以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して貸出機2(遊技用装置に相当する)及び情報表示装置3が設置されている。遊技機1、貸出機2及び情報表示装置3は中継装置4と接続されており、中継装置4はLAN5を介して第1管理装置6と接続されている。又、遊技場にはPOSや残高精算機(何れも図示せず)も設置されており、これらPOSや残高精算機もLAN5を介して第1管理装置6と接続されている。又、貸出機2は中継装置4を経由せずにLAN5を介して第1管理装置6と直接接続されている。
第1管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード7、モニタ8、プリンタ(図示せず)等が接続されている。第2管理装置9は、第1管理装置6と接続されている。第2管理装置9は、第1管理装置6と同様に遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード10、モニタ11、プリンタ(図示せず)等が接続されている。第1管理装置6及び第2管理装置9は、遊技機側(遊技機1、貸出機2等)から送信される遊技信号を受信して遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員毎の個人データ等を管理する。第1管理装置6及び第2管理装置9は、詳しくは後述する貸出機2から送信されるカード発行信号に含まれる残高情報(第1遊技情報に相当する)と持玉情報(第2遊技情報に相当する)とを分担して管理し、第1管理装置6は残高情報の管理を行い、第2管理装置9は持玉情報の管理を行う。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が第1管理装置6及び第2管理装置9の管理対象となっている。
遊技機1は、CR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面12に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル13、上部受皿14、下部受皿15を有すると共に、盤面12に、液晶表示部16、普図入賞口17、第1始動口18、第2始動口19、大入賞口20を有する。又、上部受皿14には貸出ボタン21及び返却ボタン22(何れも図2参照)が並設されている。
遊技機1は以下に示すように動作する。
(1)第1始動口18は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口19は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口18、19への入賞(始動入賞)に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を液晶表示部16にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たり状態となる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されず、第2始動口19に保留がある場合は第1始動口18の保留に優先して保留している図柄変動を実行する。
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/260であり、大当たり状態の終了後に確変状態(確変)となる大当たり状態(確変大当たり状態)の割合である確変率は(通常状態、確変状態共に)66.6%である。大当たり状態が発生すると対応するラウンド(R)分だけ大入賞口18を開放する。
(4)対応するラウンドも大当たり抽選と同様に抽選され、その振分率は第1始動口18に入賞した場合は4Rが55%であり、15Rが45%であるが、第2始動口19に入賞した場合は4Rが10%であり、15Rが90%であり、入賞に応じた図柄変動の保留消化優先順位は第1始動口18よりも第2始動口19の方が高く設定されている。尚、1Rの上限入賞数は9個であり、上限開放期間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放期間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当たり確率が1/74に向上すると共に、第2始動口19への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変状態は次回の大当たり状態まで継続するので、大当たり状態の終了後に大当たり状態でも確変状態でもない状態である通常遊技状態(通常状態)となる大当たり状態(通常大当たり状態)が発生するまで継続し、その後は所定数(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短状態となる。
(6)第2始動口19は普図入賞口15への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当たりとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒を1回であり、時短状態では5秒を2回である。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動期間が短くなる一方、開放期間は長くなること又は開放回数が増加することで第2始動口19の入賞率が高くなる。以上に例示した値は機種に応じて様々な値となり、例えば大当たり確率やラウンドの振分等が異なる。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打ち込みや各始動口18、19への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を送信する。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から送信される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から送信される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが送信されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。
始動信号=遊技機1から送信される始動入賞(特定の入賞)により変動(作動)する液晶表示部16(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に送信されるので、始動信号の受信に応じてスタート処理を特定し、「始動信号×1」をスタート回数(スタート処理数)として特定する。尚、第1始動口18又は第2始動口19への入賞を示す信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から送信される大当たり期間を特定可能な信号である。大当たり中にレベル送信される状態信号であるので、大当たり信号の受信中を大当たり中として特定する。
特定状態信号=遊技機1から送信される特定状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口19の入賞率が向上する特定状態中(時短中)にレベル送信される状態信号であるので、特定状態信号の受信中を特定状態中として特定する。又、大当たり信号と特定状態信号の何れも受信していない期間を通常状態として特定する。
遊技機1や周辺機器から送信されたアウト信号、セーフ信号、始動信号、大当たり信号、特定状態信号は、中継装置4を介して第1管理装置6に受信される。
貸出機2は、所謂各台計数機能を有する貸出機であり、遊技機1の遊技状態を示す状態表示灯23、貨幣(貨幣価値、有価価値)が投入される貨幣投入口24、遊技者からの操作入力を受け付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当たり確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部25、持玉(会員であれば貯玉も含む)を払い出すための払出ボタン26、払い出された玉が通過する払出ノズル27、一般カード30や会員カード31が挿入されるカード挿入口28、遊技機1の下部受皿15の下方に位置する着脱可能な計数受皿29等を有する。
図2は、貸出機2の機能ブロック図を示している。貸出機2は、CPU32a、ROM32b、RAM32c、I/O32dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部32と、I/F部33と、制御部32と接続された周辺部とを有する。I/F部33は、中継装置4及び第1管理装置6との間で各種信号や各種情報を直接送受信する。又、I/F部33は、中継装置4を介して遊技機1及び第1管理装置6との間で各種信号や各種情報を送受信し、中継装置4及び第1管理装置6を介して第2管理装置9との間で各種信号や各種情報を送受信する。周辺部としては、貨幣投入口24に投入された貨幣の真贋を判定する貨幣処理部34、液晶表示部25、液晶表示部25上に設けられたタッチパネル35、一般カード30や会員カード31がカード挿入口28に挿入されている状態で(受付中の状態で)当該一般カード30や当該会員カード31に対する各種情報の読み書きを行うカードリーダライタ(カードRW)36、最大で10枚の一般カード30をストック可能なカードストック部37、遊技場の従業員により携帯される従業員リモコンから送信されるリモコン信号を受信する(受光する)リモコン受光部38、払出ボタン26、払出ボタン26が操作されたときに1度数(例えば500円)分の玉を払出ノズル27から払い出す払出部39、計数受皿29から流入する玉を計数する計数部40、電源遮断時でも動作可能であり、電源が遮断されている遮断時間を管理する遮断時間管理部41等である。尚、制御部32は、各種制御プログラム(ソフトウェア)を実行するものであり、送信手段、判定手段、遊技情報記憶手段、抽出手段、制限手段に対応している。又、制御部32がI/F部33を介して信号の送受信を行う構成であるので、I/F部33も送信手段に対応している。
一般カード30は、当日限り有効なカードであり、ICチップ30aが内蔵されている。ICチップ30aには、カードを特定可能なカードIDが記録されていると共に、残高や持玉数が記録される。会員カード31は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効なカードであり、ICチップ31aが内蔵されている。ICチップ31aには、カード(カードの会員)を特定可能な会員IDが記録されていると共に、残高が記録される。又、会員カード31に対応する貯玉数は第2管理装置9の会員口座に記憶される。尚、一般カード30に記録される残高や持玉数、会員カード31に記録される残高、会員カード31に対応して第2管理装置9の会員口座に記憶される貯玉数を、遊技に使用する遊技価値ということも可能である。
貸出機2は以下に示すように動作する。
(1)カードストック部37にストックしている一般カード30の枚数(残り枚数)を検知する機能を有し、貨幣が貨幣投入口24に投入されると、その時点での残り枚数が1枚以上であることを条件として貨幣を受け付け、その投入された貨幣の金額である投入金額を残高としてRAM32cに記憶すると共に、その残高を液晶表示部25に表示する。この状態(残高がある状態)から遊技機1の貸出ボタン21が操作されると、その貸出ボタン21の操作に応じて残高の範囲内で1度数分に相当する玉数の玉を遊技機1内部の払出機構から貸し出す。例えば貸出単価が4円であれば125玉を払い出し、貸出単価が1円であれば500玉を払い出す。このとき、遊技機1から貸出機2に1度数分の玉を払い出したことを示す信号が送信されるので、RAM32cに記憶している残高及び液晶表示部25に表示させている残高から1度数分を減算すると共に、貸し出した遊技媒体の数を示す貸出玉数を特定可能な売上信号を送信する。売上信号は1度数分の玉を払い出す毎に1パルスが送信されるパルス信号であるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。尚、カードストック部37に一般カード30を1枚もストックしていない、即ち、一般カード30の残り枚数が0枚であるときには、貨幣の受け付けを禁止する。
(2)遊技機1の下部受皿15から落下した玉が計数受皿29で受けられると、その計数受皿29で受けられた玉が計数部36に流入することで玉を計数し、その計数した玉数である計数玉数を持玉数としてRAM32cに記憶すると共に、その持玉数を液晶表示部25に表示する。この状態(持玉数がある状態)から払出ボタン26が操作されると、その払出ボタン26の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員遊技者の場合)の範囲内で1度数分に相当する玉数の玉を遊技機1内部の払出機構から払い出す。このとき、RAM32cに記憶している持玉数及び液晶表示部25に表示させている持玉数から1度数分を減算すると共に、払い出した遊技媒体の数を示す払出玉数を特定可能な払出信号を送信する。尚、持玉数が1度数分に相当する玉数に満たない場合であれば、その1度数に満たない分の全ての玉数の玉を遊技機1内部の払出機構から払い出し、同様に、RAM32cに記憶している持玉数及び液晶表示部25に表示させている持玉数から1度数に満たない分を減算する。
(3)一般カード30がカード挿入口28に挿入されると(受け付けられると)、一般カード30に記録されている残高や持玉数をカードリーダライタ33により読み出し、その読み出した残高や持玉数をRAM32cに記憶する(一般カード30からRAM32cへとデータを移行する)と共に液晶表示部25に表示する。このとき、一般カード30に記録されている残高や持玉数をゼロリセットする(初期化する、一般カード30の残高や持玉数のデータを消去する)。一般カード30が受け付けられたときは、その一般カード30から読み出した残高や持玉数の範囲内で貸出処理及び払出処理を行う。
(4)会員カード31がカード挿入口28に挿入されると(受け付けられると)、会員カード31に記録されている残高をカードリーダライタ33により読み出し、その読み出した残高をRAM32cに記憶する(会員カード31からRAM32cへとデータを移行する)と共に液晶表示部25に表示する。このとき、会員カード31に記録されている残高をゼロリセットする(初期化する、会員カード31の残高のデータを消去する)。又、暗証番号の操作入力を条件として第2管理装置9の会員口座に記憶されている貯玉数を受信することで、会員カード31に対応する貯玉数をもRAM32cに記憶すると共に液晶表示部25に表示する。会員カード31が受け付けられたときは、会員カード31から読み出した残高、その会員カード31に対応する貯玉数の範囲内で貸出処理及び払出処理を行う。
(5)遊技機1の返却ボタン22が操作されると、その返却ボタン22が操作された時点での一般カード30や会員カード31の受け付け状態に応じて残高や持玉数を一般カード30や会員カード31に記録して発行する。返却ボタン22が操作された時点で一般カード30がカード挿入口28に挿入されており、残高及び持玉数のうち少なくとも何れかがあれば(「0」でなければ)、RAM32cに記憶している残高や持玉数を当該一般カード30に記録し(RAM32cから一般カード30へとデータを移行し)、一般カード30を発行する。このとき、RAM32cに記憶している残高や持玉数をゼロリセットする(初期化する、RAM32cの残高や持玉数のデータを消去する)。一般カード30を発行すると、貸出機2を特定可能な貸出機IDと、発行した一般カード30を特定可能なカードIDと、処理順序を特定可能な処理IDと、一般カード30に記録した残高を特定可能な残高情報と、一般カード30に記録した持玉数を特定可能な持玉情報とを含むカード発行信号を第1管理装置6に送信する。尚、貸出機2から送信されたカード発行信号は、中継装置4を経由せずに第1管理装置6に直接受信される。このとき、第1管理装置6は、カード発行信号を受信すると、そのカード発行信号に含まれる残高情報を抽出し、貸出機IDとカードIDと処理IDと持玉情報とを含むカード発行信号を第2管理装置9に送信する。
ここで、処理IDとは、ICカード(一般カード30や会員カード31)の挿入を受け付ける処理、ICカードを使用していない状態で遊技者の貨幣投入を受け付けて内部にストックしているICカードに投入金額を対応付ける処理、ICカードを使用していない状態で遊技者が計数を行ったことで内部にストックしているICカードに計数結果を対応付ける処理、遊技者の貨幣投入を受け付ける処理、その貨幣(残高)を対価として玉を貸し出す処理、玉を計数して当該計数した玉を対価として玉を払い出したりICカードを発行したりする処理等の遊技処理の処理順序を特定可能なIDであり、遊技処理を実行する毎に「1」ずつ加算される。
(6)返却ボタン22が操作された時点で会員カード31がカード挿入口28に挿入されており、残高があれば、RAM32cに記憶している残高を当該会員カード31に記録し(RAM32cから会員カード31へとデータを移行し)、会員カード31を発行する。又、返却ボタン22が操作された時点で会員カード31がカード挿入口28に挿入されており、持玉数があれば、RAM32cに記憶している持玉数を当該会員カード31に記録せず(RAM32cから会員カード31へとデータを移行せず)、会員カード31を発行する。このときも、RAM32cに記憶している残高や持玉数をゼロリセットする(初期化する、RAM32cの残高や持玉数を消去する)。会員カード31を発行すると、貸出機2を特定可能な貸出機IDと、発行した会員カード31を特定可能なカードIDと、会員カード31に記録した残高を特定可能な残高情報と、会員カード31に記録しなかった持玉数を特定可能な持玉情報とを含むカード発行信号を第1管理装置6に送信する。このときも、第1管理装置6は、カード発行信号を受信すると、そのカード発行信号に含まれる残高情報を抽出し、貸出機IDとカードIDと処理IDと持玉情報とを含むカード発行信号を第2管理装置9に送信する。持玉情報を含むカード発行信号を第2管理装置9に送信することで、持玉数を第2管理装置9の会員口座に貯玉数として記憶させる(RAM32cから会員口座へとデータを移行する)。
(7)返却ボタン22が操作された時点で一般カード30及び会員カード31の何れもカード挿入口28に挿入されておらず、残高及び持玉数のうち少なくとも何れかがあれば、その時点での一般カード30の残り枚数が2枚以上であることを条件とし、そのうちの1枚の一般カード30をカード移動機構(図示せず)によりカードリーダライタ33に繰り出し(セットし)、RAM32cに記憶している残高や持玉数を記録し(RAM32cから一般カード30へとデータを移行し)、一般カード30を発行する。このときも、RAM32cに記憶している残高や持玉数をゼロリセットする(初期化する、RAM32cの残高や持玉数のデータを消去する)。又、このときも、一般カード30を発行すると、貸出機2を特定可能な貸出機IDと、発行した一般カード30を特定可能なカードIDと、処理順序を特定可能な処理IDと、一般カード30に記録した残高を特定可能な残高情報と、一般カード30に記録した持玉数を特定可能な持玉情報とを含むカード発行信号を第1管理装置6に送信する。このときも、第1管理装置6は、カード発行信号を受信すると、そのカード発行信号に含まれる残高情報を抽出し、貸出機IDとカードIDと処理IDと持玉情報を含むカード発行信号を第2管理装置9に送信する。
(8)一般カード30がカード挿入口28に挿入されている状態で所定の合算操作が行われると、一般カード30に記録されている残高や持玉数を会員カード31の残高や第2管理装置9の会員口座の貯玉数に合算して記録する。即ち、一般カード30がカード挿入口28に挿入されている状態で所定の合算操作が行われると、その一般カード30に記録されている残高や持玉数をRAM32cに一旦退避し、一般カード30の残高や持玉数をゼロリセットし、そのゼロリセットした一般カード30をカード移動機構によりカードストック部37に回収する。そして、会員カード31がカード挿入口28に挿入されると、RAM32cに退避しておいた残高を当該会員カード31に記録されている残高に加算した値に上書き記録し、会員カード31に対応する貯玉数を第1管理装置6から取得してRAM32cに退避しておいた持玉数に加算し、その貯玉数を加算した持玉数を特定可能な信号を第1管理装置6に送信し、会員カード31を発行する。尚、このような一般カード30から会員カード31への合算は許容するが、会員カード31から一般カード30への合算は禁止する。
図3は、第1管理装置6の機能ブロック図を示している。第1管理装置6は、CPU42a、ROM42b、RAM42c、I/O42dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部42と、I/F部43とを有する。I/F部43は、中継装置4及び第2管理装置9との間で各種信号や各種情報を直接送受信し、中継装置4を介して貸出機2及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信する。尚、制御部42は、各種制御プログラム(ソフトウェア)を実行するものであり、管理用受信手段、特別信号送信手段に対応している。又、制御部42がI/F部43を介して信号の送受信を行う構成であるので、I/F部43も管理用受信手段、特別信号送信手段に対応している。尚、第1管理装置6は、前述したカード発行信号や後述するオフライン情報信号を受信すると、その受信したカード発行信号や後述するオフライン情報信号に含まれる処理IDを記憶することで、それ以降に受信したカード発行信号やオフライン情報信号が、既に受信済みのカード発行信号やオフライン情報信号であるか未受信のカード発行信号やオフライン情報信号であるかを判定する。即ち、第1管理装置6は、今回受信した信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致すれば、その今回受信した信号が既に受信済みの信号であると判定し、一方、今回受信した信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致しなければ、その今回受信した信号が未受信の信号であると判定する。尚、貸出機2がオフライン情報信号であることを特定可能な情報をオフライン情報信号に含めることで、第1管理装置6は、カード発行信号とオフライン信号とを混在せず区別可能になっている。又、貸出機2がカード発行信号を正常に送信できなかった場合、オフライン情報信号であることを特定可能な情報を含めることなく、そのカード発行信号の処理IDと同じ処理IDをオフライン情報信号に付与し、各管理装置側で受信済みの情報であるか否かを判定する構成にしても良い。
図4は、第2管理装置9の機能ブロック図を示している。第2管理装置9は、CPU44a、ROM44b、RAM44c、I/O44dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部44と、I/F部45とを有する。I/F部45は、第1管理装置6との間で各種信号や各種情報を直接送受信し、第1管理装置6を介して中継装置4及び貸出機2との間で各種信号や各種情報を送受信し、第1管理装置6及び中継装置4を介して遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信する。尚、第2管理装置9も、第1管理装置6と同様に、カード発行信号やオフライン情報信号を受信すると、その受信したカード発行信号や後述するオフライン情報信号に含まれる処理IDを記憶することで、それ以降に受信したカード発行信号やオフライン情報信号が、既に受信済みのカード発行信号やオフライン情報信号であるか未受信のカード発行信号やオフライン情報信号であるかを判定する。
さて、前述した[発明が解決しようとする課題]で述べたように、遊技場用システムにおいて、近年では貸出機2から第1管理装置6に送信される情報の量が増加しており、通信異常が発生すると、通信異常が発生した後に貸出機2から第1管理装置6に再度送信される情報の量が膨大になる虞があるという課題がある。このような課題に対し、本実施形態では、貸出機2、第1管理装置6、第2管理装置9は以下の手順にしたがって通信を行う。以下、貸出機2、第1管理装置6、第2管理装置9がオンライン状態を設定する態様、貸出機2がカード発行信号を送信する態様、貸出機2がオフライン情報信号を送信する態様について順次説明する。尚、これ以降、一般カード30及び会員カード31をICカードと総称し、カード発行信号に含まれる貸出機IDとカードIDと処理IDとを共通情報と称する。
(1)貸出機2、第1管理装置6、第2管理装置9がオンライン状態を設定する態様
貸出機2は、電源が投入されると(A1)、遮断時間管理部41により管理されている遮断時間を取得し、前回の電源遮断から今回の電源投入までの経過時間を取得する。図5に示すように、貸出機2は、前回の電源遮断から今回の電源投入までの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)以上であると(A2)、第1管理装置6からの第1接続要求信号の受信を待機する。
第1管理装置6は、電源が投入されると、第1接続要求信号の貸出機2への送信を所定周期(例えば10秒)で行う。第1管理装置6から貸出機2に送信される第1接続要求信号は、第1管理装置6が貸出機2に対して接続を要求するための情報(接続の要求先である貸出機2を特定可能な情報等)を含む信号である。
貸出機2は、第1管理装置6から第1接続要求信号を受信すると、第1接続信号を第1管理装置6に送信する。貸出機2から第1管理装置6に送信される第1接続信号は、貸出機2が第1管理装置6からの接続の要求に対して当該要求を受け入れたことを示す情報(自身を特定可能な情報等)を含む信号である。
第1管理装置6は、貸出機2から第1接続信号を受信すると、第1接続応答信号を貸出機2に送信する。第1管理装置6から貸出機2に送信される第1接続応答信号は、第1管理装置6が貸出機2からの要求の受け入れに対して応答したことを示す情報(応答先である貸出機2を特定可能な情報等)を含む信号である。このように貸出機2と第1管理装置6とが、第1接続要求信号、第1接続信号、第1接続応答信号の順序にしたがって送受信を行うことで、貸出機2と第1管理装置6とが通信可能なオンライン状態になる。第1管理装置6は、貸出機2との間でオンライン状態になると、第2管理装置9からの第2接続要求信号の受信を待機する。
第2管理装置9は、電源が投入されると、第2接続要求信号の第1管理装置6への送信を所定周期(例えば10秒)で行う。第2管理装置9から第1管理装置6から送信される第2接続要求信号は、第2管理装置9が第1管理装置6を経由して貸出機2に対して接続を要求するための情報(接続の要求先である貸出機2を特定可能な情報等)を含む信号である。第1管理装置6は、第2管理装置9から第2接続要求信号を受信すると、その受信した第2接続要求信号を貸出機2に送信する。
貸出機2は、第1管理装置6から第2接続要求信号を受信すると、第2接続信号を第1管理装置6に送信する。貸出機2から第1管理装置6に送信される第2接続信号は、貸出機2が第2管理装置9からの接続の要求に対して当該要求を受け入れたことを示す情報(自身を特定可能な情報等)を含む信号である。第1管理装置6は、貸出機2から第2接続信号を受信すると、その受信した第2接続信号を第2管理装置9に送信する。
第2管理装置9は、第1管理装置6から第2接続信号を受信すると、第2接続応答信号を第1管理装置6に送信する。第2管理装置9から第1管理装置6に送信される第2接続応答信号は、第2管理装置9が貸出機2からの要求の受け入れに対して応答したことを示す情報(応答先である貸出機2を特定可能な情報等)を含む信号である。第1管理装置6は、第2管理装置9から第2接続応答信号を受信すると、その受信した第2接続応答信号を貸出機2に送信する。このように貸出機2と第1管理装置6と第2管理装置9とが、第2接続要求信号、第2接続信号、第2接続応答信号の順序にしたがって送受信を行うことで、貸出機2と第2管理装置9とが第1管理装置6を経由して通信可能なオンライン状態になる。
一方、図6に示すように、貸出機2は、前回の電源遮断から今回の電源投入までの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)未満であると(A3)、遊技側要求信号を第1管理装置6に送信する。貸出機2から第1管理装置6に送信される遊技側要求信号は、貸出機2が第1管理装置6に対して自身への第1接続要求信号の送信を要求するための情報(第1接続要求信号の送信先である自身を特定可能な情報等)を含む信号である。
第1管理装置6は、貸出機2から遊技側要求信号を受信すると、第1接続要求信号を貸出機2に送信し、これ以降、上記した第1接続信号、第1接続応答信号の送受信を同様に行う。この場合も、このように貸出機2と第1管理装置6とが、第1接続要求信号、第1接続信号、第1接続応答信号の順序にしたがって送受信を行うことで、貸出機2と第1管理装置6とが通信可能なオンライン状態になる。第1管理装置6は、貸出機2との間でオンライン状態になると、遊技側要求信号を第2管理装置9に送信する。第1管理装置6から第2管理装置9に送信される遊技側要求信号は、第1管理装置6が第2管理装置9に対して自身への第2接続要求信号の送信を要求するための情報(第2接続要求信号の送信先である自身を特定可能な情報等)を含む信号である。
第2管理装置9は、第1管理装置6から遊技側要求信号を受信すると、第2接続要求信号を第1管理装置6に送信し、これ以降、上記した第2接続信号、第2接続応答信号の送受信を同様に行う。この場合も、このように貸出機2と第1管理装置6と第2管理装置9とが、第2接続要求信号、第2接続信号、第2接続応答信号の順序にしたがって送受信を行うことで、貸出機2と第2管理装置9とが第1管理装置6を経由して通信可能なオンライン状態になる。
尚、この場合、今回の電源遮断から今回の電源投入までの経過時間が予め定められた時間以上であるか未満であるかに関係なく、第1接続要求信号、第1接続信号、第1接続応答信号、第2接続要求信号、第2接続信号、第2接続応答信号の送受信を共通化しているので、オンライン状態になるまでの処理に関する情報量を低減することができる。又、貸出機2から第1管理装置6に送信される第1接続信号や貸出機2から第1管理装置6を経由して送信される第2接続信号には、貸出機2のメモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間の情報が含まれている。第1管理装置6は、貸出機2から受信する第1接続信号により貸出機2のメモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間を特定し、メモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間が経過するまで次の信号を貸出機2に送信しない。同様に、第2管理装置9は、貸出機2から第1管理装置6を経由して受信する第2接続信号により貸出機2のメモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間を特定し、メモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間が経過するまで次の信号を第1管理装置6を経由して貸出機2に送信しない。これは、貸出機2が自らのメモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間を第1管理装置6や第2管理装置9に送信するものであり、本構成を採用することで、貸出機2のスペックが高くなったり低くなったりしてメモリ消去に要する時間やメモリ書込に要する時間が変更された場合でも、第1接続信号や第2接続信号に含める内容を変更するのみで良く、第1管理装置6や第2管理装置9の通信設定の変更量を少なくするための工夫である。又、貸出機2がメモリ消去中やメモリ書込中に第1管理装置6や第2管理装置9から信号を受信すると、貸出機2のメモリ消去やメモリ書込の動作が不安定になる虞があるが、本構成を採用することで、貸出機2のメモリ消去やメモリ書込の動作を保証することもできる。
(2)貸出機2がカード発行信号を送信する態様
図7に示すように、貸出機2は、遊技機1の返却ボタン22が操作されると、即ち予め定められた送信条件が成立すると(A11)、共通情報と残高情報と持玉情報とを含むカード発行信号を第1管理装置6に送信する。貸出機2から第1管理装置6に送信される共通情報と残高情報と持玉情報とを含むカード発行信号は、遊技に関する第1遊技情報及び第2遊技情報を含む遊技信号に相当する。
第1管理装置6は、貸出機2からカード発行信号を受信すると、カード発行信号を正常に受信したことを示す第1応答信号を貸出機2に送信し、その受信したカード発行信号から残高情報を抽出し、共通情報と対応付けて残高情報の管理を行う(B1)。貸出機2は、第1管理装置6から第1応答信号を受信すると、カード発行信号を第1管理装置6に正常に送信できたと判定し、貸出機2と第1管理装置6との通信を正常判定する(A12)。
第1管理装置6は、第1応答信号を貸出機2に送信した後に、貸出機2から受信したカード発行信号から残高情報を除き、共通情報と持玉情報とを含むカード発行信号を第2管理装置9に送信する。第1管理装置6から第2管理装置9に送信される共通情報と持玉情報とを含むカード発行信号は、遊技信号から第1遊技情報を除いた特別信号に相当する。第2管理装置9は、第1管理装置6からカード発行信号を受信すると、カード発行信号を正常に受信したことを示す第2応答信号を第1管理装置6に送信し、その受信したカード発行信号から持玉情報を抽出し、共通情報と対応付けて持玉情報の管理を行う(C1)。第1管理装置6は、第2管理装置9から第2応答信号を受信すると、カード発行信号を第1管理装置2に正常に送信できたと判定し、その受信した第2応答信号を貸出機2に送信する。貸出機2は、第1管理装置6から第2応答信号を受信すると、カード発行信号を第1管理装置6を経由して第2管理装置9に正常に送信できたと判定し、第1管理装置6と第2管理装置9との通信を正常判定する(A13)。即ち、貸出機2は、第1応答信号と第2応答信号とのそれぞれについて受信できたか否かを判定することで、第1管理装置6が残高情報を正常に受信できたか否かと第2管理装置9が持玉情報を正常に受信できたか否かとをそれぞれ個別に判定している。
ここで、第1管理装置6と第2管理装置9との間や貸出機2と第1管理装置6との間では、ノイズや断線等の影響により通信異常が発生する場合がある。以下、ノイズや断線等の影響により通信異常が発生した場合について説明する。ここでいう断線による通信異常とは、信号を送受信できない場合を含む意味であるが、ノイズによる通信異常とは、単に信号を送受信できない場合だけでなく、信号を送受信できるが当該信号に含まれる情報が書き換わってしまった場合も含む意味である。
(2−1)第1管理装置6と第2管理装置9との間で通信異常が発生した場合
図8に示すように、貸出機2は、共通情報と残高情報と持玉情報とを含むカード発行信号を第1管理装置6に送信し、第1管理装置6から第1応答信号を受信するが、第1管理装置6と第2管理装置9との間で通信異常が発生すると、第2管理装置9からの第2応答信号を第1管理装置6を経由して正常に受信しなくなる。貸出機2は、第1管理装置6から第1応答信号を受信してからの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)以上になっても第2応答信号を受信しないと、カード発行信号を第1管理装置6を経由して第2管理装置9に正常に送信できなかったと判定し、第1管理装置6と第2管理装置9との通信を異常判定する(A14)。そして、貸出機2は、先に送信したカード発行信号から共通情報と持玉情報とを抽出し、共通情報と対応付けて持玉情報をオフライン情報として第2記憶領域に記憶する(第2遊技情報を第2記憶領域に記憶する、A15)。即ち、貸出機2は、正常に送信できなかった持玉情報を抽出して第2記憶領域に記憶する。
即ち、貸出機2は、第2管理装置9からの第2応答信号を第1管理装置6を経由して正常に受信できなかった場合に、第1管理装置6と第2管理装置9との通信を異常判定するものである。貸出機2が第2管理装置9からの第2応答信号を第1管理装置6を経由して正常に受信できなかった場合としては、第1管理装置6がカード発行信号を第2管理装置9に正常に送信できなかった場合、第1管理装置6がカード発行信号を第2管理装置9に正常に送信できたが、第2管理装置9が第1管理装置6からカード発行信号を正常に受信できなかった場合、第2管理装置9が第1管理装置6からカード発行信号を正常に受信できたが、第2応答信号を第1管理装置6に正常に送信できなかった場合、第2管理装置9が第2応答信号を第1管理装置6に正常に送信できたが、第1管理装置6が第2管理装置9から第2応答信号を正常に受信できなかった場合、第1管理装置6が第2管理装置9から第2応答信号を正常に受信できたが、第2応答信号を貸出機2に正常に送信できなかった場合、第1管理装置6が第2応答信号を貸出機2に正常に送信できたが、貸出機2が第1管理装置6から第2応答信号を正常に受信できなかった場合の何れも含む。
(2−2)貸出機2と第1管理装置6との間で通信異常が発生した場合
図9に示すように、貸出機2は、貸出機2と第1管理装置6との間で通信異常が発生すると、第1管理装置6からの第1応答信号を正常に受信しなくなる。貸出機2は、カード発行信号を送信してからの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)以上になっても第1管理装置6から第1応答信号を受信しないと、第1管理装置6が貸出機2からのカード発行信号を正常に受信できなかったと判定し、貸出機2と第1管理装置6との通信を異常判定する(A16)。そして、貸出機2は、先に送信したカード発行信号から共通情報と残高情報と持玉情報とを抽出し、共通情報と対応付けて残高情報及び持玉情報を別々のオフライン情報として別々の記憶領域に記憶する。即ち、貸出機2は、共通情報と対応付けて残高情報をオフライン情報として第1記憶領域に記憶し(第1遊技情報を第1記憶領域に記憶し、A17)、共通情報と対応付けて持玉情報をオフライン情報として別の記憶領域に記憶する(第2遊技情報を第2記憶領域に記憶する、A18)。即ち、貸出機2は、正常に送信できなかった残高情報を第1記憶領域に記憶し、正常に送信できなかった持玉情報を抽出して第2記憶領域に記憶する。
即ち、貸出機2は、第1管理装置6からの第1応答信号を正常に受信できなかった場合に、貸出機2と第1管理装置6との通信を異常判定するものである。貸出機2が第1管理装置6からの第1応答信号を正常に受信できなかった場合としては、貸出機2がカード発行信号を第1管理装置6に正常に送信できなかった場合、貸出機2がカード発行信号を第1管理装置6に正常に送信できたが、第1管理装置6が貸出機2からカード発行信号を正常に受信できなかった場合、第1管理装置6が貸出機2からカード発行信号を正常に受信できたが、第1応答信号を貸出機2に正常に送信できなかった場合、第1管理装置6が第1応答信号を貸出機2に正常に送信できたが、貸出機2が第1管理装置6から第1応答信号を正常に受信できなかった場合の何れも含む。
このように、「管理装置が遊技信号を正常に受信できない通信異常」とは、遊技用装置が遊技信号を管理装置に正常に送信できなかった場合、遊技用装置が応答信号を管理装置に正常に送信できたが、管理装置が遊技用装置から遊技信号を正常に受信できなかった場合、管理装置が遊技用装置から遊技信号を正常に受信できたが、応答信号を遊技用装置に正常に送信できなかった場合、管理装置が応答信号を遊技用装置に正常に送信できたが、遊技用装置が管理装置から応答信号を正常に受信できなかった場合の何れも含む。
ここで、貸出機2が残高情報や持玉情報をオフライン情報として記憶する態様について説明する。貸出機2は、残高情報をオフライン情報として記憶する場合には、第1記憶領域の最大まで残高情報を記憶し、即ち記憶した残高情報の容量が第1記憶領域の最大値まで達すると、これ以降に残高情報を記憶しないように機能を制限する制限状態を設定する。貸出機2は、制限状態を設定すると、これ以降の玉の貸出や計数を抑制する。玉の貸出を抑制するとは、貸出ボタン21の操作を受け付けないこと(遊技者が貸出ボタン21を操作できるが、その操作に応じた玉の貸出を禁止したり制限を付したりすること)であり、玉の貸出を完全に禁止すること、貸し出す玉数を通常(制限状態を設定しないとき)よりも少なくして貸し出すこと、玉を貸し出す際の速度を通常よりも遅くして貸し出すこと等を含み、通常よりも玉を貸し出し難くする構成であれば、どのような構成を含むものである。又、玉の計数を抑制するとは、計数受皿29で受けられた玉の計数部36への流入を受け付けないこと(玉の計数部36への流入を禁止したり、玉の計数部36への流入を許可するが、計数部36にて玉の計数を禁止したり制限を付したりすること)であり、玉の計数を完全に禁止すること、玉を計数する際の速度を通常よりも遅くして計数すること等を含み、通常よりも玉を計数し難くする構成であれば、どのような構成を含むものである。
一方、貸出機2は、持玉情報をオフライン情報として記憶する場合には、第2記憶領域の最大まで持玉情報を記憶し、即ち記憶した持玉情報の容量が第2記憶領域の最大値まで達すると、処理IDを用いて最も古い持玉情報を削除し、新たな持玉情報を記憶する。このような相違は、残高情報が遊技者の入金額に基づく情報であり、遊技場の売上管理を行う上で直接的に関わる情報である一方、持玉情報が遊技結果に応じて変動する情報であり、最終的な結果を特定可能であれば大凡の管理を行える情報であることに因る。このような構成により、重要な項目である残高情報については、制限状態を設定することで、管理が行い難くなることを抑制しつつ、それほど重要でない項目である持玉情報については、制限状態を設定しないことで、遊技者が貸出機2を使用し難くなることを抑制することができる。
(3)貸出機2がオフライン情報信号を送信する態様
図10に示すように、貸出機2は、オフライン状態からオンライン状態に移行すると、又はオンライン状態で所定周期(例えば25秒)になると、即ち予め定められた再送信条件が成立すると(A21)、残高情報や持玉情報をオフライン情報として記憶しているか否かを判定する。貸出機2は、第1記憶領域を参照し、残高情報をオフライン情報として記憶していると判定すると、共通情報と残高情報とを含むオフライン情報信号を第1管理装置6に送信する。即ち、貸出機2は、予め定められた再送信条件が成立した場合に、遊技情報記憶手段が記憶する通信異常が発生した遊技情報を含む遊技信号を管理装置に送信する。
第1管理装置6は、貸出機2からオフライン情報信号を受信すると、その受信したオフライン情報信号から共通情報を抽出して処理IDを参照することで、既に受信済みのオフライン情報信号であるか否かを判定する。即ち、第1管理装置6は、今回受信したオフライン情報信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致すれば、その今回受信したオフライン情報信号が既に受信済みのオフライン情報信号である、即ち、その今回受信したオフライン情報信号に含まれている残高情報の管理を既に行ったと判定し、オフライン情報信号を正常に受信したことを示す第1応答信号を貸出機2に送信するが、その受信したオフライン情報信号から残高情報を抽出せず、共通情報と対応付けて残高情報の管理を行うことはない。一方、第1管理装置6は、今回受信したオフライン情報信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致しなければ、その今回受信したオフライン情報信号が既に受信済みのオフライン情報信号でない、即ち、その今回受信したオフライン情報信号に含まれている残高情報の管理を未だ行っていないと判定し、オフライン情報信号を正常に受信したことを示す第1応答信号を貸出機2に送信し、その受信したオフライン情報信号から残高情報を抽出し、共通情報と対応付けて残高情報の管理を行う(B1)。貸出機2は、第1管理装置6から第1応答信号を受信すると、オフライン情報信号を第1管理装置6に正常に送信できたと判定し、貸出機2と第1管理装置6との通信を正常判定し(A22)、オフライン情報として記憶している残高情報を削除する(A23)。即ち、貸出機2は、正常に送信できずに記憶しておいた残高情報を再送信により正常に送信できたと判定すると、その正常に送信できた残高情報を削除する。
又、貸出機2は、第2記憶領域を参照し、持玉情報をオフライン情報として記憶していると判定すると、共通情報と持玉情報とを含むオフライン情報信号を第1管理装置6に送信する。
第1管理装置6は、貸出機2からオフライン情報信号を受信すると、その受信したオフライン情報信号に持玉情報が含まれているか否かを判定し、持玉情報が含まれていれば、そのオフライン情報信号を第2管理装置9に送信し、持玉情報が含まれていなければ、そのオフライン情報信号を第2管理装置9に送信しない。即ち、第1管理装置6は、持玉情報が含まれていなければ、そのオフライン情報信号を第2管理装置9に送信しても、第2管理装置9が持玉情報の管理を行うことはないので、持玉情報が含まれていないオフライン情報信号を第2管理装置9に送信しないことで、不要なオフライン情報信号の送信を未然に回避する。
第2管理装置9は、第1管理装置6からオフライン情報信号を受信すると、その受信したオフライン情報信号から共通情報を抽出して処理IDを参照することで、既に受信済みのオフライン情報信号であるか否かを判定する。即ち、第2管理装置9は、今回受信したオフライン情報信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致すれば、その今回受信したオフライン情報信号が既に受信済みのオフライン情報信号である、即ち、その今回受信したオフライン情報信号に含まれている持玉情報の管理を既に行ったと判定し、オフライン情報信号を正常に受信したことを示す第2応答信号を第1管理装置6に送信するが、その受信したオフライン情報信号から持玉情報を抽出せず、共通情報と対応付けて持玉情報の管理を行うことはない。一方、第2管理装置9は、今回受信したオフライン情報信号の処理IDが既に記憶している処理IDと一致しなければ、その今回受信したオフライン情報信号が既に受信済みのオフライン情報信号でない、即ち、その今回受信したオフライン情報信号に含まれている持玉情報の管理を未だ行っていないと判定し、オフライン情報信号を正常に受信したことを示す第2応答信号を第1管理装置6に送信し、その受信したオフライン情報信号から持玉情報を抽出し、共通情報と対応付けて持玉情報の管理を行う(C1)。第1管理装置6は、第2管理装置9から第2応答信号を受信すると、オフライン情報信号を第1管理装置2に正常に送信できたと判定し、その受信した第2応答信号を貸出機2に送信する。貸出機2は、第1管理装置6から第2応答信号を受信すると、オフライン情報信号を第1管理装置6を経由して第2管理装置9に正常に送信できたと判定し、第1管理装置6と第2管理装置9との通信を正常判定し(A24)、オフライン情報として記憶している持玉情報を削除する(A25)。即ち、貸出機2は、正常に送信できずに記憶しておいた持玉情報を再送信により正常に送信できたと判定すると、その正常に送信できた持玉情報を削除する。
尚、貸出機2は、このように共通情報と残高情報とを含むオフライン情報信号を、共通情報と持玉情報とを含むオフライン情報信号よりも優先して送信する。又、貸出機2は、共通情報と残高情報とを含むオフライン情報信号を送信してからの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)以上になっても第1管理装置6から第1応答信号を受信しないと、第1管理装置6が貸出機2からのオフライン情報信号を正常に受信できなかったと判定し、貸出機2と第1管理装置6との通信を異常判定し、残高情報の記憶を維持し、次の再送信条件が成立するのを待機する。又、貸出機2は、共通情報と持玉情報とを含むオフライン情報信号を送信してからの経過時間が予め定められた時間(例えば30秒)以上になっても第1管理装置6から第2応答信号を受信しないと、第2管理装置9が第1管理装置6からのオフライン情報信号を正常に受信できなかったと判定し、第1管理装置6と第2管理装置9との通信を異常判定し、持玉情報の記憶を維持し、次の再送信条件が成立するのを待機する。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す効果を得ることができる。
貸出機2において、遊技機1の返却ボタン22が操作され、予め定められた送信条件が成立すると、残高情報及び持玉情報を含むカード発行信号を第1管理装置6及び第2管理装置9に送信するようにしたので、残高情報及び持玉情報をそれぞれ個別に含む別々のカード発行信号を送信する必要がなくなり、カード発行信号の送信回数が過度に増加することを抑制することができる。又、残高情報及び持玉情報のそれぞれについて通信異常が発生したか否かを判定するようにしたので、通信異常が発生したとしても、正常に送信できた残高情報や持玉情報を記憶する必要がなく、即ち全ての残高情報及び持玉情報を記憶する必要がなくなり、正常に送信できなかった残高情報や持玉情報のみを記憶すれば良く、通信異常が発生したことに応じて記憶する残高情報や持玉情報の量を削減することができ、その遊技情報を記憶するために用意する記憶容量を削減することもできる。更に、通信異常が発生した後に再度送信する残高情報や持玉情報の量を削減することもできる。
又、貸出機2において、通信異常が発生した残高情報や持玉情報を抽出し、その抽出した残高情報や持玉情報をオフライン情報として記憶し、オフライン状態からオンライン状態に移行し、又はオンライン状態で所定周期になり、予め定められた再送信条件が成立すると、そのオフライン情報を含むオフライン情報信号を送信するようにしたので、通信異常が発生した残高情報や持玉情報を再送することができる。
又、貸出機2において、残高情報をオフライン情報として記憶する場合には、記憶した残高情報の容量が第1記憶領域の最大値まで達すると、これ以降に残高情報を記憶しないように機能を制限する制限状態を設定し、これ以降の玉の貸出や計数を抑制するようにしたので、遊技場の売上管理を行う上で直接的に関わる情報であり、重要な項目である残高情報については、制限状態を設定することで、管理が行い難くなることを抑制することができる。一方、持玉情報をオフライン情報として記憶する場合には、記憶した持玉情報の容量が第2記憶領域の最大値まで達すると、処理IDを用いて最も古い持玉情報を削除し、新たな持玉情報を記憶するようにしたので、遊技結果に応じて変動する情報であり、最終的な結果を特定可能であれば大凡の管理を行える情報であり、それほど重要でない項目である持玉情報については、制限状態を設定しないことで、遊技者が貸出機2を使用し難くなることを抑制することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。尚、以下に列挙する各変形例を適宜組み合わせても良い。
本実施形態では、遊技機1として玉を払い出すパチンコ遊技機が設置された遊技場に適用した構成を例示したが、パチンコ遊技機とは異なる遊技機が設置された遊技場に適用しても良く、例えば玉が封入されており、得点(遊技価値)を消費して玉を発射する封入式パチンコ遊技機が設置された遊技場や、スロットマシンが設置された遊技場に適用しても良い。
本実施形態では、貸出単価が4円である場合を例示したが、貸出単価が2円や1円であっても良い。又、遊技機がスロットマシンであれば、貸出単価が20円や5円であっても良い。
本実施形態では、記録媒体としてICカードを使用する構成を例示したが、ICカードとは異なる記録媒体を使用しても良く、例えばコイン型の記録媒体やスティック型の記録媒体を使用することも可能である。
本実施形態では、第1管理装置6と貸出機2とがLAN5を介して有線接続されている構成を例示したが、第1管理装置6と貸出機2とが無線接続される構成でも良い。
本実施形態では、遊技用装置として玉を貸し出す貸出機2を例示したが、遊技用装置としてメダルを貸し出す貸出機、遊技情報を表示する情報表示装置3、ICカードを受け付けて残高の精算を行う精算機等を採用しても良い。即ち、遊技用装置は、遊技に関する第1遊技情報及び第2遊技情報を含む遊技信号を送信する構成であれば任意に変更しても良い。又、遊技場に設置されている全ての貸出機2を対象としても良いし、遊技場の特定のエリアに設置されている一部の貸出機2を対象としても良い。即ち、遊技場の全体で電波環境の優劣に偏りがあるような状況であれば、ノイズが発生し易いエリアに設置されている貸出機2のみを対象としても良い。対象とする貸出機2を、ノイズが発生し易いエリアに設置されている貸出機2のみと限定することで、第1管理装置6や第2管理装置9の負荷を軽減することができる。
本実施形態では、第1遊技情報として残高情報を例示し、第2遊技情報として持玉情報を例示したが、各遊技情報を任意に変更しても良い。例えば第1遊技情報をアウトとし、第2遊技情報をセーフとしても良い。
本実施形態では、管理装置として第1管理装置6と第2管理装置9とを設ける構成を例示したが、一の管理装置で残高情報と持玉情報との両方の管理を行う構成としても良い。又、管理装置として複数のCPUを有する一の管理装置を採用し、一のCPUで残高情報の管理に関する処理を行い、別のCPUで持玉情報の管理に関する処理を行う構成としても良い。その場合、一の管理装置の内部において、第1管理装置6が行う処理と同等の処理を一のCPUで行い、第2管理装置9が行う処理と同等の処理を別のCPUで行う構成としても良い。
本実施形態では、貸出機2において、第1管理装置6から応答信号を受信すると、遊技情報を正常に送信できたと判定する一方、第1管理装置6から応答信号を受信しないと、遊技情報を正常に送信できなかったと判定する構成を例示したが、遊技情報を正常に送信できたか送信できなかったかの判定方法を任意に変更しても良い。貸出機2において、例えば遊技情報の未受信を特定可能な未受信信号を第1管理装置6から受信することで、遊技情報を正常に送信できなかったと判定する構成としても良い。
本実施形態では、オフライン情報信号を送信する場合に、残高情報を含むオフライン情報信号を、持玉情報を含むオフライン情報信号よりも優先して送信する構成を例示したが、これとは反対に、持玉情報を含むオフライン情報信号を、残高情報を含むオフライン情報信号よりも優先して送信する構成としても良い。
本実施形態では、残高情報をオフライン情報として記憶する場合には、記憶した残高情報の容量が第1記憶領域の最大値まで達すると、これ以降に残高情報を記憶しないように機能を制限する制限状態を設定する構成を例示したが、記憶した残高情報の容量が第1記憶領域の最大値まで達しても制限状態を設定しない構成としても良い。又、持玉情報をオフライン情報として記憶する場合には、記憶した持玉情報の容量が第2記憶領域の最大値まで達しても制限状態を設定しない構成を例示したが、記憶した持玉情報の容量が第2記憶領域の最大値まで達すると、これ以降でも貸出機2を利用可能であるが、これ以降に持玉情報を記憶しないように機能を制限する制限状態を設定する構成としても良い。又、制限状態において制限する機能を変更しても良く、例えば遊技者が一切の機能を使用できないようにする構成や残高に基づく貸出を制限するが計数を制限しない構成等としても良い。
本実施形態では、オフライン情報信号を正常に送信すると、正常に送信できたオフライン情報信号に含まれていたオフライン情報を削除する構成を例示したが、正常に送信できたオフライン情報信号に含まれていたオフライン情報を削除せずに記憶した状態で、通信異常が発生した場合に、そのオフライン情報を上書きする構成としても良い。このような構成では、未送信の残高情報のオフライン情報で第1記憶容量が最大になった場合に制限状態を設定すれば良い。
本実施形態では、未送信の残高情報をオフライン情報として記憶する第1記憶領域と、未送信の持玉情報をオフライン情報として記憶する第2記憶領域とを別々とし、残高情報と持玉情報とをそれぞれオフライン情報として記憶する記憶領域を個別に設ける構成を例示したが、それぞれをオフライン情報として記憶する記憶領域を纏めて設ける構成としても良い。
本実施形態では、オフライン状態からオンライン状態に移行した、又はオンライン状態で所定周期(例えば25秒)になった場合に、再送信条件が成立したと判定し、オフライン情報信号を送信する構成を例示したが、オフライン情報信号を送信するタイミングを任意に変更しても良く、例えば遊技場の従業員が手動操作を行ったタイミングや貸出機2が再起動したタイミングでオフライン情報信号を送信する構成としても良い。
本実施形態では、オフライン情報を含むオフライン信号の送信を所定周期(例えば25秒)で行う構成を例示したが、正常に送信できなかったオフライン情報を区別して送信する構成にしても良い。例えば貸出機2において、通常のオフライン情報信号を送信する所定周期(例えば25秒)よりも長い周期(例えば5分)で、正常に送信できていないオフライン情報を記憶していることを示す通知信号を第1管理装置6に送信し、第1管理装置6において、その通知信号を受信すると、現在の処理負荷の大きさを特定し、その特定結果に応じて処理可能な受信できていないオフライン情報の件数を示す通知信号を貸出機2に送信する。即ち、第1管理装置6において、現在の処理負荷が比較的大きく、オフライン情報を受付ける処理の余裕度が比較的小さい場合には、処理可能な受信できていないオフライン情報の件数を比較的少なく(例えば1件)して通知信号を貸出機2に送信し、一方、現在の処理負荷が比較的小さく、オフライン情報を受付ける処理の余裕度が比較的大きい場合には、処理可能な受信できていないオフライン情報の件数を比較的多く(例えば10件)して通知信号を貸出機2に送信する。その後、貸出機2において、第1管理装置6から通知信号を受信すると、その通知信号により特定される件数のオフライン情報を含むオフライン情報信号を送信しても良い。このような構成によれば、第1管理装置6に短期間において極端な処理負荷がかかることを抑制しつつ、オフライン状態において貸出機2が実行した処理の管理を行うことができる。
第1管理装置6において、例えば断線等により信号線が物理的に接続されていない場合とノイズ等により信号線が物理的に接続されているが信号の送受信ができない場合とを区分し、カード発行信号の未送信の履歴を記憶しても良い。即ち、第1管理装置6において、信号線が第2管理装置9と物理的に接続されていない場合には、カード発行信号を第2管理装置9に送信しておらず、カード発行信号が第2管理装置9に受信されている可能性がないので、そのカード発行信号を送信できなったときの処理IDを未送信の履歴として記憶する。一方、第1管理装置6において、信号線が第2管理装置9と物理的に接続されているが信号の送受信ができない場合には、カード発行信号を第2管理装置9に送信しており、カード発行信号が第2管理装置9に受信されている可能性があるので、カード発行信号を送信できなかったときの処理IDと、カード発行信号を送信できたが第2応答信号を受信できなかったときの処理IDとを区分して未送信の履歴として記憶し、カード発行信号を送信できたが第2応答信号を受信できなかったときの処理IDが第2管理装置9に記憶されていれば、第2管理装置9から第2応答信号を受信できていないが第2応答信号を貸出機2に送信しても良い。即ち、第1管理装置6から第2管理装置9にカード発行信号を送信できた場合、第2管理装置9から応答信号を受信していなくとも、第1管理装置6から第2管理装置9にカード発行信号が正常に送信できたものと第1管理装置6が判定し、第1管理装置6が第2応答信号を貸出機2に送信しても良い。
オフライン情報信号についても同様であり、第1管理装置6において、例えば断線等により信号線が物理的に接続されていない場合とノイズ等により信号線が物理的に接続されているが信号の送受信ができない場合とを区分し、オフライン情報信号の未送信の履歴を記憶しても良い。即ち、第1管理装置6において、信号線が第2管理装置9と物理的に接続されていない場合には、オフライン情報信号を第2管理装置9に送信しておらず、オフライン情報信号が第2管理装置9に受信されている可能性がないので、そのオフライン情報信号を送信できなったときの処理IDを未送信の履歴として記憶する。一方、第1管理装置6において、信号線が第2管理装置9と物理的に接続されているが信号の送受信ができない場合には、オフライン情報信号を第2管理装置9に送信しており、オフライン情報信号が第2管理装置9に受信されている可能性があるので、オフライン情報信号を送信できなかったときの処理IDと、オフライン情報信号を送信できたが第2応答信号を受信できなかったときの処理IDとを区分して未送信の履歴として記憶し、オフライン情報信号を送信できたが第2応答信号を受信できなかったときの処理IDが第2管理装置9に記憶されていれば、第2管理装置9から第2応答信号を受信できていないが第2応答信号を貸出機2に送信しても良い。即ち、第1管理装置6から第2管理装置9にオフライン情報信号を送信できた場合、第2管理装置9から応答信号を受信していなくとも、第1管理装置6から第2管理装置9にオフライン情報信号が正常に送信できたものと第1管理装置6が判定し、第1管理装置6が第2応答信号を貸出機2に送信しても良い。このとき、貸出機2において、第2管理装置9から第2応答信号を受信すると、オフライン情報として記憶している持玉情報を削除する。