JP6563628B2 - 住宅 - Google Patents
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Description
また、高床部においては、その他の部分と比べても相対的に天井の高さが低くなった空間が形成される。天井が低い空間においては、落ち着いた雰囲気を醸し出すと言われており、そのような空間は子供を静的に行動させるのに適している。静的な行動とは、昼寝、読書、勉強などが挙げられる。
また、階段下の空間を物品収納以外に有効利用できれば好都合である。
さらに、本発明は、階段下を子供がいる空間として有効利用することも目的とする。
居室2と台所3とが連続するように隣接した住宅1において、
前記居室2には、
前記台所3の床面よりも高くて、前記台所3に隣接する位置に設けられた高床部22と、
前記居室2と前記台所3とが隣接する壁11から略直交方向に突き出て、前記台所3と前記高床部22との境界に沿うように配置された作業台33と、
前記作業台33と向かい合う壁12側で前記高床部22から前記作業台33への方向に昇る上階に繋がる階段25と、が備えられ、
前記階段25下に沿って前記高床部22よりも床面が低い低床部28が前記作業台33に隣接して設けられていて、
前記低床部28には、前記作業台33と略直交方向の壁11側に沿って机5が、前記高床部22から平面視において前記作業台33と平行する方向に離間させ、かつ、前記作業台33と向かい合う壁12側から前記作業台33側へかけて置かれており、
前記高床部22の前記低床部28に置かれた前記机5側に面する端縁部が、前記作業台33と向かい合う壁12側から前記作業台33側へかけて前記低床部28側を中心とする円弧状形状部Rとして形成され、かつ、前記机5と向かい合っていて、
前記階段25は、前記作業台33と向かい合う壁12側で前記高床部22から前記作業台33と略直交方向の壁11側との角部に配置された最下段の廻り階段251と、その廻り階段251から前記作業台33と略直交方向の壁11側に沿って配置された、前記作業台33の上方側に向かって上階に繋がる直線階段252と、からなることを特徴とする。
そして、高床部22から上階に繋がる階段25が備えられているので、階段25を使うときは必ず高床部22を通過することになる。従って、階段25の使用時においても高床部22にいる子供とコミュニケーションを取る機会が与えられ、コミュニケーションの機会が高まる。
さらに、壁11から略直交方向に突き出た作業台33に向かい合う壁12側で高床部22から作業台33への方向に昇る上階に繋がる階段25の下に沿って、高床部22よりも床面が低い低床部28が作業台33に隣接して設けられているので、階段25の下を低床部28により子供の籠り空間として有効に利用することができる。
また、階段25下の低床部28に、作業台33と略直交方向の壁11側に沿って机5が、高床部22から平面視において作業台33と平行する方向に離間させ作業台33と平行する方向に離間させ、かつ、作業台33と向かい合う壁12側から作業台33側へかけて置かれているので、階段25下の低床部28による子供の籠り空間において、作業台33と略直交方向の壁11側に沿って置かれた机5の前に座る子供と、台所3や居室2にいる親等との視線が合いにくく、作業台33に隣接した低床部28の机5の前に座って勉強等する子供にとって集中しやすいものとなる。
そして、高床部22の低床部28に置かれた机5側に面する端縁部が、作業台33と向かい合う壁12側から作業台33側へかけて低床部28側を中心とする円弧状形状部Rとして形成され、かつ、机5と向かい合っているので、低床部28を広くして、高床部22から低床部28に子供が降りやすく、籠り空間として好都合となる。
また、高床部22から上階に繋がる最下段の廻り階段251及び直線階段252が備えられているので、最下段の廻り階段251及び直線階段252を使うときは必ず高床部22を通過することになる。従って、最下段の廻り階段251及び直線階段252の使用時においても高床部22にいる子供とコミュニケーションを取る機会が与えられ、コミュニケーションの機会が高まる。
さらに、作業台33に向かい合う壁12側で高床部22から上階に繋がる直線階段252の下に沿って、高床部22よりも床面が低い低床部28が作業台33に隣接して設けられているので、直線階段252の下を低床部28により子供の籠り空間として有効に利用することができる。
請求項1に記載の住宅において、例えば図1〜図7に示すように、
前記居室2は、前記作業台33と略平行方向に設けられるダイニングであることを特徴とする。
請求項1または2に記載の住宅において、例えば図1〜図3に示すように、
前記高床部22は、
前記作業台33から当該作業台33に対向する壁12まで延在する第一高床部23と、
前記第一高床部23から前記作業台33に対向する壁12に沿って延在する第二高床部24と、を有しており、
前記作業台33と前記第二高床部24とが略平行に配置されていることを特徴とする。
さらに、作業台33に対向する壁12に沿って第二高床部24が床部21側に延在しているので、この第二高床部24を椅子として使用することができる。従って、第一高床部23との統一感を出しつつ、居住性を高めることができる。
そして、作業台33と第二高床部24とが略平行に配置されているので、作業台33から対向する壁12まで延在する比較的広い第一高床部23とその横の階段25下の低床部28とにいる子供を、台所作業中の人や第二高床部24に座った人からも見守ることができる。また、視線も合いにくい。
請求項1から3のいずれか一項に記載の住宅において、例えば図1〜図7に示すように、
前記高床部22の床下には、前記低床部28と面一の床面を有する収納部29が設けられて、
前記収納部29の前記低床部28側が開放していることを特徴とする。
請求項1から4のいずれか一項に記載の住宅において、例えば図1〜図3、図7に示すように、
前記居室2には、前記台所3の床面と面一に連続する床部21と、前記第一高床部23及び前記第二高床部24と、前記低床部28と、が設けられており、
前記台所3の床面と面一に連続する床部21と前記低床部28との間に前記第一高床部23が位置していることを特徴とする。
さらに、階段下を低床部により子供の籠り空間として有効に利用することができる。
(実施形態)
図1から図3は本発明に係る住宅の一実施形態として一階の一部分の間取りを示すもので、図示例の住宅1においては、三方の壁11,12,13により囲まれた空間に、居室2と台所3とが連続して隣接するように配置されている。
台所3は、図示のように、交差する二方の壁12,13から離れて、他方の壁11に面する位置に配置されている。
ここで、作業台33としては、調理作業に使用される流し台、コンロ台、調理台、収納室などをいい、実施形態において、作業台33は、水回り設備としての流し台31及び加熱設備としてのコンロ部32を備えている。
また、これ以外の作業台33としては、水回り設備や加熱設備を備えていない調理台や配膳台などが挙げられる。
図示例において、作業台33は、壁11から突き出て壁12に対向するペニンシュラ型キッチンとなっている。
床部21は、交差する二方の壁12,13に面する位置に配置されている。
この高床部22と台所3との境界に沿うように作業台33が配置されている。
第一高床部23には、上階へと繋がる階段25が設けられている。
この階段25は、壁11,12がなす角部に最下段の廻り階段251が配置されており、その廻り階段251から壁11に沿って直線階段252が配置されている。
なお、直線階段252の下の空間には、複数段(図示例では三段)の収容棚253が設けられている。
第一高床部23は、第二高床部24と同じ高さであり、なおかつ第二高床部24よりも奥行きが長いので、第一高床部23も椅子として用いることが可能である。このため、第一高床部23及び第二高床部24がなす角部近傍には机(ダイニングテーブル)4が配置されている。
この収納部26,27は、床部21側が開放している。また、収納部26,27の奥行きは350mm〜400mm程度に設定されている。
この低床部28は、床部21と略同じ高さの床面となっている。
また、高床部22(第一高床部23)の床下には、低床部28と面一の床面を有する収納部29が設けられていて、この収納部29は、低床部28側に開放されていて、収納箱6が収納可能となっている。
さらに、高床部22(第一高床部23)の低床部28側に面する端縁部は、低床部28側を中心とする円弧状形状部Rとなっている。
なお、壁11の直線階段252の下方に沿った面には、マグネット塗装が施されていて、マグネットが吸着可能となっている。
これら寒色系着色面63及び暖色系着色面64には、黒板塗装とマグネット塗装が施されている。
なお、収納箱6周囲の残る一面は、ダイニング2の第二高床部24を含む床の化粧材と同一の意匠面、実施形態では木目柄面65となっている。
また、階段25を使う際にも高床部22を必ず通過せねばならず、この際においても親の視界内に子供が収まることになる。
特に、収納部26は床部21と高床部22との境界に設けられているので、床部21と高床部22との間を行き来することをきっかけに収納作業を行うことも容易にできる。
さらに、上述したように静的な行動には相対的に天井の低い高床部22が適しており、動的な行動には相対的に天井の高い床部21が適している。
このように、大きく行動パターンの異なる動作に際しては、異なる場所で行動を行うように対応付けしておけば、その移動と片付けとをまとめて行うように習慣づけることも容易である。
その場合、低床部28側に面する高床部22(第一高床部23)の端縁部が、低床部28側を中心とする円弧状形状部Rなので、低床部28を広くして、高床部22(第一高床部23)から低床部28に子供が降りやすく、籠り空間として好都合となる。
しかも、高床部22(第一高床部23)下の収納部29へ収納箱6を出し入れする際に、低床部28側や高床部22(第一高床部23)上から収納箱6に収納された物を開口60から見て確認が可能となる。
また、低床部28に座った子供も、収納箱6内の本を一側面のクリアアクリル板による透明62部分及びその背面側に隙間を空けて配置した薄いクリアアクリル板66を通して中を見て確認したり、開口60から見て取り出したり、片付けたりしやすい。
しかも、協同作業を子供にとって遊びの延長、模擬から入って身に付けるので、高床部22(第一高床部23)下の収納部29に入れる引き出しよりも収納箱6で外に出した方が協同作業しやすい。
さらに、寒色系着色面63と暖色系着色面64はマグネット塗装面でもあるので、マグネットを付けることも可能である。
例えばテキストを表示すれば、収納箱6の用途を直接的に明示することもできる。色や柄を用途に対応付けしておけば、間接的に収納箱の用途を明示することもできる。また、色や柄を表示する場合においては、インテリア的な印象を切り替えたりすることも可能である。
このため、台所作業中において、ダイニング2の高床部22にいる子供をそのままの姿勢で視認することができ、コミュニケーションの機会が増加されることになる。
従って、台所3から作業台33に向かって作業する人は、ダイニング2の高床部22にいる子供が階段25の使用時においても、子供とコミュニケーションを取る機会が与えられ、コミュニケーションの機会が高まる。
しかも、高床部22(第一高床部23)下の収納部29へ収納箱6を出し入れする際に、低床部28側や高床部22上から子供が収納箱6の開口60から収納された物を見て確認することができる。
加えて、その収納箱6を、例えば寒い季節では寒色系着色面63を低床部28側に向けたり、暖かい季節では暖色系着色面64を低床部28側に向けたりして、高床部22下に収納することもできる。
さらに、寒色系着色面63と暖色系着色面64はマグネット塗装面でもあるので、マグネットを付けることもできる。
従って、子育て中の来客時にもスッキリとした部屋で人を迎えることが容易になる。
さらに、子育てが終わった後は、収納箱6の木目柄面65をダイニング2の方向に向けておいて、スッキリとした印象のインテリアに保つことができる。
以上の実施形態においては、作業台が壁から突き出ている場合を例示して説明したが、作業台は高床部との境界に沿うように配置されているのであれば壁から離れて配置されていてもよい。
また、居室、台所、作業台、高床部、階段及び低床部の形状等も任意であり、その他、収納箱など、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
例えば収納箱の一面を、居室の床の化粧材と同一の意匠面として木目柄面としたが、居室の床が大理石の場合は、大理石柄面とすればよく、要は居室の化粧材と同一の意匠面とすればよい。
11 壁
12 壁
2 居室(ダイニング)
21 床部
22 高床部
23 第一高床部
24 第二高床部
25 階段
28 低床部
29 収納部
3 台所
33 作業台
5 机
6 収納箱
60 開口
61 白色面
62 透明
63 寒色系着色面
64 暖色系着色面
65 居室の化粧材と同一の意匠面
Claims (5)
- 居室と台所とが連続するように隣接した住宅において、
前記居室には、
前記台所の床面よりも高くて、前記台所に隣接する位置に設けられた高床部と、
前記居室と前記台所とが隣接する壁から略直交方向に突き出て、前記台所と前記高床部との境界に沿うように配置された作業台と、
前記作業台と向かい合う壁側で前記高床部から前記作業台への方向に昇る上階に繋がる階段と、が備えられ、
前記階段下に沿って前記高床部よりも床面が低い低床部が前記作業台に隣接して設けられていて、
前記低床部には、前記作業台と略直交方向の壁側に沿って机が、前記高床部から平面視において前記作業台と平行する方向に離間させ、かつ、前記作業台と向かい合う壁側から前記作業台側へかけて置かれており、
前記高床部の前記低床部に置かれた前記机側に面する端縁部が、前記作業台と向かい合う壁側から前記作業台側へかけて前記低床部側を中心とする円弧状形状部として形成され、かつ、前記机と向かい合っていて、
前記階段は、前記作業台と向かい合う壁側で前記高床部から前記作業台と略直交方向の壁側との角部に配置された最下段の廻り階段と、その廻り階段から前記作業台と略直交方向の壁側に沿って配置された、前記作業台の上方側に向かって上階に繋がる直線階段と、からなることを特徴とする住宅。 - 請求項1に記載の住宅において、
前記居室は、前記作業台と略平行方向に設けられるダイニングであることを特徴とする住宅。 - 請求項1または2に記載の住宅において、
前記高床部は、
前記作業台から当該作業台に対向する壁まで延在する第一高床部と、
前記第一高床部から前記作業台に対向する壁に沿って延在する第二高床部と、を有しており、
前記作業台と前記第二高床部とが略平行に配置されていることを特徴とする住宅。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の住宅において、
前記高床部の床下には、前記低床部と面一の床面を有する収納部が設けられて、
前記収納部の前記低床部側が開放していることを特徴とする住宅。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の住宅において、
前記居室には、前記台所の床面と面一に連続する床部と、前記高床部と、前記低床部と、が設けられており、
前記台所の床面と面一に連続する床部と前記低床部との間に前記高床部が位置していることを特徴とする住宅。
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