以下、本発明の実施例として、遊技者が遊技店で獲得した遊技価値を景品交換に使用可能な景品交換システム1について、図面を参照して説明する。
最初に、図1によって、本実施例の景品交換システム1における仮決済の流れの概要を説明する。本景品交換システム1では、基本的には遊技者が遊技店での遊技により獲得した景品球数(遊技価値)に基づき、提携店舗であるコンビニエンスストア(以下、コンビニ)等で景品交換や仮決済を行うように構成されている。
本景品交換システム1では、遊技店が、景品交換の場を提供するコンビニ等の提携店舗と直に提携契約を結ぶか、あるいは景品交換や仮決済を統括的に管理する統括会社を介して提携店舗と提携契約を結ぶことにより、当該提携店舗にて、遊技者は遊技店で獲得した景品球数を使用して景品交換を行うことができる。ここで提携店舗は、1店だけに限らず複数存在する場合もある。なお、遊技者については、遊技店を離れて提携店舗に入店した場合も、説明の便宜上そのまま遊技者として表現する。
先ず、図1における遊技店内での処理の流れについて説明する。
遊技店内には、図示省略したが数多のパチンコ機やスロットマシン等の遊技機が設置されており、遊技者は貸出された遊技媒体を使用して遊技を行う。遊技機がパチンコ機の場合、遊技者はハンドルを回転操作して遊技盤面上に遊技球(遊技媒体)を発射し、遊技球が入賞すると、その入賞形態に応じて景品球が払い出される。遊技者は遊技を終了すると、遊技店内に設置されている計数機10で持ち球(景品球)を計数する(図1中の(a))。
計数機10については後述するが、遊技店内において各遊技機毎に個別に、あるいは複数の遊技機が列設された遊技機島毎に設置されており、景品球を受け入れる受入口に投入された遊技球を随時センサ等からなるカウンターで計数し、計数結果を記憶および演算するものである。このような計数機10は、計数結果を計数レシートまたは会員カードに記録して、遊技者に発行する(図1中の(b))。
遊技者は、前記計数機10から発行された計数レシートまたは会員カード(に記録された計数結果)を、遊技店内にある景品交換カウンターにおいて提示する(図1中の(c))。すると、遊技店では提示された計数レシート等に記録された計数結果を、景品管理端末(遊技店用POS)20に入力することにより、当該計数データの正誤の確認等、景品交換に必要な処理を行う。
景品管理端末(遊技店用POS)20についても後述するが、遊技店内の景品交換カウンターに設置されており、遊技者が提出した計数レシート等から計数結果をスキャナで読み取り、対応する景品を算出するものである。景品管理端末(遊技店用POS)20は、景品交換に必要な処理を終えると、景品レシートまたは特殊景品を発行する(図1中の(d))。ここで景品レシートは、一般景品との景品交換を行うための「所定の記録媒体」に相当し、また、特殊景品は換金を行うためのものである。本実施例の仮決済は、景品レシートに基づく一般景品との景品交換に限られるため、以下、特殊景品の換金についての説明は省略する。
次に、図1における提携店舗での景品交換について説明する。
遊技者は、景品交換所(換金所)を兼ねるコンビニ等の提携店舗へ移動し、前述の遊技店で発行された景品レシートを提示する(図1中の(e))。この景品レシートに基づき、遊技者はそのまま所望する一般景品との景品交換を行うことができるが、この時点では未だ景品交換を行わず、当該景品交換に関連する仮決済を行うことも可能である。以下、図1中では遊技者が景品交換ではなく仮決済を行う場合を例に説明する。
仮決済とは、前記景品レシートに記録された景品球数(遊技価値)を限度として、実際に一般景品との景品交換を行う前に、当該景品交換に関連した必要な処理を済ませることである。この仮決済の時点では、未だ遊技者は実際の一般景品を入手することはない。よって、提携店舗から遊技店に景品代金が請求されることはなく、遊技店が提携店舗に景品代金を支払うこともない。遊技者は予め仮決済を行うことにより、遊技終了時点での景品交換に関する手続きや処理を簡略化することができるので、遊技終了時の仮決済における手続きや処理は、通常の遊技終了時に比べて簡単に済ませることができる。
提携店舗では、遊技者が仮決済を希望し選択した場合には、提示された景品レシートの情報を商品管理端末(店舗用POS)60に入力する。商品管理端末(店舗用POS)60は、例えば提携店舗内のレジカウンター等に設置されており、遊技者が提出した景品レシートから情報をスキャナで読み取り、必要な情報処理を行うものである。提携店舗では、商品管理端末(店舗用POS)60により入力された情報に基づいて仮決済を行う。
仮決済に際しては、詳しくは後述するが先ず仮決済を行うための前記景品レシートが正当なものであるか否かを認証する。そして、景品レシートが正当なものであると認証された場合に、仮決済に関する必要な処理を行った後、当該仮決済が正当に行われたことを示す仮決済証明媒体として仮決済証明書を発行する(図1中の(f))。ここで仮決済証明書は、必要事項が記録されたレシートの様なものであれば足りるが、これが後日景品交換を行う場合の正当性を証明するものとなる。
このように提携店舗により発行された仮決済証明書に基づいて、遊技者は後日、当該仮決済後から所定期間の間に景品交換を行うことができる(図1中の(g))。提携店にて仮決済が可能な期限は、従来の景品交換の場合と同様に前記景品レシートが発行された当日限りであるが、その後の仮決済証明書に基づく景品交換が可能な所定期間は、例えば仮決済後6ヶ月以内等と任意に定めると良い。
前述した遊技店における計数後の景品レシート発行により、遊技店には関連情報が登録される。その後、仮決済を行う際(図1中の(f))や、当該仮決済後に景品交換を行う際(図1中の(g))に、提携店舗より遊技店に対して、景品レシート正当性、仮決済情報、景品情報の照合を行う(図1中の(h))。この仮決済時の照合で問題なければ(「OK」であった場合)、前述した仮決済証明書が発行される(図1中の(f))。仮決済分は合算が可能であり、遊技者は複数の仮決済証明書(に記録された景品球数)を合算して前記景品交換を行うことが可能である。
以上のように仮決済(合算も含む)時に照合を行うが、遊技店とコンビニ間がオフラインである場合、すなわち遊技店用POS20と店舗用POS60とが通信不可能であった場合には、とりあえず処理をしておいて、後にオンラインとなったときの所定のタイミングで、遊技店に対して照合するようにしたり、事前に提携店舗に登録している情報に基づいて仮決済(主に合算)を行うようにする等の処理を行うことになる。
具体的には例えば、遊技店の閉店後にオフラインとなった場合は、景品レシートの発行元である遊技店に関しては、景品レシートの記録情報があれば特定可能である。そのため、景品レシートには、遊技店の会員情報や景品情報等の他、遊技店を特定するための情報も含ませておく。そうすることにより、遊技店が閉店した後や遊技店側の障害発生時(すなわち、実際の仮決済処理タイミングに景品レシートの正当性判定が行えない場合等)に仮決済を行うにあたっては、当該景品レシートの記録情報を店舗用POS60にて読み取って保持しておき、暫定的に仮決済を行っておくこととなる。そして、遊技店の開店後、または復旧後(いわゆるオンラインとなったタイミング、等)に、保持しておいた景品レシートの記録情報に基づいて該当する遊技店との通信を行い、改めて仮決済を行った景品レシートの正当性を判定することとなる。
また、提携店舗側の障害等によりオフラインとなった場合は、当該景品レシートの記録情報を店舗用POS60が読み取った情報として保持しておき、暫定的に仮決済を行っておくこととなる。そして、提携店舗側の復旧後(いわゆるオンラインとなったタイミング、等)に、保持しておいた景品レシートの記録情報に基づいて該当する遊技店との通信を行い、改めて仮決済を行った景品レシートの正当性を判定することとなる。なお、遊技店内において計数機10と管理装置との間が障害等によりオフラインとなった場合は、計数機10側で情報を一旦保持しておき、復旧後に計数機10から管理装置に情報を送るようにすれば良い。
また、前記仮決済後に、仮決済証明書に基づき実際の景品交換が行われた場合、提携店舗から遊技店に一般景品である商品の代金が請求され、これに基づき遊技店は提携店舗に対して景品代金を支払うことになる(図1中の(i))。
なお、遊技者は仮決済が可能な一般景品の景品交換を行う他、図1中では図示省略したが、提携店舗にて特殊景品の換金を行うこともできる。
次に、図2によって、本実施例の景品交換システム1の構成の全体的な概略について説明する。図2に示すように、景品交換システム1は、遊技店と提携店舗の各システムをネットワークを介して互いに接続して構成されている。なお、図2中では提携店舗を1つのみ示したが、提携店舗は複数あっても良く、他の提携店舗についても同様に構成されて接続されている。
遊技店には、図示省略した複数の遊技機の他、計数機10、景品管理端末(遊技店用POS)20、ホール管理コンピューター端末30、プリンター40、ルーター41、それに遊技店(会員管理)サーバー50等を店内ネットワークで接続したシステムが構築されている。なお、遊技店のシステム中には、計数機10を1つのみ示すが、実際には複数の計数機10が設置されているのが一般的である。
計数機10は、所定の制御プログラムに従って動作し、遊技者が獲得した持ち球(景品球)が受入口に投入されると、センサ等から成るカウンターで計数して、その計数結果を出力するものである。計数機10は、遊技店の会員カードの情報を読み取り書き込み可能なカードR/W11と、プリンター12を備えている。計数機10による持ち球の計数結果は、カードR/W11によって会員カードに記録され、あるいはプリンター12によって数字やバーコードが印刷された計数レシートが発行される。
景品管理端末20は遊技店用POSであり、所定の制御プログラムに従って動作し、遊技者の獲得した持ち球の計数結果(遊技価値)に応じて遊技者が交換可能な景品を算出するものである。景品管理端末20は、バーコードリーダー21と、カードR/Wを兼ねたレシート発券機22を備えている。
景品管理端末20は、前記計数機10で発行された計数レシートから計数結果をバーコードリーダー21で読み取り、または前記計数機10で会員カードに記録された計数結果等をレシート発券機22のカードR/Wで読み取り、遊技者が景品交換可能な景品を算出する。景品管理端末20では、持ち球の計数結果である景品情報に応じて、遊技者が交換を所望する景品を任意に選択する操作を行うことができる。
ここで景品の種類には、提携店舗で通常販売されている商品である一般景品の他、いわゆる換金用の特殊景品がある。一般景品が選択された場合には、レシート発券機22によって持ち球の計数結果である景品情報を示すバーコード等が記録された景品レシートが発行される。なお、特殊景品が選択された場合には、景品レシートの代わりに特殊景品をそのまま手渡すようにしても良い。
このような景品管理端末20は、遊技者が遊技店で獲得した遊技価値に基づいて景品交換を行うための景品レシート(所定の記録媒体)を発行可能な「記録媒体発行手段」に相当する。また、景品管理端末20は、景品レシートを発行する際に、当該景品レシートに記録された景品情報を遊技者を特定する情報(遊技店情報や遊技店の会員情報等)と関連付けて記憶管理するように設定されている。
ホール管理コンピューター端末30は、遊技店内の管理室に設置されており、各遊技機や前記計数機10および前記景品管理端末20等から出力される各種データを収集して管理する。すなわち、ホール管理コンピューター端末30は、遊技店のシステム全体を統括的に管理する装置となる。このホール管理コンピューター端末30によって、前述の計数機10や景品管理端末20の動作や情報も管理される。また、ホール管理コンピューター端末30には、LAN等の店内ネットワークを介して、印刷出力用のプリンター40や、遊技店外との通信用のルーター41等が接続されている。
遊技店(会員管理)サーバー50は、所定の制御プログラムに従って動作し、遊技店の会員に関する情報の他、前述した景品情報等を管理するものである。遊技店(会員管理)サーバー50が管理する各種情報は、付設された遊技店会員情報データベース51に蓄積記憶される。遊技店会員情報データベース51には、具体的には例えば、遊技店会員を特定するカードID毎に会員情報や当該会員が保有する持ち球(遊技価値)等が蓄積されている。この遊技店(会員管理)サーバー50によって、遊技店では遊技店の会員に関する情報の他、前述した景品情報等を管理するだけでなく、提携店舗との景品レシートや仮決済情報の認証、提携店舗と同様に仮決済も行えるように構成しても良い。
一方、提携店舗(コンビニ等)には、図示省略したが多数の商品が陳列されている他、レジカウンターには商品管理端末(前述の店舗用POS)60が設置されており、この商品管理端末60を含むシステムが構築されている。提携店舗のシステムは、通信用のルーター70等により、前述した遊技店のシステムと互いに各種データを送受信可能に接続されている。なお、提携店舗のシステム中にも、各種データの印刷出力用のプリンターを備えると良い。
商品管理端末60は、前述の景品管理端末20とほぼ同様の構成であり、所定の制御プログラムに従って動作し、前記景品管理端末20により発行された景品レシートに記録されている景品情報等に応じて前述の仮決済や景品交換処理を行うものである。商品管理端末60も、バーコードリーダー61と、カードR/Wを兼ねたレシート発券機62を備えている。また、商品管理端末60は、各種情報を表示させたり各種操作を行うことができるタッチパネル式の表示画面を備えている。ここでの操作は、提携店舗の店員のみならず、客である遊技者も行うことができる。
商品管理端末60では、遊技者が提示した景品レシートから景品情報をバーコードリーダー61で読み取り、相応の商品(一般景品)と交換する通常の景品交換の他、前述した仮決済と、当該仮決済後の仮決済証明書に基づく景品交換に関する処理を行い、それぞれの処理に関する情報を入力する。なお、遊技者から前記特殊景品が提示された場合には、相応の現金を遊技者に手渡すか、電子マネーカードに対してチャージ(加算)する処理を行い、当該処理に関する情報も商品管理端末60で入力される。
このような商品管理端末60は、前記景品管理端末20によって発行された景品レシートに基づいて景品交換を行うことが可能な「景品交換手段」に相当する。かつ商品管理端末60は、同じく景品管理端末20によって発行された景品レシートに基づき、前記景品交換に関連する仮決済を行うことが可能な「仮決済処理手段」に相当する。なお、前記景品レシートには、前記景品情報の他、認証を行うための遊技店や遊技者を特定するための情報も含まれている。
商品管理端末60は「仮決済処理手段」に関する機能として、仮決済を行うための前記景品レシートが正当なものであるか否かを認証する認証手段と、この認証手段によって、前記景品レシートが正当なものであると認証された場合に、仮決済に関する処理を行うことが可能な処理手段と、当該仮決済が正当に行われたことを示す仮決済証明媒体を発行可能な発行手段と、を備えている。
ここで商品管理端末60の認証手段は、仮決済を行う際に、前記景品レシートから読み取り入力された景品情報や、遊技店や遊技者を特定する情報が、前記遊技店の景品管理端末20に記憶管理されている情報と一致するか否かを比較し、一致した場合(照合OK)に景品レシートが正当なものであると認証する。また、処理手段は、後述の図5〜図7に示す仮決済処理を実行する。当該仮決済処理の一環として、発行手段は、仮決済証明媒体である仮決済証明書を発行する(図1中の(f))。
さらに、商品管理端末60は、前述の「景品交換手段」による景品レシートに基づく景品交換を行う他、自端末で発行した前記仮決済証明書に基づく景品交換を行うものである。遊技者は仮決済後、仮決済証明書の発行日から所定期間として6ヶ月以内であれば、商品管理端末60によって景品交換を行うことができる。このような仮決済証明書に基づく景品交換時には、商品管理端末60は前記仮決済証明書から読み取り入力された景品情報や、遊技店や遊技者を特定する情報が、前記遊技店の景品管理端末20に記憶管理されている情報と一致するか否かを比較し、一致した場合(照合OK)や、既に自端末で記憶管理されている情報と一致するか否かを比較し、一致した場合(照合OK)に景品交換を可能とするように構成されている。
次に、図3、図4によって、商品管理端末60での処理の流れについて説明する。
図3は、商品管理端末60での処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、商品管理端末60の表示画面における操作の流れを示す画面遷移図である。
図3において、提携店舗で遊技者から景品レシート(または仮決済証明書)が提示されると、先ず商品管理端末60で選択操作があったか否か判断される(ステップS10)。
かかる選択操作は、商品管理端末60の表示画面上のタッチ操作で行われるものであり、図4(a)に示す待機画面中にて画面にタッチすると、図4(b)に示す選択画面に移行する。この選択画面中には、景品交換を指示する「景品交換」ボタンと、仮決済を指示する「仮決済」ボタンと、情報確認を指示する「情報閲覧」ボタンが現れ、所望する処理のボタンを任意に選択(タッチ)することができる。
何れかのボタンが選択(タッチ)されると、当該選択された処理に対応する画面に移行する。図4(b)に示す例では、「仮決済」ボタンが選択(タッチ)された様子を指を模したアイコンにより表している。なお、仮決済の合算に関しても「仮決済」ボタンにより選択(タッチ)されるが、図4(b)中に破線で示したように「合算」ボタンも最初から用意しておき、「合算」ボタンの選択(タッチ)により、仮決済の合算を指示するように構成しても良い。
図3に戻って、前述の選択操作があった場合には(ステップS10でYES)、選択された操作(個別のNoが対応付けられている)毎に、その後の処理が分岐する(ステップS11)。なお、選択操作がなかった場合には(ステップS10でNO)、そのまま本処理を終了する。
そして、前述の選択操作(ステップS11)のうち、操作No.1が指示された場合、すなわち図4(b)中で「景品交換」ボタンが選択(タッチ)された場合は、これに対応する景品交換処理が実行される(ステップS12)。
また、前述の選択操作(ステップS11)で、操作No.2が指示された場合、すなわち図4(b)中で「仮決済」ボタンが選択(タッチ)された場合は、これに対応する仮決済処理が実行される(ステップS13)。
さらに、前述の選択操作(ステップS11)で、操作No.3が指示された場合、すなわち図4(b)中で「情報閲覧」ボタンが選択(タッチ)された場合は、これに対応する情報確認処理が実行される(ステップS14)。
次に、図5、図6によって、仮決済処理の流れについて説明する。かかる仮決済処理は、商品管理端末60によって実行されるものであり、前述した図3中のステップS13に相当する。図5は、仮決済処理の流れを示すフローチャートであり、図6は、図5の続きを示すフローチャートである。
図5において、景品レシートが商品管理端末60のバーコードリーダー61で読み取られると(ステップS20)、商品管理端末60から景品レシート情報の照合要求が遊技店の景品管理端末20へ送信される(ステップS21)。そして、商品管理端末60が景品管理端末20から照合結果を受信したか否か判断される(ステップS22)。ここで照合結果を受信した場合(ステップS22でYES)、その照合結果が正当なものであるか否か判断される(ステップS23)。以下、図中の「照合」は「認証」と同意である。
前記照合結果に問題がなければ、照合結果=OKとなり(ステップS23でYES)、商品管理端末60の表示画面には、景品レシートに記録されている景品レシート情報が表示される(ステップS24)。一方、前記照合結果に問題があれば、照合結果=OKではなく(ステップS23でNO)、そのまま仮決済処理を終了する。続いて、仮決済における合算が指定(ON)されたか否か判断される(ステップS25)。ここで合算ONであれば(ステップS25でYES)、図6に続く処理に移行し、合算ONでなければ(ステップS25でNO)、ステップS27に移行する。
また、前述したステップS22で、商品管理端末60が景品管理端末20から照合結果を受信していない場合は(ステップS22でNO)、タイムアウトしたか否か判断される(ステップS26)。ここで、未だタイムアウトしていなければ(ステップS26でNO)、再度ステップS22が繰り返されて、タイムアウトした場合には(ステップS26でYES)、ステップS24へ移行する。このように仮決済では、景品管理端末20から照合結果について所定時間応答がなくても(オフラインであっても)、とりあえず処理は進行する。これは後で正当性を確認すれば足りるためである。
続くステップS27では、仮決済における発行が確定(ON)されたか否か判断される。ここで、発行ONであれば(ステップS27でYES)、商品管理端末60から仮決済情報の更新要求が遊技店の景品管理端末20へ送信される(ステップS28)。一方、発行ONでなければ(ステップS25でNO)、そのまま仮決済処理を終了する。
次いで、商品管理端末60では、景品管理端末20にて仮決済情報が更新されたか否か判断される(ステップS29)。ここで景品管理端末20で仮決済情報が更新されていれば、商品管理端末60は、その旨を示す仮決済情報更新=OKに係る情報を受信し(ステップS29でYES)、自端末でも仮決済情報を記憶して(ステップS31)、仮決済証明書を発行する(ステップS32)。このように自端末でも仮決済情報を記憶することにより、後述する合算時にオフラインであっても対応することが可能となる。
なお、商品管理端末60が、仮決済情報更新=OKに係る情報を受信しない場合は(ステップS29でNO)、タイムアウトしたか否か判断される(ステップS30)。ここで未だタイムアウトしていなければ(ステップS30でNO)、再度ステップS29が繰り返されて、タイムアウトした場合には(ステップS30でYES)、ステップS31に移行する。
前述したステップS25にて合算ONであった場合(ステップS25でYES)、図6に続く処理に移行し、先ず合算情報を受け付けたか否か判断する(ステップS40)。ここで合算情報を受け付けていれば(ステップS40でYES)、商品管理端末60から合算対象情報の照合要求が遊技店の景品管理端末20へ送信される(ステップS41)。一方、合算情報を受け付けていなければ(ステップS40でNO)、そのまま仮決済処理を終了する。ここで、合算情報とは、既に発行されている仮決済証明書の読み取り、もしくは当該仮決済証明書に表示されているシリアルナンバーの入力等、合算する仮決済証明書が特定可能な情報である。
次いで、商品管理端末60が景品管理端末20から照合結果を受信したか否か判断される(ステップS42)。ここで照合結果を受信した場合(ステップS42でYES)、その照合結果が正当なものであるか否か判断される(ステップS43)。照合結果に問題がなければ、照合結果=OKとなり(ステップS43でYES)、商品管理端末60から合算対象情報の送信要求が遊技店の景品管理端末20へ送信される(ステップS45)。一方、前記照合結果に問題があれば、照合結果=OKではなく(ステップS43でNO)、そのまま仮決済処理を終了する。
続いて、商品管理端末60では、景品管理端末20から合算対象情報を受信したか否か判断される(ステップS46)。ここで商品管理端末60が合算対象情報を受信すれば(ステップS46でYES)、ステップS50にジャンプして合算対象情報を自端末で記憶する。一方、合算対象情報の受信がなければ(ステップS46でNO)、タイムアウトしたか否か判断される(ステップS47)。未だタイムアウトしていなければ(ステップS47でNO)、再度ステップS46が繰り返され、タイムアウトした場合には(ステップS47でYES)、商品管理端末60の自端末内にて合算対象情報が検索され(ステップS48)、合算対象情報があるか否か判断される(ステップS49)。
前記合算対象情報がある場合には(ステップS49でYES)、そのまま商品管理端末60の表示画面に合算対象情報が表示される(ステップS51)。一方、前記合算対象情報がない場合には(ステップS49でNO)、前記景品管理端末20から受信した合算対象情報が自端末に記憶されてから(ステップS50)、商品管理端末60の表示画面に合算対象情報が表示される(ステップS51)。このように商品管理端末60は、オフライン時には、自端末に該当する情報が記憶されているか否か検索し、情報がある場合には、当該情報を使用して表示ないし合算に関する処理を行うことになる。
その後、商品管理端末60では、合算を実行か否か判断されて(ステップS52)、合算が実行される場合は(ステップS52でYES)、合算後の情報を記憶してから(ステップS53)、合算後の情報を遊技店の景品管理端末20へ送信する(ステップS54)。そして、合算後の仮決済証明書を発行する(ステップS55)。なお、合算が実行されない場合には(ステップS52でNO)、そのまま仮決済処理は終了する。
次に、図7によって、仮決済処理に関する商品管理端末60での操作の流れについて説明する。図7は、商品管理端末60の表示画面における仮決済の操作の流れを示す画面遷移図である。前述した図4(b)に示す選択画面中で、仮決済を指示する「仮決済」ボタンが選択(タッチ)されると、図7(a)に示すように商品管理端末60の表示画面には、仮決済を行う旨と、景品レシートを読み取らせる旨のメッセージが表示される。このとき、景品レシートが商品管理端末60のバーコードリーダー61で読み取られると、図7(b),(e)に示すように、表示画面には景品レシート情報が表示される。
景品レシート情報は、持ち球の計数結果(遊技価値)である「仮決済玉数」の他、景品レシートの「発行日」、仮決済が可能な「有効期限」等である。また、表示画面中には、前記景品レシート情報と共に、合算を指示するための「合算」ボタンと、合算を指示しない「OK」ボタンが表示される。ここで「合算」ボタンが選択(タッチ)されると、合算ONとなり(図5のステップS25でYES)、「OK」ボタンが選択(タッチ)されると、合算ONとならない(図5のステップS25でNO)。
先ず、図7(b)に示すように、「OK」ボタンが選択(タッチ)されると、そのまま仮決済証明書が発行される旨の案内が表示される。すなわち、図7(c)に示すように、仮決済証明書が発行される旨と、期限までに提携店舗での景品交換を勧める旨のメッセージが表示される。かかる表示中には、待ち状態を表す砂時計が表示される。なお、期限は前述したように、仮決済証明書の発行日から6ヶ月である。
その後、図7(d)に示すように、商品管理端末60のレシート発券機62より、仮決済証明書が発行される。この仮決済証明書には、前記景品レシート情報の他、シリアルナンバーが記録される。シリアルナンバーは、個々の仮決済証明書を一義的に特定するためのものであり、図示したように番号をそのまま印刷する他、直接視認できないように記録しても良い。例えば、2次元バーコードを表示しておき、それを読み取ってアクセスすると取得できるようにすること等が考えられる。また、仮決済証明書の発行時に遊技者が簡単なパスワードを設定し、これを入力等することで取得できるようにしても良い。
一方、図7(e)に示すように、「合算」ボタンが選択(タッチ)されると、図7(f)に示すように、合算できる旨の案内と、合算する他の仮決済証明書を読み取らせる旨のメッセージが表示される。ここで、仮決済証明書を読み取らせる代わりに、当該仮決済証明書に記録されているシリアルナンバーを入力することで、当該仮決済証明書の記録を呼び出せるように設定しても良い。何れにせよ、合算する仮決済証明書の記録が入力されると、図7(g)に示すように、確認中である旨のメッセージと、待ち状態を表す砂時計が表示される。
その後、確認が終了すると、図7(h)に示すように、表示画面には合算する仮決済証明書に記録されていた景品レシート情報が表示される。ここで操作者が、情報の内容を確認した上で表示画面中の「OK」ボタンを選択(タッチ)すると、図7(i)に示すように、合算した後の情報が表示されて、当該情報が記録された仮決済証明書が発行される。なお、図7では、合計2枚の仮決済証明書を合算した例を示したが、合算する仮決済証明書の数は2枚に限られることなく、同様の操作を繰り返すことにより3枚以上の仮決済証明書の記録を合算することができる。
次に、図8によって、情報確認処理の流れについて説明する。かかる情報確認処理は、商品管理端末60によって実行されるものであり、前述した図3中のステップS14に相当する。図8は、情報確認処理の流れを示すフローチャートである。先ず最初に、情報確認のための閲覧条件が成立したか否か判断される(ステップS60)。
すなわち、商品管理端末60において、仮決済証明書が読み取られたか、当該仮決済証明書に記録されているシリアルナンバーが入力される等して、情報確認のための閲覧条件が成立すると(ステップS60でYES)、商品管理端末60から遊技店の景品管理端末20へ照合要求が送信される(ステップS61)。そして、商品管理端末60が景品管理端末20から照合結果を受信したか否か判断される(ステップS62)。一方、前記閲覧条件が成立しない場合は(ステップS60でNO)、本情報確認処理を終了する。
次いで、商品管理端末60が照合結果を受信した場合は(ステップS62でYES)、その照合結果が正当なものであるか否か判断される(ステップS63)。ここで、照合結果に問題がなければ、照合結果=OKとなり(ステップS63でYES)、商品管理端末60から遊技店の景品管理端末20へ仮決済情報の送信要求が送信される(ステップS65)。
そして、商品管理端末60が景品管理端末20から仮決済情報を受信したか否か判断される(ステップS66)。ここで仮決済情報を受信した場合(ステップS66でYES)、商品管理端末60の表示画面に仮決済情報等の各種情報を表示する詳細情報表示処理が行われて(ステップS67)、本情報確認処理を終了する。
また、前述したステップS62で、商品管理端末60が景品管理端末20から照合結果を受信していない場合は(ステップS62でNO)、タイムアウトしたか否か判断される(ステップS64)。ここで未だタイムアウトしていなければ(ステップS64でNO)、再度ステップS62が繰り返されて、タイムアウトした場合には(ステップS64でYES)、そのまま本情報確認処理を終了する。
同様に、前述したステップS66で、商品管理端末60が景品管理端末20から仮決済情報を受信していない場合は(ステップS66でNO)、タイムアウトしたか否か判断される(ステップS68)。ここで未だタイムアウトしていなければ(ステップS68でNO)、再度ステップS66が繰り返されて、タイムアウトした場合には(ステップS68でYES)、そのまま本情報確認処理を終了する。なお、商品管理端末60は、ステップS64、もしくはステップS68においてタイムアウトした場合であっても、自端末で行われた仮決済があれば(読み取られた仮決済証明書に対応した仮決済情報等を記憶していれば)、その仮決済情報を表示するようにしても良い。
次に、図9によって、情報確認処理に関する商品管理端末60での操作の流れについて説明する。図9は、商品管理端末60の表示画面における情報確認の操作の流れを示す画面遷移図である。前述した図4(b)に示す選択画面中で、情報確認を指示する「情報閲覧」ボタンが選択(タッチ)されると、図9(a)に示すように、商品管理端末60の表示画面には、情報確認を行う旨のメッセージと、そのための入力操作として、仮決済証明書の読み取りを選択する「証明書」ボタンと、シリアルナンバーの入力を選択する「No.入力」ボタンが表示される。
図9(a)において「No.入力」ボタンが選択(タッチ)されると、図9(b)に示すように、商品管理端末60の表示画面には、シリアルナンバーの入力を指示するメッセージが表示される。このとき操作者は、商品管理端末60に付設されているテンキー等によりシリアルナンバーを入力する。ここで入力されたシリアルナンバー等が認証されると、図9(c),(e)に示すように、商品管理端末60の表示画面には現在の仮決済情報として、仮決済証明書に記録されている「仮決済玉数」の他、仮決済証明書の「発行日」、仮決済が可能な「有効期限」が表示される。
図9(c)は、仮決済情報が一つの場合であり、表示画面中の「終了」ボタンが選択(タッチ)されると、情報確認に関する表示処理は終了する。また、図9(d)に示すように、仮決済の有効期限が迫っている場合は、表示画面中に「!!WARNING!!」等の警告を表示すると共に、表示色を変化させても良い。また、有効期限までの残りの日数に応じて、表示色や背景表示、表示サイズ等を順次変化させて注意を促すようにしても良い。なお、図9(d)に示す表示画面において、「戻る」ボタンは前画面に戻る操作を行うものである。また「次へ」ボタンは、次画面に進む操作を行うものであるが、次画面がなければ選択できないようになっている。
一方、図9(e)は、仮決済情報が複数ある(合算されている)場合であり、表示画面中の「詳細」ボタンが選択(タッチ)されると、個々の仮決済証明書に記録されている仮決済情報がそれぞれ表示される。複数の仮決済情報が合算されている場合には、古い仮決済証明書から履歴が順次確認できるようになっている。図9(f)に示すように、表示画面中に表れている「次へ」ボタンを選択(タッチ)することにより、図9(g)に示すように、1つ前の仮決済証明書に係る仮決済情報を表示することができる。
図9(g)に示す表示画面において、「終了」ボタンが選択(タッチ)されると、情報確認に関する表示処理は終了する。また「次へ」ボタンが選択(タッチ)されると、1つ前の仮決済情報が表示されるが、これ以上古い仮決済情報がなければ選択できないようになる。このように複数ある仮決済情報を順に表示する場合でも、それぞれの有効期限に関する前述した表示態様の警告のための変化を、各仮決済情報が対応した画面毎に行うようにしても良い。
次に、図10によって、景品交換に関する商品管理端末60での操作の流れについて説明する。図10は、商品管理端末60の表示画面における景品交換の操作の流れを示す画面遷移図である。前述した図4(b)に示す選択画面中で、景品交換を指示する「景品交換」が選択(タッチ)されると、図10(a)に示すように、商品管理端末60の表示画面には、景品交換を行う旨と、景品レシートを読み取らせる旨のメッセージが表示される。
景品レシートが商品管理端末60のバーコードリーダー61で読み取られると、図10(b)に示すように、表示画面には景品レシートに記録された持ち球の計数結果(遊技価値)である「仮決済玉数」の他、特殊景品交換を指示する「特殊」ボタンと、一般景品交換を指示する「一般」ボタンが表示される。ここでの景品レシートは、図1で説明した特殊景品の代わりにもなっており、遊技者は特殊景品ではなく景品レシートに基づいて特殊景品交換も行うことができる。
図10(b)において「特殊」ボタンが選択(タッチ)されると、図10(c)に示すように、商品管理端末60の表示画面には、特殊景品交換に関する情報が表示される。図10(c)の例では、前記仮決済玉数3250玉を最大金額単位(3000玉)の特殊景品1つと交換する場合、残りの端数は250玉となる明細が表示され、これを承諾する場合は「OK」ボタンを選択(タッチ)し、承諾しない場合には「NO」ボタンを選択(タッチ)する。
図10(c)において「OK」ボタンが選択(タッチ)されると、図10(d)に示すように、今度は特殊景品交換後の端数250玉を、仮決済するか景品交換するかの選択画面となり、仮決済を指示する「仮決済」ボタンと、景品交換を指示する「交換」ボタンが表示される。ここでの景品交換は、一般景品とも特殊景品とも交換可能なものであるが、前記端数が特殊景品の最小金額単位を満たさなければ、必然的に一般景品交換に限られるものとなる。なお、図10(c)において「NO」ボタンを選択(タッチ)することで、景品の種類や景品交換の割り振りを適宜変更することができる。
また、前記「交換」ボタンが選択(タッチ)されると、当該景品交換に際して、持ち球の追加(追加玉数)や、現金の加算(現金)を選択的に行うことができる。すなわち、図10(e)に示すように表示画面中には、持ち球追加や現金加算も行わない「しない」ボタン、現金追加を指示する「現金」ボタン、持ち球追加を指示する「仮決済」ボタンが表示される。ここでの持ち球追加は、既に仮決済している分からの追加となる。なお、図10(d)において、前記「仮決済」ボタンが選択(タッチ)された場合は、前述した図7の表示画面に移行することになる。
図10(e)において、前記「しない」ボタンが選択(タッチ)された場合、残りの端数の範囲内で景品交換を行うことになり、図10(f)に示すように、景品を選択した後、バーコードを読み取る旨のメッセージが表示される。このメッセージに従い所望の景品を選択して、当該景品に付されたバーコードを商品管理端末60のバーコードリーダー61で読み取ると、図10(g)に示すように、当該景品の交換に必要な球数が具体的に表示される。ここでの景品の選択は、前記端数で交換可能な範囲で行うことになる。最後に、図10(g)において、「OK」ボタンを選択(タッチ)すると景品交換が完了し、「取消」ボタンを選択(タッチ)すると景品交換が取り消される。
また、図10(e)において、前記「現金」ボタンが選択(タッチ)された場合、残りの端数に現金を追加して景品交換を行うことになり、図10(h)に示すように、先ず追加する現金を投入する旨のメッセージが表示される。ここでは、追加する現金を提携店舗の店員が受け取るようにしても良い。そして、現金が追加されると、図10(i)に示すように、前記端数と追加した現金に相当する球数の合計が具体的に表示される。その後は、図10(e)において前記「しない」ボタンを選択(タッチ)して、図10(f)〜(g)で説明した景品交換を行うことになる。
また、図10(e)において、前記「仮決済」ボタンが選択(タッチ)された場合、残りの端数に仮決済分の持ち球を追加して景品交換を行うことになり、図10(j)に示すように、先ず仮決済証明書を読み取る旨のメッセージが表示される。ここでは、前述したように、仮決済証明書を読み取る代わりに、シリアルナンバーを入力しても良い。
そして、仮決済分の持ち球が追加されると、図10(k)に示すように、前記端数と仮決済分の持ち球数の合計が具体的に表示される。なお、仮決済分の追加は、1つの仮決済証明書に限らず複数の仮決済証明書に基づき行うことができる。その後は、図10(e)において前記「しない」ボタンを選択(タッチ)して、図10(f)〜(g)で説明した景品交換を行うことになる。
以上、図10では特殊景品交換後の端数に関する景品交換について説明したが、図10(b)において「一般」ボタンが選択(タッチ)された場合には、図10(f)〜(g)で説明した景品交換を行うことになる。かかる景品交換により端数が生じた場合には、図10(d)以降の手順で処理を行うことになる。
なお、特殊景品に関しては図1中では説明を省略したが、提携店舗が特殊景品(を兼ねる景品レシート)を買い取り、相応の現金を遊技者に手渡すか、電子マネーカードに対して加算することになる。その後、特殊景品は景品問屋に買い取られ、提携店舗には特殊景品の代金が支払われる。さらに、景品問屋は遊技店に特殊景品を卸し、遊技店は特殊景品の代金を景品問屋に支払うことになる。
次に、図11によって、本実施例の景品交換システム1を構成する遊技店と複数の提携店舗であるコンビニとの関係について説明する。図11(a)に示す例では、遊技店Aは複数ある提携店舗のコンビニのうち、1つのコンビニAとだけ仮決済が可能なネットワークで接続されており、仮決済を行うことのできる提携店舗を遊技店と1:1で設定している。
遊技店Aは、コンビニAとだけ常時ネットワークを介して通信しており、一時的なオフラインとなっても、前述したように仮決済を行うことができる。また、遊技者は遊技店Aで獲得した持ち球(遊技価値)を、他の何れのコンビニB,C…においても景品交換を行うことは可能である。この図11(a)に示すシステム構成でも、前述した図3〜図10の処理を行うことができる。
図11(b)に示す例では、遊技店Aは複数あるコンビニA,B,C…と、それぞれ統括会社を中心としたネットワークで接続されている。各コンビニA,B,C…は、統括会社と提携契約を結ぶことにより、遊技者は何れのコンビニにおいても景品交換を行うことが可能である。ここで統括会社は、遊技店Aにおける景品情報等だけでなく、提携関係にある全てのコンビニにおける景品情報等も一括して管理し、当該統括会社にて各種情報を随時更新して送受信するように設定している。
また、図11(b)中では、複数のコンビニA,B,C…のうち、1つのコンビニAでのみ仮決済が可能に設定しているが、他の何れのコンビニB,C…においても、景品交換が可能なだけでなく、ネットワークがオンライン状態で例えば所定の期間内であれば、仮決済もできるように設定しても良い。統括会社は、遊技店Aがオフラインであっても、各コンビニA,B,C…に対して遊技店に関する各種情報を送受信することが可能である。
図11(c)に示す例では、遊技店Aは複数あるコンビニA,B,C…と、それぞれ統括会社を中心としたネットワークで接続されており、さらに、遊技店Aと各コンビニA,B,C…間も接続されている。各コンビニA,B,C…は、統括会社と提携契約を結ぶことにより、遊技者は何れのコンビニにおいても景品交換を行うことが可能である。図11(b)の場合と同様に統括会社は、遊技店Aにおける景品情報等だけでなく、提携関係にある全コンビニにおける景品情報等も一括して管理し、当該統括会社にて各種情報を随時更新して送受信するように設定している。
この図11(c)に示す例では、多様なルートで遊技店A、複数のコンビニA,B,C…、それに統括会社との間で互いに各種情報の送受信を行うことができる。具体的には例えば、通常時における情報の送受信は、各コンビニA,B,C…と統括会社との間で行うが、このルートがオフラインになった場合には、対応するコンビニ間にて情報の送受信を行うようにする。あるいは、通常時における情報の送受信は、各コンビニA,B,C…間で統括会社を介さず直接行うようにして、各コンビニ間でオフラインになった場合には、各コンビニA,B,C…から統括会社に問い合わせるように設定しても良い。なお、図11中にてコンビニは4店であるが、もちろん提携店舗の数はこれに限定されるものではない。
次に、図12によって、本実施例の景品交換システム1において統括会社を含む場合(図11(b),(c))の主な動作の概略的な流れについて説明する。なお、図12中では提携店舗として、コンビニAの1店舗のみ示したが、提携店舗の数は1店舗に限られるものではない。また、コンビニAは仮決済が可能な提携店舗である。
最初に遊技店において、遊技者は遊技が終了すると計数機10で持ち球(景品球)を計数し、この計数結果が景品管理端末20に入力されると景品レシートが発行される(ステップA10)。このとき、景品レシートに記録された景品情報(景品球数)等の景品レシート情報は、景品管理端末20でも自端末(の記憶手段)に記憶登録される(ステップA11)。前記景品情報等は、景品管理端末20からコンビニAにある商品管理端末60と統括会社に送信される(ステップA12)。商品管理端末60では、景品管理端末20から景品情報等を受信する度に、当該情報を遊技店Aに関連付けて記憶更新する(ステップA13)。
遊技者は景品レシートを持参してコンビニAに移動して(ステップA14)、前述の遊技店で発行された景品レシートを提示すると、当該景品レシートは商品管理端末60によって読み取られる(ステップA15)。すると、商品管理端末60は、景品レシート情報の照合要求を遊技店の景品管理端末20に送信する(ステップA16)。このとき、商品管理端末60は、統括会社にも景品レシート情報の照合要求を送信する(ステップA17)。
景品管理端末20では、前記照合要求に応じて、自端末に登録されている景品レシート情報と商品管理端末60から送信された情報とが一致するか否か照合する。この照合結果が一致して問題なければ、景品管理端末20は、照合結果=OKである旨の照合結果を商品管理端末60に送信する(ステップA18)。このとき、商品管理端末60から統括会社にも前記照合結果が送信される(ステップA19)。前述した景品レシートの発行時に、当該景品レシート情報は統括会社にも送信されているため(ステップA12)、何か問題があったら統括会社の情報を参照することができる。
商品管理端末60は、照合結果=OKである旨の照合結果を受信した場合、仮決済情報の更新要求を遊技店の景品管理端末20へ送信する(ステップS20)。そして、景品管理端末20では、前記更新要求に応じて、既に登録されている仮決済情報が更新され、その旨を示す仮決済情報更新=OKに係る情報を商品管理端末60に送信する(ステップA21)。
そして、商品管理端末60は、仮決済情報更新=OKに係る情報を受信した場合、自端末でも前記仮決済情報を記憶して(ステップA22)、遊技者に対しては仮決済証明書を発行する(ステップA23)。また、商品管理端末60は、統括会社にも前記仮決済情報を送信する(ステップA24)。
また、遊技店の閉店後等、遊技店AとコンビニAの間でオフラインとなった場合は、前述したように遊技店は、商品管理端末60に記録されている情報だけに基づき、とりあえず仮決済情報を記憶ないし仮決済証明書の発行を行うことができる。
このように、商品管理端末60が自端末だけで仮決済に関する処理を行った場合には、遊技店AとコンビニAの間がオンラインとなった時に、商品管理端末60は、改めて仮決済情報の更新要求を遊技店の景品管理端末20へ送信する(ステップS25)。そして、景品管理端末20では、前記更新要求に応じて、既に登録されている仮決済情報が更新され、その旨を示す仮決済情報更新=OKに係る情報を商品管理端末60に送信する(ステップA26)。
次に、図13によって、遊技店における景品管理端末20に付設されている景品情報データベースについて説明する。この景品情報データベースは、前記遊技店会員情報データベース51内の一部として、あるいはこれとは別に設けても良い。景品情報データベースには、各遊技店毎の「景品情報履歴」を管理するデータテーブルが設けられている。このデータテーブルは、図13に示した形式の帳票として、その閲覧日付と共に画面上に表示出力したり印刷することができるように設定されている。
景品情報履歴には、当該遊技店における景品交換が時系列に記録される。すなわち、景品情報履歴には、最新の景品交換が上側となる昇順に並べた通し番号順に、各景品交換毎のレシートNo、時刻、利用種別、シリアルNo、計数玉数、決済、支払に関する情報が時系列で記録される。なお、このような景品情報履歴は、遊技店のみならず、提携店舗であるコンビニや統括会社でも同様に管理しても良い。
前記景品情報履歴の各項目のうち、「レシートNo」欄には、各景品レシート毎の通し番号が記録され、「時刻」欄には、各景品レシート毎の発行時刻が記録される。「利用種別」欄には、景品交換の種別として、一般景品交換である場合は「一般」、特殊景品交換の場合は「特殊」と記録される。「シリアルNo」欄には、各景品レシート毎に異なる前記シリアルナンバーが記録される。「計数玉数」欄には、各景品レシート毎に記録された景品情報である景品球数(持ち球の計数結果)が記録される。
また「決済」欄には、景品交換や仮決済の有無の記録として、未だ提携店舗にて景品交換も仮決済も行われていない場合は「−」、仮決済が既に行われている場合は「仮」、景品交換が既に行われている場合は「済」と記録される。「支払」欄には、支払いの有無の記録として、未だ景品交換の支払(図1中の(i))が行われていない場合は「未」、既に提携店舗にて景品交換が行われている場合は「済」と記録される。
図13において、例えば通し番号1では、「決済」欄は「仮」で「支払」欄は「未」であるため、既に仮決済は行われているが、景品交換は未だであり支払も行われていない状態を示している。また、通し番号2では、「決済」欄は「済」で「支払」欄も「済」であるため、既に景品交換は行われており、支払も行われた状態を示している。「決済」欄と「支払」欄の記録のパターンのうち、仮決済は未だなのに支払いが済んでいる状況はあり得ず、また、図示省略したが、仮決済は済んでいるのに支払いは未だである状況はあり得る。
このような景品情報履歴は、遊技店の営業日である当日毎に更新されるものであり、原則として、当日中に景品交換(仮決済も含む)が行われない場合、すなわち「決済」欄が「−」のままのデータは無効として削除される。ただし、遊技店で独自に決済有効期限(例えば発行後3日以内等)を設定し、その間は発行された景品レシートを有効なものとして扱うように設定しても良い。
また、遊技店においても、景品管理端末20で仮決済を行えるようにしたり、あるいは専用の仮決済用端末を設置して仮決済を行えるようにした場合には、前述した景品情報データベースと同様に記憶管理するように設定しても良い。この場合は、景品情報データベースによって、遊技店全体の未交換玉数(景品レシートは発行しているが決済が「−」のもの)を管理し、所定数以上であれば、提携店舗であるコンビニ等での仮決済を促す一方、所定数未満であれば、遊技店での仮決済を行うよう指示するように構成しても良い。これにより、仮決済する場所をばらけさせて、混雑を避けることができる。
次に、図14によって、仮決済場所を選択するための操作について説明する。図14に示す遊技機であるパチンコ機2には、当該パチンコ機2と相互に通信可能なカードユニット(CRユニット)3が付設されている。このカードユニット3は、会員カードを挿入したり紙幣を投入して所定操作を行うことにより、遊技に使用する所定数の遊技球を貸し出すものである。カードユニット3の前面には、タッチパネル式の表示装置4が設けられており、遊技者は表示装置4に各種情報を表示させたり各種操作を行うことができる。
図14中の(a)に示すように、表示装置4の待機画面では、遊技情報閲覧を指示する「遊技情報閲覧」ボタン、仮決済場所の選択を指示する「仮決済場所選択」ボタン、ワゴンサービスを指示する「ワゴンサービス」ボタン、テレビ放映を指示する「テレビ」ボタンが表示されている。ここで遊技者が「仮決済場所選択」ボタンを選択(タッチ)すると、前述の図13に示す景品情報データベースにアクセスして、仮決済場所に関する情報が検索される。かかる検索中には、図14中の(b)に示すように、表示装置4の画面には待ち状態を表す砂時計が表示される。
その後、仮決済場所の検索が終了すると、図14中の(c)に示すように、検索された仮決済場所(例えばコンビニA)が具体的に表示される。ここで検索される基準は、当該遊技店に距離が近い順等と任意に設定することができる。あるいは、仮決済場所をばらけさせるために、逐次異なる店舗を選択して当該店舗での仮決済を指示するようにしても良い。なお、図13に示す景品情報データベースには、仮決済場所として複数のコンビニ等の提携店舗に関する情報も蓄積され記憶管理されている。
さらに、図14中の(c)の画面中において、選択された仮決済場所における処理を予約できるようにしても良い。例えば、同画面中において、遊技者が「仮決済場所予約」ボタンを選択(タッチ)した場合には、予約ナンバーのようなものを付与し、当該予約ナンバーに基づいて、提示された仮決済場所のみ優先的に仮決済を行うことができるようにする。これにより、仮決済する場所をばらけさせて、混雑を避けることが可能となる。
次に、図15によって、仮決済や景品交換のネット予約について説明する。図15は、端末の表示画面における仮決済や景品交換のネット予約を行う操作の流れを示す画面遷移図である。ここでの端末は、前記商品管理端末60に限られることなく、遊技者自身のパソコン等の他のコンピューターでも良く、当該端末はインターネット等の通信回線を介して、前述した景品情報データベース(図13参照)等と通信可能に接続される。
遊技者は端末にて所定のアドレスにアクセスすると、図15(a)に示すように、端末の表示画面には、仮決済を行う旨と、景品レシートを読み取らせる旨のメッセージが表示される。そこで、遊技者が景品レシートを読み取らせたり、その代わりに当該景品レシートに記録されているシリアルナンバーを端末のキーボード等から入力すると、図15(b)に示すように、当該景品レシートに記録された景品レシート情報を呼び出すことができる。
このとき、端末の表示画面には、前記景品レシート情報と共に、合算を指示するための「合算」ボタンと、合算を指示しない「OK」ボタンが表示される。これらのボタンは、前述した図7(b)の場合と同様の指示を行うものであるが、表示画面がタッチパネルでない場合には、端末のキーボード等から選択できるようにする。ここで「OK」ボタンが選択されると、図15(c)に示す表示画面に移行する。なお、「合算」ボタンが選択されると、前述した図7(e)〜図7(i)と同様の処理を行った後に、図15(c)に示す表示画面に移行する。
図15(c)に示す表示画面には、仮決済証明書が発行される旨と、期限までに提携店舗で景品交換を勧める旨のメッセージが表示される。かかる表示中には、景品交換を提携店舗で行うことを指示する「店舗購入」ボタンと、遊技者が所有する(任意のタイミングで操作可能な)端末からネット上での予約を指示する「ネット予約」ボタンが表示される。ここで「店舗購入」ボタンを選択すると、図15(d)に示すように、仮決済証明書が発行される旨と、期限までに提携店舗で景品交換を勧める旨のメッセージが表示される。かかる表示中には、待ち状態を表す砂時計が表示される。その後、図15(e)に示すように仮決済証明書が発行される。
一方、図15(c)に示す表示画面において、「ネット予約」ボタンを選択すると、図15(f)に示すように、予約ナンバーが発行される旨と、景品選択用のホームページにアクセスするためのバーコードが表示される。次いで、図15(g)に示すように、仮決済証明書が発行される旨と、期限までにホームページでの景品交換を勧める旨のメッセージが表示される。かかる表示中には、待ち状態を表す砂時計が表示される。
その後、図15(h)に示すように、仮決済証明書が発行される。この仮決済証明書には、図15(e)で発行されたものと同様に、前記景品レシート情報とシリアルナンバーの他、予約ナンバーが記録される。遊技者はこの予約ナンバーに基づいて景品交換のネット予約を行うことが可能となる。なお、端末が専用の発行手段を有さない場合は、端末の表示画面に表示された仮決済証明書をプリンター等で適宜印刷すると良い。図15(e)の場合も同様である。
なお、仮決済や景品交換に関して単にネット予約を可能とするのではなく、他に例えば、景品交換を行う際に先ず現時点で交換可能な景品情報を提示し、その中に所望の景品がない場合に、仮決済からネット予約に切り替えることができるように構成しても良い。また、予め希望の景品を予約しておき、「あと何玉で必要玉数到達」といったような情報を提示するようにしても良い。さらに最終的には、遊技店での景品レシートの発行時に仮決済を併せて行えるようにしても良い。
以上に説明した本実施例によれば、次のような効果がある。
本景品交換システム1によって、提携店舗での景品交換が可能となれば、遊技者は複数ある提携店舗のうち、自身が希望する商品(景品)を取り揃えている店舗を選択し、自身の希望する商品を景品として交換し、獲得することができる。そのため、非常に自由度の高い一般景品交換を実現することが可能となり、遊技者のニーズにきめ細かく対応することができる。
また、遊技店では景品の陳列スペースを割愛することができ、提携店舗でも、遊技店に集まる遊技者を集客することが期待できる。
さらに、遊技者は遊技終了後に計数を行い、とりあえず仮決済を行っておけば、後日景品交換が可能となるので、時間に制限のある遊技者であっても、後日時間に余裕のあるときにゆっくりと景品を選ぶことができ、一般景品交換を促進する要因となり得る。
次に、前述した効果の背景を、以下に説明する。
前述した特許文献1では、景品交換の際の作業負担を軽減させるために、獲得球数に対する交換指定景品の最大数や端数を算出して景品交換を行うようにしているが、そのためには遊技店において予め一般景品と交換相当球数とを対応づけて登録しておく必要があるため、作業が繁雑となってしまうし、遊技店に取り揃えられている一般景品にはその品数に限界があり、遊技者が本当に希望する景品を提供できないことが多々ある。
また、景品交換の結果生じた端数による細かい景品(例えば、ジュースやお菓子等)は欲しいものがないことが多く、大抵の場合はもらっても荷物になったり無駄になったりしている。そのため、遊技店における一般景品交換とは、あるものから選ばなければならない、いらないものまでもらわなければならない、といったように、その自由度が非常に低いため、一般景品交換に対する遊技者の興味はあまり高いものではなかった。よって、特殊景品に交換して現金にした方が良い、ということとなり、一般景品交換が促進されずにいるのが現状である。
さらに、景品交換は遊技を行った当日に行うようになっていたため、閉店間際まで遊技を行っていたり、短時間での遊技を希望して遊技を行っていたり等、遊技者の状況は様々であり、このような時間に制限のある遊技者が遊技終了後に上述のような景品交換を行うには、その行為(各種情報の入力、予め取りそろえられている景品の中からの選択、等)自体が面倒であり、一般景品交換を敬遠する原因の一つとなっていた。
そして、前述した本実施例の構成より、次の発明概念が導かれる。
遊技者が遊技店で獲得した遊技価値を景品交換に使用可能な景品交換システム1であって、
遊技者が遊技店で獲得した遊技価値に基づいて景品交換を行うための所定の記録媒体を発行可能な記録媒体発行手段と、
前記記録媒体発行手段によって発行された前記記録媒体に基づいて景品交換を行うことが可能な景品交換手段と、
前記記録媒体発行手段によって発行された前記記録媒体に基づき、前記景品交換に関連する仮決済を行うことが可能な仮決済処理手段と、を備え、
前記仮決済処理手段は、
当該仮決済を行うための前記記録媒体が正当なものであるか否かを認証する認証手段と、
前記認証手段によって、前記記録媒体が正当なものであると認証された場合に、仮決済に関する処理を行うことが可能な処理手段と、
当該仮決済が正当に行われたことを示す仮決済証明媒体を発行可能な発行手段と、を備え、
前記発行手段によって発行された前記仮決済証明媒体に基づいて、当該仮決済後から所定期間の間は、前記景品交換手段による景品交換を行うことが可能に構成されたことを特徴とする景品交換システム1。
ここで「記録媒体発行手段」は、遊技店にある景品管理端末20が相当し、「所定の記録媒体」は景品レシートである。また「景品交換手段」は、提携店舗にある商品管理端末60が相当するが、前述したように景品管理端末20に景品交換手段の機能を付加しても良い。また「仮決済処理手段」も、提携店舗にある商品管理端末60が相当し、同様に景品管理端末20に仮決済処理手段の機能を付加しても良い。これら各手段の具体的な構成要素は、次の発明概念についても同様である。
また、別の発明概念として、次の発明概念も導かれる。
前記景品交換手段は、
前記仮決済証明媒体が複数ある場合には、当該複数の仮決済証明媒体を合算して前記景品交換を行うことが可能に構成されたことを特徴とする景品交換システム1。
以上の景品交換システム1によれば、遊技店の景品管理端末20により、遊技者は持ち球の計数結果に応じた景品交換を行うための景品レシートを獲得した後、この景品レシートに基づき、提携店舗の商品管理端末60により、景品交換に関連する仮決済を行うことが可能となる。仮決済が正当に行われたことを条件として、仮決済証明書が発行される。
そして、仮決済証明書に基づき、遊技者は前記景品レシートが発行された遊技当日に限らず、当該仮決済後から所定期間として例えば6ヶ月間は景品交換を行うことが可能となる。特に、仮決済証明書が複数ある場合には、当該複数の仮決済証明書を合算して所望の景品交換を行うことが可能となる。
また、前記発明概念に従属する発明概念は、次のように表される。
前記景品交換手段および前記仮決済処理手段は、前記遊技店と相互通信可能な提携店舗に設けられ、
前記遊技店には、前記記録媒体発行手段が設けられ、
前記認証手段は、
前記遊技店と前記提携店舗とが通信可能である場合には、当該認証を前記遊技店にて発行された前記記録媒体に関する情報に基づいて行う一方、
前記遊技店と前記提携店舗とが通信不可能である場合には、当該認証を独自で行うように構成され、
当該独自の認証の後、前記遊技店と前記提携店舗とが通信可能となった場合に、前記認証を前記遊技店にて発行された前記記録媒体に関する情報に基づいて行うことが可能なように構成されたことを特徴とする景品交換システム1。
この景品交換システム1によって、仮決済を行うための景品レシートが正当なものであるか否かの認証を行う際に、遊技店と提携店舗とが通信可能なオンラインであれば、提携店舗は遊技店における情報に基づいて認証を行う。一方、当該認証を行う際に、遊技店と提携店舗とが通信不可能なオフラインであれば、提携店舗は独自で認証を行い、後日オンラインのとき遊技店における情報との認証を行うことになる。
以上、本発明の実施例を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば前述した実施例では、遊技機を通常のパチンコ機として説明したが、遊技媒体にメダルを用いるスロットマシンにも適用することが可能である。ここでパチンコ機やスロットマシンの具体的な種類は、特に限定されるものではない。
また、前記実施例では、一般景品交換の場合に限り仮決済を行えるようにしたが、一般景品交換の促進を考慮しなければ、特殊景品の換金に関しても仮決済を行えるように構成することもできる。
また、前記実施例では、仮決済処理や仮決済証明書の発行を商品管理端末60で行うようにして、景品交換処理と兼用するように構成しているが、商品管理端末60とは別に仮決済に関連した一連の処理を行う仮決済専用端末を別途用意するように構成しても良い。
また、前記実施例では、図15によって仮決済や景品交換のネット予約について説明したが、インターネットのホームページ上で行える処理に関しては、不正を防止するセキュリティー上の観点より、仮決済情報の合算等は行わず、遊技価値情報の移動を伴わない情報確認処理(図9参照)に限定して行うことができるようにすることも考えられる。
また、前記実施例では、景品交換を行うための記録媒体を景品レシートとしたが、このような紙媒体の他に、例えば、景品管理端末(遊技店用POS)20の表示部にバーコードやQRコード等を表示して、遊技者は携帯電話やスマートフォン等の携帯端末のカメラ等によりバーコードやQRコード等を撮り込み、撮り込んだバーコードやQRコードを携帯端末の表示部に表示して、提携店舗の商品管理端末(店舗用POS)60等のスキャナで読み取り、仮決済証明媒体を発行するように構成しても良い。
ここで仮決済証明媒体は、前述したレシートの様な紙媒体である仮決済証明書でも良いが、このような紙媒体の仮決済証明書として印刷出力せずに、商品管理端末(店舗用POS)60等が発行した仮決済証明媒体をデータとして、遊技者の携帯端末に送信するように構成しても良い。
また、商品管理端末(店舗用POS)60等のスキャナでは、携帯端末に表示されるバーコードやQRコード等を読み取ることなく、商品管理端末(店舗用POS)60等に携帯端末を接続(無線でも可)して通信により、仮決済証明媒体を発行して記録しても良い。
仮決済証明媒体に基づく景品交換時には、商品管理端末(店舗用POS)60等により携帯端末に表示される仮決済証明媒体の情報をスキャナ等で読み取り、入力された景品情報等に基づいて景品交換が可能となる。
さらに、本景品交換システム1は、遊技者が獲得した持ち球を後日使用可能な貯球として遊技店に預けることができる貯球システムの導入の有無に関わらず遊技店で採用することができる。また、本景品交換システム1による仮決済は、遊技店の会員カードを所有していない非会員に対しても、景品レシートや仮決済証明書に会員情報以外の遊技者を特定する情報(発行時のシリアルナンバー等)を記録することにより、適用することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。