JP6550218B2 - 操作コード、遮蔽装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、連結部が2つ設けられているものの、各連結部の保持力は、日射遮蔽材の昇降操作時に外れない程度の大きさにする必要があるところ、そのような保持力を採用した場合、軽い力で操作コードに引っかかった場合に、操作コードが連結部で分離されない可能性がある。また、特許文献2では、連結部材の保持力が強い状態で軽い力で操作コードに引っかかる場合も想定され、その場合に、操作コードが連結部で分離されない可能性がある。
好ましくは、前記操作コードは、n個(nは3以上)の連結部を備え、前記n個の連結部は、最近接の2つの連結部の間の距離が前記操作プーリーの外周の半分よりも離れるように配置される。
好ましくは、前記連結部は、前記連結部が向けられる方向の変化に伴って移動可能な移動部材を備え、前記移動部材の移動に伴って保持力が変化するように構成される。
好ましくは、前記連結部の係合部は、前記操作コードの径方向外側に広がることによって係合が解除されるように構成され、前記移動部材は、前記係合部の外周側から、前記係合部が広がる方向の変形を規制/非規制することによって前記連結部の保持力を変化させるように構成される。
好ましくは、前記操作プーリーから垂下される前記操作コードの2つの部分のうちの一方に加わる最大張力は、他方に加わる最大張力よりも大きく、前記最大張力が大きい方の部分を高張力部分とし、前記最大張力が小さい方の部分を低張力部分とし、前記連結部は、前記高張力部分に位置しているときに高保持力状態となり、且つ前記低張力部分に位置しているときに低保持力状態となるように構成される。
好ましくは、高保持力状態での前記連結部の保持力は、前記高張力部分に加わる最大張力よりも大きく、低保持力状態での前記連結部の保持力は、前記低張力部分に加わる最大張力よりも大きい。
好ましくは、前記遮蔽材を下降させる方向への前記操作プーリーの回転を、前記遮蔽材を開閉させるための駆動軸に伝達しないワンウェイクラッチを備える。
好ましくは、前記連結部は、前記連結部が向けられる方向の変化に伴って移動可能な移動部材を備え、前記移動部材の移動に伴って保持力が変化するように構成され、前記移動部材の移動が移動促進部材によって促進されるように構成される。
図1〜図2に示す本発明の第1実施形態のプリーツスクリーンは、ヘッドボックス1からスクリーン4が吊下支持され、スクリーン4の下端にボトムレール5が取着されている。スクリーン4は、生地をジグザグ状に折り畳み可能としたものである。
操作プーリー11がボトムレール5の引き上げ方向に回転されると、その回転力が駆動ギヤ(不図示)、伝達ギヤ89、及び駆動ドラム72を介して回転ドラム81に伝達される。
図2の状態では、連結部17a及び連結部17bが、それぞれ、ボールチェーン13の部屋内側及び部屋外側に位置しており、連結部17aが高保持力状態になっていて、連結部17bが低保持力状態になっている。ボトムレール5を上昇させる際には、ボールチェーン13の部屋内側部分を矢印Aの方向に引き下げる。この際、連結部17aには比較的強い分離力が加わるが連結部17aが高保持力状態になっているので、連結部17aにおいてボールチェーン13が分離されることはない。また、ボールチェーン13の部屋内側部分を引き下げても、ボールチェーン13の部屋外側部分に位置している連結部17bには力が加わらないので、低保持力状態である連結部17bも分離されない。一方、この状態で、軽い力でボールチェーン13に引っかかった場合には、低保持力状態である連結部17bが分離されて事故の発生が防がれる。
・プリーツスクリーン以外にも、操作コードを用いて日射遮蔽材を昇降させる種々の日射遮蔽装置(例:横型ブラインド、たくし上げカーテン、ロールスクリーン)にも適用可能である。また、操作コードを用いて遮蔽材を開閉させるその他の遮蔽装置(例:カーテンレール、アコーディオンカーテン、縦型プリーツスクリーン、縦型ロールスクリーン、パネルカーテン等)にも適用可能である。
・上記実施形態では、第一の連結部材41a,41bの嵌合突部45を第二の連結部材42の嵌合孔に挿入して、両者を相対回転させることによって両者を嵌合させているが、第一の連結部材41a,41bの嵌合突部45を第二の連結部材42の嵌合孔に弾性的に嵌合させる(つまり、強い力を加えて押し込む)ようにしてもよい。
・上記実施形態では、ボールチェーン13の部屋内側部分を引き下げることによってボトムレール5を上昇させているが、ボールチェーン13の部屋外側部分を引き下げることによってボトムレール5を上昇させるようにしてもよい。その場合、ボールチェーン13の部屋外側部分が高張力部分となり、部屋内側部分が低張力部分となる。従って、連結部17a,17bがボールチェーン13の部屋外側部分に位置しているときに高保持力状態となり、部屋内側部分に位置しているときに低保持力状態となるように、ボールチェーン13を操作プーリー11に掛装させることによって、操作時にボールチェーン13の連結部が分離されることを防ぎつつ、安全性を高めることができる。
・ワンウェイクラッチは、上記のようなクラッチ方式以外にも、常に入力側が出力側の回転体に対し一回転方向へのみ係合してトルクを伝達するラチェット方式のものや、ニードル式(内輪周面に設けられたニードルを外輪のカム面に対しかみ合い位置と非かみ合い位置とに回転方向により移動させる方式)などの別の方式によるものでもよい。
第1実施形態では、連結部17a,17bは、第一の連結部材41a,41bと第二の連結部材42からなる三部材構成であるが、本実施形態では、連結部17a,17bは、図25に示すように、第一の連結部材41aと第二の連結部材41cからなる二部材構成である。第二の連結部材41cは、第1実施形態の第一の連結部材41bに類似した構成を有しており、その嵌合部46は、第1実施形態の第一の連結部材41bの嵌合部43と、第二の連結部材42とを合体させたような構成を有している。従って、本実施形態の第一の連結部材41aと第二の連結部材41cの嵌合構造は、第1実施形態の第一の連結部材41aと第二の連結部材42の嵌合構造と同様である。
図26〜図27に示すように、本実施形態では、操作コードは、ボールチェーンではなく、ボールを有さない無端状の操作コード14である。
・連結部17a,17bの嵌合構造は、特に限定されず、第1実施形態のような三部材構成であっても、第2実施形態のような二部材構成であってもよい。
・連結部17a,17bの外形形状は、ボール状でなくてもよい。
・メインコード14a,14bは、図26で示すものよりも細い紐状のものであってもよい。
・メインコード14a,14bと連結部17a,17bは、上記以外の方法で連結してもよい。
図28〜図29に示すように、本実施形態では、第1実施形態に類似しているが、本実施形態では、連結部17a,17bがメインコード13a,13bに着脱可能に連結されることによって、無端状のボールチェーン13が形成される。
・本実施形態は、ボールチェーン13以外の操作コードにも適用可能である。その場合、メインコードの両端にはボール16bを設ける代わりに別の形状の係止体を設けてもよい。そして、係止孔82は、その係止体を係止可能な形状にすればよい。
・連結部17a,17bの嵌合構造は、特に限定されず、第1実施形態のような三部材構成であっても、第2実施形態のような二部材構成であってもよい。
第1実施形態において説明したように、図2の状態では、連結部17aが高保持力状態であり、連結部17bは低保持力状態である。この状態で、ボールチェーン13の部屋内側部分を図2の矢印A方向に引き下げると、ある時点で、図30(a)に示すように低保持力状態の連結部17bが操作プーリー11に係合した状態になる。この状態では、軽い力でボールチェーン13に引っかかった場合でも、操作プーリー11が邪魔をして連結部17bが適切に分離されない場合がある。そこで、本実施形態では、図30(b)に示すように、ボールチェーン13に3つの連結部17a,17b,17cを設け、これら3つの連結部17a,17b,17cは、最近接の2つの連結部の間の距離が操作プーリー11の外周の半分より離れるように配置している。3つの連結部17a,17b,17cをこのように配置することによって、図30(c)に示すように、1つの連結部が操作プーリー11に係合している場合でも、別の連結部が低保持力状態になるので、軽い力でボールチェーン13に引っかかった場合に確実に分離されて安全性が高められる。
第1実施形態では、ボールチェーン13の部屋内側部分を図2の矢印Aに引き下げることによってボトムレール5を上昇させ、かつボールチェーン13の部屋内側部分を図2の矢印Aの方向に引き下げることによってストッパ装置24の自重降下防止動作を解除して、ボトムレール5を自重降下させているので、ボールチェーン13の部屋外側部分は使用していない。
・ボールチェーン13の部屋外側部分を図32の矢印Bの方向に引き下げることによって、引き下げ動作と同期させてボトムレール5を下降させるようにしてもよい。通常は、ボトムレール5を下降させる際にボールチェーン13に加わる張力は、ボトムレール5を引き上げる際にボールチェーン13に加わる張力よりも小さいので、上記実施形態と同様に、ボールチェーン13の部屋内側部分が高張力部分となり、ボールチェーン13の部屋外側部分が低張力部分となる。従って、このような実施形態においても、第1実施形態と同様の原理により、操作時にボールチェーン13の連結部が分離されることを防ぎつつ、安全性を高めることができる。
第1及び第6実施形態では、操作プーリーから垂下される操作コードの2つの部分のうち、日射遮蔽材を上昇させる方向に操作プーリーを回転させる部分(上昇操作部分)が高張力部分となっていたが、スプリング式のロールスクリーンなどでは、日射遮蔽材を上昇させる際に操作コードに加わる張力が、日射遮蔽材を下降させる際に操作コードに加わる張力よりも小さくなる場合がある。そのような場合、操作プーリーから垂下される操作コードの2つの部分のうち、日射遮蔽材を下降させる方向に操作プーリーを回転させる部分(下降操作部分)が高張力部分となる。このような場合でも、第1実施形態と同様の原理により、操作時にボールチェーン13の連結部が分離されることを防ぎつつ、安全性を高めることができる。
図33を用いて、本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、第一の連結部材41aの嵌合突部45にスリット状の空気抜き部29aが設けられている点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図34を用いて、本発明の第9実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、移動促進部材(本実施形態では磁石)によって移動部材40の移動を促進させる点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図36〜図37を用いて、本発明の第10実施形態について説明する。これまでの実施形態では、嵌合突部45に設けられた移動部材収容部29内の移動部材40を移動させることによって連結部の保持力の切り替えを行ってきたが、本実施形態では、別の構成により、連結部の保持力の切り替えが行われる。具体的には、本実施形態では、連結部の係合部は、操作コード14の径方向外側に広がることによって係合が解除されるように構成され、移動部材40は、係合部の外周側から、係合部が広がる方向の変形を規制/非規制することによって連結部の保持力を変化させるように構成される。以下、連結部及び移動部材の構成について詳細に説明する。
図38〜図40を用いて、本発明の第11実施形態について説明する。本実施形態では、さらに別の構成により、連結部の保持力の切り替えが行われる。本実施形態でも、第10実施形態と同様に、移動部材40は、係合部の外周側から、係合部が広がる方向の変形を規制/非規制することによって連結部の保持力を変化させるように構成される。以下、連結部及び移動部材の構成について詳細に説明する。
図39は、操作プーリー11に隣接してモード切替プーリー66を設けた例を示す。モード切替プーリー66は、回転板66aと、回転板66aの主面から突出するように設けた突起66bを備える。本実施形態では、複数の突起66bが周方向に等間隔に設けられている。回転板66aは、操作プーリー11の回転に連動して、操作プーリー11よりも高速で回転するように構成されている。
4:スクリーン
5:ボトムレール
7:昇降コード
8:サポート部材
10:巻取軸
11:操作プーリー
12:駆動軸
13:ボールチェーン
14:操作コード
21:伝達クラッチ
24:ストッパ装置
36:ガバナ装置
39:ピッチ保持コード
40:移動部材
Claims (10)
- 操作プーリーに掛装されて前記操作プーリーを回転させて遮蔽材を開閉させるために用いられる操作コードであって、
前記操作コードは、保持力を超える大きさの分離力が加わったときに分離される連結部を少なくとも2つ備え、
前記連結部は、前記連結部が向けられる方向によって保持力が変化するように構成され、
前記連結部は、前記操作プーリーへ掛装された状態で、前記連結部のうちの少なくとも1つが高保持力状態である場合に前記連結部のうちの別の少なくとも1つが低保持力状態となるように配置される、操作コード。 - 前記操作コードは、n個(nは3以上)の連結部を備え、前記n個の連結部は、最近接の2つの連結部の間の距離が前記操作プーリーの外周の半分よりも離れるように配置される、請求項1に記載の操作コード。
- 前記連結部は、前記連結部が向けられる方向の変化に伴って移動可能な移動部材を備え、前記移動部材の移動に伴って保持力が変化するように構成される、請求項1又は請求項2に記載の操作コード。
- 前記連結部の係合部は、前記操作コードの径方向外側に広がることによって係合が解除されるように構成され、前記移動部材は、前記係合部の外周側から、前記係合部が広がる方向の変形を規制/非規制することによって前記連結部の保持力を変化させるように構成される、請求項3に記載の操作コード。
- 操作プーリーに掛装された記操作コードの操作によって前記操作プーリーを回転させて遮蔽材を開閉させる遮蔽装置であって、
前記操作コードは、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の操作コードである、遮蔽装置。 - 前記操作プーリーから垂下される前記操作コードの2つの部分のうちの一方に加わる最大張力は、他方に加わる最大張力よりも大きく、前記最大張力が大きい方の部分を高張力部分とし、前記最大張力が小さい方の部分を低張力部分とし、
前記連結部は、前記高張力部分に位置しているときに高保持力状態となり、且つ前記低張力部分に位置しているときに低保持力状態となるように構成される、請求項5に記載の遮蔽装置。 - 高保持力状態での前記連結部の保持力は、前記高張力部分に加わる最大張力よりも大きく、低保持力状態での前記連結部の保持力は、前記低張力部分に加わる最大張力よりも大きい、請求項6に記載の遮蔽装置。
- 前記遮蔽材を下降させる方向への前記操作プーリーの回転を、前記遮蔽材を開閉させるための駆動軸に伝達しないワンウェイクラッチを備える、請求項5〜請求項7の何れか1つに記載の遮蔽装置。
- 前記連結部は、前記連結部が向けられる方向の変化に伴って移動可能な移動部材を備え、前記移動部材の移動に伴って保持力が変化するように構成され、前記移動部材の移動が移動促進部材によって促進されるように構成される、請求項5〜請求項8の何れか1つに記載の遮蔽装置。
- 操作プーリーに掛装された操作コードの操作によって前記操作プーリーを回転させて遮蔽材を開閉させる遮蔽装置であって、
前記操作コードは、保持力を超える大きさの分離力が加わったときに分離される連結部を備え、
前記連結部は、前記操作コードをターンさせる位置において移動部材の移動に伴って保持力が変化するように構成され、
前記移動部材の移動が移動促進部材によって促進されるように構成される、遮蔽装置。
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