、10μm角領域を原子間力顕微鏡で測定し、算術平均粗さRaは120nm、最大高さRzは1.1μmであった。その後、実施例1と同様にGCIB照射を行った。切れ刃エッジにはファセットが形成されなかった。摺動試験の結果は、切れ刃のエッジにチッピングが観察され、石英ブロックの切り口は、欠けが多く発生した。
実施例1と、GCIB照射を除いて同様にサンプルを作製した。その後、CVD法によりダイヤモンドライクカーボン膜を10μmの厚さで成膜した。ダイヤモンドライクカーボン膜の粗さは、10μm角領域を原子間力顕微鏡で測定し、算術平均粗さRaは3nm、最大高さRzは0.5μmであった。その後、実施例1と同様にGCIB照射を行った。切れ刃エッジにはファセットが2つ形成されており、ファセットの幅はともに0.3μmであった。摺動試験の結果は、切れ刃のエッジにチッピングは全く観察されず、石英ブロックの切り口は、非常にシャープで、欠けは全くなかった。
実施例1と、単結晶ダイヤモンド素材ではなく、バインダレスcBN(キュービックボロンナイトライド)素材である点を除き、全く同様にサンプルを作製した。GCIBを照射する前の切れ刃を形成する2つの表面の表面粗さは、10μm角領域を原子間力顕微鏡で測定し、算術平均粗さRaは4nm、最大高さRzは300nmであった。GCIB照射によって、切れ刃エッジには2つのファセットが形成された。ファセットの幅は0.6μmであった。ファセットの一部は曲面となっていた。
この切れ刃を用いて、摺動試験機で摺動試験を行った。切れ刃のエッジにはチッピングは全く観察されなかった。また、石英ブロックの切り口は非常にシャープで欠けなどは全くなかった。
実施例1と、素材を変えて同様な加工試験を行った。素材として、焼結ダイヤモンド、超硬材料、単結晶シリコン、石英ガラスを試験した。すべての素材で切れ刃エッジには、実施例1と同様なファセットが形成された。
実施例1と同様にして、焼結ダイヤモンド工具及びcBN工具を作製するために、焼結ダイヤモンド素材及びcBN素材からレーザー加工によって、厚さ1mm、縦横ともに2mmに切り出した。その後、各面をダイヤモンド砥石により研削して形状を整え、切れ刃部分は、スカイフ盤により研磨仕上げを行った。この時、スカイフ研磨条件を変えながら、最大高さRzの表面粗さを変化させたサンプルを作製した。Rzが100nm〜2μmのサンプルを作製した。これらのサンプルに対して、実施例1と同様にGCIB照射を行った。切れ刃にファセットが形成されているかどうかを観察したところ、どちらの素材の工具においても、Rzが1μm以下では形成されていたが、Rzが1μmを超えるものではファセットは形成されていなかった。
実施例1と、工具素材とGCIBの原料ガスの組み合わせを変えた点を除き、同様にサンプルを作製し、ファセット幅と切れ刃表面のエッチング量の関係を調べた。結果を以下に示す。
工具材料 原料ガス ファセット幅(μm) エッチング量(μm)
シリコン アルゴン 0.7 0.1
シリコン SF6 0.8 1.2
シリコン 酸素 0.6 1.1
シリコン 窒素 0.6 1.0
シリカガラス 酸素 0.7 0.1
シリカガラス 窒素 0.6 1.0
シリカガラス アルゴン 0.5 0.1
窒化シリコン 窒素 0.6 0.1
窒化シリコン 酸素 0.5 1.1
実施例1と、切れ刃を形成する2つの表面の最大高さRzは1.2μmである点と、その切れ刃表面をGCIB照射によって平坦化加工する工程を加えた点を除いて、同様な加工試験を行った。まず、平坦化加工によって、切れ刃を形成する表面の最大高さRzを0.5μmにした。その後は、実施例1と同様な処理を行った。処理したサンプルの切れ刃エッジにはファセットが2つ形成されており、ファセットの幅はともに0.3μmであった。摺動試験の結果は、切れ刃のエッジにピッチングは全く観察されず、石英ブロックの切り口は、非常にシャープで、欠けは全くなかった。
市販のガラススクライバー装置のカッティングツール(単結晶ダイヤモンド製)に本発明を適用してみた。その結果、本発明を適用しない従来品に比べて3倍のツール寿命となった。
以上の実施例、比較例から次のようなことがわかる。
実施例1と比較例1から、切れ刃エッジにGCIB照射を行い、ファセットを形成すると刃先のピッチングがなくなり、機械的耐久性が著しく向上することがわかる。また、被加工材の加工品質も向上することがわかる。
実施例1と比較例2から、GCIB以外の方法でファセットを形成しても、刃先の機械的耐久性が向上しないことがわかる。すなわち、刃先にファセットが形成してあるだけでは本発明の効果は得られないのである。
実施例1と実施例2から、GCIBの照射方向を変化させると、形成される2つのファセットの幅などを制御することができることがわかる。
実施例1、実施例3及び実施例8から、切れ刃材料とGCIBとの化学反応性を少なくすると、切れ刃材料をあまりエッチングさせずにファセットを形成することができることがわかる。
実施例1、実施例4、実施例7及び比較例3から、切れ刃表面の最大高さRzが1μm
を超えると、GCIB照射を行ってもファセットが形成されず、刃先の機械的耐久性が向上しないことがわかる。
実施例1、実施例4〜6から、切れ刃材料がどのようなものであってもGCIB照射によって同様にファセットが形成されることがわかる。これは、GCIB照射を行った時のエッジでの物質横移動の非対称性や横移動量が材料に依存しないことによるものと考えられ、従来から知られていたGCIB照射によるクレーター形成メカニズムと整合性がある。
実施例1と実施例9から、切れ刃表面の最大高さRzが1μmより大きかったとしても、GCIB照射によって最大高さを1μm以下に低減しておけば、その後に本発明を適用することによってファセットを形成することができ、本発明の効果を発揮できることがわかる。
また、本発明の原理やメカニズムが発揮されるものであれば、GCIB照射条件や各種材料条件を含む設計事項的要素はどのようなものであってもよいことは明らかである。
10 クラスター 20,20’ 材料
21 領域 22 傾斜面
22a,22b 終端 30 切れ刃
31,32 表面 33 切れ刃エッジ
33a,33b,33a’,33b’ ファセット

Claims (7)

  1. 切れ刃を構成する2つの表面の最大高さRzが1μm以下であって、それら2つの表面及びそれら2つの表面が交わる境界部分に存在する切れ刃エッジに対してガスクラスターイオンビームを同時に照射し、
    前記ガスクラスターイオンビームの照射は、前記2つの表面に対しては垂直ではない斜め照射となり、かつ前記切れ刃エッジにはその少なくとも一部に対して垂直になるような角度で照射することによって、前記切れ刃エッジにファセットを新たに形成することを特徴とする切れ刃エッジの加工方法。
  2. 請求項1記載の切れ刃エッジの加工方法において、
    前記2つの表面の最大高さRzを1μm以下とするための平坦化加工は、前記ガスクラスターイオンビームの照射によって行うことを特徴とする切れ刃エッジの加工方法。
  3. 請求項1又は2記載の切れ刃エッジの加工方法において、
    前記ガスクラスターイオンビームのガスに前記切れ刃を構成する材料と化学反応しないものを用いることを特徴とする切れ刃エッジの加工方法。
  4. 請求項3記載の切れ刃エッジの加工方法において、
    前記ガスは、アルゴン、酸素、窒素及び二酸化炭素のいずれか、もしくはそれらの組み合わせであることを特徴とする切れ刃エッジの加工方法。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの切れ刃エッジの加工方法によって切れ刃エッジを加工する工程を有することを特徴とする器具の製造方法
  6. 請求項5記載の器具の製造方法において、
    前記ファセットが複数形成されていることを特徴とする器具の製造方法
  7. 請求項5又は6記載の器具の製造方法において、
    前記ファセットの少なくとも一部が曲面となっていることを特徴とする器具の製造方法
JP2012150674A 2012-07-04 2012-07-04 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法 Active JP5956855B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150674A JP5956855B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法
US13/908,293 US9289910B2 (en) 2012-07-04 2013-06-03 Method of processing ridge of cutting edge and instrument with processed ridge of cutting edge
DE102013210277.1A DE102013210277B4 (de) 2012-07-04 2013-06-04 Verfahren zum Bearbeiten eines Schneidengrats und Instrument mit bearbeitetem Schneidengrat
CN201310271165.8A CN103526160B (zh) 2012-07-04 2013-07-01 切削刃边缘的加工方法及具有切削刃边缘的器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150674A JP5956855B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014012310A JP2014012310A (ja) 2014-01-23
JP5956855B2 true JP5956855B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=49780804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012150674A Active JP5956855B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9289910B2 (ja)
JP (1) JP5956855B2 (ja)
CN (1) CN103526160B (ja)
DE (1) DE102013210277B4 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5925642B2 (ja) 2012-08-31 2016-05-25 日本航空電子工業株式会社 無機固体材料および刃物工具
JP5683640B2 (ja) * 2013-05-20 2015-03-11 日本航空電子工業株式会社 刃物工具
WO2015077424A1 (en) * 2013-11-20 2015-05-28 Tel Epion Inc. Multi-step location specific process for substrate edge profile correction for gcib system
KR102509143B1 (ko) * 2015-06-30 2023-03-13 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 커터 휠 및 그 제조방법
JP6705146B2 (ja) * 2015-10-07 2020-06-03 株式会社Ihi 流量可変バルブ機構及び過給機
JP6633735B2 (ja) * 2016-02-24 2020-01-22 京セラ株式会社 切削インサート
JP6477592B2 (ja) * 2016-05-13 2019-03-06 株式会社村田製作所 セラミックコア、巻線型電子部品及びセラミックコアの製造方法
JP6746128B2 (ja) * 2016-05-24 2020-08-26 三星ダイヤモンド工業株式会社 カッターホイール
CN106425349A (zh) * 2016-08-07 2017-02-22 张春辉 一种微显蚀割刃具的制造方法
JP6869527B2 (ja) * 2016-12-28 2021-05-12 三星ダイヤモンド工業株式会社 スクライビングホイール
KR101976441B1 (ko) * 2018-11-27 2019-08-28 주식회사 21세기 펨토초 레이저를 이용한 초정밀 블레이드 엣지 가공방법
CN109758302A (zh) * 2019-03-14 2019-05-17 广东川田卫生用品有限公司 一种用于卫生巾生产线的裁切模具及其切分工艺
CN110390709B (zh) * 2019-06-19 2023-01-03 北京巴别时代科技股份有限公司 卡通渲染勾边圆滑方法
JP7649716B2 (ja) * 2021-08-11 2025-03-21 株式会社ディスコ 切削ブレードの整形方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8821944D0 (en) * 1988-09-19 1988-10-19 Gillette Co Method & apparatus for forming surface of workpiece
JPH05172709A (ja) * 1991-12-20 1993-07-09 Sumitomo Electric Ind Ltd ミクロトーム用ダイヤモンドナイフおよびその製造方法
US6353204B1 (en) * 1996-07-30 2002-03-05 Paulus Gerhardus Hendrikus Maria Spaay Method of producing a cutting tool insert using laser cutting and ion etching
IL138710A0 (en) * 1999-10-15 2001-10-31 Newman Martin H Atomically sharp edge cutting blades and method for making same
JP3950380B2 (ja) 2002-07-25 2007-08-01 住友電工ハードメタル株式会社 精密加工用切削工具
JP3994111B2 (ja) 2003-09-30 2007-10-17 日本航空電子工業株式会社 固体表面の平坦化方法及びその装置
JP4527997B2 (ja) 2004-02-13 2010-08-18 株式会社シゲル工業 理容用梳き鋏の製造方法
US8481981B2 (en) 2006-10-30 2013-07-09 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Method of smoothing solid surface with gas cluster ion beam and solid surface smoothing apparatus
JP2008112523A (ja) 2006-10-31 2008-05-15 Konica Minolta Opto Inc ガラスディスクの加工方法
JP5210627B2 (ja) * 2007-12-27 2013-06-12 永田精機株式会社 刃部材及び刃部材の刃縁の加工装置
WO2009100006A2 (en) 2008-01-31 2009-08-13 Exogenesis Corporation Method and system for improving surgical blades by the application of gas cluster ion beam technology and improved surgical blades
JP5338181B2 (ja) * 2008-08-05 2013-11-13 株式会社不二越 ダイヤモンド被覆膜の研磨方法及びダイヤモンド被覆切削工具並びにダイヤモンド被覆切削工具の製造方法
JP5597327B2 (ja) * 2010-06-29 2014-10-01 学校法人東京理科大学 ダイヤモンド被覆工具およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014012310A (ja) 2014-01-23
CN103526160A (zh) 2014-01-22
CN103526160B (zh) 2015-10-28
DE102013210277B4 (de) 2017-08-17
US20140182440A9 (en) 2014-07-03
US9289910B2 (en) 2016-03-22
DE102013210277A1 (de) 2014-01-09
US20140007752A1 (en) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5956855B2 (ja) 切れ刃エッジの加工方法及び器具の製造方法
KR100755961B1 (ko) 컷팅 블레이드 및 그 제조 방법
US6353204B1 (en) Method of producing a cutting tool insert using laser cutting and ion etching
CN103189160B (zh) 切削刀具以及该切削刀具的制造方法和制造装置
JP5597327B2 (ja) ダイヤモンド被覆工具およびその製造方法
JP5469723B2 (ja) 溝加工ツールおよびこれを用いた薄膜太陽電池のスクライブ装置
EP2813304B1 (en) Edge tool
JP5338181B2 (ja) ダイヤモンド被覆膜の研磨方法及びダイヤモンド被覆切削工具並びにダイヤモンド被覆切削工具の製造方法
WO2016010028A1 (ja) 単結晶ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンドの製造方法及び単結晶ダイヤモンドを用いた工具
CN102626853B (zh) 金刚石包覆切削工具
JP6850990B2 (ja) ダイヤモンド被覆切削工具及びその製造方法
EP3815806B1 (en) Tool with through hole comprising a diamond component
JP7099462B2 (ja) 固体炭素含有材料加工体およびその製造方法
JP5568649B1 (ja) 刃物工具
JP2023184552A (ja) 構造部材及びその製造方法
JP2002121040A (ja) 脆性材料基板用カッターホイールおよびそれを備えたスクライバー
CN103663445B (zh) 无机固体材料及刀具工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5956855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250