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JP6072644B2 - 紫外線照射装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents
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JP6072644B2 - 紫外線照射装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

紫外線照射装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板に紫外線を照射する紫外線照射装置、紫外線処理装置を用いた基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
近年、半導体デバイスの高集積化を図るため、レジストパターンの微細化が求められており、例えばフォトリソグラフィー処理における露光処理の光を短波長化することが進められている。しかしながら、露光光源の短波長化には技術的、コスト的な限界があり、光の短波長化を進める方法のみでは、例えば数ナノメートルオーダーの微細なレジストパターンを形成するのが困難な状況にある。
そこで、フォトリソグラフィー処理に代えて、親水性と疎水性の2種類のブロック鎖(ポリマー)から構成されたブロック共重合体を用いたウェハ処理方法が注目されている。かかる方法では、ウェハ上に2種類のポリマーに対して中間の親和性を有する中性層を形成し、当該中性層上に例えばレジストによりガイドパターンを形成する。その後、ウェハにブロック共重合体を塗布し、ブロック共重合体を親水性と疎水性の2種類のポリマーに相分離させると、親水性であるレジストパターンに沿って親水性ポリマーが配列し、親水性ポリマーに隣接して疎水性ポリマーが配列する。その後、いずれか一方のポリマーを、例えばエッチング等により選択的に除去することで、ウェハ上に他方のポリマーにより微細なパターンが形成される。
上述のようなブロック共重合体を用いてパターン形成を行う場合、親水性ポリマーと疎水性ポリマーとを所望のパターンに配列させるためには、ガイドとなるレジストパターンの表面が、全面にわたって親水性を有する必要がある。そのため、レジストパターンの表面を、確実に親水性を有するものとするために、例えば紫外線照射によりレジストの表面を改質処理する方法が用いられることがある。
紫外線の照射に際しては、例えば特許文献1に記載されるような装置が用いられる。特許文献1の装置では、筐体内に設置された長尺状のランプの下方にステージを設け、当該ステージ上に被処理体を載置して紫外線が照射される。
特開2013−12425号公報
ところで、ブロック共重合体のガイドとしてのレジストパターンを確実に親水化するために、レジストパターンに紫外線を照射し、その後ブロック共重合体を塗布して相分離した場合、紫外線の照射量により相分離後のパターンにばらつきが見られることがある。より具体的には、例えばブロック共重合体によりシリンダ構造を形成してその後の選択的エッチングによりホールパターンを形成する場合を例にすると、ホールの形状が円形とならないという欠陥や、ホールそのものが形成されないという欠陥が生じることがある。
この点について本発明者らが鋭意調査したところ、紫外線の照射量(ドーズ量)を増加させるとホールそのものが形成されないという欠陥は減少するものの、ホールの形状が円形とならない欠陥が増加し、その反対に、ドーズ量を減少させるとホールそのものが形成されないという欠陥が増加し、ホールの形状が円形とならない欠陥は減少するというトレードオフの関係があることが確認された。
そこで、ドーズ量を調整することで両方の欠陥を低減させることを試みた結果、最適なドーズ量の範囲は極めて小さく、ウェハ面内での紫外線の照射量を高い精度で均一にする必要があることがわかった。
しかしながら、例えば特許文献1のような装置では、紫外線の照射量のばらつきを所望の精度以下とすることは極めて困難であり、より高精度に紫外線を照射できる装置が望まれている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板面内に紫外線を均一に照射することを目的とする。
本発明によれば、基板保持部に吸着保持された基板と光源部とを相対的に且つ部分的に移動させて、基板と光源部との距離を調整することができる。紫外線は酸素により吸収されるため、基板と光源部との距離を遠ざけると酸素による紫外線の吸収量が増加して基板のドーズ量が減少し、反対に基板と光源部との距離を近づけると紫外線の吸収量が減少してドーズ量が増加する。したがって本発明では、基板と光源部との距離を部分的に調整することで、基板と光源部との間に介在する酸素による紫外線の吸収量を部分的に調整し、例えばウェハ面内においてドーズ量の多い部分では、光源部との距離を遠くすることで、基板表面のドーズ量を低減させることができる。その結果、ウェハ面内でのドーズ量を均一にし、面内均一な基板処理を行うことができる。
前記目的を達成するため、本発明は、基板の表面に形成されたレジストパターンに対して紫外線を照射して、前記レジストパターンを改質処理する紫外線照射装置であって、基板を吸着保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板に波長が172nmの紫外線を照射する光源部と、前記基板保持部に保持された基板と前記光源部とを相対的に且つ部分的に移動させて、当該基板と前記光源部との距離を部分的に調整する駆動機構と、を有し、前記光源部は、長尺状のランプを備え、前記基板保持部は、当該基板保持部を平面視において前記長尺状のランプが延伸する方向と直交する方向に移動させる移動機構を備えており、前記長尺状のランプは、複数の長尺状のランプを直列に配置して構成され、前記駆動機構は、前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動を、複数の前記ランプを個別に昇降動させることで行う昇降機構であることを特徴としている。
別な観点による本発明によれば、基板の表面に形成されたレジストパターンに紫外線を照射して、前記レジストパターンを改質処理する基板処理方法であって、
複数のランプを直列に配置して構成された長尺状のランプを備えた光源部から、基板保持部に吸着保持された基板に、波長が172nmの紫外線を照射し、
前記基板保持部に保持された基板と前記光源部とを相対的に且つ部分的に移動させて、当該基板と前記光源部との距離を部分的に調整し、前記基板保持部に吸着保持された基板への紫外線の照射は、前記基板保持部を平面視において前記長尺状のランプが延伸する方向と直交する方向に移動させることで前記基板の全面に紫外線を照射し、前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動は、複数の前記ランプを個別に昇降動させることを特徴としている
前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動は、予め求められた前記長尺状のランプの照度分布に応じて行われてもよい。
別な観点による本発明によれば、前記基板処理方法を紫外線照射装置によって実行させるために、当該紫外線照射装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
また別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、基板の全面にわたって均一に紫外線を照射することができる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 紫外線照射装置の構成の概略を示す縦断面図である。 紫外線照射装置の構成の概略を示す横断面図である。 載置台近傍の構成の概略を示す平面図である。 載置台近傍の構成の概略を示す縦断面図である。 ウェハ上に反射防止膜と中性層が形成された様子を示す縦断面の説明図である。 中性層上にレジストパターンが形成された様子を示す縦断面の説明図である。 載置台を移動させてウェハに紫外線を照射する様子を示す説明図である。 レジストパターン上にブロック共重合体が塗布された様子を示す縦断面の説明図である。 ブロック共重合体を親水性ポリマーと疎水性ポリマーに相分離した様子を示す縦断面の説明図である。 ブロック共重合体を親水性ポリマーと疎水性ポリマーに相分離した様子を示す平面の説明図である。 親水性ポリマーを選択的に除去した様子を示す縦断面の説明図である。 ランプの長さ方向における照度分布を示す説明図である。 ドーズ量と欠陥の発生量との相関関係を示す説明図である。 吸着保持されたウェハをピエゾ素子により押圧した状態を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる載置台近傍の構成の概略を示す平面図である。 他の実施の形態にかかる紫外線照射装置の構成の概略を示す横断面図である。 他の実施の形態にかかる紫外線照射装置の構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかる紫外線照射装置の構成の概略を示す横断面図である。 他の実施の形態にかかる紫外線照射装置の構成の概略を示す横断面図である。 紫外線の照射分布が所定の傾きを有する紫外線照射装置でウェハに紫外線を照射した状態を示す説明図である。 紫外線の照射分布が所定の傾きを有する紫外線照射装置でウェハに紫外線を照射した状態を示す説明図である。 左右対称の紫外線の照射分布を有する紫外線照射装置でウェハに紫外線を照射した状態を示す説明図である。 左右対称の紫外線の照射分布を有する紫外線照射装置でウェハに紫外線を照射した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる基板処理方法を実施する基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、基板処理システム1の内部構成の概略を示す側面図である。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像装置30、ウェハW上に有機溶剤を供給する有機溶剤供給装置31、ウェハW上に反射防止膜を形成する反射防止膜形成装置32、ウェハW上に中性剤を塗布して中性層を形成する中性層形成装置33、ウェハW上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置34、ウェハW上にブロック共重合体を塗布するブロック共重合体塗布装置35が下から順に重ねられている。
例えば現像装置30、有機溶剤供給装置31、反射防止膜形成装置32、中性層形成装置33、レジスト塗布装置34、ブロック共重合体塗布装置35は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像装置30、有機溶剤供給装置31、反射防止膜形成装置32、中性層形成装置33、レジスト塗布装置34、ブロック共重合体塗布装置35の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像装置30、有機溶剤供給装置31、反射防止膜形成装置32、中性層形成装置33、レジスト塗布装置34、ブロック共重合体塗布装置35では、例えばウェハW上に所定の塗布液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に塗布液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、塗布液をウェハWの表面に拡散させる。
なお、ブロック共重合体塗布装置35でウェハW上に塗布されるブロック共重合体は、第1のポリマーと第2のポリマーとを有する。第1のポリマーとしては、親水性(極性)を有する親水性ポリマーが用いられ、第2のポリマーとしては、疎水性(非極性)を有する疎水性ポリマーが用いられる。本実施の形態では、親水性ポリマーとして例えばポリメタクリル酸メチル(PMMA)が用いられ、疎水性ポリマーとしては例えばポリスチレン(PS)が用いられる。また、ブロック共重合体における親水性ポリマーの分子量の比率は20%〜40%であり、ブロック共重合体における疎水性ポリマーの分子量の比率は80%〜60%である。そして、ブロック共重合体は、親水性ポリマーと疎水性ポリマーが、直線的に化合した高分子であり、これら親水性ポリマーと疎水性ポリマーの化合物を溶剤によりにより溶液状としたものである。
また、中性層形成装置33でウェハW上に形成される中性層は、親水性ポリマーと疎水性ポリマーに対して中間の親和性を有する。本実施の形態では、中性層として例えばポリメタクリル酸メチルとポリスチレンとのランダム共重合体や交互共重合体が用いられる。以下において、「中性」という場合は、このように親水性ポリマーと疎水性ポリマーに対して中間の親和性を有することを意味する。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの熱処理を行う熱処理装置40、ウェハW上のレジストパターンに紫外線を照射して当該レジストパターンの表面を改質処理する紫外線照射装置41、ウェハWを疎水化処理するアドヒージョン装置42、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置43、ブロック共重合体塗布装置35でウェハW上に塗布されたブロック共重合体を親水性ポリマーと疎水性ポリマーに相分離させるポリマー分離装置44が上下方向と水平方向に並べて設けられている。熱処理装置40は、ウェハWを載置して加熱する熱板と、ウェハWを載置して冷却する冷却板を有し、加熱処理と冷却処理の両方を行うことができる。なお、ポリマー分離装置44もウェハWに対して熱処理を施す装置であり、その構成は熱処理装置40と同様である。熱処理装置40、紫外線照射装置41、アドヒージョン装置42、周辺露光装置43、ポリマー分離装置44の数や配置は、任意に選択できる。紫外線照射装置41の構成については後述する。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えばY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述した紫外線照射装置41の構成について説明する。紫外線照射装置41は、図4及び図5に示すように筐体130を有している。筐体130の側面には、ウェハWの搬入出口131が形成されている。搬入出口131にはシャッター132が設けられており、シャッター132を閉鎖することで筐体130内を密閉できる。筐体130の搬入出口131と反対側の側面には排気口133が設けられている。排気口133には排気管134を介して排気機構135が接続されている。
筐体130内には、ウェハWを吸着保持する、基板保持部としての載置台140と、載置台140に保持されたウェハWに紫外線を照射する光源部141が設けられている。筐体130の底面には、筐体130内の一端側(図4中のX方向負方向側)から他端側(図4中のX方向正方向側)まで延伸するガイドレール142が設けられている。載置台140は、ガイドレール142上に設けられ、当該載置台140に内蔵された移動機構140aによってガイドレール142に沿って移動できる。
載置台140の上方には、筐体130を上下に仕切る仕切板143が設けられており、光源部141は、仕切板143の上面に配置されている。光源部141は、長尺状のランプ150と、当該ランプ150を支持する支持体151とを有している。仕切板143のランプ150に対応する位置には開口が形成されており、ランプ150から照射される紫外線は仕切板143に遮られることなく鉛直下方に到達する。ランプ150から照射される紫外線の波長は、例えば172nmである。
ランプ150は、例えばウェハWの直径よりも長く構成されており、平面視において筐体130の中央付近に、ガイドレール142に直交する方向に延伸して配置されている。したがって、ウェハWを載置した状態で載置台140をガイドレール142に沿って移動させることで、ランプ150の下方を、ウェハWを横切らせることができる。
図6及び図7に示すように、載置台140の上面には、複数の吸引口160が例えば平面視においてランプ150の延伸する方向に沿って複数形成されている。各吸引口160は図示しない排気機構に接続されており、吸引口160を排気することで、載置台140の上面に載置されたウェハWを吸着して保持することができる。また、ランプ150の延伸する方向に沿って形成された複数の吸引口160の一群は、例えば平面視においてランプ150と平行に等間隔に配置されている。
載置台140の上面であって吸引口160の一群の間には、ランプ150の延伸する方向に沿って、長尺状のピエゾ素子161が、ランプ150と平行な方向に等間隔で複数配列されている。ピエゾ素子161の上端面の高さは、載置台140の上面の高さ以下となるように、例えば載置台140の上面に埋め込まれた状態となっている。各ピエゾ素子161の上端面には、ウェハWを支持するギャップピン162がそれぞれ設けられており、ギャップピン162の上端は載置台140の上面より均一な高さで上方に突出するようにピエゾ素子161の高さ方向の位置が調整されている。そのため、通常の状態では各ギャップピン162の高さは均一であるが、例えば複数のピエゾ素子161のうち、所定のピエゾ素子161に対して、図示しない電源から電圧を印加すると、電圧が印加されたピエゾ素子161が例えば上方に変位し、所定位置のギャップピン162のみを上方に移動させることができる。したがって、吸引口160によりウェハWを吸着保持した状態で一部のピエゾ素子161のみに電圧を印加することで、ウェハWとランプ150との相対的な距離を部分的に変動させることができる。かかる場合、ピエゾ素子161は、ウェハWとランプ150とを相対的に且つ部分的に移動させる駆動機構として機能する。なお、ギャップピン162は必ずしも設ける必要はない。
また、載置台140の、吸引口160及びピエゾ素子161とは干渉しない位置には、当該載置台140を上下方向に貫通する複数の貫通孔163が形成されている。貫通孔163には、昇降ピン164がそれぞれ設けられている。昇降ピン164は、シリンダなどの昇降駆動機構(図示せず)によって上下動できる。昇降ピン164は、貫通孔163内を挿通して載置台140の上面に突出し、ウェハWを支持して昇降できる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部300が設けられている。制御部300は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1における後述の剥離処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部300にインストールされたものであってもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。なお、本実施の形態では、ウェハWにコンタクトホールとしての貫通孔を形成する場合を例にして説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次処理ステーション11の受け渡し装置53に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、温度調節される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって反射防止膜形成装置32に搬送され、図8に示すようにウェハW上に反射防止膜400が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、加熱され、温度調節される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって中性層形成装置33に搬送される。中性層形成装置33では、図8に示すようにウェハWの反射防止膜400上に中性剤が塗布されて、中性層401が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、加熱され、温度調節され、その後受け渡し装置53に戻される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置100によって受け渡し装置54に搬送される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によってアドヒージョン装置42に搬送され、アドヒージョン処理される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によってレジスト塗布装置34に搬送され、ウェハWの中性層401上にレジスト液が塗布されて、レジスト膜が形成される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送されて、プリベーク処理される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって受け渡し装置55に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって周辺露光装置43に搬送され、周辺露光処理される。
その後ウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置110によって露光装置12に搬送され、露光処理される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像装置30に搬送され、現像される。現像終了後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。こうして、図9に示すようにウェハWの中性層401上に所定のレジストパターン402が形成される。本実施の形態では、レジストパターン402は、平面視において円形状のホール部402aが所定の配置で並んだパターンである。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって紫外線照射装置41に搬送される。紫外線照射装置41では、先ず、ガイドレール142のシャッター132側の端部近傍に待機している載置台140にウェハWが載置され、吸着保持される。それと共に、シャッター132が閉じられる。次に載置台140が光源部141側に移動を開始する。その後、載置台140上のウェハWの光源部141側の端部がランプ150の下方を横切る例えば2秒程度前に、ランプ150により紫外線の照射を開始する。これによりウェハWがランプ150の下方を横切る際に、ランプ150の照度を安定させておくことができる。
次いで、載置台140を一定の速度で図10のX方向正方向側に移動させて、図10に示すようにランプ150の下をウェハWを通過させ、ウェハWに紫外線を照射する。その後、載置台140をさらに移動させて、ウェハWのシャッター132側の端部まで紫外線が照射されると、ランプ150を消灯して紫外線の照射を停止する。この紫外線の照射によりレジストパターン402の表面が改質処理され、レジストパターン402の表面の全面にわたって親水性を有するようになる。紫外線の照射を停止した後は、載置台140をシャッター132側に再び移動させる。次いで、シャッター132を開け、ウェハ搬送装置70によりウェハWを紫外線照射装置41から搬出する。なお、この紫外線照射装置41における処理の詳細については後述する。
その後、ウェハWはウェハ搬送装置70によってブロック共重合体塗布装置35に搬送される。ブロック共重合体塗布装置35では、図11に示すようにウェハWの反射防止膜400及びレジストパターン402上にブロック共重合体403が塗布される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送される。熱処理装置40では、ウェハWに所定の温度の熱処理が行われる。そうすると、図12及び図13に示すようにウェハW上のブロック共重合体403が、親水性ポリマー404と疎水性ポリマー405に相分離される。ここで、上述したように、ブロック共重合体403において親水性ポリマー404の分子量の比率は20%〜40%であり、疎水性ポリマー405の分子量の比率は80%〜60%である。また、紫外線照射装置41での紫外線照射によりレジストパターン402の表面が全面にわたって親水化されている。そうすると、図12に示すように、レジストパターン402の表面に親水性ポリマー404が引き寄せられると共に、親水性ポリマー404と隣り合って疎水性ポリマー405が配列される。その結果、図13に示すように、レジストパターン402のホール部402a内に、円柱形状の親水性ポリマー404と円筒形状の疎水性ポリマー405が同心円状に相分離される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって再び紫外線照射装置41に搬送される。紫外線照射装置41では、ウェハWに紫外線を照射することで、親水性ポリマー404であるポリメタクリル酸メチルの結合鎖を切断すると共に、疎水性ポリマー405であるポリスチレンを架橋反応させる。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって有機溶剤供給装置31に搬送される。有機溶剤供給装置31では、ウェハWに例えば極性有機溶剤であるイソプロピルアルコール(IPA)が供給される。これにより、例えば図14に示すように、紫外線照射で結合鎖が切断された親水性ポリマー404が選択的に溶解除去されて、疎水性ポリマー405によりホール状のパターンが形成される。
その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって受け渡し装置50に搬送され、
その後カセットステーション10のウェハ搬送装置23によって所定のカセット載置板21のカセットCに搬送される。
その後、カセットCは基板処理システム1の外部に設けられたエッチング処理装置(図示せず)に搬送され、例えば疎水性ポリマー405をマスクとして、中性層401、反射防止膜400及びウェハWがエッチング処理され、例えばウェハWにコンタクトホールとしての貫通孔が形成される。なお、エッチング処理装置としては、例えばRIE(Reactive Ion Eching)装置が用いられる。すなわち、エッチング処理装置では、反応性の気体(エッチングガス)やイオン、ラジカルによって、親水性ポリマーや反射防止膜といった被処理膜をエッチングするドライエッチングが行われる。
その後、ウェハWは再びドライエッチング処理され、ウェハW上のレジストパターン402及び疎水性ポリマー405が除去され、一連のウェハ処理が終了する。
次に、紫外線照射装置41でのウェハWに対する紫外線照射について詳述する。
長尺状のランプ150による紫外線の照度分布は均一ではなく、例えば図15に示すように、ランプ150の長さ方向において照度が変化する。図15では、例えばランプ150の長さ方向に沿って、等間隔で丸数字の「1」〜「5」の5箇所で示される箇所の照度を、ランプ150の照度を50mW/cm2〜70mW/cm2の範囲で変化させた場合について測定した結果を示している。図15によれば、いずれの照度の場合においても、ランプ150の両端部及び中央部(図15中の丸数字「1」、「3」及び「5」)の照度が、それ以外の箇所(図15中の丸数字「2」及び「4」)の箇所よりも低くなり、略M字状の照度分布となる傾向が見られた。また、照度が最大となる箇所と照度が最低となる箇所との間では、概ね20%程度の照度差が生じている。
また、本発明者らによれば、レジストパターン402に対して紫外線を照射してレジストパターン402の表面を改質処理して親水化した場合、ドーズ量に応じてその後のブロック共重合体によるパターン形成に影響が出ることが確認された。具体的には、例えば図16に示すように、ドーズ量を増加させるとホールそのものが形成されないという欠陥は減少するものの、ホールの形状が円形とならない欠陥が増加し、その反対に、ドーズ量を減少させるとホールそのものが形成されないという欠陥が増加し、ホールの形状が円形とならない欠陥は減少する。そして、両方の欠陥を最適化できるドーズ量の範囲は、例えば280(mj/cm2)の概ね±10%以内の範囲である。したがって、ドーズ量はウェハW面内で高い均一性を要求されるが、図15に示すように紫外線の照射量のばらつきが大きいと、ウェハWの全面にわたってドーズ量を所望の値とすることができない。
そこで本実施の形態では、紫外線照射装置41では、ランプ150の下をウェハWが通過する際に、ランプ150の紫外線の照度のばらつきに対応してギャップピン162の高さ方向の位置を、ピエゾ素子161により調整する。具体的には、図15に示す照度分布を有するランプ150を用いる場合、紫外線の照度が低い箇所(図15の丸数字「1」、「3」及び「5」)に対応する部分のウェハWをピエゾ素子161a、160c、160eにより上方向に押圧して、ウェハWの形状が、例えば図17に示すように略W字状となるようにする。紫外線は酸素により吸収されるため、ウェハWとランプ150との距離を近づけると酸素による紫外線の吸収量が減少してドーズ量が増加する。このように、ウェハWとランプ150とを相対的に且つ部分的に移動させて、ウェハWとランプ150との距離を部分的に調整するこうすることで、ランプ150の照度にばらつきがあっても、ウェハWの表面におけるドーズ量のばらつきを低減させることができる。
紫外線照射装置41における具体的な処理について説明すると、先ずウェハWが載置台140に載置されて吸着保持された後であって、ウェハWがランプ150の下方を横切るよりも前の任意のタイミングで、ピエゾ素子161によりウェハWを部分的に押圧する。吸着保持後とするのは、ウェハWが吸着されていない状態でピエゾ素子161を変形させても、ウェハWを押圧できないためである。この際、ピエゾ素子161の変形量、即ちウェハWとランプ150との間の相対的な距離の変化量は、例えば図15に示すような、あらかじめ測定したランプ150の照度分布に基づいて決定される。
そして、図10に示すように、ウェハWをランプ150の下を通過させる際も、ピエゾ素子161により例えば図17に示すようにウェハWを部分的に押圧した状態とし、少なくとも、ウェハWのシャッター132側の端部まで、即ちウェハWの全面に紫外線が照射されまでこの状態を維持する。ウェハWへの紫外線の照射が完了した後は、ピエゾ素子161によるウェハWの部分的な押圧を停止し、それと共に、載置台140をシャッター132側に再び移動させて、紫外線照射装置41における処理を終了する。
以上の実施の形態によれば、載置台140に吸着保持されたウェハWをピエゾ素子161により部分的に押圧することで、ウェハWと光源部141のランプ150との間の距離を部分的に変化させることができる。これにより、ウェハWとランプ150との間に介在する酸素による紫外線の吸収量を部分的に調整し、ウェハ面内でのドーズ量を高い精度で調整することができる。その結果、ウェハW面内でのドーズ量を均一にし、面内均一なウェハ処理を行うことができる。
なお、以上の実施の形態では、図6に示されるように、ウェハWの直径より長い複数のピエゾ素子161が等間隔に配置された場合を例にして説明したが、ピエゾ素子161の長さは本実施の形態に限定されるものではなく、ウェハWとランプ150との相対的な距離を部分的に変動させることができれば、任意に設定が可能である。例えば、図18に示すように、例えば各ピエゾ素子161の長さを、ピエゾ素子161に対応する位置におけるウェハWの長さよりも長くなるように、異なる長さであってもよい。
また、吸引口160も、必ずしもランプ150と平行に配置する必要はなく、ピエゾ素子161によりウェハWをランプ150側に押圧する際に、ウェハWを適正に吸着保持できれば、その配置は任意に設定が可能である。
以上の実施の形態では、ピエゾ素子161によりウェハWを押圧してウェハWとランプ150との間の距離を部分的に調整することで、ウェハWのドーズ量を調整したが、ウェハWとランプ150との間の距離の部分的な調整方法は本実施の形態の内容に限定されない。例えば図19に示すように、ランプ150に代えて複数の長尺状のランプ170を直列に配置し、各長尺状のランプ170を個別に昇降動させることで、ウェハWとランプ170との間の距離を部分的に調整してもよい。かかる場合、各ランプ170に個別に昇降機構171を設け、各ランプ170を独立して昇降動させることが好ましい。その場合、載置台140にはピエゾ素子161を設ける必要はないが、ピエゾ素子161を設けていてもよい。ピエゾ素子161を設ける場合、例えば昇降機構171により概略の高さ方向の位置を調整し、ピエゾ素子161により微調整を行ってもよい。
また、以上の実施の形態では、載置台140でのウェハWの吸着保持に吸引口160を用いたが、ウェハWを吸着保持する手段は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、例えば載置台として静電チャックを用いてウェハWを吸着保持するようにしてもよい。
以上の実施の形態では、ピエゾ素子161によりウェハWを押圧する場合を例にして説明したが、ウェハWの押圧はピエゾ素子161以外の機構により行っても良い。なお、本実施の形態で用いる172nmの波長の紫外線は、例えば酸素濃度が約20%である大気圧下においては、ウェハWとランプ150との距離が1mm近づくと紫外線は約75%に減衰し、2mm近づくと、約60%に減衰する。そのため、ウェハWの面内でドーズ量のばらつきを所望の精度とするには、ウェハWとランプ150との間の距離が最も遠い部分と最も近い部分との差が概ね0.5mm以内となるように制御する必要がある。したがって、ウェハWを押圧する駆動機構としては、μmオーダーで制御できるピエゾ素子を用いることが好ましい。
また、以上の実施の形態では、ウェハWとランプ150との間の距離を部分的に調整することで、ウェハWとランプ150との間に介在する酸素による紫外線の吸収量を調整し、それによりウェハWのドーズ量を調整したが、酸素による紫外線の吸収量を調整するという観点からは、例えばウェハWとランプ150との間に介在する酸素の濃度を調整してもよい。かかる場合、例えば図20及び図21に示すように、例えば窒素を下方に向けて供給するガス供給管180を、載置台140の上方で、且つランプ150のシャッター132側であって当該ランプ150の近傍に複数配置してもよい。そして、ガス供給管180から窒素を供給することで、ランプ150の下方を横切って排気口133に向かって流れる窒素ガスの気流を形成できる。紫外線照射装置がこのような構成を有することで、例えばランプ150における紫外線の照度が低い領域に対応するガス供給管180から窒素を供給して、当該領域におけるウェハWとランプ150との間の酸素濃度を低下させることができる。その結果、酸素による紫外線の吸収量を、窒素を供給していない領域よりも抑え、ウェハWにおけるドーズ量を調整することができる。
また、ドーズ量をウェハWの面内で均一にするという観点からは、例えば図22に示すように、光源部141にウェハWの直径よりも短いランプ190を一つ設置し、当該ランプ190をガイドレール142に直交する方向に水平に移動自在に構成してもよい。かかる場合、ウェハWを吸着保持した載置台140を、シャッター132側から排気口133側に移動させながら、ウェハWの面内における紫外線の照射時間が一定となるようにランプ190を移動させる。そうすることで、ウェハW面内におけるドーズ量を均一なものとすることができる。
なお、以上の実施の形態では、長尺状のランプ150の照度分布が略M字状である場合の例について説明したが、例えばランプ150の照度分布またはウェハWのドーズ量の分布が概ね直線状の傾きを有する場合は、例えば載置台140を回転自在に構成し、ウェハWをシャッター132側から排気口133側に移動させながら紫外線を照射した後にウェハを回転させて、さらに排気口133側からシャッター132側に移動する間に紫外線を照射するようにしてもよい。
かかる場合、先ずシャッター132側から排気口133側に移動させながら紫外線を照射することにより、ウェハW上のドーズ量が、例えば図23に示すように、所定の傾きを有する状態となる。なお、図23のウェハWに記載された左右方向の線は、ウェハWのドーズ量の高低を表し、例えば線の密度の高い部分はドーズ量が高く、線の密度の低い部分はドーズ量が低い状態を表している。次いで、ウェハWを180度回転させ、載置台140を排気口133側からシャッター132側に移動させながらウェハWに紫外線を照射する。こうすることで、図24に示すように、ウェハW面内におけるドーズ量を均一化することができる、
また、長尺状のランプ150の照度分布が例えば左右対称である場合、例えば図25に示すように載置台140をシャッター132側から排気口133側に移動させながら紫外線を照射した後、ウェハWを90度回転させる。その後、載置台140を排気口133側からシャッター132側に移動させながらウェハWに紫外線を照射する。こうすることで、図26に示すように、ウェハW面内におけるドーズ量を概ね均一化することができる、
以上の実施の形態では、光源部141から波長が172nmの紫外線を照射することでレジストパターン402の改質処理を行ったが、当該改質処理には、例えば172nm以外の波長の紫外線を用いてもよく、また、紫外線に代えて電子線を用いてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。また、紫外線照射の対象も、レジスト膜に限られず、例えばブロック共重合体によるパターン形成にあたり、親水性ポリマーを有機溶剤により選択的に処理するために、ブロック共重合体に紫外線を照射する場合などにも適用できる。
本発明は、例えばウェハに紫外線を照射して改質処理する際に有用である。
1 基板処理システム
2 塗布現像処理装置
3 エッチング処理装置
30 現像装置
31 洗浄装置
32 反射防止膜形成装置
33 酸付着装置
34 レジスト塗布装置
35 ブロック共重合体塗布装置
40 熱処理装置
41 紫外線照射装置
300 制御部
400 反射防止膜
401 中性層
402 レジストパターン
402a ホール部
403 ブロック共重合体
404 親水性ポリマー
405 疎水性ポリマー
W ウェハ

Claims (5)

  1. 基板の表面に形成されたレジストパターンに対して紫外線を照射して、前記レジストパターンを改質処理する紫外線照射装置であって、
    基板を吸着保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板に波長が172nmの紫外線を照射する光源部と、
    前記基板保持部に保持された基板と前記光源部とを相対的に且つ部分的に移動させて、当該基板と前記光源部との距離を部分的に調整する駆動機構と、を有し、
    前記光源部は、長尺状のランプを備え、
    前記基板保持部は、当該基板保持部を平面視において前記長尺状のランプが延伸する方向と直交する方向に移動させる移動機構を備えており、
    前記長尺状のランプは、複数の長尺状のランプを直列に配置して構成され、
    前記駆動機構は、前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動を、複数の前記ランプを個別に昇降動させることで行う昇降機構であることを特徴とする、紫外線照射装置。
  2. 基板の表面に形成されたレジストパターンに紫外線を照射して、前記レジストパターンを改質処理する基板処理方法であって、
    複数のランプを直列に配置して構成された長尺状のランプを備えた光源部から、基板保持部に吸着保持された基板に、波長が172nmの紫外線を照射し、
    前記基板保持部に保持された基板と前記光源部とを相対的に且つ部分的に移動させて、当該基板と前記光源部との距離を部分的に調整し、
    前記基板保持部に吸着保持された基板への紫外線の照射は、前記基板保持部を平面視において前記長尺状のランプが延伸する方向と直交する方向に移動させることで前記基板の全面に紫外線を照射し、
    前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動は、複数の前記ランプを個別に昇降動させることで行うことを特徴とする、基板処理方法。
  3. 前記基板保持部に保持された基板と前記光源部との相対的で且つ部分的な移動は、予め求められた前記長尺状のランプの照度分布に応じて行われることを特徴とする、請求項に記載の基板処理方法。
  4. 請求項2または3に記載の基板処理方法を紫外線照射装置によって実行させるように、当該紫外線照射装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラム。
  5. 請求項に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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