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JP6464722B2 - 情報処理装置、欠陥送信方法及びプログラム - Google Patents
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JP6464722B2 - 情報処理装置、欠陥送信方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、欠陥送信方法及びプログラムに関する。
プロダクションプリンティングなど高品質が要求される印刷では、印刷物に対する品質検査が要求されている。例えば、印刷物の生成元の元画像から生成したマスター画像と、印刷物を電気的に読み取ることで生成した検査画像とを比較することで、印刷物の品質を検査する印刷物検査システムが知られている。
このような印刷物検査システムで欠陥があると判定された画像については、専門のエンジニアに確認してもらうと欠陥の原因を特定できることが多いため、早期の問題解決を図るにはこのような対応が有効である。
但し、プロダクションプリンティングで印刷される印刷内容は、印刷業者が顧客から依頼されたものであり、印刷業者に守秘義務が発生することが多いため、欠陥がある画像であっても第3者であるエンジニアに開示できない場合が多い。
このため、欠陥がある画像の一部分をエンジニアに開示して、欠陥の原因の特定を依頼する手法が考えられる。例えば、特許文献1には、画像に存在する複数の欠陥のうち、所定条件を満たす欠陥をサーバへ送信する技術が開示されている。
しかしながら、上述した従来技術は、画像を分割した各分割領域において、欠陥が集中していなければ、当該分割領域の欠陥部分の画像を外部に送信し、欠陥が集中している場合、当該分割領域の全ての欠陥部分の画像を送信する必要がなければ、データの転送量を削減するため、これらの欠陥を領域位置データに置換して送信するものに過ぎない。
つまり、上述した従来技術の手法は、欠陥がある画像そのものを外部に送信するのではなく、欠陥がある画像の一部分を外部に送信するものではあるが、データの転送量の削減を目的としたものであるため、結果として、第3者に開示することが好ましくない内容が外部に送信されてしまう可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、欠陥がある画像の一部分を外部に送信しても、第3者に開示することが好ましくない内容が外部に送信されてしまうことを防止可能な情報処理装置、欠陥送信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理装置は、印刷物を読み取った検査画像を取得する検査画像取得部と、前記印刷物上に存在する複数の欠陥それぞれ毎に、前記検査画像上で当該欠陥が位置する領域に関する欠陥領域情報を取得する欠陥領域情報取得部と、前記複数の欠陥領域情報に基づいて、前記欠陥毎に、前記検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出する抽出部と、前記複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する選択部と、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像及び当該送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域情報を外部装置に送信する送信部と、前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得部と、を備え、前記開示可能条件は、前記欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域が開示可能領域であることを示し、前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち対応する前記マスター画像上の領域が前記開示可能領域である欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する
本発明によれば、欠陥がある画像の一部分を外部に送信しても、第3者に開示することが好ましくない内容が外部に送信されてしまうことを防止可能という効果を奏する。
図1は、本実施形態のシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の印刷物検査システムの一例を示す模式図である。 図3は、本実施形態の印刷物検査システムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の印刷ジョブの情報の一例を示す図である。 図5は、本実施形態の印刷物検査装置で行われる検査処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態の品質検査用の閾値の一例を示す図である。 図7は、図5に示すフローチャートのステップS305の品質検査処理の前段の処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態の品質検査により生成される欠陥領域情報の一例を示す図である。 図9は、本実施形態の差分画像の一例を示す図である。 図10は、本実施形態の欠陥評価値の算出方法の一例の説明図である。 図11は、本実施形態の欠陥領域面積、欠陥判定面積、及び欠陥評価値の具体値の一例を示す図である。 図12は、図5に示すフローチャートのステップS305の品質検査処理の後段の処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、図12に示すフローチャートのステップS507の付加情報生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、本実施形態の付加情報の一例を示す図である。 図15は、図12に示すフローチャートのステップS509の分類・保存処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図16は、本実施形態のインデックス情報の一例を示す図である。 図17は、本実施形態の欠陥情報の一例を示す図である。 図18は、本実施形態の選択・送信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図19は、本実施形態の第2マスター画像の一覧表示画面の一例を示す図である。 図20は、本実施形態の第1マスター画像内の開示不可領域設定画面の一例を示す図である。 図21は、図18に示すフローチャートのステップS803の選択処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図22は、本実施形態のユーザ確認画面の一例を示す図である。 図23は、本実施形態において、ユーザが設定可能な情報の設定画面の一例を示す図である。 図24は、本実施形態の印刷装置及び印刷物検査装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理装置、欠陥送信方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態のシステム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、システム1は、サーバ5(外部装置の一例)と、印刷物検査システム10とを、備える。
サーバ5及び印刷物検査システム10は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
サーバ5は、画像上の欠陥の原因を解析するエンジニアが使用するサーバであり、印刷物検査システム10から解析対象の画像(詳細には、解析対象の画像の一部分)が送信され、蓄積される。エンジニアは、サーバ5に蓄積された画像をサーバ5のディスプレイ等の表示装置(図示省略)に表示して、画像s上の欠陥の原因を解析する。
印刷物検査システム10は、印刷物を生成(印刷)し、生成した印刷物の品質(欠陥の有無等)を検査するシステムである。
図2は、本実施形態の印刷物検査システム10の一例を示す模式図である。図2に示すように、印刷物検査システム10は、印刷装置100と、印刷物検査装置200(情報処理装置の一例)と、スタッカ300とを、備える。
印刷装置100は、オペレーションパネル101と、感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kと、転写ベルト105と、二次転写ローラ107と、給紙部109と、搬送ローラ対111と、定着ローラ113と、反転パス115と、を備える。
オペレーションパネル101は、印刷装置100に対して各種操作入力を行ったり、各種画面を表示したりする操作表示部である。
感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kは、それぞれ、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及びクリーニング工程)が行われることによりトナー像が形成され、形成されたトナー像を転写ベルト105に転写する。本実施形態では、感光体ドラム103Y上にイエロートナー像が形成され、感光体ドラム103M上にマゼンダトナー像が形成され、感光体ドラム103C上にシアントナー像が形成され、感光体ドラム103K上にブラックトナー像が形成されるものとするが、これに限定されるものではない。
転写ベルト105は、感光体ドラム103Y、103M、103C、及び103Kから重畳して転写されたトナー像(フルカラーのトナー画像)を二次転写ローラ107の二次転写位置に搬送する。本実施形態では、転写ベルト105には、まず、イエロートナー像が転写され、続いて、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次重畳して転写されるものとするが、これに限定されるものではない。
給紙部109は、複数の記録紙が重ね合わせて収容されており、記録紙を給紙する。
搬送ローラ対111は、給紙部109により給紙された記録紙を搬送路a上で矢印s方向に搬送する。
二次転写ローラ107は、転写ベルト105により搬送されたフルカラーのトナー画像を、搬送ローラ対111により搬送された記録紙上に二次転写位置で一括転写する。
定着ローラ113は、フルカラーのトナー画像が転写された記録紙を加熱及び加圧することにより、フルカラーのトナー画像を記録紙に定着する。
印刷装置100は、片面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された記録紙である印刷物を印刷物検査装置200へ排紙する。一方、印刷装置100は、両面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された記録紙を反転パス115へ送る。
反転パス115は、送られた記録紙をスイッチバックすることにより記録紙の表面・裏面を反転して矢印t方向に搬送する。反転パス115により搬送された記録紙は、搬送ローラ対111により再搬送され、二次転写ローラ107により前回と逆側の面にフルカラーのトナー画像が転写され、定着ローラ113により定着され、印刷物として、印刷物検査装置200へ排紙される。
印刷物検査装置200は、読取部207A、207Bを備える。読取部207Aは、印刷装置100から排紙(給紙)された印刷物の一方の面を電子的に読み取り、読取部207Bは、印刷装置100から排紙(給紙)された印刷物の他方の面を電子的に読み取る。読取部207A、207Bは、例えば、ラインスキャナ等により実現できる。そして印刷物検査装置200は、読み取りが完了した印刷物をスタッカ300へ排紙する。
なお、本実施形態では、オペレーションパネル101が印刷物検査装置200の操作表示部も兼ねることを想定しているが、これに限定されず、印刷物検査装置200は、独自のオペレーションパネルを備えるようにしてもよい。
スタッカ300は、トレイ301を備える。スタッカ300は、印刷物検査装置200により排紙された印刷物をトレイ301にスタックする。
図3は、本実施形態の印刷物検査システム10の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、印刷装置100は、RIP(Raster Image Processor)部121と、印刷制御部123と、印刷部125とを備える。印刷物検査装置200は、取得部201と、マスター画像生成部203と、バッファ205と、読取部207と、検査部209と、優先度設定部211と、選択部213と、送信部215とを、備える。
なお本実施形態では、印刷装置100と印刷物検査装置200とは、USB(Universal Serial Bus)やPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)等のローカルなインタフェースによって接続されていることを想定しているが、印刷装置100と印刷物検査装置200との接続形態は、これに限定されるものではなく、例えば、LANなどのネットワークで接続されていてもよい。
RIP部121は、図示せぬホスト装置などの外部装置から印刷データを受け取り、受け取った印刷データから、印刷物の生成元となる(印刷の基礎となる)元画像を生成する。具体的には、RIP部121は、印刷データをRIP処理し、元画像としてRIP画像(ビットマップ画像)を生成する。
本実施形態では、印刷データは、PostScript(登録商標)などのページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータやTIFF(Tagged Image File Format)形式の画像データなどを含んで構成されるが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、元画像は、CMYKのRIP画像データであり、C(Cyan)、M(MAgenta)、Y(Yellow)、K(Black)それぞれのRIP画像データの各画素が1bitの600dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
印刷制御部123は、ページ記述言語で記述されたデータから特定される印刷ジョブの情報やRIP部121により生成された元画像を印刷物検査装置200へ送信するとともに、元画像を印刷部125へ送信する。
図4は、本実施形態の印刷ジョブの情報の一例を示す図である。図4に示すように、印刷ジョブの情報は、ジョブ識別情報、ページ識別情報、印刷面情報、用紙情報、用紙サイズ、後処理機情報、及び可変データ領域情報などを含む。なお、印刷ジョブの情報は、元画像毎(ページ毎)に存在する。
ジョブ識別情報は、ジョブ出力ソースを識別する情報であり、外部装置からの出力ジョブ(外部ジョブ)か印刷装置100からの出力ジョブ(内部ジョブ)かを示す。ページ識別情報は、元画像の識別番号であり、電源オン時から1ページの出力につきインクリメント(+1)される。印刷面情報は、印刷物検査装置200へ印刷物が搬送される時点で、印刷物の上面(表面)・下面(裏面)のどちらのイメージになるかを示す。用紙情報は、用紙の種類を示す。用紙サイズは、用紙のサイズを示す。後処理機情報は、印刷物検査装置200の下流に接続される装置(本実施形態では、スタッカ300)で必要となる情報を示す。可変データ領域情報は、バリアブルプリント(可変領域の内容を可変可能な印刷)の際の可変領域の左上座標と右下座標を示す。なお、可変データ領域情報は、可変領域の数分含まれる。
また印刷制御部123は、印刷物検査装置200から送信される(フィードバックされる)欠陥情報を用いて、例えば、スタッカ300に対して品質検査に合格しなかった印刷物の排紙先の指定や品質検査に合格しなかった印刷物へのマーキングを行ったり、印刷部125に対して差し替え印刷を指示したりする。
なおRIP部121及び印刷制御部123は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
印刷部125は、作像プロセスなどの印刷処理プロセスを実行し、元画像に基づく印刷画像を記録紙に印刷することで、印刷物を生成する。つまり、印刷部125は、元画像に基づいて、印刷物を生成する。
本実施形態では、印刷部125は、感光体ドラム103Y、103M、103C、103K、転写ベルト105、二次転写ローラ107、及び定着ローラ113などにより実現されるが、これに限定されるものではない。このように本実施形態では、電子写真方式で画像を印刷するが、これに限定されず、インクジェット方式で画像を印刷するようにしてもよい。
本実施形態では、印刷装置100が、RIP部121を備える例について説明するが、これに限定されず、DFE(Digital Front End)など印刷装置100と独立した装置がRIP部121を備えるようにしてもよい。この場合、印刷ジョブの情報や元画像の印刷物検査装置200への送信は、RIP部121が行うようにしてもよい。
取得部201は、印刷部125により生成された印刷物の元画像や印刷ジョブの情報を取得する。具体的には、取得部201は、印刷装置100(印刷制御部123)から、C、M、Y、KそれぞれのRIP画像を取得する。なお、取得部201は、取得した印刷ジョブの情報のうちスタッカ300が必要とする情報(例えば、図4の後処理機情報)については、スタッカ300に送信する。
マスター画像生成部203は、取得部201により取得された元画像に基づいて第1マスター画像と当該第1マスター画像よりも解像度の低い第2マスター画像を生成する。
具体的には、マスター画像生成部203は、取得部201により取得されたC、M、Y、KそれぞれのRIP画像に対し、多値変換処理、平滑化処理、解像度変換処理、及び色変換処理などの各種画像処理を施し、当該ページの第1マスター画像及び第2マスター画像を生成する。
本実施形態では、第1マスター画像及び第2マスター画像は、RGBの画像データであり、第1マスター画像は、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの200dpiであり、第2マスター画像は、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの25dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
なお取得部201及びマスター画像生成部203は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICやASICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
バッファ205は、マスター画像生成部203により生成された第1マスター画像、第2マスター画像、及び取得部201により取得された印刷ジョブの情報を記憶する。なお、同一の元画像から生成された第1マスター画像及び第2マスター画像、並びに当該元画像の印刷ジョブの情報は、対応付けてバッファ205に記憶される。バッファ205は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などにより実現できる。
読取部207は、印刷部125により生成された印刷物を読み取って、検査画像を生成する。
具体的には、読取部207は、元画像に基づく印刷画像が印刷された印刷物のページから、当該印刷画像を電子的に読み取って当該ページの検査画像を生成する。そして、読取部207は、生成した検査画像、及び取得部201により取得された印刷ジョブの情報のうち当該検査画像の生成元の印刷物の元画像の印刷ジョブの情報を対応付けて検査部209に出力する。本実施形態では、読取部207は、読取部207A、207Bにより実現される。
本実施形態では、検査画像は、RGBの画像データであり、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの200dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
検査部209は、読取部207により生成された検査画像とマスター画像生成部203により生成された第1マスター画像とを比較して、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査する。検査部209は、検査画像取得部209Aと、マスター画像取得部209Bと、欠陥領域情報取得部209Cと、抽出部209Dとを、含む。
図5は、本実施形態の印刷物検査装置200で行われる検査処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、検査画像取得部209Aは、読取部207から検査画像等を取得し(ステップS301)、マスター画像取得部209Bは、印刷ジョブの情報(例えば、ページ識別情報)を用いて対応する第1マスター画像等をバッファ205から取得する(ステップS302)。
続いて、検査部209は、受信した検査画像と取得した第1マスター画像との位置合わせを行う(ステップS303)。
続いて、検査部209は、位置合わせ後の検査画像と第1マスター画像とを画素単位で比較し、RGB各色8bitの画素値の差分値を画素毎に算出し、検査画像と第1マスター画像との差分画像を生成する(ステップS304)。
続いて、検査部209は、生成した差分画像と品質検査用の閾値とを用いて、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査し(ステップS305)、印刷物の品質検査結果を、印刷装置100に送信(フィードバック)する。
図6は、本実施形態の品質検査用の閾値の一例を示す図である。閾値は、ページとして欠陥判定を行うページ欠陥判定閾値、並びに欠陥種別毎に、面積閾値、濃度差分閾値、及び欠陥判定係数がある。なお、品質検査用の閾値は、オペレーションパネル101やホスト装置などから値を設定(変更)できる。
濃度差分閾値は、差分画像の各画素に対する閾値であり、この閾値を超えた画素が異常画素と判定される。異常画素が、ある一定の範囲内に複数ある場合は、1つの異常画素群として扱われる。
面積閾値は、1つの異常画素群に対して、異常画素と判定された画素数に対する閾値であり、1箇所の画像に対して判定された異常画素がこの面積閾値を超えた場合、その部分は欠陥箇所と判定される。
欠陥判定係数は、欠陥判定値の算出に用いられる係数であり、欠陥と判定された各画素の値と閾値の差分の絶対値の合計値に、乗じられる。
ページ欠陥判定閾値は、欠陥判定値に対する閾値であり、この閾値を超えたページ(印刷物)が欠陥発生と判定される。
図7は、図5に示すフローチャートのステップS305の品質検査処理の前段の処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、検査部209は、生成した差分画像に対して、点状欠陥の差分閾値判定を行い(ステップS402)、点状欠陥の差分閾値判定結果に対して、点状欠陥の面積閾値判定を行う(ステップS403)。
続いて、検査部209は、生成した差分画像に対して、線状欠陥の差分閾値判定を行い(ステップS404)、線状欠陥の差分閾値判定結果に対して、線状欠陥の面積閾値判定を行う(ステップS405)。
続いて、検査部209は、生成した差分画像に対して、面状欠陥の差分閾値判定を行い(ステップS406)、面状欠陥の差分閾値判定結果に対して、面状欠陥の面積閾値判定を行う(ステップS407)。
続いて、検査部209は、点状欠陥の面積閾値判定結果、線状欠陥の面積閾値判定結果、及び面状欠陥の面積閾値判定結果の合計値に欠陥判定係数を乗じて欠陥判定値を求め、ページ欠陥判定閾値と比較して、ページ欠陥判定を行う(ステップS408)。
図8は、本実施形態の品質検査により生成される欠陥領域情報の一例を示す図である。欠陥領域情報は、印刷物上に存在する複数の欠陥それぞれ毎に、検査画像上で当該欠陥が位置する領域に関する情報であり、複数の欠陥それぞれ毎に生成される。欠陥領域情報は、検出された欠陥毎に、欠陥発生位置、欠陥領域面積、欠陥判定面積(欠陥領域実面積の一例)、欠陥評価値、及び欠陥アスペクト比を含む。
図9〜図11は、本実施形態の欠陥領域面積、欠陥判定面積、及び欠陥評価値の一例の説明図であり、図9は、差分画像の一例を示し、図10は、欠陥評価値の算出方法の一例の説明図を示し、図11は、欠陥領域面積、欠陥判定面積、及び欠陥評価値の具体値の一例を示す。
図9において、ハッチングされた画素は、欠陥が発生している画素、即ち、画素値が濃度差分閾値を超えた画素を示しており、ハッチングされた画素の合計面積(合計数)が欠陥判定面積となる(図11参照)。また、ハッチングされた画素の評価値が欠陥評価値となり、具体的には、ハッチングされた画素の画素値と欠陥判定用閾値(詳細には、濃度差分閾値)との差の合計値が欠陥評価値となる(図10及び図11参照)。また、図9において、ハッチングされた画素を包含する太線で示された矩形領域の面積(詳細には、矩形領域に含まれる画素の合計面積(合計数))が欠陥領域面積となる(図11参照)。
図12は、図5に示すフローチャートのステップS305の品質検査処理の後段の処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、検査部209は、取得済みの印刷ジョブの情報(ジョブ識別情報)から、品質検査を行ったジョブが外部ジョブか内部ジョブかを判定する(ステップS502)。内部ジョブの場合(ステップS502でNo)、処理は終了となる。
一方、内部ジョブの場合(ステップS502でYes)、欠陥領域情報取得部209Cは、図7に示す処理で生成された全ての欠陥領域情報を取得する(ステップS503)。
続いて、検査部209は、取得した全ての欠陥領域情報を参照し、その結果、欠陥が検出されておらず欠陥がなければ(ステップS504でNo)、処理は終了となる。
一方、検査部209は、取得した全ての欠陥領域情報のいずれかに欠陥があれば(ステップS504でYes)、欠陥がある欠陥領域情報(欠陥領域面積)を確認し、収集対象の欠陥であるか否か判定する(ステップS505)。収集対象の欠陥であるか否かは、後述する開示可能条件の一例であり、例えば、収集対象の欠陥とは、欠陥領域面積のサイズが上限サイズ以下である欠陥などが挙げられる。
収集対象の欠陥でない場合(ステップS505でNo)、以降のステップS506、S507の処理は行われない。
一方、収集対象の欠陥である場合(ステップS505でYes)、抽出部209Dは、欠陥領域情報の当該欠陥に関する情報に基づいて、検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出する(ステップS506)。具体的には、抽出部209Dは、欠陥領域情報の当該欠陥の欠陥領域面積で特定される検査画像上の領域を予め設定されたサイズ分拡大し、拡大後の領域を欠陥領域画像として抽出する。
続いて、検査部209は、抽出された欠陥領域画像の付加情報を生成する(ステップS507)。
図13は、図12に示すフローチャートのステップS507の付加情報生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートであり、図14は、本実施形態の付加情報の一例を示す図である。付加情報は、欠陥領域種別情報と欠陥領域画像情報とを含む。
まず、検査部209は、取得済みの印刷ジョブの情報(可変データ領域情報)から、可変領域が含まれているかを判定する(ステップS601)。
可変領域が含まれていれば(ステップS601でYes)、検査部209は、ステップS506で抽出した欠陥領域画像に対応する第1マスター画像の領域が可変領域と重なっているかを判定し(ステップS602)、判定結果を欠陥領域種別情報とする。
一方、可変領域が含まれてなれば(ステップS601でNo)、ステップS602の処理は行われない。
続いて、検査部209は、欠陥領域画像に対応する第1マスター画像の領域であるマスター領域画像を抽出する(ステップS603)。
続いて、検査部209は、マスター領域画像の画素値のばらつきを示す欠陥領域画像情報を生成する(ステップS604)。具体的には、検査部209は、マスター領域画像の画素値の標準偏差を算出し、欠陥領域画像情報とする。なお、標準偏差は、マスター領域画像が、均一な領域の場合、小さい値となり、文字などを含む画素値の変動が大きい領域の場合、大きな値となる。
図12に戻り、検査部209は、欠陥がある全ての欠陥領域情報を処理するまで(ステップS508でNo)、ステップS505〜S507の処理を繰り返す。つまり、抽出部209Dは、複数の欠陥領域情報に基づいて、欠陥毎に、検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出し、検査部209は、抽出された欠陥領域画像毎に、付加情報を生成する。
続いて、検査部209は、欠陥がある全ての欠陥領域情報を処理すると(ステップS508でYes)、欠陥の分類・保存処理を行う(ステップS509)。
図15は、図12に示すフローチャートのステップS509の分類・保存処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、検査部209は、ステップS506で抽出した欠陥領域画像に対応する第1マスター画像の第2マスター画像を用いて、分類・保存済みの欠陥情報に対し、類似する第2マスター画像を検索する(ステップS701)。なお、分類・保存済みの欠陥情報については、後述する。また、類似画像判定のアルゴリズムについては、公知技術を用いればよい。例えば、2つの画像において、画像サイズを一致するように拡大または縮小して、画素毎に差分値を算出し、差分値の平均値が閾値以下であれば、類似と判定するアルゴリズムなどが挙げられる。
類似する第2マスター画像がない場合(ステップS702でYes)、検査部209は、検索に用いた第2マスター画像の第1マスター画像のIDであるマスターIDを新規に発行し、当該マスターIDのインデックス情報を生成する(ステップS703)。
一方、類似する第2マスター画像がある場合(ステップS702でNo)、検査部209は、検索された第2マスター画像の第1マスター画像の発行済みのマスターIDを指定し、当該マスターIDのインデックス情報を、分類・保存済みの欠陥情報から取得する(ステップS704)。
図16は、本実施形態のインデックス情報の一例を示す図であり、マスターID、第2マスター画像、及び欠陥検出情報を含む。欠陥検出情報は、マスターIDが示す第1マスター画像と比較された検出画像から検出された欠陥数を示す。
続いて検査部209は、インデックス情報に、欠陥領域画像毎に、当該欠陥領域画像の欠陥領域情報及び付加情報等を対応付け、欠陥情報を生成し、図示せぬ記憶部に保存する(ステップS705)。これにより、欠陥情報は、欠陥領域画像毎に生成され、マスターIDに従って、分類されて保存される。
図17は、本実施形態の欠陥情報の一例を示す図であり、マスターID、ページID、欠陥検出ID、欠陥領域情報、付加情報、及び欠陥領域画像が対応付けられている。なお、インデックス情報については、図示を省略している。ページIDは、印刷ジョブの情報のページ識別情報であり、欠陥検出IDは、ページ内(検査画像内)で欠陥を識別する識別子である。欠陥領域情報では説明を省略したが、欠陥領域情報の生成時に欠陥検出IDも生成されるので、欠陥情報の欠陥検出IDもこれを用いればよい。
優先度設定部211は、複数の欠陥領域情報及び複数の欠陥領域画像の少なくともいずれかに基づいて、複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定する。
例えば、優先度設定部211は、複数の欠陥領域情報に含まれる複数の欠陥領域面積、複数の欠陥判定面積、及び複数の欠陥評価値の少なくともいずれかを用いて、複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定する。この場合、優先度は、欠陥領域面積を用いる場合、欠陥領域面積の値が大きいほど高く、欠陥判定面積を用いる場合、欠陥判定面積の値が大きいほど高く、欠陥評価値を用いる場合、欠陥評価値の値が大きいほど高くなる。
例えば、優先度設定部211は、欠陥情報毎に、当該欠陥情報に含まれる欠陥評価値を用いて、当該欠陥情報に含まれる欠陥領域画像に優先度を設定する。
また例えば、優先度設定部211は、欠陥領域画像毎に、欠陥領域画像情報を用いて、複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定する。この場合、優先度は、欠陥領域画像情報の値が小さいほど高くなる。
例えば、優先度設定部211は、欠陥情報毎に、当該欠陥情報に含まれる欠陥領域画像情報を用いて、当該欠陥情報に含まれる欠陥領域画像に優先度を設定する。
なお、欠陥領域画像の優先度は、当該欠陥領域画像を含む欠陥情報の優先度でもある。
選択部213は、複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
具体的には、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、優先度に基づいて、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。例えば、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、優先度の高い順に、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
例えば、開示可能条件は、欠陥領域画像のマスター領域画像が開示可能領域であることが挙げられる。この場合、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうちマスター領域画像が開示可能領域である欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
また例えば、開示可能条件は、予め用意されたフォーマットに、個人情報などページ毎に可変となる可変情報を印刷するバリアブル印刷において、欠陥領域画像のマスター領域画像が可変情報の印刷領域を含まない予め用意されたフォーマットの領域である非可変領域であること、即ち、欠陥情報に含まれる欠陥領域種別情報が可変領域と重なっていないことを示すことが挙げられる。この場合、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうちマスター領域画像が非可変領域である欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
また例えば、開示可能条件は、欠陥領域画像の予め定められた範囲内に送信対象の欠陥領域画像がないことが挙げられる。この場合、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうち予め定められた範囲内に送信対象の欠陥領域画像がない欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
また例えば、開示可能条件は、送信対象の1以上の欠陥領域画像の数が上限数以下であることが挙げられる。この場合、選択部213は、複数の欠陥領域画像のうち上限数以下の欠陥領域画像を、送信対象の1以上の欠陥領域画像として選択する。
なお本実施形態では、図12で説明したように収集対象の欠陥でない場合、欠陥領域画像は生成されない。このため、複数の欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択することは、複数の欠陥領域画像のうち上限サイズ以下の欠陥領域面積の欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択することに相当する。
送信部215は、送信対象の1以上の欠陥領域画像及び当該送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域情報をサーバ5に送信する。なお、送信部215は、送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域画像情報を更にサーバ5に送信してもよい。
本実施形態では、送信部215は、送信対象の1以上の欠陥領域画像それぞれを含む欠陥情報をサーバ5に送信する。
なお検査部209、優先度設定部211、選択部213、及び送信部215は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICやASICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
図18は、本実施形態の選択・送信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図18に示す処理は、ジョブ毎、1日1回、及び週1回など予め設定されたタイミングで実行される。
まず、選択部213は、開示可能領域設定を実施する場合(ステップS801でYes)、ユーザに開示可能領域設定処理を行わせる(ステップS802)。
開示可能領域設定処理は、第1マスター画像単位で行うため、まず、図19に示すように、第2マスター画像を一覧表示し、開示可能領域を設定する第1マスター画像の第2マスター画像を選択させる。そして第2マスター画像が選択されると、図20に示すように、当該第2マスター画像の第1マスター画像を表示し、第1マスター画像内で開示不可領域を設定させる。図20に示す例では、点線で示された矩形領域が開示不可領域に設定されている。これにより、第1マスター画像内で開示不可領域に設定されなかった領域が開示可能領域となり、第1マスター画像内で開示不可領域に設定された領域が開示不可領域となる。
なお、開示可能領域設定を実施しない場合(ステップS801でNo)、ステップS802の処理は行われない。
続いて、選択部213は、複数の欠陥領域画像の中から、優先度の高い順に、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する選択処理を行う(ステップS803)。
図21は、図18に示すフローチャートのステップS803の選択処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、選択部213は、複数の欠陥領域画像(欠陥情報)を、優先度の高い順にソートする(ステップS901)。
続いて、選択部213は、開示不可領域に設定された領域のマスター領域画像がある場合(ステップS902でYes)、ソートした複数の欠陥領域画像(欠陥情報)から、開示不可領域を含むマスター領域画像の欠陥領域画像(欠陥情報)を除外する(ステップS903)。なお、開示不可領域に設定された領域のマスター領域画像がない場合(ステップS902でNo)、ステップS903の処理は行われない。
続いて、選択部213は、可変領域の送信禁止が設定されている場合(ステップS904でYes)、ソートした複数の欠陥領域画像(欠陥情報)から、欠陥領域種別情報が可変領域と重なっていることを示す欠陥領域画像(欠陥情報)を除外する(ステップS905)。なお、可変領域の送信禁止が設定されていない場合(ステップS904でNo)、ステップS905の処理は行われない。
続いて、選択部213は、近接画像の送信禁止が設定されている場合(ステップS906でYes)、ソートした複数の欠陥領域画像(欠陥情報)から、優先度が上位の欠陥領域画像(欠陥情報)が予め定められた範囲内に存在する欠陥領域画像(欠陥情報)を除外する(ステップS907)。ここで、優先順位が上位の欠陥領域画像が予め定められた範囲内に存在するか否かは、両欠陥領域画像の欠陥発生位置の距離が予め定められた範囲内に収まるか否かで判別できる。なお、近接画像の送信禁止が設定されていない場合(ステップS906でNo)、ステップS907の処理は行われない。
そして、選択部213は、優先度の高い順にソートされ、除外されずに残った欠陥領域画像(欠陥情報)から、優先度の高い順に上限数の欠陥領域画像(欠陥情報)を選択することで、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する。
図18に戻り、選択部213は、送信前確認を実施する場合(ステップS804でYes)、ユーザ確認処理を行わせる(ステップS805)。送信前確認を実施しない場合(ステップS804でNo)、ユーザ確認処理は行われない。
ユーザ確認処理は、図22に示すように、選択した送信対象の1以上の欠陥領域画像を表示し、ユーザに確認させる。これにより、選択した送信対象の欠陥領域画像を送信しないようにしたり、代わりの欠陥領域画像を送信したりするようにすることができる。
続いて、送信部215は、送信対象の1以上の欠陥領域画像それぞれを含む欠陥情報をサーバ5に送信する(ステップS806)。
図23は、本実施形態において、ユーザが設定可能な情報の設定画面の一例を示す図である。例えば、図23に示す例では、収集する画像サイズ、同一画像で送信する画像数、収集対象の優先順位、可変領域、開示可能領域設定、近接画像の送信禁止、サーバ送信タイミング、及び送信画像の確認が設定できる。
収集する画像サイズでは、収集対象の欠陥であるか否か判定するための欠陥領域面積のサイズの上限サイズを設定できる。同一画像で送信する画像数では、1の検査画像から送信できる欠陥領域画像(欠陥情報)の上限数を設定できる。収集対象の優先順位では、優先度に、欠陥領域面積、欠陥判定面積、欠陥評価値、及び欠陥領域画像情報のいずれを用いるかを設定できる。可変領域は、欠陥領域画像のマスター領域画像が可変領域と重なっている場合に、欠陥領域画像(欠陥情報)を選択対象から除外するか否かを設定できる。開示可能領域設定は、開示可能領域設定を行うか否かを設定できる。近接画像の送信禁止は、近接画像がある場合に欠陥領域画像(欠陥情報)を選択対象から除外するか否かや、近接画像があるか否かを判定するための予め定められた範囲を設定できる。サーバ送信タイミングは、欠陥領域画像(欠陥情報)の送信タイミングを設定できる。送信画像の確認は、欠陥領域画像(欠陥情報)の送信前に、ユーザ確認を行うか否かを設定できる。
本実施形態によれば、複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択し、サーバに送信するので、欠陥がある画像の一部分を外部に送信しても、第3者に開示することが好ましくない内容が外部に送信されてしまうことを防止可能である。
また本実施形態によれば、送信対象の1以上の欠陥領域画像は、欠陥を解析する上で優先度の高い順に選択されるので、解析作業の効率悪化を防ぎ、印刷物検査システムのダウンタイムを減らすことができる。
なお、上記実施形態では、印刷物検査装置が、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択し、サーバに送信する例について説明したが、これに限定されず、印刷物検査装置から、欠陥領域画像など送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択し、サーバに送信するために必要な情報を取得でき、サーバと通信可能な装置であれば適用できる。
(ハードウェア構成)
図24は、本実施形態の印刷装置100及び印刷物検査装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図24に示すように、印刷装置100及び印刷物検査装置200は、コントローラ910とエンジン部(Engine)960とをPCIバスで接続した構成となる。コントローラ910は、印刷装置100又は印刷物検査装置200の全体の制御、描画、通信、及び操作表示部920からの入力を制御するコントローラである。エンジン部960は、PCIバスに接続可能なエンジンであり、印刷装置100の場合、例えば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、又は4ドラムカラープロッタ等のプリンタエンジンなどであり、印刷物検査装置200の場合、スキャナ等のスキャナエンジンなどである。エンジン部960には、エンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分も含まれる。
コントローラ910は、CPU911と、ノースブリッジ(NB)913と、システムメモリ(MEM−P)912と、サウスブリッジ(SB)914と、ローカルメモリ(MEM−C)917と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)916と、ハードディスクドライブ(HDD)918とを有し、ノースブリッジ(NB)913とASIC916との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス915で接続した構成となる。また、MEM−P912は、ROM912aと、RAM912bとをさらに有する。
CPU911は、印刷装置100又は印刷物検査装置200の全体制御を行うものであり、NB913、MEM−P912およびSB914からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB913は、CPU911とMEM−P912、SB914、AGPバス915とを接続するためのブリッジであり、MEM−P912に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM912aとRAM912bとからなる。ROM912aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM912bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB914は、NB913とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB914は、PCIバスを介してNB913と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC916は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス915、PCIバス、HDD918およびMEM−C917をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC916は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC916の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C917を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部960との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC916には、PCIバスを介してUSB940、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース(I/F)950が接続される。操作表示部920はASIC916に直接接続されている。
MEM−C917は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD918は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス915は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインタフェースであり、MEM−P912に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、上記実施形態の印刷物検査装置200で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上記実施形態の印刷物検査装置200で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態の印刷物検査装置200で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施形態の印刷物検査装置200で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上記実施形態の印刷物検査装置200で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU911がROM912aからプログラムをRAM912b上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 システム
2 ネットワーク
5 サーバ
10 印刷物検査システム
100 印刷装置
101 オペレーションパネル
103Y、103M、103C、103K 感光体ドラム
105 転写ベルト
107 二次転写ローラ
109 給紙部
111 搬送ローラ対
113 定着ローラ
115 反転パス
121 RIP部
123 印刷制御部
125 印刷部
200 印刷物検査装置
201 取得部
203 マスター画像生成部
205 バッファ
207、207A、207B 読取部
209 検査部
209A 検査画像取得部
209B マスター画像取得部
209C 欠陥領域情報取得部
209D 抽出部
211 優先度設定部
213 選択部
215 送信部
300 スタッカ
301 トレイ
910 コントローラ
911 CPU
912 システムメモリ
912a ROM
912b RAM
913 ノースブリッジ
914 サウスブリッジ
915 AGPバス
916 ASIC
917 ローカルメモリ
918 ハードディスクドライブ
920 操作表示部
940 USB
950 IEEE1394インタフェース
960 エンジン部
特開2011−128030号公報

Claims (13)

  1. 印刷物を読み取った検査画像を取得する検査画像取得部と、
    前記印刷物上に存在する複数の欠陥それぞれ毎に、前記検査画像上で当該欠陥が位置する領域に関する欠陥領域情報を取得する欠陥領域情報取得部と、
    前記複数の欠陥領域情報に基づいて、前記欠陥毎に、前記検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出する抽出部と、
    前記複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する選択部と、
    前記送信対象の1以上の欠陥領域画像及び当該送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域情報を外部装置に送信する送信部と、
    前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得部と、
    を備え
    前記開示可能条件は、前記欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域が開示可能領域であることを示し、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち対応する前記マスター画像上の領域が前記開示可能領域である欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する、
    情報処理装置。
  2. 前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得部を更に備え、
    前記開示可能条件は、予め用意されたフォーマットに、ページ毎に可変となる可変情報を印刷するバリアブル印刷において、前記欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域が前記可変情報の印刷領域を含まない予め用意されたフォーマットの領域である非可変領域であることを示し、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち対応する前記マスター画像上の領域が前記非可変領域である欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記開示可能条件は、前記欠陥領域画像の予め定められた範囲内に送信対象の欠陥領域画像がないことを示し、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち予め定められた範囲内に送信対象の欠陥領域画像がない欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記開示可能条件は、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像の数が上限数以下であることを示し、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち前記上限数以下の欠陥領域画像を、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像として選択する請求項1〜のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の欠陥領域情報及び前記複数の欠陥領域画像の少なくともいずれかに基づいて、前記複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定する優先度設定部を更に備え、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち前記開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、前記優先度に基づいて、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する請求項1〜のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記欠陥領域情報は、前記欠陥が発生している1以上の画素を包含する矩形領域の面積を示す欠陥領域面積、前記1以上の画素の面積を示す欠陥領域実面積、及び前記1以上の画素の評価値を示す欠陥評価値の少なくともいずれかを含み、
    前記優先度設定部は、前記複数の欠陥領域情報に含まれる前記複数の欠陥領域面積、前記複数の欠陥領域実面積、及び前記複数の欠陥評価値の少なくともいずれかを用いて、前記複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定する請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記欠陥評価値は、前記1以上の画素それぞれの画素値と欠陥判定用閾値との差の合計値であり、
    前記優先度は、前記欠陥領域面積を用いる場合、前記欠陥領域面積の値が大きいほど高く、前記欠陥領域実面積を用いる場合、前記欠陥領域実面積の値が大きいほど高く、前記欠陥評価値を用いる場合、前記欠陥評価値の値が大きいほど高くなる請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記開示可能条件は、前記欠陥領域面積のサイズが上限サイズ以下であることを示し、
    前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち前記上限サイズ以下の欠陥領域面積の欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する請求項又はに記載の情報処理装置。
  9. 前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得部を更に備え、
    前記優先度設定部は、前記欠陥領域画像毎に、当該欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域の画素値のばらつきを示す欠陥領域画像情報を用いて、前記複数の欠陥領域画像それぞれに優先度を設定し、
    前記送信部は、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域画像情報を更に前記外部装置に送信する請求項のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記優先度は、前記欠陥領域画像情報の値が小さいほど高くなる請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記選択部は、前記複数の欠陥領域画像のうち前記開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、前記優先度の高い順に、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する請求項又は10に記載の情報処理装置。
  12. 印刷物を読み取った検査画像を取得する検査画像取得ステップと、
    前記印刷物上に存在する複数の欠陥それぞれ毎に、前記検査画像上で当該欠陥が位置する領域に関する欠陥領域情報を取得する欠陥領域情報取得ステップと、
    前記複数の欠陥領域情報に基づいて、前記欠陥毎に、前記検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出する抽出ステップと、
    前記複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する選択ステップと、
    前記送信対象の1以上の欠陥領域画像及び当該送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域情報を外部装置に送信する送信ステップと、
    前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得ステップと、
    を含み、
    前記開示可能条件は、前記欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域が開示可能領域であることを示し、
    前記選択ステップは、前記複数の欠陥領域画像のうち対応する前記マスター画像上の領域が前記開示可能領域である欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する、
    欠陥送信方法。
  13. 印刷物を読み取った検査画像を取得する検査画像取得ステップと、
    前記印刷物上に存在する複数の欠陥それぞれ毎に、前記検査画像上で当該欠陥が位置する領域に関する欠陥領域情報を取得する欠陥領域情報取得ステップと、
    前記複数の欠陥領域情報に基づいて、前記欠陥毎に、前記検査画像から当該欠陥が位置する領域の欠陥領域画像を抽出する抽出ステップと、
    前記複数の欠陥領域画像のうち開示可能条件を満足する欠陥領域画像の中から、送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する選択ステップと、
    前記送信対象の1以上の欠陥領域画像及び当該送信対象の1以上の欠陥領域画像の欠陥領域情報を外部装置に送信する送信ステップと、
    前記印刷物の生成元の元画像に基づくマスター画像を取得するマスター画像取得ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記開示可能条件は、前記欠陥領域画像に対応する前記マスター画像上の領域が開示可能領域であることを示し、
    前記選択ステップは、前記複数の欠陥領域画像のうち対応する前記マスター画像上の領域が前記開示可能領域である欠陥領域画像の中から、前記送信対象の1以上の欠陥領域画像を選択する、
    プログラム
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