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JP6369072B2 - 印刷物検査装置、印刷物検査方法及び印刷物検査プログラム - Google Patents
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印刷物検査装置、印刷物検査方法及び印刷物検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷物検査装置、印刷物検査方法及び印刷物検査プログラムに関する。
プロダクションプリンティングにおいては、プリンタの印刷出力に対しても何らかの検査を行う要求がある。例えば、プリンタの印刷出力をカメラ・スキャナのラインセンサ等で読み取り、読み取り結果から印刷が正常に行われているか否かを検査する印刷物検査装置がある。この印刷物検査装置において、特に印刷品質の検査を行う場合には、読み取りによって得られる検査画像と、ユーザーが用意した原稿画像データのRIP、印刷、読み取りを想定したマスター画像(色再現の基準となる画像)とを比較することが多い。この比較結果において、例えば差異がある印刷結果を欠陥印刷物としている。
また、印刷用紙などの記録媒体の種類が異なると、色の再現性も異なってしまう。印刷用紙の種類による色の再現性の差異をなくすために、専用のテストパターンを印刷し、その情報を用紙プロファイルとして保存して、マスター画像を補正することによって欠陥検査を行うことは公知である。
欠陥印刷物には、印刷した結果に色むらや汚れが発生して欠陥となるものと、用紙プロファイルの違いで欠陥となるものがある。用紙プロファイルの違いとは、用紙プロファイルを作成した時の環境(湿度、温度)や、エンジンの状態(キャリブレーションの前後)等の影響で用紙プロファイルを再作成せず使用することによって誤って欠陥と判断してしまうものである。
しかし、用紙プロファイルを更新することに契機は特になく、キャリブレーションや、エンジン内部の清掃、設置場所の移動(湿度、温度の違い)等を行った後に欠陥と判断されるページが多発した場合、対応の一つとして用紙プロファイルの再設定が行われている。この場合、無条件で登録済みの用紙プロファイルの再設定を行うと手間と時間がかかってしまう。例えば、1用紙プロファイルを登録するために20ページの印刷が必要である場合、100用紙プロファイルを登録していると、2000ページの印刷を行う必要がある。
一方、用紙プロファイルが欠陥検査を行うための用紙単位で管理される検査条件である場合、検査条件を切り替える技術として、用紙の種類により検査条件を自動変更する技術が知られている。この場合、用紙の切り替えによって検査条件が切り替えられるが、キャリブレーションや、エンジン内部の清掃、設置場所の移動によって欠陥と判断されるページが多発する場合には、登録済みの検査条件が変更されないという問題があった。
また、特許文献1には、記録媒体の種類に応じて画像欠陥の検査の検査内容、検査対象、検査レベル、及び検査処理演算内容等の少なくとも1つを変更する画像検査装置が開示されている。
しかしながら、印刷装置に変化が生じた場合でも、検査条件の再設定を行うことに契機がないために、誤って画像を欠陥と判断してしまい、手間がかかる検査条件の再設定を行う必要が生じてしまうことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷装置に変化が生じた場合でも、誤って画像を欠陥と判断してしまうことを防止することを可能にする印刷物検査装置、印刷物検査方法及び印刷物検査プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷装置に生じる変化に基づく変化情報を取得する変化情報取得部と、前記印刷装置が記録媒体に印刷した印刷画像を読取った読取画像と、色再現の基準となるマスター画像とを比較することにより、前記読取画像に欠陥があるか否かを判定する欠陥判定部と、前記読取画像に欠陥があると前記欠陥判定部が判定した場合に、前記色再現の基準となるマスター画像を前記変化情報に基づいて再生成するマスター画像生成部と、前記変化情報取得部が前記変化情報を取得した場合に、前記マスター画像生成部が前記変化情報に基づいて再生成したマスター画像と前記読取画像とを再度比較することにより前記読取画像に欠陥があるか否かを前記欠陥判定部が再度判定するよう制御する制御部と、前記読取画像に欠陥があると前記欠陥判定部が再度判定した場合に、記録媒体の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである記録媒体プロファイルの変更が必要であるか否かを判定する変更判定部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置に変化が生じた場合でも、誤って画像を欠陥と判断してしまうことを防止することを可能にするという効果を奏する。
図1は、印刷物検査装置が接続されたプリンタの構成を示す図である。 図2は、プリンタ及び印刷物検査装置が有する機能を示す機能ブロック図である。 図3は、プリンタの動作例を示すフローチャートである。 図4は、印刷物検査装置の動作例を示すフローチャートである。 図5は、印刷物検査装置が欠陥検査を行った結果として、欠陥が多発していた場合の印刷物検査装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、記録媒体プロファイルの再設定が必要であるか否かを印刷物検査装置が判定する場合に行う処理の詳細を示すフローチャートである。 図7は、欠陥検査結果を示す図表である。 図8は、エンジン調整又はキャリブレーション後に再度欠陥検査した結果を示す図表である。 図9は、欠陥の種類に対する要因及び対応策を示す図表である。 図10は、印刷物検査装置が行う欠陥検査を概念的に示す概念図である。 図11は、UIが表示する警告表示画面を例示する図である。 図12は、ユーザーからの指示となる操作入力を受入れるためにUIが表示する画面を例示する図である。 図13は、印刷物検査装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、印刷物検査装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、印刷物検査装置が接続されたプリンタ(印刷装置)の構成を示す図である。プリンタ101は、例えばタッチパネルなどの操作部102を備え、外部から印刷画像(RIP画像)を含んだ印刷情報(印刷ジョブ)を受け取った場合、又はプリンタ101内に格納されている印刷ジョブの実行指示を受け取った場合に、印刷ジョブを実行する。プリンタ101は、印刷ジョブの内容に従って、給紙部105が供給する用紙(記録媒体)を図中の点線で示す経路にそって搬送する。
ドラム113、114、115、116は、それぞれK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)のトナー像をベルト111上に重ね、搬送される用紙にローラー112がトナー像を転写する。ローラー117は、用紙上にトナー像を定着させる。
片面印刷の場合には、用紙はそのまま印刷物検査装置103に排紙される。両面印刷の場合には、用紙は反転パス118において反転させられ、さらに反対側の面にもトナー像を転写・定着されて排紙される。
印刷物検査装置(検査装置)103は、例えばタッチパネルなどの操作部133を備え、プリンタ101が印刷して出力した用紙(記録媒体)を検査する装置である。操作部133は、印刷物検査装置103に対するユーザーからの各操作入力を受入れる入力部(図13参照)としての機能と、ユーザーに対する表示を行う表示部(図13参照)としての機能とを有するUI(ユーザーインターフェイス)である。なお、印刷物検査装置103は、操作部133を備えず、プリンタ101の操作部102によって操作されてもよいし、ネットワークを介して接続されたPCによって操作されてもよい。
印刷物検査装置103は、プリンタ101から排紙された用紙の両面に印刷された印刷画像を読取装置131、132によってそれぞれ読み取り、排紙する。印刷物検査装置103は、欠陥を見つけた用紙を排紙する破棄トレイ134が設けられており、欠陥と判断したページを破棄トレイ134に排紙することにより、欠陥を見つけたページを見つけやすくしている。破棄トレイ134の代わりに、排紙スタッカ104の排紙トレイ141が用いられてもよい。
図2は、プリンタ101及び印刷物検査装置103が有する機能を示す機能ブロック図である。システム制御部201は、図示しないメモリを備え、プリンタ101を構成する各部を制御する。ユーザーI/F部202は、システム制御部201と操作部102とを接続するためのインターフェイスである。ネットワークI/F部203は、システム制御部201をLAN等のネットワークに接続するためのインターフェイスである。外部I/F部204は、他の機器とのインターフェイスである。
HDD205は、ハードディスク等の記憶装置である。機構制御部206は、プリンタ101の用紙搬送、転写プロセス等のプリンタ動作を制御する。RIPI/F部207は、外部に接続される画像生成コントローラ(DFE等)との間でRIP画像を転送するためのインターフェイスである。画像処理制御部208は、機構制御部206によって転写される印刷の画像処理を制御する。印写制御部209は、用紙などの記録媒体への画像形成(印刷)の制御を行う。
システム制御部221は、例えば表示制御部250などを含み、印刷物検査装置103を構成する各部を制御する。ユーザーI/F部222は、システム制御部221と操作部133とを接続するためのインターフェイスである。ネットワークI/F部223は、システム制御部221をLAN等のネットワークに接続するためのインターフェイスである。外部I/F部224は、他の機器とのインターフェイスであり、例えばプリンタ101に生じる変化に基づく変化情報(キャリブレーション情報、環境の変化に対応する情報など)を取得する変化情報取得部としても機能する。
HDD225は、ハードディスク等の記憶装置である。HDD225は、不揮発性メモリや、印刷物検査装置103の外にUSB等を介して接続したメモリであってもよい。機構制御部226は、印刷物検査装置103における用紙搬送等の動作を制御する。印刷画像読取部227は、印刷して出力された印刷画像を読み取り、検査対象画像(読取画像)を出力する。
マスター画像生成部228は、印刷物による色再現の基準となるマスター画像を印刷装置(例えばプリンタ101など)の特性に応じてRIP画像から生成する。また、マスター画像生成部228は、例えばプリンタ101のキャリブレーションが実施された場合、又はキャリブレーションを行うために必要なキャリブレーション情報を印刷物検査装置103が外部I/F部224等を介して取得した場合に、キャリブレーション情報を用いてマスター画像の再生成も行う。
欠陥判別部(欠陥判定部)229は、マスター画像と検査対象画像とを比較し、比較結果に応じて印刷出力の欠陥の有無を判別(判定)する。用紙プロファイル管理部230は、HDD225に保存している用紙登録情報を使用可能か否かを管理する。用紙登録情報は、用紙の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである用紙プロファイル(記録媒体プロファイル)を含む。
そして、システム制御部221は、例えば印刷物検査装置103がキャリブレーション情報を取得した場合に、マスター画像生成部228がキャリブレーション情報に基づいて再生成したマスター画像と読取画像とを再度比較することにより読取画像に欠陥があるか否かを欠陥判別部229が再度判定するよう制御する。変更判定部232は、読取画像に欠陥があると欠陥判別部229が再度判定した場合に、用紙の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである用紙プロファイルの変更が必要であるか否かを判定する。表示制御部250は、用紙プロファイルの変更が必要であると変更判定部232が判定した場合には、用紙プロファイルの変更が必要である旨を操作部133が表示するよう制御する。
なお、プリンタ101及び印刷物検査装置103が有する各機能は、それぞれハードウェアによって構成されてもよいし、ソフトウェアによって構成されてもよい。
次に、プリンタ101の通常印刷モードにおける動作について説明する。図3は、プリンタ101の動作例を示すフローチャートである。システム制御部201は、印刷ジョブの実行指示により、RIPI/F部207から受け取ったRIP画像、又はHDD205に格納されている印刷ジョブの内容に従って生成したRIP画像を内部のメモリに格納する(S301)。
システム制御部201は、機構制御部206及び印写制御部209に対して指示を行って印刷動作を行わせ、このときのジョブの情報を外部I/F部204を介して印刷物検査装置103に送信する(S302)。
システム制御部201は、画像処理制御部208からの要求に応じて、内部に格納したRIP画像を画像処理制御部208へ送信する(S303)。
そして、画像処理制御部208は、印写制御部209からの要求に従ってRIP画像を印刷信号に変換する処理を行い、印写制御部209へ送信するとともに、RIP画像を印刷物検査装置103へ送信する。
ここで、印刷ジョブ(ジョブ情報)には、ページの識別情報、ページの用紙の種類を示す情報、CMYKの各色のどのプレーンが使用されているかを示す情報、片面印刷/両面印刷のいずれであるかを示す情報、表面/裏面のどちらに印刷されるかを示す情報、及び後処理装置が行う処理の内容を示す情報が含まれているものとする。
次に、印刷物検査装置103の動作について説明する。図4は、印刷物検査装置103の動作例を示すフローチャートである。まず、システム制御部221は、外部I/F部224を介してジョブ情報を受信し(S401)、内容に応じて必要な情報を後段の排紙スタッカ104に送信する。
システム制御部221は、ジョブ情報に基づいて、印刷画像読取部227から受信する検査対象画像と、マスター画像生成部228から受信するマスター画像との対応情報を生成し、欠陥判別部229に対して送信する(S402)。
システム制御部221は、欠陥判別部229から欠陥判別結果を受信してHDD225に保存する。また、システム制御部221は、外部I/F部224を介し、欠陥判別結果を内容に応じてプリンタ101及び排紙スタッカ104に送信する。また、システム制御部221は、ユーザーI/F部222を介して操作部133に欠陥判別結果を送信し、ネットワークI/F部223介してクライアントなどに欠陥判別結果を送信する(S403)。
次に、印刷物検査装置103が欠陥検査を行った結果として、欠陥が多発していた場合の印刷物検査装置103の動作について説明する。図5は、印刷物検査装置103が欠陥検査を行った結果として、欠陥が多発していた場合の印刷物検査装置103の動作を示すフローチャートである。
まず、印刷物検査装置103は、印刷結果に色むらが多発しているか否か(エンジン調整が必要か否か)の判定を行う(S501)。印刷物検査装置103は、印刷結果に色むらが多発していない場合(S501:No)にはS502の処理に進み、印刷結果に色むらが多発している場合(S501:Yes)にはS503の処理に進む。
S502の処理において、印刷物検査装置103は、欠陥検査の誤判定があるか否かを判断する。印刷物検査装置103は、欠陥検査の誤判定があると判断した場合(S502:Yes)にはS504の処理に進み、欠陥検査の誤判定がないと判断した場合(S502:No)には処理を終了する。
印刷結果に色むらが多発している場合はエンジン調整が必要なため、S503の処理において、プリンタ101は、キャリブレーションを実施する。キャリブレーション等は、プリンタ101に変化を生じさせる。つまり、キャリブレーション情報は、プリンタ101に生じる変化に基づく変化情報の1つである。
S504の処理において、印刷物検査装置103は、用紙プロファイルの再設定が必要であるか否かを判定する。例えば、印刷結果に色むらがないにもかかわらず、印刷物検査装置103が欠陥と判断したページに対し、ユーザーが目視で確認した結果では問題がないと判断されたページが存在した場合、印刷物検査装置103は、用紙プロファイルの再設定が必要であると判定する。なお、印刷物検査装置103は、S501及びS502の処理においてYesと判定した場合の他、定期的なキャリブレーションが行われた時、及びユーザーが指示した任意のタイミング(図12参照)にも、S504の処理を行う。印刷物検査装置103は、用紙プロファイルの再設定が必要である場合(S504:Yes)にはS505の処理に進み、用紙プロファイルの再設定が必要でない場合(S504:No)には処理を終了する。
S505の処理において、印刷物検査装置103は、UI(例えば操作部133)により、用紙プロファイルの再設定が必要である旨を示す表示(警告表示)を行う(図11参照)。
次に、用紙プロファイルの再設定が必要であるか否かを印刷物検査装置103が判定する場合に行う処理の詳細について説明する。図6は、用紙プロファイルの再設定が必要であるか否かを印刷物検査装置103が判定する場合に行う処理の詳細を示すフローチャートである。図7は、欠陥検査結果を示す図表である。図8は、エンジン調整又はキャリブレーション後に再度欠陥検査した結果を示す図表である。図9は、欠陥の種類に対する要因及び対応策を示す図表である。
用紙プロファイルの再設定が必要であるか否かを判定する場合、印刷物検査装置103は、例えばプリンタ101からキャリブレーション情報を取得する(S600)。キャリブレーション情報は、具体的には各色のガンマ補正値などであり、S603の処理で用いられる情報である。
システム制御部221は、欠陥の判断に用いたマスター画像、及び読取画像をHDD225から読み出す(S601)。例えば、システム制御部221は、図7(a)に示した各ページの画像から、検査閾値に基づいて欠陥(異常)のある画像700〜705を図7(b)にも示すように選択して読出す。
マスター画像生成部228は、キャリブレーション情報を用いてマスター画像の再生成を行う(S603)。再生成方法は、例えばキャリブレーション情報から逆方向に補正(ガンマ補正)するものとする。なお、マスター画像の再生成は、プリンタ変化情報管理部231が行ってもよい。
欠陥判別部229は、再生成(補正)したマスター画像903(図10)と、システム制御部221がS601の処理でHDD225から読み出した読取画像902(図10)とを比較し、再度欠陥検査(再検査)を行う(S604)。なお、S604の処理で欠陥の有無に使用する検査閾値は、欠陥検査を実施した時の値(図7参照)を使用する。
欠陥判別部229は、欠陥検査を行った時の検査閾値を使用するが、指定可能な検査閾値の全パターンで検査を行うことにより、検査閾値を変更した時の用紙プロファイルの再設定の要否を判定する。例えば、欠陥判別部229は、欠陥の種類と再検査結果から用紙プロファイルの変更が必要であるか否かを判定する(S605)。
図8に示した例では、再度の欠陥検査で異常と判断されたジョブ及びページは、Test_Job_Aの10ページ目(802)と、Test_Job_Bの4、5ページ(803、804)である。そして、欠陥の種類が色むらのページは、Test_Job_Bの5ページである。ここで、欠陥判別部229は、Test_Job_Bで使用したプロファイル_Bに対し、用紙プロファイルの再設定が必要であると判断する。このように、欠陥判別部229は、用紙プロファイルの変更が必要である場合(S605:Yes)にはS607の処理に進む。
また、欠陥判別部229は、用紙プロファイルの変更が必要でない場合(S605:No)にはS606の処理に進む。つまり、欠陥判別部229は、欠陥と判断した画像数だけS603〜S605の処理を繰り返す(S602,S606のループ)。
S607の処理において、システム制御部221は、UI(例えば操作部133)に用紙プロファイルの再設定が必要である旨を示す表示(警告表示)を行う。
このように、印刷物検査装置103は、キャリブレーション情報で再生成した読取画像とマスター画像とを比較することによって再度欠陥検査を行い、再度欠陥と判断した要因に対する対応策が「用紙プロファイルの再設定」である場合、警告表示(図11)を表示する。
なお、印刷物検査装置103は、欠陥検査の結果と、再度の欠陥検査の結果とが以下のような関係になった場合には、用紙プロファイルの再設定の要否についてそれぞれ判断を行う。例えば、印刷物検査装置103は、それぞれの結果が欠陥→正常に変わった場合には、現在使用している用紙プロファイルが正しいと判断する。また、印刷物検査装置103は、それぞれの結果が欠陥→欠陥であり、欠陥要因が汚れの場合には、用紙プロファイルが正しいと判断する。また、印刷物検査装置103は、それぞれの結果が欠陥→欠陥であり、欠陥要因が色むらの場合には、用紙プロファイルの再設定が必要と判断する。
上述したように、図11は、UI(例えば操作部133)が表示する警告表示画面を例示する図である。また、図12は、システム制御部221が外部I/F部224を介してプリンタ101のエンジンの状態など(プリンタ101に生じる変化に基づく変化情報:キャリブレーション情報などを含む)を取得するように、ユーザーからの指示となる操作入力を受入れるためにUI(例えば操作部133)が表示する画面を例示する図である。操作部133は、読取画像に欠陥があるか否かを欠陥判別部229が判定する欠陥の種類(即ち判定するための判定基準)を設定する操作入力を受入れるように構成されてもよい。また、操作部133は、欠陥を判定する閾値(判定基準を示す値)を変更する操作入力を受入れるように構成されてもよい。
次に、印刷物検査装置103のハードウェア構成例について説明する。図13は、印刷物検査装置103のハードウェア構成例を示す図である。図13に示すように、印刷物検査装置103は、例えば入力部30、表示部32、通信部34、記憶部36、制御部本体38、及び読取装置本体39を有する。
入力部30は、ユーザーからの各操作入力を受入れる。表示部32は、ユーザーに対する表示を行う。印刷物検査装置103がタッチパネルなどの操作部133を有する場合、例えば操作部133が入力部30及び表示部32に対応してもよい。
通信部34は、外部との通信を行う。例えば、通信部34は、図2に示した外部I/F部224及びネットワークI/F部223などに対応する。記憶部36は、例えば印刷物検査装置103が実行する印刷物検査プログラムなどを記憶する。また、記憶部36は、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体360に対して印刷物検査プログラムなどを読み書き可能にされている。
制御部本体38は、CPU380及びメモリ382を有し、印刷物検査装置103を構成する各部を制御する。制御部本体38は、例えば図2に示したシステム制御部221、マスター画像生成部228、欠陥判別部(欠陥判定部)229及び変更判定部232などに対応する。なお、システム制御部221、マスター画像生成部228、欠陥判別部(欠陥判定部)229及び変更判定部232などは、制御部本体38に全てソフトウェアとして含まれるように構成されてもよいし、それぞれ分散されたハードウェア又はソフトウェアとして設けられてもよい。
読取装置本体39は、用紙の両面に印刷された印刷画像を読取る。読取装置本体39は、例えば図2に示した読取装置131、132に対応する。
このように、印刷物検査装置103は、プリンタ101に対して生じた変化に応じて用紙プロファイルの再設定が必要となった場合には警告表示を行い、用紙プロファイルの再設定を促すので、プリンタ101に変化が生じた場合でも、誤って画像を欠陥と判断してしまうことを防止することを可能にする。
本実施の形態の印刷物検査装置103で実行される印刷物検査プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記憶媒体360に記憶されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供されてもよい。
また、本実施形態の印刷物検査装置103で実行される印刷物検査プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
101 プリンタ
102、133 操作部
103 印刷物検査装置
221 システム制御部
224 外部I/F部
225 HDD
227 印刷画像読取部
228 マスター画像生成部
229 欠陥判別部
230 用紙プロファイル管理部
232 変更判定部
特開2007−148027号公報

Claims (7)

  1. 印刷装置に生じる変化に基づく変化情報を取得する変化情報取得部と、
    前記印刷装置が記録媒体に印刷した印刷画像を読取った読取画像と、色再現の基準となるマスター画像とを比較することにより、前記読取画像に欠陥があるか否かを判定する欠陥判定部と、
    前記読取画像に欠陥があると前記欠陥判定部が判定した場合に、前記色再現の基準となるマスター画像を前記変化情報に基づいて再生成するマスター画像生成部と、
    前記変化情報取得部が前記変化情報を取得した場合に、前記マスター画像生成部が前記変化情報に基づいて再生成したマスター画像と前記読取画像とを再度比較することにより前記読取画像に欠陥があるか否かを前記欠陥判定部が再度判定するよう制御する制御部と、
    前記読取画像に欠陥があると前記欠陥判定部が再度判定した場合に、記録媒体の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである記録媒体プロファイルの変更が必要であるか否かを判定する変更判定部と、
    を有することを特徴とする印刷物検査装置。
  2. 前記制御部は、
    記録媒体プロファイルの変更が必要であると前記変更判定部が判定した場合には、記録媒体プロファイルの変更が必要である旨を表示部が表示するよう制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  3. 前記変化情報取得部に前記変化情報を取得させる操作入力を受入れる入力部をさらに有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  4. 前記読取画像に欠陥があるか否かを前記欠陥判定部が判定するための判定基準を設定する操作入力を受入れる入力部をさらに有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  5. 前記入力部は、
    前記判定基準を示す値を変更する操作入力を受入れること
    を特徴とする請求項4に記載の印刷物検査装置。
  6. 印刷装置に生じる変化に基づく変化情報を取得する工程と、
    前記印刷装置が記録媒体に印刷した印刷画像を読取った読取画像と、色再現の基準となるマスター画像とを比較することにより、前記読取画像に欠陥があるか否かを判定する工程と、
    前記読取画像に欠陥があると判定した場合に、前記色再現の基準となるマスター画像を前記変化情報に基づいて再生成する工程と、
    前記変化情報を取得した場合に、前記変化情報に基づいて再生成したマスター画像と前記読取画像とを再度比較することにより前記読取画像に欠陥があるか否かを再度判定するよう制御する工程と、
    前記読取画像に欠陥があると再度判定した場合に、記録媒体の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである記録媒体プロファイルの変更が必要であるか否かを判定する工程と、
    を含むことを特徴とする印刷物検査方法。
  7. 印刷装置に生じる変化に基づく変化情報を取得するステップと、
    前記印刷装置が記録媒体に印刷した印刷画像を読取った読取画像と、色再現の基準となるマスター画像とを比較することにより、前記読取画像に欠陥があるか否かを判定するステップと、
    前記読取画像に欠陥があると判定した場合に、前記色再現の基準となるマスター画像を前記変化情報に基づいて再生成するステップと、
    前記変化情報を取得した場合に、前記変化情報に基づいて再生成したマスター画像と前記読取画像とを再度比較することにより前記読取画像に欠陥があるか否かを再度判定するよう制御するステップと、
    前記読取画像に欠陥があると再度判定した場合に、記録媒体の種類毎に色の再現性を補正するためのデータである記録媒体プロファイルの変更が必要であるか否かを判定するステップと、
    をコンピュータに実行させるための印刷物検査プログラム。
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