JP6597334B2 - 車載光学センサ洗浄装置 - Google Patents
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Description
同構成によれば、ピストンノズル部材とフランジ部材とスプリングホルダと圧縮コイルばねとが組み付けられてピストンユニットが構成され、そのピストンユニットをシリンダハウジングの基端側から挿入して組み付けが行われる。よって、例えば、ピストンノズル部材をシリンダハウジングの先端側から挿入して、フランジ部材等の他の部材をシリンダハウジングの基端側から順次挿入しつつ組み付けるような構成に比べて、組み付け性を良好とすることができる。
上記課題を解決する車載光学センサ洗浄装置は、車両に搭載される車載光学センサのセンシング面に向けて噴射口から流体を噴射して、前記センシング面に付着した異物を除去するための車載光学センサ洗浄装置であって、前記流体としての洗浄液が導入される洗浄液導入路と、前記流体としての空気が導入される空気導入路と、内部に前記洗浄液導入路及び前記空気導入路を介して洗浄液及び空気を導入可能な共用導入室が設けられるとともに先端部に前記噴射口が設けられたノズル部材と、前記洗浄液導入路と前記共用導入室との間に設けられた洗浄液側逆止弁と、前記空気導入路と前記共用導入室との間に設けられた空気側逆止弁と、前後進可能に設けられ前記流体の送給圧によって基端部に設けられた基端フランジ部が付勢されて前進する前記ノズル部材が内部に収容された筒状のシリンダハウジングとを備え、前記洗浄液側逆止弁と前記空気側逆止弁とは、前記シリンダハウジングの長手方向に沿って並設されており、前記洗浄液導入路の下流と連通して前記ノズル部材の基端側から該ノズル部材の内周面に遊嵌される筒状の洗浄液インレット部と、前記基端フランジ部と対応する前記シリンダハウジングの基端側のスペースと前記空気導入路の下流とを連通する空気連通路とが設けられ、前記洗浄液側逆止弁は、前記洗浄液インレット部の先端部に設けられ、前記空気側逆止弁は、前記ノズル部材の内周側に設けられた。
同構成によれば、例えば、共用導入室にまず洗浄液を送給し、その後に空気を送給することで洗浄液と空気が混合された気液混合流体をノズル部材の噴射口から噴射することができる。これにより、センシング面に付着した異物を除去することができる。又、例えば、共用導入室に空気のみを送給することで空気のみを噴射することができる。これにより、センシング面に付着した洗浄液を吹き飛ばすことができる。そして、共用導入室にまず洗浄液を送給する際には、空気側逆止弁によって洗浄液が空気導入路側に逆流してしまうことが防止される。又、共用導入室に空気を送給する際には、洗浄液側逆止弁によって空気が洗浄液導入路側に逆流してしまうことが防止される。よって、気液混合流体又は空気のみを択一的に良好に噴射することができる。
同構成によれば、流体の送給圧によってノズル部材が前進して、その先端部の噴射口からセンシング面に向けて流体が噴射される。これにより、例えば、車載光学センサによって撮影された映像にノズル部材が映り込むことが防止される。よって、良好な視界を確保することができる。
同構成によれば、前記洗浄液側逆止弁と前記空気側逆止弁とは、シリンダハウジングの長手方向に沿って並設されるため、例えば、長手方向の直交する方向に並設されたものに比べて、長手方向と直交する方向のサイズの小型化を図ることが可能となる。
同構成によれば、洗浄液導入路の下流と連通してノズル部材の基端側から該ノズル部材の内周面に遊嵌される筒状の洗浄液インレット部が設けられ、洗浄液側逆止弁は、洗浄液インレット部の先端部に設けられるため、洗浄液は洗浄液インレット部より先端側の小さなスペースの共用導入室に送給されることになる。又、空気側逆止弁は、ノズル部材の内周側(洗浄液インレット部との間)に設けられるため、洗浄液が基端フランジ部と対応するシリンダハウジングの基端側のスペースに浸入することは防止される。又、基端フランジ部と対応するシリンダハウジングの基端側のスペースと空気導入路の下流とを連通する空気連通路が設けられるため、空気の送給圧によってノズル部材を前進させることができるとともに、シリンダハウジングの基端側のスペースから空気側逆止弁及び前記遊嵌による隙間を通して空気を共用導入室に送給することができる。このようにすると、共用導入室が主に洗浄液インレット部より先端側の小さなスペースとなることと、空気は洗浄液インレット部の外側の遊嵌による隙間を通って送給されることから、例えば、共用導入室にまず洗浄液を送給し、その後に空気を送給することで気液混合流体を噴射しても、共用導入室を含む空気の流路に洗浄液がほぼ残留しなくなる。よって、空気のみを噴射したい際に洗浄液が混ざってしまうことが抑えられ、例えばセンシング面に付着した洗浄液をほぼ空気のみの噴射により吹き飛ばすことができ、洗浄液が付着していないセンシング面とすることができる。
同構成によれば、洗浄液側逆止弁は、弁体と弁体を付勢する弁用スプリングとを有するスプリング式逆止弁であるため、例えば、車両が発進する際や車両が走行中に振動した際等でも、洗浄液導入路側の洗浄液が共用導入室側に漏れてしまうことを防ぐことができる。よって、意図せず洗浄液が噴射口から漏れて車載光学センサのセンシング面に付着してしまうことを防ぐことができる。また、このスプリング式逆止弁は、例えば、ダックビル型の逆止弁等に比べて大型化してしまい易いが、特に請求項6に記載車載光学センサ洗浄装置にこの構成を付加することで、シリンダハウジングの長手方向と直交する方向のサイズが大型化してしまうことを抑えることができる。
図1(a)に示すように、車両1の後方には、バックドア2が設けられ、該バックドア2には、車載光学センサユニット3が設けられている。本実施形態の車載光学センサユニット3は、車両1の幅方向の中心線Cよりもやや運転席側(右側)にずれて固定されている。
図9(c)及び図9(d)に示すように、シリンダハウジング21は、長尺筒状に形成され、その外周面には、前記周り止め部16(図8参照)に嵌って周方向に係合する前記被周り止め部15が凸設されている。又、シリンダハウジング21の外周には円筒状の弾性部材Rが外嵌され、シリンダハウジング21は弾性部材Rを介してノズル収容部7bの内面に押圧接触されつつ収容されることになる。又、シリンダハウジング21の先端部には、径方向内側に延びて後述するスプリングホルダ23(図2、図9(a)及び図9(c)参照)と係合するホルダ支持部21aが形成されている。
図9(b)及び図10に示すように、導入側ハウジング部材22は、インレット部材31と、導入部材32と、洗浄液側逆止弁33と、空気側逆止弁34とを有する。
まず、ウォッシャポンプWP及びエアポンプAPが駆動されていない状態では、ノズルユニット6では、圧縮コイルばね27の付勢力によってノズル部材9が非洗浄位置に後進した状態(図10参照)となるため、ノズル部材9は車載光学センサ取付ブラケット7のノズル収容部7b内に収容されて車載光学センサ取付ブラケット7から突出しない状態となり、噴射口8(ノズル部材9の先端部)は車載カメラ5の撮像範囲外に配置される。よって、洗浄しないときであって撮像するときは、噴射口8(ノズル部材9の先端部)が撮像の邪魔になることがない。しかも、ノズル部材9を含むノズルユニット6は、車載光学センサ取付ブラケット7内にスッキリと収納される。
(1)流体(空気)の送給圧によってノズル部材9が前進して、その先端部の噴射口8からレンズ5bに向けて流体が噴射される。そして、例えば、共用導入室Dにまず洗浄液を送給し、その後に空気を送給することで洗浄液と空気が混合された気液混合流体を噴射することができる。これにより、レンズ5bに付着した異物を除去することができる。又、例えば、共用導入室Dに空気のみを送給することで空気のみを噴射することができる。これにより、レンズ5bに付着した洗浄液を吹き飛ばすことができる。そして、共用導入室Dにまず洗浄液を送給する際には、空気側逆止弁34によって洗浄液が空気導入路32d側に逆流してしまうことが防止される。又、共用導入室Dに空気を送給する際には、洗浄液側逆止弁33によって空気が洗浄液導入路32c側に逆流してしまうことが防止される。よって、気液混合流体又は空気のみを択一的に良好に噴射することができる。
・図15に示すように、上記実施形態の洗浄液側逆止弁33と空気側逆止弁34との間の下流位置に、空気側の流路の断面積よりも洗浄液側の流路の断面積を小さくするオリフィス片82を設けてもよい。このようにすると、例えば、共用導入室D側に送給する洗浄液の流量を制御し易くなる。又、空気側の流路の断面積は減らさずに確保できるので、空気の送給圧を維持させることができる。又、例えば、洗浄液側逆止弁33のすぐ下流位置のスペースに洗浄液が残留したとしても、空気のみを噴射する際には、空気側の流路と前記スペースがオリフィス片82で仕切られていることで、残留した洗浄液が巻き込まれずに、ほぼ空気のみを噴射させることができる。よって、空気のみを噴射したい際に洗浄液が混ざってしまうことが抑えられ、例えばレンズ5bに付着した洗浄液をほぼ空気のみの噴射により吹き飛ばすことができ、洗浄液が付着していないレンズ5bとすることができる。
図17〜図19に示すように、この例の車載光学センサユニット103は、車載光学センサとしての車載カメラ105と、車載光学センサ洗浄装置としてのノズルユニット106と、車載光学センサ取付ブラケット107とを備える。
インレット部材122は、シリンダハウジング121の基端部に外嵌される略筒状の外嵌嵌着部122aと、外嵌嵌着部122aの基端部から径が小さくされて軸方向(基端側)に延びる筒部122bと、外嵌嵌着部122aの基端部から径方向内側に延びる内延部122cと、内延部122cからシリンダハウジング121内(軸方向先端側)に延びる筒状のインレット部122dとを有する。内延部122cは、シリンダハウジング121の内側において前記基端フランジ部124a(リップパッキン127)との間にスペースSPを形成する。またここで、前記ノズル部材109は、一端がシリンダハウジング121の先端部に支持された圧縮コイルばね129によって基端フランジ部124aがシリンダハウジング121の基端側、即ち前記内延部122c側に付勢されている。また、インレット部122dは、前記ノズル部材109の基端側から前記ピストン部材124の内周面に遊嵌されるべく、外径がピストン部材124の内径よりも僅かに小さく設定されている。
(イ)請求項3に記載の車載光学センサ洗浄装置において、前記洗浄液側逆止弁と前記空気側逆止弁との間の下流位置には、空気側の流路の断面積よりも洗浄液側の流路の断面積を小さくするオリフィス片が設けられたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
Claims (5)
- 車両に搭載される車載光学センサのセンシング面に向けて噴射口から流体を噴射して、前記センシング面に付着した異物を除去するための車載光学センサ洗浄装置であって、
前記流体としての洗浄液が導入される洗浄液導入路と、
前記流体としての空気が導入される空気導入路と、
内部に前記洗浄液導入路及び前記空気導入路を介して洗浄液及び空気を導入可能な共用導入室が設けられるとともに先端部に前記噴射口が設けられたノズル部材と、
前記洗浄液導入路と前記共用導入室との間に設けられた洗浄液側逆止弁と、
前記空気導入路と前記共用導入室との間に設けられた空気側逆止弁と、
前後進可能に設けられ前記流体の送給圧によって基端部に設けられた基端フランジ部が付勢されて前進する前記ノズル部材が内部に収容された筒状のシリンダハウジングと
を備え、
前記ノズル部材は、
長尺筒状の筒状部と該筒状部の先端部から径方向外側に膨出されその先端に前記噴射口が形成されたノズル部とを有するピストンノズル部材と、該ピストンノズル部材の基端側に固定され前記基端フランジ部が形成されたフランジ部材とを有し、
前記筒状部に外嵌されて該筒状部の軸方向の摺動を許容するスプリングホルダと、
前記筒状部に外嵌されると共に前記スプリングホルダと前記基端フランジ部との間に圧縮された状態で保持される圧縮コイルばねとが組み付けられてピストンユニットを構成し、
予め組み付けられた前記ピストンユニットは、前記シリンダハウジングの基端側から挿入されて、前記ノズル部が前記シリンダハウジングの先端部から外部に突出し、前記スプリングホルダが前記シリンダハウジングの先端部に係合してそれ以上の移動が規制されて組み付けられたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。 - 車両に搭載される車載光学センサのセンシング面に向けて噴射口から流体を噴射して、前記センシング面に付着した異物を除去するための車載光学センサ洗浄装置であって、
前記流体としての洗浄液が導入される洗浄液導入路と、
前記流体としての空気が導入される空気導入路と、
内部に前記洗浄液導入路及び前記空気導入路を介して洗浄液及び空気を導入可能な共用導入室が設けられるとともに先端部に前記噴射口が設けられたノズル部材と、
前記洗浄液導入路と前記共用導入室との間に設けられた洗浄液側逆止弁と、
前記空気導入路と前記共用導入室との間に設けられた空気側逆止弁と、
前後進可能に設けられ前記流体の送給圧によって基端部に設けられた基端フランジ部が付勢されて前進する前記ノズル部材が内部に収容された筒状のシリンダハウジングと
を備え、
前記洗浄液側逆止弁と前記空気側逆止弁とは、前記シリンダハウジングの長手方向に沿って並設されており、
前記洗浄液導入路の下流と連通して前記ノズル部材の基端側から該ノズル部材の内周面に遊嵌される筒状の洗浄液インレット部と、
前記基端フランジ部と対応する前記シリンダハウジングの基端側のスペースと前記空気導入路の下流とを連通する空気連通路とが設けられ、
前記洗浄液側逆止弁は、前記洗浄液インレット部の先端部に設けられ、
前記空気側逆止弁は、前記ノズル部材の内周側に設けられたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。 - 請求項1又は2に記載の車載光学センサ洗浄装置において、
前記洗浄液側逆止弁の下流及び前記空気側逆止弁の下流と連通して前記ノズル部材の基端側から該ノズル部材の内周面に遊嵌される筒状のインレット部を有するインレット部材を備えたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置において、
前記ノズル部材の前記基端フランジ部には、径方向外側に開口したパッキン嵌着凹部が全周に形成され、
前記パッキン嵌着凹部に嵌着される環状の嵌着部と前記シリンダハウジングの内周面に摺接する摺接部とを有したリップパッキンを備え、
前記パッキン嵌着凹部には、軸方向に凹設された抜け止め溝が形成され、
前記嵌着部には、前記抜け止め溝に嵌る抜け止め突起が形成されたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。 - 請求項1、及び請求項1を引用する請求項3,4のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置において、
前記洗浄液側逆止弁は、弁体と弁体を付勢する弁用スプリングとを有するスプリング式逆止弁であることを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
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